本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
まず最初に、新婚旅行先を選ぶにあたって大切な日程・予算・主な目的・季節についてご案内します。
限られた日程で、希望の場所に予算内で行ければ言うことなし。
そのためには、しっかりと下調べをしておきましょう。
新婚旅行の平均日数は5.2日 (※) 。
職場で平均5日間と言われる特別休暇(慶弔休暇)を取得したというところでしょうか。
まずはこの日数で行ける場所を上手く選ぶのがポイントになります。
移動に時間がかかる国の場合は、現地での滞在時間がもっと短くなるため注意が必要です。
海外新婚旅行の費用(お土産代を除く)の平均は2人分で33.9万円 (※) 。
旅行費用に大きく関わるのは、交通費と宿泊費はもちろんのこと、ハネムーンの場合はお土産代(平均4.1万円) (※) もかなりのウェイトを占めることになります。
新婚旅行でケチケチしたくはない…かといって豪遊できるほどの予算もない。
どこにお金をかけてどこを削るのか、しっかりと二人で話し合って予算を算出してから旅行先を選びましょう。
(※) 参考: ゼクシィ結婚トレンド調査2022
リゾート地でゆっくりと過ごしたいのか、観光スポットをできる限りまわりたいのか、ショッピングやグルメを楽しみたいのか。
何を主な目的にするのかで旅行先の候補が絞られてきます。
ただし、二人の目的が完全に合致しない可能性もあるため、ある程度の譲歩も必要。
旅先で半日だけでも別行動にする方法もありますが、「2人での思い出が少なくなって後悔した」という声もあるので、旅のプランは慎重に検討しましょう。
行きたい場所のベストシーズンに訪れることが出来れば最高ですが、休暇の兼ね合いでなかなか難しいですよね。
ビーチリゾートでは雨季と乾季があったり、ヨーロッパの冬は想像以上に寒くて思うように動けなかったり、逆に夏のバカンスシーズンに行くと有名レストランは軒並み長期休業をしていることも…
一般的に言われているベストシーズンの少し前か、少し後はホテル料金も落ち着いていて狙い目です。
一番大切になるのは、どのくらいの費用をかけられるのかという点。
観光目的でアクティブに動くので、ホテルは寝るだけという方もいれば、ホテル滞在そのものを目的にして、ラウンジやプール、ジムやスパ、レストランを楽しみたいという方もいることでしょう。
また、ホテルフリークなら、できるだけ色々なホテルに泊まってみたいという場合も。
海外のホテルでは、閑散期と繁忙期でかなり料金が変わったり、現地のイベント期間(お祭りや記念日、国際会議など)は料金がアップするため要チェックです。
これは大切なポイント。
特にパリやロンドン、ローマなどヨーロッパの大都市の場合、中心部のホテルが高いからといって安い郊外のホテルを選ぶと、移動だけで時間もお金もかかり、疲れてしまう可能性も。
また、リーズナブルなホテルを選んだら、すぐそばには治安が悪いエリアがあったり、ホテルの前に物乞いがいたり、繁華街すぎて煩くて眠れないという場合もあります。
ホテル公式サイトでは、さすがにネガティブなことは書かないので、頼りになるのはホテル予約サイト。
何か問題がある場合は、必ず誰かがレビューに書いているため参考になります。
パッケージツアーではなく、個人的にホテルを予約する場合、ホテルがハネムーン用のお部屋やプランを用意している場合があります。
特別に眺望が良いお部屋が用意されていたり、可愛いデコレーションがあったり、プレゼントが貰える場合も。
プランがないホテルでも、予約の際にハネムーンであることを告げておくと、何か特典があるかもしれません。
海外旅行に行く楽しみの一つに、飛行機に乗ることを挙げる方も多いのではないでしょうか。
行先によってはかなりの長旅になるので、機内ではできるだけ快適に過ごしたいですよね。
人気の都市に行く便は、あっという間に予約で一杯になる場合もあるので、出来る限り早く押さえておきましょう。
目的の場所まで一番楽に行けるのは、間違いなく直行便。
ただし、現在は各社減便したり、運航休止をしていることも多く、日本からの直行便もかなり減っています。
少しでも価格を抑えたければ経由便。
乗り継ぎがあるので当然時間がかかり、例えばヨーロッパまで経由便を利用すると、乗り継ぎの待ち時間を含めて20時間近くかかる場合もあります。
ちょっと奮発してでも乗りたいのがビジネスクラス。
専用カウンターでのチェックイン、空港でのラウンジ利用、優先搭乗、ワンランク上の機内食、広々としたシート、他にもたくさんの特典が付いているのが魅力です。
また、最近注目されているのはプレミアムエコノミークラス。
エコノミーとビジネスクラスの中間という位置づけで、圧倒的な違いはシート占有スペースの広さ。
航空会社によっては、専用チェックインカウンターが設置されたり、空港のラウンジが使用できる場合もあります。
各旅行会社のハネムーンパッケージツアーにも、ビジネスクラス利用、プレエコノミークラス利用のプランがたくさんあり、個人的に予約をするよりかなり安くなるので要チェック。
基本的に航空券は直前よりも、早めに予約を入れる方が安くなるため留意しておきましょう。
▼航空券・空港の関連記事
・ 【徹底取材】「羽田空港国際線旅客ターミナル」のアクセスから、施設、お土産、飲食店まで解説
・ 関西空港周辺のおすすめホテル9選!前後泊に便利な人気ホテルを厳選
ここからは、何度も新婚旅行に添乗した元添乗員目線で海外のおすすめ新婚旅行先をご紹介します。
関連記事やおすすめツアーも載せているので、ぜひ参考にしてください。
新婚旅行先として人気が高いイタリア。
大きな国ではないこと、また列車や国内線が充実しているので、1週間から10日あれば2,3都市を周遊することもできます。
もし1週間の予定ならば、欲張らずにローマ&フィレンツェ、ヴェネツィア&フィレンツェといった2都市巡りがおすすめ。
この区間なら列車が便利で、利用のハードルも高くはないので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
▼イタリア観光の関連記事
・ イタリア好きが選ぶおすすめ観光スポット60選!イタリア全20州のエリア別におすすめの旅行先をご紹介
・ イタリア料理の特徴とおすすめグルメ15選!世界中から愛される味を堪能しよう
・ イタリア土産のおすすめ24選!イタリアで本当に喜ばれるお土産はコレ
イタリアの中でも新婚旅行先として人気が高いヴェネツィア。
水の都として知られ、ロマンチックな雰囲気に憧れる方も多い街ですね。
「サンマルコ広場」、「サンマルコ教会」、「ドゥカーレ宮殿」といった有名観光スポットを訪れたあとは、街をブラブラと散策しましょう。
思いがけない場所に素敵な写真スポットがあったり、小さなベネチアングラスのお店や、地元の人が集まる安くて美味しい立ち飲み屋さん「バーカロ」に出会えるかもしれません。
一度は乗ってみたいゴンドラ。
以前はぼったくり料金も横行していましたが、現在はヴェネツィア市が定額料金を設定しているので安心です。
ゴンドラは1隻5名までで、1隻ごとの値段なので5名の相乗りがお得ですが、ハネムーンなら2人で貸し切りが良いですね。
季節と時間帯によって料金は変わり、出発地によってルートも変わります。
乗り場に料金が掲示されているので、しっかり確認してから支払いをしてください。
夏の観光シーズンには、ゴンドラ乗り場に行列ができていたり、予約で埋まっている場合もあります。
ゴンドラに絶対に乗りたいという方は、事前に予約しておきましょう。
以下は日本語対応のツアー予約サイトなので、簡単で安心です。
ヴェネツィア本島から水上タクシーや水上バスで訪れたいのが、ガラス工房が多いことで知られるムラーノ島や、カラフルな街並みが人気のブラーノ島。
ムラーノ島までは水上バスで15分なので、気軽に訪れることができますね。
もっと島巡りをしたいけれど、言葉の面が心配という方は、ムラーノ島、ブラーノ島、トルチェッロ島の3島めぐり(ランチ付き)のツアーが便利でおすすめです。
▼ヴェネツィア観光の関連記事
・ ベネチアの観光地16選。ベニス観光で欠かせない人気の旅行スポットまとめ!
・ イタリアのブラーノ島の絶景!死ぬまでに一度は訪れたい観光名所!
日本で言うと京都のような古都フィレンツェ。
ローマともミラノとも、ヴェネツィアとも全く違う落ち着いた雰囲気で、中世の街並みが楽しめます。
ルネッサンス美術の宝庫「ウフィッツィ美術館」や、ダビデ像に会える「アカデミア美術館」、街のシンボル「花の大聖堂」、付属の鐘楼「ジョットの鐘楼」など見どころが多く、数日滞在したい街。
トスカーナのワインと、熟成肉のステーキ「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」を食べるのも忘れてはなりません。
有名な「ピサの斜塔」へは、フィレンツェから電車とバスで約1時間という距離。
斜塔に登るのは時間予約制になっているので、 公式サイト(英語) からチケットを事前購入しておきましょう。
個人で行くのは心配という方や、効率よく周りたい方は、フィレンツェからのツアーがおすすめです。
→ ピサの斜塔に入場!ピサ半日観光ツアー(3~10月/日本語アシスタント/フィレンツェ発)
※フィレンツェ観光の関連記事: フィレンツェの観光地21選!美術・世界史好き垂涎の歴史都市!
イタリアの玄関口ローマは、街のあちらこちらに古代ローマ時代の遺跡が残っているのが魅力です。
映画ローマの休日で有名な「スペイン広場」や「真実の口」、古代ローマ遺跡の「フォロ・ロマーノ」や「コロッセオ」、カトリックの総本山「サンピエトロ寺院」や、システィーナ礼拝堂で知られる「バチカン美術館」など、見どころだらけ。
最低でも2日、できれば3日は滞在して、独特な街の雰囲気を味わってください。
筆者のおすすめはこの景色。
世界一小さな国、バチカン市国にあるサンピエトロ寺院の丸天井(クーポラ)からの景色は特別です。
青の洞窟で知られる「カプリ島」。
個人で行く場合は、ローマから列車でナポリに行き、ナポリから高速艇に乗るのが一般的ですが、日帰りだとカプリ島での滞在時間が短くなるので、カプリ島に泊まってリゾート気分を楽しむのがおすすめ。
カプリ島まで行っても、青の洞窟の中に入れるかどうかは気候条件次第です。
天候が良い5月~8月の中でも、水位が低い6,7月がベストシーズンだと言われています。
ローマから日帰りしか時間が取れないという方、または個人で行くにはハードルが高いと感じる方は、ローマからのツアーがおすすめです。
→ カプリ島 青の洞窟 1日ツアー ナポリ解散プランあり(3~10月/3コース地中海ランチ付き/日本語/ローマ発)
▼ ローマ観光の関連記事
・ ローマのおすすめ観光スポット20選!イタリア好きが選ぶ「ローマの休日」に最適な旅行スポット・ホテル・レストランとは
・ ローマの観光名所「トレビの泉」!コインにまつわるジンクスや見どころを徹底解説
・ 初めてのバチカン市国観光!行き方や注意事項、絶対見逃せない作品は?見どころを余すことなく紹介
ヨーロッパへの新婚旅行先では、イタリアに次いで人気が高いスペイン。
「サグラダファミリア」をはじめとするバルセロナのガウディ建築巡りや、アンダルシア地方の白い街やイスラム建築、マドリードの「プラド美術館」やバル巡りなど、各地方ごとに特色があり、必見スポットがたくさんあります。
また、サッカーファンならレアルマドリードやバルセロナのサッカー観戦や、スタジアム見学も魅力ですね。
広いスペイン国内は列車や高速バスが発達しているので、2都市巡り、3都市巡りも楽しめます。
バルセロナ⇔マドリードは、スペイン新幹線なら約2.5時間なので、2大都市を訪れることも可能です。
▼スペイン観光の関連記事
・ スペインの人気観光スポット30選!絶景、世界遺産、美食、祭り、ガウディまで全部まとめてご紹介!
・ スペイン料理のおすすめ30選!スペイン旅行や観光で食べたい絶品グルメ
バルセロナを訪れる人の一番の目的は「サグラダファミリア」でしょう。
いまだ未完ですが、ここ数年は急ピッチに建設が進み、設計者のアントニオ・ガウディ没後100年にあたる、2026年完成予定と発表されています。
チケット入手方法はよく変更されてるので、 公式サイト から目が離せません。
夏の観光シーズンには、お目当ての時間が予約でいっぱいということもあるため、日程が決まり次第予約することをおすすめします。
ガウディ建築に興味があるなら、「グエル公園」や「カサ・ミラ」、「カサ・バトリョ」といった有名どころだけではなく、「カサ・ビセンス」や、「コロニアグエル教会堂」など見るべき場所はたくさんあります。
旧市街の「大聖堂」や「ピカソ美術館」もぜひ訪れてみてください。
また、新婚旅行なら4つ星以上のホテルに宿泊するのがおすすめ。
バルセロナのメイン通り、グラシア通り周辺のホテルなら、どこに行くにも便利です。
バルセロナのあるカタルーニャ地方は、フランスに隣接していることもあり美食家も多いので、クオリティが高いレストランがたくさんあります。
1度はミシュラン星付きのレストランでランチやディナーを楽しむのも良いですね。
高級レストランに限らず、バルセロナの有名店は予約必須なので、レストランの公式サイトに予約機能があれば、早めに予約を入れておきましょう。
到着後ならば、ホテルのコンシェルジェに予約を入れて貰うとスムーズです。
▼ バルセロナ観光の関連記事
・ バルセロナおすすめスポット25選!バルセロナ好きが選ぶ観光スポット・レストランとは
・ 未完の傑作!サグラダファミリアの見どころやアクセス、周辺のおすすめ観光スポットを紹介
ヨーロッパへのハネムーンの中でも、昔から今まで変わらぬ人気を誇るフランス。
華の都パリを筆頭に、世界的に有名なリゾートであるニースやカンヌ、モナコ公国といった南仏も旅の上級者に人気があります。
フランスは、都会あり、自然あり、グルメ、ショッピングとバランス良く楽しめるのが魅力です。
※フランス観光の関連記事: フランス旅行の行き先に困ったらここ!地域別に超人気観光地を厳選
1度は行ってみたいと憧れる人が多いパリ。
どこを切り取っても絵になるおしゃれな街並みは、ハネムーンにぴったりですね。
「エッフェル塔」の展望台から街を眺め、「凱旋門」からのびるシャンゼリゼ通りを歩き、「ルーブル美術館」で世界の名作に出会う。
印象派が好きなら「オルセー美術館」は外せません。
ハイブランド好きなら、エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトン、ディオール、サンローランなどの本店巡りもおすすめです。
パリで大切なのはホテル選び。
パリのホテルは高くて有名ですが、せっかくのハネムーンならば、便利な街の中心の4つ星以上のホテルがおすすめです。
最初の3日間は奮発して高級ホテルに泊まり、後半の2~3日は最近多くなっているアパートメントタイプのホテルで、まるでパリに暮らしているかのような滞在を楽しむというのはいかがでしょうか。
朝食には、近くのベーカリーで買ったクロワッサンに、熱々のコーヒー、ランチはカフェでガレット。
そんなパリっ子になったような滞在も思い出になりますね。
パリ滞在中に足を伸ばしたいのが「ヴェルサイユ宮殿」。
パリ郊外鉄道(RER C線)に乗れば、乗り換えなしの約40分で最寄り駅へ、そこから歩いて12分でヴェルサイユ宮殿入り口に到着します。
ヴェルサイユ宮殿の見学所要時間は興味の度合いにもよりますが、宮殿は2~3時間、庭園と離宮で1~2時間といったところなので、半日以上は必要です。
夏の観光ハイシーズンには、チケット売り場に大行列ができるため、 公式サイト からの事前購入がおすすめです。
年間300万人もの人が訪れる、フランス国内でも1,2位を争う人気の観光スポット「モンサンミッシェル」。
海の上に静かにたたずむ修道院は、美しいだけではなく、歴史的にも価値があり、世界遺産に指定されています。
修道院内部を見学したら、グランド・リュと呼ばれる小道に並ぶお土産屋さんを覗いたり、レストランやカフェでランチタイム。
夏の観光シーズンになると、歩くのも苦労するほどの人混みになるほどです。
モンサンミッシェルまでは、フランス新幹線とバスを乗り継いで最短3~4時間、車だと約5時間かかります。
日本人旅行者のほとんどは、パリからの日帰りツアーを利用しているのが現状です。
様々なツアーがありますが、こちらのツアーは印象派の画家が愛した港町オンフルールでの散策がついた人気プラン。
日本語公認ガイドが案内するプランもあります。
→ モンサンミッシェル日帰りツアー 港町オンフルールも訪問!(日本語)
▼パリ観光の関連記事
・ パリの観光地26選!パリ市内から郊外までおすすめ観光名所をご紹介
・ 死ぬまでに行きたい世界遺産「モンサンミッシェル」の見どころとは?おすすめホテルやお土産も徹底解説
・ フランス観光のド定番!「エッフェル塔」の見どころや観光する上での注意点を解説
・ ルーブル美術館の見どころ、有名作品、おすすめの周り方は?
パリは行ったことがあるから、フランスの別の場所に行ってみたいという方におすすめしたいのが南仏。
ヨーロッパのセレブが好んで訪れるコードダジュールのリゾートや、多くの画家に愛されたプロバンス地方は、大人のハネムーンに良く合います。
フランスで最も有名なリゾート地といえばコートダジュール。
ニース、カンヌ、モナコ公国といった高級リゾート地が点在し、華やかな雰囲気が特徴です。
中心となるニースは、美しく弧を描くビーチが3.5kmにも渡って続き、ビーチ沿いには「プロムナード・デ・ザングレ」と呼ばれる遊歩道が続き、高級ホテル、レストラン、カジノなどが並んでいます。
▼ コートダジュール観光の関連記事
・ 【フランス旅】憧れのコートダジュールへ!ニースのおすすめ観光スポット10選
・ カンヌのおすすめ観光スポット&ホテル16選!映画祭だけじゃない南フランスリゾートの魅力を紹介
ゴッホゆかりのアルル、フランス最大の港町マルセイユ、セザンヌが生涯愛したエクス・アン・プロヴァンスなど、個性的な街が多いプロヴァンス地方。
多くの画家に描かれてきた、ひまわり畑、ラベンダー畑、ブドウ畑、麦畑など美しい田舎の風景を実際に見てみませんか?
マルセイユではブイヤベースをはじめ、海の幸をふんだんに使った料理と美味しいワインが味わえます。
※プロヴァンス観光の関連記事: アルルのおすすめ観光スポット14選!ゴッホの名画を生み出した風景と古代ローマの世界遺産を堪能しよう
のんびりリゾート派に人気のモルディブ。
正確な場所をご存じない方も多いかもしれませんが、インドの南西、スリランカの西に位置しています。
1,000を超える珊瑚島と、26の環礁からなるインド洋に浮かぶ国で、地上の楽園、インド洋の宝石箱などと呼ばれています。
日本からの直行便がないので、シンガポールやバンコク、ドバイなどで乗り継ぎになり、12~14時間ほどかかります。
あえて乗り継ぎを利用して、シンガポール&モルディブやドバイ&モルディブという2か国を訪れるプランもおすすめです。
1島1リゾートスタイルのモルディブでは、水上コテージに泊まるのがハネムーンの定番。
多くのコテージは、オールインクルーシブスタイルなので、滞在中の費用の心配をせずにリラックスして過ごせます。
水上コテージのお部屋からは直接海へ入ることが出来ますが、SNSなどで話題になっている滑り台でダイブできる場所は限られているため要チェック。
何もせずにのんびり過ごす贅沢が醍醐味のモルディブですが、アクティブ派なら、豊富なアクティビティに挑戦してみましょう。
シュノーケリングやダイビング、カヤック、ウィンドサーフィン、サーフィン、バナナボート、パラセーリング、マンタと泳ぐ、イルカに出会うなど盛りだくさんなマリンスポーツが用意されています。
マリンスポーツ以外にも、無人島ピクニック、アイランドホッピング、ドルフィンウォッチング、サンセットクルーズなども楽しめます。
※ モルディブ観光の関連記事: モルディブ旅行はこれで完璧!憧れの水上ヴィラをはじめおすすめの観光情報を一挙紹介
モルディブと並んで、ハネムーナー憧れの場所として名前が挙がるのが、南太平洋に浮かぶ島々の国・タヒチ。
110以上の島によって構成されるタヒチの中でも、一番人気が高いのはボラボラ島、次にモーレア島です。
タヒチには雨季・乾季があり、4月~10月頃の乾季が晴天率が高く、タヒチの海がより一層美しく見えるベストシーズン。
タヒチまでは エアタヒチヌイ が成田と首都パペーテ間の直行便を運航ています。(現在直行便は運休中で、2023年10月再開予定。それまではオークランドまたはロサンゼルス経由となります。)
航空スケジュールの関係で、首都パペーテには1泊する必要があるため、タヒチ島1泊プラス離島5泊の現地6泊が一般的です。
タヒチは水上バンガロー発祥の地と言われ、50年以上前から人気のハネムーンの地として世界中のカップルを魅了してきました。
1番人気のボラボラ島までは、首都パペーテから国内線に乗り継いで約50分。
ボラボラ島の象徴でもあるオテマヌ山を上空から眺めたければ、パペーテからの便は左側の席を確保しましょう。
おすすめは水上バンガローですが、気分を変えたければ、旅の前半は水上バンガロー、後半はビーチバンガローと半分ずつというのも良いですね。
タヒチでは、シュノーケリングやダイビングはもちろんのこと、周辺の島々へ、エイやサメ、マンタやウミガメに会いに行くツアーも人気があります。
また、4WDに乗って山中を駆け巡るアクティビティや、自然公園を巡ってボラボラ島をぐるりと一周するツアーもおすすめです。
神々の島といわれるバリ島は、年間平均気温が28℃と、一年を通いて南国リゾートが楽しめる楽園。
人口の90%以上の人がヒンドゥー教徒で、島内には数千ものヒンドゥー寺院があり、人々がお供えを持って祈りを捧げている姿が日常にあります。
ビーチリゾートだけではなく、大自然が楽しめるスポットや、寺院や遺跡の観光、伝統芸能に触れる機会もあり、メリハリがある滞在が楽しめるのが醍醐味です。
また、物価が安いこともあり、他のリゾートに比べると、同じ料金でより豪華なホテルやプライベートプール付きのヴィラに滞在することができるのが嬉しいポイントです。
※バリ島観光の関連記事: バリ島観光はこれで完璧! バリ旅行で必見のビーチ&パワースポットまとめ!
ハネムーナーには、プール付きのヴィラが人気です。
広々としたリビングルームに、花びらでデコレーションされたベッド、花びらを浮かべたフラワーバス、好きな時に好きなだけ楽しめるお部屋のプールでリラックス。
朝食はお部屋のリビングで、今日は何をしようか相談しながらゆっくりといただきましょう。
アクティビティに出かけるのも良し、ホテルのスパで並んでトリートメントを受けるのも良いですね。
バリ島の楽しいところは、観光スポットがたくさんあるという点。
バリ島中部にある「ウブド」は、ガムラン音楽、バリ舞踏、バリ絵画など、芸術の村として知られる、緑が美しい田園エリアです。
おすすめは、専用車で行くバリ島の自然と文化を満喫できる1日ツアー。
美しいライステラス(棚田)やキンタマーニ高原、そして聖水が湧くといわれる世界遺産ティルタ・エンプル寺院も訪れます。
絵画で有名なバトゥアン村訪問やバリ舞踊の鑑賞もついた盛沢山プラン。
日本語ガイドと一緒なので安心ですね。
→ バリ文化と自然を満喫!ウブド観光+世界遺産ティルタエンプル寺院+キンタマーニ高原+バリ舞踊鑑賞ツアー
広大なアメリカは都市ごとに全く違う顔を持っているのが魅力。
雄大な自然、テーマパーク、スポーツ観戦、美術館巡り、カジノ、ミュージカル、ショッピングなど、楽しみ方は千差万別。
ハネムーンでアメリカを選ぶなら、二人で旅のテーマをしっかり決めて行き先を決めましょう。
※アメリカ観光の関連記事: アメリカの人気観光地22選!西海岸、東部、中部、南部などエリア別に有名観光地を厳選
ロサンゼルスは、アメリカの中でもハネムーン先として人気の高い街。
1年中気候が良く、ハリウッド、ビバリーヒルズ、サンタモニカといった観光スポットの他、ディズニーランド、ユニバーサルスタジオといったテーマパークもあり、ショッピングも楽しめるので、アクティブ派にとって魅力的な場所です。
新婚旅行なら、ロサンゼルスのホテル選びは大切なポイント。
格安ホテルは治安があまり良くない場所にある場合が多いため要注意です。
おすすめは、何といってもビバリーヒルズの高級ホテル。
また、ディズニーランドを訪れる予定ならば、ディズニーランドオフィシャルホテルもおすすめです。
野球好きなら、ロサンゼルス・エンゼルスの本拠地、アナハイムにある「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」で試合観戦できれば最高ですね。
滞在中に試合が無い場合は、エンゼルスが遠征中の平日のみ開催される人気のスタジアムツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
※ロサンゼルス観光の関連記事: ロサンゼルス旅行で絶対訪れたいオススメ観光スポット30選!モデル観光ルートもご紹介
新婚旅行の定番コースは、ロサンゼルス+ラスベガス+グランドキャニオン。
日本からラスベガスまでの直行便はないので、ロサンゼルスから国内線に乗り継いで行くのが一般的です。
24時間眠らない街と言われるラスベガスでは、カジノに挑戦したり、色々なホテルの本格ショーを観たり、アトラクションを楽しんだりと飽きることがありません。
ラスベガスは、カジノでお金を落として貰うようにと、ホテル料金や食事代金は意外にリーズナブルに設定されています。
せっかくならば、豪華なホテルでホテルライフを楽しみましょう。
ラスベガスからグランドキャニオンのサウスリムまでは、車で4時間半ほどかかります。
アメリカの広大な土地をドライブをレンタカーでドライブするのも楽しいのですが、日帰りだと往復9時間の運転となり、ちょっと大変ですね。
日程に余裕があれば、1泊2日または2泊3日で出かけるのがベストですが、そこまで時間が取れないのという場合は、日帰りバスツアーに参加しましょう。
グランドキャニオンに、人気のアンテロープ、ホースシューベントまで訪れる盛り沢山ツアーが人気です。
→ ルート66を辿る!グランドキャニオン国立公園&アンテロープ&恐竜の足跡&ホースシューベンド日帰りツアー(貸切プランあり/車内Wi-Fi無料/日本語ガイド)
※ラスベガス観光の関連記事: ラスベガスの楽しみ方とおすすめの人気観光スポットまとめ
世界一エキサイティングな街と称されるニューヨークは、アクティブ派のハネムーンに人気の都市です。
フェリーで「自由の女神」を見に行く、「エンパイアステートビルディング」から夜景を楽しむ、地下鉄に乗って流行発信地「ブルックリン」に行く、「セントラルパーク」でお散歩。
ブロードウェイでのミュージカル三昧、「メトロポリタン美術館」や「ニューヨーク近代美術館」でのアート三昧など、数え上げたらキリがないほど魅力的なスポットが多く、数日の滞在では足りないほどです。
気になるのはホテル事情。
ニューヨークは物価が高く、マンハッタンの立地が良いホテルは3~4万円からスタートします。
だからといって、格安ホテルだと清潔感がない、立地が悪いなど、新婚旅行が台無しになりかねません。
結論、ニューヨークに泊まるならホテル代は節約せず、雰囲気の良いホテル滞在を楽しみましょう。
ハネムーナーにおすすめなのが、マンハッタンやブルックリンの夜景を眺めながらハドソン川を行くディナークルーズ。
筆者も実際に乗船してみて、キラキラとしたパワーのある夜景に大感激しました。
→ ニューヨーク ディナークルーズ(3コースディナー/遊覧船:バトーニューヨーク)
▼ ニューヨーク観光の関連記事
・ ニューヨークを訪れたら外せない!現地通がおすすめする人気の観光スポット37選
・ NYのシンボル「自由の女神」の見どころ、行き方を紹介!周辺のおすすめ観光スポットも♪
・ 【ニューヨーク】タイムズスクエアの見どころや周辺のおすすめ観光スポットを紹介
ハワイは、オアフ島、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島など8つの島と100以上の小島からなる、アメリカの州のひとつ。
美しい自然、ビーチ、温暖な気候、観光、ショッピングなど、どの年代の人でも楽しめるのが魅力です。
島によって特徴があるので、オアフ島&マウイ島、オアフ島&ハワイ島といった2島巡りや、3島巡りも人気があります。
筆者のおすすめは、島全体がパワースポットのようなハワイ島。
キラウエア火山をはじめとする大自然の魅力がいっぱいで、ハワイ諸島で最高峰のマウナケアの山頂ツアーも人気です。
ハワイは、日本語が通じやすいという安心感もあり、海外ウェディングや新婚旅行先としても大人気。
海外ウェディングは現地の手配会社も多く、日本で申し込んでいけば、現地の日本人スタッフの方にお任せできるので安心です。
ハワイへの新婚旅行にかかる費用の平均は、5泊7日の日程で2人で約50~70万円程度と言われています。
現地挙式やパーティーなどを含めた総費用は70~160万円ほどが相場。
ただし、ホテルのランクや階数、眺望などによって料金はかなり違ってきます。
最近は、挙式はしないけれど、ウェディングフォトだけを撮影するという人も多く、撮影に1日かけるという本格プランもあります。
最近話題のアクティビティは、オアフ島のカネオヘ湾沖に浮かぶ白い砂浜サンドバーを訪れるツアー。
サンドバーは砂州とも呼ばれ、引き潮の際に海にくるぶしほどの浅瀬ができる事をいいます。
カネオヘ湾のサンドバーは、干潮のわずかな時間だけ海底の白砂が姿を現すので、幻の島とも呼ばれています。
幻想的なサンドバーに上陸してお散歩&写真タイム、ビーチバレーも楽しめます。
船上でBBQハンバーガーランチを食べたあとは、サンゴ礁が広がるスポットに移動してシュノーケリングタイム。
例年7月~9月と年末年始は予約が殺到するので、二か月以上前に申し込みを済ませるようにしましょう。
→ 天使の海サンドバー(砂洲)ウミガメウォッチクルーズ BBQランチ付きプランあり
▼ハワイ観光の関連記事
・ 【ハワイの新婚旅行ガイド】費用やおすすめホテル、観光スポットを紹介
・ ハワイ観光の決定版!グルメからホテルまで、ハワイ旅行に役立つ観光情報まとめ
・ おすすめのハワイ土産17選!お菓子から女性も喜ぶおしゃれなコスメ・雑貨・Tシャツまで
・ ハワイ旅行が安い時期は?航空券も旅費もこんなに違う!?ハワイ滞在中の節約術までお得に楽しむコツを紹介
リゾート派の新婚旅行先として、常に人気を誇っているのが、メキシコのカンクン。
世界中から年間300万人以上の人々訪れています。
どこまでも美しいカリブ海は、抜けるような青い空とのコントラストが素晴らしく、一度訪れるとはまってしまうリピーターが多い場所。
各種マリンスポーツが楽しめるのはもちろん、少し足を延ばせば遺跡観光や大自然に触れる事ができるのも、カンクンの魅力の一つです。
ロサンゼルスやニューヨークといったアメリカの都市との組み合わせも可能なので、帰りにロサンゼルスに寄って2泊するという日程もおすすめです。
※カンクン観光の関連記事: カリビアンブルーだけじゃない!色々な顔を持つカンクンのおすすめ観光スポット15選
カンクンの高級リゾートホテルは、ほとんどがオールインクルーシブのシステムを取っているのでキャッシュレスで楽々。
プールで、ビーチでのんびりしながら、飲み物を飲んだり、ランチを食べたり。
夜にはちょっとドレスアップして、海が見えるレストランでメキシカンフードや各国料理を楽しみましょう。
子供は宿泊ができない大人のためのホテルも多く、優雅にカリブ海リゾートを楽しむハネムーンに最適です。
カンクンの魅力は、遺跡やアクティビティも楽しめること。
「チチェン・イッツァ」は、メキシコのユカタン半島に残されたマヤ古典期最大の都市遺跡。
広大なジャングルの中に、戦士の神殿、天文台など数多くの遺跡群が点在しています。
一番の見どころは、高さ24m、9層からなるピラミッド。
階段が1年を18ヶ月としたマヤ暦を現していて、ピラミッドそのものが巨大なカレンダーとなっています。
インスタ映えスポットとして、注目を集めているのが「ピンクレイク」。
湖に大量に生息する微生物の色素によって、美しいピンク色が生み出されています。
実際は塩工場が所有する塩田なので、塩の収穫期には水が抜かれてしまっている場合もあれば、天候や光の加減でピンク色に見えないこともあります。
チチェン・イッツァ遺跡も、ピンクレイクも個人的に行くのはかなり大変なので、ツアー利用が一般的。
おすすめは、外せない観光スポットをしっかり押さえた王道のツアー。
チチェン・イッツァ遺跡、ピンクレイク、グランセノーテ、セノーテイキルの4大人気スポットをすべて巡ります。
日本人ガイドさんが一緒なので、長い道中も安心です。
→ チチェン・イッツァ遺跡+ピンクレイク+グランセノーテ+セノーテイキル(日本人ガイド確約/安心のドライバー2名体制)
休みが数日しか取れないけれども、新婚旅行は海外に行きたいという方には、グアムがおすすめ。
なんといっても飛行機で3~4時間という近さ、時差も1時間なので、移動疲れも時差ボケも心配いりません。
航空券代が安いので、その分をホテルにお金をかけられるのも嬉しいポイント。
思い切って豪華なホテルにステイしましょう。
グアムの平均気温は27℃と常夏で、6月~10月が雨季。
雨季といっても一日数回のスコールがある程度なので問題はないのですが、9月、10月は台風シーズンなので避けるのが賢明です。
憧れの海外挙式を手軽に実現できるグアム。
グアムにはいくつものチャペルがありますが、中でも人気が高いのが「ブルーアステール」。
ガラス張りのオンザビーチチャペルは、エーゲ海をイメージしたデザインです。
空と海に向かって歩くようなバージンロードに、どこまでも続く海が二人を祝福しているようだと評判の誓いのステージ。
挙式のあとは目の前のビーチで記念撮影。
大きな窓からタモン湾を一望できるオーシャンビューのバンケットルームは解放感いっぱいで。ゲストの方々と心置きなく楽しいひと時が過ごせると評判です。
グアムのアクティビティというと、マリンスポーツのイメージが強いですが、空や陸のアクティビティも盛り沢山。
特に人気が高いのが、神秘的な世界を味わえる洞窟「パガットケーブ」へのアドベンチャーツアー。
トレッキングと、何万年もの時を超えて生まれた真水の洞窟で泳ぐという特別な体験が楽しめます。
・ 神秘の洞窟パガットケーブトレッキングツアー ジャングルの大自然とグアム東海岸の絶景を満喫!(日本語ガイド/昼食付/送迎付/貸切プランあり)
・ 洞窟パガットケーブトレッキングツアー 人気No.1パワースポット!ケン芳賀のグアム秘境探検(日本語&英語ガイド/昼食付/送迎付/貸切プランあり)
海外のおすすめ新婚旅行先を厳選してご紹介しました。
どこに行くにしても大切なのは、二人で心から楽しむこと。
新婚旅行は、行き先選びから細かい準備まで、楽しくもあり大変でもありますが、本記事でそのお手伝いができれば幸いです。
▼ 海外新婚旅行の関連記事
・ 【地域別】海外旅行が安い時期はいつ頃?旅費の目安や安く抑えるコツを徹底解説
・ 【日数別】おすすめの海外旅行先20選!週末や連休を使って海外旅行しよう♪
・ 海外旅行の持ち物まとめ!チェックリストで旅行準備の総点検
・ 海外旅行におすすめのクレジットカード比較と選び方のコツ!
最終更新日 : 2023/04/28
公開日 : 2023/04/28