富山のおすすめ温泉旅館10選！富山県の名湯・古湯・秘湯で温泉巡りを満喫しよう

 

 

＜氷見温泉郷のおすすめ温泉旅館＞

 

 

「  氷見温泉郷（ひみおんせんきょう）  」は、氷見市の中心部から少し離れた海岸線に点在する温泉の総称です。

 

泉質はナトリウム‐塩化物泉で、「お肌がつるつるになる」と女性客から人気を集めています。

火山爆発の噴出物の堆積によって閉じ込められた約1,500年前の海水が温泉となっているため、しょっぱいのも特徴の一つです。

 

日本海や立山連峰の美しい景観は見事で、「日本の朝日百選」にも選ばれている日の出は思い出に残る美しさ。

潮風に包まれ、雄大な自然を眺めながらの湯浴みの後は、氷見自慢の新鮮な海の幸をご堪能ください。

 

1. 氷見温泉郷 魚巡りの宿 永芳閣

 

 

「魚巡りの宿 永芳閣（えいほうかく）」は、すべての客室から富山湾の絶景を一望できるのが魅力です。

こちらの旅館は2つの建物で構成されており、それぞれサービスの内容が異なります。

 

「本館海光」はホテル風で、滞在中は布団敷き以外のスタッフサービスが無いため価格が安く、あまり構われることなく過ごしたい方におすすめです。

「別館天遊」は夕食時にお部屋係の方が付いてくれて、つかず離れずの程良い距離感でサポートしてくれますよ。

 

写真は本館海光の和洋室で、畳の心地よい香りを感じながらふかふかのベッドで眠ることができるため、旅の疲れも癒されるはず。

別館のスイートルーム「壱の部屋」や「特別客室」は、3世代やグループでの宿泊に人気です。

 

 

こちらの宿には、「左の湯（露天風呂）」「右の湯（内風呂・露天風呂）」の二つの大浴場があります。

様々な趣を楽しめるよう午前と午後で男湯と女湯が入れ替わるため、夜だけでなくチェックアウト前にもぜひ利用してみましょう。

 

露天風呂から見える風景も圧巻で、イカ漁が行われる夜は漁火が出現し、街の灯りとはまた違った幻想的な光景が現れます。

富山県氷見の温泉に浸りながら、自然に包まれる解放感を存分に味わってください。

 

 

こちらは別館天遊のお部屋食専用プラン「特選料理 巡コース」です。

宿泊客の好みに合わせ板長によって考え抜かれたコースで、その時期の極上の素材を最高の献立で味わうことができます。

 

一番の楽しみは、板長直々にお部屋まで来てもらい、目の前で造り上げてもらえるメイン料理。

時折楽しい話を交えながらいただくお料理は格別ですよ。

 

 

2. くつろぎの宿 うみあかり

 

 

「うみあかり」の客室は、スタンダードな「星の棟」、特別和洋室「華の棟」、1日2部屋限定の「社の棟」からなります。

こちらは星の棟の「和モダンハリウッドツイン」で、ゆとりある空間で存分にくつろぐことができますよ。

 

贅沢な旅にしたい方には、半露天風呂付き客室である社の棟がおすすめです。

 

また、「うみあかり」では、1年のうち80日間だけ富山湾に浮かぶ立山連峰を見ることができます。

海越しに3,000m級の山々を望む景観は、世界的に見ても希少性が高く圧巻です。

 

海のさざ波を聴きながらレトロモダンなお宿でのんびり、そんな至福のひと時をお過ごしください。

 

 

天然温泉100％の露天風呂は、海越しに日の出を臨むことができる絶景スポット。

海との境目がないように見えるインフィニティ風呂としても有名です。

 

また、別館「潮の香亭」の天然岩風呂は屋根が付いているため、天候に関係なくいつでも湯浴みを楽しめます。

泉質は塩化物泉で、神経痛、リウマチ、 外傷骨折、 婦人病などに効果が期待できますよ。

 

日帰りプランも各種用意されているので、気になる方はぜひ  公式サイト をチェックしてみてください。

 

 

夕食は、氷見産の食材や郷土料理を3つのダイニングで味わえます。

 

特におすすめなのが、「ダイニング炎」で提供される「氷見牛9種と新鮮な海の幸会席」。

地元ブランドの氷見牛だけでなく、新鮮なお刺身や野菜、お茶漬けにデザートまであり大満足間違いなしのプランですよ。

 

朝食は「ダイニング海」でビュッフェスタイルでいただきましょう。

朝から好きなだけイクラ丼を食べられるのは、港町ならではの醍醐味ですね。

 

 

 

＜宇奈月／小川／金太郎温泉のおすすめ温泉旅館＞

 

 

「黒部峡谷（くろべきょうこく）」の玄関口にある「  宇奈月温泉（うなづきおんせん）  」は、富山県内の温泉地では最大級の規模です。

泉質はお肌にやさしい弱アルカリ性単純泉で、美肌になれる条件が揃っていることが科学的にも照明されているんだとか。

 

宇奈月温泉駅前には約60℃のお湯が勢いよく湯けむりを上げる「温泉噴水」があり、憩いの場所となっています。

 

また、宇奈月温泉と言えば黒部峡谷トロッコ電車も観光客から人気があります。

日本一の峡谷と名高い黒部の秘境を走り抜け、ロマンあふれる電車の旅を楽しめますよ。

 

 

「  金太郎温泉  」は、大地が沸かしてくれた湯量豊富な天然温泉で、食塩水と硫黄泉が混合している珍しい泉質です。

 

また、創業者が発案したというユニークな入浴法も話題を呼んでいます。

こちらは朝食や夕食前のお腹が空いた状態が一番効果的なので、ぜひ実践してみてくださいね。

 

1. まずはおへそから下だけ湯につかり、次に両手首を入れて5～6分そのまま温めます。
2. 顔から汗が出てきたらいったん湯から上がり、3～4分涼んでください。
3. また同じように湯につかり、5～6分後に胸まで汗が出てきたら、湯から上がって5～6分身体を冷やします。
4. もう一度繰り返したっぷり汗をかいたら、最後に肩までつかってから上がります。
5. 仕上げは冷たい牛乳か水を300㏄から500㏄ほどゆっくり飲んでさっぱりしましょう。

 

ただ、極端に体調が優れない方や妊娠中の方は避けるようにしてくださいね。

 

 

「  小川温泉  」は、源泉地にある「小川温泉元湯」と、過去にそこから引き湯をした「小川温泉」が存在します。

 

これらは炭酸水素塩泉の分類で、保温効果にすぐれた温泉として人気があるんです。

体に負担をかけることなく血流量を増やす事ができ、体の組織循環が改善されて老廃物が顕著に下がると言われています。

 

小川の上流部の渓谷にある「ホテルおがわ」は、湯治場の良き伝統を今もそのまま伝えながら400年間湧き続ける温泉旅館です。

 

また、この小川温泉を舞台に泉 鏡花が書いた幻想的な小説「湯女の魂」も有名です。

 

1. 黒部・宇奈月温泉 桃源

 

 

「黒部・宇奈月温泉 桃源」は、客室、ロビー、大浴場、露天風呂の全てが黒部川に面していて眺望を楽しむことができます。

 

「和室ベッドルーム」には、心地良い眠りを誘う「シモンズベッド」が2台配されており、スタイリッシュな空間を演出。

和室ならではの落ち着きを感じたいけど夜は心地よいベッドで眠りたい、なんていう希望が叶います。

 

また、最上階には高級感のある露天風呂付き客室が誕生したので、贅沢な旅を計画している場合はこちらもおすすめです。

 

カップルや友人同士、子供連れの家族旅行など、様々なシチュエーションに対応してくれる老舗のおもてなしをぜひ体感してください。

 

 

こちらの川床露天風呂は2017年にリニューアルされ、解放感あふれる広々とした檜のお風呂に生まれ変わりました。

一部には陶器露天風呂も設置されており、これまでとは違った趣で湯浴みを満喫できます。

 

四季折々に姿を変える黒部渓谷、黒部川の渓流といった絶景を間近に見られるとっておきの温泉です。

 

こちらの旅館に宿泊される際は、川床露天風呂、家族で楽しむ貸切風呂、寝湯もある大浴場など、湯巡りも楽しんでください。

泉質は単純温泉（トロ湯）で、肌に優しい "つべつべ美肌湯" とも言われています。

 

 

お料理は、富山の海の幸や山の幸をいただける会席料理が好評です。

 

「季節の板長おまかせ会席」をはじめ旬の食材たっぷりの内容で満足感も十分。

冬季限定の「活き本ずわい蟹会席」では、「蟹洗い」や「蟹味噌甲羅焼き」などをお値打ち価格で堪能できると人気です。

 

他にも、春の「ホタルイカ」や「白海老」、冬の「ぶり」など季節ごとに主役になる食材が変わります。

極上の温泉だけでなく、お料理までこだわりたいという方にはこちらのお宿がおすすめです。

 

 

2. 延楽

 

 

高級旅館「延楽」も全室が峡谷に面しており、心地よい風や川のせせらぎ、四季の香りが存分に感じられます。

 

和の趣きと落ち着いた雰囲気があるお部屋は、季節によって調度品などの模様替えが施されているのも特徴の一つ。

また、80年以上続く老舗とあって料理のクオリティやサービスの質は折り紙つきです。

 

スタンダードな和室から高級感ある客室まで、幅広いニーズに対応してくれるラインナップも魅力的ですね。

 

 

黒部峡谷に一番近い「対峰閣」のお部屋が、露天風呂付き客室としてリニューアルされました。

こちらの客室のお風呂は陶器と石の2種類です。

 

また、ベッドでゆったり眠れる「和洋室」には檜の露天風呂が付いています。

リラックスやリフレッシュ効果があると言われている檜の香りで、心身ともに落ち着くことでしょう。

 

リーズナブルに宿泊したいなら和室が落ち着く「本館」のお部屋、ハイグレードな滞在にしたい方には「貴賓室」がおすすめです。

 

 

「延楽」のお料理は、料理長の創意と工夫により美味しく仕上げられた最高傑作です。

 

四季折々の絶品料理は、長年伝統の技と味が引き継がれているからこその味わい。

「白海老」「のど黒」をはじめ、贅沢な「蟹しゃぶ」、濃厚な「天然岩牡蠣」など富山ならではの新鮮な海の幸をとことん堪能しましょう。

 

食材、盛り付け、器に至るまで一切の妥協が無いこだわりぶりを、ぜひ体感してくださいね。

 

 

3. 金太郎温泉

 

 

宇奈月温泉駅より車で10分、魚津市の郊外に建つ一軒宿の「金太郎温泉」もおすすめです。

 

写真は、広くて快適な琉球畳にふかふかのシモンズ社製ベッド、シャワーブースの組み合わせがお洒落な「露天風呂付き和モダン和洋室」。

ゆとりや温かみのある空間で、とっておきのプライベート時間が過ごせます。

 

お部屋の露天は温泉ではありませんが、時間を気にせず入浴できるのが嬉しいポイントです。

 

 

源泉100％かけ流しの温泉は、総面積800坪の壮大な空間にあります。

その中でも「立山連峰パノラマ大浴殿」は、四国の青石や赤石、全国各地の銘石や奇石が使われた迫力ある温泉です。

 

こちらは食塩泉と硫黄泉が混合している国内でも珍しい泉質で、成分の濃さと効能に定評があります。

自然の恵みに囲まれながら温泉につかれば、あの金太郎のように元気いっぱい、健康になること間違いなしです。

 

日帰り温泉には、同ホテルが運営している「  カルナの館   」をぜひご利用ください。

 

 

富山県は、南の魚も北の魚も回遊する日本でも有数の水産資源の宝庫とされています。

また、漁場から港までの距離が近いことから、新鮮な魚介類を味わうことができるのです。

 

特に冬のぶりは絶品で、刺身で食べるのが一般的ですが「ぶりのしゃぶしゃぶ」でいただくのもおすすめ。

だし汁にくぐらせることで旨味がぐっと増し、余分な脂が落ちたレア状態はほっぺが落ちるほどの美味しさです。

 

 

4. ホテルおがわ

 

 

北アルプスの山々に囲まれた「ホテルおがわ」は、天然温泉かけ流しの宿です。

客室は、リーズナブルな「湯ノ瀬」、グループ利用におすすめの「湯乃庄」や「湯らく」の他、高級感あふれる「貴賓室」や「特別室」があります。

 

写真は貴賓室で、本間15畳のゆったりとしたお部屋と6畳の応接室、4畳半の次の間で贅沢なしつらえ。

客室から自然の景色を見ながら、湯あみが出来る総檜風呂は、こころとからだを解きほぐしてくれるでしょう。

 

どのお部屋からも、渓流沿いの一軒宿らしい雄大な景観が臨めます。

 

 

「ホテルおがわ」にあるのは、源泉かけ流し、加水・加温なしの本物の温泉。

人気の野天風呂2つ、露天風呂2つに大浴場と、趣向き豊かな5つの湯巡りを楽しめるのが最大の特徴です。

 

写真の女性専用野天風呂「蓮華の湯」は、開放感があるため全身の疲れも吹き飛ぶでしょう。

 

こちらは宿から歩いて7～8分ほどの距離にあります。

行きは大自然をたっぷり目に焼き付けながら、帰りは心地よい風の中歩くことができ、ゆったりとした時間は何とも言えない幸せです。

 

源泉かけ流しの湯は、古くから「子宝」「湯治」の湯としても親しまれ、今もなお全国各地から湯治客が訪れます。

 

 

四季を通じて多彩な旬の味を楽しめるお料理は、富山の海の幸や地元で採れる山の幸を贅沢に満喫できます。

冬季の「蟹のフルコース会席」が人気で、様々な調理法で味わうぷりぷり、ふっくらとした蟹はまさに格別ですよ。

 

また、チェックイン時にいただける「バタバタ茶」もこちらの宿ならではのおもてなし。

中国から伝来した黒茶で、飲み続けることで食欲増進やコレステロールが減少するといった効果があるようです。

 

都会の喧騒や日々の疲れを忘れて過ごしたい時は、「ホテルおがわ」で至福のひとときを過ごしてくださいね。

 

 

 

＜みくりが池／越中つるぎ温泉のおすすめ温泉旅館＞

 

 

「  みくりが池温泉  」は、標高2,410mの所にある日本一高所の天然温泉で、雲の上の雄大な眺望を眺めながら寛げます。

写真のように雪で一面覆われた「みくりが池」は圧巻の光景です。

 

このあたりのエリアは、気圧が低く酸素も少ないので、体調には十分注意してください。

 

また、夜間の医療体制がないため、幼児（特に乳幼児）の同行は推奨されていません。

 

 

「  越中つるぎ温泉  」は、富山地方鉄道「上市駅」から車で7分の所にあり、美味しい名水で有名な北アルプス剣岳山麓に沸く温泉です。

 

泉質はアルカリ単純泉で、神経痛・関節痛・筋肉痛などに効果が期待できます。

茶褐色でぬめりのあるお湯は、美肌効果があると特に女性から人気です。

 

万葉歌人たちが愛し、浪漫を求めて寛ぎのひと時をここで過ごしたとも言われています。

 

1. みくりが池温泉

 

 

散策を楽しむのに格好の山岳地の「みくりが池温泉」。

 

規制のため途中までしか車の利用ができず、送迎サービスもないのでお気を付けください。

富山県側から行く場合は立山駅で駐車し立山ケーブルカーに、長野県側から行く場合は扇沢駅で駐車し関電トロリーバスに乗車しましょう。

 

みくりが池温泉の客室は男女共用の相部屋ですが、2段ベッドタイプもしくは蚕棚タイプがあり、希望に応じて選ぶことができます。

1部屋の定員は4～8名で、お友達同士のグループに最適です。

 

夕食と朝食付きプランが10,000円前後と安いのも魅力的ですね。

 

 

乗り物を乗り継いで行く、「立山黒部アルペンルート」の最高所にある温泉。

「地獄谷温泉」から引いた源泉掛け流しの天然温泉100％で、筋肉痛・関節通・疲労回復などに効果が期待できます。

 

湯冷ましには、併殺されている「 喫茶 みくり 」でソフトクリームをいただきましょう。

 

日本一高い展望内湯で乳白色の炭酸泉に浸かれば、非日常感をひしひしと感じられるはずです。

高級ホテルのようなラグジュアリーなおもてなしではありませんが、他にはない特別感が話題となり常に予約が埋まっています。

 

 

長旅で疲れた体には、こちらの温泉と食事が染みるんです。

旬の食材が豊富に使われており、献立は季節によって変わるため何度訪れても楽しめますよ。

 

中でも和食中心でヘルシーな夕食は大好評で、富山湾の深海魚「げんげの唐揚げ」といった絶品料理が味わえます。

バイキング形式の朝食は、自家製のヨーグルトが秘かに人気なんだとか。

 

事前に申し込めば、お子様（幼児）用の食事を用意してもらうこともできますよ。

 

 

2. 越中つるぎ温泉 つるぎ恋月

 

 

「つるぎ恋月」は、上市駅から車で7分、北陸自動車道の立山ICから車で10分ほどの所にあります。

旅館の周辺は田園の農山村ですが、剱岳・立山連峰を臨みながら過ごすひと時は至高です。

 

お部屋の中でも人気が高い「露天風呂付き客室」は、和の心と洋の機能性を併せ持ったモダンな空間が広がります。

恋人との旅行におすすめのカップルプランでは、露天風呂付きの洋室で二人だけの時間を過ごせますよ。

 

また、キッズスペースの完備や子供用の食事メニューといった、家族連れに嬉しいサービスも多くあります。

 

 

「越中つるぎ温泉」は、茶褐色でぬめりがある独特な温泉で、美肌効果が高く湯上り時の肌のしっとり感が格別。

手足をのばしてゆったりと寝ながらお湯を楽しむバイブラバス式の寝湯は、「つるぎ恋月」自慢のお風呂です。

 

700円（税込）で気軽に利用できる「日帰り入浴」もあり、入浴時間は10:00〜14:00（最終受付 13:00）まで。

休憩施設も整っているので、ちょっと一息つきたい時に立ち寄るのがおすすめです。

 

※日帰り入浴をご利用の際は、タオルを持参しましょう。

 

 

富山県では「とやまの食」について知識と技能を併せ持ち、その普及活動に取り組んでいる個人や団体を「とやま食の匠」として認定しています。

 

「つるぎ恋月」の料理長も創作料理に力を入れており、「とやま食の匠」として活躍している一人です。

彩溢れる膳に並ぶお料理はすべて手作りで、素材本来の美味しさが存分に活かされた会席を堪能できます。

 

朝食は和食中心のバイキング形式。

富山名物「ブラックラーメン」や地元のパン屋さんの焼き立てパンが人気です。

 

 

 

＜庄川／大牧温泉のおすすめ温泉旅館＞

 

 

「  庄川温泉  」は、岐阜県北部および富山県西部を流れる庄川水系の一級河川が流れるエリアにある温泉郷です。

大正末期から続く質の高いおもてなしが特徴で、「ミシュランガイド富山・石川（金沢） 2016 特別版」では県内最多の旅館・料理店が掲載されました。

 

春になると、庄川水記念公園の「コシノヒガン」と隣接する船戸公園の「ソメイヨシノ」を目当てに大勢の観光客が訪れます。

美と健康の町「庄川温泉郷」での滞在は、四季折々の渓谷美や庄川のせせらぎに心地良さを感じられるでしょう。

 

「  大牧温泉  」は、倶利伽羅峠の合戦に敗れた平家の藤原賀房が、野鳩の湯あみを見て発見したと言われています。

小牧ダムから庄川遊覧船でしか行くことが出来ない秘境、一軒宿の「大牧温泉 観光旅館」が有名です。

 

その他、周辺には人気の宿泊施設「 五箇山合掌の里 」や、観光スポット「 塩硝の館 」「 相倉合掌造り集落 」といった見どころがたくさんありますよ。

 

1. 風流味道座敷 ゆめつづり

 

 

庄川峡の清流が目の前に流れる「ゆめつづり」は、全館畳敷きで素足で歩く心地よさを実感できるお宿です。

 

お部屋は「露天風呂付き客室」「和室（ベッドスタイル）」「和室」の大きく3タイプに分けられます。

 

プライベート空間で温泉を楽しみたいなら、信楽焼や檜の「露天風呂付き客室」がおすすめです。

スタンダードな「和室」には窓際に掘りごたつ席が設けられており、まるで一幅の絵のような景観が臨めますよ。

 

全体的にゆとりがある空間創りがされており、心穏やかに寛ぎのひと時を過ごすことができます。

カップルや家族旅行で記念日をお祝いするのにもおすすめです。

 

 

桜の花びら舞い散る春、紅葉と共に聞こえてくる虫の声、水墨画のような雪景色といった四季折々の風情が楽しめる露天風呂がここにあります。

 

庭園を眺める「露天岩風呂」やユニークな「かめ風呂」など、趣向を凝らした自慢の温泉をゆっくりとご堪能ください。

木の香り豊かな「露天檜風呂」につかれば、まるで森林浴をしているかのような気分が味わえます。

 

家族や友人同士で周りの目を気にせず過ごしたい場合は、予約制の「貸切家族風呂」の利用もおすすめですよ。

 

 

こちらの宿で使用されている食材は、元料理人の社長自ら市場へ出向いて仕入れをしているんだとか。

旬の新鮮な食材・地元の食材を中心に、その時の美味しいものを詰め込んだお料理が自慢です。

 

春は山菜やホタルイカ、夏の小ぶりな鮎、秋から冬にかけてはカニなど、四季折々の味がたっぷり詰まっています。

夕食は、会席スタイルの部屋食か、テーブルや椅子に座っていただくレストラン食から選択できますよ。

 

 

2. 大牧温泉 観光旅館

 

 

ホテルまでは、小牧ダム周辺の景色を楽しみながら庄川峡遊覧船で30分ほどかけて向かいます。

交通手段が船のみのため、玄関口は船着き場側にあり、船からそのまま階段を上がり旅館へ。

 

客室は全室から渓谷を臨むことができ、エメラルドグリーンの湖面と山の景色に癒されることでしょう。

 

こちらの宿はサスペンスドラマのロケ地としても有名で、「一度は泊まってみたい湖上の高級旅館」としても話題を集めています。

 

 

大牧温泉観光旅館の浴場は男女合わせて5か所（露天風呂2か所、大浴場1か所、中浴場2か所）あります。

 

男性用の露天風呂は原生林に囲まれており、自然に抱かれているような気分に。

女性用の露天風呂は、大きな湯船と岩のくぼみにお湯をはった小さな湯舟の、2種類が楽しめます。

 

ゆったりと流れる水面や切り立つ断崖を眺めながら、温泉に浸かって旅の疲れを癒してください。

 

 

夕食は、山の幸や海の幸のふんだんに使った会席料理。

「基本」「特上」「特別」の3つのグレードから選ぶことができます。

 

北陸地方産のワインや地酒も豊富に揃っているので、料理と一緒にぜひ味わってくださいね。

 

朝食は、富山の食材がふんだんに取り入れられた和定食で、優しいお味が身体に染みます。

 

個室の利用も可能なので、団体利用や大人数のグループで宿泊される際は事前に電話で相談してみましょう。

 

 

 

今回ご紹介したそれぞれの温泉地では、趣きの異なる泉質の湯を楽しみながら、その土地の文化や観光スポットも堪能することができます。

絶景から望む露天風呂では、カモシカやタヌキといった動物たちに出会えるかもしれませんよ。

 

温泉や食材、自然豊かな景観など、たくさんの魅力あふれる富山にぜひ足を運んでみてください。

 

 

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