高田馬場の魅力を満喫しよう！気軽に挑戦できるアクティビティからショッピング、グルメスポットまで

高田馬場はどんな街か

高田馬場は、東京都の新宿区と豊島区に隣接する位置にある街です。

読み方は「たかだのばば」。

その昔、高台の地形であることからこの付近一帯に「高田」と言う地名が付き、さらに「馬場」の近くだったので高田馬場と呼ばれたそうですよ。

そんな都心にある高田馬場駅には、JR山手線、東京メトロ東西線、西武新宿駅が乗り入れています。

新宿・池袋・中野には、それぞれ2駅で到着。

各都市へのアクセスの良く、人気があります。

高田馬場は、カルチャーの発信地でもあります。

それを示すものの一つが、駅を降りるとすぐ目に着く高架下の大きな壁画。

壁画をよく見ると、高田馬場にゆかりの深い人物の肖像やブラックジャック、リボンの騎士などのキャラクターが描かれています。

これは、高田馬場に漫画家の手塚治虫さんが1968年に設立した手塚プロダクションがあるため。

そういえば、山手線の発車メロディーも「鉄腕アトム」の主題歌ですね♪

また、早稲田大学をはじめとした学校がたくさんあり、若いエネルギーが溢れる学生の街という印象も強い高田馬場。

しかし、昔ながらのお店や遊び場もたくさん残っていて、大人も十分に楽しむことができます。

このように古いものと新しいものが混じり合いながら、独特の文化を感じられるところが高田馬場の魅力かもしれません。

高田馬場のおすすめ観光スポット

ご紹介したように「古くて新しい」高田馬場には、大人も楽しめるレトロなお店やおしゃれなスポットが混在しています。

ちょっとした暇つぶしからショッピング、カフェやランチ、体を動かしてストレス解消できる施設まで…

ここからは、高田馬場に長く通っている筆者が、お店を厳選して詳しくご紹介します。

BIGBOX高田馬場

高田馬場を代表する場所の一つにも数えられる「BIG BOX高田馬場」。

見た目が特徴的なこのビルは、建築家の黒川紀章が設計し1974年に竣工しました。

当時からエンターテインメント施設として賑わい、現在もショッピングエリア、カフェ、ゲームセンター、ネットカフェ、ボーリング場、レストラン街などが入っています。

思わず見上げてしまう、迫力の外観！

西武新宿線のビッグボックス入口と直結していて、待ち合わせにも便利ですね。

エントランス付近はイベントスペースになっていて、物産展やフェアで賑わっています。

ビルは9階建て。

1階と2階がショッピングとカフェ、3階と4階が会員制フィットネスクラブ、5階にはゴルフスクールとスポーツマッサージなどが入っています。

6階には大きなゲームセンター「タイトーステーション」があります。

ここでは人気のクレーンゲーム、メダルゲーム、カードゲーム、ガンシューティング、ドライブゲーム、音ゲー、全身シール機などが楽しめますよ。

7階はネットカフェの「自遊空間」。

ここは24時間営業で、インターネット用パソコン150台、マンガ約5万冊、フリードリンク100種類以上を揃えており、サービスが充実しています。

カラオケで思いっきり歌うこともできますよ♪

8階には、高田馬場グランドボウルがあります。

このボーリング場には30のレーンがあり、オートスコアラーやノンガーターレーンが配置されているので小さな子どもから大人まで楽しくプレイできます。

基礎から学べる、ボウリング教室も開催しているそうですよ。

最上階の9階はレストラン街です。

和食居酒屋からお寿司、イタリアンなど幅広いメニューが選べます。

こんなおしゃれなフォトスペースもあります。

ちょっとした待ち時間や、お食事後に撮影してみるのも楽しいですね。

芳林堂

芳林堂は高田馬場駅のロータリーの向かい側、FIビルの中に入っている大型書店です。

長い間、学生街でもある高田馬場の中心的な存在として親しまれてきました。

ビルの3階と4階が芳林堂になっています。

店内に入ってみると、広い売り場にあらゆる種類の書籍が並んでいます。

このお店ではサイン会などのイベントもたくさん行われているんです。

店内にはあちこちに作家さんのサインが飾られていました♪

広々としたフロアには、本だけでなく雑貨なども充実しています。

筆者の好きなミッフィーのコーナーもありました！

なんと、おもちゃのコーナーもあります！

このコーナーには毎週末に商品が入荷してくるとのこと。

行くたびにチェックしてしまいますね♪

それでは、階段を上って4階へ行ってみましょう。

こちらの階も広いです！

専門書のコーナーや検定の受付、文具コーナーもありました。

山手卓球

山手卓球は、昭和33年より続くレトロな雰囲気の卓球場。

漫画やアニメ、映画も大ヒットしたあの「ピンポン」のモデルになった場所です。

高田馬場駅前を通る大通りから、一本細い道を入ったところにあります。

この卓球場、今でも学生からベテランの方まで多くの人に愛されています。

プレイ代は、ラケット込みで1時間500円というリーズナブルな値段。

予約も要らないので、ふらっと立ち寄って楽しむことも出来ます。

高田馬場ゲーセンミカド IN オアシスプラザ

ゲーセンミカドは、1980年代〜1990年代の懐かしいビデオゲームが今でも現役で楽しめるゲームセンター。

JRの線路沿いにあるので、JR高田馬場駅のホームからインパクトある看板が目に入ります。

お店に入ると、思わず「懐かしい！」と声をあげてしまいました♪

あらゆるレトロゲームが所狭しと並んでいます。

小さい頃に夢中になったゲームを発見！

コアなファンが多く訪れるゲーセンミカド。

新型コロナウィルスの影響で閉店の危機がありましたが、2度のクラウドファンディングが成立して現在に至ります。

今では系列の池袋店とともに、各ゲームの対戦イベントも大盛況。

イベント情報は  ホームページ  で確認できます。

高田馬場さかえ通り商店街

高田馬場さかえ通り商店街は、高田馬場駅前から東京富士大学の方に伸びる全長約200メートルの商店街。

飲食店や理容室などの店舗がずらりと並び、多くの人で賑わっています。

この商店街を歩いて行くと、昭和30年代の後半に建てられたという家がところどころに点在しています。

ふらりと散歩をしながら、懐かしい雰囲気を味わえますね。

そんなさかえ通り商店街は、作家であり東京を撮り続けている写真家・片岡義男さんも歩いたそう。

この路地の感じが実によく写し取られている一枚が残されています。

さかえ通り商店街のグルメや散策を楽しむのに便利なイラストマップは、こちらの  ホームページ  からダウンロードできます。

山水ビリヤード

昭和30年創業の、山水ビリヤード。

学生からベテラン客まで、老若男女がプレイする老舗ビリヤード場です。

レトロモダンな空間でビリヤードを楽しむ費用は、1時間あたり480円。

さらに学生割引や2時間プラン、フリータイム、モーニングなどお得な料金設定になっています。

ちょっと時間が空いた時に、気軽にトライすることができますね。

早稲田松竹

早稲田松竹は、昭和26年に松竹系作品の系列封切館としてスタートした映画館。

そして昭和50年からは旧作を2本立てで上映する名画座として、国内外の作品を広く取り上げています。

その月の上映作品は、このように外の看板で確認することができます。

誰もが知っている大ヒット映画から知る人ぞ知る名作まで、多彩なラインナップですね。

2002年に一度休館しましたが、早稲田大学の学生により「早稲田松竹復活プロジェクト」が発足。

無事に復活して現在に至るそうです。

そんな早稲田松竹には、学生や当時を懐かしんで来場する年配の方の他にも、熱心な映画ファンの方がわざわざ遠くから足を運ぶそう。

まさに、高田馬場カルチャーの中心的な存在です。

高田馬場のおすすめグルメスポット

リーズナブルな居酒屋からラーメン店、本格アジア料理まで、高田馬場のグルメスポットは多種多様。

そんな中でも、特に美味しくておしゃれなお店をご紹介します。

ラミティエ

高田馬場の名店と言われるビストロ「ラミティエ」。

たっぷりボリュームがある料理とその美味しさは、東京の美味しいものを食べ尽くしている人でも絶賛するほどです。

どのメニューも絶品ですが、筆者がおすすめなのはやはり肉料理。

たっぷりと添えられたポテトの量が、まるで本場フランスのよう…と友人も感嘆していました。

ランチもディナーも訪問日の1ヶ月前から予約が可能。

人気が高いお店なので、早めに予約しておきましょう。

地球を旅するCAFE

地球を旅するCAFEは、「世界を旅している気分に浸れる」と評判のカフェです。

元々はディナー中心のお店でしたが、お店のコンセプトはそのままに完全無農薬・森林農法のコーヒーやスイーツを楽しめるカフェとしてリニューアルしました。

看板メニューは、タイのアカ族という少数民族が完全無農薬・森林農法で栽培しているサステナブルなコーヒー「アカアマコーヒー」。

そのコーヒーや各種オーガニックティーに合うスイーツやサンドイッチ、キッシュなどが楽しめます。

写真は人気メニューのキャロットケーキ。

千切りとすりおろしたニンジンが使われていて、オーガニックレモンの酸味とスパイスの香りがたまりません。

地球にも体にも優しい素材で、素敵なカフェタイムが過ごせる場所です。

多彩な魅力に溢れた高田馬場。

都心に近い場所にありながら、昭和の面影も色濃く残す街です。

ふらりと路地に入ると、新しい発見がまたありそうですね。

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