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スペイン世界遺産「メスキータ」を徹底解剖!コルドバの観光スポットや郷土料理もご紹介。





スペインの南、アンダルシア地方の街コルドバには「メスキータ」という世界遺産スポットがあります。
実はこのメスキータ、世界最大級の旅行サイトによる「2017年度世界ランドマークランキング」で堂々の5位だったんですよ!

さて、メスキータとは一体何なのか?見どころや歴史についてできるだけ分かりやすくご紹介したいと思います。
これを読めばあなたもメスキータ通になれるかも!?

【目次】スペイン世界遺産「メスキータ」を徹底解剖!コルドバの観光スポットや郷土料理もご紹介。

 

メスキータへ行こう!

コルドバへのアクセスは?

メスキータとは?

メスキータの成り立ち

レコンキスタ(国土再征服運動)とは?

大聖堂の建立

メスキータ 観光情報

コルドバその他の観光スポット

1. 花の小径(Calleja de las Flores)

花の小径 観光情報

2. ローマ橋・カラオーラの塔(Torre de Calahorra)

カラオーラの塔 観光情報

3. アルカサール(Alcázar De Los Reyes Cristianos)

アルカサール 観光情報

コルドバのパティオ祭りに行こう!(La Fiesta de los Patios)

コルドバで郷土料理を食べよう!

1. サルモレホ(salmorejo)

2. フラメンキン(flamenquin)

3. ラボ・デ・トロ(Rabo de Toro)

さいごに

 

メスキータへ行こう!

 

スペインが好き、または世界遺産が好きという方なら一度は耳にした事があるはずの「メスキータ」。

スペインの南、アンダルシア地方の主要都市の一つである「コルドバ」という街にあります。

まずは地図でコルドバの場所をご覧下さい。

 

 

地中海を渡ると、そこはアフリカ大陸。

すぐ対岸がアラブの国々というのは、スペインの歴史、そしてコルドバの歴史、メスキータの成り立ちを知る上でのキーポイントになります!

 

 


コルドバへのアクセスは?

 

観光スポットの宝庫であるアンダルシア地方を旅するなら、最寄りの国際空港はセビーリャとマラガ。

日本からのアクセスはヨーロッパ経由か、マドリードやバルセロナからの国内線で入るのが一般的です。

 

 

20年近く日本路線から撤退していたイベリア航空が再就航をしたのは2016年の事。

現在、成田⇔マドリード間を週3便(2018年10月より5便に増便予定)で運航しています。

詳しい運航スケジュールなどはこちらから→  イベリア航空

 

スペイン国内を旅行する際は、長距離バスや列車が安くて便利です。

 

Photo credit: Vallausa on Visual hunt / CC BY セビーリャ駅

 

特にマドリードからなら、スペイン新幹線AVEが「速い、キレイ、快適」でおススメ。

マドリード(アトーチャ駅)⇔コルドバ間は最速で1時間40分、1日平均24便、約45分間隔で運行しています。

1等は2-1配列で軽食付き、2等でも2-2配列でゆったり、車内にはカフェテリアもあります。

 

ちなみに、時間だけを見るとマドリードからの日帰りも可能ですが、セビーリャ、グラナダ、できればマラガも含めたアンダルシア地方はスペイン観光のハイライト的な存在。

最低でも3、4日かけて周って欲しい場所なので、日帰りはおススメしません!

コルドバ自体は小さな町なので、時間があれば1泊、時間がなければ半日観光のあと、セビーリャかグラナダに移動するのが効率的です。

 

 

メスキータとは?

 

外観はこんな感じです。

 

 

スペインによくある教会に見えますか?

では、ちょっと角度を変えて見てみましょう。

 

 

教会の手前部分に三角屋根が付いた建物がいくつも連なっているように見えますよね。

これは一体何なのでしょう?

もっと手前には大きな「オレンジの中庭」があります。

 

 

175mx135mの外壁にぐるっと囲まれたメスキータ。

これら3枚の写真は全て、メスキータ付属の「アミナールの塔」から撮影されています(左側に塔の影が写っていますね)

 

さあ、いよいよ中に入ります。

 

 

入ってすぐのところにパンフレットが置かれたラックがあります。

日本語版もあるので貰っておきましょう。

チケット売り場で貸し出しているオーディオガイド(4€)は残念ながら日本語はありません。

 

一歩建物の中に入ると、あちこちから聞こえてくる「うわ~」「WOW!」といった感嘆の声。

よく見ると少しずつ色が違う古い柱、その上には石灰石と赤レンガで作られた二重のアーチが見渡す限り続く、独特の光景が広がります。

柱の森と称されるそのデザインはまさにアラブスタイル。

 

このメスキータとはもともとイスラム教徒の礼拝の場、モスクだったのです。

 

 


メスキータの成り立ち

 

古代 ローマ 時代から属州として栄えていたコルドバ。

5世紀には西ゴート族に、6世紀には東ローマ帝国の支配を受けていました。

そんなコルドバに、ターレック将軍率いる7000名のイスラム軍がアフリカ大陸からジブラルタル海峡を渡り、コルドバに侵攻してきたのは711年の事でした。

 

イスラム軍の目的は土地を奪う事ではなく、イスラム教の布教でした。

あっという間にイスラム化が進んだコルドバに大きなモスクが必要だと考えたカリフ「アブデルラフマーン一世」は、西ゴート時代の「聖ビセンテ教会」があった場所を買い取り、785年にモスク建設をスタートさせています。

 

 

入口からすぐが初期に造られた部分です。

建設費用を抑える為に、各地から集められたローマ神殿の大理石柱などを再利用しているので、台座部分、柱頭部分のデザインや色がマチマチなのが分かります。

 

天井を支える為に、緻密な計算により設計された二重アーチは、石灰岩と赤レンガが使用されています。

古代ローマの水道橋のデザインを参考にしたと言われると、なるほどと思いますよね。

 

 

スタートは小さなモスクでしたが、後のカリフ、アブデルラフマーン3世がミナレットの建設を命じ、モスクはどんどん立派になっていきました。

 

ミナレット(英語、アラビア語ではメッザア)とは「アザーン」という礼拝の呼びかけを行うために作られたモスクに付随する塔の事。

昔は礼拝時間の度に人が塔に登り、大きな、そして美しい声で呼びかけを行っていました。

現在は塔に拡声器が取り付けられ、呼びかけはモスクの中からマイクで行うのが一般的です。

 

よく見ると塔の上部には鐘が取り付けられており、尖塔にはコルドバの守護聖人ラファエルの像があります。

これは16世紀になり取付けられた物なので、モスクの時代には四角柱の部分まで(約40m)だったと想像しておいて下さい。

 

さて、また内部に戻ります。

 

 

イスラム教徒への改宗者が増えるにつれ、手狭になってきたので、961年アルハカーム2世の手により大規模な増築が行われました。

最初の建設から150年以上経っていたにも関わらず、初期の雰囲気を崩す事がないように工夫され、増築されました。

ただし、既に神殿の柱を使う事はなく、台座もなくなっており、同じサイズに造られた柱を使っているのがわかりますよね。

 

アルハカーム2世の命により、こちらの豪華な「ミフラーブ」が建設されました。

 

 

モスクに絶対に必要なミフラーブとは、メッカの方向(キブラ)を示す場所。

全世界のイスラム教徒は現在のサウジアラビアのメッカにあるカアバ神殿の方向に向かい、1日5回の礼拝をしています。

 

もう少し近づいて美しい装飾を見てみましょう。

 

 

偶像崇拝をしないイスラム教では、装飾のモチーフと言えば草花や幾何学模様。

ビザンチンスタイルのモザイク職人が呼び寄せられ、金や青のモザイク装飾が施されました。

 

四角い部分には、右下から左下にかけてぐるりとコーランの一節が記されています。

ちょっと華美すぎるような気もしますが、当時のコルドバの栄華を良くあらわしているとも言えます。

 

屋根の部分は八角形になっていて、天井部分は音響効果を考慮した貝殻のような形。

このミフラーブの前で礼拝を先導するイマームの声が、後ろの方まで響き渡るようにと計算された造りです。

自然光が差し込む明かりとりの役割を果たしているのも見てとれます。

 

 

史料によると、10世紀のコルドバは人口が100万人近く、モスクの数は300とも600とも、1000以上だったとも言われています。

医学、天文学、哲学、文学など学問の都としても栄え、多くの留学生を抱えていました。

まだヨーロッパに大学がなかった時代に、コルドバには大学ができ、学者が集められ、図書館には60万冊もの蔵書がありました。

 

コルドバの学者によって作られた様々な文献は翻訳家集団により翻訳され、ヨーロッパ諸国へと流布されており、学問の中心地として非常に繁栄していたのです。

ヨーロッパ随一の学問の都へ、多くのユダヤ人も移住をし、当時はイスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒が共存する社会が形成されていました。

 

 

モスクとして最後であり、最大規模の拡張を行ったのは、987年、アルマンソールによるものでした。

前述のミヒラーブの前方にはグアダルキビール川が広がり、これ以上前方へは拡張できないのでバランスは崩れますが、横への大増築になりました。

 

こちらが最後の拡張の時に造られた部分のアーチ。

人口増加に伴い、急を要していた事もあり、白い石灰石に赤い色を塗っただけの、安っぽい造りになっています。

この大増築により、10世紀末には 2万5千人もの人が一度に礼拝できるほどの規模になっていました。

 

 

 

レコンキスタ(国土再征服運動)とは?

 

イベリア半島に入り、あっという間に広がっていったイスラム勢力。

キリスト教徒も黙ってみていたわけではありません。

 

イベリア半島の歴史のキーワードともなる、「レコンキスタ(スペイン語では再征服という意味)」。

国土再征服運動と世界史で習いましたよね。

地図を使って簡単に解説してみましょう。

 

 

西ゴート王国の血をひく貴族と自称していた伝説の王ペラヨは、718年、現スペインの北西部にキリスト教国のアストゥリアス王国を建国しました。

アストゥリアス王国は722年、ゴバドンガの戦いにより初めてイスラム勢力に勝利、これが実質的レコンキスタのスタートとなったのです。

914年にはレオン王国、1035年にはアラゴン王国、カスティーリャ王国が建国されています。(地図の黄色い部分)

 

度重なるキリスト教国の侵攻によって、後ウマイヤ王朝(当時のイスラム王朝)は揺らぎ始めていましたが、統治能力に優れたアブデルラフマーン3世が即位すると(912年)、勢力は安定し経済も発展、コルドバを中心としたアンダルシア地方は最盛期をむかえています。

 

976年に即位したヒシャーム2世は未成年だったため、後見人となったムハンマドが、キリスト教国間の分裂に乗じて戦力を結集し、バルセロナ、パンプローナといった北部や、現 ポルトガル のポルトまでを制圧、後ウマイヤ王朝に臣従を誓っています。

 

レコンキスタに大きな動きが出たのは、戦略に長けていたムハンマドの死後。

10年もたたないうちに、後ウマイヤ王朝は分裂、衰退、1031年ついに滅亡してしまいました。

 

これに乗じて、キリスト教国連合軍は動きを強め、1085年トレド陥落、その後南下を進め、1236年にはコルドバ、1248年にはセビーリャを奪回しています(地図の茶色い部分)

この頃には、残るイスラム勢力はグラナダ王国のみでしたが、シエラネバダ山脈に遮られ難攻不落の地だった事や、キリスト教国内での激しい分裂や意思の不一致の為に、やっと陥落させたのは1492年の事でした(地図の緑色の部分)

 

長い長いレコンキスタの間に、スペイン王国とポルトガル王国が誕生。

そして、両国は大航海時代へと突入していくのです。

 

 


大聖堂の建立

 

 

さて、1236年、再びキリスト教国になったコルドバ。

コルドバで活躍していたイスラム学者たちは、トレドに集められ、厚遇され、様々な知識がキリスト教世界へと広まっていきました。

 

当初はイスラム教徒もこの地を追われる事もなく、モスクの内部に礼拝堂が作られ、日曜日にはキリスト教徒が礼拝をし、金曜日にはイスラム教徒が集団礼拝をするというように共存していました。

 

時は流れ、君主が変わると事情も変わってきました。

特に、カトリック両王と呼ばれたイザベル女王とフェルナンド王の時代になるとユダヤ人は追放され、イスラム教徒は改宗を迫られ、迫害を逃れて多くの人がアフリカ大陸へと逃げ渡りました。

 

そして、16世紀、メスキータを取り壊して、大聖堂を建立するという計画が持ち上がったのです。

メスキータの歴史的価値、芸術的価値が分かっていたコルドバ市民は取り壊しに猛反対しましたが、当時のスペイン王カルロス1世(神聖ローマ帝国ではカルロス5世)は建築許可を与えます。

 

 

大聖堂建立の為に、もともと1056本あった二重アーチの円柱は850本までに減らされ、大きな祭壇や、パイプオルガンを備えた絢爛豪華な礼拝堂などが作られました。

所狭しと飾られたフレスコ画や、金装飾の祭壇、緻密な彫刻が施された聖歌隊の椅子など、完成までには時間がかかったため、ゴシック、ルネッサンス、バロックなど建築様式も混在しています。

モスク時代には19の身廊全てに入り口があり、中庭で身体を清めた人たちがスムーズに中に入れるようになっていましたが、これらの入り口もほとんど塞がれてしまいました。

 

 

後にこの地を初めて訪れたカルロス1世は「どこにでも作れる物の為に、どこにもない物を破壊してしまった」と建築許可を後悔する発言をしたと伝えられています。

ちなみに、カルロス1世はグラナダの世界遺産アルハンブラ宮殿の中にも、自分の名を冠したルネッサンス様式の「カルロス5世宮殿」を作らせています。

 

歴史的価値の高いモスクの中にスペインのどこにでもあるようなタイプの大聖堂が建立された事になりましたが、結果的には「モスクの中にあるキリスト教会」という世界で類のない特異な空間が生まれたのです。

1984年にメスキータが、そして1994年にはアルカサル、ユダヤ人街などコルドバの旧市街全体が世界遺産登録されています。

 

メスキータ 観光情報

 

住所 :Calle del Cardenal Herrero, 1, 14003 Córdoba

アクセス :コルドバ駅からバス3番でトリウンフォ下車すぐ

電話番号 :957-470512

定休日 :無休

営業時間 :10:00~19:00、11~2月は~18:00、日曜~18:00

料金 :

大人10€  学生(10歳~14歳)5€ 10歳以下無料
月曜日~土曜日の8:30~9:30は大聖堂でミサが行われているので入場無料
鐘楼 2€ 10時から30分毎、グループで入場できます。
夜間のメスキータ観光は曜日、時間など季節により違うので、ホームページで確認して下さい。

公式URL :  メスキータ

 

 

コルドバその他の観光スポット

 

コルドバの見どころは旧市街に集中していて、全て徒歩で観光できます。

メスキータ観光を終えたら、バルで休憩しながら散歩がてらブラブラと街歩きを楽しんでみてはいかがですか?

 


1. 花の小径(Calleja de las Flores)

 

 

イスラム時代には地位を確保され、厚遇されていたユダヤ人。

1492年にグラナダが陥落し、レコンキスタが完結すると事情は一変しました。

カトリック両王と呼ばれたイザベル女王とフェルナンド王の命により、ユダヤ人は町から追放されたのです。

 

アンダルシア地方の家屋の特徴である、中庭付きの家々の軒先には可愛い鉢植えの花が飾られています。

中でもメスキータ観光の後で必ず観光客が訪れるのが「花の小径」と呼ばれる細い路地。

ここから振り返るとメスキータの塔「アミナールの塔」54mが美しく見える人気の写真スポットです。

 

花の小径 観光情報

 

住所:Calleja de las Flores

アクセス:メスキータの北側すぐ

 

 

2. ローマ橋・カラオーラの塔(Torre de Calahorra)

 

 

アンダルシア地方最大の川、グアダルキビール川にかかるローマ時代の橋。

太い橋脚と16のアーチが特徴で、 2008年に修復されて美しく生まれ変わっています。

 

グアダルキビールとはアラビア語で「大いなる川」という意味。

スペインには、アラビア語の名前が多く残っていて、イスラム時代が長かった事を物語っています。

 

橋を渡った対岸はメスキータの全景をおさめる事が出来る絶好の写真スポット。

橋の中央部には、コルドバの守護聖人ラファエルの像が立っています。

 

また、12世紀に造られたとされる、イスラム時代の要塞「カラオーラの塔」は現在アルアンダルス博物館になっていて、イスラム時代のイベリア半島の歴史や文化に関する展示がされています。

屋上からは、グアダルキビール川、対岸のメスキータやアルカサールが良く見えます。

 

カラオーラの塔 観光情報

 

住所: PUENTE ROMANO, S/N

アクセス:メスキータからすぐ

営業時間:10/1~4/30 10:00~18:00 5/1~9/30 10:00~14:00/16:40~20:30

定休日:無休

料金:4.5€ マルチヴィジョン1.2€

公式URL:  カラオーラの塔

 

 


3. アルカサール(Alcázar De Los Reyes Cristianos)

 

 

もともと古代ローマ時代の要塞だった場所で、イスラム時代には、後ウマイヤ王朝のアブデルラフマーン1世がアラブ式庭園、図書館、浴場などをつくらせ、宮殿として使用していました。

レコンキスタ後の14世紀に、アルフォンソ11世が再建を命じ、現在のアルカサールになりました。

 

この地に残っていたイスラム教徒の職人を使い、イスラム美術を取り入れたキリスト教徒の装飾法、ムデハル様式で建てられています。

15世紀末には、イザベル女王とフェルナンド王がイスラム最後の砦となっていたグラナダ王国を陥落させる為の拠点として使用しています。

 

 

また、あのコロンブスが新大陸航海の前に資金援助を仰ぐためカトリック両王に謁見したのもこのアルカサールでした。

庭園には、その時の様子をあらわした像が建てられています。

コロンブスの打ち出した西回り航路の計画に、カトリック両王が賛同せずに資金援助をしなかったら・・・世界の歴史は変わっていたかも知れませんね。

 

アルカサール 観光情報

 

住所: Plaza Campo Santo de los Martires, s/n, Cordoba

アクセス:メスキータから徒歩10分

営業時間: 火~金8:30~20:45、土8:30~16:30、日祝8:30~14:30

定休日:月曜日

料金:4€

公式URL:  アルカサール

 

 

コルドバのパティオ祭りに行こう!(La Fiesta de los Patios)

 

スペインはお祭りが楽しい国。

バレンシアの火祭り、セビージャの春祭り、牛追いで知られるパンプローナのサンフェルミン祭り、この3つがスペイン三大祭りとして知られています。

コルドバのお祭りと言えば、パティオ祭りです。

 

 

暑いアンダルシア地方では、涼しく過ごせる中庭を作り、そこに水路や噴水を作って目でも涼をとるのが昔からの特徴です。

そんな中庭(パティオ)の美しさを競うコンテストがパティオ祭りのメインイベント。

毎年5月の上旬~中旬の約2週間、公式参加したパティオは一般公開され、その美しさがお披露目されます。

 

2018年度は5/1~5/13まで開催され、50のパティオがエントリーされました。

パティオは開催期間中の11:00~14:00、19:00~23:00(金・土は~24:00)一般公開され、自由に見学できるようになっています。

各パティオは工夫がされていて、バイオリン奏者を雇って雰囲気を出していたり、タパスやワインでおもてなしをする家も。

毎年6軒の美しいパティオが選ばれ賞が与えられます。

 

観光案内所で地図を貰って、いくつかのルートから選んでパティオ巡りを始めましょう。

到底一日で全てを巡るのは無理ですが、旧市街だけなら15軒くらいは周れるかも?

パティオ祭り期間中は、街角の広場などで毎晩フラメンコや音楽が奏でられ、お祭りムード一色。

 

コルドバ旅行を計画するならば、パティオ祭りの時期が楽しくて美しくておススメです!

 

 

コルドバで郷土料理を食べよう!

 

スペイン料理=郷土料理。

地方ごとに特色があるので、ぜひその土地の名物を味わって下さいね。

では最後に、コルドバの郷土料理をご紹介しましょう。

 

1. サルモレホ(salmorejo)

 

 

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コルドバ名物として知られているのが、トマトの冷製スープ「サルモレホ」です。

有名なガスパチョとの違いは、ガスパチョには玉ねぎやピーマン、きゅうりなどが入りますが、サルモレホの主材料はトマトのみ。

トマト、ニンニク、オリーブオイル、パンをミキサーで混ぜて出来上がり、というシンプルさ。

パンが入っているので、とろりとしていてまるでソースのような仕上がりです。

 

トッピングには生ハムとゆで卵が一般的。

家でも簡単に作れちゃいますが、やはり本場の味を一度は味わっておきましょう。

 

2. フラメンキン(flamenquin)

 

 

アンダルシア地方全般で人気のあるフライ料理、フラメンキン。

豚肉の薄切り肉に生ハムを巻いたロールカツです。

シンプルに生ハムだけを巻いたものや、赤ピーマンや茹で卵を巻いたものなどバリエーションあり。

 

ニンニクのアリオリソースをつけたり、レモンを絞ったり、もちろんそのまま食べてもOK。

コルドバのバルの定番ランチメニューなので、ぜひ試してみて下さいね。

 

3. ラボ・デ・トロ(Rabo de Toro)

 

 

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コルドバ郷土料理でイチオシのラボ・デ・トロ(牛テールの煮込み)です。

しっかり下処理されて臭みなどがない牛テールを、ワインやドライフルーツなどでじっくりと煮込んだ料理で、ご覧の通りボリューム満点。

なのに、必ずといってよいほどフライドポテトと一緒に提供されるので、さらにボリュームアップされています。

 

フォークを刺しただけで、ほろほろっと崩れる程柔らかく煮込まれた牛テールは、ジューシーでご飯にのせて食べたくなります。

残念ながらご飯はないので、スペインの固いパン(スペインのレストランやバルで出てくるパンは固いのがデフォルト)に浸して食べると美味しいですよ!

名物料理尽くしで、最初に1.のサルモレホを頼みたくなりますが、サルモレホとラボ・デ・トロの組み合わせはややヘビー。

暑い日はさらりとしたタイプのガスパチョか、サラダにしておくのが賢明かも知れません。

 

 

さいごに

 

世界中の観光客を魅了する世界遺産「メスキータ」についてご紹介しました。

スペインを旅するならば、マドリードもバルセロナもいいですが、筆者のおススメはアンダルシア地方。

旅行の前にスペインの歴史をちょっと調べて行くと、より一層理解が深まり、楽しさも倍増する事でしょう。

次の旅行はスペインにしてみませんか?

 

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