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3. メキシコ自治国立大学(Universidad Nacional Autonoma de Mexico:UNAM)
4. ヴァスコンセロス図書館(Biblioteca Vasconcelos)
5. シウダデラ民芸品市場(Mercado de Artesanias la Ciudadela)
6. アレナ・コリセオ <ルチャ・リブレ> (Arena Coliseo)
1. 国立人類学博物館(Museo Nacional de Antropologia)
2. ルイス・バラガン邸(Casa Estudio Luis Barragan)
4. フリーダ・カーロ博物館(Museo Frida Kahlo)
5. カミノ・レアル・ポランコ・メヒコ(Camino Real Polanco Mexico)
6. 民芸博物館(Museo de Arte Popular)
メキシコシティの観光スポットを取り上げる前に、まずはメキシコシティの特徴について簡単に記載します。
事前に知っておいた方が旅の計画も立てやすくなるので、特に高山病と交通渋滞については頭に入れておきましょう。
メキシコシティは標高が2,240mもあり、富士山でいうとちょうど五合目くらいにあたります。
普通の街を歩いてるよりも酸素が少ないので、旅行中に頭痛・吐き気・動悸・息切れなどになりやすくなります。
特に登山で高山病になったことがある人は気を付けた方が良いでしょう。
旅行では、どうしても無理にあちこち動き回ってしまうこともあるため、普通に生活している以上に高山病になる可能性があります。
少しでも体調の悪化を感じたらホテルで十分に休息を取り、水分を多めに摂ることやアルコール摂取を控えることを心がけてください。
メキシコは治安が悪いイメージがあるかもしれませんが、中南米の中でもメキシコシティの治安は比較的良い方です。
特にメキシコシティの中心部では治安維持に力を入れており、街の至るところで警察官を見かけます。
そうとはいえ、夜の繁華街や人通りの少ない路地は治安が悪くなるため、出歩く際には注意が必要です。
また、昼でも人が多い場所や地下鉄ではスリなどのトラブルが多く報告されているので、昼とはいえ周りには注意を配るようにしましょう。
その他、メキシコシティでは流し(タクシーを走らせながらお客さんを探すこと)のタクシーが走っており、乗ってしまった場合に強盗にあった被害例も数多く報告されているので、出来る限りタクシーはオフィシャルなものに乗るのが無難です。
「ピンク×白」または「赤×ゴールド」のタクシーかつ、ドライバーの顔写真が一致しており、ナンバープレートに加工がされていないタクシーを利用するようにしてください。
メキシコシティの交通渋滞は世界トップ10に入るほど深刻です。
その理由の1つが、人口が増加している地域への交通網が広がっておらず、車を利用せざる得ない状況から渋滞に繋がっていると言われています。
また、メキシコシティには路線バスが多く走行していますが、バス停に停車する度に後続車がストップすることになり、そのことも渋滞の原因に。
特に朝7時〜9時半の通勤時間と18時〜21時の帰宅ラッシュ時は交通渋滞に巻き込まれる可能性が高いので、時間には余裕を持った行動を取りましょう。
この時間帯に空港に行く場合は、十分な余裕をもって向かうようにしてください。
メキシコ料理と言えば「タコス」ですよね。
もともとタコスに使われている「トルティーヤ」は、トウモロコシの粉に塩・消石灰・水を混ぜて練ってから平たく伸ばし焼いたものです。
日本のご飯と同じくらい食卓に使われる食材で、タコス以外にもトルティーヤは使われています。
その代表がエンチラーダス(温めたトルティーヤにサルサやチーズをかけた料理)やソペス(厚めに焼いたトルティーヤに具材をたっぷりのせた料理)などで、とても美味しいです。
他にも、ジャイアントコーンと豚肉または鶏肉などを煮込んだボリュームたっぷりのポソレも、現地では日常的に食べられています。
デザートには定番のチュロスとホットチョコレートのセットがおすすめです。
※合わせて読みたい: 現地で食べたいメキシコ料理20選!本格グルメ・スイーツ・ドリンクが目白押し
メキシコシティでお土産を買うならやっぱり民芸品です。
ファッション関連の小物や服、バッグ、サンダルはもちろんのこと、食器や置物も無数にあります。
民芸品は1点1点少しずつ違いがありカラーリングも何パターンがあるので、どのカラーやデザインにしようか迷うほど。
また、お店によって値段が異なるため、少しでも安いところで購入するのが賢い買い方です。
そうとはいえ、市場はかなり広いので、一度買うのをためらうと二度と同じ商品に出会えない可能性もあります。
欲しいものを見つけたらなるべくその店で購入しましょう。
民芸品の中でもそのランクは様々ですが、もっとも高品質なものを探している人は民芸博物館に併設しているショップがおすすめです。
メキシコシティに限らず、メキシコ全土ではスカル(ガイコツ)のグッズをよく目にします。
スカルはちょっと怖いイメージがありますが、これはメキシコでは祝祭にあたる「死者の日」が関係しています。
死者の日とは、11月1〜2日において行われる死者を祭る日です。
11月1日は子供の魂が、11月2日は大人の魂が戻ってくると言われ、盛大にメキシコ各地でお祭りが開催されます。
ハロウィンとも共通する点が多くあり、死を恐怖するのではなく、逆に死者と共に楽しく笑うというイメージです。
今では「死者の日」に合わせて世界中から旅行に訪れるほど人気のイベントでもあります。
メキシコシティへのアクセスは、成田から全日空(ANA)のみ直行便が毎日出ています(※2022年11月現在)。
同じく成田から直行便が出ていたアエロメヒコ航空は、新型コロナウイルスの影響により2020年中旬から運休になっていましたが、2023年3月25日より成田〜メキシコシティ線を再開することが決定。
運行は週7便を予定しているそうです。
この他にも、乗り継ぎでロサンゼルスやサンフランシスコ、バンクーバー経由でメキシコシティに行くこともできます。
直行便の場合には約13時間、乗継の場合には15〜18時間ほどかかります。
それぞれの航空会社のスケジュールをチェックしておきましょう。
→ アエロメヒコ航空
→ 全日空
メキシコは、滞在日数の合計が180日以内の観光目的の旅行ならビザ取得の必要はありません。
パスポートの残存期間は入国時に滞在日数以上必要となるため、事前にパスポートの残存期間をチェックしておきましょう。
なお、アメリカ経由でメキシコシティに渡航する場合には、事前に電子渡航認証システム(ESTA)の渡航認証が必要になるので、事前に申請を済ませておきましょう。
言わずと知れたメキシコの首都であるメキシコシティは、中央アメリカの中心地であり、人口2000万人を超える大都市です。
そんな大都市でありながら、いまだに遺跡発掘をしているかと思えば、近代的なビルが立ち並んだりと、アステカ文化と近代文化が今も交わっている不思議な都市です。
この項目ではメキシコシティ観光におすすめのスポットをご紹介します。
メキシコシティの定番観光スポットといえば「ソカロ広場」です。
ソカロ広場の周りには歴史的建造物がいくつも立ち並び、メキシコシティの激動の歴史を体感することができます。
毎朝・毎夕に行われるフラッグセレモニーは観光の名物となっています。
ここソカロ広場は世界遺産にも登録されているほど歴史的にも重要な場所であり、昔から現在までメキシコの政治と宗教の中心地でもあります。
もともとソカロ広場は、16世紀にスペイン軍によってアステカ時代の神殿が壊されたところにそのまま作られているため広大です。
世界的に見てもロシアの「赤の広場」、中国の「天安門広場」に次ぐ大きさだと言われています。
この場所から徒歩で歴史を語る壁画を見学できる「国立宮殿」、メキシコカトリックの総本山である「カテドラル・メトロポリターナ」、アステカ時代の貴重な遺跡「テンプロ・マヨール」などに行くことができます。
多くのイベントを催す広場でもあり、死者の日には大規模なパレード(終点地)やクリスマスには大きなツリーがライトアップされます。
広場の周りにはレストランやカフェ、露天市もあるので、ゆっくり散策をしながら観光を楽しめますよ。
英名 : Zocalo Square
住所 : Plaza De La Constitucion Centro, Mexico City
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄2番線 ソカロ駅より徒歩1分
定休日 : なし
料金 : 無料
メキシコには数多く遺跡がありますが、リアルタイムで発掘している遺跡を見たいのであれば、この「テンプロ・マヨール」がおすすめです。
アステカ時代の貴重な遺跡を、メキシコシティのど真ん中で掘り続けています。
ソカロ広場のすぐそばにあるこの場所は、アステカ王国の首都テノチティトランの中央神殿があった場所だと言われています。
多くの遺跡が何百年も前のものであるにも関わらず、ここテンプロ・マヨールは2008年にも新しい遺跡が見つかっているリアルタイム遺跡です。
以前は遺跡内の見学ができましたが、現在は修復や調査が進められている関係で外側から見学が可能。
発掘中のアステカ時代の貴重な遺跡を見たい人には感動ものです。
同じ敷地内には出土品を展示している博物館も併設されているため、リアルタイムに貴重な出土品を見ることができるかもしれません。
裏側にはメキシコシティ最大の「カテドラル・メトロポリターナ」もあり、セットで観光をするのがおすすめです。
英名 : Templo Mayor
住所 : Seminario 8, Centro Historico, Mexico City
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄2番線 ソカロ駅より徒歩約3分
電話番号 : (55) 4040 5600
定休日 : 月曜
営業時間 : 9:00〜17:00
料金 : $85ペソ
注意点 : 写真撮影の際フラッシュの使用は禁止
公式サイト : テンプロ・マヨール
メキシコ自治国立大学は、60人以上の建築家と芸術家が建築プロジェクトに参加したと言われている、とても大掛かりな国立大学です。
その歴史も古く、1551年に新大陸に創設された最初の大学のひとつとも言われています。
キャンパスも広く700万㎡もあり、約30万人もの学生を有しています。
中南米の大学では最大規模であり、大学としても名門として名を馳せています。
全部で計40の学部や研究所、スタジアム、博物館などからなっており、一部の生態系保全区域も指定されている貴重なスポットになっています。
もっとも有名なものは、画家ファン・オゴルマンによるメキシコの神話やアステカ人をモチーフにしたモザイク壁画のある中央図書館です。
その他にも、メキシコの歴史や近代建築、芸術を反映した建物が多くあり、観光スポットとして多くの人が訪れています。
また、2007年にはメキシコの近代化運動を反映す都市建設の例として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
英名 : Universidad Nacional Autonoma de Mexico
住所 : Coyoacan Ciudad Universitaria, Coyoacán04510 Ciudad de México
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄3号線 コピルコ駅より徒歩約15分
定休日 : なし
料金 : 無料
公式サイト : メキシコ国立大学自治大学
ヴァスコンセロス図書館は、「世界一クールな図書館」や「死ぬまでに行きたい図書館」と言われているほど世界的に有名な図書館です。
メキシコとは思えないほどの近未来的なデザインで、空中に浮かんでいるかのように書棚が配置されています。
メキシコを代表する建築家アルベルト・カラチ氏の設計により、2006年に完成しています。
図書館というよりも、SF世界に飛び込んだような気持ちになれるアトラクションとも言えます。
中にはソファやテーブル、パソコンスペースなどが至るところに設置されているので、静かな空間でゆっくり読書をしたり作業したりするのもおすすめです。
また、ヴァスコンセロス図書館といえばインスタなどの写真スポットとしても有名。
写真撮影の際は利用者の邪魔にならないように注意してください。
英名 : Biblioteca Library
住所 : Eje 1 Nte. S/N, Buenavista, 06350 Ciudad de México, CDMX
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄1号線 ブエナビスタ駅より徒歩1分
電話番号 : (55) 9157 2800
定休日 : なし
営業時間 : 8:30〜19:30
料金 : 無料
注意点 : 図書館内での飲食禁止
公式サイト : ヴァスコンセロス図書館
メキシコシティでお土産を買うとしたら、シウダデラ民芸品市場がおすすめ。
店舗数は大小200を超えており、多くの民芸品市場がある中でも品揃えは随一です。
レストランもあり、買い物途中で休憩がてら昼食を食べることもできます。
中でも可愛らしい食堂「Fonda Carmelita」は旅行者には人気で、おしゃれなテーブルクロスのかかったテーブルが目印です。
同じような店では似たような服や雑貨を販売していますが、値段はお店によって異なるため、何店舗か見て周り最も安いお店を探してください。
値切り交渉は可能ですが、はじめから交渉をしても基本的には難しいので、少し会話をしながらじっくり値引きの交渉しましょう。
一般的にはまとめ買いをすると安くなる傾向があります。
市場はとにかく広く似たお店が多く並んでいるので、欲しいものを見つけたらその場で購入するのがおすすめです。
英名 : Ciudadela Folk Art Market
住所 : Balderas S/N, Centro Histórico de la Cdad. de México, Centro
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄バルデラス駅より徒歩約5分
電話番号 : (55) 5510 1828
定休日 : なし
営業時間 : 10:00〜19:00(日曜18:00まで)
注意点 : クレジットカードは高級雑貨店のみ利用可能
公式サイト : シウダデラ民芸品市場
メキシコの娯楽と言えば「ルチャ・リブレ」。
ルチャ・リブレはメキシコ流のプロレスのことで、メキシコでは老いも若きもみなルチャ・リブレに夢中です。
メキシコのルチャ・リブレは明確にヒーロー役VS悪役という構図が出来上がっており、最後は必ずヒーロー役が勝つという筋書きまで決まっています。
ただし、そこはルチャ・リブレとメキシコの国民性、筋書きは決まっていても大いに場内は盛り上がります。
悪役レスラーが反則をして場外乱闘を繰り広げる際には、リングサイドの席は大盛り上がりです。
どの会場もリングが近く臨場感溢れる試合が展開されます。
特にルチャ・リブレではトップロープに登っての空中技が多いので、豪快な技はプロレスの知識がなくても楽しめます。
その他、レスラーはマスクを装着しており、メキシコシティ観光のお土産としてもマスクが大人気です。
ルチャ・リブレの選手は何名か日本にも来日しており、中には日本のプロレス団体に所属したレスラーもいます。
なお、マスクマンの発祥はメキシコのルチャ・リブレと言われています。
英名 : Arena coselio
住所 : República de Perú 77, Centro Histórico de la Cdad. de México, Centro
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄2番線 アジェンデ駅より徒歩約8分
電話番号 : なし
定休日 : 不定期
営業時間 : 土曜19:30〜
料金 : $60〜300(席により料金は異なる)
注意点 : オンラインまたは窓口にて購入可能(窓口は試合当日の11:00〜14:00)
公式サイト : アレナ・コリセオ
メキシコシティには歴史的建造物や建築芸術が数多くあります。
歴史的建造物と並び建築芸術はメキシコシティを訪れる旅行者に大変人気なので、知らなかった人はぜひ旅行の計画に組み込んでみてはいかがでしょうか。
メキシコシティを代表する博物館と言えば「国立人類学博物館」。
世界でもトップクラスの12万5000点(展示は6000点)の美術品からなるメキシコ全土の大文明は、まさに圧巻です。
チャプルテペックの森(上野公園のような場所)の奥にひっそりとたたずむ巨大な美術館は、全部見てまわるのに何時間も費やしてしまうほど。
メキシコの遺跡群に行く前後に、ぜひ立ち寄ることをおすすめしたい博物館です。
地上2階建てですが、ワンフロアがとても長く、広場を中心として一周できるようになっています。
1階はマヤ文明、メキシコ湾岸の文化、オアハカの文化、メヒカ、トルテカ、テオティワカンなどが展示されています。
2階は主に民俗学がメインで、メキシコの各地方の先住民文化について知ることができます。
主な地域はペラクルス、ユカタン、オアハカで、華やかな民族衣装は必見です。
メキシコの各地方の民芸品も展示されているため、お土産購入前に民芸品の歴史を見てみましょう。
英名 : Museum Nacional Anthropology
住所 : Av. Paseo de la Reforma s/n, Polanco, Bosque de Chapultepec I Secc
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄7番線 アウディトリオ駅から徒歩約15分
電話番号 : (55) 5553 6386
定休日 : 月曜
営業時間 : 9:00〜19:00
料金 : $70ペソ
注意点 : 撮影料 $500ペソ(スマホ含む)
公式サイト : 国立人類学博物館
メキシコの建築物を語る上で外せないのが、ルイス・バラガン。
自宅そのものが世界遺産に登録されてしまうほどのメキシコ建築界の巨匠です。
そのカラーリングは「視覚を刺激する建築家・革命家」とも言われ、色を一面に塗った壁、水や外光を計算したデザインはまさに芸術の域を超えています。
バラガンの代表作がメキシコシティにあるこのルイス・バラガン邸です。
1948年に完成した自宅兼アトリエは、第二次世界大戦後の建築史に大きな衝撃をもたらしました。
2004年に世界遺産に登録され、シンプルな配色はバラガンの宗教観が投影されています。
玄関に入るとはじめに目に入ってくるのがピンク一色の壁です。
差し込む外光で部屋全体が淡いピンク色になることも計算し尽くした視覚効果があります。
置いてある家具は、すべてバラガン本人がデザインしたもの。
その他にも、あらゆる部屋で光の差し込み方を計算しており、光と色の調和がとても美しい部屋ばかりです。
英名 : House of Luis Barragan
住所 : Gral. Francisco Ramírez 12-14, Ampliación Daniel Garza, Amp Daniel Garza
マップ : Googleマップ
アクセス : コンスティトゥジェンテス駅から徒歩約10分
電話番号 : (55) 5515 4908
定休日 : なし
営業時間 : 11:00〜17:00(土曜・日曜 11:00〜14:00)※最終入館は閉館1時間前
料金 : $300ペソ(公式ホームページより事前予約が必要)
注意点 : 撮影する場合にはカメラ1台につき別途料金 $350ペソ
公式サイト : ルイス・バラガン邸
ルイス・バラガン邸から徒歩で行ける距離にあるヒラルディ邸も、バラガン最高傑作の1つです。
友人であるヒラルディ氏のためにデザインしたと言われるヒラルディ邸は、バラガン邸よりもより大胆なカラーリングで光と空間を演出しています。
特にこちらのヒラルディ邸はバラガン邸と比べるとより暗い部屋があり、その部屋への光と途中の通路への光が壁の色とマッチして近未来感を演出しています。
幻想的な空間がより広がっているのはこちらのヒラルディ邸と言われており、玄関を入ったところから美しい廊下と室内プールが続きます。
この他にも、中庭や屋上もバラガン邸同様に光と閉鎖性を美しいバランスで演出しています。
日常では見られない光と色彩の調和を楽しんでみてください。
現在は個人宅となっており、所有者の家族が住んでいます。
話しかければ気さくにヒラルディ邸の情報を教えてくますよ。
英名 : House of Gilardi
住所 : Calle Gral. Antonio León 82, San Miguel Chapultepec I Secc
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄1番線 フアナカトラン駅から徒歩約10分
電話番号 : (55) 5271 3575
定休日 : 日曜日
営業時間 : 10:00〜14:00
料金 : $200(メールまたは電話にて事前予約が必要)
注意点 : スマホカメラのみ撮影可能
公式サイト : ヒラルディ邸
ルイス・バラガンと共に、メキシコを代表する芸術家がフリーダ・カーロです。
彼女の絵をあまり知らな人でも「眉毛のつながった芸術家」といえばピンとくる人もいると思います。
メキシコ革命の時代に女性の人生を描いたシュルレアリスム画家です。
1970年代に入り、ドイツにおいてフェミニスト運動が始まったことから人気が高まりました。
この博物館は、もともとフリーダ・カーロの私邸であり、夫(ディエゴ・リベラ)との調度品に溢れかえっています。
もちろん、フリーダ・カーロ自身の絵もいくつか展示されています。
フリーダ・カーロの家は「青の家」とも呼ばれており、大胆な青によるカラーリングが家全体に施されています。
フリーダ・カーロの特徴は、自分を描くということです。
自画像はもちろんのこと、自身の上に起きたことを良いことも悪いことも徹底的に描き切ります。
それが女性から共感を呼び、現在の評価に繋がっているのです。
「自分のことを一番知っているのは自分」という理念のもと、どことなく孤独を反映した空間演出が特徴的なフリーダの絵は、美術史上初の女性的問題(妊娠・流産など)を絵にした画家とも言われています。
数奇な運命と絶望を戦い抜いた強気女性フリーダ・カーロ。
女性の視点で現実世界を描き続けた彼女の人生を感じることができるこの博物館は、女性のみならず男性にもおすすめの観光スポットです。
英名 : Musem Frida Kahlo
住所 : Londres 247, Del Carmen, Coyoacan
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄3号線 コヨアカン駅より徒歩約20分
電話番号 : (55) 5554 5999
定休日 : 月曜
営業時間 : 10:00〜18:00(水曜 11:00〜18:00)
料金 : $250ペソ(公式ホームページより事前予約可能)
注意点 : 撮影する場合にはカメラ1台につき別途料金 $40ペソ
公式サイト : フリーダ・カーロ博物館
カミノ・レアル・ポランコ・メヒコは、メキシコシティを代表するホテルです。
そのデザインには、どことなくルイス・バラガンの影響を感じます。
建築したのはメキシコを代表する建築家のリカルド・レゴレッタ氏で、外観や中身だけを見ると近代的な美術館にいるように感じます。
1968年にオープンしたホテルですが全く古さを感じることがなく、中も改装されているため快適に滞在することができます。
しかも、このホテルにはメキシコの巨匠ルフィーノ・タマヨの壁画など様々な美術品が展示されており、エントランスからロビー、バー、プールなど至る所で芸術を楽しめます。
もちろん、中には高級レストランやカフェ、ショップも入っているので、外に出ずともすべて完結してしまうクオリティです。
ひときわ目を惹くピンクの外観のロビーや黄色の天井、ブルーのカフェ、オレンジの中庭など、原色を使用したホテル内の色彩は、高級ホテル+美術館で一日中ホテルにいても十分に楽しめます。
バラガン好きの人は、ぜひ泊まってみてはいかがでしょうか。
英名 : Camino Real Polanco Mexico
住所 : Calz. Gral. Mariano Escobedo No. 700, Anzures
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄1番線 チャプルテペック駅より徒歩約20分
電話番号 : (55) 5263 8888
定休日 : なし
営業時間 : 24時間
料金 : 散策は無料
公式サイト : カミノ・レアル・ポランコ・メヒコ
民芸品はあらゆる市場で見れますが、民芸博物館では過去から現在までの民芸品の歴史を見ることができます。
併設されたショップには、メキシコ全土から集めれられた高品質のものだけを販売しており、珍しいものやクオリティの高い雑貨も手に入ります。
若干料金は高めですが確実に高品質な民芸品が手に入るので、民芸品好きの旅行者に大人気なショッピングアートスポットとなっています。
英名 : Museo de Arte Popular
住所 : Revillagigedo 11, Colonia Centro, Centro, Cuauhtémoc, 06050 Ciudad de México, CDMX
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄3番線 ファレス駅より徒歩約2分
電話番号 : (55) 5510 2201
定休日 : 月曜
営業時間 : 10:00〜18:00
料金 : $40ペソ(ショップは入場無料)
公式サイト : 民芸博物館
メキシコシティでも十分な観光スポットがありますが、さらに遠出をするとメキシコシティでは味わえない広大な土地を有した観光スポットが点在しています。
また、メキシコシティ郊外へ移動の際は、バスや車の外を注意深く観察してみてください。
上記写真にあるように先ほど紹介したルイス・バラガン作のカラフルな塔が突如現れたりします。
この塔は「サテリテタワー」といい、メキシコシティの北側に向かう際に現れます。
メキシコシティから北へ50km行くと巨大な遺跡があります。
これがメキシコ盆地最大の都市であったテオティワカン遺跡です。
古典期メソアメリカのテオティワカンには、確実に高度な都市国家が発展していた証でもあると言われているピラミッドや壁画があります。
最も人気なのは「太陽のピラミッド」と言われる底辺224m四方、高さ64mのピラミッドです。
メキシコシティ周辺では最大のピラミッドであり、これだけ都市部に近く現存しているピラミッドは世界的にも珍しいと言われています。
地下6.3mには全長102.8mにもおよぶ洞窟が掘られており、王墓であった可能性を示唆しています。
宗教儀礼の神殿があったとされる頂上からは、「月のピラミッド」や「セロ・ゴルド山」、住居跡の絶景を楽しめます。
周辺には守り神のようにネコ科の動物のレリーフが展示されています。
当時のテオティワカンではネコ科の動物は神聖とされており、多くのレリーフが見つかっています。
その他にも、全長3316mの「死者の道」、2番目の大きさの月のピラミッド、ジャガーの壁画が残る「ジャガー宮殿」、「ケツァルコアトル神殿」、「ケツァルパパロトル宮殿」など見所は多く、見学を行うには半日は必要です。
おすすめは、メキシコシティからの半日観光ツアーに参加すること。
日本語のガイドが付いているため、テオティワカン遺跡の詳細な歴史を知ることができます。
英名 : Teotihuacan
住所 : Ecatepec Pirámides km.22 + 600, San Juan Teotihuacan de Arista, Méx.
マップ : Googleマップ
アクセス : メキシコシティ市内よりバスで約1時間
電話番号 : (594) 956 0276
定休日 : なし
営業時間 : 8:00〜17:00(最終チケット販売 16:30)
料金 : $80ペソ
注意点 : ビデオカメラ持ち込み料金 $50ペソ
公式サイト : テオティワカン遺跡
サン・クリストバルの厩舎(きゅうしゃ)は、メキシコシティ郊外にあるルイス・バラガンの隠れた名作です。
日本ではキューピーマヨネーズのCMでも使われていたり、様々なファッション誌やアート雑誌で幾度となく特集を組まれています。
有名なものとしてはルイ・ヴィトンの広告でも使用されていました。
元々は馬の厩舎のための設定なので、広々とした造りになっています。
バラガン作品を象徴するような、ピンク色の大小様々な壁や絶妙に光を反射するプールのコントラストはまさにフォトジェニック。
ピンクの壁と砂、芝生、噴水などの間隔が絶妙に配置され、心地良い空間を演出しています。
英名 : San Cristobal Stable
住所 : Cda. Manantial Ote. 20, Mayorazgos de los Gigantes, 52957 Cd López Mateos, Méx.
マップ : Googleマップ
アクセス : メキシコシティ市内より車で約1時間
電話番号 : (55) 5402 2021
定休日 : 不定休(所有者のエゲルシュトーム家の予定次第)
料金 : $1,500ペソ
注意点 : メールにて予約が必要
公式サイト : サン・クリストバルの厩舎
メキシコシティには、伝統的なスペイン様式のホテルや現代建築のおしゃれなホテルなど、様々なタイプのホテルが数多く点在します。
ここでは、メキシコシティ観光に便利な立地やコスパの良いホテルを厳選して紹介します。
独立記念塔前に位置し、観光やショッピングに便利なソナロサエリアの中心地にあるホテルが「シェラトン マリア イザベル ホテル&タワーズ」です。
ホテル内には受賞歴のあるイタリアンレストラン「アミチ」や、生演奏を楽しめるマリアッチバー「ホロンゴ」などのレストランをはじめ、プールやフィットネスセンターなどホテル内サービスが充実しています。
客室にはクラシックルームやビジネス・デラックスルーム、ジュニアスイートなど様々なお部屋のタイプから選べます。
広々したモダンなお部屋には上質な家具やベッドが使用され、快適な睡眠が得られるとともにゆっくりくつろげる空間が演出されています。
こちらのホテルのバスルームにはバスタブが付いているのが特徴。
上質なタオルやアメニティが用意され、ゆっくりバスタブに浸かりながら旅の疲れを癒すことができます。
ホテル内には様々な料理を楽しめるレストランやラウンジ、プールなどの設備が充実しているので、観光もホテル設備も両方楽しみたい人におすすめのホテルです。
英名 : Sheraton Maria Isabel Hotel & Towers
住所 : Av. Paseo de la Reforma 325, Cuauhtémoc, 06500 Ciudad de México, CDMX
マップ : Googleマップ
アクセス : 独立記念塔より徒歩約3分、地下鉄1番線 Insurgentes駅より徒歩約11分
電話番号 : (55) 5242 5555
営業時間 : チェックイン 15:00 / チェックアウト 12:00
注意点 : 年齢制限なし、追加料金にてペット宿泊可
公式サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
独立記念塔から徒歩5分、ソナロサエリアの中心に位置する好立地なホテルが「ガレリア プラザ レフォルマ」。
日本人に人気のアメリカンスタイルのホテルで、日本のツアーでも利用されることが多いホテルです。
ホテル内には広々とした屋上プールやジムを完備し、落ち着いた雰囲気のレストランやバー、ラウンジが備わるなどお部屋外でもゆっくりくつろげます。
また、ホテルの目の前にはコンビニがあるので、ちょっとした買い物にも便利なのも嬉しいポイントです。
客室は白とベージュを基調としたモダンなインテリアで、清潔感のある雰囲気が特徴。
バスルームにバスタブは付いていませんが、広々した洗面台には明るい照明が設置されており化粧をする時も快適です。
料金を抑えながらも好立地で綺麗なお部屋に泊まりたい、そんな人におすすめのホテルです。
英名 : Galeria Plaza Reforma
住所 : Hamburgo 195, Juárez, Cuauhtémoc, 06600 Ciudad de México, CDMX
マップ : Googleマップ
アクセス : 独立記念塔より徒歩約6分、地下鉄1番線 Sevilla駅またはInsurgentes駅より徒歩約8分
電話番号 : (55) 5230 1717
定休日 : なし
営業時間 : チェックイン 15:00〜23:00 / チェックアウト 12:00
注意点 : チェックイン最低年齢18歳
公式サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
メキシコシティ中心部のソカロ(中央広場)のすぐ隣に位置する、歴史的建造物を利用した老舗5つ星ホテル「グラン ホテル シウダッド デ メヒコ」。
ロケーションはもちろんきめの細かいホテルサービスに定評があり、どのホテル予約サイトでも満足度9.0点以上の評価を受けているホテルです。
このホテルの最大の特徴といえば、吹き抜けになったエントランスです。
天井一面に覆われたステンドグラスに光が差し込み、その美しさから感動することでしょう。
屋上には眺望の良いレストランやバーがあり、歴史地区を眺めながら食事を楽しめます。
夜にはメトロポリタン大聖堂がライトアップされ、夜景を眺めながらの食事は特別な日にもおすすめです。
客室はアンティーク家具で統一されたウッドと白を基調としたお部屋からは気品が漂います。
上質なタオルやバスローブ、スリッパなど各種アメニティ備わっており、落ち着いた空間でラグジュアリーなひとときを過ごせます。
アンティーク調のお部屋や、歴史地区の景観を楽しみたい人におすすめのホテルです。
英名 : Gran Hotel Ciudad De Mexico
住所 : 16 de Septiembre 82, Centro Histórico de la Cdad. de México, Centro, Cuauhtémoc, Ciudad de México
マップ : Googleマップ
アクセス : ソカロ(中央広場)より徒歩約2分、地下鉄2番線 Zocalo駅より徒歩約3分
電話番号 : (55) 1083 7700
営業時間 : チェックイン 15:00〜翌日2:00 / チェックアウト 12:00
注意点 : 12歳以下の子供は無料で宿泊可能
公式サイト : Expedia Booking.com
メキシコシティは人口も多く近代的な都市です。
昔のメキシコのイメージとは異なり、センスのあるショップや近代的な建物にビックリすることでしょう。
歴史的な建造物や遺跡もさることながら、近代建築やアート作家の作品もおすすめ。
今回ご紹介したようにメキシコシティ郊外にも観光スポットはあるので、メキシコシティを拠点にちょっとした小旅行をするのも良いですね。
最終更新日 : 2022/11/25
公開日 : 2019/07/12