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北陸方面は、2015年の北陸新幹線の開通もあり大人気の観光エリアとなっています。
北陸は福井県・石川県・富山県の3県を指す場合と、広義で新潟県を含める場合がありますが、本記事では福井・石川・富山の3県を取り上げます。
北陸という言葉は古代の「北陸道」から来ていて、当時の国は西から若狭国、越前国、加賀国、能登国、越中国が該当します。
なお、加賀国は越前国から分割されたものです。
戦国時代は様々な領主によって細分化されていましたが、大きな動きとして、織田信長により前田利家が能登国を与えられたことが挙げられます。
これが後に加賀国、越中国も含めて加賀藩といわれる大勢力となっていきました。
明治時代の廃藩置県では、若干の紆余曲折がありましたが、加賀藩から富山県の西部が分離され石川県となり、富山県は加賀藩から分離されたエリアと加賀藩の支藩であった富山藩とで構成されました。
また、福井県は越前国と若狭国からなっています。
北陸新幹線ができたことで、東京駅から金沢駅まで最短2時間半程度で行くことができるようになりました。
JRの在来線では、大阪駅から湖西線・北陸本線経由で金沢まで特急で約2時間半で行くことができます。
名古屋方面からは米原駅から北陸本線となり金沢駅に通じています。
そして、金沢駅から富山方面へはIRいしかわ鉄道・あいの風富山鉄道で繋がっています。
さらに、金沢駅からは能登半島の七尾駅・和倉温泉駅までJR行くことができます。
空路は、石川県小松市にある小松空港が拠点空港であり、そこから金沢駅まではバスで約40分、福井駅まで約55分です。
その他、能登空港や富山空港があります。
道路は幹線道路として北陸自動車道があり、西は名神高速道路の米原JCTから福井市・金沢市・富山市などを経て新潟方面まで通じています。
石川県の中心である金沢市は、加賀百万石の城下町として人気のエリアです。
第二次世界大戦でも空襲されなかったために、江戸時代からの町並みがほとんど残っており、兼六園や金沢城跡なども含めて観光の対象となる歴史ある名所が沢山あります。
また芸事が盛んで、関連する加賀友禅や九谷焼、輪島塗などの伝統産業が県内に多数あるのも魅力。
その他、温泉が沢山あり、加賀温泉郷(山城・山中・片山津)、和倉温泉などがあることも人々を惹きつける理由となっています。
兼六園は日本三名園の一つと言われ、国の特別名勝に指定されている庭園です。
金沢市の中心部にあり、金沢を代表する観光スポットとなっています。
園は池泉回遊式庭園で、複数の池とその回りに樹木や灯籠などを配置しています。
梅・桜・紅葉の名所としても人気があり、さらに雪吊りは金沢の冬の風物詩とされるなど、四季を通して楽しむことができます。
見どころの代表は「ことじ灯籠」で、桂坂料金所から入ってすぐの所にあり、優美な姿を見せています。
その他には日本で初めての噴水があり、霞ヶ池の水圧だけで3.5mも拭き上げています。
また、園内には数多くの曲水(水路)が設けられています。
兼六園の隣には金沢城公園があります。
お城は何回も火災に遭い、ほとんどは再建されたものですが、加賀百万石の本拠地を偲ばせるところです。
住所 :石川県金沢市兼六町1番
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR金沢駅からシャトルバスが20分間隔で運行
車の場合は、北陸自動車道金沢西ICから約30分、金沢森本ICから約20分
電話番号 :076-221-6453(兼六園観光協会)
定休日 :年中無休
営業時間 :3月1日〜10月15日は7:00〜18:00、10月16日〜2月末日は9:00〜17:00、なお早朝入園があります
料金 :大人320円、小人100円
金沢市内を流れる浅野川の東側にある、茶屋様式の建物が多数集まっている所です。
国の重要伝統的建物群保存地区に指定され、金沢の昔の雰囲気を味わえるので、大勢の観光客が訪れています。
茶屋街では、通りに面して出格子のある古い建物が並んでおり、金沢ならでの風景となっています。
中でも二番丁にある茶屋「志摩」は、国の重要文化財に指定された由緒ある所です。
その他にはカフェや雑貨店も多数あるため、ゆっくりと散策を楽しめます。
住所 :石川県金沢市東山一丁目13-21
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR金沢駅から車で約10分
路線バスや周遊バスなどで橋場町下車、徒歩約4分
車の場合は、東山観光駐車場あり、そこから徒歩約3分
電話番号 :076-252-5675
定休日 :年中無休
営業時間 :9:00〜18:00
料金 :茶屋「志摩」入場料 一般500円、小中学生300円
のとじま水族館は、能登半島の中央部の東側、富山湾に浮かぶ能登島にあります。
近海を回遊する魚を中心に5000種、4万点ほどの魚が飼育・展示されています。
一番人気はジンベイザメ。
2匹飼育されており、悠々と泳ぐ様子を堪能することができます。
また、海に面したプールではイルカやアシカのショーが行われ、別のプールではイルカと触れあったり、餌やり体験もできます。
その他にはペンギンの散歩もあり、子連れやカップルでも充実した時間を過ごせる水族館です。
近くにある和倉温泉は、有名な高級旅館「加賀屋」を代表に20軒ほどの温泉宿が立ち並んでいます。
日帰り入浴施設の「総湯」や無料の足湯もあります。
住所 :石川県七尾市能登島曲町15部40
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR和蔵温泉駅からバスで約30分、和倉温泉から車で約20分
車の場合、北陸自動車道の金沢森本ICから約1時間30分、小矢部砺波ICから約1時間
電話番号 :0767-84-1271
定休日 :12月29日〜31日
営業時間 :9:00〜17:00、ただし12月1日~3月19日は16:30まで
料金 :高校生以上1,850円、3歳以上中学生以下510円
輪島は能登半島の北西部にあり、古くから海運や漁業で栄えた港町です。
そこで開かれる朝市は日本の三大朝市の一つとして有名で、これを楽しみに大勢の人が輪島を訪ねて来ます。
また、輪島は門前町もあり、加えて漆器の輪島塗や近郊の千枚田など、魅力に富んだエリアとなっています。
朝市は輪島港に近い通称「朝市通り」と言われる商店街に露店が立ち並びます。
並べられる商品は、生鮮海産物、草花農産物、工芸民芸品、加工食品、雑貨など種類が多く、店の数は200店以上。
ただ、多くの店では値札が付けられていないのでご注意ください。
朝市以外にも、輪島塗で多くの展示館や工房がありますが、朝市通りから近い「輪島工房長屋」もおすすめです。
そこでは各工程の職人が集まって制作する様子が見学できる他、箸作りなどを体験することができます。
住所 :石川県輪島市河井町本町通り
マップ: Googleマップ
アクセス :
能登空港からバスで輪島駅まで約25分、そこから朝市通りまで徒歩約15分
金沢から特急バスで約2時間10分、車で約1時間40分
電話番号 :0768-22-7653
定休日 :1月1日~3日、毎月第2・第4水曜日
営業時間 :8:00〜12:00
石川県南部の加賀市・小松市には古くから温泉が多くあり、山城・山中・片山津・粟津を併せて加賀温泉郷と呼んでいます。
その中の観光スポットとして、山中温泉にある鶴仙渓は北陸随一の渓谷と言われるところとなっています。
山中温泉には20軒あまりの温泉宿がありますが、鶴仙渓はその中央にある渓谷で、眺めたり散策するのに絶好のスポットです。
鶴仙渓は大聖寺川の上流に架かる、こおろぎ橋から黒谷橋まで1kmほどの渓谷ですが、こおろぎ橋は山中温泉のシンボルとも言われています。
また、中程にある「あやとり橋」は、華道の勅使河原宏によるユニークなデザインの橋です。
渓谷に沿っては遊歩道が整備されているので、ぜひ奇岩を眺めながら散策を楽しんでみてください。
4月から10月にかけては川床が設けられ、お弁当や甘味を味わうことができます。
当地は九谷焼の発祥の地なので、九谷焼に触れる絶好のチャンスです。
山中バスターミナルの前には「窯元きぬや」があり陶芸体験もできるため、トライしてみてはいかがでしょうか。
住所 :石川県加賀市山中温泉
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR北陸本線加賀温泉駅からバスで約30分、黒谷橋はバスターミナルの近くです
車の場合、北陸自動車道の加賀IC・片山津ICから約30分
電話番号 :0761-78-0330(山中温泉観光協会)
その他、石川県や金沢の観光スポット・グルメ情報を詳しくまとめた記事もあるので合わせてご覧ください。
・ 石川のおすすめ観光スポット19選!金沢から能登、加賀、白山まで徹底解説
・ 大人気の加賀百万石の城下町、金沢のおすすめ観光地46選!
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・ 石川県のおすすめご当地グルメ13選!海鮮丼や人気のB級グルメなど
富山県は富山湾に面しており、3方は立山連峰などの山や丘陵に囲まれています。
立山や黒部方面の自然を対象とした数多くの観光スポットがあり、その他には歴史的なスポットとして五箇山や高岡の寺院なども挙げられます。
さらに富山湾の恵みとして、ブリやホタルイカなどキトキトの魚が魅力的で、また魚津の蜃気楼などのスポットもあります。
立山は雄山(標高3,003m)を最高峰とする山々の総称ですが、登山は別にして、その中腹の室堂平(標高2,450m)付近は誰でも観光することができます。
行き方は富山県側の立山町と長野県側の大町市を結ぶ立山黒部アルペンルートがあり、観光ルートとして絶大な人気があります。
同ルートは4月中ごろから11月中ごろまで開通し、ケーブルカー・高原バス・ロープウェイなど様々な交通機関を乗り継ぐことになります。
なお、マイカーの乗り入れできません。
室堂平はアルペンルートの途中の拠点で、立山連峰の雄大な姿を目の当たりにしてゆっくり過ごすことができます。
期間は限られますが、残雪から新緑、紅葉と季節ごとに楽しめるところです。
近くにはみくりが池があり、さらにその先の日本一高い所にある「みくりが池温泉」あたりまでは気軽に散策することができます。
地獄谷や雷鳥沢までトレッキングするのもおすすめです。
また、室堂平の西側手前には美女平や弥陀ヶ原などのスポットがあり、バスで途中下車することができますよ。
4月から5月にかけては、「雪の大谷」が大人気のスポットとなっています。
これは道路脇が15~20mもの雪の壁になり、室堂平から近い一部区間を歩くことができるものです。
室堂平付近にはホテル・山荘などがあるため、ゆっくりしたい方は合わせてご利用ください。
住所 :富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林
マップ: Googleマップ
アクセス :
富山地方鉄道立山駅からケーブルカー約7分、バス約50分
大町市扇沢から乗り継ぎ時間を除いて約40分
電話番号 :076-441-3333
営業期間 :基本4月10日〜11月30日
黒部川は、富山県と長野・新潟県との県境になる後立山連峰の西側を流れており、そこに作られた黒部ダムは富山県にあります。
ダムからの水は関西電力黒部第4発電所に送られるため、このダムは黒四(クロヨン)ダムとも呼ばれています。
大規模なダムであると共に、秘境のため難工事の連続であり、その様子は石原裕次郎の映画「黒部の太陽」に描かれ感動を呼びました。
黒部ダムには立山黒部アルペンルートで立山町から行くこともできますが、逆ルートで長野県大町市からの方が行きやすいです。
まず扇沢からトロリーバスでトンネルを進みます。
トロリーバスの終点からダムの堰堤につながっており、堰堤は長さが492m、高さが186mあります。
さらに、対岸の階段を220段上ると展望所もあるため、スケールの大きな風景をご覧ください。
黒部ダムで最も人気なのは放水。
観光用の放水が行われるのは6月26日から10月15日まで、6:30〜17:00(時期により変動)の間は原則としてずっと放水されます。
その他の見どころは、ダム湖の遊覧船や、アルペンルートをさらに進み、黒部平や大観峰から黒部ダムや後立山連峰の大展望を楽しむことができます。
住所 :富山県中新川郡立山町芦峅寺
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR大糸線信濃大町駅から扇沢駅までバスで約40分、そこからトロリーバスで約16分
車の場合、長野自動車道の安曇野ICから扇沢駅まで約1時間10分
電話番号 :0261-22-0804(株式会社関電アメニックス)
営業期間 :
トロリーバスは4月15日~11月4日
扇沢駅始発6:30、黒部ダム終発17:35
黒部ダム下流の黒部川の峡谷に沿って、トロッコ列車が運行されています。
もともとは関西電力が電源開発のために作った鉄道ですが、始発の宇奈月駅から欅平駅までを観光用にも利用しているものです。
所要時間は片道約1時間20分で、冬季は閉鎖され基本的に5月から11月まで運行されます。
トロッコ列車からは黒部川の切り立った峡谷や高い鉄橋やトンネルなど変化のある風景を楽しめますが、特に新緑や紅葉の頃は見事です。
途中の黒薙駅や鐘釣駅で降りて、散策することもできます。
終点の欅平はターミナルとして大勢の観光客が訪れます。
河原までの遊歩道もあるため、ぜひ秘境黒部峡谷をお楽しみください。
また、宿泊施設や温泉施設・足湯もあります。
宇奈月温泉は富山の奥座敷との呼ばれる温泉地で、黒部川沿いに20軒ほどのホテル・民宿があり、日帰り入浴や足湯の施設もあります。
源泉は黒部峡谷鉄道の途中にある黒薙温泉から引かれ、高温で美肌効果があると言われています。
住所 :富山県黒部市黒部峡谷口(黒部峡谷鉄道宇奈月駅)
マップ: Googleマップ
アクセス :
北陸新幹線新黒部駅から富山地方鉄道で宇奈月温泉駅まで約25分、徒歩約5分
車の場合、北陸自動車道の黒部ICから約20分
電話番号 :0765-62-1011
営業期間:
基本5月〜11月
8月の例は宇奈月始発7:57、終発16:56、欅平終発16:43
料金 :宇奈月〜欅平往復、大人3,960円、子供1,980円
五箇山は富山県南西部の岐阜県と接する旧平村・上平村・利賀村で、現在は南砺市に属します。
岐阜県の白川郷と共に合掌集落が世界遺産に登録されており、平家の落人伝説や民謡など伝統が色濃く残っている地域です。
合掌造りは、豪雪地帯に適した急勾配の茅葺き屋根を持つ家屋で、大家族が住むことができます。
五箇山では相倉集落と菅沼集落に合掌造りが残っていますので是非ともご覧ください。
なお、その多くは民宿を営んでおり、泊まって合掌の家を体験することもできます。
また、同エリアは「こきりこ節」など民謡の宝庫とも言われて、「ささら」などを使って歌い舞う様子を見ることもできます。
民謡は多くの民宿で見られる他、上梨地区の「こきりこ唄の館」でも披露されます。
住所 :富山県南砺市上梨754(五箇山総合案内所)
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR城端線の城端駅からバスで約40分、上梨下車
車の場合、東海北陸自動車道の五箇山ICから約約5分で菅沼集落、約10分で総合案内所
電話番号 :0763-66-2468(総合案内所)
高岡市は富山県西部の中心的な町ですが、古くは万葉歌人の大伴家持が赴任していた所であり、万葉のふるさととも呼ばれています。
また、加賀藩の領主が高岡城にいたこともあり、そのゆかりのスポットが沢山あります。
高岡市は釣り鐘などの鋳物が盛んであり、古い町並みも保存されているので、市街を散策してみてはいかがでしょうか。
高岡駅南口から徒歩約15分の所にある瑞龍寺(ずいりゅうじ)は、加賀藩の2代藩主前田利長の菩提寺として建立されたものです。
加賀藩の財力を投じた壮大なお寺で、仏堂・法堂・山門が国宝、その他に重要文化財に多数が指定されています。
次に駅の北側には大仏寺があり、そこに奈良・鎌倉と共に日本三大大仏と自称する大仏があります。
大佛寺は古くからありますが、現在の銅製の大仏は昭和になってから完成されたもので、端正な顔立ちと言われています。
なお、造仏には高岡の鋳造技術が活用されていますが、ほど近い所に金屋町という鋳物師の町があり、格子作りの家並みも趣があります。
大仏の北側には古城公園があります。
ここは前田利長が隠居所とした高岡城の跡ですが、園内に動物園や博物館などもある広大な公園となっています。
住所 :富山県高岡市関本町35
マップ: Googleマップ
アクセス :
あいの風とやま鉄道高岡駅から徒歩約10分
車の場合、北陸自動車道の小杉ICから約15分
電話番号 :0766-22-0179
拝観時間 :9:00〜16:30、冬季は16:00まで
料金 :大人500円、中高生200円、小学生100円
その他、富山県の観光スポット・グルメ情報を詳しくまとめた記事もあるので合わせてご覧ください。
・ 富山の観光地20選!地元民が教える人気の旅行スポットとは
・ 富山旅行はこれで完璧!エリア別に富山の人気観光スポット20か所を厳選
・ 富山のおすすめ温泉旅館10選!富山県の名湯・古湯・秘湯で温泉巡りを満喫しよう
・ 食通をうならせる絶品グルメの宝庫!富山で味わいたいご当地グルメ12選
福井県は景観に優れた海岸が長く続き、内陸部では福井平野などがあります。
全体的に山地が多く、有数の豪雪地帯となっている所もあります。
古くは越前国と若狭国と言われていましたが、戦国時代から江戸時代の藩はやや複雑な歴史を辿っています。
有名なのは福井藩(越前藩とも)で越前松平家が治めていましたが、越前全体を治めたのではなく、他に丸岡藩など小さな藩ができていました。
若狭の方は小浜藩ができ現・敦賀市も含めて治めていました。
その後、明治の廃藩置県によって現在の福井県が出来上がったのです。
東尋坊は福井県の北西部の海岸にあり、雄大な日本海に面して垂直の岩壁が約1kmも続く景勝地です。
その岩は柱状節理と呼ばれ、柱のような岩が縦に並んでいますが、規模が大きく地質的に貴重で、国の天然記念物や名勝に指定されています。
海に突き出した岩壁の上から、遠くの日本海や20m以上垂直に落ちこんでいる足元の海をご覧ください。
場所によっては岩壁がコの字型になっていて遊覧船が入ってくることもあります。
また、岬に行く途中には東尋坊タワーがあり、タワーの高さ55mプラス海抜約100mから360°の眺望が楽しめます。
遊覧船で海上から東尋坊を眺めるの素敵で、ライオン岩やロウソク岩などの景観を満喫しましょう。
その他、東尋坊から車で約5分の越前松島水族館もおすすめで、イルカやペンギンなどを間近で見たり、餌やりをすることができます。
住所 :福井県坂井市三国町安島
マップ: Googleマップ
アクセス :
えちぜん鉄道三国駅からバスで約10分
車の場合、北陸自動車道の金津ICから約25分
電話番号 :0776-82-5515(三国観光協会)
曹洞宗大本山永平寺は、福井市の市街地から車で30分ほど東側の山の懐にあります。
1244年に道元禅師が開いたお寺で、現在も200人ほどの僧が禅などの修行を行っているところです。
永平寺には、樹齢700年の杉木立の中に七堂伽藍と呼ばれる建物がひっそりと配置されています。
それは山門にはじまり、本尊を安置する仏殿、修行のための僧堂、台所である庫院、便所である東司などで、それらを見て回ることができます。
到るところがぴかぴかに磨き上げられていますが、修行僧が修行として毎日雑巾がけする様子は、ニュースなどでもときどき紹介されています。
参拝者の接待所である傘松閣(さんしょうかく)の大広間には230枚の天井画があり、2枚の鯉などを見つけると幸せになれるとも言われています。
宿泊や座禅、写経などの体験もすることができますよ。
住所 :福井県吉田郡永平寺町志比5-15
マップ: Googleマップ
アクセス :
えちぜん鉄道永平寺口駅から徒歩約5分、JR福井駅からバスで約30分
車の場合、中部縦貫自動車道の永平寺参道ICから約10分
電話番号 :0776-63-3102
定休日 :年中無休
拝観時間 :5月~10月は8:00~17:30、11月~4月は8:30~17"00
拝観料 :大人500円、小中学生200円
越前岬は福井県中央部の海岸が「くの字」に緩く曲がった、西端にあります。
なお、越前海岸という言葉もありますが、この場合は南は敦賀湾の北東部から北は東尋坊辺りまで広い範囲を指し、その中央に越前岬があります。
越前岬の付近は水仙の群生地としても有名で、また冬には越前ガニの産地としても知られるところです。
越前岬ではまず越前灯台に足を運んでみてください。
灯台は130mもある崖の上に作られており、灯台と日本海の美しさを楽しむことができます。
越前岬一帯は水仙が群生し、越前町の「越前岬水仙ランド」となっていますが、11月から3月にかけて花を咲かせます。
また、水仙ランドの中にはクラブハウス他の施設があり、1年中水仙を見ることもできます。
その他、越前岬の南側には「越前がにミュージアム」があり、越前蟹の生態などを学ぶことができます。
さらに、海鮮のお店などが隣接しているのでで、季節にもよりますが食べたりお土産を購入したりすることができます。
住所 :福井県丹生郡越前町血ヶ平27-1-2
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR北陸本線福井駅からバスで約1時間10分、水仙ランド下車、徒歩約15分
車の場合、北陸自動車道の鯖江ICから約50分
電話番号 :0778-37-2501
定休日 :水曜日、ただし11月〜3月は無休
営業時間 :9:00〜17:00
料金 :無料
敦賀市は海陸の交通の要であり、福井県嶺南地域の中心的な町です。
その中心部に702年創建と伝えられる氣比神宮があります。
御祭神は神功皇后他で、越前国の一宮という格式の神社です。
広い境内を持っており、社殿は戦後の再建ですが荘厳にたたずみ格式を感じさせる神社です。
入口には大鳥居がありますが高さが約11mで、日本三大鳥居に数えられ国の重要文化財にもなっています。
また、長命水と呼ばれる泉があり、パワースポットともなっています。
松尾芭蕉が奥の細道の途次に立ち寄ったことから、芭蕉の像と句碑があります。
その他、港近くには赤レンガ倉庫があり、ジオラマやレストランなどがある新しい観光スポットとなっています。
住所 :福井県敦賀市曙町11-68
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR北陸本線敦賀駅から徒歩約15分、バスもあり
車の場合、北陸自動車道の敦賀ICから約10分
電話番号 :0770-22-0794
定休日 :年中無休
拝観時間 :6:00~17:00
拝観料:無料
三方五湖は福井県西部の若狭湾に近い所にある5つの湖のことです。
海岸美や水のきれいなことでも知られる若狭湾も含めて、代表的な観光スポットとなっています。
また、三方五湖は野鳥の宝庫とも言われ、ラムサール条約にも登録されています。
有料道路の三方五湖レインボーラインをドライブし、梅丈岳山頂公園(標高397m)に行くことをおすすめします。
麓からリフト・ケーブルカーで約2分(徒歩も可能)で、三方五湖や若狭湾の絶景ポイントとなっていて、恋人の聖地にもなっています。
五湖の水は海水・汽水・淡水と塩分濃度が異なり、色合いも微妙に違い五色の湖とも言われています。
その他、水月湖発のレイククルーズで、景色や野鳥を眺めながらお弁当を食べることもできます(冬季は休業)。
さらに、若狭湾は美浜町側も若狭町側も海岸美やきれいな海として知られています。
住所 :福井県三方上中郡若狭町気山18-2-2
マップ: Googleマップ
アクセス :レインボーラインの梅丈岳麓まで北陸自動車道の敦賀ICから約1時間、舞鶴若狭自動車道の若狭三方ICから約40分
電話番号 :0770-45-2678(レインボーライン)
定休日 :年中無休
営業時間 :レインボーラインの通行可能時間は基本7:30~18:30、季節により変動あり
料金 :通行料は普通車1,060円、山頂公園入園料はケーブルカー・リフト往復を含み大人800円、小人600円
その他、福井県の観光スポット・グルメ情報を詳しくまとめた記事もあるので合わせてご覧ください。
・ 福井のおすすめホテル12選!露天風呂付客室の温泉に海鮮が美味い宿、駅近のホテルまで厳選
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北陸3県のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
石川県の兼六園、富山県の立山黒部アルペンルート、福井県の東尋坊に代表されるように、北陸ならではの魅力にあふれるスポットが沢山あります。
また、各地には温泉もあるので、温泉に癒やされながら北陸観光をたっぷりお楽しみください。
最終更新日 : 2022/04/28
公開日 : 2018/08/22