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台湾最大の都市圏である台北。
夏の平均気温は29.4℃、冬は11.0℃と比較的温暖な気候です。
成田国際空港から平均4時間、関西国際空港からは平均3時間32分と日本国内からもアクセスが良いことから、人気の観光地となっています。
日本語が通じるお店も多く、日本語のメニューがあったり、日本語を話せる方が多かったりと、旅行者にとっての居心地は抜群。
治安も良いので、女子旅や親子旅にもぴったりです。
台北には魅力的な観光スポットがたくさんあります。
今回は定番な場所を中心に紹介していきます。
台北のランドマークといえる台北101(イーリンイー)は台湾台北市信義区にある超高層ビルです。
高さ509.2mで、地上101階、地下5階からなり、名前はこれに由来しています。
2007年ドバイのブルジュ・ハリファに抜かされるまでは、世界一高いビルとしてギネスブックにも認定されていました。
また、こちらのエレベーターも「東アジア最速エレベーター」として、2007年ドバイのブルジュ・ハリファに抜かされるまではギネスブックに認定されていました。
展望台のある89階まで、なんと37秒で到着してしまうというので驚きです。
こちらに来たからにはもちろん行きたい展望台です。
天気の良い日の日中だけでなく、夕日や夜景もおすすめ。
また、91階に屋外展望台があり、直接風を感じることができます。
残念ながら毎日開放しているというわけではなく、天気が良い・風が強くない等の条件をクリアした日のみの開放となるので、運良く開放されている日に当たった方はぜひ体験してみてください。
住所 : 台北市信義區信義路五段7號89樓
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT淡水信義線「台北101/世貿」駅4番出口から台北101へ入り、展望台入り口の5階まで登る
電話番号 : +886 2 8101 8898
定休日 : 無休(旧正月、連続休暇の場合は営業時間等変更の場合があるので、ホームページ等で確認ください)
営業時間 : 9:00~22:00(入場は21:15まで、屋外展望台は18:00まで)
料金 : 一般チケット600元
公式サイト : 台北101
台北101には展望台だけでなく、ZARAなどのファストファッション店から高級ブランド店までたくさんのお店が入っています。
スーパーやお手頃なお値段で買えるパックシートのお店など、お土産も充実していますので、展望台での観光と合わせてお土産の調達もできますよ。
観光に、ショッピングにと疲れたら地下のフードコートで一休み。
台湾料理のお店はもちろん、パスタ、お寿司、ラーメンなど30店舗が入っているので、好きなものを食べることができます。
先ほどご紹介した鼎泰豊も入っています。(こちらはフードコートではなく独立したレストランです)
住所 : 台北市信義区市府路45号
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT「台北101/世貿」駅出口4下車(すぐ目の前が地下一階の入口)
電話番号 : +886 2 8101 8800(代表)
無休 : 無休(旧正月、連続休暇の場合は営業時間等変更の場合があるので、ホームページ等で確認ください)
営業時間 : 11:00~21:30 ※金曜と土曜は22:00まで
注意点 : 税金払い戻しの手続きは各ショップで申し出た後、B1のインフォメーションで行うことができます。
公式サイト : 台北101ショッピングモール (中国語)
世界四大博物館と名高い「国立故宮博物院」の所蔵品は約65万点。
そのほとんどが中国の歴代皇帝のコレクションで、その歴史的価値の高さは言うまでもありません。
2015年末にはアジア文化をテーマとした故宮南院が完成し、見どころになっています。
美術品にさほど興味がないという方でも、実際に精巧で美しい作品を目にすると感動すること間違いなし。
ぜひ時間を作って訪れて欲しい場所の一つです。
天然の翡翠と玉の混ざり具合を上手く利用した繊細な彫刻で有名な「翡翠白菜」は、翡翠巧彫の最高傑作と言われています。
清廉潔白を意味する白菜の上に、子孫繁栄と多産を意味するキリギリスとイナゴ。
この作品は紫禁城内の永和殿に安置されていて、緒帝の妃であった瑾妃の寝宮だったことから、嫁入り道具だったのではないかと言われています。
他にも、3層になっている石に加工を施した、豚の角煮そっくりの「肉形石」(現在は南院に展示)や、小さなオリーブの種に8人が乗っている船「雕橄欖核舟」、1本の象牙から21層の球体を掘り出した「彫象牙透花雲龍紋套球」などが必見です。
広い博物館を見て回るには、休憩も必要ですよね。
敷地内には、リージェントグループの本格レストラン「故宮晶華」、本館東側1階にカフェレストラン「閑居賦」があります。
ゆっくりしたい方におすすめなのが、本館を出た図書文献1階にある、隠れ家的な喫茶店「富春居」です。
中国茶、カフェメニューの他に牛肉麺などの軽食もあるので、ランチにもぴったり!
入場券の半券にスタンプを貰うと再入場できるので、見学途中の休憩にもどうぞ。
住所 : 台北市至善路二段221号
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT「士林駅」から車で約15分。バスの場合は土林駅から「故宮博物院前」で下車。
電話番号 : +886 2 6610 3600
定休日 : 展覧館:無休、図書文献館:日曜・祝祭日、至善園:月曜
営業時間 :
料金 : 一般 350元
公式サイト : 国立故宮博物院
「台北の渋谷」「台北の原宿」と言われるほどエネルギッシュな街、西門町。
最新の文化発信基地として常に賑わっています。
ファッションのお店、お土産屋さん、ファストフードのお店など何でも揃うので、台北のエネルギーを感じながら買い物や食べ歩きをしたい方にはぜひ行ってもらいたいスポットです。
駅前には、台湾ファストファッションブランドNETの大きな店舗もあります。
日本統治時代の初期に、日本人の近藤十郎の設計で建設された赤レンガ造りの建築物で、八角形の形をした2階建てになっています。
MRTの西門駅より徒歩1分と近く、西門町のランドマーク的存在になっています。
内部には、カフェスペースやお土産屋さん、台湾人デザイナーの個性的なお店など、見所もたくさんあります。
住所 : 台湾台北市萬華区成都路10号
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT西門駅より徒歩1分
電話番号 : +886 2 2311 9380
定休日 : 月曜日
営業時間 : 11:00~20:00 ※土曜は22:00、日曜は21:30まで
公式サイト : 西門紅楼
隠れたB級グルメ天国の西門町、その中でもこの阿宗麺線は1位2位を争うほどの人気店です。
麺線とは、日本のそうめんのような細くて柔らかい麺。
かつお風味のお出汁に臭みのないよく煮込まれたもつ、絶品の麺線にハマってしまうこと間違いなしです。
1杯はそれほど大きくないので、小腹がすいた時にピッタリですよ。
住所 : 台北市峨嵋街8号之1
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT西門駅出口6下車徒歩3分
電話番号 : +886 2 2388 8808
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00~22:45 ※金土日は23:00まで
日本ではあまり聞かない夜市という言葉。
台北では、夜になると色々な場所で日本のお祭りや縁日を思い出すような屋台が軒を連ねる夜市が始まります。
この夜市が台北の醍醐味の一つ。
屋台で食べるB級グルメのほか、洋服や靴・バックなどの小物、アクセサリーやお土産も揃ってしまいます。
夜12時過ぎまで開いているお店が多いので、夕食の後でもゆっくり夜市を楽しむことができます。
こちらは台北の中でも一番大きな規模の夜市です。
2011年12月に新しい施設も完成し、1階には生活雑貨・Tシャツやお土産が売られており、地下には多くの飲食店が軒を連ねています。
広いので、何を食べようか、どのお店を見ようか迷ってしまいますが、それもまた楽しい時間です。
食べ物では、牡蠣オムレツと、コロッケの上にチーズをたっぷりかけたチーズポテトがおすすめです。
住所 : 台北市士林区(文林路と基河路の間)
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT劍潭駅 1番出口から徒歩すぐ
定休日 : 旧正月前後
営業時間 : 店舗により異なる(だいたい月~木は15:00~翌0:00、金~日は11:30~翌1;00頃)
400メートルほどのまっすぐな道が夜市となっている饒河街観光夜市。
迷わず回ることができるのでおすすめです。
もちろん、美味しいグルメや生活用品や洋服、アイデア雑貨などがあり楽しめます。
色々なガイドブックにも載っていますが、福州世祖胡椒餅というお店がおすすめです。
黒ゴマ胡椒をたっぷりときかせた豚肉の餡が入った、パリパリとした生地の熱々のパンは何度食べても美味しい!
並んででも食べる価値ありです。
住所 : 台湾台北市松山区台鉄松山駅そば(八德路四段と松河街の間)
マップ : Googleマップ
アクセス : 台鉄松山駅北口から徒歩4分
営業時間 : 17:00~深夜1:00頃(店舗により異なる)
こちらの夜市は食べ歩きよりも、買い物をしたい人におすすめの夜市です。
台湾大学の近くなので若者も多く、今の台湾トレンドが分かる場所の一つ。
台湾独特の可愛い雑貨類や財布、ポーチなど、カラフルなものがたくさん販売されています。
そして、リーズナブルなお店が多いので、女の子はとても楽しめると思います。
三国志で有名な関羽を祀っている「行天宮」は、台湾の寺院の中でも随一の人気を誇り、多い日には一日約2万人もの人が訪れる関帝廟です。
そろばんの神様として知られる関羽に因んで商売繁盛や、勝負運のご利益があると言われています。
街の真ん中にある行天宮では、なんとお線香が禁止。
代わりにミストシャワーが出されていて、お線香にも見えるし、冷気も出してくれるし一石二鳥なんだとか。
日本語のパンフレットや日本語表示が選べるモニターなどもあり、お参り方法やおみじくのひき方などの解説があるので安心。
観光客だとわかると、係りの方がお参り方法のレクチャーもしてくれるので、至れり尽くせりですよ。
行天宮の南西側、民権東路と松江路の交差点にある地下道です。
ここは台湾で最も古い占いストリートだそうです。
H型をしているこの地下道には東西に分かれ、それぞれ11軒ずつの占い屋さんがあります。
四柱推命、手相占い、風水、顔相占い、八卦、米粒占い、鳥占い、それらの組み合わせなど様々な占いが選び放題。
日本語を話せる占い師の方も多くいるので、安心して占ってもらえますね。
住所 : 台北市恩主公地下道西1-62号
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT 行天宮駅出口3より徒歩5分
定休日 : ブースにより異なる
営業時間 : 10:00~19:00くらいまで(ブースによって異なる)
注意点 : 日本語がOKなところとそうでないところがあるので、心配な方は事前に確認してください。
台北の代表的な観光スポット「中正紀念堂」は、中世紀念公園の中にたつ高さ70mの巨大な建物で、中華民国初代総統の蒋介石を記念して1980年に建てられました。
特徴的な八角形の屋根は、儒教における八つの得「忠・孝・仁・愛・信・義・和・平」をあらわしています。
中正紀念堂には衛兵交代の時間に合わせて行きましょう。
毎日朝9時から17時まで1時間ごとに交代式が行われるので、早めに行って良い場所を確保してくださいね。
一糸乱れず整列する衛兵さんの選抜規定は身長178cm以上で、視力体力ともに良好であること。
台湾陸軍、空軍、海軍より選抜され、半年ごとに入れ替わるんだそう。
ルックスも重視しているのでは?と思わせるほどイケメン揃いです。
住所 : 台北市中山南路21號
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT中正紀念堂駅すぐ
電話番号 : +886 2 2343 1100
定休日 : 年中無休
営業時間 : 紀念堂は9:00~18:00、紀念公園は5:00~翌0:00
料金 : 無料
注意 : 衛兵交替 9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00(旧正月の大晦日~元日は休止)
公式サイト : 中正紀念堂
1969年に創建された「忠烈祠」は、1911年の辛亥革命から、抗日戦争(日中戦争の中国側の呼び方)、国共内戦などで亡くなった殉職者33万人の英霊を祀る祭祀場です。
中華民国国防部の管轄下にあり、毎年春と秋に、国家元首が高官たちとともに訪れる荘厳な雰囲気を持つ場所です。
朝9時から毎時行われる衛兵の歩哨交代の儀式が人気で、時間に合わせて多くの観光客が訪れます。
衛兵は前述の中正紀念堂と同じく、陸軍・海軍・空軍が半年ごとに担当しています。
数々の条件をクリアして衛兵に選ばれるのは名誉なことなので、誇りを持って任務にあたっているのが感じられる、凛とした表情やビシっと揃った動きは必見です。
住所 : 台北市北安路139号
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT「圓山」駅出口1からタクシーで約5分
電話番号 : +886 2 2885 4162
定休日 : 3月29日の青年節と9月3日の軍人節は半日のみ
営業時間 : 9:00~17:00
料金 : 無料
注意点 : 衛兵交替は9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、16:40
台北で一番古いお寺「龍山寺」は、台湾きってのパワースポットとして知られています。
清の時代に創建された龍山寺のご本尊は観世音菩薩で、第二次世界大戦時にアメリカ軍の爆撃により本殿は全焼したにも関わらず、木造の観世音菩薩像が無傷だったことから、観世音菩薩のお膝元は安全だと信じ、空襲の度に観世音菩薩像のもとに集まったと言われています。
お寺は台湾の人にとって身近なもので、悩み事があったらまずお寺に行って祈る・願うという人が多いため、朝から晩まで多くの人で賑わっています。
龍山寺は仏教寺でありながら、媽祖、四海龍王、土地神など道教の神もあわせた神仏衆合の寺。
学問、商売、子宝、恋愛など様々な分野の神様が祀られていて、それぞれの神様の前で祈りを捧げる人たちの迫力にちょっと圧倒されてしまいそうなくらいです。
入口付近には英語、日本語でお参りの方法の説明があり、ボランティアの方も巡回しているので、分からない点があれば質問してみましょう。
MRT龍山寺の周辺は萬華地区という下町エリアで、古い市場や骨董街、仏具街、薬草街などが並び独特の雰囲気があるので、お参りのあとにちょっと周辺をブラブラしてみるのも良いですね。
住所 : 台北市広州街211号
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT板南線「龍山寺」1番出口から徒歩1分
電話番号 : +886 2 2302 5162
定休日 : 無休
営業時間 : 6:00~22:00
料金 : 無料
公式サイト : 龍山寺
台北には古き良き時代を感じさせる素敵な通りがたくさんありますが、おすすめの1つが「迪化街」です。
台湾最大の乾物街であり、布の問屋街としても知られ、最近ではちょっと可愛い物を扱う雑貨屋さんも増えてお土産選びにもぴったり。
乾物街になったのは日本統治時代で、台湾全土から乾物、漢方、お茶、布などの商店が集められ、商業エリアになりました。
ドライマンゴーをはじめ、いちじくやスターフルーツ、グアバなどの乾燥果物は、失敗がなく喜ばれるお土産ですよね。
また、高級食材である、ふかひれやアワビ、燕の巣、からすみなども種類豊富。
干し貝柱はとても良い出汁がとれるので、料理好きな方へのお土産におすすめです。
珍しいところでは、調合してくれる漢方薬で、症状を伝えるとすぐに調合してくれます。
日本語が堪能な店員さんも多いので、色々と相談してみてはいかがでしょうか。
美白、冷え取り、ダイエットに効果がある漢方など、あらかじめ調合されてパックになったものもあり便利です。
また、布問屋ではチャイナドレス用の布が豊富で縫製屋さんも入っているので、気に入った生地を持って行けばオリジナルチャイナドレスをオーダーすることができます。
日本では見られないような色や柄の布がたくさんあるので、ハンドメイド好きな方はぜひ覗いてみてください。
台湾で初めての24時間営業書店。(敦南店)
本だけでなくカフェ、ショッピングモール、カルチャーセンターを併設しており、代官山の蔦屋書店のモデルになったとも言われています。
書籍を中心に台湾のカルチャーを楽しむことができるので、台北を訪れたらぜひ一度足を運んでもらいたいスポットです。
住所 : 敦化南路一段245號
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT忠孝敦化駅6番出口より徒歩約3分
定休日 : 年中無休
営業時間 :
台北からちょっと足を延ばすだけで、素敵な場所がたくさんあります。
半日で往復できる場所や日帰りで楽しめる場所など、人気の観光スポットをご紹介します。
台北市から2時間ほどの場所にあり、山間の海を一望できる所に位置するレトロな空気感が特徴の街。
1970年代に閉山を迎えるまで金鉱発掘の町として栄え、当時の面影が今もいたる所に残っています。
台北からは日帰りでも行くことができるので、一度は立ち寄って頂きたいおすすめの観光スポットです。
写真のような提灯がともったノスタルジックな雰囲気を味わいたい方は、当然ですが、夕方から夜にかけての時間帯を目指して行きましょう。
理想は台北を3時頃出発して、4時頃に到着、ブラブラと街歩きをしているうちに夕暮れになり、景色を堪能してから戻るというパターン。
映画『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の湯屋を彷彿とさせる、「阿妹茶酒館」でのお茶タイムもお忘れなく。
高台の山と海の眺めを楽しみながら、本格的な茶器で淹れたお茶を頂くことができる素敵なカフェが九份にはたくさんあります。
「阿妹茶酒館」の他にも、九份で最も古く、テラスからの景色を楽しめる茶芸館「九份茶坊」や、 階段道・豎崎路の中腹あたりに位置し、店の前は広場、1階ベランダからは基隆湾を眺めることができる「九戸茶語」などがおすすめです。
烏龍茶のチーズケーキやお土産の定番、パイナップルケーキと一緒に頂くのも良いですね。
九份老街のメインロードである基山街の両側にはB級グルメや土産品の店舗が並んでいます。
魚のお団子魚丸の入ったスープや臭豆腐、マンゴーかき氷のお店など目移りしてしまい、普通ならば15分くらいの道のりが1時間程かかってしまうことも珍しくありません。
九份名物と言えば、なんといっても芋圓。
芋圓とはタロイモの粉と小麦粉を練って茹でて直径2cmほどの団子にした物です。
夏は氷入りで冷たく、冬は常温で頂きましょう。
住所 : 新北市瑞芳区九份
マップ : Googleマップ
アクセス :
台北駅(台北火車站)から台湾鉄道に乗って「瑞芳」駅で下車、そこからバスやタクシーに乗車。(瑞芳まで1時間弱バスの乗車時間は20分ほど。)
【バス】
台北駅から台湾鉄道で「瑞芳」まで約1時間、平渓線に乗り換えて「十份」まで約30分。
ちょっと遠く感じますが、台湾ローカル線の旅もなかなか風情があります。
多くの観光客が十份を訪れる理由は、ノスタルジックな街をぶらぶらする事とランタン飛ばし。
線路を挟むように並ぶ店の多くがランタン屋さんで、ランタンを購入して願い事を書いて空に飛ばします。
ランタンは写真のようにかなり大きめで、単色と4色で価格が違います。
願い事によって色が違うので、お好みの色を選んで、筆で願い事を書いたら、お店の方の指示のもと空にふわりと浮かばせましょう。
ランタン飛ばしをする場所はなんと線路の上。
平渓線は1時間に1本しか電車が通らないので、その間は線路内の出入り自由というのは台湾の田舎ならではですね。
時間があれば、台湾のナイアガラと言われている「十分瀑布」まで足を延ばすと、このような絶景に出会えます。
十份駅から線路沿いに来た方向に戻って歩いていくと、約20分ほどでビジターセンターに到着します。
ビジターセンターからは2つの釣り橋を渡って約10分で、十分瀑布が見えてきます。
落差約20メートル、幅約40メートルもあり迫力満点。
いくつかの展望台があるので、色々な角度からの滝見物を楽しんでください。
住所 : 台湾新北市平渓区十份
マップ : Googleマップ
アクセス :
MRT台北駅より1本40分程で到着する、台湾で一番夕日が美しく見えると言われている淡水。
週末になるとロマンティックなデートを楽しむ若者がたくさんいます。
駅前から川沿いに海の方に向かって歩くと淡水河と反対側にはお店が沢山並んでいて食べ物がたくさん売られていますので、食べ歩きをしながら景色を楽しむこともできます。
淡水名物の、すごく背の高いソフトクリームとシャーベットの中間アイス。
絵になるのでこれを持って写真を撮るのは必須です。
大は30cmくらいあって一人で食べるのは少し大変かもしれませんが、写真映え間違いなしなのでぜひどうぞ。
対岸の八里(バリ)まで遊覧船で移動することができます。
淡水の街並みを船から臨むのも爽快です。晴れていればなお良いですね。
八里にもカフェやお店が立ち並ぶ商店街がありますが、淡水とはまた違ったのんびりとした雰囲気です。
散策をして、往復チケットでまた淡水に戻ることができます。
台北で時間があれば、ちょっと足をのばして訪れたいのが、台湾人にも大人気の観光地「猫空」です。
山の斜面に鉄観音茶の茶畑が広がる猫空には、お茶を楽しめる場所やハイキングコースも整備されていて癒しの時間を過ごせるスポットになっています。
台北の中心地から地下鉄で約30分、動物園駅で下車して右に行くと動物園、左に行くとゴンドラ駅があります。
このゴンドラの旅は約30分もあるので、ゆっくり景色を堪能できますね。
人気は床が透明、シースルーのゴンドラですがいつも行列が出来ています。
猫空には約60軒もの茶芸館があるので、ブラブラと散歩しながら好みのお店に入って景色を眺めながらのお茶タイムを楽しみましょう。
住所 : 台北市猫空
マップ : Googleマップ
アクセス :
台北から電車でわずか40分で行ける温泉リゾート「北投温泉」。
1894年に発見され、日本統治時代に発展していったので、緑に囲まれた山あいの温泉地は、日本の温泉地の光景にそっくりです。
北投温泉の特徴は、白硫黄泉、青硫黄泉、鉄硫黄泉と3種類の泉質を楽しめること。
温泉地を歩いていると、硫黄の香りが漂ってきて温泉気分が盛り上がります。
公衆浴場として有名なのが「瀧乃湯」で、1923年に、当時皇太子だった昭和天皇が北投温泉を訪れた際に造られたという歴史のあるもの。
昔ながらのレトロな温泉で、弱酸性のお湯はとにかく熱く、湯船につかるのはコツが必要なほど。
しばらく浸かって我慢していると、段々と熱さに慣れてきますが、動くと他の方がかなり熱く感じるので、入るのも出るのもそーっと動かないといけません。
北投親水露天公園内にある露天風呂「千禧湯」なら、男女共用で水着着用なので家族でも楽しめます。
温度別に4つの露天風呂があり、水風呂もあります。
台湾の温泉宿に興味がある方は、宿泊してみるのも良いですね。
日本よりも格安で、お部屋に温泉がついていたり、スパやエステが充実しているホテルも多くてお得感があります。
面白い所では、石川県加賀温泉の老舗高級旅館「加賀屋」が初の海外進出をした「日勝生加賀屋」でしょう。
北投温泉の最高級旅館として知られ、一度は泊まってみたいと憧れる台湾人も多いんだとか。
着物姿の仲居さん達が宿の外でお見送りをする姿は、まるで日本そのものです。
この地がかつて炭鉱の町として栄えていた頃、ネズミ除けの為に飼っていた猫たち。
鉱業が廃れ、人口は減っていきましたが、猫はどんどん増え続け、猫の街として猫好きの間で話題になるように。
2013年にアメリカCNNによって「世界6大猫スポット」に選ばれた事で、世界から注目されるようになりました。
100匹以上の猫ちゃんが、あちこちで自由気ままに暮らしているので、猫好きにはたまらない場所。
ボランティアの人たちによってワクチン接種が行われているので安心です。
駅を出て右手に進むと猫橋があり、小高い丘に進むと景色の良い場所にいくつかの猫カフェがあります。
普通の住宅地だったこの辺りも観光客が増えるにつれ、カフェやお土産屋さんが増えていきました。
お店にはそれぞれ看板猫ちゃんがいて、けだるそうにお出迎えしてくれます。
あくまでも住宅地にあるので、勝手に住居スペースに入ったり、大声で騒いだりするのはNG。
猫と触れ合って、猫カフェでまったり、猫グッズをお土産にという時間を過ごしてみませんか?
ここからは、台北で体験できるコト、台湾で楽しめるコト、そしてグルメ情報をお届けします。
台湾式シャンプーに足つぼマッサージ、美味しい物を食べて台北を遊び尽くしましょう。
座って行う頭皮のマッサージとシャンプー。
指圧の力で頭の凝りをほぐしてくれるので、頭皮の疲れと汚れが一気に落ち髪の毛がサラサラになります。
もこもこの泡で洗ってくれるので、シャンプー後の髪形はぜひカメラに収めてくださいね。
店長さんが日本人で、日本語が話せるスタッフもいるサロン。
LINEでの予約は日本語OKなので、台北で初めて美容院に行くという方も安心して行くことができます。
住所 : 台北市民権東路二段101号2F
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT「行天宮」駅出口4番より徒歩
電話番号 : (02)2596-2208
定休日 : 月曜日(不定休もあり)
営業時間 : 10:30~20:00
料金 : 台湾式シャンプー:500元~
公式サイト : Dba MiRAi
台北に行ったら絶対やりたいことは、マッサージと答える方も多いのではないでしょうか。
台北では日本よりも安い値段でマッサージを受けることができるので、気軽にお店に行くことができます。
ガイドブックなどによく掲載されており、日本人観光客が多く訪れるマッサージ店。
こちらは角質取りが有名なお店で、李さんというマッサージ師さんはとても評判が良いです。
李さんの指名や美容のコースを受けたい方は、事前の予約が必要です。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 :
定休日 : 年中無休
営業時間 : 10:00~翌0:00
料金 : 公式サイトで確認してください
公式Facebookページ : 楽天養生会館
こちらも日本人御用達のお店です。
日本語ができるスタッフもおり、客層の8割が日本人なので安心です。
日本の旅行雑誌やテレビなどにも多数取り上げられています。
2012年3月に移転し、リニューアルオープンしました。
台北旅行といえば、一番の楽しみはグルメという方も多いと思います。
その中でも小籠包は絶対に食べておきたいものです!
日本人に人気で、おすすめのお店をいくつかご紹介します。
1958年に台湾台北市で創業した鼎泰豊。
1993年にはニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の1つに選ばれました。
日本にも店舗があるので、知らない人はいないくらい有名だと思いますが、やはり外せない美味しさです。
鼎泰豊の小籠包が他と違うと思うのは皮の薄さ。
ローカル色の強いお店だと、作るのが簡単なのと、破れにくい、作り置きが出来るというメリットからやや厚めの皮が多いのですが、鼎泰豊の小籠包はわずか5gで、作るのに相当な技術が必要です。
スタンダードな豚肉の小籠包はもちろんですが、名物の蟹ミソ入りや鶏小籠包もおすすめ。
他の一品料理もどれをとっても洗練された味なので、色々と試してみてくださいね。
住所 : 台北市信義路二段194号
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT東門5番出口を出て直進。永康街を越えてすぐの右側。金石堂書店手前。
電話番号 : (02)2321-8927、(02)2321-8928
定休日 : 年中無休
営業時間 : 10:00~21:00(月~金) 土日、祝日は、9:00~21:00
注意点 : お昼を過ぎるととても混むので開店直後に行くのがおすすめです。
公式サイト : 鼎泰豊
鼎泰豊で修行した三兄弟がオープンしたお店。
味はもちろん鼎泰豊に負けず劣らずですが、嬉しいのはよりリーズナブルに小籠包を頂けるところ。
スープの脂分を控えるために、核となる煮こごりは、あっさりした肩と胸の部分の皮と脂を使用しています。
脂分が多すぎずあっさり目なのが、日本人に好まれている理由なのかもしれませんね。
ここでしか食べられない烏龍茶小籠包も、食べておきたい一品です。
住所 : 台北市長春路47号
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : (02)2523-6639
定休日 : 旧正月のみ
営業時間 :
公式サイト : 京鼎楼
小籠包は熱々が美味しいのは当たり前ですが、こちらの小籠包は冷めても美味しいことで有名です。
秘密は3日間自然発酵させて練り出した生地。
もちもちしていて絶品なんです。
こちらは餃子も美味しいです。
餃子は専門店で食べるのが決まりの台湾なので、小籠包店に餃子が置いてあるお店はなかなかお目にかかれません。
化学調味料不使用の自然の味を、ぜひ一度食べてみてください。
住所 : 台北市基隆路二段162-4号
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 月曜、旧正月から6日間
電話番号 : (02)2736-7192
営業時間 : 11:00~14:00/17:00~20:30
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
台湾旅のお楽しみと言えば「食」。
美味しい台湾グルメの食べ歩きに欠かせないのは、台湾スイーツです。
日本人の口に合う台湾料理、台湾スイーツだって大人気です。
ここでは、これだけは外せないという定番スイーツをご紹介します。
台湾を歩くとあちこちで見かける「豆花」の文字。
絹ごし豆腐のプリン、といった感じでつるんとした口あたりが特徴です。
お店によって、濃度や口あたり、トッピングも様々なので、いくつか食べ歩いてみるのも良いですね。
台北101や、大きなショッピングモールのフードコートに良く入っているので、観光客にとって入りやすくクオリティも高いのでおすすめなのが「小南門」です。
小南門の豆花の特徴は、豆の味が濃いことと、柔らかいこと。
トッピングの定番は落花生で、他にもタピオカ、白玉団子、小豆、タロイモの黒糖煮などが人気です。
住所 : 台湾台北市信義路五段7号 Taipei101 B1
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT台北101駅、徒歩1分 台北101地下1階フードコート内
電話番号 : (+886) 281018261
定休日 : 年中無休
営業時間 : 11:00~21:30
こちらも台湾中で食べることが出来る伝統的なスイーツですが、大人向けの味といった感じです。
愛玉とは、愛玉の種から作るぷるんぷるんのゼリー。
こちらのお店では阿里山で育った愛玉の種子を厳選しているので、みずみずしくて柔らかいのが自慢です。
真っ黒いルックスで有名な仙草ゼリーは、解毒作用や解熱作用に優れているので、暑い台湾では必需品。
それぞれ別にも味わえますが、おすすめなのは、両方味わえる「愛玉仙草冰」50元です。
トッピングにタピオカや白玉を入れて、夏は氷たっぷりでいただきましょう。
冬はホット版の仙草ゼリーがおすすめです。
時間がない時はテイクアウトで食べ歩きも良いですね。
住所 : 台湾台北市大安區通化街56號
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄MRT信義線信義安和駅徒歩6分
電話番号 : +886 2 2706 1257
定休日 : 年中無休
営業時間 : 12:00~翌3:00
公式サイト : 愛玉之夢遊仙草
台北には最高級ホテルから格安ホテルまで種類豊富なホテルがあり、日本語がわかるスタッフが常駐する日系のホテルもあります。
また、最近ではおしゃれなデザイナーズホテルも増え、ホテル選びの楽しさも倍増。
初めての台湾・台北という方なら、ホテルの近くに観光の足とも言える地下鉄MRTの駅があるのが理想です。
特に台北駅と中山駅周辺にはホテルが多く、台北初心者におすすめ。
5つ星ホテルでも、日本より少し安い、または同等のホテルも多いので、4つ星・5つ星ホテルを選んで、快適なホテルライフを楽しみましょう。
「台北ガーデンホテル」は日本人観光客にも人気が高い5つ星ホテル。
MRT小南門駅から徒歩約3分、MRT西門駅からは徒歩約5分という交通の便が良い立地です。
台湾のパワースポット、龍山寺や賑やかな西門までは徒歩圏内。
日本国旗のバッジをつけているスタッフの方は日本語話者なので、何かと安心です。
客室は全241室。
大きな窓にナチュラルテイストなお部屋は、ゆったりとしていて落ち着いた雰囲気。
無料Wi-Fi、32インチ薄型テレビ、デスク、セーフティーボックス、電気ケトル、ミニバー、無料ミネラルウォーター、スリッパなど必要なものはしっかり揃っています。
全室ウォシュレット付きなのは嬉しいポイントですね。
ホテル前の通りを渡った対岸には24時間営業のカルフールスーパーがあり、ちょっとした買い出しにも便利。
5つ星というより4つ星寄りレベルではありますが、立地や設備的にみるとかなりコスパが良いので、台北宿泊の第一候補におすすめしたいホテルです。
住所 : 台北市中華路二段1号
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +886 2 2314 6611
営業時間 : チェックイン 15:00〜/チェックアウト~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
海外旅行初心者の方や、台北は初めてという方、コスパが良いホテルを探している方におすすめしたいのが「ホテルサンルート台北」です。
ホテルフロントには、日本語堪能なスタッフの方が常駐しているので安心。
ホテル1階には何と大戸屋が入っているため、和食が恋しくなったら駆け込めますね。
MRT民権西路駅から徒歩5分、MRT中山國小駅から徒歩3分と地下鉄の2路線が近いので、どこに行くにも便利ですよ。
客室は全125室。
シングル、ダブル、セミダブル、ツインの4タイプと、日本のビジネスホテルと同じスタイルです。
無料Wi-Fi、22インチ薄型テレビ、デスク、セーフティーボックス、ミニバー、バスアメニティ、スリッパなど必要最低限の物は揃っており、嬉しいウォシュレット付き。
台北のリーズナブルなホテルの中でも立地が良く、最低限日本のビジネスホテル並みの設備が整っているところは案外少ないので、気になる方は予約サイトでチェックしてください。
住所 : 台北市中山区民権東路一段9号
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +886 2 2597 3610
営業時間 : チェックイン 14:00〜/チェックアウト~11:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
台湾リピーターにおすすめしたい「圓山大飯店」。
筆者も何度か繁華街に近いホテルに泊まりましたが、伝統的な台湾らしいホテルに泊まりたいと思い、訪れたことがあります。
伝統と格式という言葉がしっくりくるこのホテルは、1952年に蒋介石の妻・宋美齢によって建てられました。
迎賓館としての役割を担い、何度かの改装や増築によって現在のような豪華な宮殿のような姿になりました。
若干老朽化していた客室も、2013〜2014年に約20億円という費用をかけて全面改装しているので、気持ちよく泊まることができます。
館内に入ると、真っ赤な絨毯と大階段が印象的な広いロビーがお出迎え。
このロビーは、過去に世界で一番広いロビーとしてギネスに登録されたこともあるほどで、絶好の撮影スポットです。
客室は、大まかには本館2階~6階・本館7階~9階・別館の3タイプに分かれており、その中で眺望や広さ、設えが違うデラックスやスイートといったカテゴリーがあります。
おすすめは、やはり広いバルコニーが付いたお部屋で、眺望は山側、市内側からお好みで。
料金についてはホテル予約サイトでしっかり確認してください。
ホテルからは最寄りのMRT剣潭駅またはMRT圓山駅まで無料シャトルバスがあるため便利です。
無料ではありませんが、空港から圓山大飯店までのシャトルバスも出ています。
住所 : 台北市中山區中山北路4段1号
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +886 2 2886 8888
営業時間 : チェックイン 16:00〜/チェックアウト~11:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
台湾の中でも中心的な都市、台北。
活気に溢れ、行くと元気をもらえます。
グルメ巡りや、リラックス、ショッピングなど見どころも盛り沢山!
日本からも近く、時差も1時間と短いお休みでも行きやすいですよね。
次の旅行の計画に、ぜひ台北を加えてみてはいかがでしょうか。
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最終更新日 : 2023/09/07
公開日 : 2016/09/14