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アルルのおすすめ観光スポット14選!ゴッホの名画を生み出した美しき風景と古代ローマの世界遺産を堪能しよう





アルルは南フランスの小さな町ながら、魅力は満載です。
フランスとは思えないほど古代ローマ遺跡に囲まれた町では、民族衣装の美しさを競い合う祭りや闘牛祭りが開かれています。

その他にもゴッホの才能を開花させた風景、マリアたちの伝統が息づくカマルグの聖地、白馬が疾走しフラミンゴが踊る野生の楽園など、見所は無数に存在します。
本記事では、その中から厳選しておすすめの観光スポットをご紹介します。

【目次】アルルのおすすめ観光スポット14選!ゴッホの名画を生み出した美しき風景と古代ローマの世界遺産を堪能しよう

 

アルルの特徴

1. 温暖なプロヴァンス地方

2. アルルといえば「衣装祭」

3. 収穫を祝う「闘牛祭」もおすすめ

4. ゴッホが過ごしたアルル

5. 観光パスが超お得

6. アルルの治安はどう?

<アルルのおすすめ観光スポット>

1. アルル円形闘技場(Arènes d'Arles)

2. アルル古代劇場(Théâtre antique d'Arles)

3. サム・トロフィーム教会(Eglise St-Trophime)

4. アルラタン博物館(Museon Arlaten)

5. 古代アルル博物館(Musée de l'Arles et de la Provence antiques)

6. フォーラム広場(Pl. du Forum)

7. 古代フォーラム地下回廊(Cryptoportiques du Forum)

<ヴァン・ゴッホゆかりの観光スポット>

1. エスパス・ヴァン・ゴッホ(Espace Van Gogh)

2. カフェ・ヴァン・ゴッホ(Le Café Van Gogh)

3. ヴァン・ゴッホの橋(Pont Van Gogh)

<アルル近郊のおすすめ観光スポット>

1. フォンヴィエイユ ドーデの風車(Moulin de Daudet)

2. レ・ボー・ド・プロヴァンスのレ・ボーの城塞(Chateau des Baux)

3. サント・マリー・ド・ラ・メールのノートルダム教会(Notre Dame de la Mer)

4. カマルグ湿原地帯(Camargue Tourbière)

 

 


アルルの特徴

 

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アルルの観光スポットをご紹介する前に、まずはアルルの町の特徴やお得情報をお伝えします。

 

1. 温暖なプロヴァンス地方

 

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あふれる陽光、冬でも暖かい気候、ときおり吹き荒れるミストラル。

これがフランス人が愛する南仏プロヴァンスの特徴です。

 

パリからプロヴァンス地方までの道路は「太陽の道路」と呼ばれ、バカンスシーズンともなれば多くの旅行客で溢れかえります。

夏は30度を超える日も多いですが、湿度が低いので過ごしやすいです。

 

気候のおかげもあり、ローマ時代の遺跡をはじめ歴史的遺産の宝庫なだけではなく、恵まれた自然もアルルの特徴です。

 

2. アルルといえば「衣装祭」

 

 

アルルに来るなら「衣装祭」の日がおすすめです。

 

「衣装祭」は7月の第一日曜に開催され、プロヴァンスの民族衣装に身を包んだ女性たちが華やかさを競い合います。

全身白ずくめの美しい女性を見かけたら、その人がアルルの女王です。

 

アルルの女王は3年に1度、5月1日の「牧童祭(Fete des Gardians)」の日に選ばれ、衣装祭を主宰する他にも、アルルとこの地方のお祭りに必ず出席して場を盛り上げます。

 

3. 収穫を祝う「闘牛祭」もおすすめ

 

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アルルでは闘牛祭りも開催されています。

闘牛というとスペインを想像する人も多いかと思いますが、ここアルルでも世界遺産の円形闘技場で闘牛が行われます。

 

アルルの闘牛にはスペイン式闘牛とカマルグ式闘牛の2パターンがあります。

スペイン式闘牛は最後に牛を殺す闘牛ですが、カマルグ式闘牛は牛を殺さない闘牛で、牛の頭につけたリボンを鉤爪を使って闘牛士が奪い合います。

闘牛を殺すシーンが怖い方にはおすすめの闘牛です。

 

また、闘牛は「春の闘牛」と「秋の闘牛」の2種類に分けられます。

「春の闘牛」はイースター(復活祭)として行われ、「秋の闘牛」はお米の収穫祭として行われています。

「春の闘牛」は4月後半、「秋の闘牛」は9月前半に行われるので、気になる方は事前にスケジュールを確認しておきましょう。

 

4. ゴッホが過ごしたアルル

 

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アルルといえば「ゴッホ」と言ってもいいほど、深く結びついています。

ゴッホは、アルルでは友人であるゴーギャンと黄色い家を借りて共同生活をし、数々の名画を残しています。

 

有名な作品としては「アルルのはね橋」、「夜のカフェテラス」、「種まく人」などがあり、7点ある「ひまわり」のうちの1点もここアルルで制作しています。

ゴッホがアルルに来てからは作風も変わり、広く世に知られる激しいタッチと色彩はアルル時代に制作されています。

ゴッホファンにとってアルルは特別な町なのです。

 

日本では「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」と呼ばれていますが、「フィンセント・ファン・ホッホ」が生まれ故郷のオランダ語読みです。

フランス語では「ヴァンサン・ヴァン・ゴッグ」と呼ばれており、国ごとにだいぶ発音が異なります。

アルルでは「ゴッグ」と発音した方が確実ですが、「ゴッホ」と発音しても通じます。

 

なお、本記事では馴染みのある「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」で統一します。

 

5. 観光パスが超お得

 

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アルルに来たら、絶対乗るべきおすすめのパスが2つあります。

それほど多くの観光施設があるわけではないので、これらのパスを駆使すれば節約になりますよ。

 

まずは「パス・リベルテ」です。

円形闘技場、古代劇場、サン・トロフィーム教会などの5ヶ所の見所で利用可能です。

€9(1ヶ月間有効)。

 

次は「パス・アヴァンタージュ」です。

アルルのほぼ全ての観光スポットで使える便利なパスです。

€16(学生€13)ですが、6ヶ月間も有効なので留学生に大人気です。

 

アルルすべての観光スポットを周るのであれば、ぜひ観光パスを活用しましょう。

 

6. アルルの治安はどう?

 

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アルルの治安はフランスの中では良い方です。

そうとは言っても他のヨーロッパの国々やフランスのその他の都市に比べて安全なだけですので、夜の出歩きは危険です。

お昼でも狭い路地を一人で歩くのは避けましょう。

 

なるべく高価な服装や装飾品は身に付けず、集団で行動するようにしてください。

また、知らない人からの飲食物はもらわないようにしたり、車に荷物を置きっぱなしにしないなど細かな注意を怠らないようにしましょう。

 

 

<アルルのおすすめ観光スポット>

 

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アルルは大きな町という訳ではありません。

アルル駅から少し歩いてカヴァルリ門をくぐると、少しずつ人も増え、ローマ帝国時代の遺跡群があらわれます。

 

まずはアルルの代表的な世界遺産であるアルル円形闘技場から観光をスタートさせましょう。

 

1. アルル円形闘技場(Arènes d'Arles)

 

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アルル円形闘技場は紀元1世紀に建設された歴史ある、2層60のアーチからなるローマ時代の闘技場です。

 

建設当時は3層ありましたが、時代とともに倒壊してしまいました。

5〜6世紀には要塞として用いられており、唯一3層ある場所は要塞だった時代に監視塔として使われていたところです。

 

収容人数は2万人で、フランスで最も大きい闘技場であるだけでなく、保存状態も良いことから世界遺産に選ばれています。

現在も闘牛の会場として使われています。

 

 

内部に入ったら階段を登って最上階までいき、周りのレンガ色の町並みを見下ろしてみましょう。

ローヌ川とプロヴァンスの山並みも一望できます。

 

アルル円形闘技場の観光情報

 

住所 :1 Rond-Point des Arènes, Arles

アクセス :アルル駅から徒歩10分

電話番号 :04 90 96 64 31

定休日 :1/1、5/1、11/1、12/25、その他イベント日

営業時間 :

3・4・10月 9:00〜18:00
5〜9月 9:00〜19:00
11〜2月 10:00〜17:00

料金 :大人€9(学生€7)、アルル古代劇場とセット

注意点 :パス・アヴァンタージュで無料

公式URL :  アルル円形闘技場

 

2. アルル古代劇場(Théâtre antique d'Arles)

 

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アルル古代劇場は、円形闘技場と同時期に建てられた階段式座席の劇場です。

現在は数本の大理石の柱が残っているだけで、円形闘技場に比べるとダメージが激しいですが、現在もコンサートやオペラが開催されています。

 

フランス国内のローマ時代の遺跡の中でもダメージが大きいのは、建材として5世紀ごろから大理石を切り崩されたからと言われています。

その後、地下に埋まってしまった時代を経て17世期に発見され、ようやく19世紀から復元がはじめられて今の状態に保たれています。

 

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現在は、階段席はほぼ復元されており、よくみると椅子の形になり座ることができます(上記写真)。

ぜひ階段席に座り、当時の劇場の情景を思い浮かべてみましょう。

 

アルル古代劇場の観光情報

 

住所 :8 Rue du Cloître,  Arles

アクセス :アルル円形闘技場から徒歩1分

電話番号 :04 90 18 41 20

定休日 :1/1、5/1、11/1、12/25、その他イベント日

営業時間 :

3・4・10月 9:00〜18:00
5〜9月 9:00〜19:00
11〜2月 10:00〜17:00

料金 :大人€9(学生€7)、アルル円形闘技場とセット

注意点 :パス・アヴァンタージュで無料

 

3. サム・トロフィーム教会(Eglise St-Trophime)

 

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サン・トロフィーム教会は、3世紀に初代アルル司教となった聖トロフィームの聖遺物を祀るために11世期に建設された教会です。

アルルでは、宗教的にも建築史の面でも最も重要な建物だと言われています。

 

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まず注目したいのが入り口の門の上のポルタイユ(上記写真)です。

半円形部分は「最後の審判」のキリストを描いており、左手に福音書をたずさえています。

 

そのすぐ下に掘られている人々は、左側が「選ばれし者」、右側が「見放されし者」となっています。

注意しないと見落としてしまう人もいますが、とても精巧に掘られています。

 

最大の見所は回廊です。

僧院の回廊の構造は正方形で、中庭側に面してアーチがつけられているのですが、この教会は少し違います。

 

サン・トロフィーム教会の構造は柱に特徴があり、柱の1本ずつに施された精巧な彫刻は類を見ないほど美しいです。

 

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聖書のエピソードや植物の彫刻の美しさを堪能しながら回廊を一周してみましょう。

また、サン・トロフィーム教会は、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼路としても有名です。

 

サン・トロフィーム教会の観光情報

 

住所 :6 Place de la République, Arles

アクセス :アルル古代劇場から徒歩1分

電話番号 :04 90 96 07 38

定休日 :1/1、5/1、11/1、12/25、その他イベント日、ミサのある日、7・8月の水曜

営業時間 :

3・4・10月 9:00〜18:00
5〜9月 9:00〜19:00
11〜2月 10:00〜17:00

料金 :回廊のみ€3.50(円形闘技場と古代劇場のセット券で回廊以外は見学可能)

注意点 :パス・アヴァンタージュで無料

 

4. アルラタン博物館(Museon Arlaten)

 

 

アルラタン博物館は、ノーベル文学賞受賞の詩人フレデリック・ミストラルがノーベル賞の賞金を基に設立した博物館です。

元々は16世紀に建てられたラヴァル=カステラーヌ邸でありましたが、3年間を費やして博物館に改装されました。

 

博物館内には、ミストラル本人が収集したアルルの民族衣装や民芸品が収められています。

その他、フェリブリージュ運動(プロヴァンス語の保護)やプロヴァンス地方の文化に関する貴重な資料も展示されています。

 

ゴッホの有名な絵である「アルルの女」の姿をした女性職員が出迎えてくれますよ。

 

アルラタン博物館の観光情報

 

住所 :31 Rue de la République, Arles

アクセス :サン・トロフィーム教会から徒歩1分

電話番号 :04 13 31 51 99

定休日 :休館、2019年改装終了予定(2019/10月現在改装中)

営業時間 :8:00〜21:00

料金 :€8

 

5. 古代アルル博物館(Musée de l'Arles et de la Provence antiques

 

 

古代アルル博物館には、ローマ時代およびそれ以前のアルルの遺跡から発掘された品々が展示されています。

考古学博物館とは思えないほどモダンな空間に、貴重な発掘品が並べられています。

 

世界最古とされるカエサルの胸像やアウグストゥス帝の巨大な像は、19世紀に古代劇場から出土したものです。

 

人気の「アルルのヴィーナス」はパリのルーヴル美術館の複製品。

華麗なレリーフの施された4世紀の石棺や円形闘技場・古代劇場の復元模型もあり、当時のアルルの繁栄を知ることができます。

 

古代アルル博物館の観光情報

 

住所 :Presqu'île du Cirque Romain, Arles

アクセス :アルラタン博物館から徒歩10分

電話番号 :04 13 31 51 03

定休日 :火曜、1/1、5/1、11/1、12/25

営業時間 :10:00〜18:00

料金 :€8(学生€5)、第1日曜無料

注意点 :パス・アヴァンタージュで無料

公式URL :  古代アルル博物館

 

6. フォーラム広場(Pl. du Forum)

 

 

フォーラム広場は、古代ローマ時代から多くの人々が集まっている場所です。

ユリウス・カエサルの庇護に感謝する目的で作られ、現在も広場跡として使われています。

 

とても小さな広場ですが、多くの芸術家たちに愛され、今もその時代の面影があります。

この広場周辺は世界遺産となっており、広場前にあるホテル・ノール・ピニュの入り口の円柱は2世紀に建てられた神殿の名残です。

 

また、プロヴァンス地方では有名な詩人フレデリック・ミストラルが広場を見下ろしていたり、ゴッホやピカソも通ったと言われているカフェやレストランが今も残っています。

中でも一際目立つ濃い黄色のカフェが、ゴッホの「夜のカフェテラス」の舞台になった場所です。

 

フォーラム広場の観光情報

 

住所 :5 Rue du Palais Arles

アクセス :サン・トロフィーム教会から徒歩1分

 

7. 古代フォーラム地下回廊(Cryptoportiques du Forum)

 

 

古代フォーラム地下回廊は、アルルで最も古いローマ遺跡の1つ。

アルルが紀元前1世紀、カエサルの時代にローマの植民地となったときに使われていた地下回廊です。

 

入り口は市庁舎1階の一角にあり、懐中電灯を片手に入ります。

日本のテレビでも特集を組まれるほど歴史のある地下回廊ですが、照明をつけないと進めないほど暗く、暑い夏でも地下はひんやりとした空気を保っています。

広さは長さ89m、幅59mとかなりの大きさで、紀元前1世紀のものにしては綺麗な保存状態となっています。

 

古代フォーラム地下回廊の観光情報

 

住所 :5 Rue Balze, Arles

アクセス :フォーラム広場から徒歩1分

定休日 :なし

営業時間 :9:00〜17:30

料金 :大人€9(学生€7)

注意点 :パス・アヴァンタージュで無料

 

 


<ヴァン・ゴッホゆかりの観光スポット>

 

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アルルといえば、ゴッホの名を真っ先に思い浮かべる人も多いほど、ヨーロッパではゴッホゆかりの地として知られています。

ただ、残念ながらこの町にはゴッホの作品は1点も残されていません。

 

それでもゴッホの絵のモデルとなったカフェや、実際にゴッホの絵になった風景は数多く残っています。

ぜひ、アルルに来たらゴッホ名画の実際の舞台に向かってみましょう。

 

また、アルルには芸術家たちのコロニーをつくるというゴッホの夢を叶えるべく、1988年にヴァン・ゴッホ財団が発足されています。

2014年にヴァン・ゴッホ美術館も旧市街に建設されており、ゴッホ作品はないもののゴッホを敬愛する現代作家が寄贈した作品が所蔵されているので、気になる方は立ち寄ってみましょう。

 

1. エスパス・ヴァン・ゴッホ(Espace Van Gogh)

 

 

エスパス・ヴァン・ゴッホは、ゴッホが「耳切り事件」の後に療養生活を送っていた病院の跡地に建てられたカルチャーセンターです。

現在は、図書館や資料館などの総合施設になっています。

 

 

ゴッホはこの病院での療養中にいくつかの作品を残しており、その1つが「アルル療養所の庭」です。

この絵画に基づいて、中庭は再現されており無料で観ることができます。

 

カフェも併設されているので、休憩がてら「アルル療養所の庭」を堪能しましょう。

 

エスパス・ヴァン・ゴッホの観光情報

 

住所 :Place Du Docteur Felix-Rey, 13200 Arles

アクセス :アルル駅から徒歩20分

定休日 :店舗により異なる

営業時間 :店舗により異なる

 

2. カフェ・ヴァン・ゴッホ(Le Café Van Gogh)

 

 

カフェ・ヴァン・ゴッホは、ゴッホ好きの旅行者がアルルに来たら必ず立ち寄るカフェです。

それもそのはず、カフェ・ヴァン・ゴッホは、ゴッホの代表作「夜のカフェテラス」(下記写真)の舞台となったカフェなのです。

 

 

ゴッホの名作となったカフェは現在も営業しており、連日ゴッホファンで溢れかえっています。

絵画とほぼ同じ佇まいで、ゴッホの描いた世界に入り込んだ気分になれます。

 

ゴッホの絵画のように、日が暮れるのをテラスでコーヒーでも飲みながら待ちましょう。

 

カフェ・ヴァン・ゴッホの観光情報

 

住所 :11 Place du Forum, Arles

アクセス :フォーラム広場から徒歩1分

電話番号 :04 90 96 44 56

定休日 :なし

営業時間 :9:00〜24:00

 

3. ヴァン・ゴッホの橋(Pont Van Gogh)

 

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ヴァン・ゴッホの橋はアルル中心街から少し離れた場所にあります。

それでもゴッホのアルル作品の代表作「アルルの跳ね橋」を再現した観光スポットなので、多くの観光客が訪れています。

 

 

橋はのどかな運河の上にあり、上に向いた状態で止められています。

実際にゴッホが描いたものではありませんが、橋自体の構成は絵画を再現しています。

 

モデルとなった橋は「ラングロワ橋」と呼ばれ、実際にアルルの運河にかかっていましたが、1930年にコンクリート橋に変更になったため現存はしていません。

 

ゴッホはラングロワ橋をとても好んでおり、全部で5枚の絵を残しています。

ヴァン・ゴッホの橋の近くには、「アルルの跳ね橋」のレプリカが置いてあるので、実際のものと比べてみましょう。

 

ヴァン・ゴッホの橋の観光情報

 

住所 :13200 Arles

アクセス :バス停Barriolから徒歩15分

 

 

<アルル近郊のおすすめ観光スポット>

 

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アルルのあるプロヴァンス地方の魅力は、ローマ帝国の遺跡やゴッホの愛した素朴な風景だけではありません。

プロヴァンス地方には恵まれた自然がいたるところにあるため、少しアルルから足を伸ばして大自然を体感してみてください。

 

1. フォンヴィエイユ ドーデの風車(Moulin de Daudet)

 

 

アルルから少し遠出をすると、丘の上に1軒の風車小屋があらわれます。

これがフォンヴィエイユの名物ドーデの風車小屋です。

 

この小屋で、アルフォンス・ドーデは名作「風車小屋だより」を執筆したと言われています。

作品の中でドーデは、プロヴァンスの人々の生活の悲喜こもごもを描いています。

 

ドーデ独特の温かさと皮肉の入ったタッチが、プロヴァンスの人々をよく表しています。

風車にはプロヴァンスの人々の誇りが詰まっていると言われ、ちょっと離れたこの場所まで多くの旅行者が訪れます。

 

この近くにはドーデがしばしば滞在していたモントーバン城もあり、ドーデに関する資料が展示されています。

 

フォンヴィエイユ ドーデの風車の観光情報

 

住所 :Alphonse Daudet's Mill m, Fontvieille

アクセス :アルルからバスで15分

電話番号 :04 90 54 67 49

定休日 :12〜3月

営業時間 :

7・8月 10:30〜19:00
4〜6月・9〜11月 11:00〜18:00

料金 :€2

公式URL :  フォンヴィエイユのドーデの風車

 

2. レ・ボー・ド・プロヴァンスのレ・ボーの城塞(Chateau des Baux)

 

 

アルルからバスで30分も走ると平原の中に白い石灰岩をむき出しにした岩山が見えてきます。

村の入り口から坂を登って土産物屋が並ぶ通りを抜けていくと、レ・ボー城塞にたどり着きます。

 

今ではすっかり廃墟になっていますが、かつては難攻不落の城塞として知られていました。

農民詩人リューの像が立っている所からの眺めはとても素晴らしいです。

 

 

周りは見渡す限りのオリーブ畑で、その中には石灰岩の岩山が点々としています。

かつてこの地の支配者であったボー家の名をつけられた鉱物、ボーキサイトの含まれた赤茶けた土が特徴的です。

 

またレ・ボー城塞だけでなく、少し離れたところには、かつての石切場を利用した音と映像のスペースである「光の石切場」があります。

 

 

70台のプロジェクターから幻想的な映像空間を演出してくれるので、城塞に来たらぜひお立ち寄りください。

 

レ・ボー・ド・プロヴァンスのレ・ボーの城塞

 

住所 :Grand Rue, 13520 Les Baux-de-Provence

アクセス :アルル駅前のバスターミナルから57番のバスで40分

電話番号 :04 90 49 20 02

定休日 :なし

営業時間 :

4〜6・9月 9:00〜19:00
7・8月 9:00〜20:00
3・10月 9:30〜18:30
11〜2月 10:00〜17:00

料金 :€8.50(学生€6.50)

注意点 :日本語オーディオガイド付き

公式URL :  レ・ボーの城塞

 

3. サント・マリー・ド・ラ・メールのノートルダム教会(Notre Dame de la Mer)

 

 

サント・マリー・ド・ラ・メールの町には伝説が残っています。

遠い昔、小舟が南フランスの浜辺につきました。

 

船には3人のマリア、聖母の妹のマリア・ヤコブとヨハネの母マリア、そしてマグダラのマリアが乗っていました。

彼女らはイエスの死後ユダヤ人によって海に追われ、ここまで流されてきました。

 

3人はここで別れ、マグダラのマリアはサント・ボームの地へ、そして残りのマリアは召使のサラとこの地にとどまり一生を終えています。

 

 

そのため、この地は「海の聖マリアたち(サント・マリー・ド・ラ・メール)」と名付けられ、巡礼の地となっているのです。

毎年5月24・25日と10月22日に一番近い土日には、巡礼者による祭りが開催されます。

 

マリアたちが祀られているのがノートルダム教会で、9〜12世紀に建設され、要塞の形に作られた素朴な形をしています。

 

 

クリプトと呼ばれる地下祭室には黒人の召使いサラの人形が立っています。

祭りの日にはヨーロッパ中から集まってくる巡礼者たちがこの像を担いで町を歩き、聖水をかけます。

 

 

教会の屋根の上からは地中海とカマルグの大湿原を見渡せます。

白い壁に赤い屋根のサント・マリーの町並みも可愛らしいので、ぜひ屋根の上にあがってみましょう。

 

サント・マリー・ド・ラ・メールのノートルダム教会の観光情報

 

住所 :2 Place de l'Église, 13460 Saintes-Maries-de-la-Mer

アクセス :アルル駅前のバスターミナルから50番のバスで50分

電話番号 :04 90 97 80 25

定休日 :なし

営業時間 :8:00〜19:00(屋根の上は10:00〜12:00、14:00〜17:00)

料金 :無料(屋根の上は€3)

注意点 :屋根の上は天気によって変動

 

4. カマルグ湿原地帯(Camargue Tourbière

 

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カマルグは、プロヴァンス地方を代表する地中海に面する大湿原です。

独特の生態系を保ち、渡り鳥や野生の馬、カウボーイなどが風景を彩ります。

 

町といってもほぼ自然で構成されており、ローヌ川の二本の支流が形成する三角州と湿原のみで、「カマルグ」という名の町も存在しません。

北側にはアルル、南にはサント・マリー・ド・ラ・メールがあり、そこを拠点に自然を観光することになります。

 

見所は、まずカウボーイ。

カウボーイたちは、カマルグ種という黒牛を飼って生活をしており、「ガルディアン」と呼ばれています。

 

美しい花柄のシャツに、つば広のハットを被って白い小型の馬を乗りこなします。

この白馬も見所の1つで、旧石器時代から生息するカマルグ地方にしかいない古い種です。

 

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その他、三角州の南にあるヴァカレス湖ではユリカモメ、シラサギ、コウノトリ、フラミンゴ、カワウソなどを観察することができます。

 

また、カマルグでは実際に自然を疾走することができます。

方法は、サイクリングか乗馬です。

 

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サイクリングは砂地を走るので、体力に自信のある人向きです。

乗馬は乗馬クラブで初心者でも気軽に楽しめるように教えてくれます。

 

カマルグの大自然を気持ちよく疾走しましょう。

 

カマルグ湿原地帯の観光情報

 

住所 :Mas du pont de Rousty, RD 570, Arles

アクセス :アルルから車で1時間

注意点 :アルル発のツアーがオススメ

 

 

ゴッホが愛したアルルの町。

小さな町に毎年抱えきれないほどの観光客が集まり、遺跡観光・ゴッホ探訪・聖地巡礼とそれぞれに望みを叶えていきます。

本記事で紹介したアルルの観光スポットを訪れ、古代のロマンとゴッホの哀愁を感じてみてください。


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