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パエリア発祥の地!スペイン地中海の街・バレンシアのおすすめ観光スポット16選





皆さんはバレンシアと聞いて何を思い浮かべますか?

バレンシアの火祭り、オレンジ、パエリア、陶器、サッカー好きならバレンシアCF、建築系なら芸術科学都市などでしょうか。
日本からの旅行者数はまだそう多くはありませんが、バルセロナやマドリードからのアクセスも良く、一度は訪れて頂きたい魅力的な街です。

本記事ではバレンシア定番の観光スポットやおすすめホテルを、火祭りやパエリアについての解説も交えて詳しく取り上げます。
スペイン旅行・観光の候補地の1つに、ぜひバレンシアを入れてください♪

本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。


【目次】パエリア発祥の地!スペイン地中海の街・バレンシアのおすすめ観光スポット16選

 

バレンシアに行く前に知っておきたいこと

バレンシアでバレンシアオレンジを食べる?

スペイン語とバレンシア語

スペイン三大祭りのサン・ホセの火祭り

バレンシアへのアクセス

バレンシア旧市街のおすすめ観光スポット

1. セラーノスの塔(Porta de Serrans)

2. バレンシア大聖堂(catedral de valencia)

3. ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ(la Lonja de la Seda)

4. バレンシア中央市場(Mercado Central)

5. コロン市場(Mercado de Colón)

6. 聖ニコラス教会(Iglesia Parroquial de San Nicolas)

7. バレンシア市役所(Ayuntamiento de Valencia)

8. 国立陶器博物館(Museo Nacional de Ceramica)

バレンシア新市街のおすすめ観光スポット

1. バレンシア北駅(Estación del Norte)

2. バレンシア闘牛場(Plaza de Toros de Valencia)

3. 芸術科学都市(Ciudad de las Artes y las Ciencias)

4. フェリペ王子科学博物館(Museo de las Ciencias Príncipe Felipe)

5. オセアノグラフィック水族館(Oceanogràfic)

6. レミスフェリック(L'Hemisfèric)

7. 火祭り博物館(Museo Fallero)

トマティーナ

バレンシアでパエリアを食べよう!

ナバロ(Restaurante Navarr)

バレンシアのおすすめホテル

1. ホテル・オスペス・パラウ・デ・ラ・マール(Hotel Hospes Palau de la Mar)

2. ヴィンチ リス ホテル(Vincci Lys Hotel)

3. ホテル ラス アレナス バルネリオ リゾート(Hotel Las Arenas Balneario Resort)

 

 

バレンシアに行く前に知っておきたいこと

 

 

スペイン第3の都市であるバレンシア。

地中海に面し、地中海性気候のため、雨が少なく年間300日以上が晴れという太陽が良く似合う街です。

地図をご覧いただくと分かるように、バルセロナからもマドリードからもアクセス便利な場所に位置しています。

 

バレンシアが一番賑やかになるのは、何といっても3月15日から19日まで開催されるサン・ホセの火祭り、通称バレンシアの火祭り。

人口80万人のこの街に国内外から約100万人もの人がやってくるというスペイン三大祭りの一つです。

 

バレンシアでバレンシアオレンジを食べる?

 

バレンシアオレンジ

 

バルセロナ方面から列車やバスで地中海沿いを走ると、バレンシアに近付くに連れて増えてくるのがオレンジ畑です。

よく見るとオレンジだけではなく、レモンやみかん(マンダリン)がたわわに実り、バレンシアが近付いてきたと感じる時間でもあります。

 

近年では、オレンジよりも手間がかからない柿やザクロの栽培も増え、なんと柿の生産量は中国・韓国に次いで世界で3位!

ちなみに、日本は4位です。

 

実は「バレンシアオレンジ」という品種はカリフォルニア原産で、バレンシアには存在しません。

カリフォルニアでオレンジの栽培に成功したスペイン人が、母国のバレンシア産のオレンジに似ていることから名付けたのだそう。

 

でもご安心ください。

バレンシアの特産はオレンジということに間違いはないので、滞在中にオレンジを食べたり、搾りたてのジュースを飲むチャンスはいくらでもあり、とっても美味しいです。

 

スペイン語とバレンシア語

 

 

バレンシア州の公用語は、スペイン語とバレンシア語。

このバレンシア語が、バルセロナなどのカタルーニャ地方で話されているカタルーニャ語の方言なのか、バレンシア語という独立したものなのかというのは永遠のテーマのように論争の的となっています。

 

スペイン内戦の時代にはスペイン語以外の教育は禁止されていたので、バスク地方のバスク語、カタルーニャ地方のカタルーニャ語、ガリシア地方のガリシア語などは公に使用することができませんでした。

その反動もあってなのか、バレンシア州の州立学校では、学校教育をバレンシア語で行う所が多く、バレンシア語を継承させて、スペイン語との両立を目標としているようです。

 

街の看板もご覧の通り、上がスペイン語で下がバレンシア語で表記されています。

 

スペイン三大祭りのサン・ホセの火祭り

 

 

バレンシアの守護聖人サン・ホセの日(3月19日)を祝うための祭り「サン・ホセの祭り」は、パンプローナの牛追い祭り、セビージャの春祭りと並びスペイン三大祭りと言われています。

毎年3月15日に始まり、3月19日がクライマックス。

 

バレンシアには400程の火祭りのグループがあり、各グループが火祭りに出すファジェスと呼ばれる張子の人形を作成します。

グループの規模によって人形の大きさは様々ですが、30m近い大作も登場し、祭りのスタートである3月15日中には各指定の場所に設置されます。

 

その数は600体とも800体とも言われ、街のあちこちに設置されるので、期間中は街を歩けばいくらでも人形を目の前で見ることができます。

 

火祭り バレンシア

 

イルミネーションが輝き、花火が行われ、豪華な伝統衣装に身を包んだファジェロ達がパレードを行ない、爆竹が鳴らされる。

お祭り期間中はあちこちに屋台が出るのも楽しみの一つ。

 

そんな賑やかな祭りの最終日には、街に飾られていた人形が次々に燃やされていきます。

夜の10時にスタートし、時間差で燃やされていき、夜中の1時に市役所前の一番大きな人形が燃やされて火祭りが幕を閉じます。

 

市役所前の広場には、クライマックスの大火事(のように見える)を見ようと早くから人が集まり場所取りをしています。

筆者は市役所ではなく、少し離れた場所の中規模の人形が燃やされるの見ましたが、火の粉が飛んできて熱風もすごくて十分迫力がありました。

 

点火時からちゃんと消防車がスタンバイしているのを見て安心。

周辺に燃え広がらないように、ある程度焼けたら水をかけてしっかりと消しているので、火事の心配もありません。

 

 

バレンシアへのアクセス

 

スペイン国鉄

 

日本からスペインへは、イベリア航空が成田~マドリード間の直行便を週5便運航しています。

バレンシアへはマドリードから国内線で乗り継ぎできますが、マドリード滞在のあと長距離バスか列車で移動するのが一般的でしょう。

 

マドリード滞在が不要ならば、ちょっと裏技的ですが、ヨーロッパ各地(例えばオランダ航空でアムステルダム)からLCCでバレンシアに直接入る方法もあり、格安航空券が見つかるチャンスもあります。

 

【バルセロナから】

列車:

Euromed(特急)で約3時間
Talgo(急行)で約3時間半
R.express(急行・各停)で約5時間

バス:  ALSA社 約4時間半 1日10便程度

 

【マドリードから】

列車:

AVE(新幹線)で約1時間45分
Intercity(特急)で約2時間15分
ALVIA(特急)で約2時間
Regional(各停)で6~7時間半

バス:  avanza社 約4時間15分 1日10便程度

 

時間短縮でいうとやはり列車の旅がおすすめ。

まずはスペイン鉄道  RENFE   のサイトでスケジュールをチェックしましょう。

 

列車の種類によってバレンシアでの到着駅が違うので気を付けてください。

 

 


バレンシア旧市街のおすすめ観光スポット

 

まずは魅力的な観光スポットが集まっている旧市街からスタートです。

 

徒歩で周れるサイズ感なので、どの順番で周っても問題なし。

バレンシア中央市場でおやつや軽食タイムを取るように周るのもおすすめです。

 

1. セラーノスの塔(Porta de Serrans)

 

 

中世ヨーロッパの多くの街がそうだったように、バレンシアの街も城壁でぐるりと囲まれていました。

 

このセラーノスの塔は、14世紀後半に作られた街の北側の門。

19世紀の頃、人口増加に伴い街が拡大したことで城壁や他のいくつかの門は取り壊され、現在はこのセラーノスの塔と、街の西側の見張り塔であったクアルトの塔が残されています。

 

有料ですが、塔の上に登ることができるので、ぜひ上からバレンシアの旧市街・新市街を眺めてみてください。

塔自体の装飾が外側と内側が全く違うのも面白いのでお見逃しなく。

 

セラーノスの塔


住所 : Plaza Fueros s/n 46003 Valencia

マップ : Googleマップ

定休日 : 1月1日、1月6日、5月1日、12月25日

営業時間 : 9:30~19:00 ※日曜・祝日は9:30~15:00

料金 : 2ユーロ

 

2. バレンシア大聖堂(catedral de valencia)

 

バレンシア大聖堂

 

バレンシア旧市街の中心となるレイナ広場に面して建つのが、バレンシアの大聖堂です。

イスラム統治時代にはモスクとして使用されていた場所に、13世紀半ばから14世紀末にかけて全体が作られ、後に何度も修復や拡張などが行われ、最終的に完成したのは18世紀でした。

 

長い年月をかけて建てられているため、時代を反映してロマネスク様式、ゴシック様式、バロック様式などの建築様式が入り混じっているのが素人目にも分かるほど。

大聖堂への門は、正面入口の他に、南側にパラウ門、北側に使徒の門と3つありますが、全て建築年代が違い様式が違うのでチェックしてみてください。

 

ミゲレテの塔

 

大聖堂の隣に建つ高さ63mの八角形の塔は、ミゲレテの塔と呼ばれる鐘楼です。

高さ50m地点にある展望所までは207段の石段を登っていかなければなりません。

 

旧市街では一番高い場所となるので、元気のある方は頑張って登ってみましょう。

展望所からは写真のようにバレンシアの街が一望できるので、街の雰囲気を掴むためにも、観光のスタートに(まだ元気があるうちに)登るのがおすすめです。

 

急な石段のらせん階段なので、スニーカーで行くのが望ましいです。

 

バレンシア大聖堂


住所 : Plaza Almoina, s/n 46003 València

マップ : Googleマップ

電話番号 : 96391812

定休日 : 無休

営業時間 :

【大聖堂】10:00~18:30 ※日曜・祝日は14:00~18:30
【ミゲレテの塔】10:00~19:30
※ミゲレテの塔の11月~3月は(月~金)10:00~18:30(土)10:00~19:00(日)10:00~13:00/17:30~19:00

料金 :

【大聖堂】一般8ユーロ、子供(8歳~17歳)5.5ユーロ(オーディオガイド付き)
【ミゲレテの塔】一般2ユーロ、子供(7歳~14歳)1ユーロ

公式サイト : バレンシア大聖堂

 

3. ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ(la Lonja de la Seda)

 

 

バレンシア中央市場からすぐ、ひときわ目立つ石造りの建物が15世紀の絹の取引所「ラ・ロンハ」です。

当時バレンシアは地中海に面した街という地の利を活かし、交易都市として栄え、絹を中心に様々な商品が集められ取引が行われていました。

 

分厚い壁、塔、銃眼を備えたまるでお城のような立派な建物は、当時のバレンシアの経済力を表しています。

1996年に世界遺産に登録され、現在は展示会やイベントに使用されています。

 

 

絹取引の契約時に使われていた「契約の広間」は、高い天井にらせん状に伸びる8本の柱が印象的。

オレンジの中庭を通り、階段を上がると「海洋領事の広間」に続きます。

 

上を見上げると、40年近くかけて作られた美しい金色の格間天井があり、神話、植物、星座、戦争などの関した場面と670人もの登場人物が描かれています。

意外にがらんとした建物で、見どころは少ないのですが、バレンシア唯一の世界遺産なので、バレンシア中央市場と合わせて見学してみてください。

 

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ


住所 : Carrer de la Llotja, 2, 46001 València

マップ : Googleマップ

電話番号 : 962084153

定休日 : 1月1日、1月6日、5月1日、12月25日

営業時間 : 9:30~19:00 ※日曜・祝日は15:00まで

料金 : 無料

公式サイト : ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

 

4. バレンシア中央市場(Mercado Central)

 

 

食に興味がある方は、一度は覗いてみるべきなのがバレンシアの中央市場です。

1928年オープンという歴史のある建物は、当時の流行であったモデルニズモ様式(フランスのアールヌーボーのようなスタイル)で、高い天井に美しい曲線や繊細なタイルの装飾など美しいの一言に尽きます。

 

スペインではどの町の市場も活気があり、庶民の台所感が強いのですが、観光客でもしっかり楽しめます。

旅行中に肉や魚を買うのは無理でも、新鮮な果物なら量り売りで1個から買えるので、ぜひ挑戦してみてください。

 

名産のオレンジはもちろんですが、柿もおすすめです。

スペインでも柿はKAKIで、超がつくほどの完熟が売られているので、上をカットしてスプーンですくって食べるのがスペイン流。

 

 

また、バレンシア中央市場内で大人気のバルでの朝食やおやつはいかがでしょうか。

 

バレンシアのミシュラン星付きレストランのオーナーシェフ、リカルド・カマレナがプロデュースする「セントラル・バル」。

2011年のオープン以来、常に大勢の人で賑わっています。

 

朝早い時間帯はトルティージャ(オムレツ)など簡単な物のみですが、朝のおやつAlmuerzo(アルムエルソ)の時間になると、タラのコロッケやイワシといったおつまみタパスから、バゲットのサンドイッチ、ボカディージョなどを食べることができます。

 

混んでいても、このスタイルのバルで長居する人はいないので、少し待てば大丈夫です。

ミシュランシェフのこだわりのタパスやサンドイッチをぜひ味わってみてください。

 

ちなみに、ほとんどのスペイン人は朝食Desayunno(デサジューノ)はコーヒーだけや、食べてもトーストやシリアル程度。

10時~11時頃に小腹が空くので、朝のおやつタイムAlmuerzo(アルムエルソ)にサンドイッチなどの軽食を頂きます。

 

一日のメインの食事とも言えるランチComida(コミダ)が大体2時頃から。

仕事帰りには、おやつMerienda(メリエンダ)として甘い物を食べたり、ちょっと一杯とおつまみなど。

 

そして、家に帰って夕食Cena(セナ)が始まるのは家庭でも9時頃からで、お昼にしっかり食べた場合はサラダやおつまみなどで済ます人も多いです。

 

よくスペイン人は1日5回食事をすると言われますが、5回ともがっつりと食べているという訳ではありません。

 

バレンシア中央市場

 

中央市場の中には約300店舗もあり、バレンシアらしいお土産を売る店もあり見ていて飽きることがありません。

市場の周りにも出店があり、筆者はこのお店でパエリア用の平底鍋を買ったことがあります。

 

ご覧の通りサイズも様々で、ミニサイズなら飾りにもなりお土産におすすめです。

オレンジの木で作られたキッチングッズも珍しいし軽いので、お土産向きと言えます。

 

バレンシア中央市場の営業時間は朝7時頃からで、15時頃には店じまいが始まります。

また、日曜日は休みなので気を付けてください。

 

バレンシア中央市場


住所 : Plaza Ciudad de Brujas, s/n, 46001 València

マップ : Googleマップ

電話番号 : 963829101

定休日 : 日曜日&不定休

営業時間 : 7:00~15:00

公式サイト : バレンシア中央市場

 

5. コロン市場(Mercado de Colón)

 

 

バレンシアの旧市街には、もう一つ有名な市場であるコロン市場があります。

オープンしたのは1916年と、中央市場より少し前ですが、同じくモデルニズモのスタイルで、正面玄関の美しいモザイクが有名。

 

モザイクは、バレンシアの伝統的な衣装を着た女性の姿や、バレンシアらしいオレンジがモチーフになっています。

1985年に閉鎖されたままになっていたものを改装し、2003年にカフェやレストランが入ったおしゃれスペースに生まれ変わりました。

 

 

コロン市場でのおすすめは、「オルチャータ」を飲むこと。

オルチャータとはカヤツリグサの地下茎から作った飲み物で、バレンシアのアルボラヤが特産地です。

 

バルセロナでも置いている店はありますが、やはりオルチャータと言えばバレンシア。

砂糖やハチミツで甘くするのが一般的ですが、甘さ控えめタイプも可能、ファルトンと言う細長い甘い菓子パンを浸して食べるのがスペイン人のお気に入りです。

 

コロン市場では、オルチャータ専門店の老舗ダニエルの他、数店で飲むことができるので、未体験の方はぜひどうぞ。

ちょっと青臭い感じのアーモンド?豆乳?なかなか表現が難しいですが、ちょっとクセになる味かもしれません。

 

このダニエル、アルボラヤに本店があり、夏の週末になると地元の人が行列を作るほどの人気です。

 

コロン市場


住所 : Jorge Juan, 19, 46004. València

マップ : Googleマップ

電話番号 : 9633711 01

定休日 : 日曜日

営業時間 : 7:30~翌2:00 ※金土は翌3:00まで

公式サイト : コロン市場

 

6. 聖ニコラス教会(Iglesia Parroquial de San Nicolas)

 

 

一見するとスペインの街角にある普通の教会に見える、聖ニコラス教会。

15世紀のゴシック様式の外観で、内部には17世紀のバロック様式の装飾が施されているのですが、天井一面に描かれていたフレスコ画は損傷がひどかったため、19世紀に入り他の絵で覆い隠されてしまいました。

 

オリジナルのフレスコ画を復活させようと専門家たちが集まり修復プロジェクトが稼働。

30名の専門家たちによる修復は3年にも及び、2016年にようやく完成し公開されるようになりました。

 

 

全長200m、総面積が1904平方mのフレスコ画の修復は緻密な作業の繰り返しで、汚れを落とす際には日本の和紙が使われたそう。

フラッシュをたかなければ写真撮影も可能(変更の可能性があるので現地で確認してください)です。

 

輝きを取り戻したフレスコ画を一目見ようと人々が訪れるようになり、バレンシアの新たな観光スポットになりました。

 

聖ニコラス教会(バレンシア)


住所 : Carrer dels Cavallers, 35, 46001 València

マップ : Googleマップ

電話番号 : 963913317

定休日 : 月曜日

営業時間 : 10:30~19:00 (土曜は10:30~18:30、日曜は11:30~19:00)

料金 : 8ユーロ(英語・スペイン語のオーディオガイド付き)

公式サイト : 聖ニコラス教会

 

7. バレンシア市役所(Ayuntamiento de Valencia)

 

バレンシア市役所

 

バレンシア北駅からまっすぐのびる道を旧市街に向かって歩くと、しばらくして左手に立派な建物が見えてきたら、それが市役所です。

バレンシアお得意のモデルニズモ様式の印象的な建物の中、どんな感じなのか気になりますよね。

 

市役所なので、誰もが中に入ることが出来るのは当たり前、堂々と中を見に行きましょう。

最初のホールの上にある大きなステンドグラスの中央には、バレンシア市の紋章がデザインされています。

 

豪華なボヘミアングラスのシャンデリアが2つ天井から吊り下げられているガラスの間は、豪華な雰囲気に圧倒されます。

 

また、市役所の正面に向かって右手には  観光案内所  が入っているので、各種ツアーの申し込みやチケットの購入ができます。

旅の記念にバレンシアの地図を貰って、お得な情報を集めてみてはいかがでしょうか。

 

市役所の前の広場には、クリスマスシーズンにはツリーが建てられ、アイススケートリンクやメリーゴーランドも登場して雰囲気抜群です。

 

バレンシア市役所


住所 : Plaza del Ayuntaminento, 1 46002 Valencia

マップ : Googleマップ

公式サイト : バレンシア市役所

 

8. 国立陶器博物館(Museo Nacional de Ceramica)

 

 

正式名称は「ゴンサーレス・マルティ国立陶器・装飾芸術博物館」。

印象的な建物は、旧ドス・アグアス侯爵宮殿で、もともとはゴシック建築で建てられましたが、18世紀中頃にバロック様式に建て替えられました。

 

度重なる改装によって、ロココ様式、新古典主義様式などが入り混じっています。

1941年に国の重要文化財に指定され、のちに国によって買い上げられ、マヌエル・ゴンサーレス・マルティの磁器コレクションの寄贈を受けて国立の博物館として1954年に開館しました。

 

 

スペインを旅しているとあちこちで可愛らしい陶器や絵タイルを見かけます。

ホテルのインテリアだったり、レストランの食器、様々な観光スポットの装飾、そしてお土産品にも陶器がいっぱい。

 

バレンシア州には、中世の時代からパテルナ、マニセス、アルコラといった陶器の産地があり、国立陶器博物館ではこれら地元の陶器類をはじめ、紀元前から現代までの国内外の陶器類が約5000点展示されています。

 

地上階には豪華なロココ調の二頭立て馬車が展示され、1階にはドス・アグアス侯爵の私室や舞踏場、赤壁の部屋などがあり、当時の富裕層の暮らしを垣間見ることができます。

 

2階部分が陶磁器のコレクションで、陶器で覆われたバレンシアの伝統的な台所のレプリカが人気。

順路の最後にはあのピカソがマヌエル・ゴンサーレス・マルティに寄贈したという陶器の作品が展示されているのでお見逃しなく。

 

ゴンサーレス・マルティ国立陶器・装飾芸術博物館


住所 : Calle Poeta Querol 2, 46002 Valencia

マップ : Googleマップ

定休日 : 毎週月曜、1月1日、5月1日、12月24日、25日、31日、その他年に祝日2日

営業時間 : 10:00~14:00/16:00~20:00 ※日祝は10:00~14:00

料金 : 3ユーロ 18歳未満、65歳以上無料

公式サイト : 国立陶器博物館

 

 

バレンシア新市街のおすすめ観光スポット

 

ここでは、先にご紹介した旧市街以外をすべて新市街として、おすすめの観光スポットをご紹介します。

 

1. バレンシア北駅(Estación del Norte)

 

 

バレンシア市の中心地にあるバレンシア北駅。

バレンシア出身の建築家デメトリオ・リベス・マルコが手がけた建築で、1906年に着工され、1917年に完成したモデルニズモ様式の美しい駅舎です。

知らないと宮殿か博物館か?と思うような素敵な外観で、バレンシアのオレンジや花々をモチーフにしたモザイクや陶器で飾られています。

 

では、駅の中に入ってみましょう。

ヨーロッパのほとんどの駅は切符が無くてもホームまで行くことができるので、思う存分駅見学ができます。

 

 

壁と天井が絵タイルで覆われている部屋に入ってみてください。

パエリア発祥の地と言われるアルブエラ湖の水田地帯の農家や、バレンシア大聖堂のミゲレテの塔、バレンシアの伝統的な衣装を着た女性たちなどが描かれています。

 

色合いもデザインも、何ともレトロ可愛くて見ていて飽きません。

 

 

こちらはクラッシックな雰囲気が素敵なチケット窓口。

木が多用され、高い天井は陶器で装飾されています。

所々にコロンとした陶器製のオレンジが装飾されているので、探してみてください。

 

バレンシア市にはこの北駅と、新しいホアキン・ソロージャ駅の2つがあります。

マドリード行きの新幹線AVEはホアキン・ソロージャ駅発着、バルセロナからの列車はTALGOなら北駅発着、EUROMEDならホアキン・ソロージャ駅発着と、列車によって発着駅が違うので、間違えないように気を付けてください。

 

バレンシア北駅


住所 : Calle de Játiva,València

マップ : Googleマップ

 

2. バレンシア闘牛場(Plaza de Toros de Valencia)

 

 

バレンシア北駅のすぐお隣、目をひくローマのコロッセオのような外観を持つバレンシア闘牛場。

バレンシアの守護聖人サン・ジョゼップを祝う祭りは「バレンシアの火祭り」として知られており、お祭りの期間中にはここで毎日闘牛が開催されています。

 

このバレンシアの闘牛がスペインにおける闘牛シーズンのスタートとなり、マドリードとセビージャでは毎週週末のいずれかの日に闘牛が行われ、その他の闘牛場を有する街では、その街のお祭りの時期に数日のみ開催されています。

10月にサラゴサで行われるピラール祭りでシーズンを終えます。

 

スペインの国技でありながら、動物愛護的観点から反対を唱える人も多く、闘牛観戦をする人はどんどん減少しています。

現にバルセロナでは闘牛は禁止になっており、バレンシアでも反対のデモが盛んに行われています。

 

バレンシアの闘牛場は特に見学ツアーは行われていないので、外観のみになりますが、前述のバレンシア北駅と合わせて訪れてみましょう。

 

バレンシア闘牛場


住所 : Carrer de Xàtiva, 28, 46004 València

マップ : Googleマップ

 

3. 芸術科学都市(Ciudad de las Artes y las Ciencias)

 

芸術科学都市

 

バレンシアの旧市街からはバスで15分ほど、目に飛び込んでくるのはまるで近未来都市?ファンタジーの世界?

ジョージ・クルーニーが初めて出演したディズニー映画「トゥモローランド」のロケ地に使用されています。

 

1957年、バレンシアの街の中を流れていたトゥリア川が決壊し洪水となり甚大な被害を及ぼしました。

そのため、運河を作りトゥリア川の流れを変えて、街の中を通らないように新たな川床を作ったのです。

 

そして、元の川床の部分は埋め立てられて整備され公園になりました。

この公園内にに10年の歳月をかけて造られ、2006年にオープンしたのが「芸術科学都市」です。

 

建物の大部分は、バレンシア生まれの建築家サンティアゴ・カラトラバが手がけたもの。

オペラハウス、プラネタリウム、水族館、映画館、科学博物館などユニークな造形の6つの現代建築が並びます。

 

オープンから10年以上が経ち、今ではすっかりバレンシア市民の憩いの場所であり自慢のスポットとなっているので、ぜひ時間を作って足を運んでみてください。

 

バレンシア芸術科学都市


住所 : AVENIDA AUTOPISTA DEL SALER

マップ : Googleマップ

アクセス : バス19、35、95、40番、旧市街地より約10分

定休日 : 各施設により異なる

電話番号 : 総合インフォメーション 902 100 031

営業時間 : 各施設により異なる

公式サイト : 芸術科学都市

 

4. フェリペ王子科学博物館(Museo de las Ciencias Príncipe Felipe)

 

フェリペ王子科学博物館

 

芸術科学都市の中でおすすめの見どころをいくつかご紹介します。

まずは、現スペイン国王であるフェリペ6世が、皇太子時代であるにオープンした「フェリペ王子科学博物館」。

 

「フェリペ王子科学博物館」は展示物に触らないことが禁じられているという、完全参加型の科学博物館です。

250m×110m、高さが33mという巨大な建物の外観はまるで動物の骨格のようです。

 

展示の種類は100種類以上で、その大半が対話形式。

ヒヨコが孵化する様子を展示していたり、人間の水分量を計測する装置があったりと、大人も子供も楽しみながら見学することができます。

 

フェリペ王子科学博物館


住所 : Ciudad de las Artes y de las Ciencias, Av Profesor López Piñero, 7, 46013 Valencia

マップ : Googleマップ

営業時間 : 10:00~19:00

公式サイト : フェリペ王子科学博物館

 

5. オセアノグラフィック水族館(Oceanogràfic)

 

 

2002年にオープンした、ヨーロッパ最大級の水族館「オセアノグラフィック」。

この建物のみ、バレンシアの建築家サンティアゴ・カラトラバではなく、マドリード出身のフェリックス・キャンデラのデザインによるものです。

 

1996年から建築が始まりましたが、1997年に87歳で亡くなっているので、彼の最後の作品となりました。

約8万平方キロという広大な敷地には、10個のパビリオンがあり、500種類以上の海の生き物が飼育されています。

 

日本にはレベルの高い水族館がたくさんあるため、展示方法は珍しく感じないかもしれませんが、海の生き物が好きな方や家族連れにはおすすめです。

 

水槽に囲まれてお食事ができるレストランもあり、こちらは入場券無しで入ることができます。

入場チケットは事前にネット購入する方がややお得で、様々なコンビネーションチケットもあるので、公式サイトから確認してくださいね。

 

オセアノグラフィック水族館


住所 :

Ciutat de les Arts i de les Ciències
Carrer d'Eduardo Primo Yúfera, 1B, 46013 València

マップ : Googleマップ

電話番号 : 960470647

定休日 : 不定休

営業時間 : 10:00~20:00

料金 : 公式サイトで確認

公式サイト : オセアノグラフィック水族館

 

6. レミスフェリック(L'Hemisfèric)

 

レミスフェリック

 

芸術科学都市の中で一番最初となる1998年4月にオープンしたのが「レミスフェリック」です。

人間のまぶたを象った建物の中には、プラネタリウム、IMAX、レーザー光線ショーの施設があり、あらゆるハイテクノロジーが駆使されています。

 

直径24mの半球型の巨大スクリーンに映し出される映像は迫力満点。

プラネタリウムやIMAXの上映内容、スケジュールは公式サイトから確認してください。

 

レミスフェリック


住所 : Av. del Professor López Piñero, 3, 46013 València

マップ : Googleマップ

電話番号 : 9619746 86

営業時間 : 9:00~20:00

料金 : 公式サイトにて確認

公式サイト : レミスフェリック

 

7. 火祭り博物館(Museo Fallero)

 

 

冒頭でご紹介したサンホセの火祭り。

街中に設置されるファジャと呼ばれる人形は、各グループの力作ばかりです。

2月から祭りのスタート日の日中まで、小さい物なら全部、大きい物なら一部分が会場に運ばれ、人形のコンクールが開催されます。

 

毎年人形はその年の時事ネタやスポーツ、映画、外国の有名人などをモチーフにした物が多く見ていて飽きません。

ぐるりと見て周ったら、お楽しみはお気に入りの人形への一票で、観光客でも一票を投じることができます。

 

このコンクールで1位になった人形は、最終日に燃やされること無く殿堂入り、つまり火祭り博物館に飾られることになります。

 

火祭り博物館では、1934年から歴代の1位になった人形がずらりと飾られています。

火祭りに訪れた方はもちろんのこと、火祭りには日程が合わなかった方も、人形を見るだけでも興味深いのでぜひ足を運んでみてください。

 

火祭り博物館(Museo Fallero)


住所 : Plaza Monteolivete, 4, 46004 València

マップ : Googleマップ

電話番号 : 963525478

定休日 : 月曜日(祝日をのぞく)、1月1日、1月6日、5月1日、12月25日、12月24日と31日の午後

営業時間 :

【3月15日~10月15日】10:00~19:00 ※日曜日・祝日のみ~15:00
【10月16日~3月14日】10:00~18:00 ※日曜日・祝日のみ~15:00

料金 : 2ユーロ

公式サイト : 火祭り博物館

 

トマティーナ

 

最後にご紹介するのは、バレンシア郊外のブニョールの街で開かれるちょっと変わったお祭りです。

バレンシアを基点にして訪れる方がほとんどなので、合わせて紹介しておきます。

 

トマティーナ 祭り

 

スペイン各地で行われるお祭りは宗教的行事か、収穫祭などがほとんど。

ただ、バレンシア市から西へ40キロのブニョールの街で開催される「La Tomatina」は例外で、単にトマトを投げて楽しむ祭りなのです。

 

トマティーナの開催日は8月の最終水曜日。

この日のために用意された規格外で廃棄処分になるトマト150トンがトラックで到着し、何もかもが真っ赤に染まるトマト投げが始まります。

決められた時間は1時間のみで、頭の先からつま先までが真っ赤なトマトに染まるというクレイジーなお祭りです。

 

メディアで取り上げられるようになり、日本からも参加する人が増え続けています。

以前は誰でも参加できましたが、人数が増えすぎると危険ということで、現在は有料で事前にチケット購入が必要となっています。

 

世界中から4万人以上もの人が集まり、この日のバレンシアの宿の確保は困難になるので気を付けてください。

 

公式サイト:  ラ・トマティーナ

 

 


バレンシアでパエリアを食べよう!

 

 

日本での知名度も抜群のスペイン料理と言えばパエリアですよね。

パエリアはスペイン1の米どころであるバレンシア州の郷土料理で、9世紀にスペインに稲作をもたらしたアラブ人が作っていた料理がもとになっています。

 

バレンシアのパエリアと言えば、パエリア・バレンシアーナ。

チキン、ウサギ肉、さやいんげん、白いんげんが基本の具材で、季節によってお店によってカタツムリ、パプリカ、アーティチョークなどが入ります。

 

観光客だけではなく、地元の人にも人気があるレストランでは、パエリアはランチのみ提供で、前日の予約が必要。

お目当てのレストランが決まればすぐに予約、パエリア・バレンシアーナが食べたい旨もしっかり伝えましょう。

 

予約に自信がなければ、宿泊ホテルのフロントでお願いすると安心です。

 

ナバロ(Restaurante Navarr)

 

 

バレンシアのレストランはどこもレベルが高く、あまりハズレはないのですが、中でも旅行者が利用しやすくおすすめのお店をご紹介します。

 

良いポイントは、バレンシア北駅から徒歩5分もかからないロケーション、通常2人前からのパエリアが1人前でもOK、店員さんがフレンドリーで旅行者にも慣れている、そしてパエリア・バレンシアーナの評判が良い。

当然人気店なので予約は必須です。

 

パエリア・バレンシアーナも要予約なので、前日までにしっかり予約を入れておきましょう。

 

前菜を見るとあれこれ食べたくなりますが、パエリアはかなりボリューミーな上に油っこいので、筆者のおすすめはシンプルにサラダ。

以前は日曜日も営業していましたが、公式サイトによると日曜はお休みになり、ランチ営業のみになっているため、現地で再確認してください。

 

Restaurante Navarro


住所 : Calle del Arzobispo Mayoral, 5, 46002 València

マップ : Googleマップ

電話番号 : 963 52 96 23

定休日 : 日曜日

営業時間 : 13:00~16:00

公式サイト : Restaurante Navarro

 

 

バレンシアのおすすめホテル

 

バレンシア 街並み

 

以前は、旧市街の中に昔ながらといった中規模サイズのホテルと、旧市街の外れや新市街にスペインのホテルチェーンがある程度で、おしゃれなホテルが少なかったバレンシア。

近年はヨーロッパの流行りの通り、歴史ある建物を改装したブティックホテルや、デザイナーズホテルと呼ばれる、おしゃれなホテルが増えつつあります。

 

嬉しいことに、バレンシアのホテル料金は他の大都市に比べるとややリーズナブル。

この機会にあこがれの5つ星ホテルや、話題のブティックホテルに泊まってみてはいかがでしょうか。

 

1. ホテル・オスペス・パラウ・デ・ラ・マール(Hotel Hospes Palau de la Mar)

 

 

バレンシア旧市街の端、川を埋め立てたトゥリア公園からすぐという静かな場所に建つ「オスペス・パラウ・デ・ラ・マール」は、バレンシア初の5つ星ホテル。

19世紀に建てられた2つの豪華な邸宅を組み合わせたブティックホテルで、当時の扉や階段などを残しつつ、ラグジュアリーに改装されています。

 

旧市街のカテドラルまでは徒歩約15分、コロン市場へは約5分、バレンシア観光には申し分のないロケーション。

館内にはジム、サウナ、ジャグジー、プール、スパ、人気レストラン、ラウンジなどがあり、リラックスした滞在を楽しみたい方にもおすすめです。

 

 

客室はスイートを含む全66室。

クイーンサイズのベッド、大理石のバスルームという豪華さと、ダークウッドのフローリングや白壁といったスタイリッシュ感が上手に融合されたデザイン。

無料Wi-Fiをはじめ、機能的な設備もしっかり整っているので、快適な滞在を約束してくれるでしょう。

 

スタッフは5つ星ホテルといっても全く気取ったところはなく、親切でフレンドリーだと評判で、一度泊まればリピーターになるというのも頷けます。

 

ホテル・オスペス・パラウ・デ・ラ・マール


住所 : Av. Navarro Reverter, 14, 46004 Valencia

マップ : Googleマップ

アクセス :
地下鉄コロン駅から徒歩5分
カテドラルから徒歩15分

電話番号 : +34 963162884

営業時間 : チェックイン 14:00〜24:00/チェックアウト ~12:00

公式サイト : ホテル・オスペス・パラウ・デ・ラ・マール

予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com

 

2. ヴィンチ リス ホテル(Vincci Lys Hotel)

 

 

次にご紹介するのは、バレンシア北駅、闘牛場に近い旧市街に位置する「ヴィンチ リス ホテル」です。

バレンシアに多い4つ星ホテルの中でも、エレガントな雰囲気で女性に人気た高く、ホテル予約サイトの評判もかなり良いので、安心して泊まれるホテルと言えるでしょう。

 

カテドラルまでは徒歩約10分。

旧市街のホテルに泊まると、観光途中に休憩や買い物の荷物を置きに戻れるのが便利なポイントですね。

 

 

客室は全101室。

広めの客室は淡い色合いでまとめられ、フローリングの床、おしゃれなインテリア、何よりもバスルームを含めて清潔感があるのが嬉しいポイント。

バスタブ付きとそうでない部屋があるので、予約時にリクエストが必要です。

 

 

おすすめは朝食付きのプラン。

 

客室とはちょっと違ったポップな雰囲気のレストランで提供される朝食は、種類も豊富でクオリティが高いと評判です。

フレッシュジュースやスムージー、ハモンセラーノや野菜サラダなど、ヘルシーなメニューが並びます。

 

女性スタッフが多く、親切でホスピタリティに溢れていると評判なので、女性の一人旅に選びたいホテルと言えるでしょう。

 

ヴィンチ リス ホテル


住所 : Carrer de Martínez Cubells, 5, 46002 Valencia

マップ : Googleマップ

アクセス :

バレンシア北駅から徒歩4分
地下鉄コロン駅から徒歩7分

電話番号 : +34 963 50 95 50

営業時間 : チェックイン 14:00〜/チェックアウト12:00

公式サイト : ヴィンチ リス ホテル

予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com

 

3. ホテル ラス アレナス バルネリオ リゾート(Hotel Las Arenas Balneario Resort)

 

 

最後にご紹介するのは、がらりと雰囲気が変わって、バレンシアのビーチリゾートホテルです。

地中海に面したバレンシアにはいくつものビーチがあり、バカンスシーズンになるとスペイン国内はもちろん、ヨーロッパ各地からもスペインの太陽と海を求めて多くの人が訪れます。

 

「ホテル ラス アレナス バルネリオ リゾート」は、ポブラッツ マリタイムズというエリアにある5つ星のリゾートホテルです。

バレンシアの旧市街へはトラムやバスで約30分程度なので、観光に出かけるのも問題なし。

 

ホテルには夏季限定の屋外プール、屋内プール、サウナ、豪華なスパ、レストランなどがあり、目の前のビーチには直接アクセスすることができます。

 

 

淡い色でまとめられた客室は全253室。

無料Wi-Fi、広めのデスク、40インチLEDテレビ、ミニバーなど滞在に必要な設備はしっかり整っています。

 

ビーチやプールを楽しみたければ夏。

ただし、地中海性気候のバレンシアは通年温暖なので、少し時期をずらしてもサンラウンジャーでのんびり日光浴を楽しむことは可能です。

 

スペインの地中海リゾートを体験したいという方におすすめのホテルです。

 

ホテル ラス アレナス バルネリオ リゾート


住所 : Eugenia Viñes, 22-24 46011 Valencia

マップ : Googleマップ

アクセス : 地下鉄 マリティン セレリア駅から徒歩17分

電話番号 : +34 963 120 600

営業時間 : チェックイン 15:00〜/チャックアウト~12:00

公式サイト : ホテル ラス アレナス バルネリオ リゾート

予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com

 

 

まだバルセロナやマドリードに比べるとまだ訪れる人が少ないバレンシア。

マドリードやバルセロナからのアクセスも良く、スペインリピーターの方には一度は訪れて頂きたい魅力的な街です。

 

チャンスがあれば、ぜひサン・ホセの火祭り(3月15日~19日)に訪れてください。

 

 

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