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10. ポルトガル文化が色濃く残る都市「マサガン(アル・ジャディーダ)」
1. 【マラケシュ】リヤド エ パレ デ プランセス(Riad Palais Des Princesses)
「モロッコに観光に行きました!」という方はあまり身近にいないのではないでしょうか。
聞いたことはあるけれど、遠いというイメージが強く、旅行先の候補になかなか挙がらないかもしれませんね。
モロッコの魅力はエキゾチックで神秘的な雰囲気が漂う、まるで絵画のようにカラフルな街並み。
猫をあちこちで見かけるので、猫好きにはたまりません。
また、アフリカ大陸に根付いている民族文化や、情緒溢れるフランス的精神、アラビアンなイスラム文化が混じり合い、地域によって異なった文化を持ち、街によって様々な個性があるため飽きることがありません。
さらには世界遺産がたくさんある国です。
そして比較的治安も良く、女性が好きな可愛いものがたくさんあるので、女子旅にもおすすめです。
本記事では、そんな神秘の国モロッコの情報と、観光に行くならぜひ立ち寄ってほしいスポットを厳選しました。
まずは、モロッコとはどのような国なのかを見ていきましょう。
モロッコは北アフリカ北西部に位置しており、首都はラバトです。
人口約3,700万人で、その90%以上がイスラム教を信仰しています。
有名なサハラ砂漠とヨーロピアンなイメージの地中海に囲まれ、日本人が観光で訪れるのは毎年3万人ほどと言われています。
言語はモロッコ方言のアラビア語。
しかし、それぞれの地方によって微妙に異なるベルベル語というモロッコ独自の言葉を話す人たちもいます。
かつてはフランスの植民地であり、フランス語を話す人も多く、モロッコの一部の土地にスペインが残ってるため、北部はスペイン語も通じます。
ちなみに、私たち日本人の頼みの英語は、大きな観光地で通じる程度です。
山間部など奥地まで観光に行く際は、あらかじめ少しだけでも言葉を勉強していくか、翻訳アプリがあった方が良いですね。
温暖な地中海と内陸の気候のサハラ砂漠に囲まれているため、気候は地域によって様々。
一年中ほとんど雨が降らず、乾燥しています。
そんな中、ベストシーズンは比較的気候の穏やかな春と秋です。
一年中温暖な地中海沿岸や大西洋沿岸の内陸部では、冬もおすすめですよ。
まず念頭に置いておきたいのは、モロッコ国民の90%以上がイスラム教徒だという点です。
1年に1度、1か月間続くラマダン月は、多くの飲食店が日没まで閉まっています。
また、ラマダン月は観光スポットの営業時間も早じまいになるので、予定が立てにくいという面もあります。
ラマダン月ならではの、日中の静けさと日没後のお祭りのような雰囲気を感じたいという方もいらっしゃると思いますが、スムーズに観光をしたいという方なら、ラマダン月を避けるのが賢明です。
ラマダン月は毎年変わるので、はっきりした日時を知りたい方は、「モロッコ・ラマダン」で日時を検索してみてください。
また、モロッコの多くの女性は、長袖に長いスカートかズボン、または写真のようなジュラバというゆったりした服を着て、髪にはヒジャーブというスカーフを巻いています。
観光客はどのような服装でも問題ないですが、タンクトップやミニスカートなど肌の露出が激しい服装は、周囲の視線を集めること間違いなし!
筆者のおすすめは、旅の最初にジュラバを買うか、さらっと羽織れるカーディガンや大判ストールを持参すること。
ジュラバは意外に風通しも良く、日焼け防止にもなります。
砂漠に行く場合は砂塵除けにもなる優れものです。
どの場所に行っても、その地の文化や風習、宗教などをリスペクトするのは大切ですね。
それでは、ここからは具体的にモロッコのおすすめスポットを都市別に紹介していきます。
自力で巡るのか、現地発着ツアーを織り交ぜるのか、日本からのツアーで訪れるのか、それによって各都市にかける日数も変わってくるので、こちらでは定番的な場所をご紹介します。
マラケシュに行ったならここだけは訪れて欲しい、フェズに行ったならここは外せない。
そんな代表的な場所を厳選しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
マラケシュは、モロッコのほぼ中央に位置する、国内で2番目に古い街です。
1070年から数代に渡り、キャラバン交易、工業、学問の中心となって都として栄えました。
現在人口は約90万人で、首都ラバト、カサブランカ、フェズに次いで第四位の街です。
イスラム時代になって作られた旧市街と、フランス統治時代に作られた新市街があり、旧市街全体が1985年に世界遺産登録されています。
旧市街は迷路のようなスークと、有名なジャマ・エル・フナ広場が楽しいので、最低でも2日は滞在していただきたいところです。
クトゥビアの塔は、12世紀に建てられたモスクに付属するミナレットという塔で、高さは77m。
マラケシュの街の決まりで、このクトゥビアの塔より高い建物は建てられないので、どこからでも眺めることができるランドマーク的な存在です。
四角柱の四面にはそれぞれ違った美しい装飾が施されています。
現在のモスクはのちに建てられたもので、実際に使用されています。
イスラム教徒以外の方は中に入ることができません。
当時建てられたモスクは基盤部分しか残っておらず、ちょっと不思議な光景が広がっています。
メディナ(旧市街)の入り口に近いので、まずはクトゥビアの塔まで行って写真を撮ってから、次にご紹介するジャマ・エル・フナ広場や、スーク(市場)などの見学に行くのがおすすめです。
住所 : جامع الكتبية، 279 Av. Mohammed V, Marrakesh 40000
マップ : Googleマップ
アクセス :
営業時間 : 周辺は24時間常時開放 ※塔の中はイスラム教徒以外入場不可
マラケシュ旧市街の中心にある、ジャマ・エル・フナ広場。
かつて公開処刑場だったという場所が、昼間は大道芸人、夜には屋台が出てお祭りのような賑わいを見せます。
大道芸グループ、猿回し、へび使いなどの見世物は、終わるとチップ集めが始まるので、見たからには少額でも渡すのがルールです。
屋台はすべて登録制で番号が付いているので、ぼったくりなどはなく安心。
ただし、「何を食べようかな~」という感じで歩いていると、強烈な客引きに遭うこと間違いなし。
面倒な時は、客引きがいない&モロッコ人が食べているお店を目がけてささっと移動しましょう。
スープやエスカルゴ、タジンやクスクス、ジューススタンドなど、食べ物の種類も豊富。
日本人旅行者の中で話題に上るのは、生絞りオレンジジュースの美味しさで、何番の屋台が冷たくて美味しい、何番の屋台はお代わりを入れてくれたなどなど。
チャレンジャーな方は、エスカルゴ(煮たかたつむりのスパイス味)も試してみてください。
住所 : Marrakesh 40000
マップ : Googleマップ
アクセス :
営業時間 : 店舗により異なる
バヒア宮殿は19世紀末、アラウィー王朝の宰相アリ・バハメットの私邸として建てられました。
一夫多妻の4人の妻と、24人の側女が暮らしていたそうで、まるでモロッコ版大奥。
中庭を囲むように、側女たちの部屋があり、総部屋数は150室というから驚きです。
噴水の前は人気の撮影スポット。
当時のモロッコで1番といわれる職人を集めて作らせたという、色鮮やかなモザイクタイルの装飾やステンドグラスなど芸術品の宝庫。
必見はアトラスシーダ(ヒマラヤ杉の一種)で作られた天井で、素晴らしい細密画が描かれています。
住所 : Avenue Imam El Ghazali, Marrakech 40000
マップ : Googleマップ
アクセス : フナ広場から徒歩10分
電話番号 : +212 674-747464
営業時間 : 8:00~17:00
料金 : 大人 70dh、12歳以下 30dh
公式サイト : バヒア宮殿
マラケシュの観光スポットはほとんどが旧市街に集まっていますが、こちらの「マジョレル庭園」は新市街に位置しています。
マラケシュに魅了されたフランス人アーティストのジャック・マジョレルが40年もの歳月をかけて造った庭園には、400種を超える草木や花が植えられています。
随所に美しい青色が用いられているのが特徴的で、目の覚めるような青はマジョレルブルーと呼ばれています。
ジャック・マジョレル亡き後、マラケシュを愛したデザイナー、イヴ・サンローランとパートナー、ピエール・ベルジェに買い取られ、庭園はアールデコスタイルに修復され、1980年、初めて一般公開されるようになりました。
廃れかけていた庭園は、二人の手によって元の輝きを取り戻し、文化的遺産として保存されたと言えます。
庭園内には、イヴ・サンローランのモニュメントも置かれています。
住所 : Rue Yves Saint Laurent, Marrakech 40000, Morocco
マップ : Googleマップ
アクセス : ジャマ・エル・フナ広場から車で10分
電話番号 : +212 5242 98686
定休日 : 無休
営業時間 : 8:00~18:30(最終入場は18:00)
料金 : 一般 150dh、10歳以下は無料
公式サイト : マジョレル庭園
マラケシュより歴史が古いフェズは、8世紀末にモロッコ初のイスラム王朝が興り、王都になりました。
この頃に作られた複雑な街により、迷宮都市として知られています。
旧市街には車は入ることができず、今でもロバが荷を引く姿が見られます。
そんな旧市街全体が、1981年に世界遺産に登録されています。
モロッコが旅行者の間で、三大うざい国(あと2つはインドとエジプト)と呼ばれていることは今や有名ですが、そのうざいがぎゅっと詰まっているのがフェズの旧市街だと言えるでしょう。
公認ガイドと一緒のツアー客ではないのを見ると、自称ガイドの親切そうな青年などが、「無料で観光案内をしましょうか?」と寄ってきます。
フェズの旧市街に「無料」は存在しないので、不要な場合はしっかりと断ることが大切です。
観光スポットの説明や、道案内が必要だと感じる方は、ホテルで公認ガイド(オフィシャルガイド)を手配してもらいましょう。
半日、一日と料金が決まっているので(サービスに満足したら、最後にチップは渡しましょう)安心です。
13世紀にフェズを都にしたマリーン王朝。
14世紀の半ば、ブー・イナニア王により旧市街の中に建てたのが、ブー・イナニア・マドラサという神学校です。
ブージュルード門から入ってすぐという分かりやすい場所にあり、美しいドアを開けると、外の喧騒とはまるで別世界が広がっています。
美しい装飾タイル、天井の鍾乳飾り、敷きつめられた色大理石、柱や壁、窓なども美しい装飾が施されており、イスラム美術の宝庫。
モロッコの宗教施設はイスラム教徒以外は入れない場所が多いのですが、こちらは現在は神学校ではなく、観光スポットとして公開されているので、ぜひ入場観光してみてください。
住所 : 3268+VW6, Rue Talaa Sghira, Fes
マップ : Googleマップ
アクセス : ブー・ジュルード門から徒歩2分
営業時間 : 9:00~18:00 ※13:30、17:15頃の礼拝時は閉門
定休日 : なし
料金 : 20dh
備考 : 短パン、タンクトップ、キャミソールなど露出の多いものは不可(女性は髪を覆うスカーフなどを着用)
モロッコのお土産として人気が高い革製スリッパ、バブーシュをはじめ、バッグやベルトなど革製品が安く手に入る事で知られるモロッコ。
動物の皮の状態から、革製品を作るためのなめし革に加工する作業場はタンネリと呼ばれ、昔から変わらない伝統的な製法が守られています。
屋上から眺めると、ゴム製作業着を着て、腰まで染料の入った桶に漬かりながら作業をする人たちの姿が見えます。
まずは石灰水や鳩の糞が入った白い桶に漬けて、皮を柔らかくするのですが、この鳩の糞が放つアンモニア臭が強烈なので、鼻に詰めるミントの葉っぱが渡されるほど。
筆者の経験では、ミント効果はあまり無いのですが、気休めにはなります。
実際作業している方々の前で臭い臭いと騒ぐよりは、さっと見て退散する方がスマートですね。
染料はすべて天然素材で、黄色はサフラン、赤色はポピーなど。
見学後は当然のようにバブーシュなど革製品のコーナーに案内されますが、不要ならばきっぱりと断り、買う予定があるなら、せっかくなので見学したお店で買うのも良いですね。
住所 : Hay Lablida Chouara, Fes 30030, Morocco
マップ : Googleマップ
アクセス : ブー・ジュルード門から徒歩30分
営業時間 : 作業場によって異なる
砂漠の中にたたずむ要塞、アイト・ベン・ハッドゥ。
マラケシュからアトラス山脈を南側に向かって越えると、ふもとのワルザザードにたくさんのカスバ(要塞)が点在します。
交易のキャラバン隊の通り道となったために盗賊が出回り、住人が危険から身を守るためにカスバを建造しました。
カスバは一族ごとに造られ、一つの入り口を持って、集落として固まっていました。
その中でもアイト・ベン・ハッドゥは保存状態が良く、映画「アラビアのロレンス」をはじめ、インディージョーンズ、クレオパトラなど、多くの映画の撮影が行われてきました。
アイト・ベン・ハッドゥには、電気も水道も通っていないのに現在でも数家族が生活しています。
旧市街全体が1987年、世界文化遺産に登録されています。
▼ アイトベンハッドゥのおすすめツアー
・ ワルザザート&世界遺産アイトベンハッドゥ日帰りツアー(英語ドライバー/昼食付/マラケシュ発)
個人的に行くにはマラケシュから乗り合いバス、またはワルザザードからタクシーをチャーターするのが一般的です。
ただ、なかなかハードルも高いので、マラケシュからのツアーに参加するのがおすすめです。
マラケシュからアトラス山脈を越えて約3時間、ワルザザードへ行き、ランチと映画スタジオの見学(要別途料金)。
その後、世界遺産アイトベンハッドゥを見学して、マラケシュに戻る1日コースです。
住所 : P1506, Aït Benhaddou, Morocco
マップ : Googleマップ
アクセス : マラケシュから車で約4時間
営業時間 : 24時間
料金 : 無料
言わずと知れた世界最大の砂漠。
なんと、アフリカ大陸の3分の1近くを占め、アメリカとほぼ同じ面積なのです。
サハラ砂漠全体の人口は2,500万人!
石油を採掘したり、オアシスで農耕も営まれています。
ツアーに参加してラクダに乗り、キャラバン気分に浸りながら、のんびり砂漠を見物。
その後テントで宿泊することもできます。
どこまでも広がる満天の星空や、昇り来る朝陽を見れば人生観変わること間違いなし!
もちろん、サングラスや日除けのストールは必須です。
メルズーガ大砂丘。ところどこるにある砂紋や動物の足跡が生き物達のの息づかいが感じられます。
これぞアラビアンナイト。どこまでも広がる星空。
▼ メルズーガ大砂丘のおすすめツアー
・ テントキャンプに宿泊!砂漠エリア満喫ツアー(1泊2日/英語ドライバー/ワルザザート発着)
ワルザザートを出発し、トドラ渓谷で散策とランチの後、メルズーガでらくだ乗り体験をし、テントキャンプに1泊。
翌日ヌコブ、アグデスを経由してワルザザートに戻るという1泊2日のコースです。
砂漠の夜の本当の静寂と、星空の美しさは忘れられない思い出になるはずです。
今やモロッコ旅行といえば青い街シャウエン(正式名称:シェフシャウエン)を外すわけにはいかないほどの人気ぶり。
シャウエンの街は山に囲まれており、その斜面に建物が建ち並んでいます。
青と白の街並はまるでおとぎの国に迷い込んだかのよう!世界中の旅行者の憧れなのです。
シャウエンの旧市街(メディナ)は、家の壁も道の階段も、水色から深い青色まで、多彩な青で染められています。
なぜ青いのか。
それは20世紀初頭にシャウエンに住みついたユダヤ人により現在の街並が生まれたと言われています。
ユダヤ人にとって青は神聖な色であり、家や道を青色で染め上げました。
彼らが去った現在でも町を青色に染めるという習慣が根付いています。
ほか、夏の暑さを紛らわせる、虫除けのためであるとも言われています。
実はモロッコはどこにいっても猫(モロカンキャット)だらけ!
各地で猫を撫でていたり、バブーシュ職人さんの脇で安心してのんびりくつろいでいます。猫好きにはたまらない光景ですね。
中でもシャウエンは猫パラダイスなのです。
猫の集会?
こちらはラグの上でお昼寝。きもちよさそう。
あら、ちゃんとお家番してますね。
猫好き・街並フェチにはたまらない街シャウエン。
可愛い雑貨があちこちで売られているため、女子旅でもおすすめです。
シャウエンは山間にある小さな町なので、鉄道は通っていません。
カサブランカやフェズから長距離バスで移動する手段が主流ですが、時間がない方にはフェズ発のツアーがおすすめです。
▼シャウエンのおすすめツアー
フェズの宿泊ホテルを出発して、専用車にてシャウエンへ。
着後約4時間のフリータイム(自由昼食)ののち、フェズに戻る1日ツアーです。
北アフリカで一番美しいイスラムの建築物と名高いマンスールの門。
メクネスは、なんと1000年以上も昔に造られた街。
17世紀から18世紀初頭には首都として栄えた壁に囲まれた都市です。
当時、アラウィー朝のスルタン(国王)ムーレイ・イスマイルがフランスに憧れ、街をヨーロッパ調にするためスペインの様式を取り入ました。
そして、スペインとモロッコ文化の融合した街並が生まれたのです。
建物内はどこかアルハンブラ宮殿のような雰囲気。
残念ながらスルタンは完成を待たずにこの世を去ってしまいました。
マンスール門は、1996年に世界遺産に登録されています。
住所 : VCVP+24M, الجماعة الحضرية الهديم، شارع محمد السادس, مكناس،, Meknès, モロッコ
マップ : Googleマップ
アクセス : 鉄道アミール・アブデルカデル駅から徒歩30分、車で8分
営業時間 : 24時間
ジブラルタル海峡の南に位置するテトゥアンの街の歴史は古く、紀元前3世紀には存在していたと言います。
1900年代にスペインに統治されていたので、街はどことなく南スペインの雰囲気も。
そのため、1つの街でスペインとモロッコの雰囲気を同時に感じる事ができるのが魅力です。
昔からフリントロック式の銃、織物類や厚底の靴などの伝統工芸品、銀糸のタイル製造などの生産が有名です。
歴史上、様々な民族が出入りしていたため、ご先祖様の出身が分かるように、古い家には玄関のドアにマークが付いているそう。
旧市街は全長5kmの城壁に囲まれ、建物はモロッコとスペインのアンダルシアの文化の融合がみられるのが特徴です。
そういう点も評価され、1997年に世界遺産に登録されています。
皮なめしの作業場、タンネリはフェズが有名ですが、こちらテトゥアンにも小規模ですが存在しています。
場所は、旧市街の入り口の一つ、Bab Mkabarの近くで、フェズと違ってすぐそばまで行って見ることができます。
タイミングが合えば、作業をしている光景を見ることができるかもしれません。
革製品の販売もしているので、ぜひ覗いてみてください。
モロッコの首都ラバト。
ラバトとは「城塞の都市」という意味があります。
12世紀のムワッヒド朝時代にスペインへの攻撃拠点として発展し、城壁や城門などの同時代の建物が残されています。
また、1912年に首都となってからは王宮や議会、商業施設が次々と建設されました。
中世と近代、ひとつの都市を全く異なる時代が共有しており、歴史を感じさせる街です。
ラバトは「近代都市と歴史都市が共存する首都」として、2012年に旧市街と新市街合わせて世界遺産に登録されています。
新市街はフランス統治下にフランス人によって作られた街。
おしゃれなカフェやレストランがあるヨーロッパの街角のようなエリアがあり、モロッコにいることを忘れてしまいそう。
ラバトに滞在するチャンスがあれば、新市街と旧市街のギャップを体感してみてください。
ラバトを代表する観光スポット、ムハンマド5世の霊廟は、モロッコ建国の父と呼ばれるムハンマド5世と、その息子ハッサン2世が眠る霊廟です。
ムハンマド5世は、1956年にフランスからの独立を勝ち取った英雄。
1973年に完成した霊廟は、誰でも訪れる事ができるラバトの観光スポットになっています。
霊廟内は、光の差し込みが計算されている天井のステンドグラス、繊細な幾何学模様による壁装飾など、イスラム美術の贅を尽くした美しい装飾が施されていて必見です。
霊廟を守るのは伝統的な衣装に身を包んだ衛兵さん。
気さくに写真を撮らせてくれるので、ぜひお願いしてみてください。
住所 : Boulevard Abi Regreg, Rabat 10030, Morocco
マップ : Googleマップ
アクセス : トラムHassan II Bridge 駅から徒歩12分
定休日 : 無休
営業時間 : 日の出から日没まで
料金 : 無料
ムハンマド5世の霊廟と同じ敷地内に、すっくと建つのは通称ハッサンの塔。
12世紀にムワッヒド朝の君主ヤークブ・マンスールの命により、世界最大のモスクを目指して建築が始まったものの、着工から4年で君主が亡くなったので、工事は中断されてしまいました。
着工当初の予定では高さ88mになるはずのミナレットは、44m地点で未完成。
周囲にはモスクの基礎となる柱がそのまま放置されていて、不思議な景観を作り出しています。
住所 : Boulevard Mohamed Lyazidi, Rabat 10030, Morocco
マップ : Googleマップ
アクセス : 鉄道 ラバト・ヴィル駅から車で10分、または徒歩25分
定休日 : 無休
営業時間 : 24時間
料金 : 無料
北アフリカにおける古代ローマの最大の保存状態が最も良い遺跡です。
歴史は紀元前2世紀~後3世紀に遡ります。
モロッコは古代ローマ帝国の属領となり、多くの建造物が造られました。
当時のローマ帝国の強大な力を表していますね。
8~10世紀には首都として繁栄、そして18世紀の地震で崩壊しました。
カラカラ帝の凱旋門をはじめ、神殿、公共浴場、邸宅群などが発掘されています。
また、床や壁に今も残っているモザイクタイルは、なんと当時の状態のまま保存されています。
ギリシャ神話のワンシーン。
色もしっかり残っています。幾世紀も超えているのにすごい技術ですね。
ヴォルビリスの名前はこの一体で咲き誇っていたベルベル語のAlili(キョウチクトウ)からとられたものとか。
レンガの色までしっかりと残っています。
多くの歴史を支えてきた柱は今は鳥達の生活を支えてくれています。
ヴォルビリスの遺跡群は、1997年に世界遺産に登録されました。
住所 : Route de Volubilis, Fertassa,morocco
マップ : Googleマップ
アクセス : メクネスから車で45分
電話番号 : +212 53554 4103
定休日 : 無休
営業時間 : 8:30~19:00
料金 : 20dh
公式サイト : ヴォルビリスの古代遺跡
かつて、マサガンは ポルトガル の植民地でした。
1506年にポルトガル人が大きなマサガン砦を築き、分厚い壁がぐるりと取り囲む堅牢な城塞都市(シタデル)になりました。
色々な国に侵攻されて、当時のモロッコの人たちは本当に大変だったでしょうね。
そして、立ち上がったモロッコ人たちは城塞を攻め落とし、新たにアル・ジャジーダという街になりました。
ポルトガル人がモロッコ人との長期戦(なんと2世紀)で攻撃に耐えるために、地下の穀物庫や地下貯水池が今も残っています。
また、アル・ジャディーダは、モロッコ人、古代ローマ人、ポルトガル人がそれぞれの名称をつけており、いくつかの異称を持っているとか。
マザガンという名称もその一つです。
かつてはここから敵を見下ろしていたのでしょう。
城壁に登ると砲弾台があり、向けられた先にはブルーの穏やかで綺麗な海が広がっています。
ぐるりと取り囲む高い壁。
若者が肝試しで城壁から海へ飛び降り!
今は海水浴も楽しめるそうです。
砂と香辛料と塩の香りが漂うマサガン。
かつての望郷に思いを馳せてみるも良し、のんびり美しい海を眺めてリラックスするのも良いですね。
2004年に「マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル様式市街」の名称で世界遺産に登録されています。
住所 : El Jadida, Morocco
マップ : Googleマップ
アクセス :
モロッコの首都はラバトですが、モロッコ最大の人口を誇り、商業・金融の中心地となるのはカサブランカです。
16世紀にこの街を再建したポルトガルによって、「白い家」を意味する、カサ・ブランカと名付けられました。
1942年公開のアメリカ映画「カサブランカ」の大ヒットで、その名は世界に知られるようになり、ロマンチックな港町というイメージがあります。
現在は、近代的なビジネス街という顔と、旧市街の昔のままの街並みという顔を持ち、モロッコ最大の「ハッサン二世モスク」という観光スポットも持つ魅力的な街として人気を集めています。
前国王の名を冠したモスク「ハッサン二世モスク」は、1986年から8年の歳月をかけて作られた近代的なモスクです。
内部に約25,000人、中庭を含めた敷地内には約85,000人収容可能という巨大モスクで、開閉式の天井やソーラーシステムによる床暖房が完備されています。
礼拝を呼びかけるための塔であるミナレットの高さは210mもあり、ミナレットとしては世界一です。
内部の見学は、ガイドツアーのみ(有料)
総工費800億円、優秀な職人を3,000人以上集めて施した装飾は目を見張るものがあります。
モロッコ国内のモスクで唯一イスラム教徒以外でも見学できるモスクなので、時間があえばぜひツアーに参加してみてくださいね。
住所 : الدار البيضاء
マップ : Googleマップ
アクセス :
住所 : Blvd Sidi Mohammed Ben Abdallah, Casablanca,Morocco
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム「Avenue Hassan Ⅱ」駅下車、徒歩20分
電話番号 : +212 5224-82886
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 大人130dh、子供30dh、6歳未満は無料
公式サイト : ハッサン2世モスク
マラケシュからバスで約3時間、大西洋の港町エッサウイラは、暮らすように旅する地としておすすめです。
これといった観光地があるわけではないのに、モロッコ人をはじめ、最近では日本人長期旅行者にも人気のあるエッサウイラ。
その魅力は、夕陽の美しい海、美味しい魚介類、普通の暮らしがある旧市街といったところでしょうか。
街の歴史はローマ時代まで遡りますが、現在の街並みは18世紀にフランス人建築家が手掛けて整備されたもの。
旧市街には、地元の人で賑わう食堂、パンの美味しいカフェ、手ごろな値段のホテルなどもあり、モロッコ雑貨のお店もたくさんあります。
そのどれもが、マラケシュやカサブランカより安めというよりも、適正価格なので安心してお買い物することができます。
港では毎朝獲れたての魚が売られていて、おこぼれにあずかろうとカモメたちが待機しています。
美味しい魚貝のタジンを食べに、海風に癒されに、エッサウィラに行ってみませんか?
2001年、エッサウィラの旧市街自体が世界遺産に登録されています。
モロッコ南部、アトラス山脈の東部に位置する「トドラ渓谷」
マラケシュからだとバスで8時間、メルズーガ砂漠からは5時間、砂漠ツアーの起点として知られるワルザザートからだと3時間、というティネリールが最寄りの街です。
とても不便な場所ながら、モロッコでトドラ渓谷を訪れないのはもったいない、とっておきの絶景ポイントなんですよ。
約40キロにもわたる渓谷美を楽しめるトドラ渓谷。
高さ150mを超える切り立った崖が左右に迫る迫力は、実際に目で見て肌で感じて頂きたいところ。
ロッククライミングが盛んで、初心者でもガイド付きの体験コースを楽しめます。
トドラ渓谷は、標高が1,300mあり、空気が綺麗、周りに灯りが無い、星空観賞にうってつけの場所でもあります。
ティネリールには滞在型の宿がたくさんあるので、数日滞在するのがおすすめです。
この辺りの岩山では、テントを張って遊牧生活をしているノマドの人々もいます。
多くを持たず、川の水を汲む彼らの姿を見て、ちょっと人生観が変わるかもしれませんね。
住所 : Todgha Gorge, Tinghir 45800, Morocco
マップ : Googleマップ
アクセス : マラケシュから車で約8時間
営業時間 : 24時間
料金 : 無料
代表的なモロッコ料理は、タジンやクスクス、ハリラという牛肉の出汁が効いたスープなど。
モロッコ料理はターメリック、クミン、サフランなどのスパイスやハーブがたくさん入っていますが、特に辛くありません。
イスラム教色の強いイメージですが、意外にワイン作りも盛んです。
これはフランスの影響と言われています。
他にビールも作られており、水が美味しいフェズのビールはとても有名。
アルコールが苦手な人は、果汁がたっぷり入ったフルーツジュースがおすすめです。
モロッコの一般的な料理は、肉と野菜を塩とスパイスで煮込んだ「タジン」と言われる料理。
あの日本でもメジャーとんがり頭の「タジン鍋」で作ります。
1時間以上も蒸し煮するので、野菜やお肉の旨味がぎゅっと凝縮されていて、本当においしいですよ。
ひとくちにタジン料理といっても、具材や味付けによって種類も豊富。
ラム肉が苦手という方は、チキンやビーフミートボールにしておけば外れはありません。
そしてもう一つ、世界一細かいパスタ「クスクス」もモロッコではメジャーな料理。
羊肉やチキン、ビーフ、魚などをハーブをたっぷり使って炒め煮をしたものを蒸したクスクスの上にのせていただきます。
ソースをたっぷり吸ったクスクスは、口当たりが良いのでパクパク食べられますが、あとからお腹の中で膨らむので、腹八分目くらいにしておくことをおすすめします。
クスクスは手間がかかる料理なので、休日である金曜日に食べるのが一般的。
観光客向けのレストランでは常時提供されますが、地元の人向けのレストランでは、金曜日しか作らないお店もあります。
タジンもクスクスも煮込み系なので、ちょっと飽きたら炭火焼きのお肉がおすすめです。
チキン、牛肉、羊肉、海が近い場所なら魚介類を炭火で焼いた料理は絶品で、間違いありません。
古くから異文化の十字路であるモロッコは独特の伝統工芸が有名です。
見てるとワクワクするようなおしゃれな品ばかり。
お土産にもおすすめな、代表的な雑貨をご紹介します。
日本でもおしゃれな雑貨店などで見かける有名なバブーシュ。
伝統的なモロッコの革製スリッパです。
バブーシュは、職人が一つ一つ山羊・羊・牛・ラクダなど動物の革を使い成型し、縫製します。
明るい色で様々なデザインが展開され、市場でぶらさげられて並べられている様はまるで大きな一つの絵のよう。
室内履きタイプと、外履きタイプがあるので、お店の人に尋ねてみてください。
「マルシェバッグ」「かごバッグ」の名前でも親しまれているモロッコのバスケット。
なつめやしの葉や、ドゥムと呼ばれる草、水草のストロー素材などで作られます。
ハンドル部分をレザーに変えたもの、カラフルなスパンコールや糸で飾りつけたもの、様々な素材を組み合わせて作られています。
写真のような無地タイプなら、誰に渡しても喜ばれるので、お土産にぴったりですね。
モロッコの手工芸品の代表的存在ラグ。
織られている土地によってスタイルが異なり大きさもそれぞれです。
地方によってカラフルだったりシンプルだったりと、その地域の色がラグに出ています。
フェズのメディナなどで、強烈に客引きしてくるような店は気を付けてください。
勝手に道案内をして、絨毯屋さんへ連れていきコミッションを貰うというお決まりパターンには、引っかからないようにしましょう。
モロッコ雑貨はほとんどが手作りの一点物です。
お土産にも、自分の愛用品にも「世界に一つだけ」をモロッコ旅行の記念に選んでみてください。
モロッカンランプとして知られるランプは、真鍮に無数の穴をあけて緻密な模様が描かれているのが特徴。
点灯すると、壁や天井に影が映し出されて幻想的な雰囲気が楽しめます。
一つ一つデザインが違うので、お店を見て回るだけでも楽しいですよ。
インテリアとしても可愛いので、自分へのお土産にいかがでしょうか。
モロッコにはヨーロッパからのバックパッカーが多く訪れるので、安宿が充実しています。
もちろん、中級ホテルや高級ホテルもありますが、近年注目を集めているのが、「リヤド」と呼ばれる中庭がついたモロッコスタイルのホテル。
美しいタイル、手入れされた庭園、モロッコスタイルのインテリア、豪華なリヤドにはスパやサウナもあったりします。
大型ホテルには無い良さと、ちょっとした不便さが共存しているリヤドに一度は泊まってみてください。
ちなみに、ちょっとした不便さとは、ほとんどのリヤドは旧市街にある古い建物を利用しているので、場所が分かりにくい、外見はきれいでも水回りが古い、エレベーターがないなど…
そんな不便さを差し引いても、モロッコらしい滞在経験が楽しめるのでおすすめです。
マラケシュのリヤドは今やピンキリ状態で、「これがリヤド?」というような簡素なタイプから、インスタグラマー御用達の豪華映えリヤドまで千差万別。
ハネムーンや女子旅におすすめしたいのが、こちらの「リヤド エ パレ デ プランセス マラケシュ」。
プリンセスの名の通り、女子の好きな可愛いがあちらこちらに散りばめられているのが特徴です。
ジャマエルフナ広場から徒歩2分という好立地。
マラケシュのリヤドの中では比較的大きめで、3つある中庭にはそれぞれ噴水があり、花びらが浮かべられています。
客室は全29室。
スタンダードダブル、スタンダードツイン、トリプルルーム、シングルルーム、クラッシックシングルルーム、デラックスダブル、
クラッシックスイート、ロイヤルスイートと細かくカテゴリーが分かれており、それぞれ違ったデザインやインテリアが楽しめます。
無料Wi-Fi、薄型テレビ、セーフティーボックス、ミニバーバスローブ、バスアメニティなど、必要な物は揃えられています。
スタッフの方も親切で居心地が良く、リピーターが多いというのも、安心できるポイントです。
住所 : 37 - 39 - 41 Derb Jamaa, Riad Zitoun Qdim 40000 Marrakech, Rue Riad Zitoun el Jdid, Marrakesh
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +212 5243-75340
営業時間 : チェックイン 14:00~/チェックアウト ~11:00
予約サイト・口コミ・クーポン : Expedia Booking.com Trip.com Hotels.com
マラケシュのリヤドの中でも知名度が高い「リヤド ビー マラケシュ」。
海外インスタグラマーの間で話題になり、フォトジェニックな中庭のプールでの写真が公開され、有名になりました。
何とも言えない色合いのタイルで飾られ、装飾品もおしゃれでセンスの良さが光ります。
問題は、有名になりすぎたために予約が困難だという点。
予約サイトをチェックして、空きがあればすぐに押さえるようにしましょう。
客室も美しいモロッコタイルで飾られています。
各部屋のデザイン、装飾が違うので、ホテル予約サイトでお気に入りのお部屋を見つけてください。
きれい、可愛いだけではなく、無料Wi-Fiをはじめ、滞在に必要な物はしっかり備えられています。
屋上テラスでいただく朝食は、フレッシュオレンジジュース、新鮮なヨーグルト、自家製グラノーラ、自家製ジャムなど、クオリティが高く美味しいと評判。
有料ですが、モロッコ料理のクッキングスクールも開催されているので、時間が合えばぜひ参加して見てください。
住所 : à côté de la grande mosquée، 23 Derb Sidi Lahcen O Ali, Marrakesh 40030
マップ : Googleマップ
アクセス : マラケシュ・メナラ空港より車で20分
電話番号 : +212 5243-84511
営業時間 : チェックイン 12:00~/チェックアウト ~12:00
予約サイト : Booking.com
フェズで最初にできたリアド「ラ・メゾンブルー」の成功によって、フェズにもリヤドのブームが巻き起こり、モロッコ人だけではなく、古い邸宅を買い取ってリヤドをオープンさせる外国人も多くなりました。
そんな「ラ・メゾンブルー」の系列となるのが、「リヤド メゾン ブルー」です。
名前が似ているので予約の際には間違わないようにしましょう。
「リヤド メゾン ブルー」は4つの邸宅を改装して作られているので、フェズのリヤドとしては大きく、館内にはプール、ジム、スパ、ハマム、レストラン、屋外バー、スモーキングルーム、メディナを望む屋上テラスなどがあり、施設が充実しています。
もともとは現在のロビーがある周りの7室からスタートし、周辺の邸宅を買い取り、全18室まで広げました。
プールを囲んだ周辺の部屋が2012年オープンと一番新しく、モダンなデザインになっています。
客室はすべて違ったデザインで、無料Wi-Fi、45インチテレビ、セーフティーボックス、ミニバー、エスプレッソマシン、無料ボトルウォーター、バスローブ、バスアメニティ、スリッパなど、必要なものはすべて揃っているので安心。
「リヤド メゾン ブルー」はスパのレベルが高いと評判なので、ぜひ優雅な時間を過ごしてみてください。
住所 : 33 Derb el mitter talaa el Kabira، Ain azlitten, Fes 30110
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +44 20 3355 6302
営業時間 : チェックイン 12:30~/チェックアウト ~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com
まるで絵画のように美しい国モロッコ!
モロッコはまだまだ見るべきところがいっぱいあります。
当時のままの姿が残る古い街並みや建造物、そして文化は、時間が止まった歴史の中に迷い込んだような錯覚を起こします。
実際に目にしてその空気を感じることで、あなたもきっとアラビアンナイトの主人公になった気分になれますよ。
※合わせて読みたい: 初めてのモロッコ!世界遺産たっぷり、旅行情報とおすすめ観光スポット17選!
最終更新日 : 2024/05/22
公開日 : 2016/08/04