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パエリア発祥の地!スペイン地中海の街・バレンシアのおすすめ観光スポット16選





皆さんはバレンシアと聞いて何を思い浮かべますか?

バレンシアの火祭り、オレンジ、パエリア、陶器、サッカー好きならバレンシアCF、建築系なら芸術科学都市などでしょうか。
日本からの旅行者数はまだそう多くはありませんが、バルセロナやマドリードからのアクセスも良く、一度は訪れて頂きたい魅力的な街です。

本記事ではバレンシア定番の観光スポットを、火祭りやパエリアについての解説も加えて詳しく取り上げます。
スペイン旅行の候補地の1つに、ぜひバレンシアを入れてください!

【目次】パエリア発祥の地!スペイン地中海の街・バレンシアのおすすめ観光スポット16選

 

バレンシアに行く前に知っておきたいこと

1. セラーノスの塔(Porta de Serrans)

2. バレンシア大聖堂(catedral de valencia)

3. ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ(la Lonja de la Seda)

4. バレンシア中央市場(Mercado Central)

5. コロン市場(Mercado de Colón)

6. バレンシア北駅(Estación del Norte)

7. バレンシア闘牛場(Plaza de Toros de Valencia)

8. 聖ニコラス教会(Iglesia Parroquial de San Nicolas)

9. バレンシア市役所(Ayuntamiento de Valencia)

11. 芸術科学都市(Ciudad de las Artes y las Ciencias)

12. フェリペ王子科学博物館(Museo de las Ciencias Príncipe Felipe)

13. オセアノグラフィック水族館(Oceanogràfic)

14. レミスフェリック(L'Hemisfèric)

15.バレンシアでパエリアを食べよう!

16. 火祭り博物館(Museo Fallero)

 

 


バレンシアに行く前に知っておきたいこと

 

 

スペイン第3の都市であるバレンシア。

地中海に面し、地中海性気候のため、雨が少なく年間300日以上が晴れという太陽が良く似合う街です。

地図をご覧いただくと分かるように、バルセロナからもマドリードからもアクセス便利な場所に位置しています。

 

バレンシアが一番賑やかになるのは、何といっても3月15日から19日まで開催されるサン・ホセの火祭り、通称バレンシアの火祭り。

人口80万人のこの街に国内外から約100万人もの人がやってくるというスペイン三大祭りの一つです。

 

バレンシアでバレンシアオレンジを食べる?

 

バレンシアオレンジ

 

バルセロナ方面から列車やバスで地中海沿いを走ると、バレンシアに近づくにつれて増えてくるのがオレンジ畑です。

よく見るとオレンジだけではなく、レモンやみかん(マンダリン)がたわわに実り、バレンシアが近づいてきたと感じる時間でもあります。

 

近年では、オレンジよりも手間がかからない柿やザクロの栽培も増え、なんと柿の生産量は、中国・韓国に次いで世界で3位!

ちなみに、日本は4位です。

 

実は「バレンシアオレンジ」という品種はカリフォルニア原産で、バレンシアには存在しません。

カリフォルニアでオレンジの栽培に成功したスペイン人が、母国のバレンシア産のオレンジに似ていることから名付けたのだそう。

 

でもご安心ください。

バレンシアの特産はオレンジということに間違いはないので、滞在中にオレンジを食べたり、搾りたてのジュースを飲むチャンスはいくらでもあり、とっても美味しいです。

 

スペイン語とバレンシア語

 

 

バレンシア州の公用語は、スペイン語とバレンシア語。

このバレンシア語が、バルセロナなどのカタルーニャ地方で話されているカタルーニャ語の方言なのか、バレンシア語という独立したものなのかというのは永遠のテーマのように論争の的となっています。

 

スペイン内戦の時代にはスペイン語以外の教育は禁止されていたので、バスク地方のバスク語、カタルーニャ地方のカタルーニャ語、ガリシア地方のガリシア語などは公に使用することができませんでした。

その反動もあってなのか、バレンシア州の州立学校では、学校教育をバレンシア語で行う所が多く、バレンシア語を継承させて、スペイン語との両立を目標としているようです。

街の看板もご覧の通り、上がスペイン語で下がバレンシア語で表記されています。

 

スペイン三大祭りのサン・ホセの火祭り

 

 

バレンシアの守護聖人サン・ホセの日(3月19日)を祝うための祭り「サン・ホセの祭り」は、パンプローナの牛追い祭り、セビージャの春祭りと並びスペイン三大祭りと言われています。

毎年3月15日に始まり、3月19日がクライマックス。

 

バレンシアには400程の火祭りのグループがあり、各グループが火祭りに出すファジェスと呼ばれる張子の人形を作成します。

グループの規模によって人形の大きさは様々ですが、30m近い大作も登場し、祭りのスタートである3月15日中には各指定の場所に設置されます。

その数は600体とも800体とも言われ、街のあちこちに設置されるので、期間中は街を歩けばいくらでも人形を目の前で見ることが出来ます。

 

 

イルミネーションが輝き、花火が行われ、豪華な伝統衣装に身を包んだファジェロ達がパレードを行ない、爆竹が鳴らされる。

お祭り期間中はあちこちに屋台が出るのも楽しみの一つ。

そんな賑やかな祭りの最終日には、街に飾られていた人形が次々に燃やされていきます。

夜の10時にスタートし、時間差で燃やされていき、夜中の1時に市役所前の一番大きな人形が燃やされて火祭りが幕を閉じます。

 

市役所前の広場には、クライマックスの大火事(のように見える)を見ようと早くから人が集まり場所取りをしています。

筆者は市役所ではなく、少し離れた場所の中規模の人形が燃やされるの見ましたが、火の粉が飛んできて熱風もすごくて十分迫力がありました。

点火時からちゃんと消防車がスタンバイしているのを見て安心。

周辺に燃え広がらないように、ある程度焼けたら水をかけてしっかりと消しているので、火事の心配もありません。

 

バレンシアへのアクセス

 

スペイン国鉄

 

日本からスペインへは、イベリア航空が成田~マドリード間の直行便を週5便運航しています。

バレンシアへはマドリードから国内線で乗り継ぎできますが、マドリード滞在のあと長距離バスか列車で移動するのが一般的でしょう。

 

マドリード滞在が不要ならば、ちょっと裏技的ですが、ヨーロッパ各地(例えばオランダ航空でアムステルダム)からLCCでバレンシアに直接入る方法もあり、格安航空券が見つかるチャンスもあります。

 

バルセロナから

 

列車:

Euromed(特急)で約3時間
Talgo(急行)で約3時間半
R.express(急行・各停)で約5時間

バス:  ALSA社 約4時間半 1日10便程度

 

マドリードから

 

列車:

AVE(新幹線)で約1時間45分
Intercity(特急)で約2時間15分
ALVIA(特急)で約2時間
Regional(各停)で6~7時間半

バス:  avanza社 約4時間15分 1日10便程度

 

時間短縮でいうとやはり列車の旅がおすすめ。

まずはスペイン鉄道  RENFE   のサイトでスケジュールをチェックしましょう。

列車の種類によってバレンシアでの到着駅が違うので気を付けてください。

 

 

1. セラーノスの塔(Porta de Serrans)

 

さあ、いよいよバレンシア観光のスタートです。

 

 

中世ヨーロッパの多くの街がそうだったように、バレンシアの街も城壁でぐるりと囲まれていました。

このセラーノスの塔は14世紀後半につくられた街の北側の門。

19世紀の頃、人口増加に伴い街が拡大したことで、城壁や他のいくつかの門は取り壊され、現在はこのセラーノスの塔と、街の西側の見張り塔であったクアルトの塔が残されています。

 

有料ですが、塔の上に登ることができるので、ぜひ上からバレンシアの旧市街、新市街を眺めてみてください。

塔自体の装飾が外側と内側が全く違うのも面白いのでお見逃しなく。

 

セラーノスの塔の観光情報

 

 

住所 :Plaza Fueros s/n 46003 Valencia

定休日 :1月1日、1月6日、5月1日、12月25日

営業時間 :月曜日~土曜日9:30~19:00 日曜日・祝日9:30~15:00

料金 :2ユーロ

 

 


2. バレンシア大聖堂(catedral de valencia)

 

バレンシア大聖堂

 

バレンシア旧市街の中心となるレイナ広場に面して建つのが、バレンシアの大聖堂です。

イスラム統治時代にはモスクとして使用されていた場所に、13世紀半ばから14世紀末にかけて全体が作られ、後に何度も修復や拡張などが行われ、最終的に完成したのは18世紀でした。

 

長い年月をかけて建てられているため、時代を反映してロマネスク様式、ゴシック様式、バロック様式などの建築様式が入り混じっているのが素人目にも分かるほど。

大聖堂への門は、正面入口の他に、南側にパラウ門、北側に使徒の門と3つありますが、全て建築年代が違い様式が違うのでチェックしてみてください。

 

ミゲレテの塔

 

大聖堂の隣に建つ高さ63mの八角形の塔は、ミゲレテの塔と呼ばれる鐘楼です。

高さ50m地点にある展望所までは207段の石段を登っていかなければなりません。

 

旧市街では一番高い場所となるので、元気のある方は頑張って登ってみましょう。

展望所からは写真のようにバレンシアの街が一望できるので、街の雰囲気を掴むためにも、観光のスタートに(まだ元気があるうちに)登るのがおすすめです。

急な石段のらせん階段なので、スニーカーで行くのが望ましいです。

 

バレンシア大聖堂の観光情報

 

 

住所 :Plaza Almoina, s/n 46003 València

電話番号 :96391812

定休日 :無休

営業時間 :

大聖堂:10:00~18:30  日曜・祝日14:00~18:30
ミゲレテの塔:4月~10月10:00~19:30
   11月~3月(月~金)10:00~18:30(土)10:00~19:00  (日)10:00~13:00 17:30~19:00

料金 :

大聖堂8ユーロ(オーディオガイド付き)
ミゲレテの塔2ユーロ

公式URL :  バレンシア大聖堂

 

 

3. ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ(la Lonja de la Seda)

 

 

バレンシア中央市場からすぐ、ひときわ目立つ石造りの建物が15世紀の絹の取引所「ラ・ロンハ」です。

当時バレンシアは地中海に面した街という地の利を活かし、交易都市として栄え、絹を中心に様々な商品が集められ取引が行われていました。

 

分厚い壁、塔、銃眼を備えたまるでお城のような立派な建物は、当時のバレンシアの経済力を表しています。

1996年に世界遺産に登録され、現在は展示会やイベントに使用されています。

 

 

絹取引の契約時に使われていた「契約の広間」は、高い天井にらせん状に伸びる8本の柱が印象的。

オレンジの中庭を通り、階段を上がると「海洋領事の広間」に続きます。

 

上を見上げると、40年近くかけて作られた美しい金色の格間天井があり、神話、植物、星座、戦争などの関した場面と670人もの登場人物が描かれています。

意外にがらんとした建物で、見どころは少ないのですが、バレンシア唯一の世界遺産なので、バレンシア中央市場と合わせて見学してみてください。

 

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダの観光情報

 

 

住所 :Carrer de la Llotja, 2, 46001 València

電話番号 :962084153

定休日 :1月1日、1月6日、5月1日、12月25日

営業時間 :月曜日~土曜日 9:30~19:00 日曜日・祝日 9:30~15:00

料金 :2ユーロ

公式URL :  ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

 

 


4. バレンシア中央市場(Mercado Central)

 

 

食に興味がある方は、一度は覗いてみるべきなのがバレンシアの中央市場です。

1928年オープンという歴史のある建物は、当時の流行であったモデルニズモ様式(フランスのアールヌーボーのようなスタイル)で、高い天井に美しい曲線や繊細なタイルの装飾など美しいの一言に尽きます。

 

スペインではどの町の市場も活気があり、庶民の台所感が強いのですが、観光客でもしっかり楽しめます。

旅行中に肉や魚を買うのは無理でも、新鮮な果物なら量り売りで1個から買えるので、ぜひ挑戦してみてください。

 

名産のオレンジはもちろんですが、柿もおすすめ。

スペインでも柿はKAKIで、超がつくほどの完熟が売られているので、上をカットしてスプーンですくって食べるのがスペイン流。

 

 

また、バレンシア中央市場内で大人気のバルでの朝食やおやつはいかがでしょうか。

バレンシアのミシュラン星付きレストランのオーナーシェフ、リカルド・カマレナがプロデュースする「セントラル・バル」。

2011年のオープン以来、常に大勢の人で賑わっています。

 

朝早い時間帯はトルティージャ(オムレツ)など簡単な物のみですが、朝のおやつAlmuerzo(アルムエルソ)の時間になると、タラのコロッケやイワシといったおつまみタパスから、バゲットのサンドイッチ、ボカディージョなどを食べることが出来ます。

混んでいても、このスタイルのバルで長居する人はいないので、少し待てば大丈夫です。

ミシュランシェフのこだわりのタパスやサンドイッチを是非味わってみてください。

 

ちなみに、ほとんどのスペイン人は朝食Desayunno(デサジューノ)はコーヒーだけや、食べてもトーストやシリアル程度。

10時~11時頃に小腹が空くので、朝のおやつタイムAlmuerzo(アルムエルソ)にサンドイッチなどの軽食を頂きます。

 

一日のメインの食事とも言えるランチComida(コミダ)が大体2時頃から。

仕事帰りには、おやつMerienda(メリエンダ)として甘い物を食べたり、ちょっと一杯とおつまみなど。

 

そして、家に帰って夕食Cena(セナ)が始まるのは家庭でも9時頃からで、お昼にしっかり食べた場合はサラダやおつまみなどで済ます人も多いです。

よくスペイン人は1日5回食事をすると言われますが、5回ともがっつりと食べているという訳ではありません。

 

バレンシア中央市場

 

中央市場の中には約300店舗もあり、バレンシアらしいお土産を売る店もあり見ていて飽きることがありません。

市場の周りにも出店があり、筆者はこのお店でパエリア用の平底鍋を買ったことがあります。

 

ご覧の通りサイズも様々で、ミニサイズなら飾りにもなりお土産におすすめです。

オレンジの木で作られたキッチングッズも珍しいし軽いので、お土産向きと言えます。

 

バレンシア中央市場の営業時間は朝7時頃からで、15時頃には店じまいが始まります。

また、日曜日は休みなので気を付けてください。

 

バレンシア中央市場の観光情報

 

 

住所 :Plaza Ciudad de Brujas, s/n, 46001 València

電話番号 :963829101

定休日 :日曜日&不定休

営業時間 :月曜日~土曜日7:00~15:00

公式URL :  バレンシア中央市場

 

 

5. コロン市場(Mercado de Colón)

 

 

バレンシアの旧市街には、もう一つ有名な市場であるコロン市場があります。

オープンしたのは1916年と、中央市場より少し前ですが、同じくモデルニズモのスタイルで、正面玄関の美しいモザイクが有名。

 

モザイクは、バレンシアの伝統的な衣装を着た女性の姿や、バレンシアらしいオレンジがモチーフになっています。

1985年に閉鎖されたままになっていたものを改装し、2003年にカフェやレストランが入ったおしゃれスペースに生まれ変わりました。

 

 

コロン市場でのおすすめは、「オルチャータ」を飲むこと。

オルチャータとはカヤツリグサの地下茎から作った飲み物で、バレンシアのアルボラヤが特産地です。

 

バルセロナでも置いている店はありますが、やはりオルチャータと言えばバレンシア。

砂糖やハチミツで甘くするのが一般的ですが、甘さ控えめタイプも可能、ファルトンと言う細長い甘い菓子パンを浸して食べるのがスペイン人のお気に入りです。

 

コロン市場では、オルチャータ専門店の老舗ダニエルの他、数店で飲むことが出来るので未体験の方はぜひ。

ちょっと青臭い感じのアーモンド?豆乳?なかなか表現が難しいですが、ちょっとクセになる味かもしれません。

このダニエル、アルボラヤに本店があり、夏の週末になると地元の人が行列を作るほどの人気です。

 

コロン市場の観光情報

 

 

住所 :Jorge Juan, 19, 46004. València

電話番号 :9633711 01

定休日 :日曜日

営業時間 :月~木7:30~2:00 金・土 7:30~3:00

公式URL :  コロン市場

 

 


6. バレンシア北駅(Estación del Norte)

 

 

バレンシア市の中心地にあるバレンシア北駅。

バレンシア出身の建築家デメトリオ・リベス・マルコが手がけた建築で、1906年に着工され、1917年に完成したモデルニズモ様式の美しい駅舎です。

知らないと宮殿か博物館か?と思うような素敵な外観で、バレンシアのオレンジや花々をモチーフにしたモザイクや陶器で飾られています。

 

では、駅の中に入ってみましょう。

ヨーロッパの殆どの駅は切符が無くてもホームまで行く事が出来るので思う存分駅見学ができます。

 

 

壁と天井が絵タイルで覆われている部屋に入ってみてください。

パエリア発祥の地と言われるアルブエラ湖の水田地帯の農家や、バレンシア大聖堂のミゲレテの塔、バレンシアの伝統的な衣装を着た女性たちなどが描かれています。

色合いもデザインも何ともレトロ可愛くて見ていて飽きません。

 

 

こちらはクラッシックな雰囲気が素敵なチケット窓口。

木が多用され、高い天井は陶器で装飾されています。

ところどころにコロンとした陶器製のオレンジが装飾されているので、探してみてください。

 

バレンシア市にはこの北駅と、新しいホアキン・ソロージャ駅の2つがあります。

マドリード行きの新幹線AVEはホアキン・ソロージャ駅発着、バルセロナからの列車はTALGOなら北駅発着、EUROMEDならホアキン・ソロージャ駅発着と、列車によって発着駅が違うので、間違えないように気を付けてください。

 

バレンシア北駅の観光情報

 

 

住所 : Calle de Játiva,València

 

 

7. バレンシア闘牛場(Plaza de Toros de Valencia)

 

 

バレンシア北駅のすぐお隣、目をひくローマのコロッセオのような外観を持つバレンシア闘牛場。

バレンシアの守護聖人サン・ジョゼップを祝う祭りは「バレンシアの火祭り」として知られており、お祭りの期間中にはここで毎日闘牛が開催されています。

 

このバレンシアの闘牛がスペインにおける闘牛シーズンのスタートとなり、マドリードとセビージャでは毎週週末のいずれかの日に闘牛が行われ、その他の闘牛場を有する街では、その街のお祭りの時期に数日のみ開催されています。

10月にサラゴサで行われるピラール祭りでシーズンを終えます。

 

スペインの国技でありながら、動物愛護的観点から反対を唱える人も多く、闘牛観戦をする人はどんどん減少しています。

現にバルセロナでは闘牛は禁止になっており、バレンシアでも反対のデモが盛んに行われています。

バレンシアの闘牛場は特に見学ツアーは行われていないので、外観のみになりますが、前述のバレンシア北駅と合わせて訪れてみましょう。

 

バレンシア闘牛場の観光情報

 

 

住所 :Carrer de Xàtiva, 28, 46004 València

 

 


8. 聖ニコラス教会(Iglesia Parroquial de San Nicolas)

 

 

一見するとスペインの街角にある普通の教会に見える、聖ニコラス教会。

15世紀のゴシック様式の外観で、内部には17世紀のバロック様式の装飾が施されているのですが、天井一面に描かれていたフレスコ画は損傷がひどかったため、19世紀に入り他の絵で覆い隠されてしまいました。

 

オリジナルのフレスコ画を復活させようと専門家たちが集まり修復プロジェクトが稼働。

30名の専門家たちによる修復は3年にも及び、2016年にようやく完成し公開されるようになりました。

 

 

全長200m、総面積が1904平方mのフレスコ画の修復は緻密な作業の繰り返しで、汚れを落とす際には日本の和紙が使われたそう。

フラッシュをたかなければ写真撮影も可能(変更の可能性があるので現地で確認してください)です。

輝きを取り戻したフレスコ画を一目見ようと人々が訪れるようになり、バレンシアの新たな観光スポットになりました。

 

聖ニコラス教会の観光情報

 

 

住所 :Carrer dels Cavallers, 35, 46001 València

電話番号 :963913317

定休日 :月曜日

営業時間 :火~金10:30~19:00、土10:30~18:30、日11:30~19:00

料金 :5.5ユーロ(英語・スペイン語のオーディオガイド付き)

公式URL :  聖ニコラス教会

 

 

9. バレンシア市役所(Ayuntamiento de Valencia)

 

バレンシア市役所

 

バレンシア北駅からまっすぐのびる道を旧市街に向かって歩くと、しばらくして左手に立派な建物が見えてきたら、それが市役所です。

バレンシアお得意のモデルニズモ様式の印象的な建物の中、どんな感じなのか気になりますよね。

 

市役所なので、誰もが中に入ることが出来るのは当たり前、堂々と中を見に行きましょう。

最初のホールの上にある大きなステンドグラスの中央には、バレンシア市の紋章がデザインされています。

豪華なボヘミアングラスのシャンデリアが2つ天井から吊り下げられているガラスの間は、豪華な雰囲気に圧倒されます。

 

また、市役所の正面に向かって右手には 観光案内所 が入っているので、各種ツアーの申し込みや、チケットの購入が出来ます。

旅の記念にバレンシアの地図を貰って、お得な情報を集めてみてはいかがでしょうか。

 

市役所の前の広場には、クリスマスシーズンにはツリーが建てられ、アイススケートリンクやメリーゴーランドも登場して雰囲気抜群です。

 

バレンシア市役所の観光情報

 

 

住所:Plaza del Ayuntaminento, 1 46002 Valencia

公式URL:  バレンシア市役所

 

 

10. 国立陶器博物館(Museo Nacional de Ceramica)

 

 

正式名称は「ゴンサーレス・マルティ国立陶器・装飾芸術博物館」。

印象的な建物は、旧ドス・アグアス侯爵宮殿で、もともとはゴシック建築で建てられましたが、18世紀中頃にバロック様式に建て替えられました。

 

度重なる改装によって、ロココ様式、新古典主義様式などが入り混じっています。

1941年に国の重要文化財に指定され、のちに国によって買い上げられ、マヌエル・ゴンサーレス・マルティの磁器コレクションの寄贈を受けて国立の博物館として1954年に開館しました。

 


スペインを旅しているとあちこちで可愛らしい陶器や絵タイルを見かけます。

ホテルのインテリアだったり、レストランの食器、様々な観光スポットの装飾、そしてお土産品にも陶器がいっぱい。

バレンシア州には、中世の時代からパテルナ、マニセス、アルコラといった陶器の産地があり、国立陶器博物館では、これら地元の陶器類をはじめ、紀元前から現代までの国内外の陶器類が約5000点展示されています。

 

地上階には豪華なロココ調の二頭立て馬車が展示され、1階にはドス・アグアス侯爵の私室や舞踏場、赤壁の部屋などがあり、当時の富裕層の暮らしを垣間見ることができます。

2階部分が陶磁器のコレクションで、陶器で覆われたバレンシアの伝統的な台所のレプリカが人気。

順路の最後にはあのピカソがマヌエル・ゴンサーレス・マルティに寄贈したという陶器の作品が展示されているのでお見逃しなく。

 

国立陶器博物館の観光情報

 

 

住所 :Calle Poeta Querol 2, 46002 Valencia

定休日 :毎週月曜、1月1日、5月1日、12月24日、25日、31日、その他年に祝日2日

営業時間 :火~土 10:00~14:00、16:00~20:00、日祝 10:00~14:00

料金 :3ユーロ 18歳未満、65歳以上無料

公式URL :  国立陶器博物館

 

 

11. 芸術科学都市(Ciudad de las Artes y las Ciencias)

 

芸術科学都市

 

バレンシアの旧市街からはバスで15分ほど、目に飛び込んでくるのはまるで近未来都市?ファンタジーの世界?

ジョージ・クルーニーが初めて出演したディズニー映画「トゥモローランド」のロケ地に使用されています。

 

1957年、バレンシアの街の中を流れていたトゥリア川が決壊し洪水となり甚大な被害を及ぼしました。

そのため、運河を作りトゥリア川の流れを変えて、街の中を通らないように新たな川床を作ったのです。

 

そして、元の川床の部分は埋め立てられて整備され公園になりました。

この公園内にに10年の歳月をかけて造られ、2006年にオープンしたのが「芸術科学都市」です。

 

建物の大部分は、バレンシア生まれの建築家サンティアゴ・カラトラバが手がけたもの。

オペラハウス、プラネタリウム、水族館、映画館、科学博物館などユニークな造形の6つの現代建築が並びます。

オープンから10年以上が経ち、今ではすっかりバレンシア市民の憩いの場所であり自慢のスポットとなっているので、ぜひ時間を作って足を運んでみてください。

 

芸術科学都市の観光情報

 

 

住所 :Ciudad de las Artes y de las Ciencias, Av Profesor López Piñero, 7, 46013 Valencia

アクセス :15/25/35/95番バス Professor López Piñeroで下車

電話番号 :902100031

定休日 :施設により異なる

営業時間 :施設により異なる

料金 :施設により異なる

公式URL :  芸術科学都市


 

12. フェリペ王子科学博物館(Museo de las Ciencias Príncipe Felipe)

 

フェリペ王子科学博物館

 

芸術科学都市の中でおすすめの見どころをいくつかご紹介します。

まずは、現スペイン国王であるフェリペ6世が、皇太子時代であるにオープンした「フェリペ王子科学博物館」。

 

「フェリペ王子科学博物館」は展示物に触らないことが禁じられている、という完全参加型の科学博物館です。

250m×110m、高さが33mという巨大な建物の外観はまるで動物の骨格のようです。

展示の種類は100種類以上で、その大半が対話形式。

ヒヨコが孵化する様子を展示していたり、人間の水分量を計測する装置があったりと、大人も子供も楽しみながら見学することができます。

 

フェリペ王子科学博物館の観光情報

 

 

住所 :Ciudad de las Artes y de las Ciencias, Av Profesor López Piñero, 7, 46013 Valencia

営業時間 :10:00~19:00

公式URL :  フェリペ王子科学博物館

 

 

13. オセアノグラフィック水族館(Oceanogràfic)

 

 

2002年にオープンした、ヨーロッパ最大級の水族館「オセアノグラフィック」。

この建物のみ、バレンシアの建築家サンティアゴ・カラトラバではなく、マドリード出身のフェリックス・キャンデラのデザインによるものです。

 

1996年から建築が始まりましたが、1997年に87歳で亡くなっているので、彼の最後の作品となりました。

約8万平方キロという広大な敷地には、10個のパビリオンがあり、500種類以上の海の生き物が飼育されています。

 

日本にはレベルの高い水族館がたくさんあるため、展示方法は珍しく感じないかもしれませんが、海の生き物が好きな方や家族連れにはおすすめです。

水槽に囲まれてお食事ができるレストランもあり、こちらは入場券無しで入ることが出来ます。

入場チケットは事前にネット購入する方がややお得で、様々なコンビネーションチケットもあるので公式URLから確認して下さいね。

 

オセアノグラフィック水族館の観光情報

 

 

住所 :

Ciutat de les Arts i de les Ciències
Carrer d'Eduardo Primo Yúfera, 1B, 46013 València

電話番号 :960470647

定休日 :不定休

営業時間 :10:00~20:00

公式URL :  オセアノグラフィック水族館

 

 

14. レミスフェリック(L'Hemisfèric)

 

レミスフェリック

 

芸術科学都市の中で一番最初となる1998年4月にオープンしたのが「レミスフェリック」です。

人間のまぶたを象った建物の中には、プラネタリウム、IMAX、レーザー光線ショーの施設があり、あらゆるハイテクノロジーが駆使されています。

 

直径24mの半球型の巨大スクリーンに映し出される映像は迫力満点。

プラネタリウムやIMAXの上映内容、スケジュールは公式URLから確認してください。

 

レミスフェリックの観光情報

 

住所 :Av. del Professor López Piñero, 3, 46013 València

電話番号 : 9619746 86

営業時間 :9:00~20:00

公式URL :  レミスフェリック

 

 

15.バレンシアでパエリアを食べよう!

 

 

日本での知名度も抜群のスペイン料理と言えばパエリアですよね。

パエリアはスペイン1の米どころであるバレンシア州の郷土料理で、9世紀にスペインに稲作をもたらしたアラブ人が作っていた料理がもとになっています。

 

バレンシアのパエリアと言えば、パエリア・バレンシアーナ。

チキン、ウサギ肉、さやいんげん、白いんげんが基本の具材で、季節によってお店によってカタツムリ、パプリカ、アーティチョークなどが入ります。

 

観光客だけではなく、地元の人にも人気があるレストランでは、パエリアはランチのみ提供で、前日の予約が必要。

お目当てのレストランが決まればすぐに予約、パエリア・バレンシアーナが食べたい旨もしっかり伝えましょう。

予約に自信がなければ、宿泊ホテルのフロントでお願いすると安心です。

 

ナバロ(Restaurante Navarro)

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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バレンシアのレストランは、どこもレベルが高くあまりハズレはないのですが、中でも旅行者が利用しやすくおすすめのお店をご紹介します。

良いポイントは、バレンシア北駅から徒歩5分もかからないロケーション、通常2人前からのパエリアが1人前でもOK、店員さんがフレンドリーで旅行者にも慣れている、そしてパエリア・バレンシアーナの評判が良い。

当然人気店なので予約は必須です。

 

パエリア・バレンシアーナも要予約なので、前日までにしっかり予約を入れておきましょう。

前菜を見ると、あれこれ食べたくなりますが、パエリアはかなりボリューミーな上に油っこいので筆者のおすすめはシンプルにサラダ。

以前は日曜日も営業していましたが、公式サイトによると日曜はお休みになり、ランチ営業のみになっているため、現地で再確認してください。

 

Restaurante Navarroの観光情報

 

 

住所 :Calle del Arzobispo Mayoral, 5, 46002 València

電話番号 :963 52 96 23

定休日 :日曜日

営業時間 :13:00~16:00

公式URL :  Restaurante Navarro

 

 

16. 火祭り博物館(Museo Fallero)

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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冒頭でご紹介したサンホセの火祭り。

街中に設置されるファジャと呼ばれる人形は、各グループの力作ばかりです。

2月から祭りのスタート日の日中まで、小さい物なら全部、大きい物なら一部分が会場に運ばれ、人形のコンクールが開催されます。

 

毎年人形はその年の時事ネタやスポーツ、映画、外国の有名人などをモチーフにした物が多く見ていて飽きません。

ぐるりと見て周ったら、お楽しみはお気に入りの人形への一票で、観光客でも一票を投じることができます。

このコンクールで1位になった人形は最終日に燃やされること無く殿堂入り、つまり火祭り博物館に飾られることになります。

 

火祭り博物館では、1934年から歴代の1位になった人形がずらりと飾られています。

火祭りに訪れた方はもちろんのこと、火祭りには日程が合わなかった方も、人形を見るだけでも興味深いのでぜひ足を運んでみてください。

 

火祭り博物館の観光情報

 

住所 :Plaza Monteolivete 4,València

電話番号 :963525478

定休日 :1月1日、1月6日、5月1日、12月25日

営業時間 :10:00~19:00 日曜~14:00

料金 :2ユーロ

公式URL :  火祭り博物館

 

 

トマティーナ

 

最後にご紹介するのは、バレンシア郊外のブニョールの街で開かれるちょっと変わったお祭りです。

バレンシアを基点にして訪れる方がほとんどなので、合わせて紹介しておきます。

 

 

スペイン各地で行われるお祭りは宗教的行事か、収穫祭などがほとんど。

ただ、バレンシア市から西へ40キロのブニョールの街で開催される「La Tomatina」は例外で、単にトマトを投げて楽しむ祭りなのです。

 

トマティーナの開催日は8月の最終水曜日。

この日のために用意された規格外で廃棄処分になるトマト150トンがトラックで到着し、何もかもが真っ赤に染まるトマト投げが始まります。

決められた時間は1時間のみで、頭の先からつま先までが真っ赤なトマトに染まるというクレージーなお祭り。

 

メディアで取り上げられるようになり、日本からも参加する人が増え続けています。

以前は誰でも参加できましたが、人数が増えすぎると危険ということで、現在は有料で事前にチケット購入が必要となっています。

世界中から4万人以上もの人が集まるため、この日のバレンシアの宿の確保は困難になるので気を付けてください。

 

※公式サイト:  ラ・トマティーナ

 

 

まだバルセロナやマドリードに比べるとまだ訪れる人が少ないバレンシア。

マドリードやバルセロナからのアクセスも良く、スペインリピーターの方には一度は訪れて頂きたい魅力的な街です。

チャンスがあれば、ぜひサン・ホセの火祭り(3月15日~19日)に訪れてくださいね!


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