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大慶園は、千葉県市川市大町にある総合アミューズメントパークです。
千葉県で遊園地というと「ディズニーランド」が頭に浮かぶ方も多いかもしれませんが、千葉県民にとっては、ディズニーランドに並ぶ人気を誇るのがこの「大慶園遊園地」です。
千葉県の市川市や船橋市、鎌ヶ谷市など北東部の地域は梨が特産として有名ですが、大慶園のオーナーも梨農園を経営しています。
そのため、大慶園は梨園に囲まれており、広さ3.3haもの大きさを誇る関東最大級のアミューズメントパークとなっています。
大慶園が人気の理由の一つが、24時間営業であること。
大学生や社会人が朝まで遊ぶことができる数少ないスポットなので、県内にあるディズニーランドにちなんで「第二の夢の国」と呼ばれています。
千葉県で何人か集まってやることがなければ「とりあえず大慶園行く?」となるほど、地元では誰もが知っているスポットです。
施設内には、ビリヤードやダーツ、バッティングセンターやカラオケなど大人が遊べる施設が充実していますが、スリックカートと呼ばれるゴーカートやゲームセンターもあるので、親子連れが遊びに行くにもおすすめのスポットです。
大慶園へアクセスするには、車で行くか公共交通機関を利用するかの二択になります。
大慶園は、なんと250台が駐車できる大きな駐車場が整備されており、さらに駐車料金は無料。
車であれば電車の時間など気にせずに遊ぶことができますし、大慶園は24時間営業なので電車が動いていない夜中でも遊ぶことができます。
もちろん、周辺施設や観光地も含めて自由に行動できるため、車で行ける方は車で行くのがおすすめです。
高速道路を使っていく場合は、東京外環自動車道の「市川北IC」からであれば15分ほどで到着するため近いです。
もしくは、京葉道路の「市川IC」から国道14号方面へ抜け、14号を超えて直進すれば到着するので、そちらからでも便利ですよ。
電車でいく場合、最寄りの駅はJR武蔵野線の「市川大野駅」です。
市川大野駅からは、市川営業所行きのバスに乗って「市川斎場」で下車すれば大慶園はすぐそこです。
土日であれば市川大野駅から動植物園行きのバスも出ており、そちらのバスでも「市川斎場」に行けます。
また、市川大野駅からは遠くなりますが、JR総武線の「本八幡駅」からも市川営業所行きのバスと動植物園行きのバスが出ています。
本八幡駅の方が市川大野駅よりも大慶園からは遠くなりますが、武蔵野線よりも総武線の方がアクセスは良いですし、本八幡駅は京成線の「京成八幡駅」と都営新宿線の「本八幡駅」からも徒歩でアクセス可能です。
武蔵野線が使いにくいという方は本八幡駅を利用すると良いでしょう。
大慶園にはいくつかの建物があり、それぞれが異なるエリアとなっています。
ここでは、少しごちゃごちゃしていてわかりにく大慶園のおすすめエリアを紹介します。
大慶園で最も迫力があるアミューズメントがこの「Slick Cart(スリックカート」。
大慶園の入り口から入って左側の建物内にあります。
Slick(溝)がない車を運転するゴーカートなのですが、240ccのエンジンを搭載しているアメリカ製の車体で、シートベルトをしっかりと締めるので、子供用の遊園地にあるようなゴーカートとは大違いです。
乗ってみてびっくりするのがその加速。
240ccだと中型バイクとあまり変わらないエンジンなので、アクセルを踏むとすぐに加速します。
最初のうちは怖いかもしれませんが、慣れてしまえばかなりスリリングなゴーカートを楽しむことができます。
レースも1周が120mのコースを10週もするので、1レース1km以上と長めのレース。
しかもコースの表面はツルツルになっているため、スピードを出せばコーナーでは簡単に後ろのタイヤが滑り、ドリフトをしながら走行するのは当たり前。
友人とタイムを競って遊ぶのはもちろん、各カートの最高タイムが電光掲示板に載っているので、最高タイムを出すのに挑戦してみるのも良いでしょう。
カートは1人乗り用のほかに、2人乗り用のカートもあるため、運転が苦手な方やカップルや親子で2人乗り用のカートで乗るのもおすすめです。
注意点としては、大慶園のスリックカートは本格的が故に、年齢制限や身長制限も他のゴーカートよりも厳しく設定されています。
1人乗り用のカートに乗車するためには、18才以上、かつ身長155cm以上でなければいけません。
2人乗り用のカートであれば少し緩和され、身長110cm以上の方も乗車できるので、お子さんの場合は親御さんと一緒に行くようにしましょう。
スリックカートのすぐ横には椅子とテーブルが設置されている休憩スペースが多く設置されているので、子供の勇姿をしっかりと写真に収めることもできます。
バッティングセンターの向かいにある建物が、ビリヤードとダーツを楽しむことができる施設です。
大慶園に設置してあるビリヤード台の数はなんと31台。
ダーツ台も11台設置してあり、その辺のビリヤード・ダーツ専門店なんかよりも台数が多く、設備が充実しています。
週末に東京周辺でビリヤードをやろうと思っても、先客が終わるまで待ってからスタートということはよくありますが、大慶園ではすぐにビリヤードを始めることができます。
ゴーカートと違ってビリヤードやダーツは年齢制限がないので、お子さんと一緒に遊ぶことができるのも嬉しいところ。
「ビリヤードなんてやったことないし…」という方も多いかもしれませんが、そんな初心者の方には希望があればスタッフが丁寧に教えてくれるので安心です。
ビリヤードは海外のホテルに行くと設置されていることも多く、人気の娯楽なので、この際少し身につけておいてもいいかもしれません。
料金も30分250円、3時間1,000円、5時間1,200円とかなりお得な料金。
東京都心で5時間ビリヤードをやろうと思ったら2,000円は超えますが、東京からすぐ近くのこの場所で5時間1,200円は超破格。
ダーツは1ゲーム100円とこちらも安い料金設定となっており、ちょっと空き時間があった時に気軽にできるのが嬉しいですね。
こちらも申し出ればスタッフが丁寧に教えてくれるので、初心者の方でも安心です。
1人1時間500円での時間制での料金もあるため、しっかりと練習したい方には時間制の料金で遊ぶのがおすすめです。
また、こちらではダーツで遊ぶだけでなく、ダーツ用品を購入することもできます。
ダーツ本体やフライト、シャフト、チップ、ケースなどを販売しており、この機会にマイダーツを購入するのも良いでしょう。
バッティングセンターが入っている建物内には、日本の娯楽の代名詞とも言えるカラオケ施設も完備してあります。
カラオケルームは3つの種類があり、4人ぐらいまでにちょうど良い大きさの小ルーム、8人ぐらいまでのグループにちょうど良い大ルーム、22人ぐらいまでの大人数まで楽しむことができるパーティールームです。
カラオケの料金は昼と夜で値段設定が異なっており、平日の場合だと昼が1人560円/時間、夜が1人660円/時間となっています。
大慶園では会員制度を導入しており、会員であれば平日昼間が360円/時間、平日夜で500円/時間と料金が安くなります。
会員料金は無料なので、ぜひ会員になってからカラオケを楽しんでください。
スリックカートがある横のスペースにあるのが、キッズコーナーです。
入り口付近には有料となる小さなメリーゴーランドや、トーマスの乗り物などが多く設置されています。
奥の方にいくと、靴を脱いで遊べる遊具が多く設置されており、無料で様々な設備を利用することができます。
滑り台やジャングルジムなど、色々な遊具があるので子供も飽きないですし、地面は柔らかいマットが敷いてあるので、外の遊具で遊ぶよりも親御さんは安心して見ていられます。
また、屋内の施設なので天候関係なく遊ぶことができますし、遊具の横には親御さんが座るためのソファや椅子とテーブルがセットになったものまであるので、子供たちが村でいる横でママ友が仲良くおしゃべりしている風景もよく見ます。
これらの施設は無料で遊べるので週末はもちろん、平日でも夕方になると多くの親子連れが集まる人気のスポットなっています。
アミューズメントパークなのでゲームセンター色の濃い施設ですが、大慶園では体を動かすスポーツ関連の施設も完備されています。
その一つが、都心では数が減りつつあるバッティングセンター。
大慶園の入り口入ってすぐ左側にあります。
大慶園ではバッティングセンターの設備数も多く、16もの打席が設置してあります。
16もの打席がありますが、バッティングセンターは週末の夜になると一番混んでいるエリアの印象があり、たまに順番待ちをしなければいけない時もあります。
左右どちら打ちでも使え、高さが調節できるのはもちろん、75km〜135kmまで豊富な急速を選べるので、初心者や子供、女性から学生時代に野球をやっていた方まで、幅広い客層に対応しています。
ホームラン賞もあるので、ぜひ狙ってみてください。
料金は1回20球で200円。
1,000円、2,000円、3,000円などのカードも販売されており、1,000円分のカードだと6回できるなどお得になっているので、何度も行く場合はカードで購入するのがおすすめです。
また、体を動かす施設として、大慶園にはゲームセンターの2階に卓球コーナーもあります。
卓球台は7台あり、自由に楽しむことができます。
バッティングセンターは小さなお子さんでは難しいかもしれませんが、卓球は子供でも簡単に遊ぶことができるので、親子連れに人気のエリアとなっています。
嬉しいのが、料金がとても安いこと。
1台1,000円で遊ぶことができるので、4人で1台を使えば1人250円で2時間遊ぶことができます。
とても安かったので、筆者が中学生のころはよくここで友人と遊んでいました。
さらに、大慶園には完全予約制になりますが、なんと野球場もあります。
遊園地に野球グランドがあるとはかなり異質ですが、野球場が中に入っているということで大、慶園がどれだけ大きいかがわかるかと思います。
野球グランドは広く、ちゃんとナイターも完備してあるしっかりとした施設です。
野球グランドは予約制になりますが、予約さえ取ればどなたでも本格的な野球を楽しむことができます。
2時間で1区切りとなっていますが、後ろに予約が入っていなければ30分ずつ延長することも可能です。
平日の昼間は20,000円、一番値段が高い土日祝日のナイターでも30,000円と野球場を借りる料金としては比較的安く借りられるので、地元の人を中心によく利用されている施設です。
最後に、大慶園でスポーツを行う場所としては、バスケットコートもあります。
こちらのバスケットコートは通常の5人対5人で行うバスケットではなく、3人対3人で行う3on3用のバスケットコートとなっています。
東京2020オリンピックから「3X3」として正式種目になったので、知っている方も多いのではないでしょうか。
大慶園では、そんな3X3用のバスケットコートが4面完備されています。
コートは屋外にあり、アメリカのストリートバスケットの様な雰囲気を味わうことができるバスケットコートなので、とても人気が高いです。
屋外に設置されているのでナイターも完備されており、夜でも時間を気にせずに体を動かすことができるのもまた嬉しいですね。
そして驚くべきは、なんとこのバスケットコートは料金が無料!
無料でナイター付きのバスケットコートを使えるので、暖かい季節は夜でも人が多くいるスポットです。
大慶園は様々な娯楽施設がありますが、その中でも最もウェイトが大きくなっているのがゲームセンターです。
ゲームセンター内は煌びやかな装飾が施され、まるでどこか小説の世界に来てしまったような感覚になるほど豪華。
もちろん、ゲームもメダルゲームやスロットゲーム、シューティングゲーム、格闘ゲームなど様々なゲームが設置してあります。
ゲームセンターというと中学生以上の男子のイメージが強いですが、レースゲーム1つとっても頭文字Dの様な比較的大人向けのレースゲームからマリオカートまで様々な種類が揃っているので、幅広い層が遊ぶことができます。
もちろん、小さい子供が遊べるゲームも充実しているため、家族連れでも問題なく遊ぶことができます。
また、大慶園のゲームセンターで一番充実しているのがUFOキャッチャーです。
大慶園ではものすごい数のUFOキャッチャーが設置されており、ゲームセンター内はもちろん、バッティングセンターの横やなんと屋外にも設置されています。
景品は一般的なぬいぐるみやお菓子はもちろんのこと、バスケットボールやなんと生きているウーパールーパーやカブトムシなど、様々な景品が用意されています。
ぜひ自分の目当てなものをゲットしましょう。
そして子供連れに嬉しいのが、小学生6年生までができる特別なUFOキャッチャー。
なんとこのUFOキャッチャーは無料でやることができ、景品となるお菓子が取れなかった場合はもう一度できるので、お子さんは必ず景品をゲットすることができます。
お菓子でも、自分で取れるとお子さんは大喜び!
子供を喜ばせてくれるおもてなし精神が嬉しいですね。
大慶園に行って感じるのが、休憩場所が至る所に設置されていることです。
それぞれのエリアには必ず豊富な休憩スポットが設置されており、エリアとエリアの間にもテーブルと一緒にベンチや椅子が設置されています。
ゲームセンターの横にテラスがあったり、屋外にはディズニーランドを彷彿させるような休憩施設もあります。
また、自動販売機も至る所に設置されているので、いつでもすぐに飲み物を買って休憩することができます。
大慶園では体を動かすエリアも多く、冬はあまり感じませんが、自動販売機が至る所に設置されているのは夏場は特に嬉しいポイントです。
また、バッティングセンターの横にはあまり大きくはありませんが、軽食を販売している場所があります。
ホットドッグやアメリカンドッグ、ポテトなどの軽食からカレーやラーメン、パスタなどしっかりとした食事も販売されているため、小腹が空いた時やしっかりとした昼食まで済ませられます。
ドリンクコーナーでは生ビールやレモンサワー、ジーマなども販売されているので、野球やバスケットで汗を流してから一杯飲むのも良いですね。
住所 : 千葉県市川市大町358番地
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 047-338-5550
休館日 : 不定休
営業時間 : 24時間
公式サイト : 大慶園遊園地
ここでは、大慶園のすぐ近くにある市川市動植物園をご紹介します。
市川市動植物園は大慶園から徒歩5分ほどで行ける距離にあり、大慶園と合わせて行くのにおすすめの施設です。
動物園では、ミーアキャットやレッサーパンダなど小動物を中心に展示している他、「動物たちとのふれあい」をテーマにしているため、モルモットやヤギなどといつでも触れ合うことができます。
関東の動物園ではここでしか見れないスマトラオランウータンを展示しているなど、貴重な生き物も見ることができます。
市川市動植物園へのアクセスは、大慶園へのアクセスとほぼ変わりません。
高速道路を使って行く場合は、京葉道路の市川ICで高速道路を下り、国道14号方面へ進みそのまま道なりに進みましょう。
市川市動植物園の看板は所々に出ているので、特に迷うことなくつけると思います。
駐車場は240台の収容スペースがありますが、週末は混み合うので早めに行きましょう。
また、大慶園は駐車場が無料でしたが、市川市動植物園の駐車場は有料となり、普通車の場合1日500円かかります。
電車で行く場合も、大慶園への行き方とほとんど変わりません。
JR総武線の本八幡駅からバスに乗るか、JR市川大野駅からバスに乗りましょう。
どちらの駅からも市川動植物園が終点となる動植物園行きが出ているので、そちらに乗車し終点で下車しましょう。
また、動植物園いきのバスは北総鉄道の「松飛台駅」からも出ていますので、松飛台駅からも行くことができます。
大慶園で遊んだ後に行く場合、大慶園の出口を右に出て5分ほど歩けば市川市動植物園に到着します。
市川市動植物園は、市営で料金も安くてお得です。
大人の入場料が440円、小人はなんと110円しかかかりません。
お得な年間パスポートも販売しており、年間パスポートは大人が1,260円、小人が310円と3回行けばもとが取れるので、何回も行く場合は年間パスポートを購入するようにしましょう。
市川市動植物園では、ほかの動物園ではなかなか見ることができない生き物を展示していたり、子供が喜ぶミニ列車の施設などがあります。
ここでは、市川市動植物園のおすすめスポットをご紹介します。
園内に入るとすぐに大きな建物がありますが、その建物が自然博物館です。
自然博物館の中では昆虫や爬虫類などの小型の生き物の展示や、地元市川に生息する生き物の説明や市川の地形や歴史について学ぶことができます。
館内では市川で見ることのできる野うさぎやたぬき、ネズミ、ハクビシンなどの剥製やそれぞれの生き物の習性などが解説されています。
剥製はかなりリアルで動物についての説明書きもあるので、子供にとってはとても勉強になるエリアです。
その他にも、市川の地形の変遷や地形が変わることによって変化していった生き物の種類や習性などが解説されており、大人でも思わず「へー!」と声が出てしまうような展示ばかりです。
展示の後半には、ウーパールーパーやカエルなどの比較的小型の生き物が展示されていますが、ここで最もレアな生き物がアオダイショウです。
市川市動植物園のアオダイショウはただのアオダイショウではなく、なんと珍しいアルビノのアオダイショウのため、色は真っ白。
まるで何かの民謡に出てきそうな真っ白なヘビはとても綺麗でした。
生き物の展示スペースには常に係員が駐在しており、子供が興味深々に生き物を見ているとその生き物について解説してくれたりするので、子供連れにはとても助かります。
市川市動植物園に入って右側にあるのが、親水公園です。
ここでは小さな小川が流れている公園があり、川にはザリガニが放流されているので、冬以外の季節であればザリガニ釣りを楽しむことができます。
釣竿やバケツは無料で貸し出しを行っており、売店で餌となるスルメイカさえ買えば簡単にザリガニ釣りを楽しむことができます。
昔はその辺の川に行けばザリガニ釣りはできましたが、今ではザリガニが釣れるところもかなり少なくなっているので、このような遊びを体験できるところはとても貴重ですよね。
小川沿いにはベンチやログハウスの休憩スペースもあるため、自然を感じながらのんびりするにもぴったりな場所です。
「動物たちとのふれあい」をテーマにしている市川市動植物園で最も人気のエリアが、様々な動物たちといつでも触れ合うことができる「なかよし広場」です。
なかよし広場では、柵の中であればどこでもヤギやミニブタ、モルモットなどとふれあうことができます。
他の動物園の場合、動物とふれあうことができる時間は決まっており、イベントのスケジュールを常に気にしながら行動しなければいけません。
しかし、市川市動植物園ではモルモットは開園中はいつでもふれあうことが可能ですし、ヤギとミニブタは開園から15時半ごろまで、うさぎは開園から16時ごろまでふれあうことができるので、時間を気にせずに園内を回ることができます。
休日は混み合うため、空いている時間などを狙って行くのがおすすめです。
※新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言などにより、ふれあいイベントを中止している場合があります。
園内で一際大きな施設は、さまざまな種類の鳥が放し飼いされているフライングケージです。
施設の中は広々として開放感があり、至近距離で生き物を観察できる人気のエリアです。
中にはフラミンゴの集団やキリッとした顔がかっこいいシュバシコウ。
羽が虹色に発色していて美しいムギワラトキや、真っ白な姿が綺麗なシロトキなどの鳥も展示しています。
園内では檻に入っているわけではないので、比較的自然な状態で鳥を観察できます。
木の上に乗っている場合などもあるため、フライングケージでは上の方にも注意を払いつつ注意深く観察しましょう。
市川市動植物園で最も人気が高いのが、市川市のゆるキャラにもなっているレッサーパンダです。
市川市動植物園で展示されているレッサーパンダは「シセンレッサーパンダ」という種類で、市川市の友好都市である中国の四川省から贈られたものです。
市川市動植物園ではレッサーパンダの展示スペースは多く、檻の中に飼育されているのを観察できるのはもちろん、檻がないところでも展示しています。
レッサーパンダはとにかく可愛いので、市川市動植物園に行った際はぜひレッサーパンダを観察してみてください。
市川市動植物園の一番奥のエリアでは、オランウータンの展示もしています。
世界には3種類のオランウータンが生息していますが、2017年に新種として発見された「タパヌリオランウータン」は日本にはおらず、日本の動物園にいるのは「ボルネオオランウータン」か「スマトラオランウータン」のみです。
中でもスマトラオランウータンは展示している動物園が少なく、関東でスマトラオランウータンを見れるのはここ市川市動植物園のみ。
市川市はインドネシアの北スマトラ州と姉妹都市になっているので、北スマトラ州から贈られたために貴重なスマトラオランウータンを展示できているそうです。
オランウータンのイーバン君は、かなりワイルドな顔つきでかっこいいです。
ぜひ市川市動植物園でイーバン君を見に行ってみてください。
また、市川市動植物園ではニホンザルの展示を行っている「サル山」もあります。
映画のセットに出てくるようなかなり本格的なサル山では、サルたちがのびのびと生活している様子を観察することができます。
さらに、サル山とは別なエリアとなっている「サル舎」では檻の中にはなりますが、様々な種類のサルを展示しています。
愛くるしい姿が可愛いボリビアリスザルや、まるでパンダのような色合いが可愛いエリマキキツネザル、とてもワイルドで見ているだけで迫力があるマンドリルなど、サル一つとっても色々な種類がいて、見ていても飽きません。
市川市動植物園は、サル好きにはたまらないスポットです。
オランウータンが展示されている手前のエリアでは、子供たちが喜ぶミニ鉄道が設置されています。
1人110円の別料金がかかりますが、新幹線E5系ハヤブサなどが走るミニ鉄道は子供に大人気の施設で、週末には15分〜20分ほど並ばないと乗れないほどの人気ぶりです。
小さいながら作りはかなりリアルなので、電車好きな大人の方も喜んで乗っているのを見ます。
電車の種類は日によって変わりますが、お正月の開園初日には本物の石炭を燃やして走るミニ蒸気機関車(SL)の特別運行などもあります。
また、ミニ鉄道の奥には子供たちが外で遊ぶことができる遊具が設置されているスペースもあります。
遊具スペースの隣には休憩所となる建物もあり、遊び疲れた子供が休憩することもできるので、子供が動物に飽きてしまっても安心ですね。
住所 : 千葉県市川市大町284番1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 047-338-1960
休館日 : 毎週月曜日、年末年始
営業時間 : 9:30〜16:30
公式サイト : 市川市動植物園
大慶園は大人も時間を気にせず遊ぶことができる、千葉県市川市にある遊園地です。
たまには学生時代を思い出して、朝まで学生時代の友達と遊ぶのも良いでしょう。
また、親子連れの場合は、ぜひすぐ近くの市川市動植物園にも足を運んでみてください。
最終更新日 : 2023/03/23
公開日 : 2021/08/13