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【エクアドル】ガラパゴス諸島のおすすめ観光スポット6選!一生に一度は行ってみたい世界遺産も





ダーウィンの「進化論」で有名な南米・エクアドルの世界遺産、ガラパゴス諸島。
海底火山の噴火により造り出されたといわれる無数の島々には、約5,500〜6,000種類の希少な動植物が生息しています。

途方もない時間をかけて独自の進化を遂げた貴重な生態系や、美しい大自然が織りなす絶景は必見です。

本記事では、ガラパゴス諸島のおすすめ観光スポットや現地で出会える可愛い生き物たちを、旅行に役立つ情報と合わせてご紹介します。
アクセス情報のほか、入島に関わる手続きや料金も詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休業あるいは営業時間の変更等の措置を取っている店舗・施設がございます。


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【目次】【エクアドル】ガラパゴス諸島のおすすめ観光スポット6選!一生に一度は行ってみたい世界遺産も

 

ガラパゴス諸島ってどんなところ?

ガラパゴス諸島の観光情報

ガラパゴス諸島の基本情報

現地を訪れる前に知っておきたいこと

ガラパゴス諸島への行き方

バルトラ島(サンタクルス島)にアクセスする場合

サンクリストバル島にアクセスする場合

<ガラパゴス諸島・サンタクルス島のおすすめ観光スポット>

1. チャールズ・ダーウィン研究所

2. トルトゥーガ・ベイ

<ガラパゴス諸島・イサベラ島のおすすめ観光スポット>

1. ゾウガメ飼育センター

2. パールシェル

<ガラパゴス諸島・サンクリストバル島のおすすめ観光スポット>

1. ティヘレータスの丘

2. キッカーロック

ガラパゴス諸島で出会える生き物

1. ガラパゴスゾウガメ

2. ガラパゴスアシカ

3. アオアシカツオドリ

4. ウミイグアナ

5. アメリカグンカンドリ

 

 

ガラパゴス諸島ってどんなところ?

 

ガラパゴス諸島のビーチ

 

南米大陸のエクアドル本土から西に約1,000km離れたところに浮かぶ火山島群、ガラパゴス諸島。

大小様々な123の島と無数の岩礁が赤道をまたいで、東西およそ200kmという広範囲に点在する自然豊かなエリアで、世界的な知名度を誇る人気観光地です。

 

海底火山の噴火により造り出されたといわれる島々には、独自の進化を遂げた野生生物が多く生息しています。

 

1835年にはこの地を訪れた生物学者チャールズ・ダーウィンに「進化論」の着想を与えたとされ、その豊かな自然環境から1978年にユネスコの世界遺産として登録されました。

 

ガラパゴス諸島のサンセット

 

ガラパゴス諸島が持つ最大の魅力は、なんと言ってもここでしか見られない自然を間近で観察できること。

国立公園内には、海に潜って海藻を食べるウミイグアナ、飛ぶことをやめたガラパゴスコバネウなど、約5,500〜6,000種ともいわれる希少な動植物が広く分布しています。

 

輝ける生命の楽園には、実際に訪れた人にしか経験できないような感動や発見、そして驚きが多く隠されています。

ゆったりと流れる島時間を可愛い動物たちと過ごしに、ガラパゴス諸島を訪れてみませんか?

 

 

ガラパゴス諸島の観光情報

 

サンクリストバル島のガラパゴスアシカ

 

ガラパゴス諸島に属する島々の約97%は、国立公園として登録されています。

このうち、サンタクルス島・サンクリストバル島・フロレアーナ島・イサベラ島の4島は有人島で、指定エリア内であればガイドを同伴することなく自由に観光が楽しめますよ。

 

これらの島々でも、自然保護区に指定されている場所は、現地の生態や地理などを熟知したナチュラリスト・ガイドの同伴が必要となるため注意が必要です。

 

個人で旅行される方でも、訪れるスポットにより現地ツアーへの参加が必要な場合があるので、旅行の予算は100〜200ドル程度多めに見積もっておくことをオススメします。

 

ガラパゴス諸島の基本情報

 

サンタクルス島のホテル

 

国名: エクアドル共和国

日本との時差: -15時間(首都キトでは-14時間)

言語: スペイン語(観光地は英語も可)

通貨: ドル

宗教: キリスト教

観光にかかる日数: 4泊7日〜

ベストシーズン: 6〜11月頃

 

現地を訪れる前に知っておきたいこと

 

ガラパゴス諸島_フラミンゴ

 

ガラパゴス諸島を訪れるには、出発空港またはオンラインでの入島手続きおよびエクアドル政府が定める入島料の支払いが必要です。

また、ガラパゴス諸島には自然保護を目的としたルールがいくつかあります。

 

1. 入島手続き

 

ガラパゴス諸島への旅行には、出発空港に併設されたCONSEJOブース、またはオンラインでの事前登録・入島管理カード(TCTカード)の取得が義務付けられています。

 

入島手続きにかかる費用は20ドル(2021年2月現在)で、空港カウンターでのチェックイン時には  CONSEJO(ガラパゴス特区政府審議会)   が発行するTCTカードの提示が必要となるため注意が必要です。

 

CONSEJOブースの混雑状況によって手続きに要する時間が大幅に異なるため、空港には出発時刻の2時間前に到着することをオススメします。

また、オンラインでの事前登録も可能なので希望する方は  こちら   をご覧ください。

 

2. 入島料の支払い

 

ガラパゴス諸島を訪れるには入島料を支払う必要があります。

TCTカードの提出による入島管理、および入島料の徴収は空港内で行われるので、エクアドル本土を出発する前に必要な現金を必ず用意するようにしましょう。

 

  • 大人: 100ドル (日本円で約10,500円)
  • 子ども(12歳未満) :50ドル(日本円で約5,250円)

※ クレジットカードの使用不可

 

3. ガラパゴス諸島で守るべきルール

 

イサベラ島のガラパゴスアシカ

 

ガラパゴス諸島には、自然保護を目的としたいくつかのルールがあります。

地球上に残された動物たちの「最後の楽園」を守るためにも、以下の項目をしっかりと理解した上で行動するようにしましょう。

 

1. 貝殻・砂・植物の採取、および地面に落ちている石などを移動する行為は禁止

 

島内に自生する植物や地面に落ちている石などには触らないようにしましょう。

また、根のある植物・種子・生肉・野生化する恐れのある動物の持ち込みも禁止されています。

 

2. サンタクルス島のプエルト・アヨラを除く、その他のエリアは禁煙

 

3. ゴミのポイ捨て厳禁

 

4. 島に生息する動物には触れない

 

人間の手には、現地の動物が対応できないような細菌が付着している可能性があります。

また、野生動物に人間の匂いが付着してしまうと、群れから仲間外れにされてしまうことも。

 

その他、動物を脅かしたり、フラッシュを使用して撮影するのも禁止されています。

 

5. 動物にエサを与えない

 

野生の動物にエサを与えると、固有の食物連鎖が狂ってしまいます。

プエルト・アヨラにある魚市場では、現地の方がアシカやペリカンに魚を与える姿を見掛けるかもしれませんが、絶対に真似しないでください。

 

 


ガラパゴス諸島への行き方

 

イサベラ島の景色

 

日本からガラパゴス諸島へは、エクアドルの首都キト(Quito)、またはグアヤキル(Guayaquil)発着の航空便を利用してアクセスするのが一般的です。

 

日本からエクアドルまでの直行便は運航していないため、北米や  メキシコ  の主要都市を経由することになります。

経由地での乗り換え時間が長いフライトを予約すると、現地までの所要時間が片道約30時間以上となるため、なるべく総移動時間が短い便を予約すると良いですよ。

 

移動時間が長くなる場合は、エクアドル本土に1泊滞在してからガラパゴス諸島へ向かうと、より旅行を楽しめるでしょう。

 

ガラパゴス諸島のスピードボート

 

本土からの飛行機が発着する空港は、バルトラ島(サンタクルス島と接続)およびサンクリストバル島の2ヵ所 で、その他の島へはスピードボート(片道30ドル)もしくは現地ツアーを利用してアクセスすることができます。

 

バルトラ島(サンタクルス島)にアクセスする場合

 

キトからバルトラ島へは、  アビアンカ航空   と  ラタム・エクアドル航空   が、木・土曜を除いてそれぞれ毎日1往復(水曜は2便)ずつ運航しています。

最短約2時間10分でアクセスできますが、利用する航空会社の使用機材の都合により、直行便を利用しても片道約3時間以上かかることもあるため注意が必要です。

 

また、グアヤキルはキトに比べ運航本数が多く、所要も約1時間50分程度と短めです。

1日2〜6便ほど運航されているので、どちらの都市も訪れる方はグアヤキルからアクセスするのも良いでしょう。

 

サンクリストバル島にアクセスする場合

 

エクアドル本土からサンクリストバル島へは、  ラタム・エクアドル航空   が直行便を運航しています。

所要時間はキトから3時間30分、グアヤキルからは約1時間50分が目安です。

 

 

<ガラパゴス諸島・サンタクルス島のおすすめ観光スポット>

 

サンタクルス島

 

サンタクルス島は、ガラパゴス諸島の観光拠点として多くの旅行客が訪れる人気の島です。

その面積は986平方kmで、ガラパゴス諸島の中ではイサベラ島に次ぐ2番目の大きさを誇ります。

 

島の南端に位置するプエルト・アヨラ(Puerto Ayora)は、ガラパゴス最大の町で知られ、ガラパゴス・クルーズの拠点として親しまれています。

 

また、メインストリートであるチャールズ・ダーウィン通りには、旅行会社やレストランなど、観光客向けの施設が多く立ち並んでいるため、ホテルを予約する際はこの通りの近くをチェックしてみましょう。

ガラパゴス諸島で最も賑やかな島なので、日中の観光だけでなくナイトライフも楽しみたい方には最適です。

 

もちろん、アシカやペリカン・ウミイグアナ ・ダーウィンフィンチなどの野生動物も見られますよ。

ガラパゴスらしい見どころが凝縮された島なので、短期間の旅行で訪れるならサンタクルス島で間違いありません。

 

1. チャールズ・ダーウィン研究所

 

チャールズ・ダーウィン研究所

 

1959年にガラパゴス諸島全体が国立公園に指定された際に、絶滅が危惧されるゾウガメの保護を目的として設立された施設です。

チャールズ・ダーウィン研究所はプエルト・アヨラの東端に位置しており、アクセスが良いためサンタクルス島を訪れる旅行客のほとんどが足を運ぶ人気スポットとして親しまれています。

 

この施設では、ガラパゴス諸島の保全を担う科学的研究・環境教育のほか、固有種全般の保護および繁殖活動なども積極的に行われていて、ゾウガメだけでなく、リクイグアナなども間近で見ることが可能です。

 

チャールズ・ダーウィン研究所の観光情報

 

英名:Charles Darwin Research Station

住所:Ave Charles Darwin 854, Puerto Ayora 200350 Ecuador

マップ: Googleマップ

アクセス:プエルト・アヨラ中心部から徒歩約20分

電話番号:05-252-6146

定休日:なし

営業時間:7:30〜12:30/14:00〜17:30

料金:無料

公式URL:  チャールズ・ダーウィン研究所

 

2. トルトゥーガ・ベイ

 

トルトゥーガベイ

 

トルトゥーガ・ベイは、パウダーサンドの砂浜が約1kmにわたって広がる砂浜で、国立公園内で唯一ガイドなしで訪れることが許されている人気のビーチです。

 

プエルト・アヨラ郊外に位置するコンベンションセンターで入場受付を済ませて、サボテン林の中にある舗装された遊歩道を約2.5km歩いた先に砂浜があります。

コンベンションセンターの先には、食べ物や飲み物を販売するお店はないため、訪れる際は必ず水分補給用の飲料水を持参するようにしましょう。

 

コンベンションセンター
コンベンションセンター

 

マングローブの木陰や岩の上で日光浴を楽しむウミイグアナをはじめ、ウミイグアナやペリカン、そして時々フラミンゴも見られる素晴らしいスポットなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

トルトゥーガ・ベイの観光情報

 

英名:Tortuga Bay

住所:South-West of the town of Puerto Ayora 200350 Ecuador

マップ: Googleマップ

アクセス:プエルト・アヨラ中心部から徒歩約35分

営業時間:8:30〜11:30/14:00〜17:30(コンベンションセンター)

 

 


<ガラパゴス諸島・イサベラ島のおすすめ観光スポット>

 

イサベラ島

 

ガラパゴス諸島最大の島で、5つの火山が連なって島を形成しています。

その面積は4,588平方kmと、沖縄県の約2倍ほどの大きさを誇り、火山性の大地やマングローブの森など変化に富んだ自然を有するのが特徴です。

 

島の南部に位置するプエルト・ビジャミル(Puerto Villamil)には、観光客向けのホテルやレストランなどが点在しています。

 

集落のすぐ向こう側に広がる白砂のビーチでは、アオアシカツオドリが集団で海にダイビングする様子を見ることができますよ。

さらに、沖の岩礁であるティントレーラス(Los Tintoreras)まで行けば、ペンギンやネムリブカなど様々な生き物にも出会えます。

 

海でのアクティビティーのほか、火山でのトレッキングなども楽しめるので、非常に見応えがある島です。

 

1. ゾウガメ飼育センター

 

ガラパゴス諸島のゾウガメ

 

ガラパゴス諸島に生息するゾウガメの繁殖を目的とした飼育施設です。

プエルト・ビジャミル郊外に位置しており、町の中心部から徒歩約20分の場所にあります。

 

飼育センターまでの道のりは湿地帯になっていて、遊歩道がしっかりと整備されているので、小さなお子さま連れの方も安心して訪れることができますよ。

 

イサベラ島のフラミンゴ

 

この施設で繁殖されたゾウガメは、捕食などから逃れられる大きさなどになった時に自然界へと返されます。

ゾウガメの観察だけでなく、途中に広がる美しい景色も楽しめるのでオススメです。

 

ゾウガメ飼育センターの観光情報

 

英名:Centro de Crianza Arnaldo Tupiza

住所:Puerto Villamil, Isla Isabela, Equador

マップ: Googleマップ

アクセス:プエルト・バケリソ・モレノ港から徒歩約35分

営業時間:8:00〜17:00

料金:無料

 

2. パールシェル

 

 

パールシェル(別名:コンチャ・デ・ペルラ)は、プエルト・ビジャミル郊外に位置するシュノーケリングスポットです。

ガラパゴス諸島にある観光スポットの多くは国立公園に属していますが、この場所はガラパゴスでは珍しく国立公園区域外にあるため、ガイドなしで自由にシュノーケリングが楽しめます。

 

このスポットでは、アシカやペンギンをはじめ、ウミイグアナ・ウミガメ・その他多くの野生生物と泳ぐことができますよ。

シュノーケリングに必要なアイテムは町の中にある旅行会社などでレンタル可能ですが、何度も海に潜る場合は現地で購入、または持参する方が安いでしょう。

 

パールシェルの観光情報

 

英名:Pearl Shell

住所:Concha de Perla, Isla Isabela, Equador

マップ: Googleマップ

アクセス:プエルト・バケリソ・モレノ港から徒歩約4分

営業時間:6:00〜18:00

 

 

<ガラパゴス諸島・サンクリストバル島のおすすめ観光スポット>

 

サンクリストバル島

 

複数の火山が消滅し、陸地となったことにより形成された島で、ガラパゴス諸島の東端に位置しています。

ガラパゴス諸島では地質学的に最も古いとされる島の1つに数えられており、6つの植生帯を有するのが特徴です。

 

島の中心部はプエルト・バケリソ・モレノ(Puerto Baquerizo Moreno)で、ガラパゴス県の県庁所在地として親しまれています。

町の中心部とハイランド地域はガイドなしで回れるため、なるべくご自身で観光を楽しみたい方にオススメの島です。

 

1835年にチャールズ・ダーウィンがビーグル号で最初に上陸したことで知られるほか、ガラパゴスゾウガメの飼育施設や淡水湖などの見どころもありますよ。

 

1. ティヘレータスの丘

 

ティへレータスの丘

 

プエルト・バケリソ・モレノから北東に約20分ほど歩いた場所にある展望台で、丘の上から素晴らしい景色が望めます。

 

サボテンやガラパゴス特有の植物が自生する遊歩道を歩きながら植物観察ができるほか、海岸沿いまで下りればシュノーケリングも楽しめる人気観光スポットです。

 

ティヘレータスの丘に設けられた遊歩道は、約1時間30分ほどで一周できるので、滞在時間に余裕のある方はぜひ散策を楽しんでみてください。

 

ティヘレータスの丘の観光情報

 

英名:Cerro Tijeretas

住所:Mirador Cerro Tijeretas, Isla de San Cristóbal, 

マップ: Googleマップ

アクセス:サンクリストバル空港から車で約15分

 

2. キッカーロック

 

キッカーロック

 

キッカーロックは、プエルト・バケリソ・モレノから催行されている現地ツアーを利用して行くことができる景勝地です。

全長約152mを誇る奇岩で、溶岩丘が侵食されて形成された海食柱であるとされています。

 

ある方向から眺める姿がライオンが座っているように見えることから、スペイン語で「眠るライオン」を意味する「レオン・ドルミド(Leon Dormido)」という名でも親しまれています。

 

周辺には、アオアシカツオドリ・ナスカカツオドリ・アジサシ・ウミツバメなどが生息しています。

特にアオアシカツオドリは真っ青な足がとても分かりやすく、判別もしやすいので、ぜひ探してみてくださいね。

 

キッカーロックの観光情報

 

英名:Kicker Rock

住所:Roca Leon Dormido, Ecuador

マップ: Googleマップ

アクセス:サンクリストバル島から

 

 


ガラパゴス諸島で出会える生き物

 

ガラパゴスアシカ

 

ガラパゴス諸島には様々な固有種が生息しています。

 

その割合は、陸生哺乳類の約93%・昆虫類約47%・陸鳥の約28%、陸生の爬虫類に至っては100%がガラパゴスの固有種であるといわれています。

同じ名前を持つ動物でも、島ごとの自然環境に応じて異なる進化を遂げた複数の種類に分類されるので、とても面白いですよ。

 

ここでは、ガラパゴス諸島で出会える代表的な生き物をご紹介します。

 

1. ガラパゴスゾウガメ

 

ガラパゴスゾウガメ

 

ゾウガメは、「ガラパゴス諸島」という名に由来するとされる世界最大のリクガメです。

かつては、この辺りに点在する島々に約20万頭以上のリクガメが生息していたとされていますが、現在見られるのは約1万5,000頭ほどに限られています。

 

ガラパゴス諸島の存在が広く世に知れ渡ることになったのは19世紀半ば以降のことですが、17世紀頃から既に海賊たちによって自然環境が荒らされていたことが、頭数減少の原因の一つと考えられます。

 

ゾウガメ

 

中でもガラパゴスゾウガメは、格好のタンパク源として親しまれ、その多くが犠牲となりました。

また、人間に食べられることなく生き残ったガラパゴスゾウガメも、島に立ち寄る船に連れ去られるなどして、その数を大きく減らしたといわれています。

 

このような厳しい状況を生き延びたガラパゴスゾウガメは、島ごとに個別の進化を遂げたとされる動物の典型例です。

現在ガラパゴス諸島では、11種類のガラパゴスゾウガメが確認されています。

 

ガラパゴス_ゾウガメ

 

それらの平均寿命は100年以上で、人間よりも長く生きるというから驚きですよね。

大きさは最大で約1.5m・体重約250kgとされ、隣に立ってみると改めてその大きさを実感することができます。

 

ガラパゴスゾウガメの祖先は南米大陸に生息するチャコリクガメの類縁種とされていますが、いつ・どうやってガラパゴス諸島に辿り着いたのかは定かではないそうです。

 

現在、ガラパゴス諸島に生息するほとんどの個体は、エクアドル政府によって慎重に保護されている状態です。

しかしながら、サンタクルス島のハイランド(内陸部)とイサベラ島のウルビーナベイなど、一部のエリアには保護下に置かれていないゾウガメも存在します。

 

野生のゾウガメに出会えた時の感動はひとしおですよ。

茂みの中で静かに休んでいることもあるので、観光に出掛ける際は周辺を注意を向けながら歩くことをオススメします。

 

2. ガラパゴスアシカ

 

ガラパゴスアシカ

 

ガラパゴス諸島に生息する肉食の哺乳類で、サンタクルス島やイサベラ島など、様々な島で見られます。

警戒心が薄く好奇心旺盛なので、アシカから人間に近付いてくることもしばしばあるほどフレンドリーなんですよ。

 

一般にオスの体長は平均約2m、メスはそれよりもひと回り小さいのが特徴で、とても可愛い見た目からガラパゴスの人気者として親しまれています。

 

基本的にこちらから近付くことはできないのですが、動物が自ら歩み寄ってくる場合は暖かく迎え入れてあげてくださいね。

 

3. アオアシカツオドリ

 

アオアシカツオドリ

 

アオアシカツオドリは、鮮やかな青い足を持つガラパゴス固有の海鳥です。

 

体長は約60cmと小さめですが、イワシなど魚の群れを見つけると獲物に向かって急降下し、猛スピードで海に飛び込むというアスリートさながらの特技を持ちます。

その速さは時速約100kmに達することもあるそうで、一瞬にして深さ約20mまで達するとか。

 

イサベラ島のアオアシカツオドリ
イサベラ島のアオアシカツオドリ

 

美しい足の色は、魚に含まれる成分が蓄積することによってつくり出されるといわれています。

青ければ青いほど狩りが上手で、健康であるとされ、メスからの人気もあるんですよ。

 

エスパニョーラ島、イサベラ島、フロレアーナ島などに約2万羽ほど生息しているので、これらの島を訪れる際はぜひ探してみてくださいね。

 

4. ウミイグアナ

 

ガラパゴスウミイグアナ

 

海を泳ぎ、海藻をエサにすることで知られる世界唯一のイグアナです。

イグアナといえば、木の葉や果実などの植物を食べるのが一般的ですが、ガラパゴス諸島に生息するウミイグアナは岩に付着した海藻だけをエサにするとされています。

 

カラダを器用にくねらせながら海中を優雅に泳ぐ姿は、思わず目が釘付けになるほどのインパクトがあります。

 

潜水時間は約1時間ともいわれ、浅瀬のほか、ある程度水深のあるエリアにも出没するので、運が良ければ海水浴やシュノーケリングをする際に周りを泳ぐ姿が見られます。

 

トルトゥーガ・ベイのウミイグアナ

 

また、ウミイグアナは常に海を泳いでいる訳ではなく、岩礁に群れをなして生活しているため、ビーチを訪れると木陰でくつろいでいるウミイグアナに出会うこともあります。

ガラパゴス諸島周辺の海流は温度が低いので、ウミイグアナは日光浴をしてカラダを温めてから海に潜るんですよ。

 

ほとんどのウミイグアナは黒っぽい色をしていますが、エスパニョーラ島では部分的に赤い皮膚を持つ種も生息しています。

 

ウミイグアナ_イスパニョーラ島
エスパニョーラ島のウミイグアナ

 

暗い体色は、一般に太陽の光を吸収しやすくするほか、敵に見つからないよう岩場で自分の身をカモフラージュする役目を果たしているそうですよ。

厳しい自然界で生き抜くウミイグアナだからこそ、このような色に進化したのではないでしょうか。

 

また、ガラパゴス諸島には、ウミイグアナのほかに、サボテンの花や果実を好物とするリクイグアナも多く生息しています。

それぞれの特徴を比べながら、観察を楽しむのも良いでしょう。

 

ウミイグアナは、身の危険を感じると鼻孔に溜まった塩水を吹き付けて威嚇するので、観察する際はあまり近寄らず、ウミイグアナにストレスを与えないよう気を付けてくださいね。

 

5. アメリカグンカンドリ

 

アメリカグンカンドリ

 

アメリカグンカンドリは、ガラパゴス諸島を含むエクアドルをはじめ、メキシコ、西インド諸島およびカーボベルデなど、全世界の熱帯・亜熱帯エリアに広く分布する野鳥の一種です。

 

この鳥は、全長約89〜114cm(翼開長217〜244cm)を誇り、世界中に生息するグンカンドリの中で最も大きいといわれています。

ガラパゴス諸島では、ノース・セコイア島に多く生息するとされ、毎年繁殖期(3月頃)を迎えるとオスが真っ赤な喉袋を風船のように膨らませてメスに求愛することで有名です。

 

灌木(かんぼく)の茂みの上に巣を作り、群れを成して生活する習性があり、それぞれの巣に1個だけ産卵します。

アメリカグンカンドリは通常2年に1度しか繁殖しないそうなので、とても貴重な卵であることが分かりますよね。

 

繁殖期を除く時期は赤い喉袋を確認することができないため、バードウォッチングを目的に旅行する方は注意が必要です。

 

 

南米・エクアドルが誇る世界遺産「ガラパゴス諸島」のオススメ観光スポットや現地で出会える可愛い生き物など、旅行に役立つ情報をまとめてご紹介しました。

ガラパゴス諸島は、美しい大自然と 個性豊かな動物たちが魅力である人気の旅行先です。

 

いくつかの島々をフェリーで巡るツアーに参加したり、サンタクルス島などの有人島を拠点としてスキューバダイビングやトレッキングなどのアクティビティーをしたりなど、様々な楽しみ方があるため、何度訪れても飽きません。

 

本記事では、ナチュラリスト・ガイドを同伴しなくても滞在できる3島のオススメ観光スポットを紹介しているので、個人で旅行する方にも楽しんでいただけます。

大自然の中で暮らす動物の「本来あるべき姿」を間近で見られる貴重な旅行先なので、ぜひ訪れてみてくださいね。


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