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アウトドア用ボトルといえば「nalgene(ナルゲン)」!その特徴とは
nalgene(ナルゲン):TRITAN(トライタン)広口1.0L
nalgene(ナルゲン):TRITAN(トライタン)1.0L グリーングロー
nalgene(ナルゲン):TRITAN(トライタン)細口1.0L
nalgene(ナルゲン):コーヒービーンズキャニスター 200g
透明なプラスチックでできたシンプルなデザインが特徴のnalgene(ナルゲン)ボトル。
非常に頑丈で気密性が高いということもあり、アウトドアでは飲料用水筒として、そして調理用の水を運ぶための水筒として愛用者が多いアイテムです。
コンシューマー向けにはアウトドアボトルの印象が強いですが、実は化学薬品用のボトルがメインアイテムで、1949年に研究用の装備品を開発し始めたところにルーツを持つ伝統あるメーカーなのです。
ナルゲン製のボトルは世界各地の研究機関で使われています。
場合によっては劇薬も入れる可能性がある化学薬品用ボトルだけに、ボトルとキャップの密閉性に関する精度はピカイチ。
MADE IN USA にこだわって作られており、非常に高いクオリティを誇ります。
少し話は逸れますが、同じく医療・研究機関向けのアイテムをメインビジネスにしているブランドとして挙げられるのが「 GORE-TEX(ゴアテックス) 」です。
人工血管を作るメーカーの技術力だからこそ実現しているのが、ゴアテックスという防水透湿素材。
強固で漏れないボトルを作るナルゲンにも同じことが言えます。
ナルゲンボトルの特徴としてまず挙げられるのが、「とことん頑丈」だということ。
プラスチックとはいえ強度は非常に高く、ガラス素材の200倍、アクリル素材の30倍と言われており、なんと象が乗っても壊れないと言われています。
以前TV番組では、極地探検の際にタレントが携帯トイレとして使用している様子が放送されていました。
そのため、液体だけでなくなまものや調味料、油など、色々なものを入れられるのです。
ナルゲンボトルの耐熱・耐冷温度は-20℃〜100℃と非常に幅広いのが特徴です。
夏山登山では水を冷凍して持っていくことができますし、コーヒーなど熱い液体をいれてもへっちゃら。
また、熱湯で消毒することも可能なのも嬉しいですね。
さらにはアルコールも入れられるため、ワインや日本酒を持っていきたい場合は大活躍します。
瓶をそのまま持っていくとかさばりますし、重量も重いので、ぜひナルゲンボトルに詰め替えて持っていくことをおすすめします。
近年問題意識が高まってきたプラスチック問題。
ナルゲンボトルは、人体に有害とされるBPA(ビスフェノールA)が溶け出さない「BPAフリー」のプラスチックを使用しているため、安心して使うことができるのです。
ナルゲンボトルの裏には、容量を表示する目盛りが付いています。
ジムでのプロテインやキャンプでの料理用の水を持ち運ぶ際には、計量カップ代わりになり意外と便利なのです。
ナルゲンボトルは非常にカラバリが多く展開されているのもポイント。
特に定番の「トライトン」の色数は非常に多く、 他の人とかぶってしまう可能性も少ないです。
料理のための水用、スポーツドリンク用、ジムでのプロテイン用など、種類別に使い分けるのもオススメです。
水筒としてのイメージが強いナルゲンボトルですが、実は水筒としてだけでなく、その丈夫さや密閉性を活かし、色々な使い方がされています。
シンプルな形状ゆえ応用が効きやすいのも、ナルゲンボトルの嬉しいポイントなのです。
ナルゲンボトルの本来の用途ともいえるのがこれ。
水筒として飲料水や食用の水を入れるのが最もポピュラーな使い方です。
BPAフリーなので安心して使うことができますね。
ナルゲンボトルはタッパー代わりにも使えます。
四角いタッパーよりもバックパックに収納しやすいという特徴もあります。
また、フタがかばんの中で開いてしまう可能性もありません。
筆者は北海道の山を縦走した際、ナルゲンボトルにナッツ類やグラノーラを詰めて持ち歩いていました。
「ナルゲンボトルの特徴」でご紹介したように、ナルゲンボトルはその気密性の高さも大きな特徴。
その特徴を活かし、キャンプや登山で生ゴミを入れるためのケージとしても大活躍します。
特にキツネやクマなどの野生動物が生息する北海道でのキャンプにおいては、生ゴミを放置すると匂いにつられて彼らを呼び寄せてしまう可能性もあります。
野生動物対策のベアキャニスターとしても、ナルゲンボトルは有効です。
ただ、プラスチックなので、内部には匂いが付きやすいという特徴もあります。
生ゴミ専用のナルゲンボトルを作った場合、わかるようにステッカーを貼っておくと良いでしょう。
ナルゲンボトルの耐熱・耐冷特性を生かしたのがこの使い方。
凍らせて持っていけば保冷剤として使うことができますし、冬キャンプでは眠るときに沸騰させたお湯を入れ、寝袋に入れておけば湯たんぽとして使うことができます。
なお、ナルゲンボトルを湯たんぽとして使う際には低温やけどにくれぐれお気を付けください。
ナルゲンボトルを厚手のタオルにくるんでに直接触れないようにするか、寝るときは寝袋から出すようにしましょう。
ナルゲンボトルはプラスチックでできたシンプルなボトルのため、保温力や保冷力はありません。
保温力や保冷力を少しでも高めたい場合は、保温・保冷カバーがあるのでこちらを使うのがおすすめです。
ただ、それでも決して保冷力や保温力は高いとは言えないのが現実。
飲料水として一定温度をキープしたければサーモスなどの魔法瓶をチョイスしましょう。
耐冷-20℃を誇るナルゲンボトルは冷凍することができます。
夏山登山では飲料水を凍らせて持っていくのがおすすめです。
ただ、冷凍する際は水を満タンの1割程度にし、フタを開けた状態で冷凍庫に入れるようにしてください。
密閉状態で冷凍庫に入れると、膨張した氷が原因でキャップが破損してしまうことがあります。
ナルゲンボトルは石井スポーツや好日山荘など、アウトドア量販店で取り扱われています。
ただ、カラーやサイズはかなりの数あるため、全部はなかなか取り揃えているお店がないのが現状です。
お好みのカラーでほしいサイズがない、そういった場合は取り寄せてもらうと良いでしょう。
ナルゲンボトルは、色々なブランドとコラボしていることでも知られています。
限定の別注モデルはイベントやブランドストアで手に入れることができるので、気になる方は要チェックです。
ナルゲンボトルは広い飲み口のため、非常に洗いやすいのも嬉しいポイントです。
そうとはいっても茶渋が目立ちやすく、カビも生えやすいのも事実。
また、ブラシでこすりすぎてしまうと細かい傷がたくさんできてしまい、そこに雑菌が繁殖してしまう可能性もあります。
洗う際はスポンジを用いて、優しく丁寧にこすり洗うようにしてください。
特にスポーツドリンクを入れた際は、糖分を栄養としてカビが生えやすいので、念入りに(ただ、こすりすぎずに!)洗うようにしましょう。
水筒用ブラシを用いて食器用洗剤で洗浄したのち、さらに熱湯で消毒してよく乾燥させれば間違いありません。
熱に強く、熱湯を入れても問題ないナルゲンボトル。
ただ、熱に強いとはいえプラスチック製なので、例えばキャンプで焚き火のそばにおいていたりすると変形してしまうことがあるため注意しましょう。
筆者はストーブの前に置きっぱなしにしてしまったことがありますが、数分後に気づいて戻ったときには無残な姿になっていました。
ナルゲンボトルにはいくつかサイズやタイプがあります。
円柱型の本体と広い飲み口を備えたベーシックな形「TRITAN(トライタン)」のほか、お酒を入れるのに適したフラスコタイプや、フードキャニスターとして使いやすいキャンピングジャーやキッチンジャーなど、実に様々なタイプがあります。
用途・目的に応じて使い分けると良いでしょう。
これぞナルゲンというシンプルかつ美しいデザインが特徴の「TRITAN(トライタン)」の広口タイプ。
飲み口は広口で飲みやすく、フタはボトルとくっついているので落としてしまう心配もありません。
また、フタとボトルが繋がっているループ部分も耐久性が高いので、カラビナをかけて携帯することも可能です。
0.5L、1L、1.5Lと3サイズ展開。
アウトドアやスポーツ、ジムなど激しいアクティビティ用には1Lか1.5Lの大容量タイプが、普段使いであれば500mlのタイプがおすすめ。
カラバリが豊富なので、水用、スポーツドリンク用、ジムでのプロテイン用など用途を分けて使うのも良いですね。
中にはこんなユニークな配色も。
蓄光のグリーンカラーで、暗闇の中で光るためアウトドアではとても便利です。
光をためて発光するため、アウトドアで光らせたいときはリュックから出して光をためてから使いましょう。
ナルゲンの代名詞でもある広口の飲み口は非常に飲みやすいですが、ペットボトルなど細口に慣れてしまった方の中には、「口に対して大量の水が押し寄せてくる」という声も。(筆者も口で受け止めきれずこぼしてしまった経験があります)
そんな方には同じくTRITAN(トライタン)シリーズの細口タイプがおすすめです。
細口といっても、もちろん極端に細口なわけではなく、飲みやすい「ほど良い」サイズ感。
料理用やフード用としては利用しにくいですが、飲料用として考えている方にはおすすめです。
細口のTRITAN(トライタン)は0.5Lと1Lの2サイズ展開です。
「広口タイプは苦手だけど、ナルゲンの形は広口じゃなきゃ!」というワガママなあなたのために、こんなアイテムもラインナップされています。
ナルゲンの広口タイプに取り付ければ、いい具合に水の量を調整してくれますよ。
少し変わったナルゲンボトルの代表格がこの「オアシス」です。
キャンティーンと呼ばれるアメリカ軍の1QT(クオート)の水筒の形をベースに作られており、シンプルなナルゲンボトルの中に少しミリタリー感を感じられるデザイン性が特徴です。
この商品が開発された背景には、アメリカのキャンティーン文化があります。
キャンティーンの本国アメリカでは、キャンティーンのフォルムに合ったプロダクトがたくさん販売されているのです。
キャンティーンの底にスタッキングできるカップや専用のポーチなど、便利なギアがたくさんあるので、気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。
水筒のような飲みやすい飲み口が特徴的なのが「OTF」シリーズです。
ワンタッチで開けることができるため、自転車やヨガ、ランニングのような運動中に最適です。
飲み口も細口で飲みやすいのがポイント。
ナルゲンボトルの特徴はその密閉性。
「香り」が大事な「コーヒー豆」などの収納としてナルゲンボトルは最適です。
「コーヒービーンズキャニスター」はナルゲンボトルのキッチン広口ボトルのラインナップの1つ。
200gのコーヒー豆が収まるサイズのナルゲンボトルは、正面にコーヒーのイラストつき。
裏側には分量がわかる目盛りがついているため、コーヒーサーバーとしても活躍します。
もちろん、キャンプや登山の際だけでなく、キッチンでも大活躍します。
クリアボディが清潔感ありおしゃれ、さらに密閉性や軽量性など機能面でも優れているため、キッチンで普段使いしておいて、アウトドアの際はそのまま持っていくという使い方ができますよ。
コーヒービーンズキャニスターは150g、200g、330gの3サイズ展開です。
キッチン用のナルゲンがこの「キッチン」シリーズ。
ナルゲンの名作「TRITAN(トライタン)」の使いやすさはそのままに、キャップが分離できるタイプです。
サイズは、トライタンの広口タイプと同じ0.5L、1.0L、1.5Lの3サイズ展開となっています。
広口で使いやすく、クリアーで清潔感あり、ナルゲンならではの機能性。
アウトドア、キッチン問わず便利なアイテムです。
キッチン用のナルゲンがこの「キッチンジャー」。
ボトルタイプだと入れにくいものが入れやすいジャータイプです。
フルーツや生物を入れるためのタッパー代わりとして使いやすいタイプ。
ボトルタイプと同様スクリュー式のフタになっているため、漏れる心配もありません。
125ml、250ml、0.5L、1Lとサイズ展開が豊富なのも嬉しいポイント。
フタがホワイトの「キッチンジャー」のほか、ブルーカラーの「キャンピングジャー」もラインナップされています。
キャンプや登山などのアウトドアでは、調味料や油などの運搬方法に悩みますよね。
普段使っているサイズだと大きすぎて重くなってしまうし、100均などのボトルでは漏れてしまうのが心配です。
そんなときにおすすめなのがナルゲンの「広口丸形ボトル」です。
小さいとはいえ、ナルゲンの特徴である頑丈さや密閉性はそのまま。
非常にコンパクトにまとまるため、小鍋やメスティンなどの中に入れて持ち運ぶことができます。
様々な細口ボトルや調味料類をまとめて持ち運べるケースもラインナップされています。
アウトドアでの定番アイテム「nalgene(ナルゲン)」についてご紹介しました。
その頑丈さや密閉性がおわかりいただけましたでしょうか。
アウトドアボトルを作る傍ら、研究用ボトルを作っていることからもクオリティに対する信頼性があります。
一つ持っておくと、飲料用や調理用の水筒としてはもちろん、フードキャニスターとしてやタッパーの代わりなど、アウトドアでのあらゆる用途に活躍してくれますよ。
公開日 : 2019/09/20