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外出時に被災した時、命を守る・不安を払拭するために、いつものバッグに入れておきたい防災グッズを紹介します。
リストの数は多いですが、普段意識せず持ち歩いているものもあったり、1つひとつが小さくて軽いものが多いため、それほど身構える必要はありません。
自分が必要だと思うものだけをピックアップし、小さくて軽いアイテムを選ぶと、毎日の負担が少なくなりますよ。
停電時や夜など、暗闇の中で動き回ると怪我などの二次被害が拡大する可能性があるため、ライトで周りの状況を確認する必要があります。
また、夜に閉じ込められた時などはホイッスルと一緒にライトを外に照らすことで、周りに非常事態を知らせることができて救出率が高まります。
非常時に使えるのはもちろん、意外と普段でも活躍することが多いのも利点です。
夜道で何かを落としてしまった時や、棚の隙間に物が入ってしまった時などすぐに照らせるので、早く見つけられますよ。
建物などに閉じ込められた際、周りに助けを求めるのに必要になります。
助けを求めて大声を出すと体力が消耗してしまうため、少しの息で大きな音を出せるホイッスルや、押すだけで大きな音が鳴る防犯ブザーは非常時の必須アイテムです。
最近では軽くて場所を取らない小型のホイッスルやブザーが充実しているので、以前に比べて持ち運びの負担もかなり軽減されています。
また、災害時以外でも身の危険が及んだ時に助けてくれるのも大きな利点です。
怖くて声が出ない時でも、大きな音で周りに危険を知らせてくれるので安心ですね。
押すだけで音が鳴るブザーはとても実用的ですが、電池が切れると使えなくなってしまうので、定期的なチェックが必要です。
吹くタイプのアナログなホイッスルは電池を気にする必要がなく、常に使えるというところがメリットです。
それぞれの特性を踏まえ、ご自身に合ったアイテムを選んでくださいね。
どちらのアイテムも、いざ使う時になかなか見つけられない、探すのに時間がかかるようでは本末転倒です。
そうならないために、暗闇でも見つけられるよう蛍光タイプのものを選んだり、わかりやすく鞄の外につけておくなどすると良いでしょう。
災害時には停電することがほとんどです。
大切な時に電池がなくなってしまい、状況確認や情報収集ができないという事態に陥らないためにも、モバイルバッテリーは常に持ち歩いておきましょう。
ただ、モバイルバッテリーは充電できる容量が限られているため、電源が復旧した後は直接充電できるようにコンセントもセットで持ち歩くとより安心です。
最近はコンセントや充電ケーブルが一体になっているモバイルバッテリーもあります。
バッテリーやコンセント、ケーブルなど複数持ち歩くのが面倒という場合は、一体型がおすすめですよ。
※モバイルバッテリーの関連記事: 【容量別】モバイルバッテリーのおすすめ12選!選ぶポイントや捨てる方法も解説
非常時は多くの人がパニックに陥るため、あっという間にお店から商品が消えてしまいます。
何も買えなかった時でも、お腹が空いた時に最低限のカロリーが接種できる食べ物を持ち歩いておきましょう。
完全にお腹を満たすことは難しいですが、食べるものがあるという意識から、精神が安定するという効果もあります。
飴やグミ、クッキーは場所を取らず、未開封であれば比較的賞味期限が長いのでおすすめです。
チョコレートも食べやすくて良いのですが、暑い環境では溶けてしまうので、夏場などは避けた方が無難です。
クッキーは割れやすいため、小さな缶の容器に入れておくと安心ですよ。
非常時、飲料を買えなかった場合でも、最低限の水分補給ができるように飲み物を入れた水筒を持ち歩いておきましょう。
たとえ全部飲み干して空になったとしても、給水があればまた足すことができます。
ペットボトルだと保温機能がなく、特に夏はすぐに温度が上がってしまうため雑菌も増え、衛生的に良くありません。
保温機能がしっかりしているステンレスタイプのボトルを選ぶと、長時間温度を保ってくれるので安心です。
口の中がベタつくと気分が悪くなってしまううえ、口内環境が悪くなると一気に体調を崩してしまいます。
非常時でも口の中を清潔に保てるよう、歯磨きセットを準備しておきましょう。
ランチ後の歯磨きに使用する歯ブラシと、歯磨き粉のセットで十分です。
また、歯の間のゴミを取る糸ようじやフロスも一緒に入れておくことで、より口内を清潔に保つことができますよ。
水がない場合でも磨けるように、歯磨きシートを用意しておけばより安心です。
停電した場合、電子マネーやクレジットカードが使えません。
買い物をする際には現金が必要になるので、最低でも5,000円程は持ち歩いておきましょう。
非常時はお店に人が殺到し、お釣りがなくなることも想定できるので、最低限の小銭は持っておくと安心です。
また、携帯電話が繋がらない事態になった時、どの公衆電話でも利用できるように、10円玉も数枚持っておきましょう。
今の時代テレホンカードを見かけることがほとんどありませんが、残り回数があるカードが家に眠っていれば、それを持ち歩いておくとより安心です。
被災した時、銀行からお金を引き出す時に必要になるのが身分証明書です。
自宅が倒壊するなどしてカードや通帳を紛失してしまった場合でも、本人確認が出来れば引き出すことができます。
また、保険の申請をする時にも必要になります。
原本を持ち歩くのが不安な方はコピーでも構いませんので、常に手荷物に入れておくようにしましょう。
今は連絡先などをスマホで管理している人がほとんどですが、電池が切れるなどして見れなくなった場合でも連絡先を確認できるよう、紙でまとめておきましょう。
停電時やスマホの充電が切れるなどイレギュラーな事が起きても、スムーズに行動できます。
身近な人の連絡先や勤務先情報はもちろん、災害伝言ダイヤルなどの電話サービスの番号も控えておくとより便利です。
公衆電話を利用する時には、スムーズに操作・連絡することができますよ。
被災直後は情報が錯綜しているうえ、インフラも復旧していないので、家族を探す手段は主に避難所を訪れて回るという方法になります。
家族を探している時、写真を見せることですぐに特徴を伝えられます。
また、小さなお子さんがいらっしゃる家庭では、子供用の手荷物に入れておくと、万が一はぐれた時も周囲の人が探す手がかりになります。
通信手段が途絶える非常時には、アナログな情報が役に立ちます。
非常時にはインフラが麻痺するため、都市部にいる場合はかなり人が密集します。
強いストレスがかかっている状態では体の免疫も弱くなっているため、通常よりも菌やウイルスに感染しやすい状態になってしまいます。
感染を予防するためにも、マスクは常に持ち歩いておきましょう。
また、建物が倒壊した時などに出る粉塵対策にも効果的です。
ハンカチは非常時には包帯代わりとして使用できる他、出血した時に止血するアイテムとしても活躍します。
シート代わりなど様々な用途にも使るので、いざという時にはとても役に立ちます。
どの用途でも十分使えるよう、少し大ぶりのものを持っておくのがおすすめです。
鼻をかむときなどはティッシュがあれば便利です。
ただ、それ以外の用途はウエットティッシュでまかなえるので、荷物を極力減らしたい方はウエットティッシュに集約しても良いでしょう。
マスクと同じく、感染症を予防するために持っていきたいアイテムです。
ドアノブなど色々な人が触れるものや自分自身の手など、菌などが移りやすい場面で使うことで感染症を予防することができます。
また、除菌したという安心感から精神的に落ち着く効果もありますよ。
除菌シートはウエットティッシュとしても使うことができます。
外出先で被災した場合、お風呂やシャワーを使えないことがほとんどです。
体を拭くことで汗やニオイがある程度取り除かれるので、サッパリとして気持ちよく過ごせます。
ただし、除菌シートは少し刺激が強いため、肌が弱い人は別で低刺激のウエットティッシュなどを持っておくのがおすすめです。
擦り傷、切り傷など小さな怪我に役立つアイテムです。
特に非常時には傷口を清潔に保ち、皮膚からの細菌の感染を防ぐ必要があります。
いつもと違う状況での怪我は悪化するリスクが高くなるので、咄嗟の出来事にも対応できるようバッグに入れておきましょう。
消毒液は携帯用のスプレータイプだと持ち運びに便利なうえ、液だれせずに使いやすいですよ。
災害時は衣類などが濡れる・汚れることが多いので、ビニール袋があればそこに入れて保管することができます。
また、小さなお子様と一緒の場合は、使用後のおむつも入れられるので衛生面での心配がなくなります。
他にも、エコバッグの代わりに使うなどその用途は様々。
軽くて薄いので、最低でも3~4枚は持っておくと安心です。
避難時などで家族にメモ書きを残しておく場合や、今起きていることを記録するのに役立ちます。
非常時は通信手段が途絶えてしまうことが多いため、どこの避難所にいるかをメモで伝えることができます。
ペンはボールペンか油性のマジックを最低1本持っておきましょう。
こすると消えるペンは高温時や何らかの圧がかかった時に消えてしまうリスクがあり、鉛筆は芯が折れてしまう可能性があります。
消えないペンで書くことで、自分の情報を確実に情報を伝えましょう。
非常時は最新の情報を確認することが重要です。
周囲に配慮しつつ、確実に聞き取るためにもイヤホンは必要になります。
また、避難先では周囲の騒音がストレスになることもあるため、周りの音をシャットアウトする意味でもイヤホンは使えます。
最近はBluetoothのイヤホンが増えていますが、充電などの問題もあるので、持ち歩く際はアナログの方がおすすめです。
夏や冬に被災すると、空調が効かない場合は過酷な状況で過ごさなければいけません。
少しでも環境を良くするために、季節に応じたアイテムを用意しておきましょう。
暑い夏は電池式の小型扇風機や、水に濡れるとひんやりとする冷感タオルがおすすめ。
空調の効かない状態が続くと熱中症になる恐れがあるので、体の表面の温度を下げることが大切です。
また、熱中症対策として水分や塩飴なども一緒に持ち歩くとより安心ですよ。
冬は体を温めるために、使い捨てカイロがあると便利です。
持続時間が長い貼らないタイプは非常時には強い味方になります。
あとは、手袋やネックウォーマーなど外で着ける防寒具も非常時には助かります。
冬にはこれらを身につけて外出する習慣をつけましょう。
春や秋は比較的過ごしやすい気候ですが、冷え込んだ時を想定して1枚羽織りを持っておくと安心です。
花粉症で悩んでいる方は、発症する季節にはマスクや目薬、メガネなど花粉対策グッズを持っておきましょう。
粉塵などで症状が悪化する恐れがあるため、なるべく触れない・吸い込まないを徹底してください。
長時間何もしないと、皮膚はどんどん乾燥していきます。
乾燥すると痛みが出てくるだけでなく、皮がめくれたり傷になったりと衛生的に良くありません。
特に指先や顔などは乾燥しがちなので、こまめに保湿しましょう。
指先と同様に唇も乾燥しやすく、酷い場合は切れてしまうので唇の乾燥対策にリップも持ち歩いておいた方良いでしょう。
外で被災した際、建物が倒壊して雨宿りできる場所がないという事態も十分想定できます。
雨に濡れると当然風邪を引きやすくなりますが、非常時の風邪は時に命取りになります。
いつもと違う状況で強いストレスがかかることにより、急激に悪化してしまう可能性があります。
風邪のリスクを避けるためにも、折りたたみ傘は常に持ち歩いておきましょう。
非常時は動き回る場面が増えます。
髪が長いと動く度に邪魔になったり、物に引っかかったりして危険です。
また、建物が倒壊した時などに出る粉塵は髪の毛に付着します。
髪を束ねることで表面積を小さくし、付着する粉塵を最小限にすることができます。
緊急時には髪を結び、動きやすくしておきましょう。
ゴムが切れてしまう、上手く束ねられないという事態に備え、2種類以上のものを複数用意しておくと安心ですよ。
普段飲んでいる薬は最低でも2〜3日分は持ち歩くようにしましょう。
薬を切らしてしまうと、場合によっては命に関わる事態にもなりかねません。
命を守る、健康を保つためにも常に手荷物に入れておきましょう。
頭痛や生理痛がひどい人は、いつも使っている鎮痛剤を持っておくと安心です。
環境が変わる・ストレスがかかると症状が悪化することが多いので、自分の体調に合う薬を用意しておきましょう。
非常時に生理が来ても慌てないために、生理用品はいつも鞄の中に入れておきましょう。
ホルモンバランスはとてもデリケートなので、強いストレスがかかると予定日が近くなくても突如来ることがあります。
非常時には思うようにトイレに行けない状況になることが多いので、最低でも夜用2枚、昼用3枚程用意しておきましょう。
生理痛がひどい人は、いつも飲んでいる鎮痛剤も持っておくとより安心です。
便利だからとタンポンを使いたいと思うかもしれませんが、タンポンは長時間変えないと毒素性ショック症候群を起こす恐れがあります。
自由にトイレに行けない非常時には使わない方が良いでしょう。
長時間メイクを落とせない状況はストレスになるうえ、衛生的にも良くありません。
水がなくてもメイクを落とせる拭き取りシートがあれば、いつでもどこでも落とせて安心です。
ただ、拭き取りシートタイプのメイク落としは刺激が強いものが多いので、敏感肌の人は低刺激のものなど自分の肌に合うものを見つけて持ち歩くようにしましょう。
メイク落としと化粧水・乳液が一緒になったスキンケアまでできるシートもあります。
拭くだけで全て完結するため、肌に合えばこのタイプがおすすめです。
災害が起きてライフラインが止まっても、赤ちゃんは時間通りミルクが必要です。
どんな状況でも飲ませられるよう、最低1~2回分は用意しておきましょう。
粉ミルクだと、軽くて持ち運びやすいスティックタイプの粉末や固形タイプがおすすめです。
ただ、これらはお湯が必要になるため、調理する必要がない液体ミルクを用意しておくと安心です。
少し重くなりますが、避難所などお湯が手に入る場所へ行くまでの時間にあげられうよう、最低1本は持って歩きましょう。
非常時であろうとなかろうと、おむつはこまめに変えなくてはいけません。
赤ちゃんであれば4~5枚、2歳ぐらいだと3枚ほど用意しておくとしばらくは困りません。
また、おしりふきはおむつかぶれ防止の他、体を拭いたりすることもできるのでしっかり量が入った状態で持ち歩いておきましょう。
ただし、おむつは毎日必ず使うものなのですぐになくなってしまいます。
避難所によってはおむつの供給がない場合もあるので、近くにドラッグストアなどがあれば購入しておくと安心です。
離乳食が始まっているお子さんの場合は、温めなくても食べられるパックの離乳食を持ち歩いておきましょう。
食料などの支援物資はほとんどが大人向けのものなので、物資が不足する間に食べられる最低限の量を持っておく良いでしょう。
特にアレルギーをお持ちのお子さんの場合、食べられるとわかっているものを多めに用意しておかなければいけません。
アルミパウチタイプの場合は食器が必要なので、小さなカップとスプーンも一緒に入れておきましょう。
カップと一体型になったタイプだと、中にスプーンも付いているので荷物が少なくなり楽になります。
また、飲料も一緒に持っておくとミルク以外の水分補給もできます。
特に1歳以降のお子さんは、お茶や栄養が摂れる野菜ジュースなどがあればより安心です。
避難所などで過ごす場合、いつもと違う環境でストレスがかかるため、赤ちゃんや子供は泣いてしまうことが少なくありません。
少しでも安心して過ごせるよう、お気に入りのおもちゃを持っておきましょう。
泣き止んで機嫌良く過ごしてもらうことで、周囲の理解も得られやすくなります。
音の出るおもちゃなどは電池がなくなると動かないうえ、周りの人のストレスにもなりかねないのであまりおすすめしません。
軽くてコンパクトなおもちゃをいくつか厳選して、なるべく飽きないよう工夫すると良いですよ。
2歳を過ぎたお子さんには、絵本がおすすめです。
読み聞かせをすることで安心感を得られ、精神的にも安定しやすくなります。
慣れない避難生活をできるだけストレスなく過ごすため、住環境を整えることはもちろん、人が多く集まる避難所でいかにプライバシーを守るかが重要になってきます。
これらの視点から、避難時に持って行きたいものをまとめました。
必要であれば上記の持ち出し用グッズの個数を増やすと共に、これから紹介するグッズをプラスして準備しておきましょう。
普段使わないものは、あらかじめ持ち出し用のリュックに入れるなどしてまとめておくと、災害に遭ったときスムーズに動くことができますよ。
避難所へ行く時に必要なのが、防災ヘルメットです。
災害時は建物の倒壊などによって頭上に物が落ちてくる危険があります。
避難所までの道のりや、避難先で更なる災害に見舞われた時に頭を守ってくれる大切なグッズです。
普段使わない時はコンパクトに折りたためるものや、夜間避難でも相手に存在を知らせる反射板つきのものなど、利便性や安全面を考えた商品を選びましょう。
避難所には多くの人が集まります。
狭い場所に人が密集するため、隣との距離が近くプライバシーが保たれないことがほとんど。
段ボールの仕切りなども作れますが、音が筒抜けで人の目を完全に防ぐのは難しい状況です。
テントがあることで周囲からの目を遮断でき、最低限プライベートな空間を確保できます。
また、周囲や自分たちが出す音もある程度は遮断することができます。
アウトドア用など簡単に組み立てられるテントは、いざという時のために常備しておきたいですね。
テントで生活できる場所と環境があれば、組み立ててそこで生活するのがおすすめです。
普段から備蓄用のペットボトルの水をストックしておきましょう。
最低3日分、出来れば1週間分用意するのが望ましいとされています。
成人1人あたりの1日で必要な水の量は、調理用も含めて約3リットルです。
避難先へ持ち出す量は、滞在予定期間と家族の人数をかけて計算します。
ただし、避難先では給水車による水の供給や避難所の備蓄分もあるため、重すぎる場合は減らしても構いません。
持ち出す時の負担と安心できる量を考えて、持ち出す量を決めてくださいね。
長期間保存でき、簡単な調理方法で食べられる非常食は常に準備しておきましょう。
1つのものに偏りすぎると飽きてしまうのと、栄養バランスが崩れるためいろいろな食材・調理タイプのものを揃えておくのがおすすめです。
パックご飯やパスタなどの主食はもちろん、ツナ缶やカレー、パスタソースなどタンパク質を摂れるものも備えておきましょう。
ビタミン・ミネラルはドライフルーツや乾物などで補うことができますよ。
賞味期限切れを起こさないために、ローリングストック方式を採用しましょう。
定期的に新しいものを買い足し、期限が近付いたものを食べていくという方法です。
この方法だと賞味期限が切れる心配がないうえ、食材を無駄にせず時短で美味しくいただけます。
非常食はリュックなどに入れると忘れてしまう可能性が高いので、1つの場所にまとめて保存しておいて、いざという時すぐに持ち出せるようにしておくと良いですよ。
避難所の床や外の地面は固く、短時間でも体を痛めやすい環境です。
特に寝る時、下が硬いと痛みが気になってなかなか寝ることがができません。
体を守ったり、しっかり睡眠を取るためにも、マットレスは用意しておきましょう。
避難時には使わない時はコンパクトに収納できる、エアマットがおすすめです。
空気入れなどの道具が必要ないタイプを選ぶと、荷物が少なくて済みます。
紙皿や紙コップなど、軽くて洗う必要がない食器があると便利です。
避難中は使える水が制限されていて、食器を洗うことはできないと考えましょう。
使い捨てだと常に新しいものなので衛生面でも心配いりません。
紙皿は水分・油分が漏れないタイプのものを用意しておくと、周囲を汚すこともなく後片付けも楽ですよ。
あまり多くの量を持って行けない場合は、ラップを一緒に持って行くと繰り返し使うことができますよ。
ダウンを着ているかのような温かさで身を包んでくれるアルミブランケットは、寒い冬の味方です。
避難所は屋外や気密性が低い所が多いうえ、停電していると空調も効いていません。
衣服を何枚も重ねて着ると動きづらく、ストレスも溜まってしまいます。
アルミブランケットが1枚あるだけで体がポカポカになり、快適に過ごすことができますよ。
また、このブランケットは冬だけでなく実は夏にも活用することができます。
広げて棒にくくるなどすれば、日よけとして使えるので熱中症対策にもなります。
夏も冬も使えるアルミブランケットは、家族の人数分プラス1~2枚持っておくと安心です。
避難所では衣類を洗う環境が整っておらず、干す場所もほとんどないと思っておいた方が良いでしょう。
そんな時に活躍するのが、使い捨ての下着です。
毎日着替えられるのでストレスなく、スッキリとした気持ちで過ごせます。
また洗う手間がいらないので干す必要もなく、周囲の目を気にする必要がなくなって安心です。
衛生面を考えて、個包装タイプを用意しておきましょう。
体を締めつけず、動きやすい服を何枚か用意しておきましょう。
避難所生活はイレギュラーなことが多く、何かと動き回ることが多くあります。
また、慣れない環境であることに加え不安も重なり、かなりストレスがかかった状態です。
体の調子を整えるためにも、リラックスできる服装を選びましょう。
衣服は持ち出す時、圧縮袋に入れるとかさばらずリュックに入れることができますよ。
雨が降った時でも安全に移動できるよう、レインコートを持っておきましょう。
傘だと片手が塞がってしまう上、狭い道で使うと物に引っかかってしまう危険があります。
外出先での被災の場合は傘で代用しますが、避難するとなった時にはレインコートを身に着けましょう。
残念ながら災害直後は犯罪の発生率が高くなります。
自身の身を守るためにも、特に女性はレインコートの色は黒に近いもので顔が隠れるものを選ぶのがポイントです。
性別がわからないため、犯罪に巻き込まれるリスクが低くなります。
非常時、避難所へ行かず自宅で過ごす時に必要なものをまとめています。
いつも過ごしている環境とはいえ、ライフラインが繋がっていないことも多く、想像していなかった不便さが出てきます。
これからご紹介するグッズは、自宅で過ごす際に役に立つアイテムです。
停電・断水した時でも困ることがないよう、家に常備しておきましょう。
電気が使えなくなった時に活躍するのが電池式のランタンです。
懐中電灯などのライトは一方向を照らすのには良いですが、周りを明るくするには不十分です。
置くだけで周りを明るく照らす、自立式のランタンを用意しておきましょう。
自立式だと、両手が使える上に手元も確認できるので便利です。
ただ、いざという時に電池がない・切れていたというのでは意味がないので、定期的に電池が切れていないかチェックが必要です。
断水してしまった場合、トイレが使えなくなります。
近くに緊急時用のトイレがあったとしても、人が集まって長時間並ぶ事態が想定されます。
我慢して体調を崩さないよう、簡易トイレを用意しておくといつでも用を足すことができます。
抗菌・消臭効果もあるので、衛生面の心配も必要ありません。
自宅のトイレに取り付けて使用するタイプだと、いつもと同じ環境で使えるのも嬉しいですね。
家のトイレの棚などに置いておき、いざという時すぐに使えるように備えておきましょう。
ガスが使えなくなった時に活躍するのがガスコンロです。
お湯を沸かすなど加熱調理が可能になり、食事のレパートリーがぐんと広がります。
特に冬は温かい食べ物を摂り、体を冷やさないことが大切です。
ただし、ガスコンロやボンベにも使用期限があります。
コンロは製造日から10年、ボンベは未使用で7年が目安となります。
期限が過ぎていないか定期的にチェックしましょう。
使える水が限られている状況で重宝したいのがラップです。
食事の時にお皿にかけ、使い終わった後はラップを捨てることで洗い物をする作業が減らせます。
また、ラップを使うことで同じ食器を繰り返し使えるので、持ち出す食器が最小限で済むのも利点です。
食事の度に毎回新しいものに取り換えるので、衛生面でも心配いりません。
ラップは耐用期間が長いため、常に多めにストックしておくと良いですよ。
自宅で使うことが多いラップですが、避難所でも使えるので必要であれば避難用リュックに入れておくと安心です。
停電した時に活躍するのが、ソーラーチャージャーです。
日中晴れている時に外に置いておくと充電してくれるので、停電時でもちょっとした機器の充電に使えます。
スマホやランタンなど、避難時の生活に欠かせないアイテムを充電できるので、バッテリーがなくなる心配をしなくて済みます。
ソーラーチャージャーは小型のものから本格的なものまで豊富な種類があり、値段も様々です。
ご自身が安心できる容量のものを選び、家に備えておきましょう。
断水した時、給水があった時に貯めておく容器が必要です。
飲み水だけでなく生活用水も必要で、過去の災害では生活用水が不足して困ったという声が多くありました。
少しでも多くの水を蓄えるため、水用のポリタンクは最低1個は用意しておきましょう。
折りたためるものだと、使わない時は空気を抜くとかなりコンパクトになるので、収納場所にも困りません。
ちょっとした手当ができるグッズや薬は常に用意しておきましょう。
落ちてきた物でケガをした時など、すぐに対応ができます。
また、いつもと違う環境では体調を崩しがちです。
特に停電時は空調が効かないため、風邪などを引きやすくなっています。
風邪薬や鎮痛剤など、いつも使っている薬を置いておくようにしましょう。
その他、かゆみを抑えたり傷口に塗るなど幅広い用途に使える、総合塗り薬も置いておくと安心です。
ただし、症状がひどくなるようであればすぐに病院に連絡して受診するようにしてください。
いつ起こるかわからない災害に備え、準備しておくと良いものをまとめました。
リストすべてを用意する必要はなく、ご自身の生活スタイルなどから必要だと思うものを選んで、備えるようにしてくださいね。
災害に見舞われた時に生存率を上げ、少しでも安心して生活できるよう日頃から備えて意識しておくことが大切です。
大きな災害が来ないことを祈りますが、もし来た時に本記事が少しでも役に立てることを願っています。
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最終更新日 : 2023/10/27
公開日 : 2023/10/27