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10. ポルトガル文化が色濃く残る都市マサガン(アル・ジャディーダ)
モロッコに観光に行きました!という人、身近にいますか?
モロッコの魅力はエキゾチックで神秘的な雰囲気が漂う、まるで絵画のようにカラフルな街並み。
都市部では猫をあちこちで見かけます。猫好きにはたまりませんね。
また、アフリカ大陸に根付いている民族文化や、情緒溢れるフランス的精神、アラビアンなイスラム文化が混じり合い、地域によって異なった文化を持ち、街によって様々な個性があるので飽きません。
更には世界遺産がたくさんある国です。
そして比較的治安もよく、女性が好きな綺麗なものがたくさんあるので、女子旅にもオススメなのです。
今回はそんな神秘の国モロッコの情報と観光に行くならばオススメしたい場所を13か所厳選しました!
まずは、モロッコとはどのようなところなのか見ていきましょう。
モロッコは北アフリカ北西部に位置し、首都はラバトです。
有名なサハラ砂漠とヨーロピアンなイメージの地中海に囲まれています。
日本人が観光で訪れるのは毎年3万人ほどと言われています。
言語はモロッコ方言のアラビア語。
しかしそれぞれの地方によって微妙に異なるベルベル語というモロッコ独自の言葉を話す人たちもいます。
また、かつてはフランスの植民地であり、フランス語を話す人も多く、モロッコの一部の土地にスペインが残ってるため、北部はスペイン語も通じます。
ちなみに、私たち日本人の頼みの英語は、大きな観光地の有名な観光地で通じる程度です。
山間部など、奥地に観光に行く際は、あらかじめ勉強していくか辞書が必須ですね!
温暖な地中海と内陸の気候のサハラ砂漠に囲まれているため、気候は地域によってさまざま。
一年中ほとんど雨が降らず、乾燥しています。
そんな中、ベストシーズンは、比較的気候の穏やかな春と秋です。
一年中温暖な地中海沿岸や大西洋沿岸の内陸部では、冬もオススメですよ!
それでは、ここからは具体的にモロッコのおすすめスポットを見ていきましょう。
マラケシュの中心にある、ジャマ・エル・フナ広場。
モロッコのほぼ中央に位置する、国内で2番目に古い街。
1070年から数代にわたり、キャラバン交易、工業、学問の中心となって都として栄えました。
入り組んだ内部では、スークと呼ばれる市場で、スパイスをはじめとしてあらゆるものが売られています。
街の中心にあるジャマ・エル・フナ広場は、昼間は大道芸、夜は屋台が出て大変な賑わいを見せます。
活気ある眺めは、ぜひ目にしたいもの。
1985年に世界文化遺産として登録されました。
19世紀末、アリ=バハメットの私邸として造られた宮殿。
一夫多妻制で4人の妻を持ち、それぞれが暮らしていた豪華な部屋を見ることができます。
場所:マラケシュ旧市街池の南側、ジャマ・エル・フナ広場から徒歩15分ほど。
入場料:1ユーロ
公式サイト: バヒア宮殿
19世紀末、アリ=バハメットの兄弟、シ=サイードの邸宅としてとして造られたものが、のちに工芸博物館となりました。
ベルベル人の絨毯、モザイク、庭園などを見ることができます。
少し分かりにくい場所にありますが、人が少なく、その分ゆっくり見学できるという声も。穴場のようです。
場所:バヒア宮殿からは徒歩5〜6分。
入場料: 20DH
公式サイト: ダル・シ・サイード
マラケシュと同様、過去に都となった街ですが、歴史はマラケシュよりも古く、より複雑な内部から「迷宮都市」として有名です。
旧市街には、車は入ることができず、今でもロバが荷を引く姿が見られます。
古いモスク、神学校のマドラサを見学しながら、迷うことも楽しみの一つとも言われますが、現地ホテルなどで、公認のガイドを頼むと安心。
1981年、世界文化遺産に登録されました。
旧市街の中心となるモスク。
車が入れない狭い通りは、今もロバが荷を引きます。
モロッコ最大級のモスク。
中には世界最古の大学があり、歴史を感じることができます。
緻密なタイルの装飾も見応えあり。
場所:フェズの旧市街池の大きな目標となる、ブージュルード門から徒歩30分。
注意:
イスラム教徒以外、中に入ることはできません。
外観のみ無料で見学でき、撮影はOKです。
モロッコの古代史と文化を見ることができます。
楽器、古いコーランなどの貴重な資料とともに、美しい建物自体や中庭も楽しむことができます。
場所:ブージュルード門からすぐ近く。
定休日:火曜
入場料:10DH
注意:博物館内部は撮影禁止。
砂漠の中にたたずむ要塞。
わずかながら、いまだ居住者もいて、タイムスリップしたような感覚が味わえます。
中に入ることもできます。
マラケシュからアトラス山脈を南側に向かって越えると、ふもとのワルザザードにたくさんのカスバ(要塞)が点在します。
交易のキャラバン隊の通り道となったために盗賊が出回り、住人が危険から身を守るためにカスバを建造しました。
カスバは一族ごとに造られ、一つの入り口を持って、集落として固まっていました。
その中でもアイト・ベン・ハッドゥは保存状態がよく、映画のロケ地としても使用されました。
今も、当時のハリウッド映画のセットを見ることができます。
1987年、世界文化遺産に登録されました。
場所:
マラケシュからは車で4時間ほど。
アトラス山脈を超えて最初に到着するワルザザード市から、約30km離れています。
入場料:
基本的には無料。
しかし、入り口が2箇所あり、人が住んでいる場所は有料となっているので、注意が必要です。
言わずと知れた世界最大の砂漠。
なんと、アフリカ大陸の3分の1近くを占め、アメリカとほぼ同じ面積なのです。
サハラ砂漠全体の人口は2500万人!石油を採掘したり、オアシスで農耕も営まれています。
ツアー観光でラクダに乗り、キャラバン気分に浸りながら、のんびり砂漠を見物。その後テントで宿泊することもできます。
どこまでも広がる満天の星空や、昇り来る朝陽を見れば人生観変わること間違いなしですよ!
もちろんサングラスや日よけのストールは必須です。
ラクダで散策。平衡感覚が鍛えられますね!
メルズーガ大砂丘。ところどこるにある砂紋や動物の足跡が生き物達のの息づかいが感じられます。
これぞアラビアンナイト。どこまでも広がる星空!
アクセス : メルズーガの町が玄関口
注意点 : ツアーで観光すること
価格:砂漠ツアー 800DH〜
シャウエンの街は山に囲まれており、その斜面に建物が建ち並んでいます。
青と白の街並はまるでおとぎの国に迷い込んだかのよう!世界中の旅行者の憧れなのです。
シャウエンの旧市街(メディナ)は、家の壁も道の階段も、水色から深い青色まで、多彩な青で染められています。
なぜ青いのか。
それは20世紀初頭にシャウエンに住みついたユダヤ人により現在の街並が生まれたと言われています。
ユダヤ人にとって青は神聖な色であり、家や道を青色で染め上げました。
彼らが去った現在でも町を青色に染めるという習慣が根付いています。
ほか、夏の暑さを紛らわせる、虫除けのためであるとも言われています。
ガラス細工のような通り。真っ青。
カラフルな塗料粉。原料は石灰で防カビ効果があるそう。
実はモロッコはどこにいっても猫(モロカンキャット)だらけ!
各地で猫を撫でていたり、バブーシュ職人さんの脇で安心してのんびりくつろいでいます。猫好きにはたまらない光景ですね。
なかでも、シャウエンは猫パラダイスなのです。
猫の集会?
こちらはラグの上でお昼寝。きもちよさそう。
あら、ちゃんとお家番してますね。
猫好き・街並フェチにはたまらない街シャウエン。
可愛い雑貨があちこちで売られているため、女子旅でもオススメです。
住所 : モロッコ 北西部 Chefchaouen, Morocco
マップ: Googleマップ
アクセス :
飛行機で日本からカサブランカへ
鉄道でカサブランカからフェズへ
モロッコ国営バス・CTMでフェズからシャウエンへ
北アフリカで一番美しいイスラムの建築物と名高いマンスールの門。
メクネスはなんと、1000年以上も昔に造られた街。17世紀から18世紀初頭には首都として栄えた壁に囲まれた都市です。
当時、アラウィー朝のスルタン(国王)ムーレイ・イスマイルがフランスにあこがれ、街をヨーロッパ調にするためスペインの様式を取り入ました。
そして、スペインとモロッコ文化の融合した街並が生まれたのです。
カラフルなモザイクで彩られた門。
建物内はどこかベルサイユ宮殿のような雰囲気。
残念ながらスルタンは完成を待たずにこの世を去ってしまいました。
1996年に世界遺産に登録されました。
住所 : Ville Imperiale 50000 Meknes
マップ: Googleマップ
アクセス : モロッコ北部、首都ラバトから東に約140km(カサブランカからバスで約5時間)
夜闇に浮かび上がる白い街。
紀元前3世紀頃にはテトゥアンの街はあったと言われています。
テトゥアンは1900年代にスペインに統治されていました。
街はどことなく南スペインの雰囲気が!
1つの街でスペインとモロッコの雰囲気を同時に感じる事ができます。
昔からフリントロック式の銃、織物類や厚底の靴などの伝統工芸品、銀糸のタイル製造などの生産が有名です。
歴史上、さまざまな民族が出入りしていたため、ご先祖様の出身が分かるように古い家には玄関のドアにマークが付いているとか。
2つの大陸の文化が交じり合った白い壁の街
スペイン調の様式にイスラム文化を取り入れた建物が多く建てられています。
織物の染め池が各地で見られます。
1997年に世界遺産に登録されました。
住所 : Tetouan, Morocco
マップ: Googleマップ
アクセス : モロッコ北部タンジェールから南東に約60kmの町テトゥアン(カサブランカからバスで約8時間)
モロッコの首都ラバト。ラバトとは「城塞の都市」という意味があります。
12世紀のムワッヒド朝時代にスペインへの攻撃拠点として発展し、ハッサン・モスクをはじめ、城壁や城門などの同時代の建物が残されています。
また、1912年に首都となってからは王宮や議会、商業施設が次々と建設されました。中世と近代、ひとつの都市を全く異なる時代が共有しており、歴史を感じさせる街です。
この街の目印とも言えるハッサンの塔は44mという高さ!しかし 世界最大を目指すも、途中で建築家が亡くなったので未完になってしまいました。
本来はこの倍の高さの、モスクのミナレットになる予定でした。
2012年に世界遺産に登録されました。
住所 :Boulevard Mohamed V, Rabat 10000,Morocco
マップ: Googleマップ
アクセス : モロッコ北西部、カサブランカから北東に約97km
北アフリカにおける古代ローマの最大の保存状態が最も良い遺跡です。
歴史は紀元前2世紀~後3世紀に遡ります。モロッコは、古代ローマ帝国の属領となり、多くの建造物が造られました。
当時のローマ帝国の強大な力を表していますね。
8~10世紀には首都として繁栄、そして18世紀の地震で崩壊しました。
カラカラ帝の凱旋門を始め、神殿、公共浴場、邸宅群などが発掘されています。
また、床や壁に今も残っているモザイクタイルはなんと!当時の状態でそのまま保存されています。
カラカラの凱旋門。いまだにしっかりと大地を踏みしめています!
ギリシャ神話のワンシーン。
色もしっかり残っています。幾世紀も超えているのに、すごい技術ですね。
ヴォルビリスの名前はこの一体で咲き誇っていたベルベル語のAlili(キョウチクトウ)からとられたものとか。
レンガの色までしっかりと残っています。すごい。
多くの歴史を支えてきた柱は今は鳥達の生活を支えてくれています。
1997年に世界遺産に登録されました。
住所 : Moulay Idriss Zerhoun | 30 km 30 north of Meknes, Morocco
マップ: Googleマップ
アクセス : 首都ラバトから東に約140kmの町メクネス(カサブランカからバスで約5時間)近郊
かつて、マサガンは ポルトガル の植民地でした。
1506年にポルトガル人が大きなマサガン砦を築き、分厚い壁がぐるりと取り囲む堅牢な城塞都市(シタデル)になりました。
いろんな国に侵攻されて当時のモロッコの人たちは本当に大変だったでしょうね。
そして、立ち上がったモロッコ人たちは城塞を攻め落とし、新たにアル・ジャジーダという街になりました。
ポルトガル人がモロッコ人との長期戦(なんと2世紀!)で攻撃に耐えるために、地下の穀物庫や地下貯水池が今も残っています。
また、アル・ジャディーダは、モロッコ人、古代ローマ人、ポルトガル人がそれぞれの名称をつけており、いくつかの異称を持っているとか。
マザガンという名称もその一つです。ややこしいですね…。
かつてはここから敵を見下ろしていたのでしょう。それにしても高いですね!
城壁に登ると砲弾台があり、向けられた先にはブルーの穏やかで綺麗な海が広がっています。
ぐるりと取り囲む高い壁!
若者が肝試しで城壁から海へ飛び降り!今は海水浴も楽しめるそうです。
砂と香辛料と塩の香りが漂うマサガン。かつての望郷に思いを馳せてみるもよし、のんびり美しい海を眺めてリラックスするのも良いですね。
2004年に世界遺産に登録されました。
住所 : El Jadida 〒24000
マップ: Googleマップ
アクセス : カサブランカから南西に約100km
モロッコの首都はラバトですが、モロッコ最大の人口を誇り、商業・金融の中心地となるのはカサブランカです。
16世紀にこの街を再建したポルトガルによって、「白い家」を意味する、カサ・ブランカと名付けられました。
1942年公開のアメリカ映画「カサブランカ」の大ヒットで、その名は世界に知られるようになり、ロマンチックな港町というイメージがあります。
現在は、近代的なビジネス街という顔と、旧市街の昔のままの街並みという顔を持ち、モロッコ最大の「ハッサン二世モスク」という観光スポットも持つ魅力的な街として人気を集めています。
前国王の名を冠したモスク「ハッサン二世モスク」は、1986年から8年の歳月をかけて作られた近代的なモスクです。
内部に約25,000人、中庭を含めた敷地内には約85,000人収容可能という巨大モスクで、開閉式の天井やソーラーシステムによる床暖房が完備されています。
礼拝を呼びかける為の塔、ミナレットの高さは210mもあり、ミナレットとしては世界1の高さです。
内部の見学は、ガイドツアーのみ(有料)
総工費800億円、優秀な職人を3,000人以上集めて施した装飾は目を見張るものがあります。
モロッコ国内のモスクで唯一イスラム教徒以外でも見学できるモスクなので、時間があえばぜひツアーに参加してみて下さいね。
住所:Blvd Sidi Mohammed Ben Abdallah, Casablanca
マップ: Googleマップ
見学ツアー:9:00, 10:00, 11:00, 14:00 / 金曜のみ 9:00, 14:00
料金:大人120DH
公式サイト: ハッサン二世モスク
マラケッシュからバスで約3時間、大西洋の港町エッサウイラは、暮らすように旅する地としておススメです。
これといった観光地があるわけではないのに、モロッコ人をはじめ、最近では日本人長期旅行者にも人気のあるエッサウイラ。
その魅力は、夕陽の美しい海、美味しい魚介類、普通の暮らしがある旧市街といったところでしょうか。
街の歴史はローマ時代まで遡りますが、現在の街並みは18世紀にフランス人建築家が手掛けて整備されたもの。
旧市街には、地元の人で賑わう食堂、パンの美味しいカフェ、手ごろな値段のホテルなどもあり、モロッコ雑貨のお店もたくさんあります。
そのどれもが、マラケシュやカサブランカより安めというよりも、適正価格なので安心してお買い物できます。
港では毎朝獲れたての魚が売られていて、おこぼれにあずかろうとカモメたちが待機しています。
美味しい魚貝のタジンを食べに、海風に癒されに、エッサウィラに行ってみませんか?
モロッコ南部、アトラス山脈の東部に位置する「トドラ渓谷」
マラケシュからだとバスで8時間、メルズーガ砂漠からは5時間、砂漠ツアーの起点として知られるワルザザートからだと3時間、というティネリールが最寄りの街です。
とても不便な場所ながら、モロッコでトドラ渓谷を訪れないのは勿体ない、とっておきの絶景ポイントなんですよ。
約40キロにもわたる渓谷美を楽しめるトドラ渓谷。
高さ150mを超える切り立った崖が左右に迫る迫力は、実際に目で見て肌で感じて頂きたいところ。
ロッククライミングが盛んで、初心者でもガイド付きの体験コースを楽しめます。
トドラ渓谷は、標高が1,300mあり、空気が綺麗、周りに灯りが無い!星空観賞にうってつけの場所でもあります。
ティネリールには、滞在型の宿がたくさんあるので、数日滞在するのがおススメです。
この辺りの岩山では、テントを張って遊牧生活をしているノマドの人々もいます。
多くを持たず、川の水を汲む彼らの姿を見て、ちょっと人生観が変わるかも知れませんね。
モロッコの食べ物、知ってます?
モロッコの一般的な料理は、肉と野菜を塩とスパイスで煮込んだ「タジン」と言われる料理!
あの日本でもメジャーとんがり頭の「タジン鍋」で作ります!モロッコが発祥なのですね。
お肉が柔らかく蒸し煮してあり、野菜の味も濃厚なのです。
そしてもう一つ、世界一細かいパスタ「クスクス」も実はモロッコではメジャーな料理。
羊肉やチキン、ビーフ、魚などをハーブをたっぷり使って炒め煮をしたものです。
味は濃厚ですが香りが良くさっぱりしています。
モロッコ料理はスパイスがたくさん入っていますが、アジア料理のように辛くありません。
ちなみに主食はパン。
飲み物では、イスラム教色の強いイメージですが、意外にもワイン作りも盛んです。
これはフランスの影響と言われています。
他にビールも作られており、水が美味しいフェズのビールはとても有名です。
アルコールが苦手な人は果汁たっぷりのフルーツジュースがオススメですよ。
街の食堂や屋台などで食べるのをオススメします!本格的な地元の味を楽しんでみてくださいね。
古くから異文化の十字路であるモロッコは独特の伝統工芸が有名です。
見てるとワクワクするようなオシャレな品ばかりなのです。
お土産にもおすすめな、代表的な雑貨はこちら。
「ファティマ」の手はモロッコのあちこちで見かける幸運のシンボルとして、邪視避けとして、アクセサリーやドアノッカーなどモロッコの日常的な雑貨などに広く使用されています。
たくさんのカラーやデザインがあります。
日本でもおしゃれな雑貨店などで見かける有名なバブーシュ。
伝統的なモロッコの革製スリッパで、モロッコ名は「ブルガ」。
日本ではスリッパのイメージがありますが、モロッコの人たちは外履きとして履きます!
バブーシュは、職人が一つ一つ山羊・羊・牛・ラクダなど動物の革を打ち付けて作ります。
明るい色で様々なデザインが展開され、市場でぶらさげられて並べられている様はまるで大きな一つの絵のよう。
「マルシェバッグ」「かごバッグ」の名前でも親しまれているモロッコのバスケット。
なつめやしの葉や、ドゥムと呼ばれる草、水草のストロー素材などで作られます。
ハンドル部分をレザーに変えたもの、カラフルなスパンコールや糸で飾りつけたもの、さまざまな素材を組み合わせて作られています。
モロッコの手工芸品の代表的存在ラグ。織られている土地によってスタイルが異なり大きさもそれぞれです。
地方によってカラフルだったりシンプルだったりします。その地域の色がラグに出ているのが特徴です。
モロッコ雑貨はほとんどが手作りの一点物です!
お土産にも、自分の愛用品にも「世界に一つだけ」をモロッコ旅行の記念に選んでみてください。
まるで絵画のように美しい国モロッコ!
モロッコはまだまだ見るべきところがいっぱいあります。
当時のままの姿が残る古い街並みや建造物、そして文化は、時間が止まった歴史の中に迷い込んだような錯覚を起こします。
実際に目にしてその空気を感じることで、きっとアラビアンナイトの主人公になった気分になれますよ。
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