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2. 一直線の伽藍配置が特徴!国宝や重要文化財の「金堂・講堂・食堂」
1. 展望台からグルメまで!京都のランドマーク「京都タワー」
東寺は、京都市南区九条町にある東寺真言宗の寺院です。
本尊に薬師如来が祀られる寺院は、正式名称を教王護国寺と言います。
平安京鎮護のための官寺(国立の寺)として建てられた東寺は、嵯峨天皇から真言宗の開祖といわれる弘法大師・空海に託されました。
空海に託された東寺は、真言密教の根本道場としても知られる場所です。
毎月21日は法大師の縁日で「弘法市」が開かれ、現在も弘法大師ゆかりの寺としての名残を感じさせます。
8世紀末、平安京の正門にあたる羅城門の東西に東寺と西寺、二つの寺院を建設する計画が立てられました。
京都の東西を守る国家鎮護の寺として、国によって796年に創建されたのが東寺です。
創立から20年後、嵯峨天皇は真言宗の開祖として知られる弘法大師・空海に東寺を託しました。
図で表される曼荼羅を立体的に表現した空海の「立体曼荼羅」をはじめ、東寺には真言宗の根本道場としての顔があります。
空海が亡くなった後には、一時期衰退した時期もありましたが、お大師様の寺として2021年時点でも親しまれています。
東寺では、空海が生きていると時と同じく、お茶やご飯を捧げる「生身供」という儀式が行われるのも特徴です。
中世以降は、後醍醐天皇や足利尊氏といった時の権力者に援助を受けて栄えた東寺。
1486年には火災によって主要な建築のほとんどが焼失したものの、豊臣家・徳川家の助けがあり再建されています。
規模や南から北へ一直線に並ぶ特徴的な伽藍配置をそのまま残して再建された東寺は、1994年「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されました。
1603年に再建された金堂、京都のシンボルにもなっている1644年に再建された五重塔など、境内の建築それぞれに歴史的価値があります。
自然と歴史的建築を一度に楽しめる東寺で観光を楽しみましょう。
東寺は年中無休、朝の5時という早い時間から開門しているお寺です。
朝の時間帯は人が少なく、境内をゆっくり鑑賞したい方には穴場の時間帯と言えます。
ちなみに、2021年8月には国宝の一つに数えられる御影堂が改修工事を終え、弘法大師空海の念持仏である不動明王が展示されています。
広い境内には平らな石畳の道があり、車いすや足が不自由な方も歩きやすくなっています。
境内のほとんどの場所が基本的に拝観自由となっていますが、金堂・講堂・五重塔は有料です。
特別公開や特別参拝期間中には、五重塔初層内部、宝物館といった日頃見られない建築の内部まで鑑賞することができます。
金堂・講堂・五重塔の拝観料は、大人500円、中学生以下が300円です。
五重塔内部や宝物館、春と秋の特別ライトアップなど、特別公開やイベント時の拝観料は HP で確認しましょう。
住所 : 京都府京都市南区九条町1
マップ : Googleマップ
アクセス : 近鉄東寺駅から徒歩10分
電話番号 : 075-691-3325
定休日 : 無休
拝観時間 :
料金 :
注意点 : 金堂・講堂内では写真撮影はできません。
駐車場 :
公式サイト : 東寺
東寺は、観光の中心となるJR京都駅から徒歩圏内にあるアクセス便利なお寺です。
最寄駅からは徒歩10分程、周辺にはバス停もあり、様々な手段でアクセスできます。
寺院利用者専用の駐車場も完備されているため、自家用車でアクセスする際に利用しましょう。
京都駅から徒歩の場合は、15分程でたどり着きます。
電車やバスを乗り継いで向かっても30分以内。
京都駅から近く、周辺の観光スポットや商業施設に合わせて立ち寄りやすいです。
東寺の境内には、50台ほど駐車可能な参拝者専用の駐車場が完備されています。
料金は大型バスが2時間で2,000円、普通車やタクシーが2時間600円、バイクや自転車は2時間200円です。
2時間を超えると、1時間ごとに300円が加算されていきます。
東寺駐車場が満車の場合は、「キョウテク東寺西門パーキング」といった周辺の有料駐車場を利用しましょう。
「キョウテク東寺西門パーキング」の料金は、8:00~20:00が40分毎に200円となっています。
サクッと境内を散策したい方は、周辺のコインパーキングを利用するのも良いでしょう。
基本的に京都駅から道路は混雑する場合も多く、公共交通機関を利用するとスムーズです。
境内に国宝があり、「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されている東寺。
真言密教の根本道場として栄えた寺院は、京都観光の名所としても知られます。
一直線に整然と並ぶ伽藍配置、国宝の五重塔や金堂など見どころが満載です。
五重塔は東寺を象徴する建築にして、新幹線の窓からも見える京都のランドマークです。
826年に弘法大師の創建着手によって建てられた五重塔は、4回に及ぶ焼失がありながら現代にその姿を残しています。
2019年時点で境内にある五重塔は、1644年に徳川家光の寄進のよって再建されたものです。
高さ55mの五重塔は、日本における木造古塔の中で最高の高さを誇っています。
仏陀の遺骨を納める塔・ストゥーバを起源とした党の内部には、空海が唐から持ち帰った仏舎利が安置されているそうです。
細部の組ものまで純和様式を守り、国宝にもなっている五重塔は、江戸時代前期の秀作と言われています。
五重塔の内部は原則非公開で撮影不可となっています。
非公開の初層内部には、華やかな極彩色で彩られた密教空間が広がっているそうです。
五重塔の各層を貫いている心柱は大日如来として、その周囲を如来や菩薩が囲むような造りとなっています。
初層内部は、年に数度のみ短い期間で特別公開するため、内部を見学したい方はその時期に立ち寄ってみましょう。
遠くから見ても存在感のある塔は、境内の様々なところから鑑賞することができます。
五重塔の足元には、「瓢箪池」と呼ばれる大きな池を中心とした回遊式庭園が広がります。
五重塔のある有料エリア内の庭園のため、参拝客も程よくまばらで自然の中をゆったり歩けるのが魅力です。
春には桜、夏には蓮の花や新緑、秋は紅葉と、四季折々の景色を鑑賞することができます。
庭園の中には散策路があるので、池の周りをぐるっと回るように歩いていきましょう。
瓢箪池の湖面に周辺の木々が映る景色は、思わず見惚れてしまう美しさです。
春や秋には期間限定の特別ライトアップが行われ、普段とは一味違った景色を楽しめます。
国宝にも指定されている金堂は、諸堂塔のうち最も早く建設が進められた建築です。
平安遷都と共に設立されたという大きなお堂は、東寺の本堂にあたります。
ご本尊は、あらゆる病から人々を守ってくれるという薬師如来・日光菩薩・月光菩薩です。
官寺という朝廷が造営した国立の建物である金堂には、荘厳な姿が求められ、建設以来600年以上もの間その姿を保っていました。
現在の建物は、1486年の土一揆で焼失したものを、1603年に豊臣秀頼の寄進によって再建されたものです。
金堂は天竺様・和様、2つの建築様式を合わせた桃山時代の代表的な建造物。
高い天井、屋根中央の切り上げ部分は、大寺大仏殿や平等院鳳凰堂といった建築でも見られます。
台座の周りをぐるりと十二神将が守り、左右には月光菩薩、日光菩薩を配する本尊は神々しさを感じさせます。
東寺の境内の中でも、金堂や講堂が建てられている大伽藍のある場所は、東西南北とも255メートルでほぼ正方形となっています。
そんな伽藍は、境内の中心部に位置している建物が重要文化財に選ばれている講堂です。
空海が密教という教えを伝えるため、中心亭な位置づけの建物としたのが講堂と言われます。
839年の完成当時は、講堂と金堂の周囲を回廊が巡り、二つの建物が繋がっていたのだそう。
他の建物が1600年代に再建されたのに対して、講堂は焼失からわずか5年、1491年に再建されています。
500年以上の歴史を誇る講堂の内部には、大日如来を中心とした密教尊が祀られています。
空海の手によって、通常は図で表される曼荼羅が如来、菩薩などによって立体的に表されているのが大きな特徴です。
大日如来を中心とした五智如来、その左右には五大菩薩、五大明王を配置した迫力ある立体曼荼羅を鑑賞しましょう。
境内の北寄りに建つ食堂は、僧たちの修行の場として利用され、現在では納経所、写経の場として多くの人が参拝に訪れます。
創設当初は、本尊に千手観菩薩が安置されていたことから観音堂とも呼ばれていました。
1930年の焼失後に再建された食堂には、明珍恒男作の十一面観音像が本尊として安置されています。
東寺の本尊だった千手観菩薩は、ら修理が実施された後、寺院内の宝物館で保存されているそうです。
2011年の11月より食堂内に写経の場が設けられ、観光客が写経体験できるようになりました。
食堂内で写経体験をした方は、東寺を訪れた際、直接食堂で申し込みをしましょう。
東寺の境内には、国宝や重要文化財の他にも様々な見どころがあります。
南大門を入ってすぐ、境内の南にある鎮守八幡宮は、王城鎮護を願って造られた神社です。
僧の姿をした僧形八幡神と二尊の女神は、空海自らが彫ったという日本最古の神像と言われています。
鎮守八幡宮は、平安時代に薬子くすこの変を鎮めた神社としても知られ、戦勝祈願のパワースポットです。
神社のすぐそばには、東寺を象徴する弘法大師・空海の像も祀られています。
境内の北東にある「毘沙門堂」には、意外と知られていないパワースポットがあります。
大きな亀のような生き物が背中に大石を乗せている石像が「尊勝陀羅尼(そんしょうだらに)の碑」です。
亀に見える生き物は、贔屓(ひいき)と呼ばれる龍の子供で、重いものを背負うことを好んでいます。
古来から石柱、石碑の土台となっている贔屓は、万病に対するご利益があります。
国宝の御影堂内にある万病ぬぐいという布で贔屓をぬぐい、自分の体の悪い部分を拭くことで、病気を取り除くご利益があると言われています。
毘沙門堂のそばには、同じく七福神に数えられる大黒天や弁財天が祀られているお堂があります。
弁財天堂の裏手には、空海のことを手助けしたという雨の神様・善女竜王が祀られた神社の姿も見受けられます。
すぐそばにある国宝・御影堂で安置されている弘法大師座像は、臨時の展示室で鑑賞しましょう。
東寺の南大門のすぐそばにある「八島社」は、東寺がこの地にできる前からあったと言われる神社です。
弘法大師として信仰を集める空海が、寺院を創設するにあたりこの場所で祈願をしました。
境内に入ってすぐは正面の金堂に目が行き、意外と見逃しがちなスポットなので、参拝の際は立ち寄ってみてください。
東寺は夜になると、春と秋の年2回夜間はライトアップされます。
筆者は、4月上旬に開催されていた春のライトアップに行きました。
ちょうど桜が満開の時期で、明るい時間帯とはまた違った良さがありました。
有料エリア内に入ってすぐ目の前にそびえ立つのが、「不二桜」。
不二桜の説明書きには、弘法大師の「不二のおしえ」から「不二桜」と名付けられたとありました。
3月下旬から4月上旬まで、綺麗に咲き誇る不二桜が見られますよ。
不二桜を横目に五重塔へ向かう道には、春なら咲き誇ったを桜が、秋には紅葉を見ることができます。
辺り一面が桜で囲まれているので、ぜひ足を止めて夜桜を思う存分撮ってみてください。
道なりに進むと見えてるくるのが、東寺の見どころの一つである「五重塔」。
夜桜と五重塔が相まって綺麗でした。
あまり近寄りすぎると全体が映らないため、少し離れたところからベストな写真を撮ってみてください。
また、五重塔のすぐ近くにある回遊式庭園の「瓢箪池(ひょうたんいけ)」と呼ばれる大きな池も見どころの一つ。
ライトアップした水辺に映る夜桜が綺麗でした。
時間に余裕がある方は、明るい時間帯だけでなく夜に再度訪れてみてください。
東寺のライトアップ期間は、春と秋の年2回あります。
秋は紅葉のタイミングでライトアップするので、こちらも興味ある方は行ってみても良いでしょう。
なお、日程の詳細に関しては 東寺 の公式HPを確認するようにしてください。
夜間のライトアップ期間の入場料は大人で1,000円かかりますが、十分それだけの価値がありますよ。
五重塔のある有料エリアの庭園内で、ライトアップした夜桜を見られます。
満開な桜が見たい方は、事前に桜の満開情報をネットで調べてから行くのがおすすめです。
JR京都駅からも近い東寺周辺には、寺院や神社、商業施設といった様々な観光スポットが集まります。
京都駅前のランドマークとなっている京都タワーや外国観光客からも人気の伏見稲荷大社など有名どころばかりです。
西本願寺から30分前後でたどり着ける場所を厳選してご紹介します。
JR京都駅から徒歩3分、京都のランドマークとなっている京都タワーは、展望台からグルメまで揃う観光スポットです。
鉄骨を使用していない「無鉄骨建築」の中では、世界一の高さを誇っています。
外観は、市内に建てられた町家の屋根を波に見立て、それを照らし出す灯台をイメージしたものです。
開業以来50年振りの大改装を経て、更に魅力あふれる観光スポットとなった京都タワー。
2017年4月、タワー内にオープンした京都タワーサンドは、グルメからお土産ショップ、体験施設まで揃う商業施設です。
タワーの上部には地上100mの高さから、京都の街を一望できる展望台も完備されています。
2017年からオープンした京都タワーサンドは、「街・駅に続く、3つめの選択肢へ。これまでにない、これからの京都。」をコンセプトにしています。
名前の由来は京都駅と街、市民と観光客を結び付ける「参道」をイメージしたものです。
地下1Fは京都のグルメが集まるフードホール、1Fは京都らしい逸品が溢れるマーケット、2Fは「体験で思い出になるワークショップ」がコンセプトのフロアが広がります。
「 京都千丸 しゃかりき murasaki 」は、つけ蕎麦で人気を博した「京都千丸 しゃかりき」の系列店です。
お店定番ラーメンの「座」780円は、魚介&鶏出汁のあっさりしつつ、コクを感じられる一品。
ジューシーで柔らかいチャーシュー、香りの良い三つ葉などの具材に、煮卵など追加のトッピングを加えてみるのも良いでしょう。
住所 : 京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅より徒歩2分
電話番号 : 075-361-3215
定休日 : 年中無休
営業時間 : 10:30~21:00(最終入場20:30)
料金 : 大人800円、高校生 650円、小中学生 550円、幼児(3歳以上)150円
公式サイト : 京都タワー
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JR奈良線「稲荷駅」から徒歩すぐの 伏見稲荷大社 は、全国に約3万社あると言われる稲荷社の総本社です。
初詣では近畿地方一の参拝客が訪れ、年間を通して国内外から観光客が訪れる人気観光スポットでもあります。
御祭神の稲荷大神が稲荷山に鎮座してから、1,300年以上の歴史がある由緒正しい神社を散策しましょう。
伏見稲荷大社には、商売繁盛・五穀豊穣のご利益があると言われます。
商売繁盛から為したいことが成就するお守りなど、10種類以上のご利益が異なるお守りを購入可能です。
境内のメインスポットとなっている千本鳥居は、ズラッと並ぶ鳥居の神秘的な景色や荘厳さに圧倒されます。
稲荷山を登っていくと所要時間が1時間以上かかるため、観光の際はお参りするエリアを決めておくのが良いでしょう。
なお、伏見稲荷大社は時期を問わず、とても人気のある観光スポットなため混雑が予想されます。
少しでも混雑を避けたい場合は、午前中のような早めの時間に行くのがおすすめですよ。
住所 : 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-641-7331
参拝時間 :
料金 : 無料
公式サイト : 伏見稲荷大社
京都駅から徒歩10分、お西さんの愛称でも知られる浄土真宗本願寺派の総本山が「西本願寺」です。
親鸞聖人によって開かれたお寺の境内には、国宝の御影堂を中心に、歴史的価値のある建築が並びます。
境内の中でもひときわ大きな御影堂は、親鸞聖人の御影を祀っている建築です。
南北62m、東西48mに渡る大きなお堂は、外から眺めるだけでなく内部も無料で鑑賞することができます。
御影堂と阿弥陀堂を繋ぐ廊下は、市街地にあるお寺とは思えない荘厳な雰囲気を感じられます。
御影堂の目の前に植えられている大銀杏は、国の天然記念物です。
天に根を広げるかのような枝の形から「逆さ銀杏」とも呼ばれる銀杏は、秋になると黄色に色付いた姿を見せてくれます。
2021年時点で、阿弥陀堂内陣や唐門といった建築の改修工事が行われています。
また、京都の三閣にも数えられる飛雲閣に関しては、2020年で工事が終了しています。
2019年で完了予定のものが多々ありますが、工事の日程については HP を確認するようにしてください。
住所 : 京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町60
マップ : Googleマップ
アクセス : JR京都駅から徒歩10分、市バス西本願寺から徒歩11分
電話番号 : 075-371-5181
定休日 : 年中無休
拝観時間 : 5:30~17:00
料金 : 無料
公式サイト : 西本願寺
臨済宗東福寺派の大本山の「東福寺」は、釈迦如来を本尊に迎えて、1236年から1255年の19年もの長い年月をかけて創建されました。
当時、奈良で最も勢力を誇っていた東大寺と興福寺に習い、「東福寺」と名付けられたのだとか。
数多くの国宝や重要文化財などを所蔵しており、紅葉の名所として有名な場所でもあります。
見どころでもある「本堂」は、東福寺の主要建築物の一つで、法堂と仏殿を兼ねています。
戦争で1881年に1度焼失してしまいましたが、1934年に現在の形が完成しました。
高さは25.5mあり、昭和時代に造られた木造建築の中では最大級の建物となっていて、建築史上高い価値があると評価されています。
秋の紅葉シーズンに足を運べば、東福寺が紅葉の名所と言われるのも頷けるでしょう。
紅葉の見ごろは11月から12月初旬までと、京都の中では比較的長く紅葉が楽しめるのは嬉しいところ。
境内には約2,000本ものカエデが植えられており、寺内に一斉に広がる紅く染まったカエデに圧倒されます。
東福寺の名所の一つが通天橋(つうてんきょう)。
通天橋は、偃月橋(えんげつきょう)、臥雲橋(がうんきょう)と合わせて「東福寺三名橋」の一つです。
長さ約27mの屋根付きの木造橋で造られているのが特徴で、橋の上からは、辺り一面に広がる紅葉が見られますよ。
通天橋を渡るには、紅葉シーズンだと1,000円かかりますが、それだけの価値はあります。
趣のある木造橋を渡りながら、紅葉鑑賞を楽しんでください。
秋だけでなく、新緑が映える初夏には美しい青もみじを見ることができ、季節関係なく楽しめます。
2019年までは、ツアー観光客だけが紅葉ライトアップを鑑賞できました。
しかし、2020年から初めて一般公開されるようになり、誰でも紅葉のライトアップを見ることができます。
また、東福寺は春、夏、秋の年3回夜間に期間限定でライトアップされます。
興味のある方は夜間に行くのも良いでしょう。
詳しい日程に関しては、東福寺の HP よりご確認ください。
住所 : 京都市東山区本町15-778
マップ : Googleマップ
アクセス : JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約10分
電話番号 : 075-561-0087
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 通天橋600円(11/10~30は1,000円)、方丈500円、通天橋・方丈共通券1,000円(11/10~30を除く)
公式サイト : 東福寺
新幹線からも見える国宝・五重塔をはじめ、数々の文化財を抱える東寺の見どころを紹介しました。
国宝にも選ばれている五重塔や金堂といった建築、四季折々の景色を眺められる回遊式庭園など見どころは満載です。
国内外の観光客から人気の伏見稲荷大社をはじめ、周辺の人気スポットと合わせて一日中観光を楽しみましょう。
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最終更新日 : 2023/03/03
公開日 : 2019/11/16