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スキー・スノーボードのゴーグル選びのポイントやおすすめのゴーグルを紹介!





スキーやスノーボードで装着する「ゴーグル」。
吹雪から視界を確保するためのアイテムと思われがちですが、活躍する場所はそれだけではありません。

晴天時のサングラスとして、さらにはプロテクターとしてなど、ゴーグルはあらゆる状況において欠かせないのです。
そのため、ゴーグルにも曇りにくさ、紫外線透過率、耐久性など、ある程度のクオリティがないと使いものになりません。

本記事では、ゴーグルの使用方法からゴーグルの色の違い、検討するポイント、さらにはおすすめブランドまで徹底的に解説していきます。

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【目次】スキー・スノーボードのゴーグル選びのポイントやおすすめのゴーグルを紹介!

 

侮れないスキーやスノーボードギアの「ゴーグル」

晴れの日でもゴーグルはマストアイテム!

ゴーグル選びのポイントその1:ゴーグルの色

ゴーグル選びのポイントその2:紫外線をカットするUV加工

ゴーグル選びのポイントその3:可視光線透過率って?

ゴーグル選びのポイントその4:レンズの形状

スキー・スノーボードゴーグルのおすすめブランドを紹介!

憧れにして定番ブランド「OAKLEY(オークリー)」

最先端技術とデザイン性の良さが光る「SMITH(スミス)」

安心のメイド・イン・ジャパン「SWANS(スワンズ)」

ジャパンナイズされたレンズが魅力的!「DRAGON(ドラゴン)」

 

 

侮れないスキーやスノーボードギアの「ゴーグル」

 

スキーやスノーボードでのマストアイテムといえば何を思い浮かべますか?

「スキー板」「スノーボード」「ビンディング」「ブーツ」などでしょうか。

そんな華やかなアイテムと並んで大切なのが「ゴーグル」です。

 

「ゴーグルなんて、どれも一緒じゃないの?」と侮るなかれ。

ゴーグルは安いものだと1,000円台からありますが、本格的なものだと3万円台も存在するほど。

当たり前ですが、高いものには高いだけの理由があります。

 

筆者もスノーボードを始めた当初、1,000円台の安価なゴーグルを使用していました。

そのゴーグルをつけての初ゲレンデは、まさかの吹雪。

吹雪の中へ突入すると、ゴーグルの内外の温度差でゴーグルがすぐ曇ってしまい、全く使い物にならなくなってしまいました・・・

ある程度のお金をかけてでも、ゴーグルにはしっかりとした品質のものをチョイスする必要があると身を持って知ったのです。

 

晴れの日でもゴーグルはマストアイテム!

 

snowboards_12

 

目がさめるような青空が広がっているゲレンデ。

行くと目にするのが、裸眼で滑っているスキーヤー/スノーボーダーたちです。

とても気持ちよさそうに見えますが、実はこれはとっても危険な行為です。

 

晴天下のゲレンデは光があらゆる場所から反射するため非常に紫外線が強く、3月にもなると7月並の紫外線量があるほど。

こんな中裸眼で一日中滑ることは目に悪く、ずっとゲレンデにいるだけで目の角膜が炎症を起こす「雪目」と呼ばれる症状になることもあります。

雪目予防のためにも、天候にかかわらずゴーグルは欠かさず着用しましょう。

 

ゴーグル選びのポイントその1:ゴーグルの色

 

snowglasses_07

 

ゴーグルを選ぶ際の基準として重要なのが「ゴーグルの色」です。

実は色によって機能があり、おしゃれで色をセレクトしているのではないのです。

プロはいくつものカラーのゴーグルをもっていたり、カラーのレンズを取り替えられるタイプのゴーグルを使っていたりします。

 

慣れてきたらレンズを数種類購入して、ゲレンデの天気によって交換をすればよいですが、最初はオールラウンドタイプの「オレンジ系」「ピンク系」あたりのカラーをおすすめします。

ここでは、カラーの違いによる機能性について簡単に解説します。

 

オレンジ系

 

オールラウンドに使える定番と言えばオレンジ系。

晴天では眩しさをおさえつつ、曇りの日でも視界をしっかり確保することができます。

 

ピンク系

 

同じく万能タイプなのがピンク系のゴーグルです。

コントラストが強いという特徴があり、コースの凹凸などの視認性が高まります。

 

ブルー系

 

ブルー系のレンズも、コントラストが高く凹凸を認識しやすいという特徴があります。

晴天〜曇りに対応できますが、オレンジやピンクよりは若干暗めに見えます。

 

イエロー系

 

降雪時・ナイターなど暗い時におすすめなのがイエロー系レンズ。

晴天時には少し眩しく感じてしまいます。

 

グレー系

 

眩しさを軽減するという基本的な特徴を持っているのがグレー系レンズ。

目が疲れにくく、晴天用といえます。

 

ゴーグル選びのポイントその2:紫外線をカットするUV加工

 

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先ほどもご説明したとおり、ゲレンデでは非常に強い紫外線を浴びることとなり、目にとっても最悪の環境です。

紫外線をカットするUV加工はゴーグルに求められる機能。

ゴーグルをチョイスする際は紫外線の遮断率をチェックするようにしましょう。

OAKLEY(オークリー)やSWANS(スワンズ)など、ゴーグルの定番ブランドは基本的にこの数値が99.9〜100%と非常に高くなっています。

 

ゴーグル選びのポイントその3:可視光線透過率って?

 

ゴーグルのスペックを見ていると、可視光線透過率(VLT)という%数値が目に入ります。

これは、文字通りどれだけの可視光線をゴーグルが通しているかというもの。

%数値が高ければ明るく、裸眼での状態が100%になります。

透過率の目安は、一般的には以下のような数値となっています。

 

  • 晴天・・・15%程度
  • 曇り・・・45%程度
  • ナイター・・・90%

 

オールラウンドタイプとして販売されているのは、透過率が15%程度(晴天の目安)〜45%程度(曇りの目安)あたりが多いです。

 

ゴーグル選びのポイントその4:レンズの形状

 

ゴーグルに採用されているレンズは、大きく平面レンズと球面レンズに分けることができます。

 

snowglasses_01
球面レンズを用いたオークリーの「CANOPY」: Amazon

 

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平面レンズを用いたオークリーの「LINE MINER」: Amazon

 

現在主流なのは球面レンズですが、それぞれメリット・デメリットがあるので、しっかりと理解して選ぶのが良いでしょう。

 

  • 平面レンズ・・・平面のため、視界がゆがみにくいというメリットがあるレンズです。
  • 球面レンズ・・・レンズに丸みのあるレンズです。球面になっているため硬く、また顔とレンズの距離が離れるため曇りづらいというメリットがあります。

 

 

スキー・スノーボードゴーグルのおすすめブランドを紹介!

 

さて、ここからはスキー・スノーボードゴーグルのおすすめブランド、おすすめアイテムをご紹介します。

憧れのOAKLEY(オークリー)や、ジャパンブランドのSWANS(スワンズ)、日本人に向けたカスタマイズで有名なDRAGON(ドラゴン)など、ブランドによってさまざまな特徴があります。

 

憧れにして定番ブランド「OAKLEY(オークリー)」

 

スキーヤー、スノーボーダーの憧れ、かつ定番のブランドといえば「OAKLEY(オークリー)」が挙げられます。

オークリーのゴーグルには、オークリーが15年かけて開発したという「Prizmレンズ」というレンズが採用されています。

これは、コントラストを鮮明にして、雪山での凹凸をはっきり見せてくれるという革命的なレンズ。

視認性が非常に高いため、幅広い天候に対応できるのも嬉しいポイントとなっています。

 

OAKLEY(オークリー)「CANOPY」

 

 

オークリーの中でも定番モデルといえば「CANOPY(キャノピー)」。

大きなフレームに球面レンズを採用しており曇りにくく、非常に広い視界を確保してくれるのが特徴となっており、オークリーではNo.1の売れ筋モデルといっても過言ではないでしょう。

オリンピックを見ていてもたくさんの選手がキャノピーを装用して試合に出場しています。

 

2万円前後が相場となっており、特に初心者の方とっては高価に感じられるかもしれません。

しかし、プリズムレンズは劣化も少ないため、長く愛用できる一本になること間違いないです。

 

OAKLEY(オークリー)「LINE MINER」

 

 

オークリーはさまざまなトップアスリートからも支持を受けています。

平昌オリンピックで銀メダルを獲得した、あの平野歩夢選手が使っていたのがこの「LINE MINER」というモデル。

ここ数年球面レンズの全盛期であり、ゲレンデでも球面レンズのゴーグルばかり。

そんな中で「皆と違うのがいい」というスキーヤー/スノーボーダーたちは平面レンズへと回帰しつつあります。

 

この「LINE MINER」は平面レンズを用いたフレームモデルとなります。

ショップによっては2万円を切る店舗も存在しますし、コストパフォーマンスという点から見ても間違いないモデルです。

 

最先端技術とデザイン性の良さが光る「SMITH(スミス)」

 

続いてご紹介するのもアメリカのブランド「SMITH(スミス)」。

今でこそほとんどのブランドで主流になっている、「ダブルレンズ=2重のレンズで曇りを少なくする技術」を初めて採用したブランドとしても知られています。

 

スミスのゴーグルの特徴は、「クロマポップレンズ」と呼ばれるコントラストレンズ。

他メーカーのコントラストレンズは、コントラストを高めることに主眼を置かれているケースも多く、その結果目が疲れてしまうことがあります。

クロマポップレンズは、コントラストを高めつつ、自然の色は自然に見えるよう調整されているのが特徴。

通常のゴーグルは、どうしてもサングラスのようにかなり色が乗った視界になってしまいますが、スミスのゴーグルだと景色や雪面が裸眼に近い感覚で見えるのです。

 

さらに近年発売のモデルには、「クロマポップ調光レンズ」というものも存在します。

これは、見えやすいクロマポップレンズならではの機能をいかしつつ、天候によってレンズの濃度を調整してくれるという機能です。

他ブランドにもこの2つを兼ね備えたハイブリッドモデルは数少ないので、SMITHが選ばれる理由の一つとなっています。

 

SMITH(スミス)「I/O MAG」

 

 

SMITHのハイエンドライン「I/Oシリーズ」に属するモデルです。

「I/O MAG」の特徴は、レンズの脱着がとんでもなくスムーズに行えること。

MAGの名の由来でもあるマグネットで固定されている仕様なので、天候に合わせてレンズをすばやく交換できます。

 

さらに、交換レンズもセットになっているのが嬉しいポイント。

1つゴーグルを買えば、ほぼすべての天候に対応することができます。

 

また、スミスゴーグルの魅力は機能面にとどまらず、スタイリッシュなデザイン性です。

これは好みによるところも大きいですが、シンプルでゴテゴテしていないデザインは、どこかスマートな印象さえ与えてくれます。

 

安心のメイド・イン・ジャパン「SWANS(スワンズ)」

 

 

ジャパンブランドとしてスポーツ向けアイウェアを製造しているブランド「SWANS(スワンズ)」。

野球やゴルフ、スイミングなどでも数々の日本人プロアスリートが使っていることでも有名です。

スワンズのゴーグルの特徴は、日本人の骨格に合わせたフレーム構造。

メイド・イン・ジャパンにこだわっており、日本の高いレンズ技術を用いて作られているのもポイントです。

 

海外ブランドのものはほとんどが高額の中で、安心のジャパンブランドで7,000円台という価格設定は嬉しいですね。

もちろん、この他にもハイエンドモデルを始めジュニアモデルなど、さまざまなモデルがラインナップされています。

 

ジャパンナイズされたレンズが魅力的!「DRAGON(ドラゴン)」

 

1993年にアメリカ・カリフォルニアで生まれたブランドが「DRAGON(ドラゴン)」。

サーフィンやスノーボード、ダートバイクなどのアクティビティに対応したゴーグルを製造しています。

 

DRAGONの人気の秘密は、日本人に向けた「JAPAN CUSTOMIZED」製品のクオリティの高さにあります。

多くの海外メーカーがアジア向けの製品を販売していますが、これは、実はフレームのスポンジの形状を見直しただけのものが多いのです。

 

そんな中、DRAGONのゴーグルは、DRAGONジャパンチームによって開発された「ジャパンLUMAレンズ」を採用しているのです。

「ジャパンLUMAレンズ」は日本特有の曇天や降雪時の天候、入り組んだ沢地形にマッチする視認性の高いレンズとなっており、日本の雪山の環境に合ったレンズとして開発されています。

さらに、欧米人のブルー系の瞳ではなく、日本人のブラウン〜ブラック系の瞳に合うように青色をカットし赤色を増幅させているという徹底的なジャパンカスタマイズに仕上がっています。

2017シーズンから登場したこの「ジャパンLUMAレンズ」は話題沸騰となっており、老舗ブランドながら、近年再びDRAGONが注目されている理由の一つとなっているのです。

 

DRAGON(ドラゴン)「PXV」

 

 

視野に歪みが少ない平面レンズを用いたゴーグルです。

平面レンズながら、顔との距離を最大限に離しているので、曇りもすくないのが特徴。

ハイコントラストで雪面の凸凹をはっきり認識できる「LUMAレンズ」を搭載しています。

 

 

本記事では、スノーボードやスキーに欠かせない「ゴーグル」について解説してきました。

ウィンタースポーツは、スノーボード本体やスキー版、ビンディング、ブーツなど非常に高額なアイテムばかり・・・

そんな中でゴーグルは手を抜いてしまいがちなアイテムですが、何よりも大切な「視界」なので、しっかりとした品質のものを手に入れておきたいですね。

今回ご紹介した内容を参考に、ゴーグルの大切さや考え抜かれた性能の数々について興味を持っていただいたなら幸いです。


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