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サン・フェルミン祭り(Fiesta de San Fermín)
聖フェリセス・デ・ビリビオの巡礼祭(Romería de San Felices de Bilibio)
セビーリャの春祭り(Feria de abril de Sevilla)
コルドバのパティオ祭り(La fiesta de los patios en Córdoba)
スペインのお祭りシーズンは、3月のバレンシアの火祭り(サン・ホセの祭り)からスタートします。
明るくて陽気なスペイン人が、より一層楽しく盛り上がるお祭りの時期に合わせて訪れてみたいですよね。
ただし、お祭り期間は周辺都市も含めてホテルが取りにくい、取れてもお祭り価格で高値という現象が起きますので、早めに計画を立てて、移動手段も含めて予約を入れましょう。
また、スペインのお祭りの多くはカトリックの宗教的な行事に関係しているため、毎年開催日が異なる場合も多く、日程の確認が必要です。
人気が高いお祭りは、マドリードやバルセロナ、バレンシアなどからオプショナルツアーが催行されるので、少々高くても狙い目です。
スペイン東部のバレンシア州は、バレンシア県・カステリョン県・アリカンテ県の3県からなります。
バレンシア州の州都は、スペイン第三の都市バレンシア。
米どころとして知られるバレンシアは、パエリア発祥の地と言われ、鶏肉やウサギ肉が入った伝統的なパエリアを味わうことができます。
スペイン三大祭りの1つであるファジャス(las Fallas)は、守護聖人である聖サン・ホセの祝日を祝うためのお祭りです。
2016年には世界無形文化遺産にも登録されました。
サン・ホセの祝日は3月19日。
お祭りは3月15日から19日までの5日間通して賑やかに開催されます。
この時期のバレンシアのホテルは満室となるので、早めに予約をするか、日本からのお祭りを見るツアーに参加するのが得策です。
“サン・ホセ”とは、スペイン語で聖ヨセフのこと。
聖ヨセフは、イエス・キリストの父であり、大工の守護聖人です。
昔からこの地方の大工職人には、3月に古い材木や木屑を集めて焚火をする習慣がありました。
この習慣が、3月にあるサン・ホセの祝日と結びついて現在の形になったと言われています。
街の人々は、この祭りのために一年かけてファリャという張り子の人形を作り上げます。
地域で、企業で、有志でと様々なグループによって作られるファリャは、ファンタジー系から政治の風刺まで多種多様なデザインがあり、見応えがあります。
街のあちこちに設置されるファリャは大小合わせて約600あり、高さ30mを超す大物もあり圧巻です。
お祭り期間中は、日中から盛大な爆竹が鳴らされ、夜には美しいイルミネーションが楽しめます。
また、闘牛や様々なイベントが行われ、3月18日には民族衣装を着た女性たちが聖母をかたどった巨大な像に献花するオフレンダというパレードがあり見逃せません。
何といっても、1番の見どころは最終日の深夜!
今まで街中を飾っていた人形がすべて燃やされてしまいます。
もちろん一度に燃やすわけではなく、ちゃんと消防車がスタンバイしてから順番に燃やされていくのでご安心を。
筆者は幸運にも、市役所前の広場に設置された巨大ファリャが燃やされるクライマックスを見ることが出来ました。
後ろの方にいたのに、風向きなのかかなりの火の粉が飛んできて焦りましたが、大迫力で感動したのを覚えています。
期間:3月15日~19日
場所:バレンシア
アクセス:マニセス国際空港→バレンシア(地下鉄)
毎年すべて燃やされてしまうファリャですが、人気投票で1位となった作品だけは燃やされずに、こちらの博物館に飾られます。
1934年以降の歴代1位の作品がずらりと並び、それぞれの時代が反映されているので、さっと見るだけでも楽しめます。
住所 : Plaza Monteolivete, 4, 46004 València
マップ : Googleマップ
電話番号 : 963525478
定休日 : 月曜日(祝日をのぞく)、1月1日、1月6日、5月1日、12月25日、12月24日と31日の午後
営業時間 :
料金 : 2ユーロ
公式サイト : 火祭り博物館
今やぐんぐん知名度を上げて、スペインを代表するお祭りの1つにもなっているラ・トマティーナ。
スペインのお祭りのほとんどが宗教的な行事だと冒頭に書いたのですが、このトマト祭りは単純にトマトを投げて楽しむというお祭りです。
バレンシアから西へ約40kmのブニョールという小さな町に世界中から約4万人も集まるのは、8月の最終水曜日。
以前は誰でも参加できましたが、現在は事前にチケットを 公式サイト から購入しないと参加することはできません。
“パロ・ハボン” という生ハム取り合戦の終了と同時にスタート。
「ト・マ・テ!」「ト・マ・テ!」と、広場にはトマトを求める声が響きます。
広場に到着したトラックには、この日のために用意された100トン以上のトマトが積まれています。
参加者がこのトマトを奪い合い、投げ合い、ぶつけ合い…1時間後には街も人も真っ赤に染まっています。
このトマティーナ、ただただ投げ合うだけではありません。
きちんと、5つのルールが定められています。
気になるのはトマト祭りの起源ですよね。
所説あるのですが、街の若者が喧嘩の最中に、近くの八百屋のトマトを相手に投げつけたのがはじまりで、その次の年も、同じ場所に集まりトマトを投げ合ったのが現在に続いているという説が有力だと言われています。
期間:8月の最終水曜日
場所:ブニョール
アクセス:バレンシア→サンイシドレ(地下鉄)→ブニョール(列車)
公式サイト: La Tomatina
※バレンシアの観光関連記事: パエリア発祥の地!スペイン地中海の街・バレンシアのおすすめ観光スポット16選
北側はフランスと面し、スペインの約6割の面積を持つカタルーニャ州。
バルセロナ県・ジローナ県・リェイダ県・タラゴナ県の4県からなり、州都はスペイン第二の都市バルセロナです。
世界で最も有名な未完の世界遺産であるサグラダファミリアは、アントニオ・ガウディ没後100年という節目である、2026年完成予定で建設が進められています。
バルセロナ最大のお祭り「メルセ祭り」は、バルセロナの守護聖人、聖女メルセの祝日を祝う祭典です。
音楽ライブ、花火、3Dマッピング、民族衣装でのパレード、スポーツイベントなど様々な催し物があり、バルセロナ中が熱気に包まれます。
9月24日の午前中には、ヒガンテスと呼ばれる4mほどの巨大な人形たちがダンスをしたり、旧市街のあたりを練り歩いています。
また、夜には悪魔の仮装をした人が花火を振り回したり、爆竹を投げたりする激しいイベントもあり、若者に人気があります。
メルセ祭りの一番の見どころは、こちらのCasteller(カスタリェー)でしょう。
日本語では人間の塔と訳されています。
カスタリェーは、バルセロナが属するカタルーニャ地方で200年以上続く伝統文化です。
2010年には、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
人間の塔が見られるのは、旧市街にある市役所前のサン・ジャウマ広場。
地域のメンバーで構成されているいくつものグループが、その団結力を披露していきます。
メンバーは大人から小さな子供までの約100名ほどで構成されており、高さ10mほどの人間の塔を作り上げていきます。
てっぺんを飾るのは身軽な子供で、最上段の子供はヘルメットの着用が義務付けられています。
人間の塔が積みあがっていく姿は芸術的であり、ハラハラして手に汗握る瞬間。
塔の周りは参加チームたち、観客たちでぎゅうぎゅう詰めの状態ですが、高さがあるので、少し離れていてもしっかり見ることができます。
バルセロナを訪れたいという方は、季節も良いこのメルセ祭りの時期に合わせてみてはいかがでしょうか。
期間:毎年9月21日~26日頃(人間の塔は毎年9月23日)
場所:バルセロナ
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スペイン北部に位置するナバーラ州は、一県一州の自治州で、ナバラ県単独で構成されています。
州都はパンプローナで、歴史的にはバスク州の一部であったため、公用語にスペイン語と一部地域でバスク語が指定されています。
何と言っても有名なのはサン・フェルミン祭りで、日本では牛追い祭りの名前で知られています。
スペイン三大祭の1つ、サン・フェルミン祭り。
日本ではたびたびメディアに取り上げられる事もあり、「牛追い祭り」という名で知られています。
パンプローナの守護聖人、聖フェルミンを称える宗教儀式が起源で、7月7日のサン・フェルミンの日の前日、7月6日から7月14日の夜中まで9日間開催されます。
そのネーミングから人間が牛を追う、と思われがちですが、追われるのは人間の方。
祭りの期間中、毎朝囲い場から通りを通って闘牛場に向かう12頭の闘牛の前を人間が走るという儀式は、エンシエロと呼ばれ、サン・フェルミン祭りの人気イベントになっています。
通りの長さは約800m、牛が放たれてから闘牛場に入る時間は約3分間。
この3分間の為に、世界中から参加したいという強者が集まってきます。
パンプローナが、そしてサン・フェルミン祭りが世界的に有名になった理由の1つに、アメリカの作家、アーネスト・ヘミングウェイの存在があります。
1923年、当時パリに住んでいたヘミングウェイは初めてパンプローナを訪れ、サン・フェルミン祭りと出逢い、強い感銘を受けて、サン・フェルミン祭りを題材とした長編小説「日はまた昇る」を書きあげました。
その後も何度もサン・フェルミン祭りに通い、闘牛観戦経験を基にした解説書も著しています。
パンプローナには、彼が好んで通っていたカフェやバーが今でも残っており、闘牛場近くにはヘミングウェイ通りがあり、石像が置かれています。
期間:7月6日~7月14日
場所:パンプローナ
パンプローナがあるナバラ州と接しているラ・リオハ州も、ナバラ州と同じく一県一州の自治州で、ラ・リオハ州のみで構成されています。
スペインワイン好きなら知らない人はいない高級赤ワイン、リオハワインの産地で、エブロ渓谷一帯にはブドウ畑が広がっています。
ラ・リオハ州の町、アロにはラ・リオハ地域ののぶどう畑の40%があり、ワイナリーも多くあるワインの街。
この地域で信仰されている聖フェリセスを祝う祭りは6月24日に始まり、町の守護聖人である聖ペドロの日、6月29日まで続きます。
祭りの正式名称は「聖フェリセス・デ・ビリビオの巡礼祭」ですが、最終日に行われる赤ワインのかけ合いが有名なので、通称「バタージャ・デル・ヴィノ(Batalla del Vino)」、ワインの戦いと呼ばれています。
6月29日の朝7時、白いシャツに赤いスカーフを身に着けた参加者が各自赤ワインを持参してアロの町に集まります。
馬にまたがった市長の先導により、町から6㎞離れたビリビオ岩山に向かいビリビオ修道院を祝したあと、無礼講のワインかけ合戦が始まります。
ワインを詰めた水鉄砲はいまや定番で、ワインを入れたタンクを背負った人もいるほど。
お昼にはワインで紫色に染まった服のままアロの町に戻り、ワインを飲みながらパレードや素人闘牛などを楽しみ、夜の盛大な花火でお祭りの幕が閉じられます。
期間:6月24日~6月29日
場所:リオハ州アロ
スペイン南部を占めるアンダルシア州は、アルメリア県・ウェルバ県・カディス県・マラガ県・コルドバ県・グラナダ県・セビーリャ県・ハエン県の8つの県で構成されています。
州都はスペイン第4の都市セビーリャ。
グラナダのアルハンブラ宮殿、コルドバのメスキータ、セビーリャの大聖堂など見どころが多いです。
マラガ県の地中海沿岸コスタ・デル・ソルはリゾート地として人気が高く、主にヨーロッパからのバカンス客で賑わいます。
スペイン三大祭の1つ、セビーリャの春祭りは、聖週間(セマナ・サンタ)の約2週間後の6日間開催されるセビーリャ最大のお祭り。
もともと明るい雰囲気をもったセビーリャの街がより一層華やかに、そして賑やかになる特別なお祭りに参加出来たらとてもラッキーです。
旧市街からグアダルキビール川を挟んだ対岸にあるお祭り会場には、カセタと呼ばれるテント小屋がずらりと並び、人々が集って飲んで食べて踊って楽しい時を過ごします。
ほとんどのカセタは、企業や個人がお金を出して借りているもので、招待されないと入ることができませんが、観光用に開放しているカセタもあり、そこならば誰でも気軽に入ることが出来ます。
春祭りでは女性はフラメンコの衣装を着て頭に花飾りを付け、男性は裾が短いジャケットにタイトパンツ、ブーツといったスタイルが伝統的。
フラメンコ衣装までは用意できなくても、ちょっとお洒落をして出かけましょう。
春祭りに欠かせないのが、セビジャーナスという地元の民謡のような音楽で、通常は二人組で踊ります。
地元の人は老若男女問わずほぼ踊れるという地元に根付いたもので、小さな子供が踊る姿も見かけます。
見よう見まねでも一緒に踊って楽しみましょう。
期間中は有名闘牛士による闘牛も行われるので、闘牛観戦デビューにおすすめです。
春祭りの日程は、キリスト教の移動祝日に関連し、毎年異なるので、 こちらのサイト から確認してください。
期間:4月後半、聖週間(セマナ・サンタ)の2週間後の6日間
場所:セビリア
スペイン語でパスクワと呼ばれるイースターは、イエス・キリストが処刑され亡くなってから3日後に復活した事を祝うお祭りで、キリスト教徒にとってはとても大切な行事です。
このイースターの前1週間に行われる記念祭をセマナ・サンタと言います。
イエス・キリストがゴルゴダの丘で処刑されてから復活するまでの一週間、各曜日に関する出来事に合わせた行事を行い、その受難を偲びます。
セマナ・サンタはスペイン全土で行われる行事ですが、中でもセビージャとマラガのものは規模が大きく豪華なことで知られています。
セマナサンタの大切な行事はプロセシオン(聖行列)で、各教会が持つキリスト像、マリア像が載せられた山車を教区の信者達が担いで大聖堂まで運びます。
この行列を先導するのが、三角のとんがり帽子をかぶって目だけをだした姿が印象的なナサレノです。
山車は各教会の信心会が用意するのですが、それぞれ大きさやデザインが違い、見応えがあります。
セビーリャには50以上の信心会があるため、セマナ・サンタの期間中に50以上のプロセシオンを見ることができるという計算になります。
セビーリャ、マラガともに有名なプロセシオンを見ようと、多くの人がスペイン国内外から集まります。
ホテルも高騰する上に予約が取れない状況になるので、早めの予約か近郊の町の宿を押さえるようにしましょう。
期間:イースターの前1週間
場所:スペイン各地
イスラム時代の建物が多く残るコルドバの町は、旧市街全体が世界遺産に登録されています。
モスクの建物のど真ん中にキリスト教の教会を建てたことで知られるメスキータは一見の価値あり。
そんなコルドバの多くの住宅には、パティオと呼ばれる中庭があります。
湿度が低く日差しが強いアンダルシアでは、石造りの建物の中に作られる中庭は日差しが遮られひんやりと涼しく過ごせる場所。
集合住宅の場合でも中庭があり、住民がくつろぐ憩いの場所になっています。
美しいコルドバのパティオを多くの人に知ってもらおうと、コルドバ市が企画してスタートしたのが、パティオ祭りです。
コンテスト形式になったのが1921年なので、もう100年近い歴史のあるお祭りで、2012年にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。
例年、約50の企業や個人宅がエントリーし、パティオの美しさを競います。
コンテストは、1960年代までに建てられた建物のアンティーク部門と、それ以降のモダン部門に分かれています。
アンダルシアらしいタイルや絵皿、噴水、そして壁に飾られた花々などが特徴的で、見ていて飽きる事がありません。
パティオ祭り期間中は、エントリーした家々を見学する事ができるので、パンフレット片手にパティオ巡りを楽しみましょう。
人気の家は行列ができる事もあるほどですが、スペインのランチタイム&シエスタタイムは一旦クローズされるので気を付けてください。
パティオ祭りは例年5月上旬から約2週間開催されます。
ちょうど初夏の気候で観光に適したシーズンなので、コルドバを訪れたいと思っている方はパティオ祭りに照準を合わせてみるのも良いですね。
パティオ祭りの期間中は音楽ライブやフラメンコが行われたりと華やかな雰囲気が楽しめます。
期間:5月初旬から2週間
場所:コルドバ
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マドリード州は一県一州の自治州で、マドリード県のみで構成されています。
州都マドリードはスペインの首都。
イベリア半島のほぼ中心に位置しています。
マドリードには16世紀~17世紀にかけてのハプスブルク王朝時代、18世紀のブルボン王朝時代の歴史遺産が多くあり、見どころがいっぱい。
大小合わせて約90もの美術館があり、中でもプラド美術館は世界中から年間300万人もの人が訪れるほどの人気です。
5月11日から15日まで開催される、サン・イシドロ祭りは、マドリード最大のお祭りです。
マドリードの守護聖人サン・イシドロを祝うもので、期間中はマドリード市内の至る所で様々なイベントが行われます。
メイン会場となるのは、マドリード市の南にあるプデーラ・デ・サン・イシドロ(pradera de San Isidro)。
サン・イシドロの住居跡に建てられた礼拝堂には、多くの巡礼者が訪れ、湧き水を飲むという習慣があります。
市内中心のマヨール広場でも、伝統舞踏やライブ音楽などのイベントが行われ、レティ―ロ公園では花火が上がり、マドリード全体が熱気に包まれます。
1082年、マドリードの貧しい農家に生まれたイシドロは、とても信心深く、畑仕事の合間に足繫く教会に通い祈りを捧げていました。
湧き水の場所を言い当てたり、井戸に落ちた息子を救うために祈りを捧げたら水位があがって救出できたり、小鳥に袋に入れた小麦を与えていると、小麦が増えていたといった数々の奇跡を起こしたと言われています。
水や豊穣に関する奇跡を起こしたことから、スペインでは農業の守護聖人として崇められています。
スペインの闘牛シーズンは、3月のバレンシアの火祭りに始まり、10月のサラゴサのピラール祭りで幕を閉じます。
動物愛護的な観点からバルセロナでの闘牛が廃止されて以来、毎週日曜日に開催されているのは、マドリードのラス・ベンタス闘牛場のみで、他の町では、町のお祭りの時期にのみ闘牛が開催されています。
サン・イシドロ祭りの期間には有名闘牛士が集まり、質の高い闘牛が毎日行われます。
全座席の8割はシーズンチケットを持つ熱狂的な闘牛ファンに振り分けられるので、チケットを取るのは至難の業。
現地旅行会社のオプショナルツアーなどで入手できるかもしれません。
期間:5月12日~5月16日
場所:マドリード
スペイン全土で祝うクリスマスイベント。
レジェス・マゴスとは、馬小屋でイエスキリストが誕生した時に、星に導かれて駆け付けた「東方三賢人」のことです。
お祝いとして、黄金・乳香・没薬を贈った事と伝えられています。
スペインのサンタクロースは、このレジェス・マゴス。
1月5日の夕方にレジェス・マゴスを乗せた山車がパレードをし、集まった子供たちに飴やおもちゃなどを投げてくれます。
1年間良い子に過ごした子には、1月6日の朝起きた時に、レジェス・マゴスからのクリスマスプレゼントが届いているはずです。
ロスコン・デ・レジェスは1月6日に欠かせないパン菓子です。
リング型をした甘いパン菓子で、中には生クリームやカスタードクリーム、チョコレートクリームなどが挟まれています。
ロスコンの中にはソプレサという陶器製の人形が入っていて、切り分けて食べた時に当たった人には幸運が訪れると言われています。
期間:1月5日、6日
場所:スペイン各地
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伝統的な衣装や音楽、音楽、食べ物、そして宗教的な行事など、スペインのまた違った顔を見ることができるのがお祭りです。
スペインのお祭りに合わせて、旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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最終更新日 : 2022/12/16
公開日 : 2016/09/28