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九十九里浜の北限となる千葉県旭市の飯岡には、刑部岬と呼ばれる太平洋に突き出た形の岬があります。
岬一体が県立九十九里自然公園の園地となり、飯岡灯台や飯岡刑部岬展望館がありますが、この飯岡刑部岬展望館からの景色は絶景です。
千葉県でも有数の絶景スポットとして知られ、岬からの眺望は「日本の夜景100選」、「日本夜景遺産」、「日本の夕日・朝日百選」、「関東の富士見百景」、「ちば眺望百景」に選出されています。
飯岡岬は東洋のドーバーと呼ばれる銚子市から続く屏風浦の南側に位置し、高さ65mの崖のような場所にあります。
岬には3階建ての飯岡刑部岬展望館があり、屋上からはすぐ下に飯岡漁港をはじめ九十九里浜を見渡すことができますよ。
夕日の眺めも絶景ですが、ロイヤルブルーに染まるトワイライトタイムや、右側に広がる住宅街の白い光がとても綺麗な夜景の時間帯もおすすめです。
飯岡刑部岬展望館には無料の駐車場もあり、車があれば簡単にアクセスできるのも嬉しいポイント。
2階にある周辺の自然がわかる写真や、資料を展示したパノラマ展示室は夕方で閉館してしまいますが、無料の駐車場と3階のデッキは24時間利用可能です。
観光の締めくくりに夜景を見に訪れてほしいスポットです。
住所 : 千葉県旭市上永井1309-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 月曜日、年末年始(パノラマ展示室)
入場料 : 無料
海とサーフィンの街で知られる一宮市ですが、実は関東屈指のパワースポットがある場所としても近年注目されています。
玉前神社(たまさきじんじゃ)が注目される理由は2つありますが、その1つがレイラインになっている「ご来光の道」の東の端にあるということです。
レイラインとは、古代の遺跡などを直線上に結ぶと描かれる直線のことで、そのライン上には神秘的な力があるとされています。
有名なものはイギリスのストーンヘッジなどが繋がった「セント・マイケルズ・レイライン」ですが、このレイラインは日本にもあります。
いくつかある日本のレイラインのうち最も有名なものが、太陽が真東から昇り真西に沈むことで一直線上の線が描かれる「ご来光の道」です。
驚くことに、このご来光の道のレイライン上には富士山の山麓に建っている浅間大社や出雲大社、琵琶湖の竹生島など由緒正しい寺院が点在しています。
昔の人がどのように太陽が真東から昇る春分の日がわかったのか、どのようにして一直線上に神社を建立できたのかは未だに謎ですが、その「ご来光の道」の東のスタート地点に当たるのが、この玉前神社です。
玉前神社はJR上総一宮駅から徒歩10分ほどのところにある、名神大社にも指定されている由緒正しい神社です。
名神大社とは、数ある神様の中で古来より霊験が著しいとされる神社に対する称号です。
玉前神社では日本の初代天皇である神武天皇の生みの親である「玉依姫命(たまよりひめ」」をご祭神として祀っており、延喜式神名帳にもその名前が記載されています。
玉前神社に行くとまず目につくのが朱色が鮮やかな鳥居。
一見どこでもありそうな鳥居ですが、この鳥居は真東を向いています。
そのため、日が真東から昇る春分の日や秋分の日には、九十九里から昇る太陽が鳥居の先に綺麗に見えることで有名です。
この鳥居と石造のニの鳥居の間には、御神水をいただける場所があります。
水自体は無料で頂くことができ、水取り用のペットボトルも有料で販売しています。
ここの御神水は鉄分の含有量がとても多く、見た目は濁っていますがちゃんと飲むことができます。
鉄分が多いので通常の水のようにゴクゴク飲めるものではありませんが、縁結びの効果があるとされ、女性に人気の御神水です。
手水舎の右側には、君が代にも出てくる「さざれ石」があります。
さざれ石の横にある碑は、当時内閣総理大臣だった橋本龍太郎の筆によるものです。
そして、さざれ石の正面にある一際大きいイチョウの木が「子宝・子授けいちょう」です。
向かって左がお父さんイチョウ、左がお母さんイチョウ、間にあるのが子供イチョウとなっており、お父さん→お母さん→子供順に両手で触れながら子宝を祈願するとご利益があるとされています。
子宝・子授けいちょうを過ぎると、いよいよ本殿です。
本殿は黒漆塗りの権現作りとなっており、とて重厚感があるどっしりとした社殿です。
初めて見るとそのインパクトに見惚れてしまう方も多く、筆者も数々の神社に訪れていますが、お気に入りの社殿の1つです。
玉前神社では神武天皇の生みの親である玉依姫命を祀っていることから、縁結び、子授け、養育などのご利益があるとされています。
また、サーフィンの街一宮ならではの「波乗り祈願」ができることでも有名です。
拝殿が終わったら最後に立ち寄っていただきたいのが、社殿の左方向にある「はだしの道」です。
はだしで時計回りに3周回ると願い事が叶うと言われている場所ですが、地面には小石が敷き詰められており、足ツボのようで結構痛いです。
3周歩くことができれば願い事が叶うだけでなく、ツボ押し効果で健康運もアップするかもしれませんね。
九十九里浜は太平洋に面した長い砂浜が続いており、安定した波があることからサーファーに大人気のエリアとなっています。
中でも一宮の釣ヶ崎海岸はキレのある波で有名で、毎年サーフィンの国際大会が開かれている場所。
東京2020オリンピック競技大会のサーフィン会場にもなっています。
釣ヶ崎海岸一帯は、かつて志田家が海の家を経営していた名残から「志田下(しだした)」と呼ばれることも多いです。
さらに、サーファーの間では「サーフィン道場」とも言われ、技ができる人が多く集まる場所で有名。
そのため、「千葉のどこでサーフィンしているんですか?」と聞かれ志田下と答えると、「サーフィン上手いんですね」と言われるほどサーファーの間では有名な場所です。
そんな釣ヶ崎海岸ですが、サーフィン目的以外でも近年は人が多く集まっています。
その理由が東浪見の鳥居(とらみのとりい)です。
この東浪見の鳥居はなんと釣ヶ崎海岸の砂浜にある鳥居なんです。
実はここ釣ヶ崎海岸は、玉前神社で祀られている玉依姫命が海から上陸した場所とされています。
そのため、鳥居があるだけでなく、毎年釣ヶ崎海岸では秋に大規模な上総十二社祭りという例大祭が開かれます。
上総十二社祭りは、玉依姫命の上陸地である釣ヶ崎海岸で、玉依姫命とその一族が再会することを祝って開かれる例大祭です。
1200年以上もの歴史を誇るお祭りで、十二社祭りという名前の通り、玉前神社を中心に玉依姫命とその一族の神々を祀る12の神社が参加するお祭りです。
祭りではそれぞれの神社から神輿が集結しますが、神輿を担ぐ人々が上半身裸で神輿を担ぐことから、「裸祭り」という名前で親しまれています。
祭りは9月8日〜14日にかけて行われますが、13日に行われる例大祭では各神社の神輿が釣ヶ崎海岸の祭典場に集まる景色は迫力満点。
近隣5市町村から神輿が集まるお祭りは圧巻なので、釣ヶ崎海岸に行く際はぜひ上総十二社祭りに合わせて行ってみてください。
また、東浪見の鳥居は砂浜と鳥居という組み合わせがとてもインスタ映えすると人気のスポット。
九十九里浜は東側に太平洋が広がっており、綺麗な日の出スポットとして有名です。
荘厳な鳥居の先に広がる海と夕日というインスタ映えする写真が取れる場所として近年話題にもなっています。
九十九里浜は66kmにも及ぶ砂浜なので、光源も少ない居場所です。
そのため、夜も星空が綺麗に見えますよ。
住所 : 千葉県長生郡一宮町東浪見6961-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0475-42-1427(一宮町役場 産業観光課)
駐車場 : 無料
九十九里浜に行ったら訪れたいのが、九十九里浜のシンボル的な存在になっている九十九里ビーチタワーです。
九十九里浜にぽつんと建っているタワーですが、巻貝をモチーフにしたというその特徴的なフォルムが面白いです。
螺旋階段上の階段を昇ると、高さ22mの展望台からは66kmにも及ぶ九十九里浜の全容と、果てしなく続く太平洋の地平線の絶景が広がっています。
晴れた昼間に来ても海風が気持ち良いですが、やはりおすすめは日が沈む頃の時間。
海が黄金色に染まる夕暮れ時の光景はとてもロマンチックなので、九十九里浜でのデートスポットとして人気です。
夜には九十九里ビーチタワーがライトアップされます。
九十九里浜は星空も綺麗に見えるので、ライトアップされた幻想的な九十九里ビーチタワーと星空を見ることができますよ。
夕暮れ時に間に合わなかった場合は、デートの締めとして夜に訪れても良いでしょう。
住所 : 千葉県山武郡九十九里町豊海海岸
マップ : Googleマップ
アクセス : バス停不動堂より徒歩10分、東金九十九里道路九十九里ICから0.5km
電話番号 : 0475-76-9449(九十九里町観光協会)
駐車場
:
平日 無料(7〜8月は全日有料500円)
土日祝日 500円
九十九里ハーブガーデンは、千葉県山武郡にある様々なハーブを栽培している観光農園です。
普段から料理などに使われているハーブから普段馴染みのないハーブまで、150種類〜200種類のハーブを栽培しています。
冬は季節ではないのでかなり寂しい農園となってしまいますが、春〜秋にかけては季節ごとのハーブが咲き誇ります。
ハーブはとても香りが強いので、園はとても良い香りがし、散歩するのにとても気持ちが良いです。
品種ごとに様々な効能や利用方法がありますが、希望をすればハーブガイドも無料で行ってもらえるので、ぜひ利用しましょう。
九十九里ハーブガーデンでは、ハーブ園だけでなくショップもおすすめ。
ハーブを使った様々な商品を販売しているショップでは、お店に入るなりハーブの香りが広がります。
商品はハーブ石鹸やハーブティー、ハーブソルト、バスグッズやハーブを使ったアロマグッズなど多岐に渡ります。
どの商品もとても香りが良く、ショップであれば実際に香りを体験してから購入できるためおすすめです。
平日限定のランチは、ハーブはもちろんのこと、地元の野菜を使ったメイン料理にライスやサラダ、スープなどが付いて1,080円で楽しめます。
テラス席も完備されており、天気が良い日には一面のハーブ園を眺めながらティータイムを満喫できますよ。
九十九里ハーブガーデンでは毎日パティシエがケーキを手作りしているため、料理を楽しんだ後にハーブティーと一緒にスイーツも味わうことができます。
飼い犬も同伴OKなので、愛犬と一緒にハーブ園散歩とティータイムを楽しむ方も多く見受けられます。
また、オートキャンプ場が併設されており、九十九里観光の拠点として活用することもできますし、デイキャンプだけの利用も可能です。
住所 : 千葉県山武郡九十九里町片貝4477番地
マップ : Googleマップ
アクセス : 東金ICより車で約25分
電話番号 : 0475-76-6581
営業時間 : 10:00~18:00
定休日 : 火曜日
入場料 : 無料
海の駅九十九里は、九十九里町にある道の駅スポットです。
1階は一般的な道の駅のように、千葉の限定品や地元の新鮮な野菜、魚介類を購入できます。
特に魚介類のラインナップはとても豊富。
それもそのはず、この海の駅九十九里は実は片貝漁港のすぐ目の前にある施設なんです。
そのため、片貝漁港で水揚げされた魚介類の干物や丸干し、貝など豊富な品揃えです。
多くの品種の魚介類が並び何を買っていけば良いのか迷ってしまいますが、筆者のおすすめは「ながらみ」です。
「ながらみ」はなかなか聞き慣れないかもしれませんが、千葉県の九十九里浜沿いの地域で食べられている巻貝の一種で、正式名称は「ダンベイキサゴ」と言います。
青の光沢のあるその見た目と、砂に潜ることを繰り返すために表面がツルツルしていることから、「海の宝石」と呼ばれることもあるながらみ。
サザエのようにほのかな甘みのある味をしていますが、食感は柔らかくアワビのような食感。
すでに塩茹でされたものが販売されていることが多く、そのまま家で酒のつまみとして食べると最高です。
水産物で迷った場合は、ぜひ九十九里名物のながらみを買ってみてください。
海の駅九十九里では、物産館の右手には生鮮売り場も併設されており、その日に水揚げされた新鮮な魚介類が販売されています。
その日に水揚げされたものを販売しているので当日になるまで何が出るかわかりませんが、海の駅九十九里の公式インスタグラムでその日の水揚げ状況を更新しているので、ぜひ行く前にチェックしてみてください。
また、直売所の右手には3,000匹ものイワシがお出迎えしてくれる「いわし資料館」があります。
66kmにも渡って砂浜の海岸線が続く九十九里浜一帯では、江戸時代に木綿の栽培が急速に普及したことに伴い、干鰯が木綿の肥料に効果的だったことから地引網を使ったイワシ漁が盛んになりました。
資料館では、紀州から伝わった地引網漁法がを九十九里向けに改良した大地引網漁から現在に至るまでの漁法の変革や、干鰯を作る工程やそのための道具、各時代の漁船の模型などが展示されています。
九十九里の人々の生活は漁業と密接に関わっており、祭礼や儀式にも深く関わっていました。
船首や網元が大漁を祝い漁師達に送ったという晴れ着の「万祝(まいわい)」は、ここ九十九里で始まり全国に広がったと言われています。
展示されている万祝はどれも色鮮やかに染められており、圧巻の代物です。
資料館の最後には「いわしの食文化コーナー」があります。
ここではイワシの地元の郷土料理や伝統的な加工食品などを紹介しており、レシピをプリントで持って帰れるようになっています。
九十九里でイワシを買って自宅でイワシ料理に挑戦するのも楽しいかもしれませんね。
また、海の駅九十九里の2階はフードコートになっています。
九十九里で獲れた新鮮ないわしを丸々1匹使った「いわし三昧」や、地元の様々な魚介類をふんだんに使った「海鮮桶ちらし」を食べることができる「葉武里(はぶり)」。
元ホテルニューオークラグループの総料理長を勤めた「ムッシュ高木」氏監修で、はまぐりをピザやパスタにアレンジしたイタリアンが楽しめる「ALBA99」。
他の店よりは少しリーズナブルに新鮮な地元の魚介を楽しむことができる「わたしの店」など、目の前の片貝漁港から水揚げされた魚介類を楽しめる店が並んでいます。
テラス席からは太平洋を眺めることもでき、天気が良い日には海風を感じながら新鮮な魚介を楽しむことができるスポットです。
海の駅九十九里には普段見慣れない青いポストが設置されています。
九十九里の青い海と空をイメージして造られたそうですが、実は丸型の青いポストは日本でもここ海の駅九十九里にしかありません。
海の駅には記念スタンプもあるので、記念スタンプを押した葉書を投函する人もいます。
記念に一枚葉書を投函してみてはいかがでしょうか。
住所 : 千葉県山武郡九十九里町小関2347-98
マップ : Googleマップ
アクセス : 東金九十九里有料道路 九十九里ICから車で8分
電話番号 : 0475-76-1734
定休日 : 年末年始
営業時間 : 9:00~18:00
地曳網は漁法の1つで、船で網を沖合まで運び、陸からその網を引っ張り魚を追い込んで漁獲する漁法です。
元々は紀州で生まれた漁法ですが、たまたま九十九里に漂着した漁師によって九十九里に地曳網が伝えられました。
遠浅で海底に岩がない九十九里浜では地曳網がとても適していたため、地曳網はさらなる改良を経て大地曳網となったのです。
九十九里浜では、そんな歴史のある地曳網を体験することができる場所がいくつかあります。
地曳網漁は、漁師さんの合図で参加者全員で声を出しながら一気に縄を引っ張ります。
一見ただ網を引っ張ればいいだけの地曳網漁ですが、実はそんなに単純ではありません。
ただ網を引っ張るだけだと右と左のバランスが崩れてしまい、網から魚が逃げてしまいます。
そのため、漁師さんの指示通りに左右が同じスピードで引っ張られるように調整するのが意外と大変。
時には反対側の網まで走っていき引っ張る場合もあります。
網が見えてくると徐々に網に引っかかった魚が見えてきます。
九十九里は昔からイワシ漁で栄えただけあって、筆者が参加した時はイワシを中心としたアジやサバなどの青物が大漁でした。
地曳網で獲った魚は参加者全員で分け合ったり、無料でその場で焼いて食べることもできます。
蓮沼海浜公園は、千葉県山武市にある県立の都市公園です。
夏に大人気のプール施設「蓮沼ウォーターガーデン」をはじめ、サッカー場や野球場、テニスコートなどのスポーツ施設。
ゴーカートやミニトレインなどのアトラクションに九十九里を見渡せる展望台、1日で物足りない方向けにはホテル「蓮沼ガーデンハウスマリーノ」やログハウスまで完備されています。
敷地は約40haとかなり広く、それぞれのエリアごとに分かれているため、目的のエリアを目指すようにしましょう。
エリアの南側にあるのが子供の遊び場として人気の「子供の広場」です。
子供の広場には様々な子供向けの遊具やアトラクションがあります。
3歳以上の子供が利用できるビッグウェーブは複雑に入り乱れた遊具となっており、子供が体を使って遊ぶことができるのはもちろん、頭を使って想像力を養うこともできる施設です。
公園を縦横無尽に走るのが「ミニトレイン」。
蓮沼河浜公園にあるミニトレインは総距離が2.1kmで、日本一の長さを誇ります。
緑の中を浜風を感じながら走るのは、爽快感があって気持ち良いですよ。
車両も新幹線やSL、ドクターイエローなど様々な車両が準備されているので、電車好きな子供には特に大人気のアトラクションです。
ミニトレインと並んで蓮沼海浜公園で人気のアトラクションがゴーカートです。
コースは1周820mとなっており、本格的なゴーカートが楽しめます。
1人乗りは小学6年生からとなっていますが、2人乗りは3歳以上から乗ることができますよ。
ゴーカートに乗ることができない3歳以下の子供向けにはバッテリーカーもあるので、そちらもおすすめです。
子供の広場は無料で入場できますが、アトラクション毎にそれぞれ料金を支払います。
お得にアトラクションを利用したい場合は、「得々チケット」を購入しましょう。
ゴーカート1人乗りは600円、ミニトレインは500円かかりますが、得々チケットは1,300円で園内の乗り物に4つまで乗ることができるためお得です。
また、子供の広場の中心には蓮沼海浜公園のシンボルともなっている展望台があります。
高さがあるので階段を登るのは少し大変ですが、頂上からは九十九里浜と田園風景を眺めることができます。
公園の一番南側にあるのが「水の広場」です。
水の広場は真ん中に大きな池があり、その周辺を散策できるハイキングコースが設置されています。
ハイキングコースは少し洋風なコースとなっており、海風を感じながらのんびりと散歩することができます。
水の広場の隣には、子供から大人まで楽しむことができる「パークゴルフ場」があります。
ゴルフが初めての方ができる簡単なコースから、フェアウェイやグリーン、ラフなどの起伏が施され簡単に攻略できないコース。
展望台エリアを利用し高低差をつけたトリッキーなコースもあり、初心者の方からゴルフ経験者の方まで楽しめます。
パークゴルフ場のさらに横には、千葉県最大級となる20面ものテニスコートがあります。
コートは足腰への負担が少ない「砂入り人工芝」となっており、夜間照明設備も設置されているので、遊び感覚で行うテニスからサークルなど本格的な活動までカバーできます。
テニスガーデンの隣のエリアとなる「蓮池」エリアには、九十九里のパノラマビューを楽しむことができるリゾートホテル「蓮沼ガーデンハウスマリーノ」やログハウスなどの宿泊設備も完備されています。
そのため、テニス合宿としても活用できますよ。
蓮沼海浜公園には、この他にも野球場やサッカーグラウンド、体育館、ローラスケート場なども完備されているので、思い切り体を動かして楽しむことができます。
蓮沼ウォーターガーデンは蓮沼海浜公園内にあるプールです。
東京ドームの1.5倍もの広さを誇る千葉県最大級のプールには、「流れるプール」や「波のプール」、様々な遊具でプカプカ浮かぶことができる「瀞(とろ)プール」、プールの上をバルーンで転がる「ウォーターバルーン」など19種類ものプールがあります。
しかし、蓮沼ウォーターガーデンの一番の目玉はプールの種類の多さではなく、ウォータースライダーの豊富さです。
特におすすめなのが、「スプラッシュシェイカー」と「サンダースライダー」です。
スプラッシュシェイカーは、なんと全長が182mもある超巨大スライダー。
暗闇の中を螺旋を描きながら急降下するトルネードゾーンや、大きな絶壁を急上昇してから急降下するブーメランゾーンなど、4つものゾーンが楽しめるコンビネーションスライダーとなっています。
1つで4つものコンビネーションスライドを楽しめるのは、なんとここ蓮沼ウォーターガーデンだけ。
サンダースライダーは、スタートから直立で落下して猛スピードで一気に滑り抜けるスリル満点のスライダーです。
そんなサンダースライダーのスタート地点は透明のカプセルみたいなもの。
なんとここに立ってスタンバイし、そのまま床がパカっと開くという驚愕のスライダーです。
スタートを待っている時のスリルもたまらないので、ぜひ挑戦してみてください。
なお、蓮沼ウォーターガーデンは九十九里に面しているので、海との出入りも自由です。
住所 : 千葉県山武市蓮沼ホ368-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR横芝駅より蓮沼循環バス「南浜海岸」下車徒歩5分
電話番号 : 0475-86-3171
営業時間 :
入場料 : 無料
蓮沼海浜公園に行く際にぜひ立ちよってほしいのが、「道の駅 オライはすぬま」です。
オライとは「私の家」という意味。
自分の家のようにくつろいだ気持ちで遊びに来て欲しいという思いから、この名前が付いたそうです。
地元の新鮮な野菜や水産物を販売している物産館の「喜太陽」と、地元の食材を使った料理が楽しめるレストラン「蓮味」があります。
喜太陽では地元の新鮮な野菜や魚介類はもちろん、千葉県限定のお菓子なども販売しています。
中でも喜太陽に行ったらぜひ見てもらいたいのが、「いちご」を使った様々な製品。
山武市の成東は成東駅近くの国道126号線、県道76号線、121号線沿いに20軒もの観光いちご農園が集中しているエリア。
国道126号線は別名ストロベリーロードとも呼ばれています。
このように観光いちご農園が大規模に集中していることは珍しく、関東でも屈指のいちご狩りエリアとして有名です。
山武市のいちご狩りの特徴は、色々な品種の食べ比べができること。
有名な「とちおとめ」や「紅ほっぺ」はもちろん、「あきひめ」、「ふさのか」、「さちのか」など様々な品種が楽しめます。
それぞれの品種毎に甘みが強かったり酸味が強かったり、甘みと酸味のバランスが良いものなど特徴があるので、ぜひ食べ比べで自分の好みのいちごを見つけてください。
さらに、山武市のいちご狩りでは他ではなかなか食べることができない「あかねっ娘」、「やよいひめ」、「かなみひめ」や千葉県農林総合センターが長い年月をかけて開発された「チーバベリー」も栽培しています。
大粒で酸味と甘みのバランスが良いチーバベリーをぜひ食べてみてください。
住所 : 千葉県山武市蓮沼ハ4826番地
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0475-80-5020
定休日 : 年中無休
営業時間 :
九十九里浜には海はもちろんのこと、海以外にも様々な観光スポットがあります。
都心からも1時間半ほどで行けるので、白い砂浜と青い海を見に今度の週末はぜひ九十九里浜へ足を運んでみてください。
最終更新日 : 2023/03/23
公開日 : 2021/05/20