富山のおすすめ土産14選！定番スイーツから人気のご当地グルメまで

 

 

【お菓子・スイーツ編】富山のおすすめ土産

 

渡す方も貰う方も、一番気兼ねなく、そして安心なのはその土地の銘菓。

長きに渡り地元で愛されている銘菓には、愛される理由がちゃんとあります。

 

ここでは、これを渡せば間違いないという富山のお菓子・スイーツの定番お土産からご紹介します。

 

1. 甘金丹（かんこんたん）

 

 

富山を代表する菓子店「リブラン」の代表作、甘金丹。

独自の製法できめ細かく仕上げたスポンジ生地に、滑らかに炊き上げたカスタードクリームがたっぷり入った蒸し菓子です。

 

江戸時代から富山で作られている薬、反魂丹の名を参考に、甘金丹（かんこんたん）と名付けられました。

ふわふわしっとりの生地に、ちゃんと甘いカスタードは、コーヒーや紅茶はもちろん、緑茶にも良く合います。

 

賞味期限は常温で約8日。

誰にでも喜ばれるお土産の一つです。

 

2. しろえび紀行

 

 

立山連峰の雪解け水が流れ込む栄養豊かな富山湾。

その富山湾で獲れるしろえびは、透明感のある淡いピンク色で、水晶のように内側から光り輝く姿から「富山湾の宝石」と呼ばれています。

 

「しろえびせんべい」は、そんなしろえびと、富山県産うるち米「てんたかく」で香ばしく焼き上げた、うす塩味のおせんべい。

ほんのりとした甘みと上品な香りのしろえびを乾燥させ、パウダー状にして煎餅の生地に練り込んでいます。

 

賞味期限は製造日より120日間。

パリッとした食感と風味を少しでも長く楽しめるようにと、アルミ袋に2枚ずつ個包装にしています。

 

軽くて賞味期限も長いので、お土産に最適です。

 

3. おわら天玉

 

 

越中八尾おわら風の盆の地、富山県八尾の老舗店「林盛堂」が作る「おわら天玉」は、富山の三大銘菓と言われている逸品。

新鮮な鶏卵の卵白を泡立て、砂糖、寒天を加えて軽く乾燥した後、表面に卵黄を塗り黄金色に焼き上げたお菓子で、中は雪のように白く、ふわふわとした食感で口どけが良いのが特徴です。

 

民芸の提唱者 柳宗悦氏が推奨、棟方志功、林秋路のデザインと相交って八尾の銘菓として、長きに渡り親しまれています。

 

賞味期限は冷暗所に保存して14日間。

ふんわり軽く、誰にでも喜ばれる味わいなので、手軽なお土産としておすすめです。

 

4. 鹿の子餅

 

 

富山不破福寿堂「鹿の子餅」は、淡雪のような純白なお餅の中に大きな金時豆が入った、ほんのりと甘い上品なお菓子です。

 

富山県産のもち米を使用したお餅は、ふわふわっとマシュマロのような食感。

国産金時豆を3～4日かけてゆっくりと蜜漬けした金時豆が良いアクセントになっています。

 

甘すぎず、上品な甘さなので、一つ食べたらもう一つ食べたくなる味わい。

パッケージから高級感もあり、目上の方へのお土産におすすめです。

 

賞味期限は開封せずに1週間、開封後は2,3日。

開封後に冷蔵庫に入れると固くなってしまうので、早めに食べるようにしてください。

 

5. 高岡ラムネ詰め合わせ

 

 

江戸時代から続く和菓子店「大野屋」は、代表銘菓「とこなつ」や「田毎」など、万葉の歌人・大伴家持の歌に因んだ銘菓を中心に、四季折々のお菓子など多数取り揃えている9代続く老舗です。

 

2013年、大野屋が新たに生み出したのが高岡ラムネ。

古くから落雁などに使われる和菓子の木型を使い、富山県産コシヒカリの米粉や、国産素材を使用して作ったラムネ菓子です。

 

和菓子の伝統の技を活かし、総手仕上げの上品なラムネ。

おしゃれで華やかなパッケージと、可愛らしいフォルム、ふんわり柔らかな口どけが特徴となっています。

 

こちらの詰め合わせは、御車山（りんご味）、宝尽くし（生姜味）、貝尽くし（柚子味）、花尽くし（いちご味）の4種類がセット。

ちょっとした手土産に喜ばれること間違いなしの、大人のためのお菓子です。

 

賞味期限は開封前60日。

開封後は湿気やすいので、早めにお召し上がりください。

 

6. 月世界

 

 

明治30年創業の「月世界本舗」の代表銘菓「月世界」は、新鮮な鶏卵と和三盆、白双糖を煮詰めた糖蜜と合わせ乾燥した、口当たりが良い上品な和菓子です。

 

歯応えがあるのに、口の中でゆっくりと溶けていく独特の味わいが人気。

月世界は、和菓子のオリンピックと言われる、全国菓子大博覧会で「橘花榮光章」を受賞しています。

程よい甘さと口当たりが、緑茶はもちろん、コーヒーとも良く合うと評判です。

 

賞味期限は常温保存で1か月。

化粧箱入りで高級感もあり、目上の方へのお土産におすすめです。

 

7. くれは梨最中

 

 

富山県呉羽地区の特産品、幸水梨を1つ1つ手むきして加工した「くれは梨最中」は、「瀧味堂」の看板菓子。

梨の形をした皮の中に、自家製の大納言と梨の実を炊き上げた白あんの二色が詰まっています。

 

白あんには、みずみずしい幸水梨の実が練り入れてあり、梨のまろやかな甘さが味わえます。

 

昔ながらの最中の皮の味わいに甘すぎない二色の餡は、お茶請けにぴったりな味わいです。

賞味期限は開封前10日間で、開封後は味が落ちるので、すぐに召し上がるようにしてください。

 

 

【お菓子以外の食品編】富山のおすすめ土産

 

海鮮物の宝庫である富山県のお土産は、海鮮系の加工食品は欠かせません。

また、水が綺麗で米どころということもあり、ご飯に合う食品や、清酒もお土産として買い求める方も多く人気です。

 

1. ますのすし

 

 

富山県内の20店舗以上で製造販売している「ます寿司」。

富山駅や空港、主な観光スポットなどで必ず見かける富山の郷土料理であり、定番のお土産品になっています。

 

ほど良く脂がのった桜鱒（さくらます）を発酵させずに酢で味付けした押し寿司で、笹の葉を敷いたわっぱと呼ばれる木製容器に入っています。

 

お店によって桜鱒の脂の乗り具合や肉厚度、味付け加減、酢飯の味付け、全体のバランスなどが違い、食べ比べると好みが分かれることも…

 

青山総本舗のますの寿司は、素材を厳選しています。

桜鱒は程よく脂がのった最上級品、米は富山の特別栽培米コシヒカリ、新潟村上産の生の笹の葉、北海道羅臼昆布出汁、京都の村上造酢の千鳥酢、塩は伯方の塩、砂糖は北海道の甜菜から作られたもの。

 

消費期限は製造より三日間なので、自宅用のお土産やすぐに渡せる方へのお土産にどうぞ。

 

※鱒寿司の関連記事：  富山名物の「鱒寿司」ってなに？特徴や食べ方、おすすめの鱒寿司屋さんを紹介

 

2. ほたるいか沖漬け

 

 

ホタルイカは普段は水深200mから600mに生息し、春に産卵のために富山湾の岸辺近くまで上がってきます。

 

富山のホタルイカは定置網で漁獲されるため、傷も少なく、また漁場から漁港までが近いため鮮度も抜群。

富山のホタルイカが漁獲される3～5月は産卵期を迎えているため、他県で漁獲されるものより魚体が大きいのも特徴です。

 

この時期にとれた天然のほたるいかを、ワタごと醤油ベースの浜浦水産特製のタレに漬け込んでいます。

 

ぷりっとしたほたるいかを口に入れると、独特の磯の香りが口いっぱいに広がります。

お酒の肴にも、あつあつご飯にも良く合い、一度食べると病みつきになる美味しさ。

 

消費期限は冷凍で2ヶ月、解凍後または開封後6日。

特に日本酒好きの方へのお土産におすすめです。

 

3. いかの黒作り

 

 

筆者一押しの富山土産は、こちらの「いかの黒作り」です。

 

イカの黒作りは、イカの胴体にイカの肝臓とイカ墨を和え、熟成醗酵させたイカの塩辛で、富山県でしか作られていない珍味。

今から300年程前の寛文年間にイカの塩辛を冬期の保存食として作ったのが始まりで、北前船の船員が保存食として、食していたのが県土に広まったと言われています。

 

イカのスミは独特の香りとその防腐効果の点で良く知られており、黒作りはまさに先人たちの知恵が生かされた逸品といえます。

 

富山で100年を超える歴史を持つ水産加工会社「えびよね」の黒作りは、伝統の手法によりつくられるワンランク上の逸品。

イカを熟成させずにすぐに味付けされている製品が多い中、－5℃で3日間じっくり氷点下熟成させることで、イカ本来の旨味を引き出し、特別なまろやかさが生まれます。

真っ黒なので塩辛いかと思いきや、甘口でまろやかで食べやすいのが、えびよねの黒作りの特徴です。

 

そのままお酒の肴に、ご飯のお供に、パスタに入れても、和え物にも、様々な食べ方が楽しめます。

 

賞味期限は購入後20日間で、要冷蔵。

グルメな方へのお土産にぜひどうぞ。

 

4. 氷見うどん

 

 

日本三大ご当地うどんの一つ、と言われる氷見うどん。

その源は能登の輪島素麺にあると言われ、手延べと手打ちを組み合わせた製法が用いられています。

今では、富山県氷見市でわずか三社のみが氷見うどんを作っています。

 

そのうちの1社、美濃屋の氷見うどん。

氷見の恵みの水、厳選された塩をオリジナルブレンドにした小麦に練りこんで、団子状にまとめ、力強く足で踏み練り上げて熟成させ機械の力と職人の手作業で細く延ばして乾燥。

乾燥時間は氷見の天候や気候、湿度によって調節しています。

 

氷見うどんの独特のコシと粘りを楽しむなら、ざるうどんがおすすめ。

賞味期限は冷暗所保存で、約1年です。

 

5. 細工かまぼこ

 

 

富山県では伝統的にお祝いの席やお慶びの席で、色鮮やかな細工を施したかまぼこが供されてきました。

 

昭和2年に黒部の地に創業以来、一貫してかまぼこのみをつくってきた「生地蒲鉾」。

細工かまぼこ「鯛」は、熟練職人が一つ一つ丁寧に仕上げています。

 

最高級のすり身に黒部の名水を使い、独自の製法でつくるかまぼこは、しなやかな歯ごたえともちもちとした食感。

 

こちらのセットは、富山の巻き蒲鉾の定番、赤巻き、青巻き、昆布巻きに加え、焼き角、笹焼きしぐれ、笹焼き、やわらかしそという人気蒲鉾、そして伝統細工かまぼこの鯛の8種類が入ったセットです。

 

賞味期限は冷蔵庫で保存して40日。

開封後は早めにお召し上がりください。

 

おめでたい鯛入りなので、お祝い事がある方へのお土産に最適です。

 

6. 富山ブラックラーメン

 

 

富山ブラックとは、富山県富山市中心部で誕生したご当地ラーメン。

汗をかく肉体労働者のための塩分補給として、味の濃い醤油ラーメンを作ったのがはじまりです。

 

白飯と一緒に食べる事を想定していたので、味は濃いめですが、現在は意外にあっさりとした味わいの富山ブラックを提供するお店も多くなりました。

ただ、単に色が濃い、味が濃いというわけではなく、醤油ダレと、魚介スープのコクがしっかりある味わいが特徴です。

 

そんな富山ブラックラーメンを自宅でも楽しめるのがこちらのキット。

富山ブラックラーメンの名店として必ず名前があがる、「麺家いろは」の味が楽しめます。

 

賞味期限は約90日。

他府県ではなかなか味わえない、富山ブラックラーメンの味を、ラーメン好きな方へのお土産にいかがでしょうか。

 

7. 地酒セット

 

 

日本百名水の名所が数多く点在する富山県。

北アルプスからの清冽な水、お酒造りに適した米、富山は古くからお酒造りの盛んな土地柄です。

 

こちらは、県内の各蔵元が自慢の地酒を提供した6本を、富山の薬売りをイメージしたレトロな赤箱のパッケージにまとめたセット。

立山特別本醸造酒、立山曼荼羅本醸造原酒、上撰風の盆、成政本醸造、北洋純米酒越中懐古、純米酒よしのもと純の6本各180ml。

 

人気銘柄ばかりなので、日本酒好きな方へのお土産に喜ばれることでしょう。

晩酌タイムに、利き酒を楽しむこともできますね。

 

 

富山県のおすすめ土産をご紹介しました。

グルメな方に喜ばれそうな品が多かったですね。

 

ぜひ富山観光や旅行の際の参考にしてください。

 

 

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