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マドリードのおすすめ観光スポット14選!スペイン好きの元添乗員が解説





近年、世界からの観光者数のランキングでずっとベスト3内をキープしているスペイン。

スペインには、知れば知るほど面白い歴史や様々な建築様式、フラメンコや闘牛などの伝統文化、ベラスケスやゴヤ、ピカソにダリといった天才たちの作品、大自然、美味しい郷土料理など、たくさんの魅力がぎゅっと詰まっています。

今回はスペインの首都マドリードのおすすめ観光スポットを、定番を中心にご紹介します。

筆者がスペイン旅行で提唱したい「暮らすように旅をする」のに最適なマドリードの魅力をぜひ感じてください。

【目次】マドリードのおすすめ観光スポット14選!スペイン好きの元添乗員が解説

 

マドリードへ行こう!

<マドリードのおすすめ観光スポット>

1. プラド美術館

2. ソフィア王妃芸術センター

3. 国立ティッセン・ボルミネッサ美術館

4. 王宮

5. アルムデナ大聖堂

6. マヨール広場

7. ソル広場

8. スペイン広場

9. ラス・ベンタス闘牛場

10. サン・ミゲル市場

11. サンティアゴ・ベルナベウスタジアム

12. モンクロア展望台

<マドリード郊外のおすすめ観光スポット>

1. トレド

2. セゴビア

 

 


マドリードへ行こう!

 

マドリード

 

スペインの首都マドリード。

マドリード州の州都であり、マドリード州の唯一の県であるマドリード県の県都でもあります。

スペインのほぼど真ん中に位置しており、日本からの直行便をはじめ、ヨーロッパ各地からの乗り入れがあるバラハス空港や、スペイン各地への鉄道網の拠点となるアトーチャ駅があり、観光の拠点としての役割も果たしています。

 

マドリードは、ここ数年でおしゃれな店やカフェ、デザイナーズホテルも増えたとはいえ、街ゆく人はどことなく垢抜けていなくて田舎っぽい印象。

英語はあまり通じなくて、旅行者がスペイン語の挨拶でもしようものなら、大げさなくらいに驚いて喜んでくれる。

 

それがマドリードの、そしてスペインの魅力の一つだと、スペイン好きの筆者は思います。

「暮らすように旅をする」そんな旅行スタイルにマドリードの街は最適です。

初スペインという方は、まずは手始めにマドリードに滞在して、周辺の街も合わせて観光してみてはいかがでしょうか。

 

日本からマドリードへの行き方

 

イベリア航空

 

日本とスペインを結ぶ直行便は、現在イベリア航空が成田⇔マドリード間を週5往復で運航しています。

1998年に一度日本路線から撤退しましたが、17年ぶりに2016年に再就航しています。

 

良くも悪くも、スペインらしさが感じられるイベリア航空。

スペインにどっぷり浸かりたい方は、イベリア航空直行便でスペイン上陸してください。

 

 

<マドリードのおすすめ観光スポット>

 

一般的には観光スポットが少ないと言われているマドリードですが、特に美術や芸術関係に関しては見どころがいっぱいあります。

マドリードには大小合わせて約90もの美術館・博物館があることは意外に知られていません。

 


1. プラド美術館

 

プラド美術館

 

プラド美術館は、年間250万人が訪れるマドリードで1番人気の観光スポットです。

1819年にスペイン王室のコレクションをもとに開館しました。

パリのルーヴル美術館、サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館と並び、世界三大美術館とも言われています。

 

絵画が8,600点、彫刻は700点以上という所蔵を誇り、中でも他に類を見ないスペイン絵画コレクションが有名です。

特にディエゴ・ベラスケスの作品は40点以上もあり、見ごたえがあります。

2007年には拡張部分がオープンし、より多くのコレクションを鑑賞することが出来るようになりました。

 

ラスメニーナス
ラス・メニーナス(ベラスケス): Wikipedia

 

プラド美術館で一番有名な絵と言われているのが、こちらの「ラス・メニーナス」です。

ベラスケスは、1623年に当時のスペイン国王フィリペ4世の王付き画家に抜擢され、以降は生涯を宮廷人として過ごしました。

この絵は公的な肖像画ではなく、個人的にフィリペ4世に贈られたものだと言われています。

 

中央の少女は当時5歳の王女マルガリータ。

王女の両側には、お辞儀をしているイサベル、水差しを王女に差し出しているマリアという二人の女官。

絵の題名になっている「ラス・メニーナス」とは、スペイン語でこの女官たちのことを指します。

 

筆を持っている画家ベラスケスが描いているのが国王夫妻の肖像画であるのは、ポーズをとった国王夫妻が鏡に映っていることから分かります。

つまり、この絵は国王夫妻の視点が捉えた情景が描かれているということになります。

見る者の視線を取り込むような、何とも不思議な感覚を覚える絵ですよね。

国王フィリペ4世はこの絵を気に入り、ずっと執務室に飾っていたそうです。

 

ゴヤ
マドリード1808年5月3日プリンシペ・ピオの丘での銃殺(ゴヤ): Wikipedia

 

近代絵画の創始者「フランシスコ・デ・ゴヤ」が描いた「マドリード1808年5月3日プリンシペ・ピオの丘での銃殺」は、西洋絵画史上、最も有名な戦争画の一つと言われています。

1808年5月2日の夜から5月3日の未明にかけて、ナポレオン率いるフランス軍がマドリードに侵攻。

これに立ち向かうべくマドリード各地で蜂起した民衆が逮捕され、プリンシペ・ピオの丘で、女性子供を含む43名が銃殺された事件が描かれています。

 

暗闇に浮かび上がる王宮、感情をむき出しにした表情の市民たちに対し、誰一人直視することが出来ず下を向いているフランス兵士。

両手を広げた白シャツの男の右手には、殉教者の証である聖痕が描かれています。

一説によると、この事件を知ったゴヤは憤怒し、現場に出向いて地面に横たわる遺体の山をデッサンしたと言われています。

 

プラド美術館は、ささっと見て回るだけでも2時間、ゆっくり見て回ると3時間、美術に興味がある方ならそれ以上の時間が必要です。

移動も含めて、半日はプラド美術館見学の時間にあてておきましょう。

 

プラド美術館の観光情報

 

スペイン語名 :Museo del Prado

住所 :C/ Ruiz De Alarcon 23, Madrid

アクセス :地下鉄1号線バンコ・デ・エスパーニャ(Banco De Espana)駅、またはアトーチャ(Atocha)駅から徒歩10分

電話番号 :(91)3302800 

定休日 :1月1日、5月1日、12月25日

営業時間 :月曜~土曜:10:00~20:00 日曜・祝日:10:00~19:00

料金 :

15ユーロ
月曜〜土曜18:00〜20:00、日曜・祝日17:00〜19:00は無料

公式URL :  Museo del Prado

 

 

2. ソフィア王妃芸術センター

 

 

世界で最も大きく新しい近代・現代美術館の1つと言われる「ソフィア王妃芸術センター」。

オープンは1992年でしたが、美術館の発展に伴い拡張がなされたり、新館が建設され、2005年に現在の形になりました。

絵画が約4000点の他、彫刻や版画、デッサン、写真などの他に、現代美術館らしくビデオ・インスタレーションや装飾美術など合わせて2万点以上の作品を所蔵しています。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ここを訪れるほとんどの人のお目当ては、1937年にパブロ・ピカソによって描かれた「ゲルニカ」でしょう。

縦349cm×横777cmという壁画サイズの油彩作品で、スペイン内戦に介入したナチス・ドイツ軍がバスク地方のゲルニカ村を無差別爆撃した事をテーマに描かれています。

白、黒、グレーのみというモノクロの世界は、カラーよりも爆撃の悲惨さが強烈に表現されていて、美術史において最も力強い反戦絵画の1つと言われています。

 

「ゲルニカ」は、完成後にパリ万博で展示されましたが、当時は注目を浴びることはなく、逆に反社会的だと非難されることも多かったと言います。

その後、世界中を巡回し、そこで得たお金はスペイン内戦の被害救済資金に使われました。

 

スペイン内戦に勝利したフランコ将軍が独裁政権を樹立した後は、ピカソはスペインに帰ることはなく、「ゲルニカ」を没収されることを恐れて、ニューヨーク近代美術館に託しました。

その後、フランコが亡くなり、ピカソが亡くなったあと、ピカソの遺志に沿って「ゲルニカ」はスペインに戻りプラド美術館に置かれ、のちに「ソフィア王妃芸術センター」に移されました。

 

「ゲルニカ」が世界的に注目を集めるようになったのは、第二次世界大戦後。

この絵の存在が、スペイン内戦という物への人々の関心を集めるきっかけにもなりました。

パブロ・ピカソの様々な感情が込められた「ゲルニカ」を、ぜひご自身の目で、心で鑑賞してみてください。

 

ソフィア王妃芸術センターの観光情報

 

スペイン語名 :Museo Nacional Centro De Arte Reina Sofia

住所 :C/ Santa Isabel 52, 28012, Madrid

アクセス :地下鉄1号線アトーチャ・レンフェ(Atocha Renfe)駅から徒歩8分

電話番号 :(91)7741000 

定休日 :1/1、1/6、5/1、5/15、11/9、12/24、12/25、12/31、祝日

営業時間 :

10:00~21:00(日曜日は~19:00)
日曜13:30~はゲルニカのある2階と特別展のみの見学

料金 :

大人10ユーロ、18歳未満無料
月・水~土曜の19:00~21:00   日曜13:30~、5/18、10/12、12/6は入場無料

公式URL :  Museo Nacional Centro De Arte Reina Sofia

 

 


3. 国立ティッセン・ボルミネッサ美術館

 


プラド美術館とソフィア王妃芸術センターからほど近い場所にある「ティッセン・ボルネミッサ美術館」。

ドイツの鉄鋼財閥ティッセン・ボルミネッサ男爵と、その息子の二代に渡るプライベートコレクションが公開されています。

プライベートコレクションとしては、英国エリザベス女王の物に次いで世界第二位という規模を誇ります。

 

1992年の開館時は、ティッセン・ボルミネッサ美術館がボルミネッサ家のコレクションを借りるという形でしたが、1年後にはスペイン政府が全てを買い取って公開しています。

13世紀初めから20世紀末までのヨーロッパ絵画は、プラド美術館にも、レイナソフィア美術館にも所蔵されていない様式の作品が多く、ぜひ3館併せて鑑賞しておきたいところ。

クロードモネやルノワール、ドガ、ゴッホなど印象派や後期印象派の作品も多く、またピカソやモンドリアン、エドワード・ホッパーなどの近代美術作品も楽しめます。

 

ティッセンボルミネッサ
オーヴェル近郊ヴェセノの眺め(ファン・ゴッホ): Wikipedia

 

作品の詳しい解説を知りたい方は、日本語オーディオガイド(5ユーロ)が便利。

館内はフラッシュ無しであれば写真撮影が可能です。

 

また、本来は休館日である月曜日の12時から16時までは、マスターカードの協賛により無料開放されています。

併設のミュージアムショップは入場無料で、センスの良いオリジナルグッズも揃っているため、ちょっと珍しいお土産を探している方はぜひ覗いてみてください。

 

国立ティッセン・ボルミネッサ美術館の観光情報

 

スペイン語名 :Museo Nacional Thyssen-Bornemisza

住所 :Paseo del Prado, 8 28014

アクセス :地下鉄2号線バンコ・デ・エスパーニャ(Banco De Espana)駅から徒歩5分

電話番号 :(91)7911370

定休日 :1/1、 5/1、 12/25

営業時間 :月曜:12:00~16:00 (無料) 火曜~日曜:10:00~19:00

料金 :13ユーロ

公式URL :  Museo Nacional Thyssen-Bornemisza

 

マドリードの美術館をお得に巡る方法

 

マドリードの主な美術館には、閉館前の数時間、もしくは特定日が無料になるという嬉しいシステムがあります。

開始時間には長蛇の列が出来る、鑑賞時間が短いというデメリットはありますが、マドリード滞在時間が短い、有名どころだけをさっと見たいという方にはお得と言えます。

無料開放時間は下記の通りです。

 

  • プラド美術館:月曜〜土曜18:00〜20:00、日祝日17:00〜19:00
  • ソフィア王妃芸術センター:月、水曜〜土曜19:00〜21:00、日曜13:30〜19:00
  • ティッセン・ボルネミッサ美術館:月曜12:00〜16:00

 

その他、お得なチケットやカードもあります。

 

パセオ・デル・アルテ(Abono Paseo del Arte) 30.40ユーロ

 

プラド美術館、テッセン・ボルネミッサ美術館、ソフィア王妃芸術センターの3美術館共通チケットです。

各1回の入場で、最初の入場から1年間有効となっています。

3館の入場料を大人料金で合計すると、約8ユーロお得になります。

 

国立美術館カード(Tarjeta anual de Museos Estatales) 36.06ユーロ

 

マドリードを中心に、国立美術館、博物館の入場がフリーになるカードです。

何度でも入場できるので、プラド美術館を数日かけて見たいという方や、考古学博物館やセラルボ美術館、トレドのエルグレコ美術など様々な美術館・博物館を見学したい方に最適です。

 

※ティッセン・ボルミネッサ美術館が含まれていないのでご注意ください。

※カード作成時にはパスポートが必要です。

 

 

4. 王宮

 

王宮

 

カルロス3世(在位:1735年~1759年)から、アルフォンソ13世(在位:1886年~1931年)までの歴代スペイン国王が居住してきた王宮です。

現在の国王一家は郊外のサルスエラ宮殿に暮らしていますが、宮中晩餐会やや大臣の任命式など様々な公式行事に使用されています。

 

王宮内部は歴代の国王によって新たな部屋や豪華な調度品、シャンデリアなどが取り付けられ、各部屋の装飾や配置も歳月と共に変化を遂げていきました。

地下1階、地上5階建てとヨーロッパ1のスケールを誇るの王宮には、大小合わせて3,000を超える部屋があり、その一部が一般公開されています。

 

王立武具博物館
王立武具博物館: Wikipedia

 

13世紀以降のスペイン王室保有の武器や武具などの貴重なコレクションが楽しめる「王立武具博物館」や、ベラスケス、ゴヤなどスペインを代表する画家の作品が展示されている「絵画ギャラリー」もお見逃しなく。

 

王宮の入場チケット購入は時期によっては行列が出来ることもあるため、事前にネット予約をするのがおすすめです。

手荷物検査で30分以上かかる場合もあるので、時間の余裕をもって出かけましょう。

また、オーディオガイドは日本語がないため、王宮の公式アプリ(有料)の「palacio real de madrid」日本語版をダウンロードしていくと便利です。

 

王宮の観光情報

 

スペイン語名 :Palacio Real

住所 :Plaza de Oriente, Madrid

アクセス :地下鉄2、5、R号線オペラ(Opera)駅から徒歩5分

電話番号 :(91)4548803

定休日 :1/1、1/6、5/1、10/12、12/25

営業時間 :10:00~20:00(10月~3月は~18:00)

料金 :大人11ユーロ、5歳以下無料

公式URL :  Palacio Real

 

 


5. アルムデナ大聖堂

 

アルムデナ大聖堂

 

1993年に完成したアルムデナ大聖堂。

1883年に王妃の墓所としての教会が着工されましたが、1885年にローマ教皇レオ13世の勅令により、マドリードに司教区が創設されたため、教会から大聖堂へと計画が変更されました。

 

歴代の工事の指揮者が変わる度に様式が変わったり、資金不足で工事が遅れたり、スペイン内戦時に工事が中断されたりと時間がかかり、約110年の歳月を経て1993年に完成しました。

外観はネオクラシカル様式ながら、内部はゴシックリバイバル様式と呼ばれる現代風な造りで、現代芸術家による礼拝堂やステンドグラスは外観からは想像がつかない程モダンな感じに仕上がっています。

 

2004年には、当時皇太子だった現国王フィリッペ6世が、レティシア王妃との挙式を行ったことでも知られています。

ちなみにレティシア王妃は、当時国営テレビのキャスターとして活躍していたジャーナリストで、離婚経験者。

スペイン王室初の民間人との結婚ということでもかなり話題になりました。

 

アルムデナ大聖堂は入場料無料です。

王宮と向かい合う場所に位置しているので、王宮見学とセットでどうぞ。

 

アルムデナ大聖堂の観光情報

 

スペイン語名 :Iglesia Catedral de Santa Maria la Real de la Almudena

住所 :C/Bailen 10, Madrid

アクセス :地下鉄2・5・R号線オペラ(Opera)駅から徒歩8分

電話番号 :(91)5422200

定休日 :無休

営業時間 :9:00~20:30

料金 :無料

公式URL :  Iglesia Catedral de Santa Maria la Real de la Almudena

 

 

6. マヨール広場

 

マヨール広場

 

プエルタデルソル広場から徒歩5分。

この場所は、15世紀の頃から肉や野菜、果物などの市場として親しまれていました。

 

17世紀前半になり、ハプスブルグ朝マドリードの主任建築家により、集合住宅に囲まれた広場に整備されました。

その後、約200年に渡り、マヨール広場では祭り、闘牛、国王の宣誓式、婚礼、異端審問から、絞首刑や断首刑の執行までありとあらゆる催し物が行われました。

 

18世紀の後半に、10日間に及ぶ大火災で広場の建物が焼け落ちてしまいましたが、王室と市の主任建築家により工事が進められ、19世紀半ばに9つのアーチを持つ4階建ての建物に囲まれた形に再建され、現在に至ります。

 

パン用小麦粉の税金を払う為の通称パン屋の家(カサ・デ・ラ・パナデリア)だった建物には、現在ツーリストインフォメーションが入っているので、一度覗いてみてください。

マヨール広場とその周辺には、ガイドブックでお馴染みのマッシュルームのグリルが人気のバルや、子豚の丸焼きが名物の老舗レストランなど有名店も多く、食べ歩きにもぴったり。

広場にテラス席のあるカフェや、バルで観光の休憩タイムを過ごすのもおすすめです。

 

マヨール広場の観光情報

 

スペイン語名 :Plaza Mayor

住所 :Plaza Mayor, Madrid

アクセス :地下鉄1、2、3号線ソル(Sol)駅から徒歩5分

 

 


7. ソル広場

 

 

15世紀の頃にはマドリードをぐるりと囲んでいた城壁の門の一つだったプエルタ・デル・ソル。

太陽の門という意味があり、太陽が昇る東向けに門の入口があったことに由来します。

マヨール通り、アレナル通り、アルカラ通りなど、マドリードの主要な通りが10本も合流する場所で、国鉄と地下鉄も3路線が交差しています。

今も昔もマドリードで1番の待ち合わせスポットです。

 

広場の南側には18世紀に建てられた旧郵便局があり、現在はマドリード州首相公邸として使用されています。

毎年12月31日の夜には、この旧郵便局の時計から新年を告げる鐘の音が鳴る間に、12粒のぶどうを食べるという伝統行事のために多くの人が集まります。

 

鐘に合わせて時間内に食べきると1年幸せに暮らせると言われていて、テレビで生中継されるので、これを聞きながら自宅で挑戦するスペイン人も多く、食べやすいように種をとったり皮をむいたりと用意周到にする人もいるのだそう。

ちなみに、このぶどうはマスカットのような大粒タイプなので、実際にやってみると想像よりは簡単ではありません。

 

また、広場にはマドリード0キロ地点のプレートがあり、記念に写真を撮る人で賑わっています。

広場の北側には、マドリード市の紋章になっている熊とヤマモモの木の像があり、人気の写真スポットとなっています。

 

ソル広場の観光情報

 

スペイン語名 :Puerta Del Sol

住所 :Puerta Del Sol, Madrid

アクセス :地下鉄1、2、3号線ソル(Sol)駅下車すぐ

 

 

8. スペイン広場

 

 

マドリードの目抜き通りであるグラン・ビアの終点にあるスペイン広場。

日中にはひっきりなしに観光バスが乗り付ける人気の写真スポットになっています。

そのお目当ては、スペイン語圏で最初に名声を得た文学者、ミゲル・セルバンテスの記念碑の前に立つドン・キホーテの騎馬像です。

 

マドリードで生まれたミゲル・セルバンテス(1547~1616)は、スペイン発行ユーロ硬貨の10、20、50セントに刻印されるほどの著名人。

舞台になったラマンチャ地方には、それらしき風車の並ぶ丘がありますが、ドン・キホーテやサンチョパンサの像があるのはここスペイン広場だけ。

 

小説「ドン・キホーテ・デ・ラマンチャ」を読んだという方も、そうでない方も、ドン・キホーテとサンチョ・パンサの名は聞いたことがあると思います。

スペイン人でも、前編・後編を通して読んだ人は意外に少ないそうですが、有名な小説であることに間違いはありません。

 

スペイン広場の観光情報

 

スペイン語名 :Plaza De Espana

住所 :Plaza De Espana, Madrid

アクセス :地下鉄3、10号線スペイン広場(Plaza De Espana)駅からすぐ

 

 

9. ラス・ベンタス闘牛場

 

ラスベンタス闘牛場

 

スペインと言えば闘牛というイメージがあるかもしれませんが、スペイン国内でも闘牛は賛否両論あります。

動物愛護的な観点から反対派も多い闘牛ですが、スペインの国技であることに変わりなく、お祭りの時期には欠かせないイベントになっています。

18世紀に始まった闘牛は、盛んな頃は各地で毎週のように行われていましたが、現在ほとんどの闘牛場はその土地の大きな祭りの時期にのみ開催されるようになっています。

 

収容人員約24,000人、直径60mと、世界で3番目の大きさを誇る、マドリードのラス・ベンタス闘牛場。

3月~9月はほぼ毎週日曜日に闘牛が開催され、マドリード最大のお祭り・サンイシドロの祭りの5月15日の前後1カ月は毎日開催されます。

 

ラスベンタス闘牛場


闘牛は、ただ単に闘牛士が雄牛と一騎打ちをするわけではなく、一連の流れがあります。

闘牛士は5名の助手たちと1つのチームとして登場します。

おおよその持ち時間は20分で、3チームが各2回ずつ試合を行うので、トータル約2時間。

最初はバンデリリェーリョたちが牛を興奮させ、次に馬に乗ったピカドールが槍で背中を突き刺し弱らせ、しっかりお膳だてが出来た状態で闘牛士(マタドール)が登場します。

 

良い闘牛をする闘牛士には歓声があがり、悪い闘牛、つまり牛を無駄に突いたり、なかなかとどめをさせずに苦しめてしまうような闘牛士には盛大なブーイングが浴びせられます。

闘牛士には階級制度があったり、タニマチがついていたりと、ちょっと相撲の世界にも似た所があるとも言われています。

 

観客のほとんどは観光客と、熱狂的な闘牛ファンのおじさんたち。

山羊の皮で作ったボタと呼ばれる水筒に入れたワインを、回し飲みしながら観戦するおじさんたちは闘牛場には欠かせない存在です。

 

日程が合えば、ぜひ一度は闘牛観戦に出かけてみてください。

もし日程が合わない、闘牛はちょっとという方は内部見学ツアーがおすすめです。

日本語オーディオガイドを聞きながら周る形式で、所要は約1時間15分。

普通は足を踏み入れることが出来ない闘牛エリアに立つことは、貴重な体験になりますよ。

 

ラス・ベンタス闘牛場の観光情報

 

スペイン語名 :Plaza De Toros De Las Ventas

住所 :C/Alcala 237, Madrid

アクセス :地下鉄2・5号線ラス・ヴェンタス(Las Ventas)駅からすぐ

電話番号 :687739032

定休日 :12/25、1/1、1/6

営業時間 :

内部見学ガイドツアー10:00~17:30 7月、8月は~18:30
闘牛がある日は闘牛が始まる4時間前まで

料金 :大人14.90ユーロ、 子供5.90ユーロ

公式URL :  Plaza De Toros De Las Ventas

 

 

10. サン・ミゲル市場

 

サン・ミゲル市場
Photo credit:  Viajar Ahora  on  VisualHunt  /  CC BY

 

ヨーロッパの街角には欠かせない市場。

15世紀の頃から肉や魚の市場として賑わってきたこの地が、整備されてサン・ミゲル市場となったのが1916年。

マドリード市民の台所として知られてきましたが、2009年に大リニューアルが行われ、カフェ、デリカテッセン、バルなどが立ち並ぶ、若者にも人気のスポットに生まれ変わりました。

 

マドリードで一度はやってみたいバル巡りも、サン・ミゲル市場内なら簡単です。

フードコートのようなスタイルなので、生ハムはもちろん、オリーブや魚介類、オイスター、コロッケなど色々な店の一品をつまみながら、ワインやビールを楽しむことができます。

 

平日は朝10時から夜12時まで、週末は夜2時まで営業しているので、ランチタイム後に夜の8時頃まで閉まっているレストランが多いスペインでは利用価値大。

簡単にランチやディナーを済ませたい場合や、観光中に小腹がすいた時にピッタリです。

スペインの食のトレンドを知りたい方にもおすすめです。

 

サン・ミゲル市場の観光情報

 

スペイン語名 :Mercado De San Miguel

住所 :Plaza San Miguel s/n, Madrid

アクセス :マヨール広場(Plaza Mayor)から徒歩1分

定休日 :無休

営業時間 :10:00~24:00(金・土曜・祝前日は~02:00)

公式URL :  Mercado De San Miguel

 

 

11. サンティアゴ・ベルナベウスタジアム

 

サンティアゴベルナベウ

 

マドリードを本拠地とするプロサッカーチーム、レアルマドリードのホームスタジアム。

世界中のファンがいつでも見学できるようにと、12/25と、1/1以外の年間363日オープンしています。

 

試合がある日は試合開始5時間前まで通常オープンしており、開始3時間前でもエリアを縮小して見学することが可能です。

試合がない日は、月曜から土曜日までは10:00~19:00、日曜・祝日は10:30~18:30とオープンしています。

 

サンティアゴベルナベウ

 

スタジアムツアーで最初に訪れるのは、スタジアムの最上階!

8万人収容のスタジアムは観客がいなくても大迫力です。

 

次にミュージアムエリアに行き、チームがこれまでに獲得してきた数々のトロフィーを見学。

レアルマドリードは、チャンピオンズリーグ過去12回優勝という最多記録を誇っています。

フォトモンタージュコーナーでは、好きな選手を選んで一緒に合成写真を撮影することができます。

 

観客席の見学、ロッカールーム、シャワールームの見学をしたら、プレーヤーズトンネルです。

試合前に選手たちが闘志に溢れる表情で歩いていくシーンはテレビでおなじみですよね。

 

そして、いよいよピッチへ!

サッカー好きならベルナベウのピッチに立てただけでも感激すること間違いなし。

 

そして、最後にオフィシャルショップでお買い物といった流れです。

夏の観光シーズンには、チケット売り場に列が出来ることもあるので、事前にオンライン購入しておきましょう。

 

サンティアゴ・ベルナベウスタジアムの観光情報

 

スペイン語名 :Estadio Santiago Bernabeu

住所 :Av. de Concha Espina 1, Madrid

アクセス :地下鉄10号線サンティアゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu)駅から徒歩1分

電話番号 :(91)3984370

定休日 :スタジアムツアー 12/25、1/1

営業時間 :スタジアムツアー 平日10:00~19:00  、日曜・祝日10:3018:30

料金 :大人25ユーロ、子供(14歳以下)18ユーロ、4歳以下無料

公式URL :  レアルマドリード

 

 

12. モンクロア展望台

 

 

アクセスは簡単で、地下鉄モンクロア駅下車すぐ。

モンクロア展望台は、マドリードで唯一ともいえる展望台ながら、繁華街からちょっと離れているので、訪れる人が少なく穴場的なスポットとなっています。

 

通称モンクロアの灯台と呼ばれるタワーは、1992年にイルミネーション&コミュニケーションタワーとして建てられました。

安全上の問題から2005年以降閉鎖されていましたが、問題をクリアして無事に再オープンしています。

 

ガラス張りの展望台は110mのタワーの地上90m地点にあり、展望エレベーターで約50秒で到着します。

高層ビルの少ないマドリードでは遮るものがなく、市街地のパノラマが十分に楽しめます。

 

モンクロア展望台の観光情報

 

スペイン語名 :Faro de Moncloa

住所 :Avenidade la Memoria. Madrid

アクセス :地下鉄モンクロア(Moncloa)駅から徒歩5分

電話番号 :(+34)91 550 12 51

定休日 :月曜日

営業時間 :9:30~20:00

料金 :大人3ユーロ、子供(7歳~14歳)1.5ユーロ、6歳以下無料

公式URL :  Faro de Moncloa

 

 

<マドリード郊外のおすすめ観光スポット>

 

ここでは、マドリードから日帰りでも行けるおすすめの観光スポットをご紹介します。

 

1. トレド

 

トレド

 

「スペインで1日しかないならば、迷わずトレドへ行け」

格言のようになっているこの言葉ですが、筆者が付け加えるとするならば、「トレドは日帰りではなく1泊すべき」です。

 

三方をタホ川で囲まれ、自然の城塞のようなトレドは、中世の街並みが色濃く残る素敵な街で、旧市街全体が世界遺産に登録されています。

マドリードのアクセスも良く、バスは直行便で1時間、列車なら約35分でトレドの新市街まで行くことができます。

バス停、駅からは荷物があればタクシー、なければ歩いても15分程度で旧市街に到着です。

 

旧市街の中は、日中は観光客が押し寄せ、大聖堂を中心にかなり賑わいますが、観光客が去った夕刻からは静かな街となり雰囲気抜群。

曲がり角から中世の騎士が現れてもおかしくないような、そんな独特な街並みをのんびりと散歩してみましょう。

 

トレド大聖堂

 

スペインカトリックの総本山であるトレド大聖堂。

フェルナンド三世の命によって1226年に着工、完成したのは1493年.

完成まで約270年近くかかったスペインゴシック建築の最高傑作です。

 

内部は広く、22の礼拝堂、主祭壇、パイプオルガン、ステンドグラス、聖具室など見どころが沢山あります。

手の込んだ彫刻やきらびやかなステンドグラス、名だたる画家の名画など、聖堂の中というよりはまるで美術館のよう。

 

時間があれば鐘楼に登って、トレドの旧市街を真上から見るという、ここでしか見られない景色を楽しみましょう。

大聖堂の入場チケットとは別料金になるので、鐘楼付きのチケットを購入してください。

登るのは個人ではなく、グループでまとまって登ることになり、上での時間を含めて30分はかかります。

 

最初にトレドは宿泊するべきと書きましたが、バス停や鉄道駅の近くではなく、旧市街の中に泊まるのがベスト。

景色重視、またはスペインが誇る国営ホテルチェーンのパラドールに泊ってみたい方は、  トレドのパラドール   がおすすめです。

 

トレド大聖堂の観光情報

 

スペイン語名 :Catedral Primada

住所 :C/Cardenal Cisneros, s/n Toledo

アクセス :トレド駅からバス10分

電話番号 :(925)222241

定休日 :1/1、12/25

営業時間 :10:00~18:00(日曜・祝日は14:00~18:00)

料金 :12.5ユーロ

公式URL :  Catedral Primada

 

 

2. セゴビア

 

マドリードからバスなら約1時間、列車なら約30分でセゴビアの新市街に到着します。

そこから観光のメインとなる旧市街へはタクシー利用が便利です。

セゴビアの旧市街は約2キロ四方と小さく、前述のトレド同様、旧市街全体が世界遺産に登録されています。

 

セゴビアの水道橋
セゴビアの水道橋

 

ヨーロッパを旅していると、あちこちで古代ローマ時代の遺跡に出会い、その技術力の高さに驚かされることが多いのですが、その最たるものは水道橋かもしれません。

約2000年前に古代ローマ人によって築かれたセゴビアの水道橋。

 

緻密な計算のもと、花崗岩を積み上げただけで作られた水道橋は、19世紀まで現役で使用されていました。

10キロ近く離れた川からひかれた水は、この水道橋を通り旧市街へ供給されていました。

水道橋の前にあるアソゲホ広場から続く階段の先には、水道橋の全体が見渡せる展望所があり、人気の写真撮影スポットになっています。

 

セゴビア水道橋
セゴビアのアルカサル

 

セゴビアのアルカサルは、ディズニーの白雪姫のお城のモデルになったと言われているお城です。

アルカサルの建つ場所は、三方を川と断崖に囲まれた自然の砦のような場所で、古代ローマ時代には既に城郭が存在していたと言われています。

 

戦略上も重要な場所だったため、イスラム時代には軍事拠点として使われ、11世紀にカトリックによるレコンキスタ(国土再征服)が行われた後は、カスティーリャ王国の居城となりました。

その後、何度も増改築が繰り返され、16世紀のハプスブルグ家支配の時代に、現在の外観が築かれました。

時代に合わせて王の居城から、王立の砲術学校や牢獄として使われるようになり、19世紀の大火の後に再建されて現在に至ります。

 

内部は一般公開されていて、玉座の間やガレー船をひっくり返したような天井、ガレーの間と名付けられた部屋、豪華な装飾が施された部屋、牢獄として使われていた塔などを見学することができます。

 

セゴビアのアルカサルの観光情報

 

スペイン語名 :Alcázar de Segovia

住所 :Plaza Reina Victoria Eugenia, s/n, 40003 Segovia

アクセス :旧市街内

電話番号 :(+34) 921 46 07 59

定休日 :1/1、1/6、6/24、12/25

営業時間 :4月~9月 10:00~20:00、11月~3月 10:00~18:30

料金 :大人5.5ユーロ、塔は別途2.5ユーロ

公式URL :  Alcázar de Segovia

 

 

今回は定番の場所を中心にご紹介しましたが、まだまだマドリードの見どころはたくさんあります。

機会があれば、お買い物スポットやおすすめのレストラン、バルなども取り上げますのでお楽しみに。

 

※合わせて読みたい:  スペインの人気観光スポット30選!絶景、世界遺産、美食、祭り、ガウディまで全部まとめてご紹介!


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