top > 東アジア・中国・台湾 > 日本 > 京都
本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
5. 四季折々に変化する景色を楽しむ「渉成園(しょうせいえん)」
9. レンガ造りの博物館で京文化にまつわる展示「京都国立博物館」
10. 各地のラーメンが集結したグルメスポット「京都拉麺小路(ラーメンこうじ)」
11. 夜は通路がライトアップして幻想的「京都駅ビル空中経路」
京都府は、西日本の近畿地方に位置しています。
中でも、観光客が多く訪れるのが京都駅を中心とした京都市内です。
京都府内最大の都市である京都市には、府の56%もの人口が集中しています。
多くの人が暮らす街でもある京都は公共交通機関が発達していて、観光地ごとの移動もスムーズに行えます。
東京に首都の役割が移転されるまで、1,000年以上政治の中心として機能していた京都には、寺社仏閣や歴史的な建築も豊富です。
▼京都観光の関連記事
・ 京都の旅館25選!京都旅行を満喫出来るおすすめ宿を地域別に
・ 一度泊まればまた泊まりたくなる!癒しの京都ホテル22選!
・ 定番の寺社仏閣から穴場スポットまで!京都のはんなりデートスポット23選
京都駅周辺は、京都市内を観光する際の拠点となります。
駅周辺にはリーズナブルな価格で滞在できるゲストハウスから大型のホテルまで、宿泊施設が豊富にあります。
市バスや地下鉄のフリーパスは観光の際に便利です。
京都駅周辺をはじめ、市内はオールシーズン楽しめる観光スポットが点在しています。
春には桜、秋には紅葉、冬は雪景色と、四季折々の景色を楽しめるのが京都の魅力です。
なお、盆地に位置する京都は、夏になると気温がグッと上がります。
夏に観光される際は、十分な水分補給をして涼しい格好で歩くのが良いでしょう。
京都駅周辺は、人気観光スポットが豊富な京都市内の中でも、穴場的な雰囲気を感じさせるエリアです。
駅目の前にそびえる京都のランドマーク「京都タワー」や親鸞が開いた浄土真宗・真宗大谷派の本山「東本願寺」といった観光スポットを徒歩で巡ることができます。
JR京都駅から徒歩1分、駅目の前にそびえる 京都タワー 。
1964年12月に誕生した京都タワーは、鉄骨を一切使わないモノコック構造で作られています。
高さ131メートルのタワー内には、京都を一望できる展望台やレストラン、大浴場まで様々な施設が完備されています。
なお、京都タワーのデザインは、市内に並ぶ町家の屋根瓦を波に見立て、海のない京都の街を照らす灯台をイメージしています。
京都タワー内の1番の見どころが、タワー上部にある展望台です。
無料で使える双眼鏡が置いてあり、ぐるりと京都の街を見渡せます。
晴れた日には大阪市街まで見通せる京都タワーは、夜になると昼間とは一転して、ムーディーな雰囲気の夜景を楽しめます。
景色の他にも、京都タワーのマスコット「たわわちゃん」との撮影スポットをはじめ見どころが豊富です。
京都タワーの地下には、朝7時から営業している公共浴場「YUU」があります。
京都市内のゲストハウスやホテルは、シャワーのみという場所も多いです。
観光の際に大きな湯船に浸かり、疲れを癒してください。
館内では、バスタオルのレンタルや歯ブラシなどの各種アメニティを購入することができます。
住所 : 京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅より徒歩2分
電話番号 : 075-361-3215
定休日 : 年中無休
営業時間 : 10:30~21:00(最終入場20:30)
料金 : 大人800円、高校生 650円、小中学生 550円、幼児(3歳以上)150円
公式サイト : 京都タワー
※京都タワーの関連記事: 京都のランドマーク「京都タワー」の楽しみ方を徹底解説!周辺の観光・グルメスポット情報も網羅
JR京都駅から徒歩1分、京都タワー内に開業した商業施設が「 京都タワーサンド 」です。
2017年4月にオープンした施設内には、お土産ショップやグルメ、ワークショップが行われる体験施設が揃います。
京都タワーの地下1Fから2Fにまたがる施設内を散策してみましょう。
館内はフロアごとに異なるテーマが設けられています。
地下1Fは「美食(集う・憩う)」をテーマとしたフードホール、1Fは「土産(買う・探す)」、2Fは「体験(学ぶ・遊ぶ)」というコンセプトです。
京都タワーサンド地下1Fは、カウンターからテーブル席まで揃うフードホールです。
お店ごとの席の他に、ほとんどのテーブル席が自由に利用できます。
和食・洋食・中華・スイーツ・バーなど15店舗以上の中から、自分好みのお店を探してみてください。
中でも「 京都千丸 しゃかりき むらさき 」は、京都市内で人気のラーメン店です。
魚介と鶏のスープを使った芳醇な香りのラーメン・つけ麺を堪能できます。
定番メニューの「座」は、魚介の旨みや香り、鶏のコクを感じられる醤油ラーメンです。
2Fは伝統工芸体験工房や和菓子作りができるお店が並んでいるフロアです。
お店によっては写真撮影OKのスポットがありますよ。
住所 : 京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から徒歩1分
電話番号 : 075-746-5830
定休日 : 店舗により異なる
営業時間 :
料金 : 無料(施設により有料の場所あり)
公式サイト : 京都タワーサンド
※合わせて読みたい: 京都タワーサンドのグルメ特集!京都発のパンケーキや熟成肉専門店など
JR京都駅から徒歩10分、京都市民からは「お西さん」の愛称でも親しまれる広大な敷地のお寺です。
親鸞聖人が開いた浄土真宗本願寺派の本山と言われています。
境内は国指定の史跡に指定され、「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されています。
法然上人の御影を祀る「御影堂」は、1636年に再建された歴史ある建築です。
東西に49m、南北62mという建物の中央に、親鸞聖人の木造が安置されています。
国宝に指定されている御影堂では、靴を脱いで実際に館内を見学できます。
阿弥陀堂と御影堂を結ぶ廊下は、京都のお寺らしい風情を感じさせます。
西本願寺の境内は、京都駅から徒歩すぐとは思えない空間が広がります。
訪れた人を出迎えてくれる「御影堂門」、「阿弥陀堂門」はいずれも重要文化財です。
なお、境内にある国宝や重要文化財は全て無料で鑑賞することができますよ。
住所 : 京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町60
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から徒歩10分、市バス西本願寺から徒歩11分
電話番号 : 075-371-5181
定休日 : 年中無休
拝観時間 : 5:30~17:00
料金 : 無料
公式サイト : 西本願寺
京都駅から徒歩7分、親鸞聖人を祖とする浄土真宗大谷派の本山が「東本願寺」です。
西本願寺からも徒歩7分ほどのため、観光の際は2つのお寺を合わせて巡ってみましょう。
境内の中心部には、御影を安置する御影堂と本尊を安置する阿弥陀堂、2つの大きなお堂があります。
西本願寺と同じ宗派にあたるお寺の境内は、建物の配置もそっくりです。
2つのお堂をはじめ、境内には歴史的な建造物が点在しています。
近大和風建築にも影響を与えたという建築の数々は、はるか昔に造られたとは思えないほどの精巧さを感じさせます。
東本願寺の中心部にある「御影堂」は、間口や面積において国内で最大級の仏堂です。
常時公開中の御影堂の中には、親鸞聖人の御影が祭られています。
2重屋根のために2階があるように見えますが、実際は単層構造です。
2004年から2008年には大規模な修復工事が行われ、雨風にさらされにくい瓦が取り付けられました。
登録有形文化財にも選ばれている建築は見る人を圧倒します。
住所 : 京都府京都市下京区烏丸通七条上る常葉町754
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から徒歩7分
電話番号 : 075-371-9181
定休日 : 年中無休
営業時間 : 【3月1日~10月31日】5:50~17:30 【11月1日~2月29日】6:20~16:30
料金 : 無料
公式サイト : 東本願寺
JR京都駅から徒歩8分、東本願寺の飛び地境内にあたる日本庭園が「渉成園」です。
京都駅から徒歩圏内にありながら、穴場感のある観光スポットであるため、ゆっくりと自然鑑賞をしたい方におすすめ。
3万平方メートルもの敷地を誇る庭園は、四季折々の花が咲き誇り、変化に富んだその景色は「十三景」と称されています。
1641年に三代将軍の徳川家光から約一万坪が寄進され、石川丈山の趣向を入れて作庭されたのが始まりです。
1936年には国の名勝にも指定されている庭園内には、「臨池亭」や「園林堂」といった建築も点在しています。
園内に入ると分厚い本のようなパンフレットが配られるため、それを見ながら庭園を巡っていきましょう。
渉成園は、園内の中心に池がある「池泉回遊式庭園」です。
「印月池」の周囲にある小島には木々が植えられ、季節によって異なる景色を楽しめます。
筆者が足を運んだ際には、池一面に緑の葉が浮かぶ景色が広がっていました。
池の周辺には桜や梅の木、紅葉といった植物が植えられています。
園内は広く、段差のある場所も多いため、観光で訪れる際は歩きやすい格好が行かれるのが良いでしょう。
また、渉成園は「源氏物語」ゆかりの地としても知られています。
源氏物語の主人公である「光源氏」のモデルとなった人物が住んでいた邸宅がある地という説もあるそうです。
美しい景色に加えて、歴史ロマンが溢れる日本庭園に足を運んでみてください。
住所 : 京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から徒歩10分
電話番号 : 075-371-9210
定休日 : 年中無休
営業時間 : 【3月から10月】9:00~17:00 【2月~11月】9:00~16:00
料金 : 大人500円、高校生以下250円
公式サイト : 渉成園
JR京都駅から徒歩20分ほどのところにある、2012年にオープンした水族館です。
「水と共につながる、いのち」というコンセプトのもと、約250種類もの海洋生物が展示されています。
川が流れる京都の街にちなんで、川辺の生き物の展示が充実しているのが特徴です。
日本初の100%人工海水を利用した内陸型水族館としても有名な京都水族館。
鴨川に生息する天然記念物のオオサンショウウオをはじめ、京都ならではの展示が豊富です。
水族館の目の前には、大きな芝生広場のある「梅小路公園」があり、水族館と合わせて子供連れの家族のお出かけに良いでしょう。
水族館に入ってすぐの「京の川ゾーン」では、京都の川辺に生息する生き物を展示しています。
数ある展示の中でも目を引くのが、特別天然記念物にも指定されているオオサンショウウオの展示です。
世界最大の両生類と言われているオオサンショウウオがのそのそと歩く姿は、迫力と愛くるしさを同時に感じさせます。
なお、「京の川ゾーン」は、オオサンショウウオの展示としては国内最大級の展示です。
その他、500トンもの人工海水を使用して京都の海を再現した「京の海ゾーン」など、館内は見どころある水槽ばかりです。
住所 : 京都府京都市下京区歓喜寺町35-1(梅小路公園内)
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-354-3130
休館日 : なし(施設点検・気象状況で臨時休業の場合あり)
営業時間 :
通常料金 : 大人(大学生含む)2,200円 、高校生1,700円 、小中学生1,100円 、幼児(3歳以上)700円
公式サイト : 京都水族館
※京都水族館の関連記事: 京都水族館の見どころを解説!周辺の観光スポットやグルメも合わせてご紹介
JR京都駅から徒歩20分ほどの鉄道博物館。
「地域と歩む鉄道文化拠点」をコンセプトに2016年にオープンしました。
「見る、さわる、体験する」ことができる展示は、大人から子供まで楽しめます。
1F~3Fにまでまたがる展示内では、新幹線やSL機関車など、実際に運行していた車両が展示されています。
館内にはカフェ、レストラン、お土産ショップも揃い、1日遊んで楽しめる博物館です。
1Fの国の重要文化財にも指定されている「扇形車庫」には、20両の機関車が収容されています。
明治から昭和にかけて活躍した蒸気機関車がズラッと並ぶ姿は圧巻です。
車庫のすぐそばにあるSL広場では、実際にSL機関車がけん引する車両に乗車することができます。
モクモクと黒い煙をあげながら走る機関車を外から撮影したり実際に乗車したりと、色々な楽しみ方があります。
その他にも、日本最古の木造駅舎と言われた「旧二条駅舎」をはじめ、この博物館でしか見られない展示を鑑賞してみてください。
住所 : 京都市下京区観喜寺町
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から市バス205・208系統「梅小路公園・京都鉄道博物館前」下車から徒歩2分
電話番号 : 075-314-2996
定休日 : 水曜日、年末年始
営業時間 : 10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金 : 一般1,500円、大学・高校生1,300円、小中学生500円、幼児(3歳以上)200円
公式サイト : 京都鉄道博物館
JR京都駅から市バス206・208系統に乗車、「博物館三十三間堂前」下車から徒歩1分、1,001体もの仏像が並ぶ仏堂です。
正式名称を「蓮華王院(れんげおういん)三十三間堂」という仏堂の中には、国宝の「木造千手観音坐像」が展示されています。
ズラッと並ぶ仏像の中には、自分が会いたい人や自分自身にそっくりな仏像がいるとも言われています。
堂内は撮影禁止となっているため、実際に足を運び1001体の仏像が織りなす景色を鑑賞してみてください。
お堂の中に注目しがちな三十三間堂ですが、境内にはその他にも見どころがあります。
境内に広がる日本庭園は、京都の造園家・中根金作によって1961年に造られたものです。
木々に囲まれた遊歩道はバリアフリーになっているため、足が不自由な方やお年寄りも安心して回れます。
季節によって変わる四季折々の景色を鑑賞しましょう。
庭園の途中には、お参りをすると子供の夜泣きが収まるご利益があるという「夜泣き地蔵」もありますよ。
住所 : 京都市東山区三十三間堂廻町657
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅より市バス206、208系統に乗車、「博物館三十三間堂前」下車から徒歩1分
電話番号 : 075-561-3334
定休日 : 年中無休
営業時間 : 8:00~17:00(11月16日~3月末日までは9:00~16:00)
料金 : 一般600円、高校中学400円、子供300円
公式URL : 三十三間堂
※三十三間堂の関連記事: 「三十三間堂」に行ってきた!国宝の本堂に1000体もの仏像が並ぶ京都の観光名所
JR京都駅から徒歩15分、東本願寺からも歩いて12分程の場所にある「京都国立水族館」。
三十三間堂のすぐ隣にあるため、合わせて観光するのも良いでしょう。
広大な敷地の博物館では、京都に都が移った平安時代から江戸時代までの京都文化を中心とした文化財を展示しています。
常設展示の他に、年に2から4回特別展示が行われ、訪れる時によって異なる展示を鑑賞することができます。
特別展示館として使用されている「明治古都館」は、建物そのものが重要文化財に指定されています。
レンガ造りの建築は記念撮影スポットにもうってつけですね。
住所 : 京都府京都市東山区茶屋町527
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都駅から徒歩15分、市バス博物館三十三間堂前下車からすぐ
電話番号 : 075-525-2473
定休日 : 月曜日、年末年始(月曜が祝日の場合は翌火曜日が休館)
営業時間 : 9:30~17:00(入館は16:30まで)※特別展開催期間は異なることあり
料金 : 展示会ごとに異なる
公式サイト : 京都国立博物館
JR京都駅から徒歩2分、京都駅ビルの11Fにある日本各地のラーメン店が集まる施設です。
石庭や格子天井といった京都らしい雰囲気を感じさせる内装は、訪れた人に癒しを感じさせます。
抹茶スイーツを味わえる喫茶店「茶筅(ちゃせん)」を含む、全10店舗のお店でラーメンを堪能しましょう。
北は北海道、南は博多まで、様々な地域にある有名店が集結している京都拉麺小路。
ランチやディナータイムには行列ができるため、ピークの時間から少しずらして訪ねるのがおすすめです。
「ますたに」は、昭和23年創業・背油醤油ラーメンの元祖といわれるお店です。
スープは、鶏ガラをベースに濃いめの醤油ダレと背脂をまぶしています。
あっさりながら濃厚さも感じられるスープは、細めの麺とよく絡んで絶品です。
その他にも京都初出店の池袋の名店「大勝軒」や、黒醤油が富山ラーメンを象徴している「麺家いろは」といった個性が光るお店ばかりです。
住所 : 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町901京都駅ビル 10F
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から徒歩2分
電話番号 : 店舗により異なる
定休日 : 年中無休(店舗ごとに臨時休業あり)
営業時間 : 11:00 ~22:00(オーダー ストップ 21:30)
予算 : 【全日】1,000~1,999円
公式URL : 京都拉麺小路
※京都 ラーメンの関連記事: ラーメン大好き現役京大生が語る!京都のおすすめラーメン屋10選!
「京都駅ビル空中経路」は、京都駅構内にある全長470mもの通路です。
通路の途中に3箇所ほど景色が見られる場所があり、そこから京都市内が一望できますよ。
日中は見晴らしの良い景色が、夜は街がライトアップしてまた違った景色が楽しめます。
京都タワーに登るのは有料ですが、京都駅ビル空中経路は無料なのが嬉しいところ。
また、この通路自体も17時以降にライトアップします。
筆者が18時すぎに訪れると通路がライトアップしており、色が変わって綺麗でした。
タイミングが合えば、17時~22時までの間に行ってみるのもおすすめです。
拉麺小路のすぐ近くにあるので、拉麺小路と一緒に行くのも良いですね。
京都駅ビル空中通路は無料で通れますが、10時~22時までしか通れないのでご注意を。
JR京都駅構内にある穴場スポットで知らない人も多いかもしれませんが、ぜひ旅の始めか終わりに立ち寄ってみてください。
住所 : 京都府京都市下京区東塩小路町
マップ : Googleマップ
アクセス : JR「京都」駅構内の7階
電話番号 : 075-361-4401
定休日 : なし
営業時間 : 10:00~22:00
料金 : 無料
公式URL : 京都駅ビル空中経路
「梅小路公園」は、梅小路京都西駅からほど近くにある大きな公園です。
公園内には、芝生広場や河原遊び場、七条入口広場、有料施設の日本庭園「朱雀の庭」、レストランや休憩場所などがあります。
ただ大きいだけでなく、さまざまな楽しみ方ができますよ。
四季ごとに表情を変え、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は朱雀の庭の雪景色などが見られます。
筆者も春と秋の2回訪れましたが、春は桜が満開で、秋には朱雀の庭が紅葉で朱く染まっていて綺麗でした。
また、地元の人たちが集まる憩いの場でもあります。
週末にはバザールが開催されていて、多くの人で賑わっていました。
公園内には至るところにベンチがあるので、観光の休憩場所しても使えます。
家族連れでピクニックをしている人たちもたくさんいますよ。
公園内にチンチン電車があり、土日限定で乗ることもできます。
また、梅小公園内には京都水族館もあるため、合わせて行くのも良いでしょう。
秋の紅葉シーズンになると、平安遷都1200年を記念して誕生した梅小路公園内の「朱雀の庭」で「紅葉まつり」が開催されています。
「朱雀の庭」は有料ですが、大人は400円で入れます。
期間限定で夜にライトアップされ、11月中旬頃から庭園外周付近のモミジが色鮮やかに彩られますよ。
約150本ものもみじや松がライトアップされます。
中でも見どころは、中央の浅池にある「水鏡」に映る逆さ紅葉です。
京都の秋の紅葉シーズンは名所ほど人が多いですが、朱雀の庭は他の観光地ほど人がごった返してはおらず、まさに穴場の紅葉スポット。
ゆっくり写真を撮ることができるので、人混みを避けたい人は朱雀の庭で綺麗な紅葉を撮ると良いでしょう。
住所 : 京都府京都市下京区観喜寺町56-3
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-352-2500
定休日 :
営業時間 : 【朱雀の庭・いのちの森】9:00〜17:00(最終入園16:30)
料金 : 200円 ※朱雀の庭・いのちの森のみ有料
公式サイト : 梅小路公園
「豊国神社」は、戦国武将としてよく知られる「豊臣秀吉」が祀られている神社です。
豊臣家滅亡とともに徳川家康の命により廃絶しましたが、後に明治天皇の勅命により再興されました。
現在の社殿は1880年に建立されたものですが、唐門だけは伏見城の遺構です。
豊国神社は京都以外にも3つあり、居城があった大阪城、豊臣秀吉が生まれた地の名古屋、出世の地の長浜にあります 。
京都の豊国神社の見どころは「宝物館」です。
この宝物館では、国宝唐門をはじめとした秀吉ゆかりの遺品が、多数残っているのが見られますよ。
特に、豊臣秀吉にまつわるお守りや御朱印が人気を集めています。
歴史好きな人や御朱印集めが好きな人におすすめです。
また、境内の拝観は無料ですが、宝物館を拝観するには大人で300円かかります。
筆者は4月上旬の観光客が多い時期に行きましたが、それでも他の観光スポットほど人が多くなく、落ち着いた雰囲気でした。
豊国神社はゆっくり観光したい人にもおすすめです。
JR京都駅からバスやレンタサイクルでも行けますが、歩いても15分くらいなので、徒歩でも十分に行ける距離です。
三十三間堂から歩いて5分くらいなので、合わせて行ってみてください。
住所 : 京都市東山区大和大路通正面茶屋町530
マップ : Googleマップ
アクセス : 「七条」駅から徒歩8分、博物館・三十三間堂前から徒歩5分、JR「京都」駅から徒歩約15分
電話番号 : 075-561-3802
定休日 : なし
営業時間 : 宝物館は9:00~17:00(受付は16:30まで)
料金 : 無料
宝物館拝観料 :
公式URL : 豊国神社
「東寺」は京都市南区九条町にある寺院です。
平安時代に創建され、約1200年の長い歴史を持っています。
世界遺産に登録されていて、歴史的価値も高いです。
筆者は、桜が咲いていた4月上旬に、昼と夜の2回訪れました。
午後は桜がよく見え、五重の塔と一緒に映る桜は写真映えします。
春の桜が咲く時期になると入園するのに1,000円かかりますが、五重塔がある有料エリア内の庭園で美しい夜桜が見られますよ。
筆者が行った時はちょうど満開でした。
夜桜と一緒に映る五重の塔は、圧巻の一言です。
近くまで行って、ぜひベストな写真を撮ってみてください。
五重塔のある近くには、見どころの1つでもある回遊式庭園の「瓢箪池(ひょうたんいけ)」と呼ばれる大きな池が見えてきます。
春は期間固定でライトアップしていて、水面に映る桜がきれいでした。
五重の塔だけでなく、瓢箪池もきれいな写真が撮れるのでお見逃しなく。
夜間はまた日中とは違った景色が楽しめるので、時間を変えて訪れることをおすすめします。
東寺は春は桜、夏は蓮の花や新緑、秋は紅葉と、四季折々の景色を楽しめますよ。
住所 : 京都府京都市南区九条町1
マップ : Googleマップ
アクセス : 近鉄東寺駅から徒歩10分
電話番号 : 075-691-3325
定休日 : 無休
拝観時間 :
料金 :
注意点 : 金堂・講堂内では写真撮影はできません。
駐車場 :
公式サイト : 東寺
※東寺の関連記事: 【京都】世界遺産「東寺」の完全ガイド!国宝の五重塔や御影堂など見どころ多数
「六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)」は、源経基が祀(まつ)られている源氏ゆかりの神社です。
兵庫県川西市にある多田神社、大阪府羽曳野市にある壺井八幡宮と共に「源氏三神社」の一端を成しています。
京洛の古社としても有名で、京都十六社御朱印巡りの一つでもあるんですよ。
桜が咲く時期になると、境内に様々な桜が咲きます。
ソメイヨシノやしだれ桜だけでなく、他にも鬱金桜(ウコンサクラ)や八重桜の御衣黄(ぎょいこう)などの珍しい桜も楽しめます。
他ではなかなか見られない桜が無料で見られるだけでなく、人が多くないので写真も撮りやすいのが嬉しいですね。
さらに、神社内の桜と新幹線の美しいショットが撮影できる穴場スポットです。
タイミングが合えば、桜が咲いている3月下旬~4月上旬頃に行ってみてください。
境内の中央には、「恋(鯉)の架け橋」と呼ばれる太鼓橋があります。
最近では、パワースポットとして注目を浴びており、良縁成就のご利益があると呼ばれています。
この太鼓橋は、良縁成就を願いながら渡ると願いが叶うと言われています。
六孫王神社に来たらぜひ渡ってみてくださいね。
京都駅から歩いて10分ほどで行ける距離にあり、近くには梅小路公園もあります。
境内は大きくはないですが、ゆっくり観光を楽しめますよ。
住所 : 京都市南区壬生通八条角
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-691-0310
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~17:00
料金 : 無料
公式サイト : 六孫王神社
JR京都駅周辺にある観光スポットをご紹介しました。
京都は小さな路地にも名前が付いているため、初めて訪れる方もマップがあれば迷いにくい観光地です。
今回は駅から徒歩圏内で行ける施設を中心に、定番から穴場スポットまで厳選しました。
京都の街全体のランドマークになっている「京都タワー」から見る景色、1,001体のぶつぞうが並ぶ「三十三間堂」といった、京都ならではの観光地をぐるっと巡ってみてください。
▼京都駅の関連記事
・ 京都駅周辺のおすすめディナー9選!京都の夜はここで決まり
最終更新日 : 2023/03/03
公開日 : 2019/07/08