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東京都調布市にある深大寺は、武蔵野の自然に囲まれたお寺。
都心から1時間以内でアクセスできる立地から、日帰りの観光スポットとしても人気があります。
また、周辺には豊かな湧き水を利用した「深大寺そば」などの名物グルメもあります。
水生植物園、都立農業高校神代農場のわさび田など、湧き水を利用した施設がいくつもあるのが特徴です。
歴史あるお寺はもちろん、周辺の自然や賑やかな参道など様々な楽しみ方ができるスポット。
東京都内とは思えない自然と歴史情緒を感じられる深大寺で、思う存分観光を楽しみましょう。
深大寺は境内だけでもかなりの広さがあり、周辺の参道まで含めると時間をかけて散策できます。
開門時間は6:00~17:00。
周辺の飲食店も早めに閉まるお店が多いため、ゆっくり観光したい方は午前中から出かけましょう。
定休日はなく、年間を通して参拝客が多く訪れています。
自然に囲まれた境内には、四季折々の景色や歴史ある建築が並びます。
階段を上る場所も多く、くまなく散策したい場合は歩きやすい服装がおすすめです。
深大寺へは、最寄駅からバスやタクシーで向かうのがおすすめ。
最寄り駅の京王線「調布駅」からは徒歩25分ほどと、時間はかかりますが歩いて向かうことも可能です。
なお、深大寺の駐車場は法事や車両祈願以外での利用ができないため、車で向かう場合は周辺の有料駐車場を利用しましょう。
参道付近には1日の最大料金が800円ほどの駐車場がいくつかあります。
料金は少し高くなりますが、深大寺から徒歩6分ほどの「神代植物園駐車場」は駐車可能台数が多く便利ですよ。
深大寺は、奈良時代の733年に満功上人(まんくうしょうにん)によって開創されたお寺。
東京都内では浅草寺に次いで2番目に古い歴史を持つお寺として有名です。
江戸時代には2度の火災が起こり、現在の本堂は大正時代に再建されました。
釈迦堂に安置されている本尊「銅造釈迦如来倚像」は、2017年に国宝に指定されています。
その他にも重要文化財「梵鐘(ぼんしょう)」のように、歴史あるお寺らしい見どころがたくさんあるんです。
深大寺周辺は、湧水源が豊富なことから「東京の名湧水57選」にも指定されています。
都市部の喧騒から離れ、木々に囲まれた深大寺は、リラックスしたひと時を過ごすのにぴったりです。
観光のメインとなる深大寺境内には、歴史を感じさせる本堂や国宝を安置する釈迦堂など様々な見どころがあります。
参道にはあの有名なキャラクターの茶屋もあり、子供連れの散策にもおすすめしたいスポットです。
京王線調布駅から10分ほどバスに揺られると、都内とは思えない緑あふれる景色が広がります。
バス停を降りて道なりに進んでいくと現れるのが、お土産ショップからグルメまで揃う深大寺の参道。
深大寺そばや食べ歩きできる団子も販売されており、賑やかな参道は歩いているだけでも楽しむことができます。
木々に囲まれていて暑い夏でも木陰を歩けることから、散策するのに丁度良い環境も魅力です。
参道の脇には湧き水も流れ、心地よい水のせせらぎを感じられますよ。
正面の門をくぐって境内に入ると参道以上に風情ある景色が広がります。
深大寺境内を1周するのにかかる所要時間は30分ほど。
緑豊かで歴史を感じさせる建築がズラッと並ぶ境内は神聖な雰囲気を感じることができます。
手水舎にも手を清める方の列ができるほど、多くの方が参拝に訪れています。
本堂の手前にあるのは、お線香をあげるための「常香炉」。
煙には魔よけの効果があり、浴びると体の悪い部分が良くなるとも言われているそうです。
境内の中心にある「本堂」は、江戸時代に火災で数度焼失した建物を大正8年に再建したもの。
龍や鳳凰といった生き物が彫られている本堂は、そのデザインから江戸らしさを感じられます。
深大寺の境内は都内とは思えないような緑豊かな景観で、歩いているだけで心が表れます。
鮮やかな色に染まる秋の紅葉をはじめ、季節によって異なる景色も楽しめますよ。
深大寺には、本堂の他にもたくさんの見どころがあります。
境内に入ってすぐの場所にある「鐘楼」は、幕末の火災で焼失したものの明治3年に再建されました。
実際に鐘をつくことはできませんが、静かに佇む姿は見ているだけでも圧倒されます。
境内の建物の中でも、本堂と同じくらい多くの人が参拝しているのが「元三大師堂」です。
厄除けのご利益がある「慈恵大師(元三大師)像」を祀るお堂では、お参りはもちろんおみくじを引くこともできます。
「元三大師堂」の裏手にある坂道を上ると見えてくるのが「開山堂」です。
開山堂は、昭和58年の開創1250年記念に新築された奈良時代様式。
木のぬくもりを感じさせるお堂は高台にあり、お堂の側からは境内全体をぐるっと見渡すことができますよ。
お堂の側の北門から外に出ると、後ほど紹介する人気の植物園「神代植物公園」にたどり着きます。
緑豊かな通路を左手に進んでいくと、国宝のある「観音堂」や健康や長寿にご利益のある「延命観音」が見えてきます。
改修により、視界が開けて開放感のある名所となりました。
境内のはずれにある名所も見逃さないようにチェックしましょう。
本堂を正面にして左手に進むと見えてくるのが「深沙堂」。
小さなお堂の中には、「秘仏深沙大王像」が安置されています。
また、深沙堂の裏手には深大寺の水源にもなっている小さな泉があります。
静かな雰囲気で癒しを感じられるスポットにも立ち寄ってみてください。
深大寺境内の隠れたパワースポットとして立ち寄りたいのが「大黒天と恵比寿尊」。
境内西にある「深沙堂」のそばにあるため、合わせて参拝しましょう。
大黒天と恵比寿尊には、商売繁盛や立身出世から縁結びまで様々なご利益があるとされています。
深大寺の参道は門前町として栄えており、老舗の食事処やお土産屋さんが並びます。
訪れた人を澄んだ空気で癒してくれる緑豊かな環境も魅力です。
深大寺を観光する上で欠かせない要素の一つが湧き水です。
深大寺に祀られている神様の「深沙大王」は、水の神様としても知られています。
参道の至る所に湧き水スポットがあり、ペットボトルなどの入れ物があれば持ち帰ることができますよ。
湧き水はそのまま飲むことはできないため、家で煮沸した上で使用するようにしてください。
脇には湧き水が流れる水路があり、都内とは思えない風情を感じられるのも深大寺の魅力です。
透き通ったきれいな水が涼し気な雰囲気を演出しています。
参道には湧き水を利用した深大寺そばのお店や食事処・甘味処がズラッと並ぶため、グルメスポットにも困りません。
夏には冷たい飲み物やデザート、一年を通して香ばしい焼き団子などの料理を味わえます。
湧き水の流れる水路の近くにはベンチがあり、川床で食事をしているかのような気分に浸れますよ。
都心からのアクセスが良好で、日帰り旅行にもピッタリな深大寺。
小さな子供からお年寄りまで幅広い世代が楽しめる植物園、無料で利用できる穴場など、筆者おすすめの観光スポットを厳選しました。
深大寺での参拝と合わせてぜひ訪れてみてくださいね。
最初に紹介するのはバス停「深大寺」から徒歩10分、深大寺本堂の脇道にある坂を上がった先にある「神代植物公園」です。
園内には約60種600本もの桜が植えられており、桜の名所としても知られています。
中でも最大の見どころは、見渡す限り色鮮やかなバラが咲き誇る「バラ園」。
春は5月下旬頃、秋は10月中旬からが見頃となっています。
エリアに漂う甘い香りに癒されながら散策しましょう。
バラ園の奥に進むと、エリアごとに異なるテーマの植物が展示されている「大温室」があります。
熱帯に生息する日本ではあまり見られない植物から見ていると癒される草花まで、ズラッと並ぶ植物を鑑賞できますよ。
広大な敷地を誇り、秋の紅葉や針葉樹林が生い茂る雑木林やピクニックにぴったりの芝生広場など、他にもたくさんの魅力があります。
敷地内を一周するだけでも1時間ほどかかるため、ガイドマップを見て行きたい場所を絞るのもおすすめです。
住所 : 東京都調布市深大寺元町5-31-10
マップ : Googleマップ
アクセス : 京王線「調布駅」から吉祥寺駅・三鷹駅行き「神代植物公園前」下車/深大寺行き「神代植物公園」下車
電話番号 : 042-483-2300
定休日 : 月曜日(祝日の場合はその翌日が休園日)、年末年始(12月29日~1月1日)
営業時間 : 9:30~17:00(最終入場は16:00まで)
料金 : 大人 500円/65歳以上 250円/中学生 200円/小学生以下 無料
公式サイト : 神代植物公園
「神代植物公園 水生植物園」は、神代植物公園の分園であり無料で入場できるエリア。
深大寺の裏山から湧き出た水が溜まった湿地帯に水生植物が植えられています。
参道からは少し外れた場所にあるため、看板を目印にして探してみましょう。
鮮やかな色合いで観光客を楽しませてくれる「彼岸花」は圧巻。
水生植物園の中でも人気の「花菖蒲(ハナショウブ)」は6月上旬~下旬に見頃を迎えます。
公園内を散策した後は、近くの日帰り温泉で疲れを癒すのもおすすめですよ。
住所 : 東京都調布市深大寺元町2丁目37
マップ : Googleマップ
アクセス : 京王線「調布駅」から吉祥寺駅・三鷹駅行き「神代植物公園前」下車/深大寺行き「神代植物公園」下車
電話番号 : 042-483-2300
定休日 : 月曜日(祝日の場合は翌日が休園日)、年末年始(12月29日~1月1日)
営業時間 : 9:30~16:30
料金 : 無料
公式サイト : 神代植物公園 水生植物園
「深大寺水車館」深大寺の西参道方面を歩いていくとたどり着く穴場スポットです。
武蔵野台地の人々の暮らしを使える小さな水車館では、季節ごとの景色を楽しめます。
敷地そのものは広くありませんが、水車と紅葉をはじめとする周辺の木々が織りなす景色は深大寺周辺で随一です。
「深大寺水車館」のある方面は、本堂や正面参道からは少し離れたエリアです。
こちらの方面まで足を伸ばした際には、ぜひ深大寺そばのお店で食事を楽しんでください。
住所 : 東京都調布市深大寺元町5-10-6
マップ : Googleマップ
アクセス : 京王線「調布駅」から吉祥寺駅・三鷹駅行き「深大寺入口」下車
電話番号 : 042-482-7636
定休日 : 月曜日、12月29日~31日
営業時間 : 4月から10月 9:30~17:00/11月から3月 9:30~16:00
料金 : 無料
備考 :
公式サイト : 深大寺水車館
深大寺周辺は参道を中心に様々なお店が集まっています。
特に綺麗な湧き水を使って作られる「深大寺そば」は、江戸時代から人々に愛されているご当地グルメとして有名です。
ここからは参道に並ぶお店はもちろん、バス停からも近いお店を厳選して紹介します。
お店ごとの個性あふれる料理を堪能しましょう。
参拝後のランチにおすすめしたいのが、深大寺周辺のそば屋ランキングで上位に挙がる「一休庵」。
バス停「深大寺」から徒歩4分、深大寺の正面にあたる山門から徒歩すぐの場所にあります。
行列ができる人気店では、季節限定の香り高いよもぎそばやお店特製の十割そばを味わえますよ。
なお、お昼過ぎには売り切れのメニューも出てくるため早めに来店するのが無難です。
「十割そば」1,100円(税込)は、そば粉と水のみを使用し、つなぎの小麦粉は一切使われていない一品です。
つなぎが無いとぼそぼそとした食感になりがちですが、こちらのそばはのどごしが良く程よい弾力があります。
一噛みごとに広がるそば粉の香りを感じてみてください。
住所 : 東京都調布市深大寺元町5-11-2
マップ : Googleマップ
アクセス : 「深大寺」バス停から徒歩4分
電話番号 : 042-482-6773
定休日 : 月曜日
営業時間 : 11:00~15:00(土日祝日は15:30まで)
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
公式サイト : 一休庵
バス停「深大寺」から徒歩5分、深大寺境内からすぐの場所にある日本料理店「深大寺 水神苑」。
会席料理から御膳までシーンに合わせた料理をいただくことができます。
開放感のある大きな窓からは、お店の裏手に広がる森林や庭園を眺められるのが魅力です。
深大寺そばがメインの「深大寺そば御膳」3,850円(税込)は、小鉢が豊富でボリューミーなセット。
野菜や海鮮をふんだんに使った料理の数々は、見た目も楽しめます。
お子様用のメニューもあるため、小さな子供連れの家族も安心ですよ。
住所 : 東京都調布市深大寺元町5-10-3
マップ : Googleマップ
アクセス : 「深大寺」バス停から徒歩5分
電話番号 : 042-486-0811
定休日 : 水曜日、年末(12月29日~31日)
営業時間 : 11:30~15:00(L.O.14:30)/17:00~22:00(L.O.21:00) ※土日祝は11:00~22:00(L.O.21:00)
予算 : [昼]3,000円~ [夜]7,000円~16,000円
キャッシュレス決済 : クレジットカード
禁煙・分煙 : 全席禁煙
公式サイト : 深大寺 水神苑
深大寺の参道を巡る上で欠かせないスポットが、妖怪たちがお出迎えしてくれる「鬼太郎茶屋」。
調布は「ゲゲゲの鬼太郎」と関係が深く、作者の水木しげるが半生を過ごしたゆかりの地なんです。
入口に展示されている鬼太郎とねずみ男のオブジェは写真撮影スポットとしても大人気です。
1Fはギャラリーや「鬼太郎御朱印帳」などのグッズを購入できるお土産ショップ。
2Fはぬりかべをモチーフにした味噌おでんをはじめ、妖怪をイメージした料理を味わえるカフェになっています。
調布駅の西側には、様々な妖怪たちに出会うことができる公園「鬼太郎ひろば」もありますよ。
住所 : 東京都調布市深大寺元町5-12-8
マップ : Googleマップ
アクセス : 「深大寺」バス停すぐ
電話番号 : 042-482-4059
定休日 : 月曜日(祝日の場合は翌日に振替)
営業時間 : 10:00~17:00(飲食L.O.16:30/ギャラリー最終入場16:45)
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : カード、電子マネー、QRコード決済可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
公式サイト : 鬼太郎茶屋
バス停「深大寺」から徒歩5分、深大寺の入口付近にある、店名通り自然あふれる「グリーンフロントカフェ」。
店内にはアンティークな家具が並び、落ち着いた雰囲気を感じられます。
テーブル席の他にカウンター席も完備されているため、お一人様でも利用しやすいお店です。
メニューはフードからドリンク、デザートまで揃っています。
ポテトチップスが付け合わせのホットドッグや、カレー好きな店主が作る「牛スジカレー」がお店の人気メニュー。
そば以外のランチがしたい時や、一通り散策した後の休憩にぴったりです。
住所 : 東京都調布市深大寺元町4-38-4
マップ : Googleマップ
アクセス : 「深大寺」バス停から徒歩5分
電話番号 : 042-426-4145
定休日 : 月~金(当面の間土日祝のみの営業)
営業時間 : 11:00~17:00
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : カード、電子マネー、QRコード決済不可
禁煙・分煙 : 全席禁煙
公式サイト : グリーンフロントカフェ
本記事では、調布にある深大寺の見どころを中心に周辺の観光・グルメスポットをご紹介しました。
都心の喧騒を忘れられる自然豊かな深大寺。
東日本最古の国宝仏「釈迦如来像」や日本最大の厄除け大師「元三大師」など、見どころがたくさんあります。
参拝の後は参道でご当地グルメを堪能し、腹ごしらえが済んだら神代植物公園でリフレッシュするのが定番のモデルコースです。
調布方面に行かれる際は、ぜひ深大寺とその周辺を巡ってみてくださいね。
住所 : 東京都調布市深大寺元町5-15-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 京王線調布駅からバスで10分、徒歩25分
電話番号 : 042-486-5511
参拝時間 : 6:00~17:00(寺務所は9:00~)
公式サイト : 深大寺
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最終更新日 : 2023/05/18
公開日 : 2019/07/08