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京都には数多くの観光地が存在するため、便宜的に京都を5つの地域に分類しました。
TABI CHANNEL編集部独自の地域分けなので、もしかするとお手元の旅行雑誌やマップの分類とは異なるかもしれません。
そういった場合のために、上記に埋め込んであるGoogleマップに、ご紹介する全地域、および観光地の位置をマッピングしておきましたので、それも参考に地理的な感覚を掴んでください。
<京都市北部(叡山沿線、出町柳、二条)近辺のおすすめ観光スポット>
ユネスコ世界遺産にも登録された京都の観光スポット「下鴨神社(賀茂御祖神社)」
全国450の貴船神社の総本山である京都の観光スポット「貴船神社」
<京都市北西部(大文字山、衣笠)近辺のおすすめ観光スポット>
全国1万2000社の天満宮、天神社の総本山である京都の観光スポット「北野天満宮」
一年中鈴虫の音が聞こえる京都の観光スポット「鈴虫寺(華厳寺)」
撮影現場として未だ現役の映画村である京都の観光スポット「東映太秦映画村」
平安遷都1100年記念に建立された京都の観光スポット「平安神宮」
日本で2番目に大きい美術館である「京都市京セラ美術館(旧:京都市美術館)」
様々な京都の文化財が展示されている京都の観光スポット「京都国立博物館」
<京都市南部(京都駅、伏見、宇治)近辺のおすすめ観光スポット>
浄土真宗本願寺派の総本山である京都の観光スポット「西本願寺」
本記事では、まず京都観光の見どころやポイントをご紹介します。
次に京都旅行の際に覚えておくと役に立つ京都の"通りの名前"を詳細に解説した後に、観光名所のご紹介に移ります。
記事前半の"通りの名前"や京都の地理・歴史に関してを知っておくと、間違いなく京都観光の際に役立つので、ぜひチェックしてみてください。
京都は言わずと知れた日本の古都。
1000年以上にも渡って日本の都であり続けたのです。
そのため、京都御所をはじめ貴重な建築物が京都にはたくさんあります。
世界にも京都の価値は認められ、多くの建物が世界文化遺産に登録されています。
さらに、寺社仏閣が多いのも京都の特徴です。
美しい庭や石庭を鑑賞していると、自然と心が落ち着いてきます。
京都のもうひとつの特徴は、アクセスが良いこと。
東京から新幹線で約2時間20分で京都駅に到着します。
京都駅から京都の中心である四条烏丸へは、地下鉄でわずか10分です。
さらに、西日本最大の都市である大阪へは電車で約30分~40分、神戸へも約1時間でアクセスできます。
京都で忘れてはならないのがグルメ。
京野菜や湯豆腐、おばんざいなどの優しい味は京都のシンボルと言えるでしょう。
京都のグルメ の特徴は、とにかく「和」を感じられること。
そのため、初めて京都で食べたものであってもどこか懐かしさを感じるはず。
そして、京都のスイーツも捨てがたいですね。
京都に来たからにはお茶席にもチャレンジしてみましょう。
濃い抹茶とおいしいお茶菓子とのコンビネーションは抜群です。
「古さ」ばかり強調される京都ですが、新しい観光スポットも続々と出現しています。
今回は定番の観光スポットから新しい観光スポットまで紹介します。
京都の大通りは東西南北に"碁盤の目"状になっているので、意外とわかりやすいのが特徴です。
こういった計画的な街づくりは中国の"唐"にならった"条坊制"と呼ばれるものですが、おかげで初めて京都に訪れた観光客でも大変容易に観光地の所在地や現在地を把握することが出来ます。
特に覚えておくべき主要通りの名称をTABI CHANNELオリジナルの京都通り名マップに表記してみたので、参考にしてください。
まず東西に引かれている通りですが、三条、四条、五条…といった形で北から順に数字で順番に並んでいます。
この大原則を覚えておくと、一気に各通りの位置が把握しやすくなりますよ。
マップに載せていない通りを()書きで一部追記して表記すると、以下のような感じになります。
今出川通り→(一条通り)→丸太町通り→二条通り→御池通り→(三条通り)→四条通り→五条通り→(六条通り)→七条通り→(八条通り)→九条通り→十条通り
ほとんどが数字そのままなので覚えやすいと思います。
ちなみに、各通りの間は総じて徒歩で10分とかからないほどの距離。
そのため、三条から四条と一本分ほど歩くのは大きな労ではありませんが、今出川~四条といった形で通り数本分歩こうとすれば結構大変です。
歩けない距離ではありませんが、バスやタクシーを使うのが無難かもしれません。
上記内では、一番北の今出川通りと川端通りが交わる"川端今出川(かわばたいまでがわ)"には、京阪電車の北端かつ、叡山電車の始発でもある"出町柳(でまちやなぎ)"駅があります。
京都で所在地を示す場合には、このように"東西(南北)の通り名"×"南北(東西)の通り名"を掛け合わせて表現することが大変多いです。
ですので、通りの名前さえ覚えれば地名=住所はほとんど覚えたも同然なんですね(川端今出川は例外で、"出町柳"と呼ばれることの方が多いです)。
各通りで東西の長さが違い、例えば堀川の「一条戻橋」で有名な一条通りは東端が烏丸(からすま、烏丸通り)までとなっています。
また、通りとして三条通りや四条通りと比べてかなり細く、京都観光の初心者が余り訪れることが少ないためマップからは省略しています。
※マップで言えば、御所の北側を沿うように走る"今出川通"の辺りが一条通です。
今出川通沿いには京都大学や同志社大学が立地しているので、京都市内の学生にとっては"一条通り"よりも"今出川通り"の方が身近だったりします。
ちなみに京都大学のすぐ近く、今出川通の隣にも"東一条通り"があったりしますよ。
南北の通り名は数字ではなく、通りの特徴や歴史由来があることが多いため、少し覚えるのが難しいです。
その中でもまず覚えるべきは"烏丸通り"、"河原町通り"、"東大路通り"の三本でしょう。
"烏丸通り"は南に辿っていくと京都駅を南北に縦断することになる京都の中央通りとも呼ぶことの出来る通り。
794年に遷移された平安京では烏丸よりも少し西にある千本通りが朱雀大路(=メインストリート)だったそうですが、今は烏丸通り沿いがビジネスや商業の中心。
東西に延びる四条通りと烏丸通りが交わる"四条烏丸(しじょうからすま)"付近は、多くの会社が京都オフィスを構える京都駅以上のビジネス街です。
"河原町通り"沿いは京都一番の繁華街です。
特に三条×河原町(=河原町三条 or 三条河原町、さんじょうかわらまち)と四条×四条河原町(=四条河原町、しじょうかわらまち)周辺は大変多くの商業施設やレストラン、居酒屋で栄えます。
地元民はもちろんのこと、観光客も一度は訪れておきたいエリアです。
東京や大阪だと"東京駅前"、"大阪駅前"が大変栄えていますが、京都は"京都駅前"以上に河原町沿いの方が活気があります。
流行りの「町屋カフェ」や、舞妓さんが沢山いる「花街」などもこの辺りに多くあります。
ちなみに、京都市内を南北に流れる「鴨川」の西側に沿う通りが"河原町通りで、東側に沿う通りが"川端通り"です。
いずれも河(川)が付く通りが、鴨川沿いだと覚えましょう。
"東大路通り"沿いは上記でご紹介した"烏丸通り"、"河原町通り"と比べると人通りも少なく、落ち着いた雰囲気です。
しかし、地図に目をやるとそこは観光スポットの宝庫。
東大路通り沿いの観光名所のご紹介もしているので、ぜひご覧になってください。
また、"東大路通り"の旧称が"東山通り"であるため、今でもその呼び名が残っていることもしばしば。
例えば、今までのパターンにならえば東大路通り×三条通り=東大路三条となりそうなところですが、一般的にはこの交差点界隈は"東山三条(ひがしやまさんじょう)"と呼ばれます。
そのため、東山〇〇と聞けば、「鴨川の少し東側を走る東大路(東山)通り沿いにあるんだな」と思って頂ければかなり場所の目安が付けやすくなります。
それでは、京都観光の基礎となる"通りの名前"をマスターしたところで、いよいよ京都の主要観光地をチェックしていきましょう。
まず最初は、京都市北部のおすすめ観光地から紹介していきます。
大阪と京都を繋ぐ私鉄、京阪電車の終点である出町柳駅を中心に、京都らしさや自然を堪能出来るスポットが満載です。
ちなみに、出町柳駅は叡山電鉄の始発駅でもあり、貴船禰総本社貴船神社や鞍馬寺に行くにはこの叡山電車を使います。
また、貴船口や鞍馬といった観光名所へ行く道すがら、一条寺という駅近辺はラーメンの激戦区として有名です。
徒歩で十分回れる広さの範囲に、これでもかという数のラーメン店が集積しています。
京都旅行と言えば京野菜や懐石料理、おばんざいといった和食が有名ですが、たまには現地の学生に紛れてラーメン店巡りなんてのも良いかもしれません。
また、出町柳駅からは京都大学、同志社大学も徒歩圏内。
いずれの大学も京都の有名観光地に負けない様な長い歴史を誇り、修学旅行生も多く訪れる立派な観光名所です。
立地的にも御所や下鴨神社といった主要観光地から近いので、お時間に余裕がある方はぜひ見学に行ってみてください。
食堂では学生以外の方も食事を楽しむことが出来ますが、授業が控えている学生さんのためにもお昼時といった込みやすい時間帯は避けてくださいね。
金閣寺と並んで、京都寺社仏閣の中でも最も知名度の高い銀閣寺。
「銀閣寺」となっていますが、銀箔は貼られていません。
さて、銀閣寺を創建した人は誰か覚えているでしょうか。
そうです、室町幕府8代将軍・足利義政です。
足利義政は全く政治に関心を示さず、ただひたすら文化に執着した将軍。
その総決算が銀閣寺なんです。
銀閣寺が建てられたのは1482年のこと。
銀閣寺ももともとは別荘でした。
ここで足利義政は茶道や華道に勤しんだのです。
銀閣寺は「東山文化」を生み出した文化センターと言えるでしょう。
足利義政が亡くなった後に、遺言によって禅寺となりました。
住所 : 京都市左京区銀閣寺町2
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都市バス、銀閣寺前バス停下車 徒歩5分
定休日 : 無休
拝観時間 :
料金 : 大人(高校生以上)500円、小・中学生300円、小学生未満は無料
公式サイト : 銀閣寺
※銀閣寺の関連観光記事: 東山文化を象徴する「銀閣寺」の観光ガイド!世界遺産のお寺を散策しよう
次は、江戸幕府を終わらせた観光スポットに行ってみましょう。
教科書に必ず載っている大政奉還をした場所が二条城です。
二条城の歴史は他の寺社仏閣と比較すると歴史は新しく、建てられたのは1603年のこと。
もともとは将軍の上洛や京都の警護のための宿泊所として利用されました。
言い換えるなら、徳川幕府直営の京都にあるホテルですね。
現在の規模になったのは3代将軍・徳川家光の時です。
ところで、大政奉還の意味をご存知でしょうか。
大政奉還は簡単に書くと「政権を朝廷にお返しすること」。
つまり、大政奉還をもって事実上徳川幕府が終了したことになります。
ここから一気に、時代は明治へと向かうことになります。
住所 : 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄二条城前下車
電話番号 : 075-841-0096
休城日 : 年末年始、火曜日(1月、7月、8月、12月)
営業時間 : 8:45~16:00(閉城17:00、二の丸観覧受付は16:10まで)
料金 :
公式サイト : 二条城
京都の観光スポットの中には行きにくい観光スポットがいくつかあります。
京都御所もその中の一つです。
京都御所は宮内庁が管理しており、以前は事前予約が必要でしたが、2023年現在では事前申し込み不要の通年公開となりました。
ただ、月曜日(祝日の場合は翌日)や年末年始、その他行事などが開催される場合は参観することができないので注意しましょう。
京都御所は言わずとしれた天皇陛下が住んでいらした場所。
よく大河ドラマでも出てくる場所です。
敷地はとても広く、東西250メートル、南北450メートル。
早朝ですとランニングをしている市民に出くわすでしょう。
現在の建物は江戸時代、1855年に再建されたものです。
一部の場所では平安調にされています。
「ここで実際に帝が住んでいた」と思うと感慨深くなるはず。
タイミングが合えば、ぜひ訪れてみたいスポットです。
住所 : 京都府京都市上京区京都御苑3
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄今出川駅下車 徒歩5分
定休日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、行事等が行われる日
営業時間 :
料金 : 無料
公式サイト : 京都御所
※京都御所の関連観光記事: 京都御苑の見どころを徹底解説!雄大な自然に歴史ある京都御所まで
京都の趣があり、なおかつ小さい子供からお年寄りにも愛されている場所と言えば鴨川です。
散歩する人、サイクリングする人、読書する人、カップルでデートする人など、たくさんの人が想い想いの時間を過ごします。
京都の四条大橋から鴨川デルタの間は約3kmほどであり、この間をお散歩するのが気持ち良いです。
両脇に京都らしい町並みを感じながら風景に見飽きることなく歩くことができます。
鴨川デルタに行くと、そこは東の高野川と西の賀茂川の分岐点です。
京都といえばアニメ制作会社である京都アニメーションが有名ですが、よく京都アニメーションの作品で利用されることが多いです。
中でも「けいおん!」は知っている方もいるのではないでしょうか。
本記事とは別に けいおんの聖地巡礼記事 もあるので、そちらも興味ある方はぜひご覧ください。
鴨川はアニメ好きにはたまらない聖地でもあるのです。
下鴨神社から河合神社にいたる境内の森です。
どこを見渡しても綺麗な緑に包まれているので、マイナスイオンたっぷりかつ神々しい雰囲気を持ち合わせています。
神々しい雰囲気を持っているのにはちゃんとわけがあり、なんと縄文時代から生き続ける木々に囲まれているからなんです。
ケヤキ・エノキ・ムクノキを中心にたくさんの木々が自生しています。
一般的に見てもすごいのは明白ですが、森林生態学や環境学の観点からも非常に重要視されており、世界遺産にも登録されています。
糺ノ森に足を運べば心が洗われますよ。
リフレッシュしたい気分の時に行くのも良いでしょう。
住所 : 京都市左京区下鴨泉川町59
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-781-0010
営業時間 :
料金 : 無料
公式サイト : 糺ノ森
糺の森の北側には、ユネスコ世界遺産に登録されている神社が存在します。
下鴨神社(賀茂御祖神社)といい、賀茂建角身命と玉依媛命を祭神とした神社です。
京都でも特に多くの建造物が重要文化財として登録されている神社で、国宝級の文化財として登録されているのは東西の本殿だけですが、その他の建造物はほぼ全てが国の重要文化財として登録されています。
様々な祭事や婚礼なども行っており、特に葵祭というのが有名で平安時代には国で代表的な祭事の1つであったとされています。
それらの祭事のために訪れてみるのもまた良いかと思います。
皇室とのつながりが非常に深い神社で、奈良時代から朝廷の崇敬を受けていました。
平安遷都のために桓武天皇が行幸されて以来そのつながりが更に深くなったようです。
住所 : 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-781-0010
参拝時間 :
公式サイト : 下鴨神社
※下鴨神社の関連観光記事: 古き良き京都を感じられる「下鴨神社」の魅力を紹介!周辺の観光・グルメスポットも
京都市の左京区には全国450社の総本山である貴船神社があります。
水を司る神様である高龗神を祭神としており、水に関する建造物が非常に多いことでも知られています。
いつ創建されたかを明記するものはなく、1300年前にはすでに存在していたという社伝があるので、それ以前であるということは確かとされています。
えんむすび、運気隆昌、諸願成就にご利益があるとされており、嵯峨天皇が降雨の祈願をされたのは非常に有名です。
多くの文芸作品にも登場しており、和泉式部や新古今和歌集の俳句の中にも登場しております。
また、昨今えんむすびの神社としても非常に有名で、恋愛成就を願う女性が頻繁に訪れます。
貴船神社では期間限定でライトアップのイベントを行っており、境内が非常におしゃれに様変わりするためおすすめですよ。
住所 : 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-741-2016
参拝時間 :
料金 : 無料、御朱印は300円
公式サイト : 貴船神社
※貴船神社の関連観光記事: 京都のパワースポット「貴船神社」!見どころとアクセス、周辺スポットを詳しく紹介
元々は、徳川家の家臣であった石川丈山が隠居するために造営した山荘。
詩仙堂という名前は、中国の詩家36人の肖像を掲げた詩仙の間に由来しています。
石川丈山が庭園づくりの名手でもあり、設計された庭では京都の四季折々の風景を楽しむことができます。
特に紅葉のときは素晴らしい光景を目にすることができますよ。
枯山水の庭に赤く染まるモミジやカエデが良いコントラストになっていますよね。
時間も忘れて綺麗な紅葉に没頭してしまいます。
庭を眺めていると、とある音が聞こえてきます。
それは「ししおどし」です。
詩仙堂はししおどし発祥の地として知られており、庭園や紅葉を眺めながらししおどしの綺麗な音が心地よく耳に響きます。
住所 : 京都府京都市左京区一乗寺門口町27番地
マップ : Googleマップ
アクセス : バス停の一乗寺下り松町下車、東へ徒歩7分
定休日 : 5/23丈山忌(一般拝観休止)
電話番号 : 075-781-2954
営業時間 : 9:00~17:00(受付は16:45まで)
料金 : 大人 500円、高校生 400円、小・中学生200円
公式サイト : 詩仙堂
延暦年間に宗祖伝教大師最澄により創建されました。
その後、天暦年間の是算国師の時に比叡山三塔のうちの西塔北谷に移りました。
是算は曼殊院初代とされています。
曼殊院は北野神社との関わりが深く、歴代の曼殊院門主は、是算が菅原家の出身であったことから、菅原道真を祭神とする北野神社の初代別当となりました。
別当とは管理責任者のようなものです。
庭園の枯山水は意匠が凝らされており、美しい光景が広がっています。
京都らしい景色を眺めることができる、京都の穴場観光スポットです。
11月上旬から12月初旬には夜の特別拝観が行われるため、観光客も多くひしめきます。
是非とも紅葉シーズンに足を運んでみてくださいね。
詩仙堂とも距離的に近いので、合わせて行っておきたいところです。
住所 : 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
マップ : Googleマップ
アクセス :
営業時間 :
料金 : 一般 600円、高校500円、中小学生 400円
公式サイト : 曼殊院
場所は京都市左京区一乗寺にあり、徳川家康が創立した臨済宗南禅寺派の寺院です。
立地的には詩仙堂や曼殊院のような京都らしい観光スポットが近くにあり、合わせて行っておきたい観光名所となっています。
この圓光寺には、十牛の庭と呼ばれる綺麗な庭園があり、200本もの紅葉があるため紅葉シーズンは特に綺麗な景色が広がります。
そして、十牛の庭には洛北で最も古いと言われる栖龍池があります。
池の水面に映る紅葉はより一層と趣があって素敵ですよ。
以前は夜間のライトアップもやっていたのですが、2008年以降は休止となっているので残念です。
一番のおすすめは、書院から庭園を眺めること。
柱が額縁のような役割を果たし、まるで庭園の絵画を眺めているような気持ちになります。
住所 : 京都市左京区一乗寺小谷町13
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-781-8025
営業時間 : 9:00〜17:00
料金 : 大人 500円、中高生 400円、小学生300円
公式サイト : 圓光寺
京都市左京区にある、天台宗の寺院です。
境内には石畳の参道があり、情緒が漂っています。
蓮華寺は池泉鑑賞式庭園となっており、紅葉と合わせて庭園を臨めば本当に美しいですよ。
秋にはたくさんの赤く染まったモミジやカエデがお出迎えをしてくれます。
時間も忘れてしばらく見入ってしまうような光景です。
是非とも紅葉シーズンに行っておきたい京都の観光名所ですね。
住所 : 京都府京都市左京区上高野八幡町1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-781-3494
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~17:00
料金 : 500円
備考 : 三脚と庭園内からの写真撮影は禁止されています。
京都市左京区大原にある天台宗の寺院です。
三千院の他には三千院門跡と呼ぶこともあります。
天台宗の三門跡寺院は3つあり、三千院以外に青蓮院と妙法院あります。
中でも三千院は、三門跡寺院の中で最も歴史が古いことで知られています。
聚碧園と有清園はとても苔が美しいお庭ですので、一見の価値ありですよ。
春には桜や紫陽花、秋には紅葉が見ることができたりと、四季を通じて綺麗な景色を拝むことができます。
京都らしさを感じることのできる絶好の観光名所です。
時間を忘れてゆっくり三千院を散策してみてはいかがでしょうか。
住所 : 京都市左京区大原来迎院町540
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都バス停「大原」から徒歩10分
電話番号 : 075-744-2531
定休日 : 無休
営業時間 : 9:00~17:00(11月は8:30~17:00、12月~2月は9:00~16:30)
料金 : 一般 700円(団体30名以上600円)/中学生・高校生 400円(団体30名以上300円)/小学生 150円
公式サイト : 三千院
京都市動物園は、明治36(1903)年にオープンした、日本で2番目に古い動物園です。
長い歴史の中で京都動物園が積極的に取り組んできているのが、絶滅危惧種の繁殖である「種の保存」活動。
日本初となるニシゴリラの3代にわたる繁殖やアジアゾウの繁殖、グレビーシマウマの繁殖と飼育も行っています。
また、日本の絶滅危惧種であるツシマヤマネコの繁殖活動にも積極的に参加しています。
昨今の動物園は、動物との触れ合いを通して動物への理解を深めることも一つのテーマとなっていますが、京都市動物園はその先駆けとなった動物園。
京都大学をはじめとする色々な大学と協力して、動物たちの繁殖や保全、研究などに力を入れています。
園内は6種類のブースに分かれています。
「おとぎの国」ではふれあい体験を中心に、小型~中型の動物をたくさん見ることができます。
ヒツジやヤギ、ウサギ等とふれあったり、愛嬌たっぷりのレッサーパンダやフンボルトペンギンに、ホンドフクロウやオウムの様子は時間を忘れて見ていられるほど愛らしいです。
「もうじゅうワールド」には、ライオンやジャガーといった有名な猛獣たちに並んで、日本の絶滅危惧種であるツシマヤマネコの展示も行っています。
「ゴリラのおうち~樹林のすみか~」では、絶滅危惧種とされているニシゴリラの三世代飼育の観察が可能。
まるで会話しているかのようなゴリラのやり取りや、自宅でも見たことのあるような光景を目撃できるかもしれません。
紹介したのは、動物園のほんの一部。
絶滅危惧種を含め、園内には120種類約500匹の動物が在籍しています。
園内は1〜2時間で一周できる大きさなので、子供連れのお出かけ先としてもおすすめです。
住所 : 京都市左京区岡崎法勝寺町
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-771-0210
定休日 : 月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)/年末年始(12月28日~1月1日)
営業時間 : 9:00~17:00 (12~2月は16:30閉園) ※入園は閉園の30分前まで
料金 : 一般 750円、中学生以下は無料
公式サイト : 京都市動物園
続いては、京都北西部のおすすめ観光地をご紹介します。
金閣寺大北山(大文字山)では、京都五山の送り火の一つ「左大文字」が見られます。
ちなみに、これは東山如意ヶ嶽の「大文字」とは別物で、他にも松ヶ崎西山(万灯籠山)・東山(大黒天山)の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、及び嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」の5種類を総称して五山の送り火と呼びます。
また、京都の数ある寺社仏閣の中でも最も知名度の高い「金閣寺(鹿苑寺)」や、美しい枯山水の石庭が有名な「龍安寺」、学問の神様として有名な菅原道真公を祭った神社"天満宮"の総本宮「北野天満宮」など、これでもかと著名な観光スポットが集結しています。
金閣寺が立地する一帯は衣笠と呼ばれる地域ですが、それほど広くはありません。
一日で一通りは観光することが出来ますし、日程に余裕がない方は先にご紹介した「京都御所」や「下鴨神社」といった京都北部の観光名所と合わせて、同日に一気に回っても良いでしょう。
※"天満宮"に関しては福岡の太宰府天満宮の方が歴史が古いですが、全国の天神社への分霊もほとんど北野社から行われており、こちらを"総本宮"とする説の方が有力です。
京都市内で、いや日本国内で一番派手な寺は金閣寺ではないでしょうか。
教科書でもお馴染みの金ピカの寺。
いつ見ても、その金ピカには驚かされることでしょう。
金閣寺を訪れるおすすめの季節は冬。
黄金と金色のコントラストの美しさは多くの観光客を魅了しています。
今や、日本国内だけでなく世界にも注目されています。
金閣寺を創建した人は室町幕府3代将軍・足利義満です。
もともと金閣寺は寺ではなく、義満の別荘でした。
義満が亡くなった後に禅寺となったのです。
ちなみに、金閣寺は愛称であり、正式名称ではありません。
正式な名前は鹿苑寺(ろくおんじ)です。
残念ながら、金閣寺は1950年に放火によって一度焼失しています。
その放火をベースに書かれた小説が三島由紀夫の『金閣寺』です。
住所 : 京都府京都市北区金閣寺町1
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都市バス、金閣寺道バス停下車
電話番号 : 075-461-0013
定休日 : なし
拝観時間 : 9:00~17:00
拝観料 :
公式サイト : 金閣寺
※金閣寺の観光関連記事: 京都の代名詞・金閣寺!見どころや歴史、周辺のおすすめ観光スポットやグルメ・お土産も紹介
龍安寺(りょうあんじ)の名前を知らなくても、龍安寺の石庭は見たことはあるのではないでしょうか。
龍安寺の石庭には15個の石と砂利があります。
石庭を見ると自然と心が落ち着きますよ。
龍安寺に行かれる場合は時間をとって、美しい庭をじっくりと鑑賞したいものです。
「時間がない」と言って石庭を飛ばすことがないようにしてください。
硫安寺は、応仁の乱で有名な細川勝元が1450年に建立しました。
有名な石庭は1486年に作られたと言われています。
なお、石庭の意味は禅の宇宙観を表現しています。
龍安寺へ行かれる際は四条大宮もしくは嵐山から京福電車に乗ってみましょう。
京福電車は通称「嵐電(らんでん)」と呼ばれ、京都で最後まで残った路面電車です。
四条大宮から嵐山の線と途中の帷子の辻(かたびらのつじ)から北野白梅町へと向かう線があります。
きっと、どこか懐かしさを感じるはずです。
住所 : 京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-463-2216
定休日 : 年中無休
営業時間 :
料金 :
大人・高校生 500円、小・中学生 300円
※2023年4月1日より下記料金に変更公式サイト : 龍安寺
※龍安寺の観光関連記事: 【徹底取材】世界遺産「龍安寺」の見どころを紹介!エリザベス女王が絶賛した石庭は必見
京都市上京区に全国1万2000社の天満宮、天神社の総本山と知られ「北野さん」や「北野の天神さん」としても親しまれる北野天満宮があります。
日本史でも有名な菅原道真公を祭神としている神社で、天のエネルギーが満ちる聖地として篤く信仰されています。
菅原道真公の御神徳は非常に多岐に渡るのですが、特に学問の神としての御神徳が有名です。
そのため、入学試験や資格試験の受験を控えた方の参拝はかなり頻繁に行われています。
北野天満宮は天満宮や天神社の総本社ですが、一番最初に建立された天満宮、天神社というわけではありません。
最初は平成時代中頃に、滋賀県で菅原道真公をお祀りした神殿が建立されたのが始まりとされています。
その後、託宣に基づいて現在の北野天満宮の位置に神殿が建立され、987年に北野天満宮の称が送られたとされています。
実は、北野天満宮が学問の神をまつる神社として知られるようになったのは江戸時代の頃というのが通説です。
受験を控えた方は、北野天満宮へのお参りがおすすめですよ。
住所 : 京都市上京区馬喰町
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から市バス50・101系統「北野天満宮前」下車から徒歩すぐ、京福電車「白梅町駅」から徒歩5分
電話番号 : 075-461-0005
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 北野天満宮
※北野天満宮の関連観光記事: 北野天満宮の観光ガイド!歴史ある社殿やパワースポットのなで牛など見どころ満載
平安時代の888年に宇多天皇によって建てられた仁和寺は、明治時代まで皇族が住職を務めた格式の高いお寺です。
応仁の乱では一度焼け野原となっていますが、1634年から徳川家光の意向によって再建されました。
春には桜が満開となり、秋には紅葉が楽しめます。
また、池や石庭もあって京都らしさを存分に楽しめるスポットですよ。
赤塗りの門をくぐると重要文化財である五重の塔があります。
荘厳な佇まいは一見の価値ありです。
現地に訪れたことはなくとも、テレビや写真などで五重の塔を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
五重の塔以外にもいくつか重要文化財があり、仁和寺は「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されています。
住所 : 京都市右京区御室大内33
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-461-1155
定休日 : なし
拝観時間 : 9:00~17:00(受付終了16:30)※12~2月は16:30(受付時間17:30)まで
料金 :
公式サイト : 仁和寺
※仁和寺の関連観光記事: 【徹底取材】世界遺産「仁和寺」の見どころを紹介!優美な御殿の庭園に壮観な五重塔
室町幕府において絶対的権威であった足利尊氏が、1341年に建てた寺院です。
寺院内には、等持院の住職である関牧翁が描いた達磨図があります。
この達磨図は、禅宗の開祖とも言われている達磨大師を描いたものです。
そして何より特筆すべきポイントは、天才造園師と呼ばれた夢窓国師が作庭した池泉回遊式庭園です。
衣笠山を借景とした贅沢な景観は、観るものを圧倒します。
霊光殿には足利15代将軍の木造が並び、方丈北庭園の塔は足利尊氏の墓所と言われています。
ゆったりと歴史的建造物や庭園をはじめ、達磨図などを観賞してみてはいかがでしょうか。
住所 : 京都府京都市北区等持院北町63
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-461-5786
定休日 : なし
参拝時間 :
料金 : 高校生以上500円、小・中学生300円
公式サイト : 等持院
大徳寺は臨済宗大徳寺派の大本山であり、山号は龍宝山と言います。
鎌倉時代の1325年に大燈国師宗峰妙超が創立しました。
室町時代に勃発した応仁の乱で一度は荒廃したものの、一休さんで有名な一休和尚によって復興されます。
侘び茶を創始した村田珠光を中心に、東山文化を担う人たちが一休に参禅し、茶を学んでいきました。
そのため、大徳寺は非常にお茶との縁がある寺で、千利休や武野紹鴎をはじめとした有名な茶人も関係しています。
千利休の菩提寺でもあり、千利休ゆかりの寺としても知られています。
大徳寺の本坊は一般的に非公開となっています。
また、塔頭も非公開となっているところが多いです。
公開場所が限られている中、見るべきは三門です。
三門の建設にあたって千利休と豊臣秀吉の間には亀裂が生じ、秀吉は利休に切腹を命じました。
美しい三門にも悲しい事件が隠れていることを知ると、何だか言いようのない気持ちになります。
その他、重要文化財である法堂、キリシタン大名の庭である瑞峰院、枯山水で有名な大仙院、庭園が綺麗な高桐院など、見所がたくさんですよ。
京都らしさを感じられる絶好の観光スポットとなっています。
住所 : 京都府京都市北区紫野大徳寺町53
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都市バス「大徳寺前」下車徒歩すぐ
電話番号 : 075-491-0019
定休日 : 無休
営業時間 : 9:00〜16:30
料金 : 境内は拝観自由だが、拝観できる塔頭はそれぞれ拝観料が必要
源光庵に訪れる観光客の多くは、こちらの「悟りの窓(左の丸い窓)」また「迷いの窓(右の四角い窓)」と呼ばれる窓からの光景を目当てにしてきます。
それぞれの窓には深い意味が隠されているのです。
悟りの窓の丸みは、「禅と円通」の心が表現されています。
そして丸や円は大宇宙を表しており、心の清らかさや悟りの境地を象徴としています。
迷いの窓の四角は、「釈迦の四苦」を表現しています。
生老病死の四苦八苦を表しており、人間が生まれてから一生を遂げるまでを指しているのです。
二つの窓からは綺麗な景色を見ることができ、絶好の写真撮影スポットにもなっています。
ゆったりと風情あふれる景色を眺めるもよし、思い思いに写真を撮影するもよし、素敵な時間をお過ごしくださいね。
住所 : 京都府京都市 北区鷹峯北鷹峯町47
マップ : Googleマップ
アクセス : 市バス「源光庵前」下車徒歩すぐ
電話番号 : 075-492-1858
定休日 : なし(お寺の行事で一般拝観休止の場合あり)
拝観時間 : 9:30~17:00
拝観料 :
公式サイト : 源光庵
安倍晴明といえば、陰陽師として色々な作家さんが小説を書いています。
小説だけでなく映像化もされていて、中でも夢枕獏さんの小説が映画化された「 陰陽師 」は大ヒットを記録しましたね。
夢枕獏氏は映画化に当たって「安倍晴明は野村萬斎さんでなければ」と語っており、それが実現したものとなっています。
残されている古い資料では、晴明神社は非常に広い範囲で作られていたそうです。
寛弘4年(1007年)に創設され、東西南北に神社を構えていました。
しかし、応仁の乱を経て豊臣秀吉が天下を収めた後、都の運営方法の変化や戦火の影響によって晴明神社は規模を縮小してしまいます。
その後、神社は荒れ果てたまま時が流れ、昭和25年(1950年)に堀川通にあった晴明神社の拡張工事が行われ、神社が再建。
現代の姿に至ります。
フィギュアスケート選手の羽生結弦選手も晴明神社を参拝していて、オリンピックでは見事金メダルを獲得されました。
晴明神社でその時書かれた絵馬も残されているので、そちらも要チェックです。
住所 : 京都府京都市上京区掘川通一条上ル晴明町806
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-441-6460
定休日 : 年中無休
参拝時間 : 9:00〜17:00(無休、授与所は16:30まで)※占い相談コーナーは13:00~16:30
料金 : 参拝無料 ※占い相談コーナーは1件 2,000円~
公式サイト : 晴明神社
※晴明神社の関連観光記事: 陰陽師を祀るパワースポット!「晴明神社」の見どころを徹底解説
京都西部を流れる一級河川である桂川。
流れる地域によって上桂川、大堰川、保津川などと様々に名前を変えていきます。
そんな桂川が京都市右京区を流れる際にかかる、橋長155メートル幅11メートルにも及ぶ橋が「渡月橋」です。
亀山上皇が「くまなき月の渡に似る」と謳ったのが由来だと言われる渡月橋は、それ自身が大変有名な観光名所となっています。
また、本来は渡月橋を挟んで西側(右岸)が西京区嵐山、東側(左岸)が右京区嵯峨ですが、観光案内の際には渡月橋の近辺地域が"嵐山"と総称されることも多いです(本記事でも渡月橋近辺を嵐山とします)。
有名な「嵯峨の竹林」や、「嵐山温泉」「保津川下り」「トロッコ鉄道」「天龍寺」など「渡月橋」以外にも大変多くの日本らしい、風情のある旅行・観光を堪能することが出来ます。
京都市内の繁華街からほど近い「四条大宮」駅から京福電鉄嵐山本線に載って30分以内というアクセスの良さも手伝って、京都旅行で宿泊地にお悩みの方がいれば真っ先におすすめ出来るエリアです。
野宮神社から大河内山荘庭園へと通じる約200mの道です。
両脇には青々とした竹が生え渡っていて、その高さは空を覆うほど高くそびえ立っています。
周辺には天龍寺や渡月橋などの京都を代表するスポットがあり、嵐山一帯が自然に囲まれていて落ち着いた雰囲気が漂っています。
嵐山を訪れた際には、是非この竹林の道にも足を伸ばしてみてください。
竹林の道は人力車でも通ることができるので、お金に余裕のある方は利用してみても面白いと思います。
テレビやCMでもよく使用される竹林の道は、訪れていなくても見たことのある人がいるかもしれません。
真夏でも竹林の道の中はひんやりと涼しく心地よい風が吹きますよ。
観光客が絶え間なく通っているので、人通りがいないタイミングで写真を撮るのは難しいです。
しかし、竹林の道はすべてが撮影スポットとも言えるので、根気よく短い道のりをカメラで撮影しながら周ってみるのが楽しいと思います。
筆者が訪れた時は小雨が降っていたのですが、通常よりも人が少なくて快適でした。
竹林で静寂を味わうなら、早朝または雨の日が狙い目です。
住所 : 京都府京都市右京区嵐山
マップ : Googleマップ
アクセス : 嵐電嵐山駅・JR嵯峨嵐山駅より徒歩10分、阪急嵐山駅より徒歩15分
電話番号 : 075-861-0012(嵐山保勝会)
定休日 : なし
営業時間 : 散策自由
料金 : 無料
嵐山のシンボルといっても過言ではないのが渡月橋です。
名前の由来は、亀山天皇が「くまなき月の渡るに似る」と言ったことからです。
意味は「くもりのない夜空に月がまるで橋を渡っているように見える」ということです。
渡月橋からは四季折々の風景を見ることができます。
筆者は真夏に訪問したので、青々と茂った木々が一面に広がっていました。
夜になればライトアップがなされ絶景が広がります。
カップルもよく見られますし、渡月橋も含めこの一帯は景色が良くデートに最適です。
住所 : 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1-5
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-213-1717(京都市観光協会)
営業時間 : 散策自由
料金 : 無料
嵐山にある渡月橋から歩いて5分ほどのところに位置するのがこの宝厳院です。
策彦周良禅師によって作られた「獅子吼の庭」という庭園が見所であり、秋には紅葉が見られます。
夜にはライトアップされるので、秋には紅葉以外にもたくさんの「色」を楽しむことができます。
色鮮やかな庭園はあなたを非日常へと誘ってくれることでしょう。
赤と緑のコントラストが綺麗ですよね。
宝厳院は春と秋にしか特別公開されない貴重な場所です。
公開時期を 公式HP でチェックしてから足を運ぶのが良いでしょう。
京都の中でもトップクラスに綺麗な景観をみることができる場所であり、筆者が大好きな場所の1つです。
秋の特別公開では、紅葉の絨毯を見ることもできますよ。
この綺麗な景観から時代劇にも使われることのある宝厳院。
いつまでも眺めていたくなるような場所です。
住所 : 京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68
マップ : Googleマップ
アクセス : JR「嵯峨嵐山駅」下車より徒歩15分、京福電鉄「嵐山駅」下車より徒歩3分
電話番号 : 075-861-0091
営業時間 :
通常非公開
※例年は下記の期間に特別拝観あり料金 : 大人500円、小学生300円
公式サイト : 宝厳院
天龍寺は京都のはずれにある嵐山にあります。
嵐山といえば渡月橋や竹林で有名ですが、天龍寺も有名な観光スポットです。
確かに他の嵐山にある観光スポットと比較すれば地味ですが、自然と心が落ち着くはずです。
渡月橋と比較すると人もそれほど多くないので、そのせいかもしれません。
さて、天龍寺が創建されたのも室町時代のこと。
1339年、室町幕府初代将軍である足利尊氏によって作られました。
天龍寺は足利尊氏の生涯のライバルであった後醍醐天皇の霊を慰めるために建てられました。
天龍寺を建設するための費用を稼ぐために、中国行きの船として「天龍寺船」が作られたのはあまりに有名です。
残念ながら現在の建物は室町時代のものではありません。
それでも十分に訪れる価値はあります。
住所 : 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-881-1235
定休日 : 年中無休
拝観時間 : 8:30~17:00(受付終了16:50)
拝観料 :
※受付時に障害者手帳を提示された方は、本人および介護者1名まで100円引き
【諸堂(大方丈・書院・多宝殿)】庭園参拝料に300円追加 ※8:30~16:45(受付終了 16:30)
【法堂「雲龍図」特別公開】公式サイト : 天龍寺
京都市左京区には、一年中鈴虫の音色を聴ける鈴虫寺があります。
鈴虫寺の正式名称は華厳寺というのですが、一年中飼育している鈴虫の音色から鈴虫寺と呼ばれています。
鈴虫寺には1つだけ願いを叶えてくれる幸福地蔵さんが立っています。
こちらの幸福地蔵さんをお参りする参拝者も非常に多いお寺でもあります。
鈴虫寺自体は1723年に鳳潭上人によって開かれました。
元々の目的は華厳宗の復興であると言われています。
今では、臨済宗に属する禅寺という位置づけになりました。
住所 : 京都府京都市西京区松室地家町31
マップ : Googleマップ
アクセス : 阪急「松尾大社駅」から徒歩10分
電話番号 : 075-381-3830
拝観時間 : 9:00~17:00(最終受付16:30)
拝観料 : 大人 500円、子供(4才~中学生)300円 ※茶菓子付き
公式サイト : 鈴虫寺
東映太秦映画村は、京都市右京区に存在する名前の通り東映が管理運営する映画村です。
日本で初めて時代劇撮影を見学して、かつ時代劇の世界を体験できるテーマパークとして1975年に誕生しました。
まさに映画の中に入り込んだような世界が広がり、小さなお子様も満足できるテーマパークになっております。
東映が運営してるだけあり、様々なテレビのコンテンツとのコラボイベントがあり、それらを目的にして訪れる方もいるようです。
東映アニメの京都観光シーンとして登場することもあり、アニメ聖地として扱われることもあります。
1日では回りきれないくらい大量のアトラクションやイベントがあります。
お子様と一緒に京都に訪れた際はおすすめの観光スポットです。
住所 : 京都府京都市右京区太秦蜂岡町10
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0570-064349
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~17:00(季節・曜日により異なるので公式サイトを要確認)
料金 : 大人 2,400円、中高校生1,400円、子供(3歳以上) 1,200円
公式サイト : 東映太秦映画村
西芳寺の庭園内にはおよそ120種類にもおよぶ苔が覆っています。
見事に綺麗な緑色の苔に染められた西方寺は、別名「苔寺」とも呼ばれています。
苔寺は金閣寺や銀閣寺と同じく、ユネスコ世界文化遺産に登録されている歴史的な建物です。
苔寺は上下二段構えの造りとなっており、上段には枯山水と呼ばれる石や砂で風景描写をした庭園、下段には池泉回遊式庭園が用いられています。
池泉回遊式庭園とは、池やその周囲を巡る園路を中心に作庭されているものを指します。
このような庭園の造り方は、後に大きな影響を及ぼすことになりました。
足利義政が銀閣寺を建立する際に、苔寺を見本にしたことは有名なお話です。
季節によって様々な表情を見せてくれる苔寺。
アーティスティックに作られた自然は一見の価値ありです。
なお、西芳寺は事前申し込みをしないと参拝ができないので、詳細は こちら をご確認ください。
住所 : 京都市西京区松尾神ヶ谷町56
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-391-3631
定休日 : 8月14日、12月30日、12月31日
参拝時間 :
料金 : 往復はがき申込時 1人3,000円、オンライン申込時 1人4,000円
注意点 : 往復はがき申し込みの場合は2か月前から2週間前(消印)、オンライン申し込みは2週間前から前日が申し込み受付期間
公式サイト : 西芳寺
嵯峨野トロッコ列車は通年人気のある列車で、全席指定席で全席禁煙となっています。
トロッコ列車に乗車するのであれば、まずは 公式サイト を確認して空席状況を確認しましょう。
乗車1ヶ月前から乗車券の販売を行っているので、できるだけ早く乗車券を購入しておくことをおすすめします。
人気が高く、少し間がずれてしまうと席が取れない可能性あるため、お気を付けください。
営業期間中は常に見所満載。
トロッコ列車事態のスピードは時速25km程なので、風景を堪能しつつトロッコ列車特有の揺れなども楽しめます。
窓が大きいため、座ったままでも十分に風景を楽しむことができますよ。
春は満開の桜と桜吹雪、夏は新緑の葉と爽やかな風、秋は色とりどりの紅葉と、四季折々移り変わる自然の風景を堪能できます。
トロッコ列車は嵯峨野駅周辺だけではなく、 嵐山 や保津峡、亀岡と路線があります。
それぞれの路線でしか楽しめない風景もあるので、観光する場所に合わせてトロッコ列車のチケットを取りましょう。
また、オープン車両の「リッチ号」のチケット発売は当日のみとなっているため、よりトロッコ列車からの風景を楽しみたい方は購入してみてください。
時期によっては早々に売り切れになってしまう可能性もあるので、少し早めにチケット販売所に立ち寄ると良いかもしれません。
住所 : 京都市右京区嵯峨野天龍寺車道町(トロッコ嵯峨駅)
マップ : Googleマップ
アクセス : JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅隣接
電話番号 : 075-861-8511(嵯峨野観光鉄道株式会社)
休業日 :
営業時間 :
料金 : 片道880円/小学生(12歳未満)片道440円 ※全車両指定席
公式サイト : 嵯峨野トロッコ列車
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日本一とも言えるほど多くの観光地に恵まれた京都のすごいところは、街と観光が完全に一体化しているところ。
観光地の場所を意識することがなくとも、徒然に街を散策すればすぐに名のある神社仏閣やちょっとした観光名所に行き当たります。
中でも特に観光客を飽きさせないのが二条通り~五条通に、東西でいえば京都中心部から少し東寄りの地域。
川沿いを眺めるだけで十分楽しめる「鴨川」に沿って数十分歩くだけで、これでもかというほど多くの観光地が顔を出します。
筆頭は東山五条から細道を登っていくとある「清水寺」。
通り沿いにはたくさんの甘味処やお土産物屋さんがあるので、清水とその周辺だけでも十分一日をつぶすことが出来ます。
清水を訪れた際にはその奥にある「地主神社」を訪れるのも忘れずに。
縁結びの神様で、境内にある大きな"願掛けの石"の間を目を瞑って歩ければ、恋が叶うと言われています。
また、清水寺ほどの知名度はありませんが、「平安神宮」がある丸太町辺りから、「祇園」がある四条にかけてのエリアもおすすめです。
「岡崎公園」や「京都動物園」、「京都市美術館」といった寺社仏閣以外の観光名所が多く位置していることに加えて、ライトアップが人気の「青蓮門院跡」、「知恩院」や「建仁寺」など歴史・日本史好き垂涎の有名スポットが密集しています。
京都では祇園さんの名で親しまれている八坂神社。
正月三が日には約100万人の参拝客が訪れる、京都府下では伏見稲荷大社に次いで第二位の人気初詣スポットです。
また、日本三大祭りとして知られる「祇園祭」は八坂神社の祭礼です。
7月1日から1か月にわたり様々な催し物が行われますが、中でもハイライト的なのは7月17日と24日の山鉾巡行。
2016年には「京都祇園祭りの山鉾巡行」のタイトルで、世界遺産の無形文化遺産に登録されました。
最近話題になっているのが、本殿から向かって右側にある「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」です。
社殿の前に涌き出る御神水は美容水と言われ、数滴肌につけると美肌になれると共に、心も美しく磨かれるというご利益があるのだそう。
京都の街は、桜の季節、紅葉の季節などどのシーズンも風情があって良いのですが、筆者のおすすめは祇園祭期間。
京都の猛暑と人混みの洗礼が待っていますが、高揚感のある独特の雰囲気を味わえるので、一度は見て頂きたいお祭りです。
住所 : 京都府京都市東山区祇園町北側625
マップ : Googleマップ
アクセス : 京阪祇園四条駅から徒歩で5分
電話番号 : 075-561-6155
定休日 : 無休
受付時間 : 【社務所】9:00~17:00 ※24時間参拝可能
公式サイト : 八坂神社
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八坂神社の観光の後に、ぜひ立ち寄って頂きたいのが円山公園です。
1886年オープンとその歴史は古く、京都市内で一番最初にできた公園で、現在は国の名勝に指定されています。
もともとは八坂神社や慈円山安養寺、長楽寺、雙林寺の境内の一部でしたが、明治維新以降に分離されました。
京都随一の桜の名所として知られ、お花見シーズンには多くの人が訪れます。
一番有名なのは「一重白彼岸枝垂桜」という品種の枝垂桜で、初代の枝垂桜が昭和22年に枯れたため現在は2代目です。
特に夜のライトアップが人気で、夜遅くまで花見客で賑わいます。
毎年3月には「京都東山花灯路」が行われ、辺り一帯に灯篭などの様々な明かりが灯されます。
円山公園内でも約500本の青竹の灯篭が並べられ、幻想的な世界が楽しめます。
住所 : 京都府京都市東山区円山町
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-561-1350(京都市都市緑化協会)
定休日 : 無休
営業時間 : 24時間開放 ※春のライトアップは日没~22:00で開催
料金 : 無料
公式サイト : 円山公園
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京都で絶対に外せない観光スポットはたくさんありますが、その中でも人気ランキング上位でお馴染みなのが「清水寺」です。
地元では「清水さん」と親しまれています。
清水寺の歴史は古く、開山されたのは778年のこと。
780年に東北平定で有名な坂上田村麻呂によって開創されました。
清水寺の名前の由来は「松風や音羽の滝の清水をむすぶ心はすずしかるらん」という坂上田村麻呂の歌からきています。
残念ながら、清水寺は何回も火災で焼失しました。
現在の本堂は江戸時代の徳川家光によって再建されたものです。
それでも約400年ですからすごいですよね。
清水寺で有名な言葉といえば「清水の舞台」ではないでしょうか。
これは清水寺の本堂舞台のことを指しています。
本堂は釘が使われず168本の巨大な柱と貫だけで支えられています。
まさしく、日本の建築技術の高さを感じられることでしょう。
清水寺にいくまでの道のりにはたくさんのお店が軒を連ねています。
ほとんどが京都に関連した物品を販売しています。
その中で見逃せないのが「 本家西尾八ッ橋 」。
京都のお土産で名高い八ツ橋を購入することができますよ。
住所 : 京都市東山区清水1-294
マップ : Googleマップ
アクセス : 市バス206番・100番「五条坂バス停」下車より徒歩10分
電話番号 : 075-551-1234
定休日 : 無休
拝観時間 :
料金 : 高校生以上400円、小中学生200円(夜の特別拝観も同じ料金)
公式サイト : 清水寺
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京都市左京区には、平安遷都1100年を記念して、桓武天皇をご祭神として創建された平安神宮があります。
創建当時の京都は幕末や東京への遷都の影響で非常に衰退しておりました。
古きよき京都を蘇らせようと町おこしの一環として平安神宮が創建されたんですよ。
広大な神苑を保有しており、四季折々の花が咲き乱れることで有名です。
春は特に八重しだれ桜などの20種類以上の桜が咲くことでたくさんの人が訪れます。
平安神宮の社殿は、桓武天皇の頃の平安京の正庁と朝堂院が5/8の規模で再現されています。
実は創建当初に用地の買収に少々失敗し、朱雀門の位置が変わってしまったりしているようです。
平安京当時の都の大内裏を再現した平安神宮の景色は一見の価値あり。
京都旅行の際には是非訪れてみてください。
住所 : 京都市左京区岡崎西天王町97
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-761-0221
定休日 : 年中無休
参拝時間 :
料金 : 無料(神苑は大人600円、小人300円)
公式サイト : 平安神宮
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※一部建物の屋根の葺き替え工事のため2024年秋まで夜の特別拝観は休止中
天台宗の開祖として知られる最澄が、比叡山に作った青蓮坊が青蓮院の起源と言われています。
青蓮院には、京都らしさを感じる風情のある景色がたくさん詰まっています。
例えば、上記の写真に見られるように紅葉やそれを映し出す池が非常に綺麗に眺められます。
また、寺院内をゆっくりと歩きながら鑑賞するのも趣があって素晴らしいです。
紅葉以外にも、京都らしさを感じる1つの景観として竹林があります。
嵐山にある竹林の道は有名ですが、青蓮院の竹林も綺麗ですよ。
青蓮院の最大の見所はライトアップです。
暗闇の中に美しく光るブルーのライトが幻想的な空間を生み出します。
期間は毎年限られているものの、これを目当てに訪れる観光客がたくさんいらっしゃいます。
カップルで訪れると、ロマンチックな光景も合わさって2人の距離がより縮まるかもしれません。
国内のみならず、外国からも多くの観光客が訪れています。
京都にゆかりのある人であればほとんどの人が知っているであろう青蓮院ですが、それ以外の人にはあまり知られていないというのが肌感としてあります。
そのため、これを機に京都の旨味が凝縮された青蓮院にぜひ行ってみてください。
住所 : 京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都市営バス「神宮道」下車より徒歩3分、地下鉄東西線「東山駅」下車より徒歩5分
電話番号 : 075-561-2345
定休日 : 無休
営業時間 :
料金 : 大人500円、中高生400円、小学生200円
公式サイト : 青蓮院
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南禅寺は、臨済宗南禅寺派の本山です。
観光客が一番多く集まるところ言えば南禅寺の水路閣でしょう。
古代ローマの水道橋を見本としており、レンガ造りのお洒落な設計になっています。
この水路は滋賀県は琵琶湖にある水を運ぶために設置されており、京都を代表する風景の1つ。
ドラマやアニメにも使用されることが多くて有名な観光地です。
筆者は真夏に南禅寺を訪問しましたが、水路閣周辺は炎天下の中でも水回りということもあり涼しいです。
気持ちよく散歩をしている途中の観光がてら休憩スポットとして最適でした。
水路閣の水が流れる上部はこのようになっています。
住所 : 京都府京都市左京区南禅寺福地町
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-771-0365
休観日 : 12/28〜31
拝観時間 :
参拝料金 :
公式サイト : 南禅寺
※南禅寺の観光関連記事: 南禅寺の見どころを徹底解説!周辺の観光スポットやグルメスポットも
京都市岡崎公園内には、なんと日本で2番目に大きい美術館である京都市美術館があります。
もともと、平安の世に京都が都であったころから、京都は日本独特の文化や芸術の中心地となっていました。
そんな日本独特の文化や芸術の中心地が京都であることを背景に、最初は「大礼記念京都美術館」で建設されます。
戦時下は駐留軍に接収されてしまいましたが、昭和27年に接収解除されその際に京都市美術館と改名しました。
京都市美術館の主な目的は、美術品の収集と展覧、その研究や普及活動に加え作家の活動の後押し。
また、そのためにも様々な展覧会などを行っており、一般の方々はその展覧会を見るというのが、京都美術館の流れになります。
他にも主に市民への美術講座とワークショップの2つの文化活動を行っております。
日本の独特な文化や芸術に興味のある方には非常におすすめです。
住所 : 京都市左京区岡崎円勝寺町124
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄烏丸線「京都」駅より「烏丸御池」駅乗り換え、地下鉄東西線「東山」駅下車徒歩10分
電話番号 : 075-771-4334
定休日 : 月曜日(祝日の場合は開館)及び年末年始(12月28日〜1月2日)
営業時間 : 10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
料金 : 展覧会による
公式サイト : 京都市京セラ美術館
円山公園にある坂本竜馬、嵐山にある角倉了以と並んで、この高山彦九郎像は京都三代銅像と言われています。
別名「土下座像」と呼ばれています。
高山彦九郎は、林子平、蒲生君平と並んで「寛政の三奇人」と言われており、江戸時代後期の尊皇思想家です。
そのため、これは土下座をしているというわけではなく、京都御所に向かって拝礼している姿ということになります。
そんな高山彦九郎像ですが、1928年に作られ1944年の世界大戦時には金属回収令によって無くなってしまいました。
後に改めて作られたというぐらい、昔からお馴染みの銅像というわけです。
今日も高山彦九郎は京都御所に向かって拝礼をしています。
知らなければ普通に通り過ぎてしまう珍スポットです。
安井金比羅宮は、古くから断ち物祈願の場所として語り継がれてきました。
そのきっかけとなったのは崇徳天皇です。
崇徳天皇は安井金比羅宮の主祭神であり、讃岐(香川)の金比羅宮で欲を断ち切りお籠りしたことから信仰ができました。
お籠りとは、一定期間泊まり込みで社寺に入り祈願をすることです。
そして安井金比羅宮は、あらゆる悪縁を切った後に、良縁を結ぶことのできる場所として知られるようになりました。
「縁切り縁結び碑」という大量のお札が貼られた碑が有名です。
多くの観光客や参拝客がこちらの碑に祈願をしに来ます。
碑には「形代」という身代わりのお札がたくさん貼られており、その中には「〇〇と縁を切りたい」など悪縁を断ち切りたい人の願い事が記されています。
自身で切りたい悪縁・呼び込みたい良縁を形代に記し、それを持って願い事を念じながらこの碑の穴を通るのです。
まずは表側から裏側にくぐって悪縁を断ち切り、そのあとに裏側から表にまたくぐって良縁を呼び込みます。
人のたくさんの願いがかかれている形代には様々な思いがこもっていますので、あまり見ないようにした方がよいと思います。
断ち切りたい悪縁や結びたい良縁のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
住所 : 京都府京都市東山区下弁天町70
マップ : Googleマップ
アクセス : 市バス「東山安井」より徒歩1分、 京阪「祇園四条」より徒歩10分
電話番号 : 075-561-5127
参拝時間 : 24時間(授与所は9:00~17:30)
料金 : 無料
公式サイト : 安井金比羅宮
※2023年2月現在、社殿修復⼯事のため閉⾨しており中に入ることができません。(工期約3年)詳しくは 公式サイト をご確認ください。
縁結び、恋愛成就の神社として有名な地主神社。
地主神社の創建は、なんと日本ができる前。
そして恋占いの石は、近年の研究で縄文時代のものと判明しました。
長い歴史を辿る中、数多くの俳人や歌人が歌の題とし、歌集にもその名が刻まれています。
良縁を招くためにも、正しい参拝方法を知っておく必要があります。
地主神社では、お清めを行った後にお賽銭を入れて「二礼二拍手一礼」が参拝の正しい手順。
お清め方法や参拝方法は公式サイトにも掲載されているので、参拝前に確認しておきましょう。
また、地主神社は歴史的にも重要な建物で、総門・拝殿・本殿の全てが重要文化財として指定され、世界文化遺産にも登録されています。
長い歴史を歩んできて、何度も大規模な修繕工事が行われてきました。
現存しているご社殿は、寛永10(1633)年に徳川家光公によって再建されたものです。
縁結びのお参りのみではなく、ご社殿に施されている色鮮やかな極彩模様や本殿建築の素晴らしさにもぜひ注目してください。
住所 : 京都府京都市東山区清水1丁目317
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 年中無休
電話番号 : 075-541-2097
参拝時間 : 9:00~17:00
料金
: 無料
公式サイト : 地主神社
京都国立博物館は歴史上とても重要な京都の文化財を主に展示しております。
展示だけではなく、調査研究及び様々な事業を行っており文化財の保存や活用を図る施設でもあります。
そもそも、京都国立博物館は1889年に東京に帝国博物館を、京都に帝国京都博物館を、奈良に帝国奈良博物館を設置する完成が敷かれたことからはじまりました。
1897年に開館し、1924年には京都国立博物館として文化保護委員会の付属機関となりました。
その後、様々な省庁と協力するなどして今の形になっていきました。
今では独立行政法人にまでなっています。
前述の通り様々な事業を行っています。
展示品の講座、音楽や映像をつかった収蔵品の紹介、さらに芸能人を呼んで落語を行ったりもしています。
京都の様々な文化財に興味がある方にはおすすめの博物館です。
住所 : 京都府京都市東山区茶屋町527
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都駅から徒歩15分、市バス博物館三十三間堂前下車からすぐ
電話番号 : 075-525-2473
定休日 : 月曜日、年末年始(月曜が祝日の場合は翌火曜日が休館)
営業時間 : 9:30~17:00(入館は16:30まで)※特別展開催期間は異なることあり
料金 : 展示会ごとに異なる
公式サイト : 京都国立博物館
京都の玄関口「京都駅」。
新幹線の停車駅であることに加えて、京阪以外のほとんどの私鉄が乗り入れ、夜行バス、ローカルバスのターミナルでもあります。
また、特にホテルや旅館も京都駅前に多く立地するため、旅行時には京都駅前に宿泊するといった方も多いでしょう。
著名建築家の原広司が設計した京都駅は、日本全国の絶品ラーメンが頂ける「ラーメン小路」や数多くのお土産店など、やはりそれ自体が観光名所になっています。
駅の周りには「 地下街PORTA 」、老舗商業施設の「 京都アヴァンティ 」など、若者向けのアパレル・ショッピング施設が多く立地しています。
京都駅正面を出て北に向かうと、「京都タワー」や「京都水族館」といった比較的新しい観光名所に加えて、駅から徒歩圏内には「西本願寺」、「東本願寺」、「東寺」とこれまた超有名寺社仏閣が位置します。
これらのお寺は各宗派の総本山でもあるので、ご家族の慶事・法要等で訪れたことのある方も多いはず。
日本史の授業で必ず習うであろう、弘法大師・空海が開いた真言宗の総本山となっているお寺です。
建立当時日本一高い建物であった五重塔が有名で、よく京都のお土産で見るのではないでしょうか。
ちなみに、京都では五重塔が4箇所もあります。
一番有名なのがこの「東寺」の五重塔。
残り三つは右京区の「仁和寺」、伏見区の「醍醐寺」、東山区の「法観寺」にあります。
東寺は、世界遺産にも認定されているお寺です。
立体曼荼羅という大日如来を中心とした21体の仏像が所狭しと並んでいる講堂があり、非常に壮観です。
実はこの東寺は現在日本に唯一残る平安京の遺構であり、建立から1200年もの歳月が経っています。
平安遷都の際に国立の寺院として建立され、唐で仏教や密教を学んでいた弘法大師空海に託されました。
空海に託されたのち、日本で初めての密教寺院となります。
東寺に住居を構えていた空海は御影堂に住んでいました。
東寺に訪れた際には、御影堂に訪れてみると東寺の空海の様子などがわかりますよ。
住所 : 京都府京都市南区九条町1
マップ : Googleマップ
アクセス : 近鉄東寺駅から徒歩10分
電話番号 : 075-691-3325
定休日 : 無休
拝観時間 :
料金 :
注意点 : 金堂・講堂内では写真撮影はできません。
駐車場 :
公式サイト : 東寺
※東寺の関連観光記事: 【京都】世界遺産「東寺」の完全ガイド!国宝の五重塔や御影堂など見どころ多数
真言宗の総本山である東寺を紹介しましたが、こちらは浄土真宗本願寺派の総本山である西本願寺です。
浄土真宗本願寺派のは親鸞聖人によって開かれた宗派になります。
また、西本願寺は世界遺産にも選ばれており、いくつかの建造物が国宝にも認定されております。
特に唐門は日が暮れるのも忘れるほど綺麗なため、日暮門とまで呼ばれています。
実は浄土真宗本願寺派の総本山なのですが、親鸞聖人は西本願寺に住居を構えたこともなく、その上1591年に創建された比較的新しいものとなります。
元々は京都東山のあたりに総本山があったのですが、比叡山延暦寺の迫害をうけるなどして転々としたのが理由のようです。
建物も非常に綺麗ですが、西本願寺には非常に有名な銀杏の木があります。
大銀杏と言われ、樹齢は400年ほどと言われています。
あまりの大きさにびっくりしてしまうかもしれませんね。
住所 : 京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町60
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アクセス : JR京都駅から徒歩10分、市バス西本願寺から徒歩11分
電話番号 : 075-371-5181
定休日 : 年中無休
拝観時間 : 5:30~17:00
料金 : 無料
公式サイト : 西本願寺
現在、京都には次々と文化施設が建設されています。
そのひとつが2012年に完成したまだ新しい京都水族館です。
新しくできた水族館なので、既存の水族館とは一風異なります。
館内は9つのゾーンに分かれています。
まずは大浴槽に注目しましょう。
大浴槽の水量は500トンを誇り、日本海が再現されています。
とても透明で照明も工夫されています。
まるで、自分が海の中にいるような感覚になることでしょう。
そして、京都市立水族館で必見の生物といえば「 オオサンショウウオ 」。
個体数が少なく大変貴重な生物です。
オオサンショウウオは「京都の川」ゾーンにあります。
他には京都に住んでいる生物を紹介した「山紫水明ゾーン」がおすすめ。
こちらは主に希少種が展示されており、お手軽に京都の自然を学ぶことができます。
寺社仏閣だけでなく、京都の自然に関心のある方にとってはおすすめの観光スポットです。
カップルに人気のある「夜のすいぞくかん」や子供向けの体験プログラムなど、様々なイベントも開催されているのでお見逃しなく。
住所 : 京都府京都市下京区歓喜寺町35-1(梅小路公園内)
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-354-3130
休館日 : なし(施設点検・気象状況で臨時休業の場合あり)
営業時間 :
通常料金 : 大人(大学生含む)2,200円 、高校生1,700円 、小中学生1,100円 、幼児(3歳以上)700円
公式サイト : 京都水族館
※京都水族館の関連観光記事: 京都水族館の見どころを解説!周辺の観光スポットやグルメも合わせてご紹介
JR京都駅前にある京都タワー。
新幹線からもよく見えるので、ご存知の方も多いでしょう。
京都タワーが建てられたのは1964年のこと。
当初は景観を損ねる建物として毛嫌いされてきました。
それでも完成してから約50年、今ではすっかり市民に親しまれる建物になりました。
京都タワーの高さは131メートル。
展望台は地上100メートルの高さにあります。
京都タワーの最大の特徴は、世界一高い無鉄骨の建物だということ。
これは意外と知られていないと思います。
そして、京都タワーの下はホテルとなっています。
そのため、眺望以外にも様々な楽しみ方ができるのです。
他にもレストランや、京都タワーサンドという商業施設も入っています。
2階ではお寿司や和菓子をはじめ、京焼、扇子、ガラス風鈴の絵付けなどが体験できるので、気になる方はチェックしてみてください。
雨の日はもちろん、京都観光にちょっとした体験をプラスしたい人にもおすすめです。
京都観光で疲れを癒せるオアシスとも言えるでしょう。
住所 : 京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1
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アクセス : JR京都駅より徒歩2分
電話番号 : 075-361-3215
定休日 : 年中無休
営業時間 : 10:30~21:00(最終入場20:30)
料金 : 大人800円、高校生 650円、小中学生 550円、幼児(3歳以上)150円
公式サイト : 京都タワー
住所 : 京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から徒歩1分
電話番号 : 075-746-5830
定休日 : 店舗により異なる
営業時間 :
料金 : 無料(施設により有料の場所あり)
公式サイト : 京都タワーサンド
※京都タワーの観光関連記事: 京都のランドマーク「京都タワー」の楽しみ方を徹底解説!周辺の観光・グルメスポット情報も網羅
2016年4月29日にオープンした「京都鉄道博物館」。
京都鉄道博物館ができる前には蒸気機関車を一同に集めた博物館がありました。
それを発展させたのが京都鉄道博物館なんです。
京都鉄道博物館の最大の特徴は、過去から現在の車両がそのまま展示されていること。
特に蒸気機関車の姿はどこか感動を覚えるはず。
鉄道好きでなくても知られているD51やC62は、実際に動ける状態で保存されています。
京都鉄道博物館では単に車両を「見る」だけでなく、鉄道を「体験」することもできます。
例えば、SLが引っ張る列車に乗ることができます。
迫力ある運転シュミレーターで腕試しも可能です。
また、鉄道模型などを通じてATSなど鉄道を守るシステムを学ぶコーナーもあります。
2020年には本館2階のキッズパークに加え、SLひろばに遊び場が登場しました。
大人も子供も一日を通じて楽しむことができる博物館です。
住所 : 京都市下京区観喜寺町
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から市バス205・208系統「梅小路公園・京都鉄道博物館前」下車から徒歩2分
電話番号 : 075-314-2996
定休日 : 水曜日、年末年始
営業時間 : 10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金 : 一般1,500円、大学・高校生1,300円、小中学生500円、幼児(3歳以上)200円
公式サイト : 京都鉄道博物館
全国に3万以上もある稲荷神社の総本宮です。
一般的な参拝であれば大した時間はかかりませんが、稲荷山を周る参拝ルートは約90分はかかりますので体力が要ります。
普通に登山のようですので、スニーカーや歩きやすい服装で行かれることをおすすめします。
稲荷とは、五穀を司る食物の神様である倉稲魂(うかのみたま)神を指しています。
白い狐をモチーフに描かれることが多いので、伏見稲荷大社の絵馬も白い狐だったりします。
それぞれの絵馬に三者三様の落書きがあって面白いですね。
個性が溢れていて見てるだけでも楽しいです。
そして、なんといっても伏見稲荷大社の見所は千本鳥居です。
境内には約1万近くの鳥居が奉納されています。
こちらの鮮やかで真っ赤な鳥居を見に来られる観光客が大半ですね。
常に行列のできている人気スポットなので、写真のように全く人がいない状態で撮影するのは忍耐力が必要です。
こちらも早朝や雨の日が狙いとなります。
住所 : 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-641-7331
参拝時間 :
料金 : 無料
公式サイト : 伏見稲荷大社
※伏見稲荷の関連観光記事: 伏見稲荷をディープに楽しみたいあなたに!知っておきたい歴史や不思議なお話!
平等院といえば誰もが一度は聞いたことがある、藤原氏ゆかりの寺院です。
国宝である「鳳凰堂」や「阿弥陀如来坐像」など多くの文化財があり、世界遺産にも登録されています。
中でも有名な「鳳凰堂」は10円玉に、シンボルでもある鳳凰像は一万円札裏面にデザインが使われているので意外に身近な存在でもありますね。
さて、平安時代後期の様式を現代に伝えるこの荘厳な寺院は、11世紀中頃建立されました。
関白であった藤原頼道が、父道長から譲り受けた別荘「宇治殿」を寺院に改めたのが始まりです。
もともと平安時代の宇治には貴族の別荘が多くあり、都から少し離れたリゾート地の様相を呈していたといいます。
また、貴族や僧侶の間で末法思想が広まっていた当時は、自然と極楽往生を願う浄土信仰への感心が高まっていました。
中心地を離れた宇治に浄土世界を思わせる寺院が建立されたことは、往時の人々の願いを垣間見るようで興味深いですね。
さて、平等院の目玉ともいえる「鳳凰堂」には「阿弥陀如来坐像」が安置されています。
如来のまわりは天を舞う「雲中供養菩薩像」に取り囲まれ、内部は静謐な雰囲気に包まれています。
しかし、当時は壁や柱、天井に極彩色の絵画が描かれ、金色に輝く阿弥陀如来を取り囲む迫力に溢れた空間芸術が見られたといいます。
往年の華やかな彩色の様子は 平等院ミュージアム鳳翔館 でも見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
貴族の華やかな時代と人々の悲願に思いを馳せながら、ぜひ平等院を訪れてみてはいかがでしょうか。
住所 : 京都府宇治市宇治蓮華116
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0774-21-2861
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 平等院
※ 平等院の観光関連記事: 10円硬貨に描かれた寺院「平等院」!世界遺産の鳳凰堂や藤・紅葉の開花時期まで一挙紹介
京都市南部でのお花見スポットと言えば、「醍醐の花見」として知られる醍醐寺が有名です。
空海の孫弟子、理源大師聖宝が醍醐山上に草庵を営んだのが始まりで、真言宗醍醐派の総本山です。
現存する堂宇はそのほとんどが桃山時代以降の物ですが、五重塔は天歴6年(952年)の建立で、京都府内では最古の木造建造物として国宝指定されています。
醍醐寺の桜は、豊臣秀吉が大規模なお花見をするために、約700本を植樹したのが始まりだと言われています。
毎年4月の第二日曜日には、豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」にちなんだ「豊太閤花見行列」が行われます。
ソメイヨシノ、八重桜、枝垂れ桜などが山肌一帯に咲き誇る姿は圧巻。
中でも美しい三宝院の大紅しだれや霊宝館のしだれ桜は必見です。
醍醐寺は紅葉でも有名です。
11月の中旬から色づき始め、見ごろは11月中旬から12月中旬にかけてとなっています。
特に弁天堂の周辺は例年色鮮やかな紅葉が楽しめる場所として人気で、絶好の写真スポットです。
桜の季節ほどは混んでいないので、ゆっくりと醍醐寺の見学を楽しみたい方には紅葉の時期もおすすめです。
住所 : 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄東西線醍醐駅から徒歩で15分
電話番号 : 075-571-0002
定休日 : 無休
営業時間 :
※12月第1日曜日の翌日~2月末は16:30(受付終了15:30)
【上醍醐】9:00~16:00(17:00までに下山厳守)拝観料 : 大人1,000円、中高生700円(春期は大人1,500円、中高生1,000円)
公式サイト : 醍醐寺
西国三十三観音霊場の第十札所でもある「三室戸寺」は、奈良時代、光仁天皇により創建されたと伝わる古刹です。
境内には5千坪の大きな庭園があり、約50種類、1万株ものあじさいの花が見事に咲く事から別名「あじさい寺」とも呼ばれています。
毎年6月1日から7月中旬にかけて「あじさい園」として一般公開され、たくさんの珍しい種類のあじさいを見ることができます。
三室戸寺では、4月末から約1か月間は「つつじ・しゃくなげ園」が公開されています。
約2万株のつつじに1万株のしゃくなげと、ともに色鮮やかで見事です。
あじさいが終わった頃には蓮の花も開花し、「蓮園」が公開されるなど、京都随一の花の寺としても人気があります。
青のハートのあじさいを見つけると願い事が叶い、ピンクのハートのあじさいを見つけると恋愛が成就する。
そんな噂が広がり、女性の間でハートのあじさい探しが人気になっています。
場所は公開されていないので、頑張って探してみてください。
住所 : 京都府宇治市莵道滋賀谷21
マップ : Googleマップ
アクセス : 京阪 三室戸駅下車、徒歩15分
電話番号 : 0774-21-2067
定休日 : 8月13~15日、12月29~31日は休み(気象警報が発令されている場合は拝観を中止)
営業時間 :
料金 :
駐車場 : 収容台数 300台(有料)乗用車 500円/バス 2,000円
公式サイト : 京都・宇治 西国第十番札所 三室戸寺
京都駅周辺で宿泊するけれど、京都駅周辺には何があるかわからない。
雨だから京都駅周辺の屋内で時間を潰したい。
そんな時にぜひ立ち寄っていただきたいのが、京都駅ビルです。
駅ビルだからと侮ることなかれ。
京都駅ビル内には、レストランやお土産屋さんはもちろん、劇場や美術館まで入っています。
ホテルも入っているため、京都駅周辺で一泊したいと考えている方は、京都駅ビル内のホテルを使用するのもおすすめです。
京都駅ビルでぜひ見て頂きたいのが、大階段グラフィカルイルミネーションです。
全171段ある階段の125段にLED電球が散りばめられていて、その数は1万5千個。
季節に合わせたイルミネーションは、桃の節句や桜などの日本の四季文化をモチーフにしたものから、葵祭や祇園祭、五山の送り火など京都にちなんだイルミネーションも季節に合わせて楽しむことができます。
クリスマスやハロウィンなどにも、イベントにちなんだドラマチックで幻想的な大パノラマイルミネーションを実施しています。
屋上にある無料の展望台「大空広場」は、駅周辺を一望する穴場のビュースポットです。
時間に余裕のある人は、ぜひ足を運んでみてください。
▼京都駅周辺の観光記事
・ 京都駅周辺の観光名所15選!徒歩圏内の観光スポットには意外な穴場も
・ 京都の新名所「京都タワーサンド」の観光ガイド!グルメからお土産まで紹介
京都は見どころが多い分、どこを訪れたら良いか迷ってしまう人も多いはず。
宇治や伏見、嵐山などは、人気の観光地ランキングでもお馴染みです。
そうとはいえ、金閣寺や清水寺など有名なスポットが点在する京都駅周辺も見逃せません。
ここでは、京都観光に欠かせない定番のスポットを半日で巡るコースをご紹介します。
京都での観光拠点は、JR京都駅。
新幹線だけでなく、大阪や奈良とを結ぶ在来線も発着します。
↓ 徒歩
移動距離:約100m
所要時間の目安:約1分
京都タワーは高さ131mを誇る、京都のシンボル的存在です。
展望台からは360度のパノラマビューがお楽しみいただけます。
基礎部分の商業施設「京都タワーサンド」には、様々なショップやフードコートも。
京都土産をお探しの方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
↓ 徒歩
移動距離:約1.3km
所要時間の目安:約17分
京都を代表する世界遺産の一つ、西本願寺。
その歴史は鎌倉時代までさかのぼると言われています。
境内には国の史跡に指定されている建造物や庭園が数多く残されており、非常に見応えがあるのが特徴です。
↓ 市営バス(七条堀川〜二条城前)
移動距離:約3.0km
所要時間の目安:約20分(徒歩の場合は約40分)
京都は、皆さんご存知の通り794年から1000年あまりに渡って都が置かれていた歴史ある街。
二条城もまた欠かせない見どころの一つで、世界遺産に登録されています。
大政奉還の舞台となった「二の丸御殿」は必見。
その他にも、重要文化財「唐門」や国の特別名勝「本丸庭園」、絵画など見応え満載です。
↓ 市営バス(二条城前〜四条高倉)
移動距離:約2.2km
所要時間の目安:約15分(徒歩の場合は約30分)
錦市場は、約400年の歴史を誇るディープな商店街。
長さ390mの通りには青果や鮮魚から、漬物や惣菜に至るまで、ありとあらゆる専門店が立ち並んでいます。
中には飲食店のほか、お土産や食べ歩きグルメを販売するお店も。
小腹が空いたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
↓ 市営バス(四条高倉〜清水道)
移動距離:約2.4km
所要時間の目安:約25分(徒歩の場合は約35分)
最後は、京都観光に外せない超定番スポット「清水寺」へ。
市営バスで移動する場合、最寄りのバス停は東大路通沿いの『清水道』となります。
そこから清水寺までは、歩いて10分あまり。
途中には寺社仏閣はもちろん、飲食店や土産物屋さんも多くあるので退屈することはありません。
まずは清水寺を訪れて、残った時間で周辺の観光をじっくりと満喫しましょう。
京都には古都にふさわしい魅力あふれるおすすめの観光スポットがたくさんあります。
そして単に「古い」観光スポットだけでなく「新しい」観光スポットもたくさん。
みなさんも、京都の旅行・観光スポットを巡ってみてはいかがでしょうか。
▼京都を観光するなら合わせて読みたい
・ 京都の旅館24選!京都旅行を満喫出来るおすすめ宿を地域別に
・ 高級ホテルで思いっきり贅沢な京都旅を!京都のラグジュアリーホテル18選
最終更新日 : 2023/10/21
公開日 : 2016/05/13