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3. サンニコラス展望台(Mirador de San Nicolas)
6. 王室礼拝堂(Capilla Real de Granada)
1. パラドール デ グラナダ(Parador de Granada Hotel)
2. ホテル アルハンブラ パレス(Hotel Alhambra Palace)
3. ホテル・パラシオ・デ・サンタ・パウラ、オートグラフ コレクション(Hotel Palacio de Santa Paula, Autograph Collection)
南スペインのアンダルシア自治州に属するグラナダは、人口約23万人に対して、グラナダ大学の学生が5万人を超えるという学生の街。
南スペインと聞くと灼熱のイメージがあるかもしれませんが、すぐ近くにはシエラネバダ山脈があり、12月~4月の間はスキーが楽しめます。
イスラム統治が8世紀初頭から1492年まで約800年近く続いていたこともあり、町のあちこちにアラブスタイルの街並みや建物が残され、他のスペインの都市とは少し違った雰囲気が魅力になっています。
グラナダという地名は、スペイン語で果物のザクロという意味。
グラナダの街を歩けばお店の看板や紋章、石畳や街灯など、ザクロをモチーフにしたデザインを数多く見かけることができます。
グラナダの地が歴史上に登場するのは、紀元前8世頃イベリア人が居住し、「イルトゥリル」と呼ばれた頃まで遡ります。
5世紀頃からは西ゴート族がイベリア半島に侵入し、西ゴート王国の支配下に入ります。
711年、北アフリカからジブラルタル海峡を渡ってイベリア半島にやってきたベルベル人。
ベルベル人のターリク将軍率いるウマイヤ王朝のイスラム勢力は、西ゴート族を滅ぼし、イベリア半島のほぼ全域を支配下に置きました。
グラナダも同年イスラム統治となり、その時代は1492年にレコンキスタ(国土再征服運動)によってキリスト教徒の手によって奪回されるまでの約800年近く続きました。
756年には、アブデルラフマーン1世が コルドバ を首都としたウマイヤ王朝を興し、ここからコルドバの黄金時代が始まります。
世界遺産 メスキータ が建設され、医学、天文学、哲学、文学など学問の都としても栄え、多くの留学生を抱えていました。
史料によると、10世紀のコルドバの人口は100万人を超えていたといいます。
そんなコルドバの栄華をキリスト教徒は黙って見ていた訳もなく、幾度も攻撃を加え、ついに陥落させたのが1236年。
コルドバを追われた多くの人がグラナダに逃れ、1238年にはナスル王朝グラナダ王国が建国されました。
イベリア半島の各地がキリスト教徒の手に奪回されていく中、グラナダは最後までイスラム王国の首都として栄え、この時期にイスラム建築の最高傑作とも言われるアルハンブラ宮殿が建てられました。
1492年、レコンキスタ(国土再征服運動)の完成により、カトリック両王の手により奪回されたグラナダ、そしてアルハンブラ宮殿。
多くの建物を破壊したりモスクを教会へと作り変えていったキリスト教徒ですが、さすがにこの美しいアルハンブラ宮殿は大きく壊されることなく、内部に教会を建てたり、カルロス5世が自分のための宮殿を敷地内に作った程度でした。
その後、時代がスペインの黄金期になっていくにも関わらず、グラナダは立地の面などで重要視されなくなり、寂れていきました。
アルハンブラ宮殿には浮浪者が住み着いていたりと、半ば廃墟のような状態だったと言います。
アメリカの作家ワシントン・アービングが4年間のスペイン滞在後に書いた「アルハンブラ物語」が1832年に出版され世界中で話題になったことで、グラナダの街が、そしてアルハンブラ宮殿が蘇るきっかけとなりました。
1984年、「グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン」の名称で世界文化遺産に登録されたことで各箇所の整備も進み、より一層注目を集めるようになりました。
現在日本からスペインの直行便は、 イベリア航空 の成田空港⇔マドリード間のみ運航しています。
グラナダにも小さな空港はあるので、 マドリード や バルセロナ からの国内線乗り継ぎは可能です。
ただし、国際線の就航はかなり少ないので、ヨーロッパ各都市や中東、アジアでの乗り継ぎは現実的ではありません。
筆者のおすすめは、マドリードからの列車の旅。
2019年6月にAVEというスペイン新幹線が開通して、約3時間半で行く事ができるようになり、飛躍的に便利になりました。
基本的には1日3往復ですが、変更の可能性があるので、スペイン国鉄 レンフェの公式サイト で確認してください。
人気の路線なので、観光シーズンには事前予約をしておくことをおすすめします。
ここからは、グラナダで外せないおすすめ観光スポットをご紹介します。
アルハンブラ宮殿ばかりがクローズアップされがちですが、グラナダには他にもたくさんの魅力的な場所があります。
グラナダは学生の街なので、安くて美味しいものがいっぱい。
グラナダのバルでは、飲み物を1杯頼むと、おつまみ(小皿料理)が付いてくるという嬉しいシステムがあるので、水分補給と小腹を満たしながら観光を楽しみましょう。
まず最初にご紹介するのは「アルハンブラ宮殿」。
スペイン国内では、バルセロナのサグラダファミリア、マドリードのプラド美術館と並び、年間300万人を超える人が訪れる人気スポットです。
アルハンブラ宮殿を訪れないと、スペインを訪れたことにならないと言われるほど見応えがある場所なので、たっぷり時間をとってじっくりと見学しましょう。
アルハンブラ宮殿には入り口が3か所あります。
どこから入場しても構わないのですが、大切なのはチケットに記載されている ナセル朝宮殿の入場時間 です。
予約時間から30分以内しか入場できないので、時間厳守で宮殿入り口に到着するように逆算して動かないといけません。
例えば、ナセル朝宮殿の予約時間が閉園前の時間帯だった場合、先にアルカサーバ、ヘネラリフェ庭園の見学を済ませておく方がスムーズです。
おすすめは、チケット売り場があるメインエントランスから入り、途中にあるカルロス5世宮殿を見学し、アルカサーバを見てからナスル朝宮殿をじっくり見て、最後にヘネラリフェ庭園というコース。
この流れなら広い敷地を行ったり来たりせず順路に沿って進むので、歩く距離が最短になります。
アルハンブラ宮殿の中でも、中心となるのはナスル朝宮殿です。
メスアール宮、コマーレス宮、ライオン宮の3つの宮殿からなり、イスラム美術の贅を尽くした装飾には目を奪われます。
見学時には、アラベスク模様の装飾が美しいタイル、クルアーンの一節や、神を讃える言葉がアラビア語で彫られている壁、鍾乳石飾りが施された天井の装飾をぜひご覧ください。
コマーレス宮
コマーレス宮は、王が公務を行う場でした。
アラヤネス(天人花)の中庭には、シエラネバダの雪解け水で満たされた池があり、水面にコマレスの塔が映るように造られています。
内部には、バルカの間と大使の間があり、ここでグラナダ王国最後の王、ボアブディルがグラナダをカトリック両王に引き渡す決心をしたと言われています。
ライオン宮
12角形の水盤を囲む12頭のライオン。
アルハンブラ宮殿を紹介する写真では必ず登場する場所で、ライオン宮と呼ばれています。
当時は水時計としての役目もあり、一時間に一頭ずつの口から水が流れていたと言います。
ライオンの中庭を取り囲むように124本もの大理石柱が並び、王と家族のプライベートな部屋が並んでいます。
諸王の間、二姉妹の間、アベンセラッヘスの間などがあり、その天井はモカラべといわれる鍾乳石飾りで装飾されていて圧巻です。
ヘネラリフェ庭園
シエラネバダの雪解け水は、乾燥したグラナダの大地に今も昔も水を注ぎ続けています。
アルハンブラ宮殿の夏の離宮にあたるヘネラリフェ庭園は、ムハンマド3世の時代(1302年~)に造られました。
サハラ砂漠がある北アフリカからやってきた王達は、植物や水に憧れを持っていたので、雪解け水を利用した水路と噴水がたくさんあります。
庭園を歩くと季節ごとの花が植えられていて、いつも良い香りが漂ってきます。
何度も改修を重ねているので、当時のオリジナルの物はあまりありませんが、歴代の王たちがここで水の音色を聞きながら寛いでいた様子を思い浮かべてみましょう。
カルロス5世宮殿
アルハンブラ宮殿内で異彩を放っているのが「カルロス5世の宮殿」です。
グラナダ陥落後、キリスト教徒である神聖ローマ帝国皇帝カルロス5世(スペイン国王カルロス1世)が自分の住まいとして作らせましたが、存命中に完成することはありませんでした。
ミケランジェロに師事したペドロ・マチューカの設計・監督による高さ17mの宮殿は未完成ながら、スペインにおけるイタリアルネッサンス様式建築の最高傑作と言われています。
コルドバにあるメスキータの中に大聖堂を作る許可を出したのも、このカルロス5世。
完成を見て「どこにでも作れる大聖堂を、世界のどこにもないメスキータの中に作ってしまった」と後悔を口にしたと言われていますが、アルハンブラ宮殿でも同じような事をしていますね。
建物の保護のため、年間最大300万人という人数制限を設けているので、夏の観光シーズンになると希望日、希望時間に予約を取るのが困難だと言われ、ホテルよりも先に予約をすべきと言われるほど。
まずは公式予約サイト アルハンブラ宮殿オンライン予約 (英語)をチェックしてみましょう。
チケットは、ナセル朝宮殿を含んだ一番おすすめの「Alhambra General」の他、アルハンブラ宮殿とアルバイシンにある建物の見学コースや、夜間見学コースなど、9種類(一部休止中)あるので、間違えないように気を付けてください。
筆者のおすすめは、日本語で予約ができるツアー。
アルハンブラ宮殿を含めた全145か所を紹介している日本語オーディオガイドを持って、各自で見学する予約のみのプランから、ガイ英語ガイド付き、日本語ガイド付き、フラメンコ鑑賞付きプランなど種類豊富です。
→ アルハンブラ宮殿入場 チケット事前予約(日本語オーディオガイド付き)
住所 : C. Real de la Alhambra, s/n, 18009 Granada
マップ : Googleマップ
アクセス : ヌエバ広場からバスで30番、32番線Alhambra停留所下車すぐ
電話番号 : +34 958 02 79 71
定休日 : 12月25日、1月1日
営業時間 :
料金 :
公式サイト : アルハンブラ宮殿
アルバイシンは、グラナダの丘陵地帯に位置する地区の総称で、旧市街の中でも最も古い場所。
「グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区」の名称で、世界遺産にも登録されています。
イスラム統治下の11世紀に築かれた町並みは、外敵が簡単に侵入できないように、迷路のような小道で構成されています。
アルバイシンにはいくつもの展望台があり、一番賑わうのは次にご紹介するサン・ニコラス展望台。
他にも、サン・クリストバル展望台やラ・ロナ展望台があるので、時間があればぜひ色々な角度からの景色を楽しんでみてください。
小道沿いにはお土産屋さんも多く、ここでしか買えない小物、雑貨類もあるので覗いてみましょう。
バルやレストランもあるので、一休みしながら散策を楽しんでくださいね。
住所 : Barrio del Albaycin, Granada
マップ : Googleマップ
アクセス : ヌエバ広場よりサン・ニコラス広場あたりまで徒歩15分
「サンニコラス展望台」は、アルバイシン地区にあるアルハンブラ宮殿を目の前に見ることが出来る展望台です。
人気の観光スポットなので、終日観光客で賑わっていますが、一番おすすめなのは夕暮れ。
アルハンブラ宮殿が夕日に照らされ、町にぽつりぽつりと明かりが灯り、やがてアルハンブラ宮殿がライトアップされるという時間帯はより多くの人で賑わいます。
ふもとから歩いて登ることもできますが、簡単なのはタクシー、またはアルバイシン地区を循環しているC31というアルハンブラバスで、ヌエバ広場から出発しています。
昼間なら、景色を見た後にぶらぶら歩いてヌエバ広場方面へ向かうのもありですが、夜景観賞で訪れる場合は、タクシーでの往復がおすすめ。
展望台にはタクシー乗り場はないので、歩いて戻るのが心配という方は、行きのタクシーに待っていて貰うようにしましょう。
住所 : Plaza Mirador de San Nicolás, 2, 18010 Granada
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : なし
営業時間 : 24時間常時開放
料金 : 無料
サクロモンテには、北インドから流れてきたロマ族の人たちが迫害を逃れて住んでいた洞窟住居が残されています。
以前はジプシーと呼んでいましたが、差別用語にあたるとされ、現在はロマと言い換えられる傾向にあります。
ちなみに、スペインではジプシーはヒターノ(男性)、ヒターナ(女性)と呼びます。
水害によって住む場所を追われた1963年までは、サクロモンテには約4000人のロマ達が暮らしていたと言われています。
クエバと呼ばれる洞窟は冬には暖かく、夏は涼しいのでグラナダの気候にぴったり。
「サクロモンテ洞窟博物館」では、実際に居住していた12の洞窟住居を見学することができます。
フラメンコの起源は諸説ありますが、アンダルシアに住み着いたロマが、迫害されてきた悲しみや苦しみを歌ったものと、アンダルシアにもともとあった歌や踊りが合わさって生まれたという説が有力だと言われています。
グラナダのロマ達が洞窟に暮らしていた事から生まれた洞窟フラメンコ。
マドリードやバルセロナのタブラオで見るフラメンコとは一味違った、ちょっと泥臭く人間味があるフラメンコが楽しめます。
筆者のおすすめは、洞窟フラメンコの中でも老舗といえる「 クエバス・ロス・タラントス 」。
観光シーズンには予約でいっぱいになるので、早めに公式サイトから予約を入れておきましょう。
もし洞窟フラメンコを鑑賞する予定があるならば、事前にぜひ見ていただきたい映画があります。
「サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ」は、世界的なフラメンコアーティストを輩出した、スペイン・アンダルシア地方にあるサクロモンテ地区の歴史をひも解くドキュメンタリー作品。
伝説のフラメンコ・コミュニティに深く入り込み、激動の時代を生き抜いてきたダンサー、歌い手、ギタリストなどのインタビュー、詩の朗読、そして力強い踊りの数々を通して、大地に根付く魂が紡がれ、代々引き継がれていく様が描かれています。
1492年にグラナダが陥落した後、1523年モスクの跡地に建築が始まり、約180年の歳月をかけて完成を見た「カテドラル」。
ゴシック様式で着工したものの、すぐにルネッサンス様式に変えられ、最終的にはバロック様式で仕上げられています。
年代ごとに建築スタイルが違うので、外観としてはあまり一体感はありませんが、逆に言えば珍しい建物と言えるでしょう。
内部は荘厳な雰囲気で、高さ45mのドーム部分にある中央祭壇は、ステンドグラスや装飾が美しく必見。
カテドラルには欠かせないパイプオルガンが左右対称に2つもあるのは珍しく、またその装飾も見事です。
1492年にコロンブスがアメリカ大陸に到達し、その後迎えるスペインの黄金時代は17世紀まで続きます。
この時代に建てられたカテドラルの内部に金がふんだんに使われているのは、潤沢な資金があったことの象徴と言えるでしょう。
住所 : C. Gran Vía de Colón, 5, 18001 Granada
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +34 958 22 29 59
定休日 : 観光客の訪問ができない祝日等あり
営業時間 : 10:00~18:45(最終入場は18:15) ※日曜は15:00~
料金 : 一般 €5、学生(13~25歳) €3.5、12歳以下は無料
カテドラルのすぐ隣に建てられた「王室礼拝堂」。
1492年、イスラム支配からグラナダを奪回し、国土再征服運動(レコンキスタ)を終わらせた立役者、イザベル女王と夫のフェルナンド。
その偉業を称え、1496年にローマ教皇から「カトリック両王」という称号を与えられています。
王室礼拝堂は、イザベル女王が亡くなった翌年の1505年に建築が始まり、1517年に完成しました。
女王は生前、自分が亡くなっても盛大な葬儀をしたり、立派な墓所を造らずに、そんなお金があれば貧しい教会に寄付するようにという遺言を残しており、逝去後はアルハンブラ宮殿のサンフランシスコ修道院に埋葬されましたが、王室礼拝堂が完成した後に改葬儀されています。
内部にはカトリック両王の棺が並べられ、娘ファナと夫フィリップの棺が置かれ、地下にはカトリック両王の孫にあたるファナとフィリップの息子で、幼くして亡くなったミゲル王子の棺が置かれています。
写真を撮ることはできませんが、美しい彫刻が施された棺や祭壇は見ごたえあり。
また、奥の小部屋には、イサベル女王の王冠や王笏、王家の絵画コレクションなどが展示されているので必見です。
住所 : Calle Oficios, s/n, 18001 Granada
マップ : Googleマップ
アクセス : ヌエバ広場より徒歩5分
電話番号 : +34 958 22 78 48
定休日 : 12月25日、1月1日
営業時間
: 10:00~19:00(最終入場18:30)※日曜は11:00~
料金 : 一般 €5、学生(13~25歳)€3.5、12歳以下は無料
学生の街グラナダには、バックパッカー向けの安宿から、高級ホテルまで様々なタイプのホテルが揃っています。
旧市街にはいわゆる中級ホテルと呼ばれる2つ、3つ星クラスのホテルがありますが、古びたタイプが多く、旅行の楽しい気分が下がってしまうことも…
せっかくならば、グラナダらしい特徴があるホテルに泊まってみませんか?
アルハンブラ宮殿の敷地内に泊まるという特別な体験ができる「パラドール デ グラナダ」。
パラドールとは、古城や宮殿、由緒ある修道院や領主の館など、歴史的に価値の高い建築物を改装したスペイン国営ホテルです。
外観はもちろん、客室も趣があり、ご当地の郷土料理が楽しめるとあって人気があります。
スペイン好きの旅行者の中には、パラドール巡りを旅の目的にしている人もいるほどで、中でもこちらの「パラドール デ グラナダ」は、パラドールの中でも1,2を争うほど人気です。
15世紀に建てられた修道院を改装しているので、華美さはないものの雰囲気たっぷり。
アルハンブラ宮殿内という特別な立地のため、他都市のパラドールより若干高めなのは仕方がないのかもしれません。
客室は全40室。
無料Wi-Fi、薄型テレビ、デスク、セーフティーボックス、ミニバー、コーヒー/ティーメーカー、無料ボトルウォーター、ジェットバス、バスローブ、バスアメニティなど必要な物はしっかり揃っているため安心です。
部屋からの眺望はカテゴリーによって様々なので、予約時にしっかりと確認するようにしましょう。
基本プランは食事がついておらず、朝食と夕食をオプションで付けるスタイルになっています。
周辺にはレストランはないので、夕食はホテルで予約を入れておきましょう。
アンダルシアの伝統的な日替わりメニューを楽しむことができます。
早朝や閉園後ののアルハンブラ宮殿の一部を散歩できるのも、パラドール宿泊の特権。
アルハンブラ宮殿の敷地内と言えども、宮殿内部の見学は有料なので、チケットの事前購入は忘れないようにしてくださいね。
住所 : C. Real de la Alhambra, s/n, 18009 Granada
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +34 958 22 14 40
営業時間 : チェックイン 14:00~/チェックアウト 7:00~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
アルハンブラ宮殿から徒歩約10分、1910年に開業した「ホテル アルハンブラ パレス」。
開業セレモニーには、当時の国王アルフォンソ13世も列席したという格式高い5つ星ホテルです。
歴代スペイン国王をはじめ、世界の政界人、ハリウッドスターなどもグラナダ滞在時には宿泊するんだとか。
アルハンブラ宮殿がある同じ丘に建ち、眼下にはグラナダの街が広がります。
館内はアルハンブラ宮殿を思わせるような造りで、細かなディティールまでこだわりが感じられる美しさ。
なんといっても、ロビーラウンジやレストランなどからの眺望が抜群なので、観光から戻ってゆっくりとした時間を過ごすのに最適です。
客室は全108室。
シティービューとパークビューがあり、シティービューがグラナダ市街を見渡せるためおすすめです。
パークビューは、アルハンブラ宮殿がある側ですが、宮殿自体は見えるわけではなく、木々が見えるだけなのでお間違えのないように。
住所 : Pl. Arquitecto García de Paredes, 1, 18009 Granada
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +34 958 22 14 68
営業時間 : チェックイン 14:00~/チェックアウト ~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
16世紀のサンタパウラ修道院を改装した「ホテル・パラシオ・デ・サンタ・パウラ、オートグラフ コレクション」は、グラナダの5つ星ホテルの中でも、最高級にランクされている人気ホテルです。
街の中心であるグランビア通りに位置しているので、どこに行くにも便利。
館内は修道院の前身である12世紀の邸宅部分と、修道院の部分、そしてホテルに改装された時に造られた新しい部分が上手く融合された造りになっています。
ロビーを抜けると修道院時代の中庭があり、ずらりと並んだアーチが圧巻です。
客室は全75室で、シンプルでモダンなデザインで統一されています。
無料Wi-Fi、プラズマテレビ、デスク、ミニバー、電気ケトル、ネスプレッソマシン、無料ボトルウォーター、バスローブ、デザイナーズバスアメニティ、スリッパなど必要な物はしっかりと揃えられています。
スタンダードタイプは、写真のようなシンプルなタイプですが、スーペリアやジュニアスイートは、修道院の天井や梁を利用したデザインで雰囲気があります。
ホテル予約サイトでチェックして、お好みのタイプの部屋を選んでください。
5つ星ホテルらしく、スタッフの方々の対応、サービスも丁寧で親切だと評判が良いので、初めての海外旅行という方にもおすすめです。
住所 : C. Gran Vía de Colón, 31, 18001 Granada
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +34 958 80 57 40
営業時間 : チェックイン 15:00~/チェックアウト ~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com Trip.com
グラナダのおすすめ観光スポットとホテルをご紹介しました。
希望の日にアルハンブラ宮殿の予約が取れるかどうかが大切なので、グラナダ旅行の日程が決まったら、真っ先に予約を入れるようにしてくださいね。
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最終更新日 : 2023/06/07
公開日 : 2023/06/07