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京都に来たらまずは押さえておきたい!定番のおすすめお寺・神社
5. 外国人に人気の観光スポットとして5年連続1位を記録「伏見稲荷大社」
4. 1年中鳴く鈴虫と、落語のような説法で心が洗われる「鈴虫寺」
5. カラフルなくくり猿でインスタ映え間違いなし「八坂庚申堂」
強すぎて逆に危険!?パワースポットとして有名な京都のお寺・神社
2. 学問の神様・菅原道真公をお祀りする全国天満宮の総本社「北野天満宮」
御朱印巡りにはここ! ご利益が際立つ御朱印をいただける京都のお寺・神社
3. 玉の輿も夢じゃない!? 大奥の権力者ゆかりの「今宮神社」
5. お地蔵さんやかわいい絵が描かれた御朱印が大人気の「證安院」
2. 天井には戦いで敗れた鳥居元忠と兵士の血がべったり!?「養源院」
3. およそ8000基作られた石仏の光景に驚愕間違いなし「化野念仏寺」
京都には数多くの神社や寺院が点在しているため、ガイドブックやSNSを見てもどこを観光すればいいのか迷った経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで、まずはじめに京都に来たら必ず訪れるべき人気のお寺・神社をご紹介します。
京都市内は電車、バス、地下鉄などが充実しているため、公共交通機関をうまく組み合わせることで広範囲を効率よく観光することができますよ。
「清水の舞台」であまりにも有名な清水寺は、学生の修学旅行や外国人の観光でも人気の寺院です。
清水寺の開創は現在から1200年もの前の778年。
平安京遷都以前からの歴史をもつ、京都では数少ない寺院の1つです。
奈良で修行を積んだ僧、賢心(けんしん)の夢に白衣の老翁が現れ、「北へ清泉を求めて行け」とお告げをしたことが清水寺の始まりと伝えられています。
本堂の前面に張り出すように広がる舞台は、清水寺に数ある建造物の中でも特に有名ですよね。
京都の街を一望できる景色は見事で、その美しい景色は古くから人々を魅了しています。
1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。
清水寺に通ずる清水坂にはお土産屋さんやカフェが連なっているので、ゆっくり散策しながら訪れるのも気分が上がりますよ。
住所 : 京都市東山区清水1-294
マップ : Googleマップ
アクセス : 市バス206番・100番「五条坂バス停」下車より徒歩10分
電話番号 : 075-551-1234
定休日 : 無休
拝観時間 :
料金 : 高校生以上400円、小中学生200円(夜の特別拝観も同じ料金)
公式サイト : 清水寺
※清水寺の観光関連記事: 京都を代表する古刹「清水寺」の見どころを紹介!清水・五条周辺のおすすめグルメやお土産も
京都の市街地を東西に貫くメインストリートの1つ、四条通りの突き当りに堂々と真っ赤な西桜門が佇む姿が印象的な八坂神社。
全国にある八坂神社の総本社です。
慶応4年(1868)に八坂神社と改称するまで、感神院または祇園社と称されていました。
地元の方からは「祇園さん」「八坂さん」の愛称で親しまれています。
八坂神社にはたくさんの不思議な伝説が伝わっています。
地元の人々に語り継がれているのは、本殿の下に大きな池があり、水脈が平安京の西に位置する神泉苑や南の東寺まで続いているという話です。
また、その池は青龍が棲む「龍穴」になっていて、古くから都を守ってきたと伝えられています。
京都の三大祭りであり千百年の伝統を有する「祇園祭」は八坂神社の祭礼です。
7月1日の「吉符入」にはじまり、31日の境内摂社「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまで、1ヶ月にわたって各種の神事・行事がくり広げられます。
夜がにぎわう祇園祭の開催時期に、八坂神社に訪れるのもおすすめです。
住所 : 京都府京都市東山区祇園町北側625
マップ : Googleマップ
アクセス : 京阪祇園四条駅から徒歩で5分
電話番号 : 075-561-6155
定休日 : 無休
受付時間 : 【社務所】9:00~17:00 ※24時間参拝可能
公式サイト : 八坂神社
※八坂神社の観光関連記事: 「八坂神社」の見どころを徹底解説!京都の有名パワースポットの歴史や魅力とは
京都府宇治市宇治蓮華の藤原氏ゆかりの寺院である平等院。
京都市内からは少し離れますが、10円硬貨の表面に描かれているお寺として日本人には馴染みの深い寺院です。
池の中に建立された鳳凰堂はあまりにも有名ですよね。
水面に映し出される朱色の建物が、厳格な雰囲気を漂わせています。
1994年にはユネスコ世界遺産に登録されたことから、世界からも注目を浴びるスポットです。
平等院は、釈迦の入滅後2000年が経過すると真の仏法が衰退し世の中が乱れるという末法思想が信じられていた1052年、来世で極楽浄土に生まれ変わることを願う藤原頼通によって開設されました。
また、平等院では四季折々の草花が楽しめることでも話題です。
春はシダレザクラやソメイヨシノ、1万本の藤の花が咲き誇り、秋は紅葉と鳳凰堂のコラボレーションがなんとも絶景。
季節ごとに訪れるのも楽しみの一つです。
住所 : 京都府宇治市宇治蓮華116
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0774-21-2861
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 平等院
※平等院の観光関連記事: 10円硬貨に描かれた寺院「平等院」!世界遺産の鳳凰堂や藤・紅葉の開花時期まで一挙紹介
京都市左京区に位置する世界遺産・下鴨神社は、正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言います。
鴨川の下流にあるお社のため「下鴨神社」と呼ばれるようになりました。
下鴨神社の歴史は古く、その起源は神話の時代にまで遡ります。
紀元前90年に神社の瑞垣(みずがき)の修造が行われたという記録が残っていて、それ以前の古い時代からこの地が信仰の対象であったと考えられています。
下賀茂神社へと続く糺の森(ただすのもり)は神聖な気が満ちる癒しスポットとしても人気で、その広さはなんと東京ドーム約3倍の12万4000平方メートルもあるそう。
道の脇には小川が流れ、水音を聞きながら歩くと日常の喧噪を忘れてしまいそうです。
また、境内の奥に位置する御手洗社では「水みくじ」が大人気です。
「みたらしの池」に浸すとおみくじの結果を見ることができるため、普通のおみくじとは違ったワクワク感を楽しむことができます。
そして この「みたらしの池」の水泡を模してつくられたのが「みたらし団子」です。
下鴨神社の西側にある「加茂みたらし茶屋」はみたらし団子発祥の地と言われています。
下賀茂神社に訪れた際はぜひ一緒に立ち寄ってみてください。
住所 : 京都市左京区下鴨泉川町59
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-781-0010
営業時間 : 6:30~17:00
料金 : 無料
公式サイト : 下賀茂神社
※下鴨神社の観光関連記事: 古き良き京都を感じられる「下鴨神社」の魅力を紹介!周辺の観光・グルメスポットも
日本人にとってもっとも身近な神社と言える「お稲荷さん」。
お稲荷さんは全国に30,000社あるといわれていますが、その総本宮が伏見稲荷神社です。
海外の旅行者からも人気で、旅行口コミサイトでは「外国人に人気の日本の観光スポット」ランキングで5年連続1位に輝いたこともあります。
そんな人気が衰えない伏見稲荷大社の最大の見どころといえば、「千本鳥居」ですよね。
参道にズラリと連なる朱色の鳥居は、圧巻の景色です。
これは江戸時代以降、崇敬者が祈りと感謝の気持ちを込めて、鳥居を奉納する習慣が広まったことによるものと言われています。
写真映えするスポットであることから、いたるところで浴衣を着た観光客やカメラを構える風景に遭遇します。
神社でお馴染みの絵馬も、可愛らしいキツネの形をしています。
表情を自由に描くことができるので、願いごとと合わせてお顔のお絵描きも楽しめます。
住所 : 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-641-7331
参拝時間 :
料金 : 無料
公式サイト : 伏見稲荷大社
※伏見稲荷神社の観光関連記事: 伏見稲荷をディープに楽しみたいあなたに!知っておきたい歴史や不思議なお話!
市内を歩いていると浴衣を着たカップルもよく見かけますよね。
鴨川の河川敷では、三条大橋から四条大橋の間にカップルが座っておしゃべりする光景をよく見ます。
このようにカップルでの観光にも人気の京都では、縁結びの神様が祀られた神社や寺院も数多くあります。
恋みくじを引いたり、おそろいの浴衣などを着て思う存分楽しめる寺社仏閣をご紹介します。
京都の奥地「貴船」に佇む貴船神社は、清々しい緑に囲まれた古社です。
縁結びのパワースポットとして女性を中心に人気があります。
自然に囲まれているため、夏は市街地よりもひんやりと過ごしやすく、ゆったりと回りたい方にはおすすめですよ。
そして、貴船神社と言えば朱色の春日灯籠が並ぶ表参道が有名ですよね。
インスタ映え間違いなしなので、灯篭をバックに1枚写真を撮るのも良いでしょう。
表参道を登っていくと本宮に到着しますが、この本宮で大人気なのが「水占みくじ」です。
湧き水の御神水に占いの用紙を浮かべるとおみくじの内容が浮かび上がってくるというもので、水の神様を祀る神社らしいおみくじになっています。
境内でお参りをした後は「川床(かわどこ)」で食事をするのも良いでしょう。
特に貴船川沿いの川床が並ぶ風景は「京の夏の風物詩」にもなっています。
澄んだ川の流れる音を聞きながら食事を楽しむことで、優雅な気分を味わえますよ。
住所 : 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-741-2016
参拝時間 :
料金 : 無料、御朱印は300円
公式サイト : 貴船神社
※貴船神社の観光関連記事: 京都のパワースポット「貴船神社」!見どころとアクセス、周辺スポットを詳しく紹介
平安神宮は、平安遷都1100年を記念して桓武天皇をご祭神として創建されました。
創建当時の京都は、東京への遷都や幕末の影響から非常に勢いが衰えていました。
しかし、古き良き京都を取り戻したいという京都市民や全国の人々の思いが重なり、京都復興の象徴として創建されたのです。
平安神宮への参拝は、巨大な応天門(おうてんもん)をくぐるところから始まります。
平安京の正庁であった朝堂院を8分の5のスケールで再現したため、いざ目の前にするとその存在感には圧倒されてしまいます。
また、応天門から振り返ると300m先に平安神宮の玄関口ともいえる大鳥居が見渡せます。
この鳥居は、朱の大鳥居としては日本有数の大きさを誇っているそう。
広大な敷地には平安時代の正庁を再現した勇壮な社殿と懇切丁寧に整備された庭園が広がっています。
特に春は八重しだれ桜などの20種類以上の桜が咲くことでたくさんの人が訪れます。
何から何までスケールの大きい平安神宮の景色は、一見の価値ありです。
住所 : 京都市左京区岡崎西天王町97
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-761-0221
定休日 : 年中無休
参拝時間 :
料金 : 無料(神苑は大人600円、小人300円)
公式サイト : 平安神宮
※平安神宮の観光関連記事: 平安神宮を徹底取材!平安京を思わせる建築に優美な日本庭園を鑑賞しよう
京都市東山区にある安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)は縁切り神社とも呼ばれ、縁切りを求める観光客が足しげく通う人気のパワースポットです。
参道は「絵馬の道」とも称されるほど縁切りを願う絵馬がたくさん掛けられていて一見怖そうですが、実は良縁にも効果があるパワースポットとしても親しまれています。
有名人が奉納した絵馬も展示されているので、ゆっくり見学するのも良いですね。
境内には悪縁切りと良縁結びの両方のご利益があると言われる「縁切り縁結び碑(いし)」があり、安井金比羅宮の特徴的な存在になっています。
碑の近くに置いてある形代(かたしろ)に願いを書き込んだ後、形代を手に縁切り縁結び碑の「表」に周ります。
そして、神の力が集中するという中央の穴をくぐり、まずは悪縁を切ります。
穴は大人がやっと通れるほどの大きさしかなく、這うようにして穴をくぐらなければなりません。
表から穴をくぐった先は「裏」となります。
裏の方からもう1度表の方に向かって穴をくぐることで今度は良縁を結ぶことができます。
最後に手にした形代を縁切り縁結び碑に糊で貼り付けて祈願完了です。
なんとも不思議な祈願の方法ですね。
住所 : 京都府京都市東山区下弁天町70
マップ : Googleマップ
アクセス : 市バス「東山安井」より徒歩1分、 京阪「祇園四条」より徒歩10分
電話番号 : 075-561-5127
参拝時間 : 24時間(授与所は9:00~17:30)
料金 : 無料
公式サイト : 安井金比羅宮
鈴虫寺の正式名称は「華厳寺」ですが、1年365日毎日鈴虫が鳴いているため、鈴虫寺と呼ばれるようになったそう。
お寺で鈴虫が飼われているのも珍しいですよね。
入口の階段を登り切ると目の前にお地蔵さまがお出迎えしてくれます。
実はこのお地蔵様は、どんな願い事も叶えてくださるんだとか。
ただし、願い事は1つだけと決まっているため、事前にとっておきの願い事を考えておきましょう。
そして鈴虫寺で最も有名なのが、なんとご住職ご自身によって行われる説法。
なんだか堅苦しいイメージを持つ人も多いと思いますが、このお寺の説法は落語や漫才のようで面白いと大評判です。
約30分間に及びお寺の事、お参りの仕方、日々の心の事などをお話してくださります。
鈴虫の鳴き声も忘れるほど聞き入ってしまいますよ。
お話の後は庭園を散策したり、お地蔵さまのところに行ってお願い事をしたりとゆったり時間を過ごします。
その間も書院からは観光客の笑い声が絶えません。
なかなか説法を聞く機会はないので、ぜひ鈴虫の鳴き声と共に楽しんでみてください。
住所 : 京都府京都市西京区松室地家町31
マップ : Googleマップ
アクセス : 阪急「松尾大社駅」から徒歩10分
電話番号 : 075-381-3830
拝観時間 : 9:00~17:00(最終受付16:30)
拝観料 : 大人 500円、子供(4才~中学生)300円 ※茶菓子付き
公式サイト : 鈴虫寺
カフェやお土産屋さんでにぎわう京都らしい八坂通り。
清水寺に向かう道中にひっそりとたたずむ八坂庚申堂は、地元の人々から「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれています。
実はこの八坂庚申堂、最近では着物を着た女性やカップルにフォトスポットとして大人気なんです。
朱色の鮮やかな門から中を覗くと、奥にカラフルな丸いものがぶらいくつもぶら下がっている光景が目に入ります。
この丸いものは名物のお守り「くくり猿」です。
くくり猿にペンで願いを書き込み吊るすと、願いが叶うといわれています。
くくり猿は猿が手足をくくられて動けない姿をしていて、これは心がうまくコントロールされている状態を象徴しているのだそう。
平日は100個、週末は300個のみ限定販売されているため、早い時間に行くのがおすすめです。
また、堂内には栃木・日光東照宮でお馴染みの「見ざる・聞かざる・言わざる」の像が祀られており、猿に見立てたお守りを豊富に取り揃えています。
とてもかわいらしく、お土産としても人気があります。
住所 : 京都府京都市東山区金園町390−1
マップ : Googleマップ
アクセス : 市バス「清水道」下車より徒歩5分
電話番号 : 075-541-2565
営業時間 : 9:00~17:00
料金 : 無料
※京都のデートスポット関連記事: 定番の寺社仏閣から穴場スポットまで!京都のはんなりデートスポット20選
京都の神社や寺院はどこもパワースポットになり得ますが、次にご紹介するのはその中でも特別に運気が上昇すると言われるスポットです。
美容から芸能の運気までバラエティに富んでいます。
2021年は自粛期間が長く、家の中にずっといると運気が下がったように感じる人も多いのではないでしょうか。
心機一転なにかを頑張りたい時、また少しひと休みして自分を見つめ直したい時、心の切り替えは大切ですよね。
地元の方もよく訪れるようなお墨付きのパワースポット巡りで、心にも体にもエネルギーをチャージしましょう。
京都府東山区に位置する「泉涌寺(せんにゅうじ)」は、今から1200年ほど前に創建されました。
明治維新以前の歴代天皇の時代から、皇室の菩提寺に位置付けられていることが所以で、「御寺(みてら)泉涌寺」という名前が付けられたとても格式の高いお寺です。
格式の高さからか、境内は神聖なエネルギーで充満していて、心身の浄化や落ち着かない精神を鎮める効果があるそう。
実際に訪れた方の中には「いつもと違う感覚を感じた」「頭がリフレッシュした」というように不思議な体験をした人もいるようです。
それだけ強力なパワーがみなぎる土地だからこそ、歴代の天皇からも厚い信仰を集めてきたのでしょう。
また、境内では貴重な文化財が数多く保管されていて、その中でも「楊貴妃観音像(ようきひかんのんぞう)」は別格です。
楊貴妃は世界三大美女の1人として有名ですよね。
そんな楊貴妃観音像は、美や愛のご利益をもたらしてくれる観音様であり、多くの女性から信仰され続けています。
「綺麗になって理想の人と出会いたい」と恋の悩みを抱えている女性は、ぜひ御寺泉涌寺の楊貴妃観音像へ参拝してみてください。
住所 : 京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-561-1551
営業時間 : 【3月〜11月】9:00~16:30 【12月〜2月】9:00~16:00
料金 :
公式サイト : 泉涌寺
北野天満宮は「北野の天神さま」とも親しまれ、学業の神様として知られる菅原道真公を祀る、全国約1万2千社の天満宮、天神社の総本社です。
菅原道真公は無実の罪で九州に左遷され、生涯を閉じました。
その後、京都では左遷にかかわった藤原氏への災いや天災が相次いだことから、御霊信仰による道真公のたたりであるなどの気運が高まり、その御霊を鎮めるため、平安京の北西(天門)に北野天満宮が創建されました。
以来、「皇城鎮護の神」として扱われるようになり、皇室を始めとして各時代の武将・大名・将軍等からも崇敬を受ける神社へと変貌を遂げます。
菅原道真公が幼少の頃から勤勉であったことから、「学問の神様」として信仰されるようになりました。
現代では「受験の神様」として遠方からもお参りに来る人が後を絶たない神社です。
北野天満宮では、牛が神の使いとして崇められています。
境内の中には「なで牛」とも呼ばれる牛の像が数十体祀られ、自分の体の悪い部分を触るとその部位が治るご利益があるとされます。
住所 : 京都市上京区馬喰町
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から市バス50・101系統「北野天満宮前」下車から徒歩すぐ、京福電車「白梅町駅」から徒歩5分
電話番号 : 075-461-0005
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 北野天満宮
晴明神社は、安倍晴明を祀る京都市上京区の神社です。
1005年に安倍晴明が亡くなった後、生前の功績を称えた一条天皇によって創設されました。
陰陽師として知られる安倍晴明は天文学だけではなく、式神を操る力を幼いころから身に着けていたと言われています。
そのため、厄除けや魔除けといった様々なご利益があるとされ、他の神社とは一味違った特徴を持つことからパワースポットとしても人気です。
晴明神社は何といっても、晴明桔梗(せいめいききょう)と呼ばれる金色に輝く五芒星の社紋を掲げる珍しい神社です。
五芒星は、安倍晴明が創った陰陽道に用いられる祈祷呪符の一つと言われています。
境内のいたるところに五芒星を模した印が描かれているので、それを探しながら参拝するのも楽しみの一つですね。
また、晴明神社の中でも特に注目を集めるスポットが、鳥居をくぐってすぐの場所にある「晴明井」です。
逸話によると祭神でもある安倍晴明が念力を使って湧出させたと言われています。
井戸の水を飲むことによって、病気平癒のご利益があるとされています。
衛生面が気になる方は1度煮沸してから飲むと良いでしょう。
住所 : 京都府京都市上京区掘川通一条上ル晴明町806
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-441-6460
定休日 : 年中無休
参拝時間 : 9:00〜17:00(無休、授与所は16:30まで)※占い相談コーナーは13:00~16:30
料金 : 参拝無料 ※占い相談コーナーは1件 2,000円~
公式サイト : 晴明神社
※晴明神社の観光関連記事: 陰陽師を祀るパワースポット!「晴明神社」の見どころを徹底解説
芸能や芸術の運気アップにご利益があるとされるこのお社の一帯には、「朱の玉垣」と呼ばれる赤い立板のようなものがギッシリ並んでいます。
立板には芸能神社のパワーをいただこうと祈願しに来た人々の名前が書かれてますが、それはそれは壮大な光景です。
能や舞踊という伝統芸能の名家の方々はもちろん、有名な女優や俳優、歌手やアイドル、漫画の主人公まで名が連なっています。
好きな芸能人の立板を探してみるのも楽しいですね。
有名人ばかりで気が引けそうですが、芸能や芸術関連の仕事に関係している一般の方でも玉垣を奉納することができます。
申し込み日から2年間、有名人と肩を並べて奉納してもらえます。
石への信仰が厚い車折には神主によってお祓いを受けた石「祈念神石」が有名。
この祈念神石は持ち帰ることができ、色々な願い事を叶えてくれるパワーストーンです。
願い事が叶ったら自宅近くの川や山で石を拾い、そこにお礼の言葉を書いて再び本殿に納めに来るのが良いとされています。
祈念神石を返納するわけではないので注意してください。
住所 : 京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から市バスで35分、京福嵐山本線車折神社駅下車より徒歩すぐ
電話番号 : 075-861-0039
営業時間 : 9:30~17:00
祈念信石 : お守り型:700円/お札型:500円
公式サイト : 車折神社
松尾大社は、大宝元年(701年)創建の歴史ある神社で、平安時代には平安京を厄災から守る京の西の守り神として崇敬されました。
四神相応の京、玄武(北)は上賀茂神社、朱雀(南)は城南宮、青龍(東)は八坂神社というように、白虎(西)が松尾大社です。
この4社とともに、平安京を定めた桓武天皇をご祭神とする「平安神宮」と合わせてお参りする「五社参り」の習わしがあります。
また、御祭神として酒造りの神様である「大山咋神(おおやまくいのかみ)」をお祀していることから、とくに酒造りにかかわる職に就く人々から篤い信仰を集めています。
境内には亀と鯉の像を数多く見かけます。
これは大山咋神が太古、山城丹波の国を拓くために保津川をさかのぼった時、急な流れは「鯉」に、緩やかな流れは「亀」に乗って進んだ伝承に由来しています。
御本殿の左右両側には「幸運の撫で亀(なでがめ)」と「幸運の双鯉(そうり)」という像が配置されています。
「幸運の撫で亀」は寿命長久、家庭円満、「幸運の双鯉」は出世開運、恋愛愛成就、夫婦円満のご利益があるとされいるため、ぜひ撫でてみましょう。
お酒造りに加え亀と鯉にまつわることから水とのかかわりを強く印象付ける神社とも言えるでしょう。
洛西総氏神の松尾大社のご利益は、家内安全のほかにも出世、土木建築、健康長寿、安産、縁結びなどがあります。
住所 : 京都府京都市西京区嵐山宮町3
マップ : Googleマップ
アクセス : 阪急嵐山線松尾大社駅下車より徒歩約3分
電話番号 : 075-871-5016
営業時間 : 【平日・土曜】 9:00~16:00 【日曜・祝日】9:00~16:30
料金 : 【庭園・神像館】大人500円、学生400円、小人300円
公式サイト : 松尾大社
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近年では御朱印を集めるのも女性を中心に流行っていますよね。
神社や寺院ごとに御朱印の種類や見た目もかなり違ってくるので、スタンプラリーのように集めるだけでもワクワクしてきます。
御朱印帳を一冊使い切るころには運気も上昇していそうです。
京都は神社や寺院が密集しているため、御朱印を集めるのにうってつけの観光スポットです。
有名な観光スポットに来たのに写真を撮るだけではもったいない!
せっかくなら御朱印も一緒に集めて旅の終わりに思い出に浸るのも旅行の醍醐味です。
友人や恋人とカフェでお茶したり観光しながら一緒に御朱印集めも楽しむのも良いでしょう。
大福寺は京都市中京区に位置する天台宗の寺院です。
非常に歴史のあるお寺ですが、比較的穴場として知られており、京都観光の際に気軽に訪れることができます。
近くには 京都御苑 があり、ちょうど京都市の中心部に位置しています。
2度の大火によりその大半が焼失しましたが、8畳の本堂のみかろうじて現存しています。
寺院と言っても門もなく、境内もなく、住宅地にポツンと本堂が建っているだけなため通り過ぎないように注意しましょう。
穴場ではありますがパワースポットとしても人気があり、若い世代から年配の方まで幅広い世代の観光客が訪れます。
大福寺では七福御朱印や大福帳の御朱印などのさまざまな種類の御朱印を頂く事ができるので、御朱印巡りをしているという方にもおすすめです。
時期によって限定の御朱印などもあり、訪れる日によって違った御朱印が頂けるのも嬉しいポイントです。
また、女性にはミニ御朱印帳が人気で、そのサイズ感が絶妙に可愛いので大福寺で御朱印巡りをしたいという方はぜひ1度訪れてみましょう。
注意したいポイントとして、大福寺では御朱印をいただける日時が限定されています。
公式Twitter で発表されますので、必ず御朱印可能な日か事前に確認の上、訪問するようにしてください。
住所 : 京都市中京区 麩屋町通二条上る布袋屋町498
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-231-3624
営業時間 : 10:00~16:00
料金 : 無料
注意点 : 御朱印がもらえる時間は公式Twitterにて要確認
公式サイト : 大福寺
佛光寺は京都市内のオフィス街の中心、四条烏丸の仏光寺高倉に位置しています。
こじんまりとしたお寺で観光客が少ないため、のどかな雰囲気で静かに過ごせるスポットとして地元の方に愛されています。
佛光寺では毎月14日に境内で野菜市が開催されていて、季節ごとによって変わる地元京都産の野菜を販売しています。
新鮮で、観光客にとっては物珍しい京野菜も数多く販売していますので、開催日に合わせて訪れてみてくださいね。
実は浄土真宗のお寺では御朱印のないお寺が多く、御朱印のある佛光寺は珍しい存在です。
佛光寺の御朱印は年に4回も変わり、春(3〜5月)、夏(6〜8月)、秋(9〜11月)、冬(12〜2月)の4パターンが存在します。
御朱印帳に季節ごとの御朱印を集めるのも趣があります。
そして寺院ではとても珍しいですが、佛光寺の境内には「カフェd食堂」という小さなカフェが併設されています。
また、境内にはこのカフェを運営する「 デザインショップ D&DEPARTMENT KYOTO 」もあります。
カフェの大きな窓からはもちろん境内の阿弥陀堂や大師堂などが見られ、ちょっとした休憩にカフェ内でスイーツを楽しむこともできますよ。
住所 : 京都市下京区新開町397
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-341-3321
営業時間 : 9:00〜16:00
料金 : 無料
公式サイト : 仏光寺
京都市北区にある「今宮神社」は別名「玉の輿神社」とも呼ばれ、玉の輿の夢を叶えたい女性に大人気です。
そう呼ばれるようになった由来は、江戸時代、京都西陣の八百屋のお玉さんという娘が13歳の時に江戸に入り、大奥で側室の下働きとして働いていましたが、将軍・徳川家光に見初められて側室となった後、徳川綱吉の生母にまで登りつめたからだそうです。
その後も大奥で権力をふるい、出世街道を歩んだというまさにシンデレラストーリーです。
そのため、社務所には玉の輿守(お守り)も用意されています。
また、門前名物菓子であるあぶり餅も参拝客に人気です。
あぶり餅は、きな粉をまぶした小さなお餅を備長炭で香ばしく焼き、そこに白味噌風味の甘いタレを絡めた餅菓子。
境内の東側の門前であぶり餅のお店が2軒向かい合って営業しているため、東門へと続く参道はいつも賑わいを見せています。
このあぶり餅には無病息災のご利益があるとされています。
あぶり餅はすべて手作業で作られる上、製法は創業時の平安時代から変わっていないというから驚きですね。
ぜひ平安時代の味を楽しんでください。
住所 : 京都府京都市北区紫野今宮町21
マップ : Googleマップ
アクセス : 市バス今宮神社前より下車すぐ
電話番号 : 075-491-0082
営業時間 : 【社務所受付時間】9:00〜17:00
料金 : 無料
公式サイト : 今宮神社
「お金持ちになりたい!」という願いをお持ちの方はぜひ御金神社へのお参りがおすすめ。
御金と書いて「みかね」と読み、その名の通り金運にご利益があるパワースポットとして、地元の方はもちろん遠方からも多くの人が参拝に来ています。
京都の定番観光スポット「二条城」からほど近く、ビルや住宅が立ち並ぶ通りでひときわ目立つ金色の鳥居が目印です。
御金神社は日本で唯一、金属類の守り神である金山毘古神(かなやまひこのかみ)を祭る神社です。
お金は金属でできていることから、金運のご利益が得られるパワースポットとして注目を集めています。
御金神社の手水舎にはザルが置かれていて、そこに手持ちの小銭を入れて水で洗い流すことで小銭が清められ、金運がアップすると言われています。
また、本殿の後ろに凛とそびえ立つイチョウの大木は、御神木として大切に育てられ、そこには龍神様が宿っています。
注目の御朱印も煌びやかな金色で、その見た目からも金運がアップしそうな予感がします。
御朱印帳への記帳は行っていませんが、書き置きに日付を入れてもらえます。
お金持ちになりたい人は参拝しに行きましょう。
住所 : 京都市中京区西洞院通御池上ル押西洞院町614
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-222-2062
営業時間 : 10:00~18:00
料金 : 無料
公式サイト : 御金神社
京都嵯峨野にある證安院(しょうあんいん)は、さつき寺とも言われる美しいお寺ですが、近年御朱印がかわいいと話題になっています。
もともとは大きなさつきの木がある美しいお寺として知られていましたが、不運にも現在は枯れてしまったようです。
しかし、後に檀家の方々から寄贈され、もともとあった竹藪を開墾して明るい庭園が築かれました。
5月中旬から6月上旬に見ごろを迎えるので、境内を参拝した後にお庭を眺めるのも良いでしょう。
基本的に御朱印をいただきたい場合は、前もって予約をする必要があります。
さらに月曜日、水曜日は電話での問い合わせにも対応していないなど、予約をするのもなかなか大変です。
そのため、御朱印の受付がいつなのか、また時間はどうなっているのかが投稿される 公式のTwitter で確認するのが良いです。
御朱印は数種類あり、中でも「お地蔵さんと無上尊」はそれぞれ表情の違う七体のお地蔵さまの絵が描かれます。
手を合わせて拝んでいるもの、お経を唱えるように口を開けたものなど、とてもかわいらしいですよね。
また「星にねがいを」という御朱印ではその言葉にぴったりの絵が描かれていることもあって、全体にほっこりした雰囲気が漂う人気のタイプとなります。
書置きタイプもあるため観光のスケジュールに合わせて御朱印もゲットしましょう。
住所 : 京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町22
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都バス護法堂弁天前下車より徒歩6分
電話番号 : 075-871-3923
営業時間 : 10:00~16:30
料金 : 無料
注意点 : 御朱印をもらう場合は公式Twitterまたは電話にて要確認
公式サイト : 證安院
※御朱印の関連記事: 御朱印ガールが解説する!これから御朱印集めを始めたい人への「御朱印のいろは」とおすすめの御朱印帳
「京都観光の有名なスポットはたくさん回ったから今度は穴場に行ってみたい」と思う人も多いのではないでしょうか。
京都市内には神社がおよそ800、寺院がおよそ1700もありますが観光名所として有名な寺社仏閣はごく一部です。
次にご紹介するのは、京都の穴場的存在のお寺・神社です。
人気の観光地エリアから自然が広がる京都の奥地のエリアまでを一挙にご紹介します。
大原三千院は京都市内から北東へ進んだ大原の里にあります。
茅葺屋根の残る大原は落ち着いて観光するのにぴったりです。
古くから貴人や修行者が都を離れてひっそり静かに暮らしていた大原の地は、市内からのアクセスに時間がかかるため観光客の数もぐっと減り、穴場的なスポットです。
かの有名な最澄が比叡山東塔に三千院(三千院門跡)を建てたのがはじまりで、明治維新後にこの地に移りました。
境内には2つの庭園があります。
1番初めに通る客殿から眺める「聚碧園(しゅうへきえん)」はとても美しく、縁側でお抹茶とお茶菓子をいただきながら庭園を眺めているとほっとできます。
言い伝えによると、江戸時代の茶人・金森宗和が聚碧園を観て感動し、自らの手を加え、今日の清楚にして優美な庭に生まれ変わったと言われています。
もうひとつの「有清園(ゆうせいえん)」は一面に生える苔が神秘的で、庭園にたたずむ「往生極楽院」が美しいと評判です。
往生極楽院南側には「わらべ地蔵」と名付けられた小さなお地蔵さまたちが並んでいます。
何年も前からずっとそこにたたずんでいるお地蔵様の、微笑むような表情がとても癒されます。
また、三千院は紅葉も美しいと評判で、毎年11月上旬から下旬には緑の苔の上に鮮やかなもみじの葉が積もり、見事なコントラストを見せてくれます。
住所 : 京都市左京区大原来迎院町540
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都バス17番大原バス停下車より徒歩10分
電話番号 : 075-744-2531
営業時間 : 【11月】8:30~17:00 【12月~2月】9:00~16:30
料金 : 一般700円、中・高校生400円、小学生150円
公式サイト : 大原三千院
養源院(ようげんいん)は、自刃した徳川家の武士たち380余名の血が染みついた血天井があることで有名です。
血天井と聞くとゾクゾクしてしてしまいそうですが、実は見どころがたくさんあります。
天井に血?と不思議に思う方も多いと思いますが、慶長5年(1600年)、伏見城を守る約2,000名の兵士対豊臣方の武将・石田三成を筆頭に4万の軍勢が攻める戦いで10日もの間攻防戦が続きました。
最初は約2000名いた兵士たちも380余名とどんどん命を落とし、力尽きた鳥居元忠らは「中の御殿」に集まって自刃、伏見城は落城しました。
ところがその亡骸(なきがら)は、残暑の残る夏の2ヶ月の間伏見城に放置されていました。
その間におびただしい血が床板に染み付き、洗っても削っても取れなくなってしまったのだそう。
その板を外し、供養として養源院の天井に使ったものが「血天井」です。
また、本堂には俵屋宗達が描いた襖絵「松図十二面」や、白象、唐獅子、麒麟を描いた杉戸絵があります。
宗達が描いた襖絵で現存するものはたったこれだけです。
今にも飛び出してきそうな臨場感あふれる動物たちは大胆で幻想的です。
住所 : 京都府京都市東山区三十三間堂廻り町656
マップ : Googleマップ
アクセス : 市バス博物館三十三間堂前、東山七条下車より徒歩約3分
電話番号 : 075-561-3887
営業時間 : 9:00~16:00
料金 : 一般 500円
化野(あだしの)念仏寺は、京都市右京区で重要伝統的建造物群保存地区に認定された、風情ある街並みのエリアにあります。
かつてこの辺り一帯は葬送の地でしたが、平安時代に弘法大師が五智山如来寺を開創し、野ざらしだった遺体を石仏や石塔として葬ったのが化野念仏寺の始まりと伝えられています。
非常に多くの石仏群が置かれた「西院(さい)の河原」と呼ばれる場所は化野念仏寺の代名詞とも言えます。
現在、ここには8,000基ほどの石仏や石塔があるのだそう。
初めての訪問ではその光景にびっくりするかもしれません。
その他にも西院の河原に匹敵するくらい素晴らしい空間である竹林小径には、わずかな隙間から陽の光が差し込むとても幻想的な光景が広がっています。
嵯峨野は竹林で有名な地なので、その優美さを堪能しましょう。
また、秋には西院の河原を真っ赤な紅葉が包み非常に美しい光景となります。
ぜひ秋に訪れて紅葉と竹林をゆっくり堪能してください。
住所 : 京都府右京区嵯峨鳥居本化野町17
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都バス鳥居本下車徒歩約5分
電話番号 : 075-861-2221
営業時間 : 9:00〜16:30(受付終了)
料金 : 大人 500円、中学・高校生 400円、小学生以下 無料
公式サイト : 化野念仏寺
善峯寺(よしみねでら)は、京都府京都市西京区にある天台宗の単立寺院であり、京都・西山三山(楊谷寺、善峯寺、光明寺)のひとつでもあります。
このお寺は京都西山の中腹にあるため、自然豊かな境内の各所から京都市街や比叡山を一望することができます。
その景色はまさに絶景そのものです。
長岡京や平安京の時代から狩りや花見など貴族の行楽の地として知られる大原野は、京都市の市街地から少し距離があるため知る人ぞ知る観光スポットになっています。
最寄りの駅からはバスで移動することができ、その間大原野の自然豊かな風景やハイキングを楽しむ人々を眺めることができます。
善峯寺の桜の風景は、1999年のJR「そうだ、京都、いこう」キャンペーンにも選ばれたことでも有名。
境内の樹齢300年を超える枝垂桜の巨木は、桂昌院お手植えの桜と伝えられています。
桜のシーズンにとどまらず、初夏は紫陽花、秋は紅葉の名所としても知られているためシーズンごとに来ても楽しめます。
また、境内には日本一の長さを誇る樹齢600年で天然記念物の「遊龍の松」があり、その長さには驚かされます。
バスの本数が少ないため、帰りの時間など計画を立てながら参拝しましょう。
住所 : 京都市西京区大原野小塩町1372
マップ : Googleマップ
アクセス : 阪急バス善峯寺駅下車より徒歩20分
電話番号 : 075-331-0020
営業時間 : 8:00~17:00
料金 : 大人500円、高校生300円、小・中学生200円
公式サイト : 善峯寺
伏見区深草にある大岩神社は、行くのに少し山の中を登る必要があるため、参拝者も少なく穴場スポットと言えるでしょう。
大岩神社は、大岩・小岩を御神体の男神・女神とし、古代の神祀りの名残のある神社。
この男女の神は、お互いの病気を献身的に看病し、治癒にいたったと伝えられています。
そのことから難病の神様として信仰され、特に結核の治癒にご利益があると言われていました。
結核が不治の病だとされていた時代は、多くの患者が祈願に訪れたそうです。
草木が茂る山の参道を登っていくと、まるで東南アジアの古代遺跡のような、どこか異国的な雰囲気すらもある門の出現が出現します。
樹木のなかに立つ鳥居は、一般的な鳥居とあまりに違っていて、中央には「大岩大神」「小岩大神」と刻まれ、女神や武人、ウサギや鳥が配置されています。
実はこの鳥居は京都出身の日本画家である堂本印象がデザインし、縁のあった大岩神社に寄進したものなのだそう。
そんな不思議な空間ですが、参道を登り切るととたんに明るく視界が広がります。
晴れた日は、大阪のビル群まで望めるほど眺めが抜群です。
大岩神社は社務所の建物などが立入禁止の状態になっている場所もあり、危険な箇所もあるので、注意しながら参拝するようにしてください。
京都には歴史のある神社や寺院が数多く点在していますが、観光客が訪れるのはほんの一部の神社です。
まだ訪れたことのないスポットに参拝してみることで、さらに京都の良さを見つけることができるかもしれません。
皆さんもぜひ京都のお気に入りの神社や寺院を見つけて、癒されてみてはいかがでしょうか。
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最終更新日 : 2023/03/03
公開日 : 2020/08/24