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2. 中正紀念堂(Chiang Kai-shek Memorial Hall)
3. 龍山寺(ロンサンスー Longshan Temple)
5. 士林夜市(シーリン Shilin Night Market)
九份のおすすめカフェ:阿妹茶酒館(アーメイチャージョウグァン)
「どこか旅行に行きたい!けど、そんなにお休みはとれない…」
という方にオススメなのが、成田から約4時間で行ける台湾です(ちなみに 九州 からだとたったの2時間半!)
航空券 の料金も、LCCを利用すれば往復で約1万円~3万円ほどと格安で旅行することができます。
LCCでない従来の航空会社(ANAやJAL等)だと、往復で約3万円~5万円程度かかってしまいますが、それでも十分お手ごろなお値段ですよね。
ホテルとのパックでの申し込みも、安ければ3万円程度で予約できます。
なお、時差はたったの1時間!時差ボケがないので、次の日お仕事でも平気ですね。
台湾の公用語は中国語です。
英語は観光地であればそこそこ通じますが、日常的に使う人はいません。
また、台湾はかつて日本の統治下に入っていたことがあります。
そのため、日本統治を経験したご年配の方を中心に日本語を話せる方も多くいらっしゃいます。
日本語が通じるのはもちろん日本人観光客にとってはプラスですが、それ以上に台湾は非常に親日の国であるため、日本からの観光客はとても過ごしやすいと思います。
台湾が日本の統治下に入ったのは、日清戦争の講和条約(下関条約)が締結された1895年から第二次世界大戦後、ポツダム条約が結ばれた1945年までです。
まだ70年程前の話ですので、実際に"日本人"として生きていたことのある方も台湾には沢山いらっしゃいます。
「どうして日本語が話せるんですか?」と聞いて恥をかかないようにしましょう。
台湾の通貨は台湾ドルで、中国元とは異なります。
執筆時(2018年11月)のレートで、1台湾ドル=3.6円ほどです。
物価は総じて日本より安く、街中の飲食店であれば一色数百円でお食事が頂けます。
マッサージも日本よりは遥かに安いお値段で受けられるのでおすすめです。
これは台湾に限りませんが、雑誌やテレビで紹介されているような有名店は非常にお値段が高いです。
特に観光地の場合はお値段がピンキリなので、ご注意ください。
体感ではありますが、他のアジア諸国と比べてぼったくりや無理なチップの要求は非常に少なく、慣れていなくても旅行はしやすいと思います。
ここまで台湾がどんな国かなんとなくでも掴んで頂けましたでしょうか。
それでは、台湾のおすすめ観光地を確認していきましょう。
台湾一の大都会、台北市は政治、経済、文化の中心地。
歴史的建造物、グルメ、ショッピング、マッサージ...その楽しみ方は幾通りもあり、リピーターが後を絶ちません。
まずは、台北のおすすめ観光地と、ちょっぴりグルメからご紹介します。
台北101は、東アジアで1番背の高いビルです。
2007年までは世界一高い高層建築物として知られていましたが、ドバイのバージュカリファに抜かれてしまいました。
6階まではショッピングモールになっており、ショッピングを楽しむことができます。
89階には屋内展望台、91階には屋外展望台があり、台湾の街を隅々まで眺めることができます。
住所:台北市信義路五段7号
マップ: Googleマップ
アクセス:MRT淡水信義線「台北101/世貿」駅出口4からすぐ
公式サイト: 台北101
営業時間:9:00~22:00pm ※入場は9:15まで、屋外展望台は6:00まで。
定休日:なし
台湾の人気観光スポットの1つです。
中生とは蒋介石の本名であり、この建物は彼の顕彰施設なのです。
高さ30メートルもある巨大な正門が私たちを迎えてくれます。
内部には蒋介石の像や資料館があり、台湾の歴史に触れることができます。
そして見逃してはいけないのが、衛兵交代儀式。
毎日、10:00~17:00まで1時間毎に行われており、時間はおよそ10分。
近衛兵の凛々しい佇まいに目を奪われるはず。
中正紀念堂に来たら自然豊かな庭園を散策してみましょう。
池にはたくさんの鯉がいます。
こちらの面妖な機械は餌の販売機です。笑
10元(30~40円)で鯉の餌を買うことが出来ますよ。
洞窟の様なものも発見。
それほど長さはありませんが、ちょっとした探検気分です。
日本ではあまり見かけない動物もいます。
パンで餌付けようとしている人がたくさんいらっしゃいました。
中正紀念堂の本堂を見学するのも忘れずに。
こちらが本堂。
階段はかなり長く、登るのは大変です。
こちらが蒋介石像。
大変多くの観光客で賑わっていました。
本堂を出るとなんとドラえもんが!
こんなところで会えるとは思いませんでした。
有名観光地ながら台北市街地からのアクセスも良好で、入場も無料です。
是非、中正紀念堂に一度は足を運んでみてください。
住所:台北市中山南路21號
マップ: Googleマップ
アクセス:MRT中正紀念堂駅すぐ
公式サイト: 中正紀念堂
入場料:無料
開館時間:9:00~18:00
定休日:なし
台湾で最も古いお寺で、観光客だけでなく、台湾国内の人も数多く訪れる龍山寺。
パワースポットとして知られており、縁結びで有名です。
恋愛の神様「月老神君」に正しく願い事をすると、”運命の赤い糸”をいただくことができます。
お財布などにいれて身につけるとご利益がありますよ。
また、お守り等も売っています。
恋愛成就のお守り以外にも、金運や学業のお守りもあります。
友達や家族へのお土産にもオススメです!ちなみに、おみくじは無料でできます。
住所:台北市広州街211号
マップ: Googleマップ
アクセス:MRT「龍山寺」駅出口1を降り広場を抜けたら、すぐ目の前にあります。
営業時間:6:00~22:00
定休日:なし
蒋介石が、北京から運んできた中国の歴史的なお宝が所蔵されています。
フランスのルーブル美術館等と並んで世界四大美術館の1つに数えられおり、中国工芸美術品の収蔵レベルは世界一!
中国文化を学ぶ最高の場所ですね。
敷地内には、至善園という中国宋代の景観を再現した美しい庭園もあります。
住所:台北市至善路二段221号
マップ: Googleマップ
アクセス:MRT「士林駅」から車で約15分。バスの場合は土林駅から「故宮博物院前」で下車。
公式サイト: 国立故宮博物院 (中国語、日本語、英語)
営業時間: 8:30~18:30(金土18:30~21:00、至善園(火~日8:30~18:30、但し11~3月は~17:30)
定休日:なし
料金:250元(至善園:20元)
チケット販売時間:8:20~18:00(金土は~20:30)
台湾観光といえば夜市(ナイトマーケット)ですね。
夜市と言えば、常設の屋台街のことです。
台北を中心に各地にありますが、その中でも特に有名で多くの旅行客が足を運ぶのがこちらの士林夜市(シーリンナイトマーケット)です。
食べ物だけでなく、生活雑貨や衣料品なども露店に並びます。
日本語のメニューを用意しているお店が多くあり、気軽にお酒や食事を楽しむことができます。
道の両側に所狭しとお店が並びます。
お肉や揚げ物などジャンキーな食べ物が多めです。
日本でもお馴染みの、リンゴ飴、イチゴ飴もあります。
やはり台湾でも女子に大人気でした。
筆者のイチオシは新鮮なフルーツ!
目の前で剥いてくれるフルーツは量もたっぷりで大満足です。
特にビタミンCたっぷりのマンゴーは日本では非常に高価なのでたくさん食べておきましょう。
食べ物の屋台に交じって、薬局やアパレルなど数多くのお店が並びます。
ゲームセンターも沢山ありますよ。
UFOキャッチャーが人気のようです。
日本のお祭りでも定番の金魚すくい。
台湾なら亀すくい(亀釣り?)も出来ます。
これは亀すくい以上に珍しい海釣り。
活きの良い海老を釣り上げられた方は…
その場で焼いて召し上がれます…笑
筆者はちょっと悲しくなってしまいました。
他にも射的やスマートボールなど日本のお祭りでもお馴染みのゲームや、台湾名物格安マッサージなど夜市は楽しみ所がいっぱい!
台湾旅行をするなら、滞在中必ず一度は足を運んでくださいね♪
住所:台北市士林区(文林路と基河路の間)
マップ: Googleマップ
アクセス:MRT淡水信義線「劍潭駅」1番出口
営業時間:17:00頃~翌1:00頃
定休日:なし
台湾も日本と同じように温泉街がたくさんあります。
台北から40分程度で行けるこの北投温泉(ペイトウ)は、日本でいう 箱根 のようなもので、白硫黄泉・青硫黄泉・鉄硫黄泉の3つの源泉があります。
観光で疲れた体をゆっくり癒すのもいいですね。
日本で有名な老舗の旅館、加賀屋もあります。
住所:251 台湾 新北市 淡水区 北投
マップ: Googleマップ
アクセス:MRT淡水信義線「新北投駅」
台湾のベニスと言われている美しい街、淡水(ダンシュイ)。
地元のカップルが週末に足を運ぶ、デートスポットとしても有名です。
日が暮れるころに行くと、美しい夕日を目にすることができますよ。
大航海時代に、 オランダ と スペイン が初めて上陸した場所でもあり、異国情緒溢れる町並みに目を奪われてしまいます。
住所:淡水鎮中正路
マップ: Googleマップ
アクセス:MRT「淡水駅」
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の世界観を体現!
「千と千尋の神隠し」のモデルと言われている、山の中にある町です。
夕刻ぐらいに行くと、現実離れしたノスタルジックな雰囲気を味わえますよ。
まずは瑞芳駅に向かい、そこからバスorタクシーで向かいましょう。
瑞芳駅から約15分程度で九份に着きます。
また、自分での移動は不安という方はホテルや、旅行ツアーなどで送迎プランを予約することをおすすめします。
住所:224 台湾 新北市 瑞芳区 九彬
マップ: Googleマップ
九份で絶対に行きたいカフェがこちら!
「千と千尋の神隠し」の”湯婆婆湯屋"のモデルと噂されている老舗のお茶やさんです。
テラス席からは、素敵な街並みを一望することもできます。
阿妹茶酒館の入口はこちら。
日本語でも表記があります。
2階のテラス席へ。
中は意外と普通のカフェです。
ほとんどの観光客がこちらのお茶とお茶菓子のセットを頼みます。
一人300元(1000円前後)なので、台湾の物価を踏まえると少し高いですね。
お茶屋さんということで、セットメニュー以外にも大変沢山の種類のお茶がメニューに載っています。
悩んだらまず、おすすめはやはり烏龍茶。
特に”梨山烏龍茶”と”凍頂烏龍茶”はお土産品としても大変人気です。
住所:新北市瑞芳区崇文里市下巷20号
マップ: Googleマップ
公式サイト: 阿妹茶酒館
営業時間:8:30~深夜2:30(休日は~翌朝5:30)
定休日:なし
台湾で有名なかき氷屋さんです。
台北の町中にたくさんあるかき氷屋さんで、どこにしようか迷った時はICE MONSTERにすれば間違いなし。
最近日本にも出店したことで有名ですね。
ふわふわの氷はまるで雪のようです。
暑い台湾の夏にはぴったりのデザートになります。
たくさん種類がある中でもおすすめはマンゴー。
友達と違う種類を頼み、シェアしながら食べると、飽きずに美味しく味わうことができますよ。
住所:台北市大安区忠孝東路四段297號
マップ: Googleマップ
アクセス:MRT板南線「國父紀念館」駅出口1から徒歩約10分
公式サイト: ICE MONSTER
営業時間:10:30~23:30
定休日:なし
鼎泰豐(ディンタイフォン)は、日本にも展開している有名なお店です。
せっかくですので、本場の味を楽しみましょう。
一番人気&有名なのは小籠包です。
せいろに入った、肉汁たっぷりの小籠包…想像しただけでお腹がすいてきますよね。
もちろん、小籠包以外のメニューも全て美味しいですよ。
住所:台北市士林区中山北路六段77 SOGO天母店B1F
マップ: Googleマップ
アクセス:淡水線「芝山駅」2番出口
公式サイト: 鼎泰豐
営業時間:11:00~22:00
定休日:
なし
※店舗によって営業時間は異なります。
台北、高雄に次ぐ台湾第三の都市である台中。
平均気温23度と温暖で過ごしやすく、台北より物価が安く人ものんびり、渋滞もない事などから、住みたい街候補ナンバーワンなんだそう。
そのため、人口は増加中で新市街には高層マンションや大手の企業ビルが並ぶようになりました。
また、近年は古い建物や民家を改造したカフェ、レストラン、ショップ、ギャラリーなどのリノベーションスポットが人気です。
後程ご紹介する「宮原眼科」など、センスの良いお店が増えつつあり、ひょっとすると台北よりおしゃれなのでは?と思う程。
面白いオブジェやアート作品、対照的な古き良き台湾のレトロな街並みや商店など、写真好きにはたまらないスポットもたくさんあります。
台北からも、高雄からも新幹線なら約1時間なので、日帰りだって可能なのでぜひ足をのばしてみてください。
日本統治時代に建立された臨済宗の妙心寺派の寺「宝覚寺」。
木造の本堂が老朽化が進んだので、本堂の外側に本堂の保護を兼ねて大きな石造りの大雄寶殿が増築されています。
日本人に人気がある理由が、金色に輝きにっこりと微笑む大仏様です。
何とも言えない穏やかな表情に癒されますね。
1970年に完成した、高さ約33mの大仏様の足元には、皆が喜んでいられるようにという願いを込めた「皆大歓喜」と書かれています。
日本統治時代にこの地で亡くなった日本人の共同墓地があります。
住所:台中市北屯区健行路140号
マップ: Googleマップ
アクセス:台中駅からタクシーで10分程度、台中駅からバス番号14、15、50、82などで約10分、下車後に徒歩5分
営業時間:9:00〜17:00
定休日:なし
料金:無料
台中で最も観光客に人気があるスポットとも言えるのが「宮原眼科」です。
え、眼科?と驚かないで下さい、こちらはアイスクリーム屋さんであり、カフェレストラン併設のお土産屋さんなんですよ。
1927年、日本人眼科医の宮原武熊氏が開業した建物で、1945年の日本敗戦後は、台湾政府が台中市衛生院として利用していました。
のちに建物が老朽化し、閉鎖され廃墟になっていましたが、台中の有名菓子メーカーである日出が買い取りリノベーションしたのです。
眼科で使用していた道具類や当時の赤レンガ、壁などをうまく利用し、レトロな雰囲気を残したおしゃれな建物になり大注目されています。
アイスクリームには、パイナップルケーキやチーズケーキなど、日出のお菓子を3種類までトッピングできるのでボリューム満点。
カフェレストランでは、最低消費額が決められていて、飲み物だけでは足りないので、せっかくならばここでランチもアリですね。
お菓子類は老舗だけあって、どれもクオリティが高く、特に米粉で出来たパイナップルケーキが人気です。
どの品物もボックスや缶類、包装紙が可愛くてパケ買いしちゃいます。
住所:0422271927
マップ: Googleマップ
アクセス:台鐡台中駅から徒歩3分
営業時間:10:00~22:00
定休日:なし
台中にはいくつかの人気リノベーションスポットがあります。
中でも「忠信市場」は、リノベーションした店舗以外は昔ながらの風情のまま、市場全体をリノベーションしていないのが特徴です。
モダンと本当のレトロが交錯した独特の雰囲気は、特にアート好きにはたまらない空間です。
もともとは1960年に開設された市場で、かつては活気溢れる伝統的な市場でしたが、経済の減速に従って徐々に衰退していきました。
現在はアンティークショップ、カフェレストラン、古本屋、若手アーティストの作品を展示するギャラリーなど、宝探し的なお店がたくさんオープンしています。
住所:国立美術館向かい、五権西路・五権西一街・五権一街・五権西三街に囲まれたエリア
マップ: Googleマップ
「台湾のウユニ塩湖」日本人バックパッカーなどがそう呼び始めて、人気が出てきているのが「高美湿地」です。
地元の人たちには、バードウォッチングの地として知られていて、生息している鳥類は何と120種類以上!
ボリビアのウユニ塩湖のように美しい鏡張りの風景に出会えるかは、様々な自然条件をクリアしなければなりません。
11月から2月は水位が上がって湿地に入る事が出来ない日もあるので要注意。
特に夕焼けの美しさは息を呑むほどなので、日没に合わせて到着するようにしましょう。
交通の便がやや悪い場所でしたが、2017年7月から台中駅近くの東協廣場バス停から乗り換えなしで高美湿地に行くバス(309番)が開通してとても便利になりました。
高美湿地では、「高美湿地」というバス停ではなく、「18号風車」というバス停で降りる方が見学には便利です。
住所:台中市高美路周辺
マップ: Googleマップ
アクセス:台中駅前から309番バス、「18号風車」下車すぐ
台湾の古都「台南」は、1949年に台北が首都になるまでは長きに渡り台湾の中心地として栄えていました。
台湾で最も多くの文化遺産を持ち、歴史のある台南は、人々が純朴で穏やかな事でも知られています。
また、歴史の深い街だからこそ、台南が発祥という台湾料理も多く、グルメの街としても人気があります。
台南最古の歴史的建造物、「赤嵌樓」は、台南のランドマーク的な存在です。
オランダ統治時代の1652年に作られ、オランダ語で永遠を意味する「プロデンティア城」と呼ばれていました。
1661年、鄭成功がオランダ軍を駆逐して、承天府と改名し首府に制定しています。
明の時代、清の時代、日本統治時代と、改築や修繕の手が加えられてきましたが、レンガの城門と基盤は建設当時のままでとても風情があります。
ライトアップした赤嵌樓は雰囲気抜群、夜には野外コンサートやイベントが良く行われているので、入口でスケジュール表を貰って確認してくださいね。
住所:台南市民族路二段212號
マップ: Googleマップ
アクセス:台湾鉄道台南駅から徒歩15分または、台南駅から市バスの3、5番に乗り「赤崁楼バス停」下車。
営業時間:8時30分~21時30分
定休日:なし
料金:50元
台湾各地にある孔子廟の中で最古なのが「台南孔子廟」です。
廟内には孔子とその弟子たちが祀られています。
オランダ統治から解放されたのち、1665年に鄭成功の息子の鄭経が建立しました。
台湾国内の最高学府として知られ、門にはその意味の「全臺首學」と記されています。
大成門の入り口の壁には黄色い紙がたくさん貼ってある場所がありますが、これは願い事を書いて机の上にあるハンコを押して壁に貼ると願いが叶うというもの。
黄色い紙は受付で貰えますよ。
300年以上の間、天災などで何度も修復、改修が行われ、現在の姿になったのは日本統治下の1917年の改修によるものです。
そうとはいえ、建築当時の面影が色濃く残る孔子廟はぜひとも訪れて頂きたいスポットです。
住所:台南市中西區南門路2号
マップ: Googleマップ
アクセス:台湾鉄道台南駅から徒歩15分
公式サイト: 台南孔子廟
営業時間:8:30~17:30
定休日:なし
料金:50元
台北の夜市と言えば年中無休ですが、南部では決まった営業日に屋台が集結するスタイルの夜市が多いんです。
台南で最大で一番人気があるのが、週に三日のみ開催される「花園夜市」
台北の士林夜市に匹敵するほどの規模で、半部は飲食エリア、残り半分は買い物とゲームエリアになっています。
夜の8時頃がピークで、特に土日は人で溢れかえるのでスリに注意してください。
台湾のB級グルメが集結しているので、覗いてみるだけでも楽しめますよ。
「鴨血港式魚蛋」は、鴨の血を固めたぷるぷるのゼリーのような物を漢方スープに入れた物。
スープの甘さ、酸っぱさ、辛さと漢方がマッチしていて身体に良さそうと、花園夜市の人気屋台です。
チャレンジャーの方は、コオロギの唐揚げも試してみてください。
住所:安路三段と和緯路三段の大きな交差点の近く
マップ: Googleマップ
アクセス:台鉄台南駅から11番か0番のバスで「花園夜市」下車、タクシーで10分程度
営業時間:木曜日、土曜日、日曜日の夕方5時くらいから夜中まで
創業1895年、擔仔麵(タンツーメン)発祥の店として知られるのが「度小月」です。
台湾全土で人気がある擔仔麵の元祖として、不動の人気を誇っています。
あっさりとしたエビ出汁スープと、じっくり煮込んで作られた豚肉そぼろのコク、ニンニク、香草の全てが絶妙にマッチ。
小さめの器に入っているので、ツルツルっといけちゃいます。
台北にも支店がありますが、歴史を感じながら本店でいただくのがおすすめです。
住所:台南市中正路16号
マップ: Googleマップ
アクセス:台湾鉄道台南駅から徒歩15分
電話番号:(06)2231-744
営業時間:11:00~23:00
定休日:なし
「度小月」もいいけど、こちらが好みという台南人も多いのが、苦労人の女将が仕切る「赤崁擔仔麵」です。
夫の借金を抱えて離婚、子育てをしながら屋台の擔仔麵屋をはじめ、評判となり2002年に現在の場所に店舗を構えました。
約50名の従業員はみなシングルマザーで、助け合いながら店を繁盛させています。
もちろん、そんな苦労話だけではお客はつかめません。
度小月よりも大きめの器には、たっぷりの甘い肉味噌とふんわりと効いたエビ出汁スープ。
赤嵌樓のすぐ隣なので、観光のついでにぜひ食べ比べをしてみてください。
住所:台南市民族路二段180号
マップ: Googleマップ
アクセス:赤嵌樓のすぐ隣
営業時間:月曜~金曜 11:00~14:00、17:00〜21:00 土曜、日曜 11:00~21:00
定休日:旧正月のみ
台湾第二の都市「高雄」は、古くから港町として栄えた南国ムード漂う街です。
台湾の大手工業の半数以上が集中する工業地帯としても栄え、重工業地帯は大気汚染も問題化しています。
台北から高雄までは新幹線なら1時40分、特急なら4時間半、高速バスなら5時間程度。
日本からはLCCのバニラエアーが直行便を運航するようになり、とっても便利になりました。
高雄市郊外、左営区に位置する周囲約5キロの淡水湖「蓮池潭」
昔はたくさんの蓮の花が咲いていたので「蓮池潭」と名付けられました。
南側には色鮮やかな春秋閣、五里亭、龍虎塔などがあり、高雄きっての観光スポットになっています。
蓮池潭を訪れるなら、湖面に建物が幻想的な雰囲気を醸し出す夕暮れ時がおススメです。
蓮池潭の最南端に位置する「龍虎塔」は、1976年に建てられました。
近年ではパワースポットとも言われ、人気の観光スポットになっています。
台湾では一番善良な動物が龍で、一番凶暴な動物が虎とされているので、龍の口から入って虎の口から出る事で災いがなくなり福が来ると信じられています。
龍の塔の壁には中国での孝行の模範とされる二十四孝子や、地獄で閻魔王から受ける審判と刑罰の図が描かれています。
虎の塔の壁には、十二賢人、天国の極楽生活などが描かれています。
どちらの塔も7層建てで、上まで登る事が出来るので、蓮池潭の絶景を楽しんでくださいね。
住所:高雄市左営区蓮潭路9號
マップ: Googleマップ
アクセス:台鉄左営駅から車で10分
営業時間:8:00〜17:00
定休日:なし
料金:無料(任意で清掃費を寄付する)
高雄には数か所の夜市がありますが、高雄最大規模で観光客に一番人気があるのが「六合夜市」です。
全長380mの区間の両側に約140軒の屋台がずらり。
そのほとんどが飲食店で、真ん中にイスとテーブルがあるので座って食べる事もできます。
昼間には何もない通りが、18時頃から屋台が開きはじめ、ピークとなるのは20時から22時頃。
朝の2時まで開いているので、夜食を食べにブラブラ出かけるのもいいですね。
港町高雄だけあって、新鮮なシーフードが名物。
カニ、エビ、牡蠣、ホタテ、イカ、貝類などの焼き物はどれも美味しそう。
日本で見るようなイカ焼きも肉厚で大きくて食べ応えがあります。
ちょっと珍しい物を、という方は蛇や蛙にチャレンジする事もできますよ。
住所:高雄市新興區六合二路
マップ: Googleマップ
アクセス:MRT美麗島駅下車、11番出口から徒歩2分
営業時間:18時〜翌2:00
「美麗島駅」は、高雄市地下鉄の東西を走るオレンジラインと南北を走るレッドラインが交差する乗り換え駅で、2008年に完成しました。
駅構内のパブリックアート「光之穹頂(光のドーム)」は、直径30メートル、面積660平方メートルという世界最大のステンドグラスとライトを組み合わせた芸術作品で、宇宙の誕生、成長、栄光と破滅を表現しています。
ステンドグラスアートのアーティスト、Narcissus Quagliata氏が4年半の歳月をかけ、全て手作業ではめ込んだ4500枚のステンドグラスは圧巻です。
2015年より始まった光のショーは、午前11時、午後3時、午後8時の1日3回で約5分間。
金曜日には午後7時も、土曜日は午後5時、午後7時がプラスされます。
先にご紹介した「六合夜市」の最寄り駅なので、時間を合わせて観光するのがおすすめです。
住所:高雄市新興区中正三路および中山一路の交差点
マップ: Googleマップ
営業時間:5:55〜00:25
今回は、台湾各地ののおすすめ観光スポットについて紹介しました。
この記事を参考に、ぜひ安くて近い台湾に足を運んでみてください。
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