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マルチツールの決定版的存在「LEATHERMAN(レザーマン)」
アウトドアや日常生活において、一つ持っておくと便利なのがマルチツールです。
日本では「十徳ナイフ」とも言われ、折り畳まれたコンパクトな形状の中にナイフやハサミ、ドライバーなど様々なツールが収納されています。
そんなマルチツールの決定版とも言えるのが、アメリカのブランド「LEATHERMAN(レザーマン)」です。
設立から35周年を越えた老舗ブランドで、ナイフやプライヤー(ペンチ)を基本としたマルチツールのほか、最近では腕時計やブレスレットにツールが収納されたものも開発しています。
アメリカ・オレゴン州ポートランドに本社を構えるレザーマンツール。
現在では世界100カ国以上に輸出されている全てをアメリカ本国で製造していますが、その量産体制が整うまでは日本でツールを製造していました。
それも、岐阜県関市でナイフを、新潟県でプライヤーを、広島県でヤスリを、長野県で熱処理を、岐阜県関市で組み上げをといったように、「MADE IN JAPAN」だったというのですから驚きです。
現在では拠点はアメリカに移されましたが、レザーマンツールジャパンは今も岐阜県関市に拠点を置き、本国で研修を受けた職人たちが修理のサポートにあたっています。
レザーマンが活躍する場所は非常にさまざま。
キャンプや登山、フィッシングのようなアウトドア・アクティビティでの使用はもちろん、自衛隊の現場や工事現場、被災地での救助作業、消防現場など、まさにエクストリームな用途でも使われています。
プロも愛用する秘密は「クオリティ・耐久性の高さ・精度の高さ」にあります。
ペンチやドライバーなどのツールは、かなりの負荷に耐えられる必要があります。
ましてや現場ではタフな使用をするため、耐久性の高さや精度の高さはマストです。
また、ナイフやノコギリの切れ味など、クオリティも求められるため、これらが一つでも欠けていると現場では使い物にならないのです。
プロの現場で愛用されるレザーマンは、クオリティ・耐久性の高さ・精度の高さを兼ね備えていると言えます。
プロの現場で使われるレザーマンですが、もちろんアウトドアでも大活躍します。
プロ向けの大型のツール以外にも、普段使いできるコンパクトなものや、アウトドアに最適な中型のモデルなどがあります。
自分の使用用途にあったレザーマンツールを、ボックスに一つ入れておくと良いでしょう。
レザーマンはとてもタフなことが特徴です。
ただ、繰り返し使っていると刃の切れ味が落ちたり、動きが悪くなったりすることもあります。
そんなときのために、レザーマンはなんと25年の保証制度を設けています。
対応するのは、アメリカで研修を受けたレザーマンツールジャパンの職人の方々。
なお、この25年保証は、日本国内でレザーマンツールジャパンが販売した正規品を購入した場合のみとなります。
並行輸入品では保証が受けられないので、ご購入の際は注意してください。
ここからは目的別にレザーマンのおすすめ商品をご紹介します。
「WEBサイトを見てみたけど、ラインナップが多すぎてわからない・・・」という方も、まずはこちらを参考にしてみてください。
デイユース用レザーマンの最右翼といえば「micra(マイクラ)」。
1996年に発売され、現在ラインナップされている中では最も古いマルチツールです。
わずか5cmのコンパクトなボディの中に、ハサミやナイフ、マイナスドライバー×2、爪ヤスリ、ピンセット、定規、栓抜きといった機能が搭載されており、日常生活やアウトドアでのちょっとした使用に便利なモデルです。
シルバー、レッド、ブルー、グリーン、グレー、ブラックと6色におよぶカラバリ展開もおすすめポイントとなっています。
キーホルダー感覚で持ち歩くのも良いですね。
「マイクラ」とともに、デイユースモデルとしての人気が高いのが「Style CS(スタイルCS)」です。
カラビナが一体型になっているため、直接ベルトループやリュックに付けられる仕様。
メインにはプライヤーを装備したモデルが多い中、この「スタイルCS」はハサミをメインツールとしており、日常生活でとても使いやすいのが特徴です。
また、ナイフを持ち歩きにくい日本専用に作られたこの商品は、「ナイフレス」仕様のおすすめモデル。
通常の「スタイルCS」にはナイフが搭載されていますが、「スタイルCS ナイフレス」ではダンボールなどの開封に便利な「パッケージオープナー」が採用されています。
ブレスレット型のマルチツール「TRED(トレッド)」シリーズは、一見普通のブレスレットのようなフォルムの中に29もの機能が詰まった「ウェアラブル」なマルチツールです。
マイナスドライバーが5種、プラスドライバーが1種、六角が6種など、あらゆるケースに対応できるツール類に加え、栓抜きやSIMカードピックのように、日常生活に便利なツールも搭載しています。
この「TRED LT(トレッドLT)」は、トレッドシリーズの中でも軽量化されたモデルです。
先ほどご紹介したウェアラブルツール「TRED(トレッド)」をベースに、腕時計の付いたモデルが「TRED TEMPO(トレッド テンポ)」です。
レンチやドライバーが付いたトレッドの多機能性はそのままに、サファイヤガラスを採用し、20気圧防水というタフな時計が付いたトレッドテンポ。
G-SHOCK(Gショック)やSUUNTO(スント)、GARMIN(ガーミン)といったアウトドアウォッチの定番に加えて検討してみてください。
キャンプにおすすめなのが、高スペックモデルの「SIGNAL(シグナル)」。
サバイバルを想定されて作られており、救難ホイッスルやファイアスターター、ノコギリ、ハンマーなどを搭載しています。
定番ツールのプライヤーやドライバーも付いているので、山でバーナーが不調になったときや、ジップが壊れてしまったときも応急処置をすることができます。
シルバーと黒を基調としたノーマル仕様のほか、ブラック、コヨーテ、ブラック&シルバー、コバルト、グレー、クリムゾン、アクアと8色展開。
特にブラックやコヨーテはアウトドアとの相性が良く、おすすめのカラーです。
レザーマンを代表するアイテムが「WAVE+(ウェーブプラス)」。
プライヤーやワイヤーカッター、直刃式・波刃式ナイフ、ノコギリ、ハサミ、ドライバーなどが付い定番モデルです。
「ウェーブプラス」の前身モデル「ウェーブ」は、1998年の登場後、プライヤー型マルチツールにおいて世界で最も売れているモデル。
そんな「ウェーブ」にワイヤーカッターを装備した「ウェーブプラス」は、マルチツールの決定版として押しも押されもせぬ存在となっています。
ブランドを代表する「WAVE+(ウェーブプラス)」は、スタンダードモデルとして人気が高いですが、定価は2万円程度と高価なのがネック。
「マルチツールにそこまで出すのも・・・」という方におすすめなのが、コストパフォーマンスに優れた「WINGMAN(ウィングマン)」です。
プライヤーやハサミ、ドライバー、ナイフと、必要な機能を搭載しつつ、価格は「WAVE+」の半分程度に抑えられています。
ステンレスチールを削り出したままのシルバーのカラーリングや質感も非常に高く、高級感もある名作です。
ハサミの代わりにノコギリを搭載した兄弟モデル「SIDEKICK(サイドキック)」も人気モデルです。
ご自身のメイン用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
先ほどご紹介したサバイバル仕様の「SIGNAL(シグナル)」は、アウトドアに非常に便利な機能が満載のモデルでした。
ただ、212gと重たいのが少々難点で、特に荷物の重さにシビアな登山などにおいては、シグナルは「少しオーバースペックすぎる」アイテム。
そこでおすすめなのが、機能を最小限に絞って軽量化をした「SKELETOOL CX(スケルツールCX)」。
プライヤーやナイフ、ドライバーなどレザーマンの基本とも言えるツールを装備しつつ、142gという軽さを実現しています。
「マルチツールの決定版」とも言える、アメリカの「LEATHERMAN(レザーマン)」をご紹介しました。
数々のエクストリームな現場で愛用されるクオリティや耐久性の高さのほか、25年にもわたる保証期間、そして意外な日本との関係など、さまざまなトピックがありましたね。
レザーマンツールは決して安いものではないですが、保証期間からもわかる通りそのクオリティは非常に高く、一度購入すれば一生モノと言えるほど長く愛用することができます。
特にアウトドアにはとても便利なアイテムなので、みなさんもぜひ一本購入してみてください。
公開日 : 2019/06/10