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タンザニア連合共和国は、東アフリカにあるイギリス連邦加盟国です。
国土は日本の2.5倍の大きさを誇り、8ヵ国と隣接している大きな国です。
アフリカ大陸にあるタンガニーカと、インド洋に浮かぶ島のザンジバルからなっています。
そのため、タンザニアの国旗はタンガニーカとザンジバル両国の国旗を合わせたものとなっていて、黒はアフリカ人、青はインド洋、黄色は鉱物資源を表しています。
首都は内陸にあるドドマですが、実質的な首都は旧首都ダルエスサラームとなっています。
これはダルエスサラームが沿岸部にあるため、大きな国土を考えると不適当ということで、国のほぼ真ん中のドドマに移されたからです。
しかし、各国大使館や政府期間は人口250万人のダルエスサラームに多くあるため、実質的な首都機能は未だにダルエスサラームにあります。
タンザニアは国民の95%が黒人であり、様々な部族が存在します。
大陸側のタンガニーカでは、キリスト教30%、イスラム教40%、伝統宗教30%と3分割されていますが、ザンジバルではほぼ100%がイスラム教となっています。
比較的イスラム教徒が多いため、イスラムの文化が根強く残っています。
左手を「不浄の手」と考えるので、現地にいる際は、左手で食事をしたり左手で物を受け渡しするのは避けましょう。
主食は、ウガリと呼ばれるトウモロコシの粉を練ったもので、日本で言うとオカラとポテトサラダを足して割ったようなものです。
基本的にこのウガリをトマトベースのスープや、野菜の炒め物と一緒に食べます。
他に、プランテーンと呼ばれる甘くない加熱用のバナナやキャッサバ、チャパティ、コメなどを主食としています。
タンザニアでは、タンザニア・シリング(TZS)という通貨を使用しています。(1TZS=約0.045円、2020年11月時点)
隣国のケニアではケニア・シリング、ウガンダではウガンダ・シリングが使われていますが、タンザニア国内でシリングといえばタンザニアシリングのことを指します。
現地で商品を見ている際に、日本円に換算するといくらなのか気になる時がありますよね。
そんな時は、商品の0を1つとって、その金額を半分にしましょう。
大まかではありますが、それで日本円での料金がわかります。
クレジットカードは観光地では使えますが、現金しか使えないところも多いので、常に現金は持ち歩くようにしましょう。
両替は空港やショッピングモール、銀行などでできます。
基本的に両替はアメリカドルからの両替となるので、日本を出る前に日本円からアメリカドルに両替をしておくのが良いです。
物価はとても安く、ローカルレストランであれば1食100円〜150円程度でお腹いっぱい食べることができます。
なお、時差は日本から-6時間となっています。
移動手段はダラダラと呼ばれる乗合バスや、バジャージと呼ばれるバイクタクシーがあります。
コンセントの形はB型、BF型なので、変換プラグを持って行きましょう。
タンザニアは南半球にあるので日本と季節は真逆になり、1〜2月が一番暑く、8〜9月は一番涼しくなります。
3月〜5月が大雨季、11月〜2月までが小雨季となっていますが、タンザニア国内でも地域により多少ずれます。
地域によって差はあるものの、通年の平均気温は20℃程度です。
タンザニアは、年間を通してそこまで気温の変化はありません。
そのため、タンザニア観光のベストシーズンは雨が降らない乾季である1月〜2月と6月〜10月がおすすめです。
タンザニアは、比較的安全と言われている国です。
ただ、たしかに田舎の方ではそうですが、東アフリカ有数の大都市であるダルエスサラームでは治安が悪化しており、スリやひったくりはもちろん、強盗などの被害も起きています。
特に外国人はアフリカでは裕福と見られ狙われやすいです。
「自分が狙われやすい対象である」ということを意識して行動しましょう。
そのため、夜は出歩かない方が良いですし、日中も1人で路地裏には行かない方が安全です。
またブルンジ、コンゴ民主共和国、ルワンダとの国境付近は情勢が不安定となっています。
特にブルンジとの国境付近は危険で外務省は危険レベル3「渡航中止勧告」のエリアとなっています。
さらに、モザンビークとの国境付近のムトワラ州は、モザンンビークから侵入したと見られる武装集団によって襲撃事件が発生しています。
危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください」に指定されているため、そのエリアには近付かないようにしましょう。
タンザニアでは、入国する前に必要とされる予防注射はありません。
ただ、黄熱病の予防注射を証明するイエローカードを持っておく方が良いです。
タンザニアにエチオピア経由で行く場合は、エチオピアが黄熱病のリスク国であるため、イエローカードの提示を求められることがよくあります。
隣国のケニアやウガンダもイエローカード必須の国なので、イエローカードを持っていた方が無難です。
また、可能であればA型肝炎の予防注射は打っておきましょう。
A型肝炎は経口感染(汚染された水や野菜、果物を摂取することで感染)するので、安心して過ごすためには打っておいた方が安全です。
さらに、タンザニアはマラリア感染国です。
マラリアの予防薬にはいくつか種類がありますが、最もメジャーであるメフロキンは日本で購入することが可能なので、出国前に購入しておきましょう。
日本からタンザニアへの直行便はありません。
行き方としては、カタール航空でカタール経由、エミレーツ航空でドバイ経由、エチオピア航空でアディスアベバ経由でダルエスサラーム行きの便があります。
カタール航空とエチオピア航空であれば、キリマンジャロ空港への便もあります。
パリやアムステルダム経由の便もありますが、ヨーロッパを観光してから行くのであれば良いですが、アフリカに行くだけなら必要以上に時間がかかってしまうのでおすすめしません。
日本のパスポートでタンザニアに行く場合は、観光目的であってもビザが必要になります。
タンザニアの空港でも$50を支払うことで取得できますが、念のために日本出国前に取得しておきましょう。
ビザの申請は、以前は大使館まで行かなければいけませんでしたが、2019年12月からオンライン申請のみとなりました。
タンザニア大使館の ビザ申請システム に行き、最低でも2週間前までの申請が必要です。
パスポート情報や旅の目的、行き先、クレジットカードの番号を入力するだけなので手続きは簡単です。
数日後にメールが来るため、そこに掲載されているURLに飛び、書類を印刷すればOKです。
タンザニアの空港で、入国審査をするときに見せましょう。
ビザの申請を自分で行うのが不安という方は、ビザの申請代行サービスをしている旅行会社もあります。
タンザニアは、国立公園やインド洋に浮かぶ美しい島など多くの観光スポットがあります。
ここでは、おすすめの観光スポットを厳選してご紹介します。
アフリカには多くのサファリが存在しますが、セレンゲティは最も有名なサファリと言っても過言ではありません。
セレンゲティ国立公園は、タンザニア北部に位置し、1981年にユネスコの世界遺産に登録されました。
マサイ語で「果てしなく広がる平原」を意味するセレンゲティは、東京、神奈川、千葉、埼玉を合わせたよりも広いサバンナが広がっています。
どこまでも続く地平線には、キリンやゾウなどの大型哺乳類をはじめ、インパラやガゼルなど、約300万頭もの哺乳類が生息しています。
セレンゲティ国立公園への行き方は、まずキリマンジャロ空港へいき、そこから車で拠点となる街「アルーシャ」へ向かいます。
キリマンジャロ空港へは、カタールやエチオピア経由で行くことができます。
キリマンジャロ空港は、ちょうどモシとアルーシャの間あたりにあり、キリマンジャロ空港からモシまでは、約1時間ほどで到着します。
アルーシャでツアーに申し込んだ場合は、アルーシャからセレンゲティまでは、バスなどの送迎がついている場合が多いです。
個人手配で行く場合は、アルーシャの街から車で20分ほどでアルーシャ空港に行き、そこから小型飛行機で行くこともできます。
ただし、国立公園内ではどちらにしろツアーに参加しなければならないので、アルーシャのツアー会社に頼んでしまった方が楽です。
セレンゲティのホテルに着いたら、あとはサファリ専用の車に乗せてもらい、動物を探しに行きましょう。
セレンゲティは「ビッグファイブ」すべてを見ることができることで有名です。
「ビッグファイブ」とは、サファリで人気の動物ライオン・ゾウ・サイ・ヒョウ・バッファローのことです。
特にヒョウとサイは希少性が高くサファリでも見れる可能性は高くありませんが、自然豊かなセレンゲティではビッグファイブとの遭遇可能性が高く、運が良ければ全てを見ることができるかもしれません。
また、セレンゲティ国立公園はヌーの群が大移動することでも有名です。
約150万頭とも言われるヌーの大群が草を求め、ケニアのマサイ・マラ国立公園へ大移動します。
ヌーの大群がマラ川をわたる姿はまさに圧巻です。
ヌーの移動を見るには、12月〜1月と5月〜6月がベストシーズンです。
野生動物なのでタイミングを合わせるのは難しいですが、そのタイミングでセレンゲティへ行き、ドキュメンタリー番組で見る迫力満載のアフリカの大自然を体感してみてください。
住所:Serengeti National Park, Tanzania
マップ: Googleマップ
アクセス:アルーシャから車で5時間
定休日:なし
マサイ語で「大きな穴」を意味するンゴロンゴロ自然保護区には、世界最大級のクレーターがあります。
ンゴロンゴロ、オルモティ、エンパカーイという3つのクレーターが並び、300万年前にできた火山のカルデラが広がっています。
カルデラの外円は、標高2,400mとなっており、標高1,800mのカルデラ内部とは遮断されています。
そのため、カルデラ内部の大型哺乳類はカルデラの外に出ることができず、内部には独特の生態系が形成されています。
ンゴロンゴロ自然保護区は、世界でも珍しい野生動物の生息するカルデラとして、1979年に世界自然遺産に登録されました。
壮大なクレーターをバックに縦横無尽に駆け巡る動物の群は圧巻ですが、ンゴロンゴロ自然保護区の一番の見所は、絶滅危惧種に指定されているクロサイが見れることです。
サイはビッグファイブの中で最も希少性が高い動物です。
特にシロサイは草を食べるためアフリカのサバンナで見ることができますが、クロサイは葉を食べるため、サファリカーが行くことができる場所では見れません。
しかし、ンゴロンゴロでは森の近くに湿原地帯があり、水を飲みに出てくるクロサイを見ることができます。
自然の状態でクロサイを見ることができるのは、ほぼこのンゴロンゴロだけです。
高い確率でヒョウも見ることができるので、ビッグファイブを制覇するには避けては通れない場所かもしれません。
ンゴロンゴロまでの行き方は、隣にあるセレンゲティ国立公園への行き方とほぼ変わりません。
キリマンジャロ空港からアルーシャへ行き、アルーシャの現地ツアーでンゴロンゴロまで行くのが一般的です。
住所:Ngorongoro Conservation Area, Tanzania
マップ: Googleマップ
アクセス:アルーシャから車で4時間
定休日:なし
タンザニアの中央からやや南にある「ルアハ国立公園」は、セレンゲティ国立公園に次いでタンザニアで2番目に大きい国立公園です。
国立公園内をルアハ川、ムワグシ川、ジョンゴメロ川などが通り、乾季には野生動物のライフラインとなっているため、「タンザニアの中で最も生物多様性に富んでいる」と言われています。
ここでは様々な鳥類が生息しています。
他の動物はセレンゲティやンゴロンゴロでも見ることはできますが、より多くの鳥類を見たいという方はルアハ国立公園まで足を伸ばしてみましょう。
ルアハ国立公園は、ほとんど開発の手が加えられていないため、ロッジの周りにも柵や塀はありません。
そのため、ロッジに宿泊した際も部屋の目の前にゾウやカバが現れ、木の枝を折る音が聞こえる場合があります。
アドベンチャー気分を楽しむなら、ルアハ国立公園はぜひ行きたいところです。
ルアハ国立公園では、ダルエスサラームでセスナに乗り換え行くことができます。
住所:Ruaha national park, Tanzania
マップ: Googleマップ
アクセス:ダルエスサラーム空港からセスナで1時間
定休日:なし
キリマンジャロはタンザニアの国旗にも描かれており、まさにタンザニアを象徴する山。
タンザニアの北東部に位置し、東西約50km、南北約30kmの成層火山で、独立峰としては世界最大級です。
標高は5,895mと富士山よりも2,000m以上高く、アフリカ最高峰の山。
赤道直下にも関わらず、山頂では一年中雪が解けない「万年雪」を見ることができる珍しい山です。
そんな話を聞くと、特別な装備や技術が必要なイメージがあります。
しかし、キリマンジャロは荷物のほとんどをポーターが運び、ガイド、コックまで付くため、比較的簡単に登れる山で有名です。
簡単に登れる山とはいえ、6,000m近い山なので、それなりに準備等は必要になってきます。
キリマンジャロ登山をする場合は、ツアーに申し込む必要があります。
日本のツアーでも良いですが、日本からのキリマンジャロツアーはかなり高いです。
英語でコミュニケーションがとれる場合は、飛行機は自分で取り、現地のキリマンジャロツアーを申し込んで行くのがおすすめです。
現地のキリマンジャロツアーはネットで申し込むことができるので、日本で申し込んでからいきましょう。
キリマンジャロ登山の際に拠点となる街は、キリマンジャロの麓にある「モシ」か「アルーシャ」になります。
キリマンジャロからであればモシの方が近いです。
しかし、アルーシャは人口約70万人の比較的大きな都市であり、地理的にセレンゲティ国立公園やンゴロンゴロ保全地域、アルーシャ国立公園など、他の観光スポットの拠点にもなります。
そのため、それらの観光スポットにも行く場合は、アルーシャを拠点にしてしまっても良いでしょう。
キリマンジャロだけに行く場合は、モシの方がキリマンジャロツアーも多いため拠点にすることをおすすめします。
ツアーを前もって申し込んでいた場合は、空港までの送迎が含まれている場合が多いです。
自力でモシまで行く場合は、空港から10kmほどのところに乗合バスのバス停があります。
バスの運賃は2,500シリング(約130円)なので、そこまで空港のタクシーで送ってもらい、バスでモシまで向かう方法もあります。
モシに着いたら、ツアー会社で指定されている宿に向かいましょう。
そこで出発前のブリーフィングと、登山用品のレンタル手続きを行います。
レンタル用品の貸し出しは、セットで貸してくれるわけではなく、一つ一つ登山者が持っていないものを選んでくれます。
例えば、何も持っていない方には登山靴からバックパックまで全て貸してくれますが、登山靴やバックパックを自前で準備できる場合は借りる必要がないので、その分の料金を節約できます。
おすすめは、バックパックや登山靴など海外旅行の際に使うものと、ヒートテックやネックウォーマーなど比較的値段が安く場所を取らない防寒着は持参することです。
ダウンジャケットや登山用の防水ジャケットなど、かさばるものや自分で購入するには高いものは、レンタルで済ませると良いでしょう。
キリマンジャロの登山道は、マラングルートやマチャメルートなど主に6つあります。
その中で最も一般的なルートは、山麓部のマチャメ村から始まるマチャメルートです。
宿から登山道までは、バスで向かいます。
バスに着くと、ガイドが登山の手続きをします。
その間に、登山客は準備されたランチボックスがあるので、それを食べておきましょう。
手続きが終われば、ついに登山開始です。
キリマンジャロの登山自体は、5泊6日か6泊7日のため、1日の登山時間は短く、そこまで大変ではありません。
登頂の成否を分けるのが、高山病になるかならないかです。
高山病とは、高地に行った際に酸素不足により起こる病気で、吐き気やめまい、最悪の場合、死に至ることもある病気です。
対策としては、高度順応を行うこと。
高度順応とは、ゆっくりと高度を上げ、体を慣らしていくことです。
そのため、キリマンジャロ登山の際は、息が上がることのないようにゆっくりとしたペースで登りましょう。
さらに喉が渇いていなくても、水分補給をするようにしましょう。
水分を取ることで、水分に含まれている酸素を体に取り込むことができます。
登山中はきつい場面もあるかもしれませんが、苦労して登った分、山頂からの景色はまさに絶景です。
筆者は今までの人生でNo.1の景色を選ぶとしたら、キリマンジャロの山頂からの景色を選びます。
それほどの絶景なので、長い登山日程の時間が取れる方は、ぜひキリマンジャロ登頂に挑戦してみてください。
住所:Kikimanjaro, Tanzania
マップ: Googleマップ
アクセス:モシから車で1時間
定休日:なし
アフリカ大陸から離れ、インド洋に浮かぶ島・ザンジバル島は、日本ではそこまで知られていません。
しかし、その美しいビーチから「アフリカの楽園」と呼ばれており、欧米人からは人気の観光スポットとなっています。
ザンジバルに行った際にまず訪れたいのが海です。
有名なところは「パジェ」と「ヌングイビーチ」。
パジェのおすすめは、その砂浜です。
とにかく真っ白な砂浜がとても綺麗です。
さらに、海には水上レストランがあります。
そしてもう一つの海が、ヌングイビーチです。
何と言ってもここのエメラルドグリーンの海は最高。
砂漠やサバンナのイメージが強いアフリカで、こんな場所があるのは驚きですよね。
欧米から大人気なこともあり、周辺にはリゾートホテルが立ち並び、海ではシュノーケリンングやダイビングも楽しむことができます。
さらに、ザンジバルから眺める夕日の景色は絶景です。
ザンジバルに行った際は、夕日を見るのを忘れずに。
ザンジバルにあるストーンタウンは、ザンジバルシティーの旧市街にあります。
ザンジバルは、バスコ・ダ・ガマが喜望峰を目指した時の上陸地点の一つでした。
その後、地理的な理由からポルトガルやオマーン、イギリスなどに占領され、象牙や奴隷の貿易として繁栄しました。
そのため、アフリカの文化にアラブとヨーロッパ双方の影響を受けた、独特の文化が形成されました。
ストーンハウスでは3階建ての石造りの家が立ち並びます。
その風景は他では見れない雰囲気があり、2000年には街が丸ごと世界遺産に登録されました。
通称「ザンジバルドア」と呼ばれる、美しい装飾が施された独特のドアも必見です。
さらにストーンタウンには、実際に19世紀まで使用されていた奴隷市場や、旧奴隷市場の場所に建てられたアングリカン大聖堂などがあります。
そのような歴史的な場所に行くのも面白いでしょう。
ザンジバル島へは、カタールやドバイ経由で行けます。
タンザニアの実質的な首都・ダルエスサラームからもフェリーで行けます。
しかし、ダルエスサラームは治安が悪いため、ザンジバル島が目的なら、直接飛行機でザンジバルに向かう方が良いでしょう。
住所:Zanjibar, Tanzania
マップ: Googleマップ
アクセス:ダルエスサラームから飛行機で20分
定休日:なし
ザンジバル島の南にある島が、「マフィア島」です。
ザンジバル島はとても綺麗ですが、その分完全にリゾート地となってしまっています。
マフィア島の南部は綺麗な海となっており、50種類以上のサンゴと400種類以上の魚が生息しています。
しかし、マフィア島はまだあまり知られていないために、観光客はザンジバルに比べるとかなり少ないです。
そのがめ、島で海を眺めながらゆっくりと過ごしたい場合には、マフィア島がおすすめです。
マフィア島は小さい島で、主要なエリアはキリンドーニとウテンデの2つしかありません。
キリンドーニは街と行った感じなので、綺麗な海辺でゆっくりしたい場合はウテンデへ行きましょう。
そして、マフィア島の1番の目玉はジンベイザメと一緒に泳ぐツアーです。
現地でジンベイザメツアーがあるので申し込みしましょう。
船が出発してから30分ほどでジンベイザメに会うことができます。
ジンベイザメのヒレが見えるだけでテンションは上がりますが、ジンベイザメと一緒に泳ぐのはまさに大迫力です。
タンザニアへ行く際は、ぜひマフィア島まで足を伸ばしてみてください。
マフィア島へは、ダルエスサラームから飛行機で行けます。
住所:Mafia island, Tanzania
マップ: Googleマップ
アクセス:ダルエスサラームから飛行機で50分
定休日:なし
タンザニアは、日本から距離があるため行くにはハードルが高い国です。
ただ、その分今まで見たこと、経験したことがないことが待っています。
絶対に後悔はしないと思いますので、ぜひタンザニアでアフリカの大自然を体感してみてください。
最終更新日 : 2020/11/27
公開日 : 2020/11/27