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英語版(English): 【Your Name】The spoiler and pilgrimage sites of "Your Name"
韓国語版(Korean、한국어 버전): 【너의 이름은。】의 스포일러와 줄거리 성지순례 정리
本記事は実際に映画『君の名は。』を一度は観たことがある方向けに執筆しています。
記事内では映画『君の名は。』の聖地巡礼地紹介として、映画に出て来るシーンの画像と、その舞台となった実在している場所の写真を比較しながら記載しています。
映画のおさらいをしてより感情移入して頂けるように、『君の名は。』の映画作品自体の解説や作品紹介、ストーリーやあらすじの解説もしています。
ネタバレ要素も大いに含みますので、まだ『君の名は。』をご覧頂いていない方は、聖地巡礼地の解説である記事の中盤以降からご覧になるか、以下の目次を確認して読み進めたい箇所のみをピックアップしてご覧ください。
「まだ映画は観ていないけど、それでも大丈夫!」という方は、是非ともこのまま読み進めていってください。
また、後半では新海誠監督の関連作品の紹介や、ストーリーあらすじの解説もしています。
「君の名は。」をきっかけに新海誠監督のファンになられたという方は、是非次の鑑賞作品選びのご参考になさってください。
また、その他記事で解説して欲しい内容に加えて、「君の名は。」や新海誠監督作品映画のレビューや口コミ等ございましたら、是非 TABI CHANNEL編集部 までお気軽にご連絡ください。
記事前半は作品紹介に加えて、あらすじや映画ストーリーの詳細な解説も行っています。
ほとんどがネタバレになりますので、映画をまだご覧になっていない方は、聖地巡礼地の解説である記事の中盤以降からご覧ください。
また、上記のマップにピンを立てている場所が今回ご紹介する「君の名は。」の舞台となった聖地巡礼スポットです。
新海誠監督の映画作品の醍醐味の1つと言えば、「映像技術の繊細さ」があげられると思います。
アニメとは思えないほどリアルな映像は、単純に物凄く綺麗ですし、見ているとその美しさにうっとりとしてしまうことすらありますよね。
本記事以外にも『君の名は。』の細かい聖地巡礼スポットはたくさんありますが、今回は読者のためにも実際に現地へ足を運んだときに”周りやすい”という観点からご紹介していければと思います。
写真については、筆者が実際に撮影して周った順に掲載をしています。空の色に注目してご覧下さればその意味がわかるかと思います。
『君の名は。』のネタバレありのあらすじと解説1:三葉の都会に対する憧れ
『君の名は。』のネタバレありのあらすじと解説2:三葉と瀧に生じる入れ替わり現象
『君の名は。』のネタバレありのあらすじと解説3:入れ替わり現象の終わり
『君の名は。』のネタバレありのあらすじと解説4:瀧が知った三葉の真実
『君の名は。』のネタバレありのあらすじと解説5:瀧と三葉の奇跡の入れ替わり
『君の名は。』のネタバレありのあらすじと解説6:三葉と入れ替わった瀧による糸守町の防衛作戦
まずは君の名は。のあらすじと概要をおさらいしておきましょう!
新海誠が監督と脚本を務めた長編アニメーション映画で、2016年8月26日に全国約300館で公開されました。
前作の『言の葉の庭』は全国23館での公開だったので、力の入れ具合が如実に出ている作品です。
映画の概要は、東京・四ツ谷に暮らす男子高校生の立花瀧と、岐阜・飛騨に暮らす女子高校生の宮水三葉との間に生じた入れ替わり現象を通じて、見知らぬ者同士が導かれ引き合う様子を、約1000年に一度の彗星の大接近と関連させて繊細に描いた作品です。
キャラクターデザインには『とらドラ』(2008年~2009年)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年)、『心が叫びたがってるんだ。』(2015年)を担当していた田中将賀(たなかまさよし)、作画監督には『もののけ姫』(1997年)、『千と千尋の神隠し』(2001年)、『パプリカ』(2006年)を担当していた安藤雅司(あんどうまさし)がつき、これ以上ないと言えるぐらいの豪華な制作陣で挑んだ珠玉の作品です。
このような背景から、『君の名は。』は映画公開前から話題を呼び注目を集めていました。
公開後は予想を上回る大ヒットとなり、公開52日で累計興行収入は150億円を突破し、歴代の累計興行収入ランキングでは、ジブリ映画である『崖の上のポニョ』に次いで11位となっています。
同時に日本アニメとして、宮崎駿が手がけた『風立ちぬ』以来、ジブリ映画で初めて100億円を超える記録を打ち立てました。
ここでは君の名はの概要程度のあらすじよりもっと深く内容について記載をしますので、ネタバレ要素しかありません。
まだ本編を見ておらず「ネタバレだけは勘弁」という方は飛ばして読み進めてください。
それでは、君の名はの順を追って記載していきます。
岐阜の山奥にある糸守町に住む高校生の宮水三葉は、地元周辺に何も目新しいものがなく田舎であることに嫌気がさしていました。
宮水神社の家系に生まれた三葉は、巫女をやりながら退屈な高校生活を過ごし、何でもある大都会の東京に想いを馳せていました。
とある日三葉が目を覚ますと、一緒に住んでいる祖母の一葉と妹である四葉に、昨日の三葉の様子がおかしかったことを言われます。
三葉は昨日のことを全く覚えていませんでしたが、学校に行くと同級生で仲の良いテッシーとさやかにも昨日は様子がおかしいかったということを言われました。
周囲にそうは言われるものの何も思い出せず、学校でノートを開くとそこには思いも寄らない言葉が記されていました。それは「お前は誰だ?」という文字です。
真相は謎に包まれたまま、三葉は宮水神社の巫女行事である口噛み酒をすることになります。
君の名はで描写される口噛み酒とは、まずお米を口の中に入れて噛み、それを容器に吐き出して放置して自然にできるお酒のことです。
神事で口噛み酒を行い、それを神様にお供えします。
口噛み酒を作る際はお米以外にも芋類や穀物などデンプンを含むものであれば良く、口の中に入れて噛むことにより唾液の中に含まれているアミラーゼと呼ばれる物質がデンプンを糖化させます。
それを吐き出して放置しておくと野生酵母が糖を発酵させてアルコールを作るという仕組みです。
余談ですが、ネット上では「三葉の口噛み酒を飲みたい!」と言った声がたくさん上がっていました。
話は戻りますが、宮水神社の神事で口噛み酒をしている模様を、たまたま見ていた同級生の子達に見られて反感を買われてしまったりします。
上記の説明を読んで頂ければおわかり頂けるかと思いますが、思春期の三葉にとって口噛み酒をしているところを見られるのは嫌な気持ちになってしまいますよね。
そんな堪え難い経験をした三葉は、より一層と東京に憧れを抱くようになり、東京でイケメン男子に生まれればもっと人生が楽しくなると思っていました。
またとある日に三葉が目を覚ますと、そこにはいつも自分が見ているものとは違った光景が広がっていました。
すぐに気付いたのは自分の体の変化についてです。
あるはずの胸がなく、あるはずのないものが下半身に付いています。
鏡を見ると、そこには三葉の姿はなく男性の姿が映っていました。
三葉は東京に住むイケメン男子に生まれ変わりたいと思っていたことから、あまりにもリアルであるものの、これは夢だと思うようにしました。
何とか入れ替わった男性が通う高校にたどり着き、友達とランチやカフェに行き、夜はアルバイトをしてなんとか思い描いていたけれど慣れない東京での高校生活を送っていました。
一方、三葉ともう1人の主人公である立花瀧もまた不思議な体験をしていました。
とある日に瀧が目を覚ますと、そこにはいつも見ていた光景はなく、体には胸があって下半身にあるはずのものがありませんでした。
普段はまったく触ることのない今は自分の体だが、女性の体を瀧が触っていると、1人の女の子が突然部屋を開けてきて気持ち悪がられてしまいました。
この女の子は三葉の妹である四葉です。そう、瀧と三葉の体は入れ替わってしまったのです。
先述した三葉が昨日のことを全く覚えていないというような出来事や「お前は誰だ?」とノートに書いたのは、三葉の体と入れ替わった瀧の仕業だったのです。
これを機に週に2〜3回ほど就寝すると三葉と瀧には入れ替わり現象が起こるようになりました。
最初は夢だと思っていたものの、それが現実のことだと認識していきます。
入れ替わりが起きた後も互いに上手く普段通りの生活を送れるように約束事などを取り決めました。
その上で2人は入れ替わった後の生活を楽しむようになり、三葉は瀧と入れ替わった後に瀧のバイト先の奥寺先輩と仲良くなり一緒によく遊ぶようになります。
ちなみに、瀧は奥寺先輩のことが好きでしたが上手く近づくことはできていませんでした。
三葉と入れ替わった瀧は持ち前の運動神経を活かして同級生の間から人気を集めるようになります。
瀧が目を覚ますと奥寺先輩からメールが来ていた。
内容は奥寺先輩と瀧が今日デートをすることになっているということ。
実は瀧と入れ替わった三葉が、仲良くなった奥寺先輩とデートの約束をしていたのです。
そのデート日に、奇しくもまた入れ替わりが起きて互いに本当の体に戻ってしまいました。
実際の瀧はというと女の子慣れしておらず、ましてや好意を寄せる奥寺先輩をエスコートすることなんてできません。
瀧と入れ替わった三葉が好きな奥寺先輩は、デートを通して瀧に対する好意も失せて、デート自体は最悪なものとなってしまいます。
その後、瀧は気にかけていた三葉の携帯に電話をするも、一向に繋がることはありませんでした。
反対に瀧と奥寺先輩のデートを心配に思っていた三葉は、居ても立っても居られない状態になって、ついには学校を休んで東京に行く決意を固めてしまいます。
東京行って瀧を探す道中、たまたま電車内で瀧と出会うことができた三葉ですが、瀧はまったく三葉のことを知らない様子でした。
ショックに感じた三葉は、瀧との別れ際に自身の髪に付けていた組紐を渡します。
それを機に、三葉と瀧の現象はピタリと止んでしまうのです。
なぜ瀧が三葉のことを知らなかったかというと、瀧と三葉の生きていた時間には差があったのです。
入れ替わり現象が起きていた時、三葉は2013年を生きていましたが、瀧は2016年を生きていたのです。
そのために、2013年にしか三葉と出会っていないために、2016年では三葉を見ても誰かわかりませんでした。
反対に、瀧が三葉の携帯に電話をかけていたときに繋がらなかったのも、入れ替わりが時空を超えていたと考えれば納得できると思います。
2016年を生きている瀧が2013年を生きている三葉に電話をかけても繋がるはずはありません。
入れ替わりがなくなってからというもの、瀧は三葉と入れ替わっていたときに見ていた岐阜の景色をひたすらに書き続けていました。
部屋中に紙が散乱するほどに無心で書き続け、何枚の絵を持って東京を出ることにします。
電話もしても繋がらず、入れ替わりもなくなった三葉のことが気になり、実際に三葉に会いに行くことにしたのです。
そんな瀧を放っておくことはできなかった高校の親友である司と奥寺先輩も一緒に付いて行くことになります。
瀧は自分の記憶だけを頼りに書いた絵をヒントにひたすら岐阜の飛騨を探し回りますが、まったく有力な情報を得ることができません。
休憩がてらたまたま入店した高山ラーメン屋の店主が、瀧の絵を見てその風景を知っていると話しかけてくれました。
しかし、店主に衝撃の事実を伝えられることとなります。
店主いわく、瀧が書いた風景は糸守町というところで、3年前の2013年にティアマト彗星の破片が落下して糸守町ごと消滅したと言うのです。
信じられない情報を聞いた瀧は、ティアマト彗星が糸守町に落下したことに関連する資料を図書館で漁りました。
とある資料にはさらに衝撃的な内容が書かれていました。
それは、3年前のティアマト彗星は本当に糸守町に落下したということ、500人以上にもおよぶ犠牲者が出たということ、犠牲者の中には三葉・テッシー・さやかがいるということ。
三葉は3年前の事故によって既に亡くなっていたのです。
三葉の真実を知った瀧は、一緒に岐阜・飛騨に来ていた司と奥寺先輩を東京に帰し、単身である場所に向かいます。
そのある場所とは宮水神社のご神体がある祠です。
三葉の体と入れ替わっていた頃、四葉と一緒に祖母の一葉に連れて行ってもらい、口噛み酒を奉納した場所でした。
また、そこはこの世とあの世の境であるということを一葉に教えてもらった場所でした。
祠で口噛み酒を飲めばまた三葉と入れ替わることができると考えた瀧は、実際に口噛み酒を飲みます。
飲んだ瞬間は何も起こらず、立ち上がってすぐに足を滑らせ倒れてしまいます。
瀧が目を覚ますとそこは倒れたはずの場所ではなく、見慣れた光景がありました。四葉が起こしに来たのです。
こうして瀧はまた三葉と奇跡の入れ替わりをすることができました。
そして三葉と入れ替わった瀧が目覚めた日は、ティアマト彗星が落下してくる日でした。
瀧が三葉と意図的に入れ替わった理由は、ティアマト彗星の落下事件から三葉をはじめ糸守町を救うためです。
未来のことを知っている瀧は、三葉の体で四葉や一葉を中心に彗星落下のことを伝えて避難するように伝えますが、誰も信じてくれません。
しかし、同級生で親友のテッシーとさやかは半信半疑で協力してくれることになりました。
みんなでとある作戦を立てたのですが、それは糸守町にある発電所を爆破させて電波を乗っ取り、さやかが学校から町内全域に緊急放送を流すというものでした。
作戦は実行されるものの上手くはいかず、本物の三葉であればこのようなときどうするだろうかと考えた瀧は、作戦の実行中に瀧自身の体が眠っている祠に向かうことにします。
一方の三葉は瀧の体で祠にて目を覚ますことになります。
祠を出た瀧と入れ替わった三葉は、自分の目の前に広がっている信じられない光景に目を奪われました。
それは、糸守町が彗星落下によって跡形も無くなっているということです。
三葉は2016年の瀧の体で目覚めたのです。
するとどこからともなく瀧の声が聞こえてきました。声は近くに聞こえるものの、まったく姿形は見えません。
そうこうしているうちに黄昏時になり、2人の生きている時代が重なって瀧と三葉は初めて実際に対面することができます。
黄昏の間に、瀧は三葉に糸守町を守ってほしいという旨と三葉に対する想いを伝えました。
お互いの名前を忘れないように、2人は互いの手に自分たちの名前を書き合い、瀧が三葉の手にあることを書き、三葉が瀧の手に名前を書いている途中で黄昏時は終わってしまいます。
目を覚ました三葉は元の姿に戻っており、瀧の意志を受け継いで糸守町を救おうと動きます。
ただ、先ほどまで夢で会っていたような誰かの名前を既に忘れかけていました。
入れ替わりが終わってから三葉が持つ瀧に対する記憶はほぼ消えかけており、ふと手を見るとそこには「スキだ」という文字だけが書かれていた。
それが何で書いてあるかもわからないまま、ティアマト彗星が落下してきてしまい、糸守町は失われてしまいます。
ふと目覚めた瀧は飛騨の山奥にいました。
自分がなぜここにいるのか、一緒に来たはずの司と奥寺先輩がなぜここにいないのか理解できませんでした。
入れ替わりが終わったために、三葉に関連する記憶がほとんど失われていたのです。
月日が経つこと5年、瀧はずっとある事件について気になっていました。
それは「ティアマト彗星の落下事件」です。
8年前にとある町に彗星が落下して町は失われたものの、その直前に町長の指示で避難訓練が行われており、奇跡的に町民は助かったという話です。
気にかかるくらいで、自分がなぜそれを気にかけているのかも瀧は特にわかりませんでした。
就職活動に追われていた瀧がたまたま乗った電車の向かいのホームに、会ったこともないけどなぜか見覚えのある女性がいました。
反対にその女性も何かに気が付いた様子でこちらを見てきます。
2人はすぐさまその駅を飛び出しお互いを探し始めます。
やっと見つかったけど、知らない人、だけどなんだか知っている気がする人。
最後にお互いにこう言葉を掛け合います。
「君の名前は?」
そうです、最後に瀧と出会えた相手は三葉でした。
入れ替わり現象によって三葉は生き延び、最後は瀧と出会うことができたというハッピーエンドで幕を閉じます。
~二人の主人公~
本作の主人公で、東京は新宿区若葉という都会に暮らす男子高校生です。
父親とマンションに2人暮らしで、家からは東京タワーが見えます。
高校の同級生である藤井司・高木真太と3こ1のような関係で、3人で学校の屋上で楽しくランチをしたり、一緒にカフェに行って近況を語り合ったりと、仲良しな姿が描かれています。
学校以外のところでは、イタリアンレストランである「IL GIARDINO DELLE PAROLE」でアルバイトをしていて、バイト先の先輩である奥寺ミキに密かに好意を寄せているものの、なかなか思うように声を掛けることができません。
趣味は絵を描くことで、美術や建築関係に強い興味関心を抱いており、将来的にはそれに関係する仕事に就きたいと考えています。
ある日突然、瀧は宮水三葉と身体が入れ替わってしまい物語は進んでいきます。
俳優である神木隆之介はその他にも、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』に出てくる「坊」・『ハウルの動く城』に出てくる「マルクル」・『借りぐらしのアリエッティ』に出てくる「翔」、さらには細田守監督の『サマーウォーズ』に出てくる主人公「小磯健二」の声優を担当しています。
実績を見るからに、もはや俳優ではなく俳優兼声優といっても過言ではないものすごい出演経歴です。
元々、新海誠映画の大ファンだったこともあり、特に『君の名は。』では力の入っている印象を受けます。
瀧が三葉と入れ替わる時には女性的な声も出さないといけない難しい役柄だったと思いますが、違和感なく見ることができてさすがだなと思いました。
瀧と同じく本作の主人公で、岐阜は糸守町という田舎に暮らす女子高校生です。
妹の四葉と宮水神社の巫女を務めており、家計は代々神社の神主を営んでいます。
父の俊樹は宮水神社の神職を経て糸守町の町長となっており、三葉は父の選挙活動や田舎での生活に不満を感じていて、東京に憧れを抱いています。
母の二葉は既に自己免疫疾患により病死してしまっているため、母代わりに祖母である一葉が三葉と四葉を育ててきました。
手先が器用で料理や裁縫もそつなくこなし、女子力が高くてなおかつ容姿も可愛いため、好きなキャラクターにしている男性も多いのではないでしょうか。
女優である上白石萌音は、2011年開催の東宝シンデレラオーディションで審査員特別賞を受賞したことをきっかけに芸能界入りしました。
初主演を務めた映画『舞妓はレディ』のオーディションでは、監督である周防正行から「平成のオードリー・ヘップバーン」とまで言わしめた逸材です。
声優活動では、本作以外にも細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』に出てくる「毛野」を担当したことがあります。
~瀧を取り巻く主な人間関係~
イタリアンレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」でアルバイトをしている瀧の先輩です。
美人な女子大生かつおしゃれで、瀧を含むバイト先の男性陣からの人気が高いです。
三葉と入れ替わった瀧に好意を寄せるようになりますが、結局は瀧本人のことが好きなわけではないので、瀧の三葉の入れ替わりが戻ると2人の関係は上手くいきません。
奥寺先輩が好きな瀧と、三葉と入れ替わった瀧が好きな奥寺先輩の複雑な関係も1つの見所です。
声優は大人気女優の長澤まさみ(ながさわまさみ)が担当しています。
瀧と同じ高校に通う同級生で、瀧と同様に建築に興味があり、カフェにいっても内装を気にしたりします。
一見すると、メガネをかけているということもありクールなキャラかなと思うかもしれないですが、人当たりがよく世話好きで優しいです。
瀧が三葉を探すために単身で旅に出ようとしたときには、親へのアリバイ工作のために司にアルバイトのシフトを肩代わりしましたが、司はそれを真太に預けて奥寺先輩と一緒に瀧に付いて行きました。
声優は青二プロダクション所属の島崎信長が担当しています。
瀧や司と同じ高校に通う同級生であり、いつも瀧と司と3人で行動しています。
さっぱりとした性格をしていて、趣味は放課後にカフェ巡りをすることです。
瀧が三葉を探しにいったときは司にアルバイトのシフトを肩代わりするように頼みましたが、司はそれを真太に預けています。
おそらく、真太がいなければ瀧は三葉を探しにいくことはできなかったでしょう。
声優はプロ・フィット所属の石川界人が担当しています。
~三葉を取り巻く主な人間関係~
三葉の妹であり、小学4年生ながらとてもしっかりしています。
寝坊しがちな三葉を毎朝起こすことが日課となっていて、三葉と入れ替わった瀧が三葉の胸を触る象徴的なシーンなど、おかしな行動を目撃しています。
新海誠映画の中では珍しくコメディ要素が描かれており、劇中の館内では笑い声がたくさん聞こえました。
また、四葉は口噛み酒や組紐など、三葉と一緒に宮水神社の家業も頑張って手伝っています。
三葉の口噛み酒を町の特産品にしようとしたところから、商売っ気のある子なんだなと思いました。
声優は子役出身の谷花音(たにかのん)が熱演しています。
三葉と四葉の祖母で、宮水神社の神主です。
先述した娘である二葉を自己免疫疾患で亡くしてしまい、二葉の夫である俊樹は家を出て行き町長になってしまったため、女手一つで三葉と四葉を育てました。
ときに優しくときに厳しく、三葉と四葉に語りかける姿が印象的です。
中でも組紐と関連付けて語っていた「ムスビ」の話が頭に残っている方もいるのではないでしょうか。
糸を繋げることもムスビ、人を繋げることもムスビ、時間が流れることもムスビ、ぜんぶ同じ言葉を使う。それは神様の呼び名であり、神様の力や。ワシらの作る組紐も、神様の技、時間の流れそのものを顕しとる。
途中から三葉が何者かと入れ替わっていることに気付いており、自分自身もそのような入れ替わりを経験したと劇中で語っています。
声優は女優の市原悦子が演じており、語りかけるような口調が耳に気持ちよく残ります。
三葉の高校の同級生であり親友で、あだ名は「テッシー」と言われています。
三葉のことが気になってはいるものの、後述する名取早耶香から好意を寄せられており、絶妙な三角関係になっています。
父親は建築関係の仕事をしていて三葉のお父さんを懇意にしているため、テッシーは複雑な心境です。
理由は三葉が自身の父親のことを良くは思っていないからです。
特徴としてはオカルトマニアと機械オタクというところです。
瀧と入れ違った三葉とは、中身が男ということからだと思いますが、ウマが合うことが多くなってきます。
声優はソニー・ミュージックアーティスツ所属のモデルである成田凌(なりたりょう)が担当しています。
三葉とは幼馴染であり、三葉とテッシーと同じ高校の同級生で、あだ名は「サヤちん」です。
3人は親友で非常に仲良しで、よく3人で一緒にお弁当を食べながら語り合っています。
常識人であり、学校では放送部に所属しています。
先述したテッシーに好意を寄せているものの、三葉のことを気にかけているテッシーを見て、複雑な気持ちを持っています。
見ているとちょっと切ない気持ちになりますね。
三葉と同じく、地元の田舎感に嫌気がさしており、都会での暮らしに多少なりとも憧れを抱いています。
声優はプロ・フィット所属の悠木碧(ゆうきあおい)が担当しています。
~ゲスト出演~
お気付きでしたでしょうか?
新海誠の前作『言の葉の庭』のヒロインであるユキノ先生(雪野百香里)が、三葉の高校の古文の先生をやってるではありませんか!
特に何の根拠もなく「ユキちゃん先生とユキノ先生は同一人物だ!」と思ってテンションが爆上がりしていた筆者でしたが、ユキちゃん先生の声優が花澤香菜(『言の葉の庭』のユキノ先生と同じ)であることを踏まえ、同一人物でほぼ間違いないと確信しています。
ちなみに、『君の名は。』を観るにあたって『言の葉の庭』を観ていないからといって何も影響はありません。
単純にゲスト出演でテンションが上がるかどうかの違いぐらいでしかないと思います。
こちらが、『言の葉の庭』のヒロインである雪野先生です。
『君の名は。』のユキちゃん先生と比較しても、同一人物に見えますよね。
なぜ三葉のいる糸守町でユキノ先生が古文を教えているかは謎に包まれています。
映画パンフレットには、そのことについて下記のように言及されています。
「彼女がなぜ糸守にいるのか、そもそもこれが『言の葉の庭』の雪野のその後なのかは観る人の想像次第。物語の中に、また別のさまざまな物語も隠されている」
あくまで『君の名は。』のユキちゃん先生と『言の葉の庭』のユキノ先生が同一人物ということは公式には明言されていません。
観る人の想像次第とは、新海誠もなかなか粋な演出をしますよね。
こちらの解説や考察に関しては、新海誠監督や君の名は関連の公式サイトが発言しているものではなく、筆者自身の個人的な意見です。
1人の君の名はファンの意見として参考程度に留めてください。
入れ替わりが起きる最大の理由は、糸守町をティアマト彗星の落下から守るためだと考えられます。
まず、三葉に起きた入れ替わり現象は母の二葉にも祖母の一葉にも起きていました。
宮水家の女性には代々入れ替わりの能力があったのです。
糸守湖は1200年も前に彗星落下によって生まれた湖で、彗星は約1000年に一度大接近(落下する可能性がある)するとされています。
最初の彗星落下が起きた時に、次に備えて先代の人が築いた能力なのでしょう。
語り継ぐだけでは仮に彗星が落下するという事実を防ぐことはできないため、もしも彗星が落下したら未来の人の力を借りて助けてもらう必要性が出てきます。
そのため、”未来の人と入れ替わる”という能力が生まれたのだと考えることができます。
再び彗星落下を予言するかのごとく、三葉が口噛み酒を奉納した洞窟の壁には彗星の絵が描かれています。
これは過去の惨劇を伝えるのと同時に、未来へのメッセージを残したものだったのかもしれません。
宮水で行われていたお祭りは、何のために行われてきたかの詳細な言及はありませんでした。
一葉が言うには、200年前に山崎繭五郎のお風呂場から火事(繭五郎の大火)が起き、宮水家周辺は焼け野原になってしまったとのこと。
このときに宮水家のお宮や古文書もなくなってしまったため、お祭りは何のためにやっているからわからず形骸化してしまったようです。
しかし、一葉は文字(古文書)は消えても伝統は消してはいけないと言っています。
ティアマト彗星の落下がまさに宮水のお祭りの日だったので、本来の祭事の意味は「彗星落下の日」を指し示す行事だと思われます。
彗星が落下した日を後世に忘れず伝えられるよう、祭事として先祖が定着させていたものが、繭五郎の大火によって意味合いだけが忘れ去られてしまったものだと考えられます。
瀧が三葉の口噛み酒を飲んだことによって、彗星落下で死んだはずの三葉と再び入れ替わることができるようになりました。
しかし、それはいったいなぜだったのでしょうか。
口噛み酒に関連することとして、一葉は下記のような発言をしています。
「だから今日のご奉納は、神様と人間を繋ぐための大切なしきたりなんやよ」
「ここから先は隠り世(かくりよ)...あの世のことやわ」
「戻るには、あんたらのいっとう大切なもんを引き換えにせにゃあかんよ」
「御神体にお供えするんやさ。それはあんたらの、半分だからな」
これらの言葉から読み取れることとして、口噛み酒はこの世とあの世(死後の世界)を結ぶことができるものです。
口噛み酒を飲めばあの世のものと体の半分(魂)を交換することができるが、お互いに元に戻るためには大切なもん(結びあったものとの記憶)を引き換えにしなければいけないということではないかなと思います。
これは「組紐」がキーワードになってくると考えられます。
奥寺先輩と瀧のデートの結末が気になった三葉が学校を休んでまで東京に行った際、たまたま電車内で自分のことを認知してくれない瀧と遭遇します。
その別れ際に三葉が瀧に渡した組紐が、入れ替わりの対象を決定づける1つの要因になったのではないでしょうか。
一葉は作中で組紐について下記のように発言しています。
糸を繋げることもムスビ、人を繋げることもムスビ、時間が流れることもムスビ、ぜんぶ同じ言葉を使う。それは神様の呼び名であり、神様の力や。ワシらの作る組紐も、神様の技、時間の流れそのものを顕しとる。
このことから、組紐は入れ替わりの相手を決定するためのものといっても過言ではないでしょう。
また、組紐はラストシーンで瀧と三葉を引き合わせるための重要なアイテムだっと思われます。
黄昏時で、瀧はもらっていた組紐を三葉に返すと共に、三葉の手に「スキだ」という文字を書きます。
ここで組紐が瀧から三葉に返還される理由は、一度はお互いが引き合わされた効力を持つアイテムを、また巡り会えるようにという想いを込めて渡していると考えています。
5年後、お互いの記憶のことをほとんど持っていない瀧と三葉が出会うことができたのは、組紐が2人のムスビを象徴しているからではないでしょうか。
三葉の学校の古文教師であるユキちゃんが授業中に黄昏時について話をしていましたよね。
その中では、黄昏時は作者不詳ではあるものの万葉集の中で謳われている「「誰そ彼(たそかれ)と われをな問ひそ 九月(ながつき)の 露に濡れつつ君待つ我そ」」という和歌に由来しているとあります。
上記の歌を日本語訳すると「誰だあれはと 私のことを聞かないでください 九月の露に濡れながら 愛しい人を待っている私を」となります。
冒頭の誰そ彼(たそかれ)が黄昏の語源です。
昔は夕暮れ時に道端で人と会っても日がなくなってきているので誰かわからないことが多く、見分けがつかないときは「誰そ」と聞いていました。
「誰そ」と聞かれたら自分が誰かを相手に伝えなければいけないのですが、この歌の筆者は有名人だったのでしょうか、身バレするのを嫌がっています。
待っている「君」を表すのは男性になるので、読んでいるのは女性と思われます。
話を元に戻すと、黄昏時は昔からこの世とあの世の転換ポイントとなされてきました。
そのため、黄昏時はこの世とあの世を結ぶ時間でもあるのです。
瞬間的に現代に生きている瀧と彗星落下により亡くなったはずの三葉が出会えたのも、この黄昏時の間のみでした。
東京の電車内でたまたま瀧と出くわすことができた三葉は別れ際に組紐を渡しました。
そして次の日から三葉と瀧の入れ替わりは起きなくなり、髪の毛を急にバッサリと切っています。
髪を切った理由としては大きく2つの説が考えられます。
筆者は断然①の失恋説を押します。
学校を休んで岐阜から東京に住む瀧に会いに行ったにも関わらず、気にかけていたとうの瀧は三葉のことを認識してくれなかったこと。
このショックが非常に大きいのではないでしょうか。
また、瀧と奥寺先輩のデートが上手くいきすぎて付き合うことになり、自分にまったく目を背けなくなっていると感じたからなど、失恋関係が理由としては有力そうです。
髪をくくるものは女子高生であればいくつか持っていると思われるので、あまり有力ではないです。
まずは『君の名は。』の登場人物やあらすじのおさらいを簡単にしました。
次に、実際にアニメの舞台になった聖地を写真付きでご紹介します!
聖地巡礼スポットをご紹介するにあたって、上にアニメ画像・下に実際に筆者が撮影した写真を交互に配置し、わかりやすくお見せしていきます。
まず『君の名は。』のおすすめ聖地巡礼スポット(東京編)をご紹介しますよ。
まずは映画のオープニングでRADWIMPSの主題歌「前前前世」が流れたこのシーンから。
声優紹介で神木隆之介の5文字が映し出された場面であり、実際の場所は新宿警察署裏交差点にあります。
撮影する時間帯は明るいうちでしたが、ほとんど見た目が同じで雰囲気が出ていました。
住所 : 東京都新宿区西新宿6-5-3
マップ : Googleマップ
アクセス :
次は瀧と奥寺先輩のバイト先であるイタリアンレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」のモデルとなったと言われているお店をご紹介します。
実際のお店もイタリアンレストラン「カフェ ラ・ボエム(La Boheme)」で、新宿御苑のすぐ側にあり上品でおしゃれなお店でした。
外観はガラス張りで、外からでも店内の様子が見えるようになっています。
店内から道路を挟んで新宿御苑に向かって撮影をしたときのものからは、おしゃれな雰囲気が伝わるかと思います。
映画の中では奥寺先輩が窓拭きなどをしていましたが、窓の形そのものも似ていますよね。
窓から入る光が美しく、気分を高めてくれます。
外観だけではなく、お店の中のテーブルや椅子の形、タイルの模様、電気の形なども似ていました。
テーブルには何もかかっていませんでした。
せっかくなので、食事したときのメニューや食べたものも掲載しておきます。
ランチ帯に入店したこともあって、メインはパスタかピザの2種類です。
どちらかと言えば物凄くパスタな気分でしたので、一緒に入店した連れも含めてパスタを注文することにしました。
まずはメニューを見ながらどれにしようかと考えます。
一番の人気メニューは右上の「蒸し鶏と青ネギの和風ソース」とのことでしたので、まずはそれを注文し、もう1つは「サーモンとほうれん草のクリームソース」を頼みました。
注文後には、事前にサラダがテーブルに運ばれてきました。
サラダの後にそれぞれ注文した品がきます。
写真上が蒸し鶏と青ネギの和風ソース、下がサーモンとほうれん草のクリームソースです。
パスタがしっかりとした食感で、味付けもちょうど良く、どちらも美味しかったです。
食べてからお店を出るまで、店員がしっかりとお見送りをしてくれたり、接客も好印象でした。
正直なところ、ランチにしてはちょっと値段は張りますが、上品な気分を味わうためにもまた機会があれば行こうと思います。
お店の雰囲気からして、デートにもばっちり使えますね。
また、既にご存知の方もいるかもしれませんが、このカフェ ラ・ボエム(La Boheme)は、『君の名は。』以外の舞台としても使われたことがあります。
それは、嵐の松本潤と石原さとみが主演を務めた大人気月9ドラマ『失恋ショコラティエ』(2014年)です。
ドラマ内では、第1話で石原さとみ演じるサエコが松本潤演じる爽太に、結婚式のウエディングケーキを依頼する場面で使われました。
『君の名は。』だけではなく、ドラマの聖地と一石二鳥なので、足を運んでみてください。
住所 : 東京都新宿区新宿1-1-7 コスモ新宿御苑ビル 1F・2F
マップ : Googleマップ
アクセス : 丸の内線「新宿御苑駅」2番出口(大木戸門出口)から徒歩5分
電話番号 :
定休日 : なし
営業時間 :
予算 : 【夜】3,000~¥3,999、【昼】¥1,000~¥1,999
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
禁煙・喫煙 : 完全禁煙
備考 : 18:00以降は1人最低880円(税込)の飲食代が必要
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ ホットペッパーグルメ
瀧がスマホで奥寺先輩とのデート結果を三葉に報告するシーンで使用されていました。
作中で三葉と入れ替わらないと奥寺先輩とはうまくいかない可哀想な瀧を見てやきもきしたことを思い出します。
この場所は、JR信濃町駅前から神宮球場に向かう最中にある歩道橋です。
歩道橋の上から信濃町駅をバックにして撮った景色はこのような感じです。
この歩道橋付近にはもう1つの巡礼スポットがあります。
信濃町駅から歩道橋を渡る直前に右手を見てください。そうすると、遠くにドコモタワーが見えると思います。
映画内では日の出シーンで一度登場した細かいところではありますが、しっかりと描写されていますよ。
映画よりもドコモタワーが小さい気もしますが、筆者なりにここのアングルがマッチしていると思いました。
『君の名は。』のラストシーンに登場する階段です!
公式ホームページや、広告に用いられているフライヤーの背景として使用されています。
瀧と三葉が巡り会う、最高の名場面ですよね。
場所は四ツ谷から徒歩約10分ほど歩いたところにある須賀神社の階段です。
もう筆者の目には、階段の上に三葉の姿が映っていました。
一度はすれ違うものの、お互いに何かを感じ合う瞬間です。
作中ではここでかなりテンションが上がってきます。
そして、瀧が階段を登りきり三葉が階段を下る途中、互いに振り返るシーンです。
前作の『秒速5センチメートル』では考えられない流れに、この瞬間でもう既に感動しちゃいますよね。
全体的にあまりにも再現度が高く、東京の巡礼スポットの中では一番興奮しました。
平日に行きましたが、『君の名は。』の中でも最も重要シーンということもあり、絶えず巡礼者が足を運んで写真撮影をしていましたよ。
階段を登りきって右手を見ると、須賀神社が姿を現します。
聖地巡礼をしたからには参拝もしてみてください!
須賀神社は、江戸時代の初期から四谷十八ヶ町の鎮守様として鎮座しており、毎年6月に開催される「例大祭」というお祭りが人気イベントで人が賑わいます。
安産祈願、初宮参り、七五三、成人式、長寿の祝いや結婚式祝いなど、様々な行事において神様に祈りを捧げる「人生儀礼」を行なっています。
そのことから、聖地巡礼のためだけではなくとも、地元だけではなく遠方からも人が参拝に訪れたりする場所となっています。
住所 : 東京都新宿区須賀町5番地
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アクセス :
電話番号 : 03-3351-7023
定休日 : 年中無休
営業時間 : 【御朱印受付】9:00~17:00
駐車場 : 無料駐車場
公式サイト : 須賀神社
四ツ谷には瀧と奥寺先輩の初デートの待ち合わせ場所もあります!
冷静に考えて、高校生が美人な女子大生とデートできるなんて羨ましいですよね。
渋谷は瀧と入れ替わった三葉と奥寺先輩がデートで利用していました。
2人がいるのは渋谷TSUTAYAの2階席です。
楽しそうに女子?トークが盛り上がっている感じが見受けられますね。
お昼時に撮影したのですが、ご覧の通りカーテンがかかっていて実際の君の名はのシーンっぽくは撮影できませんでした。
時間帯的には日が沈んだ後が良いと思います。
そうすればもちろんカーテンは上がっていますし、写真下に見える「TSUTAYA」の文字もネオンライトが光ってそれっぽく見えるはず。
君の名はのシーンと全く同じアングルで撮影するのは難しいように思いました。
筆者は渋谷TSUTAYAから道路を挟んで向かい側から撮影しました。
より良いアングルがあれば是非とも教えてください!
また、瀧(三葉)と奥寺先輩が座っていた席でだべってみるのも良いかもしれませんね。
筆者は話し相手もいなかったので、スムーズにその場を離れましたが。
住所 : 東京都渋谷区宇田川町21-6
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アクセス : 渋谷駅ハチ公口から徒歩1分
電話番号 : 03-5459-2000
営業時間 : 10:00〜22:00
六本木では瀧と奥寺先輩のデートシーンで使用されています。
瀧と入れ替わった三葉が奥寺先輩と仲良くなってデートの約束をし、肝心なデートのときには瀧本人が不慣れながらも奥寺先輩と会う場面ですね。
2人は国立新美術館の中の「サロン・ド・テ・ロンド」というカフェでランチをします。
景観が近未来的で素晴らしい眺めですよ。
デート中は奥寺先輩は瀧(本当は三葉)のことが好きですが、肝心な瀧は奥寺先輩が好きなはずなのに全くエスコートしてあげることができません。
そして、三葉のことを頭の片隅で考えていたりするので、デートの時間を重ねていくに連れて奥寺先輩の態度が徐々に悪い方向へと変わってきてしまいます。
筆者は瀧のダメっぷりを見てすごく叱咤激励をしたくなりました。
住所 : 東京都港区六本木7丁目22-2
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アクセス : 東京メトロ乃木坂駅直結
電話番号 : 03-5777-8600
定休日 : 火曜日、年末年始
営業時間 : 10:00~18:00(金曜日・土曜日は20:00)
料金 : 展示に異なる
公式サイト : 国立新美術館
住所 : 東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 2F
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アクセス : 都営大江戸線「六本木」駅7出口から徒歩約4分
定休日 : 火(祝祭日の場合は水曜日)
電話番号 : 03-5770-8162
営業時間 : 11:00~18:00
予算 : 1,000〜2,000円
東京は主に瀧が住んでいる場所が登場しますが、長野・岐阜・広島には三葉が住んでいる場所が出てきます。
映画でも描写しているように、都会と田舎の対比構造に注目しつつ、聖地巡礼スポットを見ていきましょう。
まずは長野編からいきます!
作中で糸守湖のモデルとなったのは、長野県の諏訪市にある諏訪湖と言われています。
その絶景を目の前にしたとき、しばらく時間も忘れてその場で立っていました。
見渡す限り、息をのむほどの光景です。
諏訪湖から車で山を1.5kmほど登ると立石公園があり、そこから撮影しました。
立石公園は「信州・ふるさとの風景を展望するためのビューポイント」として県内外の人が観光に訪れています。
筆者は真昼間に行ったのですが、ここはサンセットや夜景も有名な場所で、信州サンセットポイント100選や新日本三大夜景・夜景百選にも選ばれています。
たしかに夜に来るとそれはそれでロマンチックな時間を過ごせるなと思ったのですが、個人的な時間の関係で昼間にしか行けませんでした。
その他にも、立石公園からの息をのむ絶景をご覧ください。
『君の名は。』の聖地巡礼スポットとしてはもちろんのこと、純粋に観光スポットとして素晴らしい場所です。
湖と空の青色と木々の緑のコントラストが本当に素晴らしいです。
空気も綺麗でずっと風景を眺めてられます。
その他に立石公園の見どころとしては、全長50メートルをこえる滑り台です。
20016年9月には、雨の中濡れている滑り台を勢い良く滑って、20歳男性が右太ももを骨折する事件もあったある意味有名な場所でもあります。
もし遊ばれる際は十分に注意してください。
ちなみに、立石公園に登る前に諏訪湖の目の前から撮影した写真を下記に掲載しておきます。
参考までにこんなところです!
諏訪湖の外側は、このように道で囲われています。
1周はなんと約16kmもあります。
住所 : 長野県諏訪市諏訪湖畔
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0266-58-0120(諏訪市観光案内所)
定休日 : なし ※観光案内所:年末年始
営業時間 : 24時間 ※観光案内所:9:00〜17:30
ここまでで長野編とさせてもらい、お次は岐阜編の方に移りたいと思います。
長野の諏訪湖から岐阜までは、車で行くと約3時間かかりました。
岐阜県飛騨市の高山本線「飛騨古川駅」が巡礼スポットとなっています。
ここは、瀧と奥寺先輩と藤井司の3人で三葉を探しに岐阜へいったときの到着駅です。
3人が岐阜にいる間、瀧のアルバイトを肩代わりしていた高木真太のことを思うと少し複雑な気持ちになりますね。
ほとんど一緒でした。駅背後の山の情景も細かく描かれています。
この写真の撮影場所には、ご丁寧に映画と同じく電車が停車している時間や、駅周辺の聖地巡礼スポットをまとめたマップを掲載していたりと非常に親切で心が温まりました。
駅をはじめ、町中のいたるところに『君の名は。』のポスターが張り巡らされていました。
映画の舞台になったことで観光客も相当数巡礼しに来ていますし、地元総出で町を盛り上げる努力をなされているんだなと感心しました。
飛騨古川駅の前にあるロータリーは、瀧がタクシーの運転手に糸守湖の写真を見せて場所を聞いていた場面です。
ことらもほとんど映画も現実も同じです。
駅から徒歩5分ほどのところには、瀧が彗星落下による大惨事の起きた糸守について入念に調べていた図書館があります。
実際には「古川図書館」の表記はありません。
住所 : 岐阜県飛騨市古川町本町2-22
マップ : Googleマップ
アクセス : JR高山本線「飛騨古川駅」から徒歩5分
休館日 : 毎週月曜日(祝日の場合は翌日休館)、毎月最終金曜日、年末年始
開館時間 : 9:00~20:00 ※日曜は17:00閉館
他にも、駅周辺の巡礼スポットとしては三葉と四葉が巫女を務めている宮水神社があります。
宮水神社のモデルは後述する「気多若宮神社」と「飛騨山王宮日枝神社」を掛け合わせたものとする説が濃厚です。
まずは「気多若宮神社」に行ってきました。
作中では、飛騨古川駅前のロータリーと同じく、地元民に糸守湖の写真を見せながら場所を聞いていた場面です。
ここからは日も沈んで来てしまい、夜になってしまいました。
ただ、作中では日中を描いていたものをあえて夜に撮影するというのも面白くて良いかなと思いました。
お次は同じ飛騨市ですが、車で30分ほど移動して角川というところにあるバス停へ。
角川駅から徒歩5分ほどのところにあり、このバス停自体は「宮川町落合バス停」と言います。
瀧が色々な人に聞き込みをしても、有力な情報が何も得られず、絶望の淵に立たされている時にがっくりしているところです。
奥寺先輩と親友の藤井司は、そんな時を見て何とか希望を持ってもらえるように励まします。
映画の方が実際よりも横幅を設けているのがわかりますね。
3人を上手く描きたいがためにそうしたのだと思います。
バス停の内部は下記のような感じになっています。
ポスターや張り紙が貼られているだけではなく、なんと聖地巡礼ノートも置いてあります。
せっかくなので、聖地巡礼ノートに本メディア「TABI CHANNEL」のことを書いておきました。
たくさんの人が見てくれると嬉しいです~!
2016年10月18日に長野編の取材、そして翌日の10月19日に岐阜編の取材に行きました。
最後に、宮水神社のもう1つのモデルと言われている飛騨山王宮日枝神社に行ってきました。
もはや完全にアニメ画像と実際の写真が昼夜逆転状態ですが、雰囲気は伝わるかと思います。
夜も趣があって良かったです。
人だかりもほとんどありませんでした。
住所 : 岐阜県高山市城山156
マップ : Googleマップ
アクセス :
瀧をはじめとする同級生の司や真太が通う高校のモデルとなった場所は広島県広島市にあります。
校舎内は近未来的な造りとなっています。
君の名は。のモデルになった基町高校 #ファインダー越しの私の世界 #photography #coregraphy #写真で伝えたい私の世界 #写真好きな人と繋がりたい #一眼レフ #1mmでもいいなと思ったらRT #君の名は #君の名は聖地巡礼 pic.twitter.com/jZH4k6ddC0
— ゆーすけ@写真垢 (@Usuke0825) November 21, 2016
こんなに綺麗な校舎で勉強することのできる学生さんは恵まれていますよね。
非常に羨ましい限りです。
ここまで新海誠作品が大好きな筆者が、「君の名は。」や新海誠監督作品のあらすじやネタバレ解説と合わせて、作品の舞台となった聖地巡礼地を一気にご紹介してきました。
イメージとしては、東京で半日、別日に長野・岐阜と1泊2日、さらに別日で広島に旅行にいくのが良いと思います。
本記事を参考に是非とも聖地巡礼に行ってみてください!
その他にもおすすめの聖地巡礼スポットがございましたら、「TABI CHANNEL編集部」までご連絡頂けると幸いです。
最後に、「君の名は。」の監督である新海誠監督の作品紹介や、「君の名は。」のコラボ作品やカフェ、更には「君の名は。」のDVD情報まで幅広く解説します!
最後に『君の名は。』のおすすめ関連商品を紹介していきます!
これまでは『君の名は。』のあらすじをおさらいしたり、聖地巡礼スポットを見てきましたが、本項目では『君の名は。』に関連するおすすめの商品をピックアップ。
より新海誠作品の理解を深めて頂くためにも、『君の名は。』以外の作品も取り上げます。
はじめに、まだ”『君の名は。』を観たことがない人”や、一度は観たけどあまりにも良すぎて”おかわりしたい人”に『君の名は。』を観て頂きたいです。
本記事に掲載している聖地巡礼スポットに行った上で観ることができれば、その感動も際立つでしょう。
『君の名は。』は大人気ということもあって、日本でも上映が延長されている地域が多くあります。
また、韓国や中国でも上映が始まって好評を博しているそうです。
不運にも既に『君の名は。』の上映が終わってしまったという場合は、一先ずDVDやブルーレイ版で発売されることを待ちましょう。
さて、ここからは『君の名は。』以外の新海誠作品もご紹介していきます。
これまでの作品をすべて観た上で改めて『君の名は。』を観ると、また違った視点から作品に入り込むことができると思います。
新海誠としては初めての劇場公開で、25分のフルデジタルアニメーション作品です。
この作品に関しては、新海誠がほぼ1人で作り上げたといっても過言ではなく、監督・脚本・演出・作画・美術・編集のほとんどすべてを務めています。
時は2046年、中学3年生の寺尾ノボルと長峰ミカコの「遠距離恋愛」を描いた作品です。
2人はかすかな恋心を互いに抱いており、同じ高校に進学することを望んでいたが、ミカコはとある理由から宇宙に旅立たなくてはいけなくなってしまいます。
物理的に離れてしまった距離を「メール」でやり取りすることによって縮めようとしますが、宇宙から地球までメールの届く時間は”8.6光年”。
宇宙に行ってしまったミカコと、地球で彼女の帰りを待ち望むノボルの悲しくて切ない物語です。
『ほしのこえ』を1人で作りその出来の素晴らしさを世に知らしめた新海誠は、「ポスト宮崎」とまで言われるようになりました。
舞台は1996年、北海道と本州の南北に分断された戦後の”もうひとつの日本”です。
北海道には、なぜ立っているのか詳しくわからない巨大な塔がそびえ立っていました。
青森県の津軽半島に住む中学3年生である藤沢浩紀と白川拓也は、青森からでも見える巨大な塔に憧れを抱き、飛行機を自作してその塔に行こうと考えていました。
そして、巨大な塔の建設者を祖父に持つ同級生の沢渡佐由理も途中で飛行機作成プロジェクトに賛同し、一緒に巨大な塔に行くことを約束するのです。
しかし、佐由理が突然2人の前から姿を消してしまい、飛行機作成プロジェクトもなくなって、浩紀と拓也は別々の道を歩み始めることになります。
それから3年後、物語は予期せぬ展開をしていきます。
恋愛色の強い新海誠映画の中でもSF要素の強い作品となっておりますが、本作は宮崎駿の『ハウルの動く城』を抑え、第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞しています。
新海誠3作目にして傑作との呼び声も高い作品です。
「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3本の短編アニメーションから構成されています。
東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は、とても仲良しで恋心がまだわからないながらも間違いなく互いに好き合っていました。
しかし、小学校卒業と同時に明里が栃木に転校してしまい、それから全く会えなくなってしまいます。
中学校に入学してから貴樹の元に明里から手紙が届くようになり、それをきっかけに2人は文通でのやり取りをすることになります。
今度は、貴樹が鹿児島に転校することが決まり、2人は一生会えなくなるかもしれないということを踏まえ、貴樹が鹿児島に行く前に栃木で再会しファーストキスを交わすことに。
貴樹は鹿児島に転校した後、他の女性から言い寄られることはあったものの想いは明里にしか向いていませんでした。
その後、貴樹は東京に就職し明里以外の女性と3年付き合いましたが、まったく好意を寄せることができず振られてしまいました。
そんなある日、貴樹が小学生のときに明里と一緒に渡った踏切を渡ると、1人の女性とすれ違いました。
バッドエンドで終わる作品が話題を呼び、山崎まさよしのテーマソングである「One more time,One more chance」の悲しいながらも温かい曲調と相まって人気となりました。
『君の名は。』以外の作品であれば、間違いなくこの作品がおすすめです!
圧倒的に絵が綺麗なのはもちろんのこと、1つ1つの言葉やシーンの描き方の繊細さに注目して観て頂きたいです。
『秒速5センチメートル』から4年後に出された作品で、制作には丸2年が費やされました。
新海誠の中では初めてファンタジーやアクション要素が出た作品で、ジブリ映画のような作りに仕上がっています。
小さい頃にお父さんを失った渡瀬明日菜は母と2人暮らしをしていて、放課後に自身が作った秘密基地で、父の形見である石を使った鉱石ラジオを聞いたり動物と遊んだりして過ごしています。
ある日、いつものように秘密基地に向かう途中、見たこともないような怪物に襲われ、そこをシュンという少年に助けてもらう。
そのシュンにわずかな恋心を抱いた明日菜は、翌日も一緒に会う約束をしていたが、次の日にシュンは遺体で発見されてしまいました。
死に直面した明日菜は次第に「死後の世界」に興味を抱くようになり、シュンが故郷と言っていた「アガルタ」(死者の復活を可能にする技術がある)に行ってみたいという思いが募る。
途中で出会ったシュンと顔が瓜二つの少年シンと共に、アガルタを目指して行くのですが、そこには様々な困難が待ち受けていました。
初めて観た人からすると、新海誠の作品ではないと思うかもしれないと思います。そのぐらいこれまでとは系統がかけ離れている作品です。
ジブリ映画が好きな人には特に刺さりやすいのではないかと思います!
新海誠が初めての「恋」の物語とする作品で、キャッチコピーは「”愛”よりも昔、”孤悲(こい)”のものがたり。」です。
『君の名は。』に出てきたとされるユキちゃん先生がヒロインの作品ですね。
高校生で将来は靴職人を目指す秋月孝雄は、雨の日になると学校をさぼって新宿御苑で靴のデザインを考えていました。
そしてある日、同じ場所に来ていた雪野百香里がビールを1人で飲んでいるところ2人は出会います。
雨の日だけ同じ場所で会うという約束をもとに、2人にとって雨の日がちょっぴり特別な日になっていきます。
その後、梅雨が明けて雨が降らなくなり2人は会わなくなってしまいました。
孝雄が久しぶりに高校へ登校したとき、学校で雪野とすれ違い、雪野が自分の学校の古文教師だったこと、生徒に嫌がらせをくらって退職に追いやられたことなどを知りました。
2人の間に年の差は関係ないようで、互いを意識し合うようになっていきますが、突如として雪野は地元の四国に帰ると言い始めてしまいます。
寂しく切ない恋物語です。
以上が新海誠の作品群ですが、『君の名は。』は、これらの作品の良いとこどりをして集約されているようにも思えます。
これまでと明らかに違うところは、『君の名は。』がハッピーエンドで終わったところですね。
新海誠作品をすべて観たものとしては、これまでと同様にバッドエンドになる可能性が無きにしも非ずだと思っていましたが、最後は瀧と三葉が会えて本当に良かったです。
是非、『君の名は。』以外にもあなたの好きな新海誠作品を見つけてみてください。
こちらの番外編では、『君の名は。』に関連する期間限定の情報を公開していきます!
君の名はファンであれば、いち早く情報をキャッチして流行に乗ってくれることを願いします。
追加で掲載してほしい情報等あれば、お気軽にTABI CHANNEL編集部までご連絡を頂けると幸いです。
人気が冷めやらない君の名はのカフェが東京・池袋パルコにオープンしました。
名古屋パルコ店もゆくゆくオープンします。
期間は池袋が2017年1月7日〜2月7日、名古屋が1月27日〜4月3日です。
筆者は池袋パルコの君の名はカフェに立ち寄ってみました。
前々から気になっていたのでうはうはな気持ちで行きましたよ。
今回は池袋の君の名はカフェに特化して書いていきたいと思います!
※情報は2017年1月10日時点
君の名はカフェでは、作中に出てきた様々なシーンをモチーフにしたフードとドリンクが提供されている模様です。
入店した人はオリジナルランチョンマットがもらえたり、ドリンクを注文した際にオリジナルのコースターをもらえたりします。
シーン別に作られたというメニューがとても面白くて、気になる方のためにも写真を掲載しておきますね。
中にはちょっと無理くりじゃない?というのもありつつ、手の込んでいるものが多い印象を受けました。
糸守の歴史を感じる糸守湖パンシチュー ¥1,480 ※設定画カードつき
司と高木からもらったタマゴサンドとコロッケで作るコロッケパン ¥1,080 ※場面カットカード付き
あなたも入れ替わってる!?立花家と宮水家の朝食 ¥1,280 ※場面カットカード付き
ラーメン屋吉野のラーメン ¥1,180 ※場面カットカード付き
「お前は誰だ?」HOTラテ ¥680
星が降った日の夜空ソーダ ¥930
カタワレ時ソーダ(瀧・三葉) 各¥730
2人が見たあの日の彗星プレート ¥1,280
瀧と入れ替わった三葉も思わず写真を撮りたくなったパンケーキ ¥1,480
秋の糸守ムース甘酒付き ¥1,180
抹茶パフェ~ご神体の祀られた山頂~ ¥1,080
あの名店のピザ?! ¥680
それぞれの商品名を見る限り、君の名はファンであればあのシーンを表現したのかというのがよくわかりますよね。
また、その他にも君の名はカフェでしか買えない限定グッズがおよそ120点ほど販売されています。
こんなにも君の名は好きにとって魅力的なところであれば、さすがに簡単に入れるとは思いませんよね。
筆者も最低限の覚悟をしていました。悪い予感は的中して待ち時間はこの通りです。
ちなみに、早くて1時間程度でした。
個人的に人があまり多くないだろうと思ったお昼過ぎに行ったんですけどね。。
その他の時間帯は2時間以上の待ちが普通でしたよ。
池袋パルコの階段には長蛇の列がありました。
その日の予定の関係で仕方なく入店をあきらめた筆者は、しぶしぶお店の外装を撮影して帰路につくことにしました。
君の名はカフェの外観をお見せして雰囲気だけでも伝えられればと思いますので、是非ともご査収くださいませ。
カフェの外装にはたくさんの君の名はでのシーンが描写されていて、思わず頭の中でRADWINPSの「前前前世」が流れてしまいました。
あなたもきっと脳内再生されるはず!
もし君の名はカフェに行かれる際は、相当な時間待つのを覚悟で行くようにしてくださいね!
これまで君の名はのあらすじ、舞台、聖地巡礼、新海誠監督のこれまでの作品などについて記載してきました。
しかし、中にはまだ君の名は観たことがない方や、これから君の名はを観ようと思っている方もいらっしゃると思います。
そんな方に朗報です!もちろん君の名はファンの方にも。
数多くの反響を呼んだ「君の名は。」のBlu-rayとDVDの発売が2017年7月26日に発売されることが正式に決定しました。
ファンの方や、まだ君の名はを観ていない人にとっては、いつでも自宅で映画を観られるようになりますね。
種類は大きく分けて3つあります。
価格は13,200円(税込)。
本編のBlu-rayに加えて、4K Ultra HD Blu-rayと2枚の本編ディスクが入っています。
本編ディスクには新海誠監督がこれまで手掛けた作品のまとめがあったり、主人公の瀧の声優を演じた神木隆之介による君の名はの解説があったりします。
RADWINPSが君の名はの北米公開にあたって作成した英語版の主題歌も使用されていたりしますよ!
その他、特典ディスクがなんと3つも付いています。
ファンにとっては目が離せない内容です。
特典ディスク1:君の名はの設計図であるビデオコンテや、メイキング映像など
特典ディスク2:瀧役の神木隆之介や三葉役の上白石萌音などによるビジュアルコメンタリーや、君の名は本編未使用の音声クリップなど
特典ディスク3:君の名はに関する新海誠監督の解説や、イベント関連映像など
封入特典として、縮小版の君の名はの台本や瀧や三葉のキャラシール、100Pにもおよぶブックレットが付いています。
こちらは初回生産限定品なので、すぐに完売されることが予想されます。
お買い求めはお早めに!
価格は8,580円(税込)。
本編のBlu-rayに加えて、特典ディスクの1と2が同梱されているパッケージです。
「4K Ultra HD Blu-rayまではさすがにいらないよ!」という方におすすめですね。
キャラシールやブックレットも付いているので、君の名はファンであればこちらの商品が一番お求めやすいかなと思います。
本編ディスク1枚とキャラシールのシンプルなパッケージとなっています。
ライトな君の名はファンや、初めて観るという方にはおすすめですね。
Blu-ray版の価格は5,280円、DVD版の価格は4,180円(各税込)です。
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最終更新日 : 2024/02/27
公開日 : 2016/10/23