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1. カンコンス広場(Esplanade des Quinconces)
3. サンタンドレ大聖堂(Cathédrale Saint-André)
7. CAPC現代美術館(CAPC Musee d'Art Contemporain)
8. ボルドー美術館(Musee des Beaux-Art de Bordeaux)
2. サンテミリオンのモノリス教会とワイン会館(Monolithic Church of Saint-Emilion & Maison du Vin Saint-Emilion)
3. ラ・ロシェル旧港(La Rochelle Vireux port)
4. サン=サヴァン・シュル・ガルタンプ修道院付属教会(Abbaye de Saint Savin)
5. ノートルダム・ラ・グランド教会(Eglise Notre Dame la Grande)
1. シャトー・ムートン・ロートシルト(Château Mouton Rothschild)
3. シャトー・ラフィット・ロートシルト(Château Lafite-Rothschild)
5. シャトー・オー・ブリオン(Château Haut-Brion)
1. インターコンチネンタル ボルドー ル グラン ホテル IHG ホテル(Intercontinental Bordeaux Le Grand Hotel, an IHG Hotel)
2. レ・スルス・ド・コーダリー(Hôtel Les Sources de Caudalie)
3. シャトー ラフォアリー ペイラグエイ オテル & レストラン ラリック(Château Lafaurie-Peyraguey Hôtel & Restaurant LALIQUE)
ボルドーはワイン以外にも様々な魅力があります。
観光スポットの前に、まずはボルドーの見所を簡単にご紹介します。
ボルドーは11万ヘクタールものブドウ畑が存在し、世界最大のワイン生産地として有名です。
もちろん、単に最大なのではなく、作り手の努力により世界で最も名高いワインを生み出しています。
5大シャトーのすべてがここボルドーにあります。
ボルドーの主なブドウの品種は「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「メルロ」です。
ボルドーは濃厚な赤ワインの印象が強いですが、赤・白、ロゼと種類も豊富で、辛口・甘口のどちらも幅広く産出しています。
代表的なワイン地区はオー・メドック地区、メドック地区、グラーヴ地区。
この他にも、ボルドーにはジロンド川やドルドーニュ川周辺、芳醇な赤ワインで有名なサンテミリオンとポムロルなど上質なワインの産地が目白押しです。
ぜひシャトー巡りツアーで実際にシャトー見学をしてみてください。
ボルドーは、毎年キリスト教徒数万人が巡礼すると言われているサンティアゴへの道として有名です。
スペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラにはキリストの12使徒の一人である聖ヤコブを祀る大聖堂があり、11世紀頃からヨーロッパ中の巡礼者が訪れるようになっています。
巡礼路は時の王たちによって整備され、多くの教会や修道院が建てられています。
巡礼路は全部で4つあり(トゥールの道、リモージュの道、ル・ピュイの道、トゥールーズの道)、ちょうどその中の1つであるトゥールの道がボルドーを通ります。
ボルドーの街には巡礼のシンボルであるホタテ貝のマークが道の随所にあるので、観光ついでにチェックしてみてください。
ホタテ貝があれば、そこはサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路であり、世界遺産地区になります。
ボルドーは海と山の両方の恵みを享受しており、様々な特産品があります。
特にアキテーヌのフォワグラとトリュフは有名で、数多くの旅行者がそれらを求めてやってきます。
その他にもカキ、オマールエビ、ムール貝が特産で、ボルドーのレストランではそれらのフレッシュな盛り合わせ料理やスープ・ド・ポワソン(魚のスープ)を楽しむことができます。
鴨のコンフィも絶品で、元々はフォアグラ用に肥大させた鴨の使用済み部分を美味しく調理してくれます。
塩漬けにした鴨のモモ肉を低温の鴨の脂でじっくり火入れし、皮をパリッと焼いてくれます。
3大ブルーの1つでるロックフォール(ブルーチーズ)も有名で、ボルドーの洞窟で3ヶ月以上かけて羊乳に特殊な青カビを繁殖させて作る味はボルドーワインとの相性が抜群。
また、生ハムや白インゲンの煮込み料理などボルドーならではのグルメが満載なので、ボルドーでは地元料理を堪能しましょう。
ボルドーは街自体が世界遺産に認定されているほどの歴史ある街です。
世界遺産の建築物だけでなく、歴史のある広場や美術館が広範囲に分布しています。
ここでは、その中からおすすめの広場・教会・美術館を紹介していきます。
カンコンス広場は、ガロンヌ川沿いにあるヨーロッパ最大の12万㎡もある広場です。
1895年に造られた記念碑(上記写真)は、フランス革命で重要な役割を果たしたジロンド党に捧げられたものです。
ジロンド党は革命には成功しますが、政策を失敗した後、この広場で処刑されることになります。
また、この広場の両脇には2つ重要な大理石の像があります。
それが、思想家のモンテーニュとモンテスキューの像です。
モンテーニュはボルドーの市長を務めるなど、ボルドーの発展にも貢献した人物で、モンテスキュー(上記銅像)はアメリカとフランスの憲法立案にも貢献した政治思想家です。
また、このカンコンス広場は6月下旬にはボルドーワイン祭りの開催場所にもなっており、世界各地からワイン好きが集まります。
ボルドーに着いたら、まずはカンコンス広場でひと休憩しましょう。
新緑の初夏も、紅葉の秋もどちらものどかな雰囲気が素敵な広場です。
住所 : Pl. des Quinconces, 33000 Bordeaux
マップ : Googleマップ
アクセス : カンコンス駅から徒歩1分
電話番号 : +33 5 56 10 20 30
ブルス広場は、今もっともインスタ映えするボルドーの撮影スポットです。
もともとブルス広場は、何世紀も前からボルドーの商業の中心地として知られています。
しかし、ここ数年ブルス広場は、世界中から「水鏡」の街として有名になりました。
2006年に誕生した反射池は、世界一の面積を誇ります。
花崗岩の巨大な敷石の上にわずか2cmの水が浮かぶだけで、規則的な光の変化によって水鏡が生まれます。
夏は子供の水遊び場にもなり、絶好の観光スポットになります。
夜にはとても幻想的な反射を見せ、ボルドーで一番の夜景スポットに変身します。
昼の幻想的な霧もおすすめなので、ぜひ昼と夜のどちらもブルス広場に足を運んでみてください。
住所 : Pl. de la Bourse, 33000 Bordeaux
マップ : Googleマップ
アクセス : Place de la Bourse駅から徒歩1分
電話番号 : +33 5 56 10 20 30
サンタンドレ大聖堂は、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路にもなっている聖地です。
ボルドーの街全体が世界遺産に登録されるよりも早く、巡礼路として世界遺産に登録されています。
この大聖堂の最も古い部分は11世紀に遡るほど歴史があり、その後、何度かの増築により今に至っています。
特に北側の「王の門」にある「最後の審判」の彫刻(上記写真)は、フランスゴシック様式の名作とされています。
大聖堂の東に建つ高さ75mのペイ・ベルラン塔は登ることもでき、ボルドーの街を一望することができます。
住所 : Pl. Pey Berland, 33000 Bordeaux
マップ : Googleマップ
アクセス : Hotel de ville駅から徒歩1分
電話番号 : +33 5 56 44 67 29
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 大聖堂は入場無料、ペイ・ベルランの塔(鐘楼)は5.50€
公式サイト : サンタンドレ大聖堂
1773年から1780年にかけて建築家ヴィクトル・ルイによって設計された、新古典派建築の代表的な建造物です。
コリント式の12本の柱が並び、その上に9人のミューズと3人の女神像が立ち並んでいます。
正面から見るのが1番のおすすめで、12人の像をすべて写真に納められます。
内装も素晴らしく、世界で最も美しい劇場の1つに数えられており、エントランスホールの大階段はパリのオペラ座パレ・ガルニエのモデルになっています。
住所 : Pl. de la Comédie, 33000 Bordeaux
マップ : Googleマップ
アクセス : Grand Theatre駅から徒歩2分
定休日 : なし
営業時間 :
公式サイト : ボルドー国立歌劇場・大劇場
シテ・デュ・ヴァンは、2016年にオープンしたワインをテーマにした複合施設です。
ブドウの木やグラスの中で揺れるワインをモチーフにしてできた55mの施設は、早くも人気観光スポットになっています。
施設内では試飲もできますし、ボルドーのみならず世界のワインの歴史を学ぶことができます。
最上階の展望台からは360度ボルドーの街を見渡せます。
ワインのことをもっと学びたい方は、少し南にある ワイン・ネゴシアン博物館 もおすすめです。
住所 : 134 Quai de Bacalan, 33300 Bordeaux
マップ : Googleマップ
アクセス : La Cite du Vin駅から徒歩3分
電話番号 : +33 5 56 16 20 20
定休日 : 12月25日
営業時間 : 10:00~18:00(季節や曜日によって閉館時間が19:00の場合あり)
料金 :
※その他ワークショップやテイスティングなどを含むチケットもあるので 公式サイト を要確認
公式サイト : シテ・デュ・ヴァン
パレ宮殿広場は、黒いとんがり帽子のような塔が目印のボルドーの美しきエントランスです。
入り口には35mのカイヨ門があり、1494年に造られてから現在までボルドーを外界から守ってきました。
都市整備が激しいボルドーにおいては、教会をのぞけば最古の歴史的建築物になります。
フランス国王シャルル8世が、イタリアにおけるフォルノーヴォの戦いで勝利した際に建てており、市民はこの門を凱旋門と呼んでいます。
ボルドーの中でも有数の撮影スポットなので、パレ宮殿広場から宮殿を写真に納めましょう。
住所 : Pl. du Palais, 33000 Bordeaux
マップ : Googleマップ
アクセス : Place du Palais駅から徒歩1分
電話番号 : +33 5 56 00 68 08(カイヨ門)
定休日 :
営業時間 :
料金 :
19世紀の貿易商の倉庫を改造して造られた、フランスにおいてもコンテンポラリーアートの先駆けとなった美術館です。
パリの国立近代美術館の作品を保存する役割もあり、この美術館は常時1,300点の美術品を所蔵しています。
中でも人気の作品は、エレベーターの奥の壁に直接描かれているキース・ヘリングの作品です。
興味深い企画展や講どが随時催されているため、フランス全土から注目されています。
テラス階にはフランスのスタイリストによるカフェもあり、ボルドー市民の中でもおしゃれスポットになっています。
住所 : 7 Rue Ferrere, 33000 Bordeaux
マップ : Googleマップ
アクセス : CAPC Musee d'Art Contemporain駅から徒歩3分
電話番号 : +33 5 56 00 81 50
定休日 : 月曜日、祝日
営業時間 : 11:00~18:00
料金 : 大人 7€(7・8月を除く毎月第一月曜は無料)
公式サイト : CAPC現代美術館
ボルドー美術館は2つの建物で構成されており、もともとは大司教の宮殿だったところを囲むように建てられています。
南館ではイタリアのルネッサンスから20世紀までの絵画を観ることができます。
ルネッサンスの歴史がパノラマ的に並べられており、ここに来ただけでヨーロッパ美術史を体感することができます。
その他にも、ボルドー出身の画家によるボルドーにまつわる絵画の多くが納められています。
北館は企画展が開かれる会場になっており、数多くのイベントが開催されています。
CAPC現代美術館と合わせて観ることで、ルネッサンス期と現代アートの繋がりを深く知ることができますよ。
住所 : 20 Cr d'Albret, 33000 Bordeaux
マップ : Googleマップ
アクセス : Palais de Justice駅から徒歩2分
電話番号 : +33 5 56 10 20 56
定休日 : 火曜、祝日
営業時間 : 11:00~18:00
料金 :
公式サイト : ボルドー美術館
ボルドー近郊には、注目すべき自然スポットや世界遺産となっている歴史スポットがたくさんあるので、1日ほど時間を作り、ボルドー近郊の観光スポットに出かけてみましょう。
ここでは、ボルドーからおよそ1時間で行ける観光スポットを中心に紹介していきます。
ピラ砂丘は、ヨーロッパで最も高い砂丘と言われています。
ピラ砂丘のある海辺の街アルカションは、もともとはフランスでも有名なカキの産地でした。
最近ではエレガントリゾートと呼ばれ、夏は特に賑やかな街と化します。
もちろん、冬になれば新鮮なカキを楽しむこともできます。
街は小さくて回りやすく、海岸沿いにはホテルや魚介レストランがずらりと並んでいます。
そそり立つ砂山と青いアルカション海、どこまでも続く緑の松林のコントラストは見事な景観です。
住所 : Route de Biscarrosse, La Teste-de-Buch
マップ : Googleマップ
アクセス : アルカション駅から1番のバスで30分
電話番号 : +33 5 56 22 12 85
サンテミリオンは、数あるボルドーワインの中でも特に名高い銘柄である「サンテミリオン」を産出している街です。
地平線までつづく緑色のブドウ畑に囲まれた、丘の上の小さな街です。
ブドウ畑だけではなく、サンテミリオンは宗教的にも重要なスポット。
サンテミリオンは、8世紀にブルターニュ出身の修行僧聖エミリオンが隠遁生活を送るために洞窟を掘ったことからはじまります。
聖エミリオンの死後、弟子たちが地下の石灰岩をくり抜いて作ったのが、現在のモノリス教会です。
ここには地下墓地や聖エミリオンが住んでいた庵(エルミタージュ)もあり、いずれもガイドツアーで見学することができます。
また、モノリス教会の近くにはサンテミリオン・ワイン会館もあり、ブドウ栽培から醸造までのワイン造りの過程を紹介してくれます。
併設のブティックにはサンテミリオン地区のワインが常時400種類以上も揃い、製造者から直接購入することができるので安く手に入れられます。
ワイン好きの人はぜひ立ち寄りましょう。
住所 : Pl. du Marché, 33330 Saint-Émilion
マップ : Googleマップ
アクセス : ボルドーからTERで35分サンテミリオン駅下車徒歩20分
電話番号 : +33 5 57 55 28 28
定休日 : なし
営業時間 : 10:00~17:30
料金 :
備考 : ガイド付き見学は10:00から1時間おきに観光案内所からスタート(11月~3月は10:30から1時間おき)
公式サイト : モノリス協会
住所 : 1 Place Pierre Meyrat, Saint-Émilion
マップ : Googleマップ
アクセス : ボルドーからTERで35分サンテミリオン駅下車徒歩20分
電話番号 : +33 5 57 55 50 55
定休日 : 不定休あり
営業時間 : 9:30~12:30/14:00~18:00
公式サイト : Maison du Vin de Saint-Emilion
大西洋岸で最も美しい港町と言われるラ・ロシェルは、11世紀になって初めて歴史に登場した比較的新しいフランスの港町です。
12世紀になると重要な貿易港として栄えますが、その後は戦争に巻き込まれ激動の歴史を歩み、今の港町の地位を確立しています。
観光の中心はラ・ロシェル旧港で、2つの塔が名物になっています。
高い塔をサン・ニコラ塔、低い塔をシェーヌ塔と呼びます。
42mのサン・ニコラ塔は、その厳めしい外観からかつてのラ・ロシェルの軍事力を象徴しています。
一方のシェーヌ塔は14世紀にできた火薬庫で、夜間は対岸のサン・ニコラ塔と大鎖で繋ぐ役割を担っており、完全に港からの侵入を封鎖していたと言われています。
さらに、港から少し離れたところには、シェーヌ塔と城壁で繋がっているランテルヌ塔という70mの巨大な塔があります。
この塔は長年牢獄として使われており、今も囚人たちの生々しい落書きが塔には数多く残っています。
塔に登ると、ラ・ロシェルの街並みと港の素晴らしい眺めが楽しめます。
住所 : Vieux Port La Rochelle France
マップ : Googleマップ
アクセス : 観光案内所より徒歩8分
電話番号 : +33 05 46 41 33 14
定休日 : 9〜6月の第1月曜の午前、1/1、5/1、12/25
営業時間 : 10:00〜13:00/14:15〜17:30(4〜9月18:30まで、7月~8月は10:00~18:30まで通し営業)
料金 : 9.5€(三塔共通)、18歳未満は無料
公式サイト : ラ・ロシェル旧港
サン・サヴァン修道院は、世界遺産にも登録されている由緒正しき修道院です。
ただ、ロマネスク様式のこの教会を有名にしているのは、天井一面に描かれた12世紀のフレスコ画です。
ほぼ完全な状態で現在も残っており、全部で36枚の名作が見られます。
描かれているのは「旧約聖書」のシーンで、「バベルの塔」、「ノアの箱舟」、「天地創造」などの彩色の美しさは必見です。
躍動的なフレスコ画は、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画に匹敵するとさえ言われています。
オペラグラスを持参してじっくりと彩色の美しさを堪能しましょう。
住所 : Pl. de la Libération, 86310 Saint-Savin
マップ : Googleマップ
アクセス : ポワティエ駅からバスで45分
電話番号 : +33 5 49 84 30 00
定休日 : 1月全日、11/11、12/25、12/31
営業時間 :
料金 : 大人 10€、学生(12~18歳) 8€
公式サイト : サン=サヴァン・シュル・ガルタンプ修道院付属教会
ノートルダム・ラ・グランド教会は、松ぼっくりのような尖塔が印象的なロマネスク様式の教会です。
正面入口の上段には、12使徒とともにこの教会の初代司祭であるサンティレールとその弟子の姿が描かれています。
広々とした内部の柱には、幾何学模様のような見事な彩色が施され、さらに窓から光が差し込むことで柱が輝きます。
また、ノートルダム・ラ・グランド教会は6月中旬から9月中旬までの期間にライトアップ(上記写真)され、壁面を飾る無数の彫刻が建造当時の12世紀と同じように極彩色に彩り、観るものを中世フランスへの旅に誘います。
同様に、クリスマスシーズンにもライトアップを行うので、タイミングを合わせられる人はぜひライトアップ期間に訪れてみてください。
住所 : Grand Poitiers FR, Pl. Charles de Gaulle, 86000
マップ : Googleマップ
アクセス : ポワティエ・サントル駅から徒歩10分
電話番号 : +33 5 49 41 23 76
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~19:00
料金 : 無料
公式サイト : ノートルダム・ラ・グランド教会
せっかくボルドーを訪れたのであれば、やはりシャトーはぜひ訪問していただきたいスポットです。
全てを回るのは大変ですが、5大シャトーのいずれかを回ってみることをおすすめします。
ボルドーでは、シャトーといえばワイナリーのことを指します。
一説には8,000を超えるシャトーがボルドーにはあると言われ、その中で最高ランクに位置しているのが5大シャトーです。
1885年のパリ万博で1級の格付けをされたものがこの5大シャトーとして君臨しています。(シャトー・ムートンのみ1973年に2級から1級に昇進)
訪問するのはツアーが断然おすすめです。
事前に日本から予約していくか、ボルドー発のツアーを現地で探しましょう。
料金はツアー内容にもよりますが、だいたい2〜3ヶ所回って(5大シャトー以外も含めて)€200くらいからです。
シャトー・ムートン・ロトシルトは、毎年変わる有名画家によるアートラベルが有名なシャトーです。
有名な画家としてはダリ、ピカソ、ウォーホール、キース・ヘリングに依頼しており、謝礼はワインで支払われると言われています。
シャトー・ムートン・ロートシルトは革命的なシャトーで、ブドウ栽培環境をはじめ、醸造配備、熟成方法で新たな手法を生み出し続けています。
住所 :Château Mouton Rothschild, Pauillac
マップ: Googleマップ
アクセス:ボルドーから車で40km
電話番号 :05 56 73 21 29
営業時間 :9:00〜12:30、14:00〜18:00
公式URL : シャトー・ムートン・ロートシルト
シャトー・マルゴーは、最も女性的で優美なワインを醸造するシャトーと言われています。
パリ万博での格付けの際には20点満点のテイスティングが行われており、唯一の満点シャトーになったことで有名でもあります。
イギリス初代首相ロバート・ウォルや文豪ヘミングウェイがマルゴーのワインを気に入っていたことから、娘にその名を付けたと言われるほど著名人に愛されたワイン。
最も女性的と言われ、柔らかく華やかでロマンティックな味わいは、昔も今も変わらずワイン好きを魅了しています。
住所 : Margaux-Cantenac
マップ : Googleマップ
アクセス : ボルドーから車で20km
電話番号 : +33 5 57 88 83 83
営業時間 : 9:00~12:30/14:00~17:30
公式サイト : シャトー・マルゴー
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、数々の歴史上の舞台に登場するほどの伝説的シャトーです。
万博当時から最も取引価格が高いワインだったことから、5大シャトー「筆頭」と今も称され続けています。
その昔、ヴェルサイユ宮殿で毎夜開催されていた晩餐会に振舞われ、ルイ15世が好んでいるワインということから「王のワイン」と呼ばれるようになりました。
シャトー・ラフィット・ロスチャイルドの特徴は気品ある味わいであり、長期熟成を経たものは究極のエレガンスを体現していると言われています。
住所 : 33250 Pauillac
マップ : Googleマップ
アクセス : ボルドーから車で40km
電話番号 : +33 5 56 73 18 18
公式サイト : シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・ラトゥールは、5大シャトーの中でも最も力強く、男性的なワインと言われています。
5大シャトーの中でも、最も安定して高品質なワインを作るシャトーだと評判です。
18世紀初頭、ニコラ・アレキサンドル・ド・セギュール侯爵が所有者となってから一気に名声を高めており、彼の死後も伝統は維持され、格付けでも第1級を獲得しました。
住所 : 27 Route des Châteaux, Pauillac
マップ : Googleマップ
アクセス : ボルドーから車で40km
電話番号 : +33 05 56 73 19 80
営業時間 : 9:00〜17:00
シャトー・オー・ブリオンは、5大シャトーで唯一ボルドー市内に位置しており、見学に行きやすいシャトーです。
逸話として、フランスがナポレオン戦争で敗れた際のウィーン会議でシャトー・オー・ブリオンを各国の代表者に振る舞ったことで、各国の態度が変わり、フランスはほとんど領土を失わずに済んだと言われています。
シャトー・オー・ブリオンの特徴は、ボディが厚くタイトな味わいであるため、長期熟成でより美味しくなるところです。
住所 : 135 Avenue Jean Jaurès, Pessac
マップ : Googleマップ
アクセス : Francois Mitterrand駅から徒歩10分
電話番号 : +33 05 56 00 29 30
公式サイト : シャトー・オー・ブリオン
ボルドー市内に泊まるのなら、中心地にあるランタンダンス大通り、トゥルニー通り、ジョルジュ・クレモンソー大通りで構成される、「黄金の三角地帯」と呼ばれるエリアがベスト。
ボルドー歌劇場、ブルス広場、カンコンス広場などの観光スポットもすぐなので、観光やショッピングに疲れたら、一旦ホテルに戻って休憩することもできます。
ワイン目的で訪れたなら、郊外にある宿泊施設があるシャトーや、リゾートホテルに泊まってグルメとワインを楽しむのも良いですね。
ボルドーを代表する高級ホテルといえば、「インターコンチネンタル・ボルドー・ル・グランド・ホテル」の名前が挙がるでしょう。
歴史地区の中心、エルメスやルイ・ヴィトンが並ぶ、黄金の三角地帯と呼ばれるショッピングエリアに位置する5つ星ホテルです。
ホテルからトラムの路線を挟んですぐ前には「ボルドー大劇場」があり、夜には美しいライトアップが楽しめます。
館内にはフィットネスセンター、屋内プール、サウナ、ゲランスパ、2か所のレストラン、ルーフトップバーなどがあり、ゆっくりとしたホテルステイを楽しむのに最適です。
客室は全130室。
クラッシックでエレガントな客室は、安定のインターコンチネンタルクオリティです。
無料Wi-Fi、プレミアムチャンネル付きテレビ、デスク、セーフティーボックス、ミニバー、コーヒー/ティーメーカー、無料ボトルウォーター、バスローブ、バスアメニティ、スリッパ、レインフォールシャワーなど、必要な物はしっかり揃っています。
眺望は、カテゴリーによって様々ですが、ちょっと割高でもぜひオペラビューを選んでください。
窓からオペラ座が見えるという特別な体験は、ボルドー旅行の特別な思い出になるはずです。
住所 : 2-5 Pl. de la Comédie, 33000 Bordeaux
マップ : Googleマップ
アクセス : Grand Théâtre電停より徒歩1分(ボルドー国立歌劇場・大劇場目の前)
電話番号 : +33 5 57 30 44 44
営業時間 : チェックイン 15:00~/ チェックアウト ~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
ボルドー歴史地区からは車で約20分、「レ・スルス・ド・コーダリー」は、600年の歴史を持つ「シャトー・スミス・オー・ラフィット」のブドウ畑に囲まれて建つ5つ星のスパリゾートホテル。
館内のミシュラン2つ星レストラン「ラ・グラン・ヴィーニュ」では、フランス南西部で採れる地元の食材をふんだんに使った極上グルメが味わえます。
スパで癒され、美味しいワインと美食を堪能するという贅沢な大人時間が過ごせるホテル。
敷地内には、屋内、屋外プールがあり、ゴルフ、サイクリングなどのアクティビティも楽しめます。
客室は21室のスイーツを含む全61室。
ファミリー向けのウッドキャビン型のコテージや、バルコニーからシャトーやブドウ園、湖や公園が眺められる部屋、暖炉があるラグジュアリー感のあるスイートルームなど、様々なカテゴリーのお部屋が用意されています。
無料Wi-Fi、80㎝薄型テレビ、スマートフォン、iPod ドック、MP3 ドック、デスク、セーフティーボックス、ミニバー、エスプレッソマシン、バスローブ、バスアメニティ、スリッパなど充実。
電源アダプタや充電器などの細かいところまで配慮された備品が揃っているのは、さすが人気の5つ星ホテルですね。
体験したいのは、ちょっと珍しいメニューが人気のスパ。
ボルドーワイン入りのジャグジーやボディラップ、ブドウの種から抽出した天然ポリフェノールを使ったワインセラピーや、リラクゼーションメニューが充実しています。
スパには鉱泉水を利用した温水プールやジャグジー、スチームルームもあり、リラックスした時間が楽しめます。
住所 : Smith Haut-Lafitte, 33650 Martillac
マップ : Googleマップ
アクセス : ボルドー歴史地区より車で20分
電話番号 : +33 5 57 83 83 83
営業時間 : チェックイン 15:30~翌0:00/チェックアウト 6:00~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
ボルドーには個性的なシャトーがいくつもあり、中には宿泊できるところもあります。
ボルドー市の南東、ガロンヌ川の上流ボンム村の葡萄畑の一角に建つ「シャトー・ラフォリ・ペラゲ・ホテル・アンド・レストラン ラリック」は、人気のシャトーホテルです。
経営するのは、香水瓶や花瓶などのガラス工芸品で知られるラリック社。
もともとは13世紀からある古いシャトーでしたが、2018年6月にモダンでエレガントな雰囲気のシャトーホテルに生まれ変わりました。
共有スペースにはシャンデリアやガラス彫刻など、ラリックの作品が至る所に展示されていて、まるで美術館のような雰囲気が漂っています。
一流のホテル、レストランで構成される世界的な非営利会員組織「ルレ・エ・シャトー」加盟ホテルなので、その設備やサービスには定評があります。
客室は全13室。
スーペリア、デラックス、スイート、ロイヤルスイートの4カテゴリーがあり、どの客室もラリック社ならではの、ガラス製品が置かれていて、エレガントな雰囲気です。
無料Wi-Fi、55インチ薄型テレビ、デスク、セーフティーボックス、ミニバー、電気ケトル、エスプレッソマシン、無料ボトルウォーター、バスアメニティ、スリッパなど、設備や備品も充実。
客室数が少ないので、お気に入りの部屋を見つけたら、早めに予約を入れるようにしましょう。
ホテル内のガストロノミーレストラン「ラリック」は、オープン直後からミシュラン2つ星を獲得したという実力派。
広々とした店内の天井には、ブドウ畑をイメージしたクリスタルが飾られ、目の前には実際に広大なブドウ畑が広がっています。
ソーテルヌワインにこだわり、ソースをはじめ、ワインが取り入れられた料理は、グルメの間でも評判です。
ボルドー市内からは車で約45分かかりますが、美食、ワイン、美しいガラス製品に興味がある方は、ぜひ足を伸ばして至福の時間を過ごしてみてください。
住所 : Lieu-dit, Peyraguey, 33210 Bommes
マップ : Googleマップ
アクセス : Langon駅より靴まで12分
電話番号 : +33 5 24 22 80 11
営業時間 : チェックイン 15:00~翌0:00/チェックアウト ~12:00
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
ご紹介したように、ボルドーは歴史や広大な自然のある魅力的な街です。
ぜひ本記事の内容を参考にして、ボルドー観光・旅行を満喫してください。
最終更新日 : 2023/04/03
公開日 : 2019/08/16