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ルーブル美術館の見どころ、有名作品、おすすめの周り方は?





世界で最も来館者数の多い美術館で、パリ屈指の観光スポットであるルーブル美術館。
名画「モナ・リザ」を始め、紀元前から中世までの芸術作品を所蔵している文化的遺産です。

パリに訪れるなら絶対訪れたいこのルーブル美術館、「モナ・リザ」だけ見る帰るのではもったいない。

ここで、ルーブル美術館に行った際の見どころや有名作品、おすすめの見学ルートを見ていきましょう。
「モナ・リザ」だけでなく、歴史的に非常に価値のある作品ばかりであることが分かるはずです!

【目次】ルーブル美術館の絶対見たい作品、おすすめの周り方は?

 

ルーブル美術館といえば「モナ・リザ」?

ルーブル美術館の基本情報

・入場料

・一般無料の日

・入場チケットの事前購入

・美術館共通パス「パリミュージアムパス Paris Museum Pass」

・入場待ち時間と館内混雑

昔は要塞だった?ルーブル美術館の歴史

ルーブル美術館のエリア

ドゥノン翼

リシュリー翼

シュリー翼

ルーブル美術館の見逃せない見どころとは?

〈ルーブル美術館:半地階〉

・マルリーの馬

・中世ルーブルの堀跡、模型

〈ルーブル美術館:1階〉

・ハンムラビ法典

・アフロディーテ(ミロのヴィーナス)

・サモトラケのニケ

・瀕死の奴隷、抵抗する奴隷

〈ルーブル美術館:2階〉

・リーザ・ゲラルディーニの肖像(デル・ジョコンドの妻)

・ナポレオン3世の居室

・カナの婚礼

・ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠

・民衆を率いる自由の女神

・メデューズ号の筏

・オダリスク

・書記座像

〈ルーブル美術館:3階〉

・レースを編む女

・ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像

・トルコ風呂

最短!ルーブル美術館の見学ルート

1.半地階のインフォメーションで日本語案内を手に入れる

2.ドゥノン翼の2階奥の「モナ・リザ」へ

3.「カナの婚礼」「ナポレオン1世の戴冠式」「民衆を導く自由の女神」へ

4.階段を降りて「サモトラケのニケ」へ

5.「ミロのビーナス」へ

6.半地下「中世ルーブルコーナー」へ

7.ルーブルグッズショップへ

ルーブル美術館のおすすめ土産

おすすめ土産1.絵はがき

おすすめ土産2.カタログ、画集

おすすめ土産3.レプリカ

おすすめ土産4.日用品

ルーブルが2倍楽しくなる!『ダ・ヴィンチ・コード』

まとめ

 

ルーブル美術館といえば「モナ・リザ」?

 

ヨーロッパで最も古く大きな美術館の一つとして知られるルーブル美術館。

フランス・ パリ における代表的な観光スポットで、誰もが知っている名作を見学することができる美術館です。

 

もともとは要塞としてつくられ、フランソワ1世の改築計画以来、歴代フランス王の王宮・ルーヴル宮殿となりました。

その後1682年にフランス王・ルイ14世が王宮をヴェルサイユ宮殿に選んだことで、古代彫刻などの王室美術品コレクションの収蔵、展示場所となり、現在に至ります。

 

紀元前から中世19世紀頃までの美術作品を主に展示しており、コレクション数は世界最大級。

展示面積は6万平米以上で、全ての作品をじっくり観覧するなら1週間ほど必要とも言われています。

 

世界的に有名なレオナルド・ダ・ヴィンチによる「モナ・リザ」を所蔵していることでも有名ですが、もちろんそれ以外にもたくさんの有名美術を擁しているルーブル美術館。

このページでは、そんなルーブル美術館の基本情報とともに、絶対見逃せないエリア別の見どころと作品、おすすめの見学ルート、印象的なルーブルのピラミッドが生まれた歴史などをご紹介していきます。

 

 


ルーブル美術館の基本情報

 

フランス語名:Musée du Louvre

住所:Place du Carrousel, 75001 Paris, France

最寄り駅:メトロ1、7番線 Palais-Royal/Musée du Louvre駅

開館時間:月・木・土・日曜 9時~18時、水・金曜 9時~21時45(12/24、12/31は17時まで)

閉館日:毎週火曜日 1/1(祝)、5/1(祝)、12/25(祝) ※他工事やストライキなどで閉館することもあります。

サイト: ルーブル美術館公式サイト(日本語)

 

・入場料

 

euro

 

一般:15€

18歳未満:無料(パスポートの提示必須)

※18~25歳までのEU圏国籍者、身体障害者と付添い1名、失業者、RMI受給者、美術美学史・デザイン・造形美術の現役教員、Maison des Artistes会員、AIAP国際造形作家会員は無料(各証明書の提示必要)

※毎週金曜日18時以降の入館で26才未満無料(パスポートの提示必須)

 

マルチメディアガイド 一般:6 €

18才未満:2 €

失業者・障害者::4 €

 

Nintendo3DSオーディオガイド 一般:5 €

18才未満:3 €

失業者・障害者:3 €

 

・一般無料の日

 

10~3月の毎月第一日曜日、7月14日(祝)

※企画展は有料

※4~9月の毎月第一日曜日は有料

 

・入場チケットの事前購入

 

ルーヴル美術館の入場チケット事前購入はオンラインでのみ受け付けています。

窓口で事前購入はできませんので注意してください。

事前予約: ルーブル美術館事前チケット購入サイト(日本語)

 

・美術館共通パス「パリミュージアムパス Paris Museum Pass」

 

 

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2日券:7,100円

4日券:9,100円

購入サイト: パリミュージアムパス事前購入サイト(日本語)

企画展を除く一般展示物の見学が可能。

事前購入チケットと同じく、入場券購入の列に並ぶ必要がありません。

パリの美術館を1日3ヶ所以上見学する場合、数日かけて他の美術館にも行く場合お得です。

 

・入場待ち時間と館内混雑

 

louvre

 

世界1位の来館者数を誇るルーブル美術館ですから、入場までに時間がかかることを覚悟しておきましょう。

比較的に待ち時間が少ない時間帯は、開館前の9時、昼食時間の13時頃、夕方16時以降ですが、それでもほぼ間違いなく並ぶ必要があります。

入場チケットをあらかじめオンラインで購入しておくのがおすすめ。

 

待ち時間目安は、夏休み、年末冬休みの混雑時期で1,5時間程、4~6月、9~10月の通常時期で1時間程、冬の期間で30分程です。

チケット購入後も来場までに待ち時間がありますが、入場してしまえば館内は広く、比較的スムーズに見学ができます。

ただし、人気の高い「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」前は見学者、撮影者で混雑します。

 

ここで注意したいのは、スリ。

「美術館内にスリは現れにくいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、18歳未満は無料ですので、スリを生業とする若者、もしくはその子どもが現れることもあります。

人気の高い作品の前では、一層気を引き締めてくださいね。

特に人混みが出来る「モナ・リザ」の前は要注意。

 

 

昔は要塞だった?ルーブル美術館の歴史

 

louvre

 

現在のルーブル美術館は、もともと12世紀末に城砦として建てられました。

この砦は当初非常に地味なものでしたが、その後14世紀にシャルル5世により王の住居として改修されます。

ルーブル城が「七宝のように優美で活気に満ちた城館」に生まれ変わったのはこの改修によります。

 

その後、百年戦争の勃発により、王達は1度ルーブルを離れ、ロワール沿いの城に移り住んだことで、ルーブル城は武器庫や牢獄として使用されました。

ルーブル城を王宮に戻すとしたのはフランソワ1世の時代。

フランソワ1世が再びルーブルに滞在することを決め、大工事を開始しました。

この工事は後継者に引き継がれ、ルイ13世とルイ14世の時代にも受け継がれます。

しかし、1682年にルイ14世がヴェルサイユ宮殿に王宮を移したため、ルーブルは王室から忘れ去られてしまいました。

 

ルーブルを美術館にする構想は生まれたのは18世紀末。

フランス革命により1度は頓挫するものの、1793年にギャラリーとして開館されました。

そして、1815年までフランスの英雄・ナポレオンの戦利品が展示されます。

ルーブル美術館が世界的価値ある美術品を擁しているのは、ナポレオンの功績が大きく関係しているとされています。

 

現在ルーブルの顔を果たしているガラスの「ピラミッド」ができたのは、1981年のミッテラン大統領の時代と比較的最近のこと。

大統領はルーブル宮全体を芸術作品の展示場にする決定をくだし、パリの都市改革の一環として、美術館が全面改修されました。

その際、中国系アメリカ人の設計士イオン・ミン・ペイ氏が「ガラスのピラミッド」を建てました。

このルーブルのリニューアルにより、付近は一気にモダンな印象のなり、明るい印象に生まれ変わったのです。

 

 


ルーブル美術館のエリア

 

louvre

 

ルーブル美術館は、ピラミッドから美術館に向かって左側のリシュリー翼・正面のシュリー翼、右側のドゥノン翼の3つの翼棟で構成。

複数階に渡って多くの展示室があります。

エリア別の展示品は以下の通り。

 

ドゥノン翼

 

  • イスラム美術
  • ローマ帝国支配下の地中海オリエント美術
  • イタリア・スペイン絵画、彫刻
  • 19世紀フランス絵画
  • イギリス絵画
  • アポロンのギャラリー、王冠のダイヤモンド
  • ギリシア・エトルリア・ローマ美術
  • エジプトのコプト美術

 

リシュリー翼

 

  • 14〜17世紀フランス絵画
  • ドイツ・フランドル・オランダ・北方絵画
  • 中世、ルネサンス、17・19世紀工芸品
  • ナポレオン3世の居室
  • フランス彫刻
  • メソポタミア・古代イラン美術

 

シュリー翼

 

  • 17〜19世紀フランス絵画、パステル画、工芸品
  • ギリシア・エトルリア・ローマ美術
  • ファラオ時代のエジプト美術
  • 古代イラン・アラビア・レヴァント美術
  • ルーブルの歴史・中世のルーブル

 

 

ルーブル美術館の見逃せない見どころとは?

 

ルーブル美術館は数多くの所蔵と歴史を誇る美術館。

どの作品もじっくり観賞するに値する名作です。

しかし、中でも「絶対見逃せない」作品があります。

ここで、それらの見どころを階ごとに紹介していきましょう。

 

 


〈ルーブル美術館:半地階〉

 

・マルリーの馬

 

 

ルイ14世からアントワーヌ・コワズヴォへの注文で造られた像。

逆立つたてがみ、ゆれる尾、馬の体から離れる熊の皮などの細部が見事。

造られた時代には珍しい、神話や寓意に発想を得ずない点、制されない馬と力で筋肉が張り切った戦闘士の人間という2つの野性的力の戦いを表現している点に高い評価が集まります。

フランス革命時の破壊活動からも免れたという歴史を感じることもできる作品です。

 

・中世ルーブルの堀跡、模型

 

 

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中世のルーブルコーナーには、中世ルーブルの模型が展示されており、当時の様子をうかがうことができるようになっています。

ルーブルの歴史を紐解くためにぜひ見ていただきたい展示のひとつ。

また、1981年から進められた改修工事の際に発見されたシャルル5世の時代の城塞遺跡はそのまま保存されており、貴重な展示となっています。

 

 

〈ルーブル美術館:1階〉

 

・ハンムラビ法典

 

 

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1階リシュリュー翼・コルリバードの中庭近くには、「目には目を、歯には歯を」で有名なハムラビ法典があります。

約3700年前の紀元前18世紀頃、バビロンの王が建てたという「バビロンの王のハンムラビ法典」の玄武岩製の碑です。

高さ2m以上と見上げるほどの大きさの石碑には楔文字とアッカド語で、日常生活に関する規則、家族や奴隷、農業や行政の権利、婚姻や遺産相続などについて書かれています。

誰もが教科書で見てきた、この極めて重要な歴史的資料は必見です。

 

・アフロディーテ(ミロのヴィーナス)

 

vinusmilo

 

古代美術の代表「ミロのヴィーナス」は巨大な階段ホールに堂々とその姿を晒しています。

紀元前2世紀末のヘレニズム美術の傑作と言われているこの彫刻は、1820年にエーゲ海のミロス島でふたつに分断された状態で発見されました。

両腕のない姿は、それゆえに美しさを際立たされているともいわれています。

この作品は正面だけでなく、後ろや横からも見られる展示です。

さまざまな角度からビーナスの美しさを堪能することができます。

 

・サモトラケのニケ

 

louvre

 

紀元前190年頃の作品である「サモトラケのニケ像」は、ギリシャ神話に登場する有翼の勝利の女神ニケの大理石像。

1863年に北エーゲ海のサモトラケ島で発見され、「ミロのヴィーナス」と並んでヘレニズム美術の傑作とされています。

吹き付ける風によって巻き上がる衣服のひだ、海水に濡れて布地が肌に付いた体の線の美しさは必見。

ドュノン翼の1階から2階に上る階段の真中に展示されているので、下からも上からも観察することができます。

 

・瀕死の奴隷、抵抗する奴隷

 

 

1505年から手掛けられた教皇ユリウス2世の墓のために、ミケランジェロが製作した彫像。

鎖に繋がれた2体の捕虜像が表わす感情は相反しており、1人は非常に若く美しく、おそらくこれから永遠の眠りに入るであろうことから「瀕死の奴隷」と呼ばれています。もう1人は、より荒々しく抵抗する様子を見せており「抵抗する奴隷」と名がつけられました。

この図像のテーマは知る手がかりがほとんどなく、未だ謎の多い作品ですが、ミケランジェロが本物さながらに築いた2体の「静と動」には高い評価がなされています。

 

 


〈ルーブル美術館:2階〉

 

・リーザ・ゲラルディーニの肖像(デル・ジョコンドの妻)

 

 

これを見なければルーブル美術館は語れない、大目玉となる絵画・通称「モナ・リザ」。

イタリア画家、レオナルド・ダビンチの数少ない完成した絵画のひとつで、ルーブル美術館で一番有名な作品です。

この作品の歴史は未だ闇に包まれており、モデルの素性、制作にかけた時間、画家が作品を保有していた期間、そしてフランス王室コレクションに収蔵された経緯など全てが明らかになっていません。

明るくない色調で描かれた人物は喪に服した服装をしており、貞節さを象徴しています。

およそ貴族階級を示す要素の何もない非特徴的本作ですが、どこか見るものを引きつけ、レオナルド芸術の奥深さを感じさせます。

 

・ナポレオン3世の居室

 

 

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パリの高さや形、色の揃った建物、整った区画は全体としての秩序が守られた美しさです。

この美しいパリの原型をつくったとされる人物がナポレオン3世。

ナポレオン1世、すなわちナポレオン・ボナパルトの弟の甥に当たる人物です。

 

ナポレオン3世が活躍したのは19世紀半ば、当時のセーヌ県知事に命じて中世都市のままだったパリの再開発を行い、景観だけでなく上下水道や道路、橋を整備てパリを近代都市として生まれ変わらせました。

そのナポレオン3世の居室を、リシュリュー翼の2階に転じました。

豪華絢爛な応接室や回廊など、当時の王室の暮らしを垣間見ることができます。

 

・カナの婚礼

 

 

「カナの婚礼」は、ナポレオン1世によって、イタリアから持ち込まれたルーブル美術館最大の宴席絵画。

縦6.8m、幅9.9mの巨大作品です。

聖書で書かれたカナの婚礼のエピソードを、16世紀当時の栄えていた ヴェネツィア に置き換えて描いており、ヴェネツィアの華やかさや人々の豊かさを服装や豪華な建物などから見出すことができます。

画面上部に行くに従って人物たちが小さく薄くなる場面に引き込むような遠近法の効果の巧みさに定評があります。

 

・ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠

 

 

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かの英雄ナポレオンが1804年の12月に、パリのノートル・ダム大聖堂で戴冠する姿を描いたフランスを代表する絵画。

「カナの婚礼」に次いでルーブルでは2番目に大きい絵画です。

 

描いたのはナポレオン1世の主席画家であるジャック・ルイ・ダヴィッド。

ダヴィッドは新古典主義に則った、水平軸・垂直軸を意識し、総勢150名の参列者が視線を中心人物のナポレオンに向けるという構図を取っています。

歴史的瞬間をより象徴する描き方に注目の集まる作品です。

 

・民衆を率いる自由の女神

 

 

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1830年のフランス7月革命を題材としたドラクロワの代表的な絵画。

フランス革命について、日本の歴史教科書などで挿絵として使われることが多く、日本国内の知名度が高い作品。

 

フランス国旗を掲げて群衆を先導する女性を中心に、同胞の遺体を乗り越えて自由への闘争を繰り広げる民衆の壮絶な争いの一幕が力強く表現されています。

女神の姿はフランスの国民的英雄ジャンヌ・ダルクを彷彿とさせ、フランスの長い歴史、とりわけ王政への革命を感じることができます。

 

・メデューズ号の筏

 

 

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1816年にセネガル沖で実際に起こった海難事故を描いた作品。

この絵画が制作された1818年ごろに描かれる題材は、歴史や聖書・神話の物語が主流でしたが、その中で社会的事件を歴史画のような壮大さで描いた革命的な作品です。

 

「メデューズ号」は、フランス海軍の軍艦。

船長は政治的な配慮によって任命された人物で、船長の経験不足も要因となって、船は座礁してしまいます。

乗客・乗員約400名のうち、救命艇に乗れた250名。

作品には残りの約150名が乗り込んだ、急きょ作った筏(いかだ)が描かれています。

 

大画面の中に人物がほぼ実物大で描かれ、そこに希望と絶望を同時に表現。

死にゆく人と、生き延びようとする人の描写が圧巻の作品です。

 

・オダリスク

 

 

神話世界の裸婦をテーマにした巨匠・アングルの最も有名な裸体画。

注文したのはナポレオン1世の妹で、ナポリ王妃のカロリーヌ・ミュラでした。

 

アングルはあえて解剖的事実を無視して引き伸ばされ、曲がりくねった描線で裸体を描き、一方で布地の質感などの細部を極めて写実的に描いています。

人体の非写実性により、サロンに出品された際は激しい非難を浴びましたが、オリエンタリズムを感じさせる控えめな誘惑や抽象性と写実性が逆説的に組み合わされた表現は現在高い評価がなされています。

 

・書記座像

 

 

世界で最も有名な「書記座像」。

詳しくなくても1度は教科書で見ているはず。

エジプトの彫像では極めて稀な、仕事中の書記が表されている彫像です。

目の象嵌細工など、顔の造形が細かく美しいのが特徴。

丹念に製作された眼球は、ぜひじっくり見ていただきたい点です。

 

 

〈ルーブル美術館:3階〉

 

・レースを編む女

 

 

A post shared by ポン (@helloween_pon) on

 

「レースを編む女」は、縦24cm×横21cmのフェルメールの作品の中でもっとも小さな絵画です。

実際に作品を見ると、想像よりもサイズに驚く人は少なくありません。

レモン色とフェルメール・ブルーと呼ばれる鮮やかな青色のコントラストが印象的な作品。

レースを編む女性の姿を細部に渡って優美に描いています。

ルノワールやゴッホといった芸術家を魅了した作品としても有名なこの作品は必見。

 

・ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像

 

 

A post shared by 舟橋菜々 (@wombatnana) on

 

この作品は、第2次フォンテーヌブロー派の特徴を顕著に示していると評価の高いもの。

その作者は未だ明らかになっていません。

2人の婦人の体の官能的な肉付きには、イタリア・ルネサンスの影響、背景に描かれた場面の親密さにはフランドル絵画の影響が見られます。

描かれているのは寵妃ガブリエル・デストレと、彼女の姉妹ヴィヤール公爵夫人、もしくはバラニー元帥夫人と考えられています。

ガブリエルの乳房をつまむ仕草は、ガブリエルがアンリ4世の私生児を懐妊したことを象徴しており、背景では若い女性が生まれてくる子の産着を縫っているという解釈がなされています。

 

・トルコ風呂

 

 

「オダリスク」を描いたアングルの晩年の作品。

裸婦のモチーフとオリエントのテーマを結びつけたハーレムの場面を描くことで、最も官能的な作品を生み出すことに成功しました。

10人ほどの裸体のトルコ人女性が、浴槽の周りのオリエント風の室内の中くつろぐ姿が描かれています。

 

この作品は当時フランスでは批判的な見方をされましたが、ピカソなど革新的な画家たちを魅了しました。

主題だけでなく、丸い枠を用いるその形式においても斬新な作品で、あたかも観覧者がトルコ風呂を覗き見ているかのような表現がなされています。

 

 


最短!ルーブル美術館の見学ルート

 

「せっかくルーブル美術館に来たけれど、あまりじっくり見る時間がない!」という人も多いはず。

特に社会人ならまとまった長い休みがないので、フランスのいろいろな場所を巡りたいという方が多いでしょう。

 

また、ヨーロッパ旅行で国をまたいだ計画を立て、たくさんのプランの中でルーブル美術館を入れている方もいるかもしれません。

ここでは、そんな「ルーブル美術館の見どころを最短で見たい」という方向けに、1時間半で主要なルーブルの見どころを廻れる見学ルートをご用意しました。

 

1.半地階のインフォメーションで日本語案内を手に入れる

 

日本語案内があるかないかで周り方もスムーズさも変わってくるでしょう。

例えば、ヨーロッパでは日本の2階を「1」と示すなど、館内表示だけでは迷ってしまう違いも多々あります。

チケット購入時、または入場口で必ず手に入れておきましょう。

 

2.ドゥノン翼の2階奥の「モナ・リザ」へ

 

「モナ・リザ」を目的とする人も多いはず。

ルーブルで最も有名なこの作品だけは抑えておきたいところですね。

「モナ・リザ」の前は混雑していることが多いので、時間がないときは先に行くことをおすすめします。

 

3.「カナの婚礼」「ナポレオン1世の戴冠式」「民衆を導く自由の女神」へ

 

「モナ・リザ」のあるドゥノン翼2階には、その他有名な絵画が集まっています。

この周辺を周るだけで中世イタリア絵画を楽しむことができ、満足感も高いでしょう。

 

4.階段を降りて「サモトラケのニケ」へ

 

ドゥノン翼の階段を下れば、彫像「サモトラケのニケ」があります。

 

5.「ミロのビーナス」へ

 

1階にはシュリー翼をはさんで、同じくヘレニズム美術の傑作「ミロのヴィーナス」が展示。

 

6.半地下「中世ルーブルコーナー」へ

 

中世時代のルーブルの壕がそのまま残っています。

当時のルーブルの模型も見られ、「建物としてのルーブル」の歴史を感じることができます。

 

7.ルーブルグッズショップへ

 

ルーブル美術館のグッズショップではさまざまな土産品を取り扱っています。

時間が許すのであれば、ゆっくり見てみましょう。 

 

これはルーブル美術館の三大名作「モナ・リザ」「サモトラケのニケ」「ミロのヴィーナス」と+αを見られる時短ルート。

その他にも名作ばかりなので、できればここにフェルメールなどイタリア人画家以外の作品も加えたいところ。

自分の見たい作品を確認しておき、さらに目的地に向かいながら目はさまざまな作品に向けておくのがポイントですよ!

 

 

ルーブル美術館のおすすめ土産

 

「ルーヴル美術館」の出口すぐのミュージアムショップの先は、「カルーゼル・デュ・ルーヴル」というモール。

高級ブランドショップからロクシタンなど日本でもメジャーな幅広いお店が並び、観光客がルーブル美術館のついでに立ち寄ることも多いスポットです。

 

モールでショッピングも良いですが、忘れてはいけないのが、ミュージアムショップ。

「モナ・リザ」をはじめとした名作のコレクショングッズがたくさん販売されています。

ルーブル美術館の感動を、ミュージアムショップのお土産でおすそわけしてみてはいかがでしょうか。

 

営業時間:水〜月曜日9:30〜19:00(水・金曜日の夜間開館日は〜21:45)

定休日:火曜日

住所:Place du Carrousel 75001, Paris

 

おすすめ土産1.絵はがき

 

美術館のお土産として定番の絵はがきやポストカード。

ルーヴル美術館のショップでは、代表作品一通りがポストカードとして充実のラインナップで展開しています。

かさばらず、1枚1ユーロ、6枚5ユーロと手軽で、土産を受け取る相手にとっても場所を取らない良い土産となるでしょう。

自分用に購入して相手に送るのも良いですね。

 

おすすめ土産2.カタログ、画集

 

ルーヴル美術館の自分への土産としておすすめしたいのが、画集やカタログ。

ルーヴルのように、一級品の有名な作品が多い美術館なら、画集を買う価値あり。

1枚ずつポストカードを買うよりはるかに経済的な上、印刷も綺麗です。

日本語版も販売されています。

帰国後本を開いて、ルーブルでの感動を蘇らせることができるのでおすすめ。

 

おすすめ土産3.レプリカ

 

「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」など、非常に有名な彫像の、出来の良いレプリカが揃うのが、ショップ2階の複製品コーナー。

30cm220ユーロ、15cmのレプリカでも95ユーロと高値ではありますが、日本ではなかなか手に入らない良質なレプリカを手に入れるならここしかありません。

彫刻好きなら絶対買っておきましょう。

 

おすすめ土産4.日用品

 

その他、ミュージアムショップにはルーヴル美術館の関連グッズが充実。

カレンダーやポスター、マグネット、ジグソーパズル、エコバッグ、傘などの小物類は特に人気。

ボールペンやペンケースなどの文房具も普段使いしやすくておすすめです。

これらの日用品はかなり豊富なので、ルーヴル美術館公式ネット通販ショップであらかじめアイテムを確認しておくと良いでしょう。

 

 

ルーブルが2倍楽しくなる!『ダ・ヴィンチ・コード』

 

 

ルーブル美術館を訪れる前に絶対読んでおきたい小説、観ておきたい映画があります。

それは、2003年に出版されたダン・ブラウンによる小説、これを原作に2006年に映画化した『ダ・ヴィンチ・コード』。

宗教学者であるロバート・ラングドンが歴史に隠された謎に迫るストーリーです。

原作は『天使と悪魔』に次ぐ、「ロバート・ラングドン」シリーズの第2作目。

 

本作はルーブル美術館で起こる殺人事件から始まります。

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品である「ウィトルウィウス的人体図」「モナ・リザ」「岩窟の聖母マリア」「最後の晩餐」の謎を紐解き、人類が長い時間探し続けた「聖杯」の在りかに迫るミステリー。

 

謎を解く手がかりには、ルーブル美術館の作品が多数登場しており、観たらルーブル美術館に行きたくなること間違いなし。

さらに、ラストでラングドン教授が発見する「真実」により、パリ観光が2倍楽しくなります!

パリを旅行で訪れるなら絶対観ておきたい作品です。

 

 

まとめ

 

ルーブル美術館は、世界的な名画名作を非常に多く所属する美術館。

作品はもちろん、建物自体にも深い歴史を感じることができます。

少ない時間ではもったいない!

ぜひ、じっくり世界的な名作たちを味わってくださいね。


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