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石川県は本州の真ん中、北陸地方の日本海側に位置する県です。
県人口は約115万人で、最も人口の多い金沢は北陸経済の中心地となっています。
石川県と聞いて、 金沢 の城下町を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
石川県は江戸時代、加賀藩のもと学問や文芸が奨励されたことから、城下町の金沢を中心に加賀の伝統文化が花開きました。
その名残は現代にもしっかりと残っていて、金沢は江戸時代の文明の足跡を辿れる日本随一の観光スポットとなっています。
そんな石川県ですが、もちろん金沢以外にも訪れたい観光スポットがたくさんあります。
石川県は大まかに下記4つのエリアに分けることができ、エリアごとの特色も様々。
日本海に囲まれた能登から温泉地として人気の高い加賀まで、歴史・絶景・温泉・グルメと盛り沢山に楽しむことができます。
能登半島とも呼ばれる能登エリアは、日本海に囲まれた自然豊かな場所。
自然の中に息づく神秘的な風景を、五感で楽しんでください。
能登半島にある高洲山の裾野から海に向かって広がる広大な棚田です。
その大きさは約1.2ヘクタール。
少しイメージしにくいかもしれませんが、坪数に換算して12,100坪。
50坪の土地でそこそこ大きい家が建つと考えると、相当広いことが分かります。
「千枚」という名前が入っている通り、1004枚もの田んぼが幾何学状に重なっています。
段々になっているのは、限られた土地でより多くのお米が収穫できるようにという先人の知恵。
棚田は耕運機が入りずらく使うことができないため、毎年田植えや収穫は地元の人々やボランティアオーナー会員を中心に、すべて人の手で行われています。
千枚田の先には青い日本海が広がり、天気の良い日は雄大な絶景を楽しむことができます。
一年中いつでも訪れることができますが、田植えから収穫までの4月~9月頃がおすすめ。
また、毎年10月中旬からは千枚田を約2万5千個のLEDライトで彩るイルミネーション「あぜのきらめき」が催され、収穫後にも楽しむことができます。
住所 : 〒928-0256 石川県 輪島市 白米町
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0768-23-1146(輪島市観光課)
公式サイト : 白米千枚田
禄剛崎は、日本海に浮かぶ能登半島の最北端に位置する岬です。
岬には明治16年(1883年)に初点灯した禄剛埼灯台がそびえ立ちます。
白いドーム型の禄剛灯台は文化的・歴史的な価値の高さからAランクの「保存灯台」に指定され、また「日本の灯台50選」にも選ばれたこともある有名な灯台。
モダンな石造りのデザインを担当したのは、当時日本では珍しかったイギリス人技師のリチャード・ブラントン氏で、建築はすべて日本人技術者の手で行われました。
ヨーロッパのデザインと日本の技術力がうまく組み合わさった灯台は、一見の価値ありです。
その他にも、禄剛崎は海岸線に沿った約11kmに及ぶ「岬自然歩道」や、岬からその昔狼煙(のろし)を上げたと言われる「狼煙海岸」など、岬全体を楽しめるスポットがたくさんあります。
岬の絶壁から見える日本海に沈む夕日はまさに絶景です。
能登半島の最果て感が味わえるこんな立て札もあります。
住所 : 〒927-1441 石川県 珠洲市 狼煙町
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0768-82-7776(珠洲市観光交流課)
公式サイト : 禄剛崎
能登に来たらはずせないのが「輪島朝市」です。
輪島市で朝8時~正午まで開かれるこの朝市は、「朝市通り」と呼ばれる約360mの通りに、なんと200店以上もの露店が所狭しと軒を連ねます。
露店で売られているのは、日本海でとれた新鮮な魚介や、奥能登の地で育まれた野菜、加工食品や民芸品、さらには衣料雑貨品などバラエティーも豊富。
輪島朝市が生まれたのは平安時代と言われ、実に1000年以上の歴史を誇ります。
他の朝市と違うのは、露店を運営しているのはすべて女性だということ。
漁師町の女性や農家の女性が元気よく働くその姿は、「亭主の一人や二人養えない女は甲斐性なし」と自負する能登の強くて人情味あふれる女性の姿を体現しています。
ちなみに、輪島朝市で売られているものは値札がついていないものも多いです。
交渉次第でお得に買い物ができるかもしれません。
住所 : 〒928-0001 石川県 輪島市 河井町朝市通り
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0768-22-7653(午前中のみ)
時間 : 8:00~12:00
定休日 : 毎月第2、第4水曜日と1月1日~1月3日 ※臨時休業あり
公式サイト : 輪島朝市
「能登金剛」は、羽咋郡志賀町の海岸線約30キロに渡る奇岩や断崖が続く景勝地です。
朝鮮半島の金剛山(クムガンザン)の美しさにも匹敵するということで、「能登金剛」と名付けられました。
日本海の荒波に削られ数千年かけて作り出された奇岩群の中で、一番有名なものが「巌門」です
高さ15m、幅6m、奥行きが60mもある大きな洞門で、洞門の上には老松が茂り、歴史の長さを感じることができます。
他にも、松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台となった「ヤセの断崖」や、二つの岩がしめ縄で結ばれている機具岩、日本最古の木造灯台「旧福浦灯台」源義経が48隻の舟を隠したと言われる「義経の舟隠し」などの見どころがあります。
能登金剛、巌門周辺を約20分で周遊する遊覧船が随時運航しているので、迫力ある姿を海上からも楽しみましょう。
住所 : 〒925-0345 石川県羽咋郡志賀町富来牛下
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0767-32-1111(志賀町商工観光課)
アクセス : のと里山海道西山ICから車で約30分
日本で唯一、波打ち際を車で走ることができる全長約8キロのドライブウェイ。
一般的な砂よりもきめ細やく砂の大きさが揃っているところに、適度な水分が混じることで固く閉まって走行可能となるのだそう。
30数年前に、観光バスのドライバーの発案で空バスを走らせてみたのがスタートでした。
24時間走行可能で無料、波が高い時や風が強いなど悪天候の場合は規制がかかります。
夏は 海水浴場 としても賑わい、バーベキューを楽しむこともできます。
バイクも自転車もOK、千里浜レストハウスではレンタサイクルがあるので、波打ち際サイクリングはいかがでしょうか。
住所 : 石川県羽咋市千里浜町〜宝達志水町今浜
マップ : Googleマップ
アクセス : 宝達駅から車で5分(能登有料道路今浜ICすぐ)
電話番号 : 0767-29-8250
弘法大師が布教のために佐渡島から能登へやってきた際に、最初に見つけた島なので「見附島」と命名されたという伝承が残る島。
その形から別名「軍艦島」とも呼ばれています。
高さ28m、海岸からは約200m、見附海岸の浜辺からは、大きめの踏石が並べられているので、歩いて島まで渡ることができます。
波が高い日は危険なので、スニーカーのように動きやすい靴で行くようにしてください。
見附海岸一帯にはレストハウス、国民宿舎があり、夏には海水浴場やキャンプ場がオープンして賑わいます。
春になると桜の名所となり、見附島を眺めながらのお花見が楽しめます。
水平線から登る朝日を眺めるのも良いですし、夜のライトアップも幻想的な雰囲気でおすすめです。
住所 : 〒927-1222 石川県珠洲市宝立町鵜飼
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0768-82-7776(珠洲市観光交流課)
金沢は、江戸時代に加賀藩の歴代藩主を務めた前田家のもと、「加賀百万石の城下町」として日本の伝統文化が栄えた場所です。
「百万石」とは、100万人の藩士を一年間食べさせることができるほど豊かな力があったという意味なのだそう。
そんな城下町の風情が息づく金沢のおすすめ観光スポットをご紹介します。
金沢でまず訪れたいのが「兼六園」。
水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並ぶ「日本三大庭園」のひとつです。
延宝4年(1676年)に加賀藩の4代目藩主であった前田綱紀のもと、金沢城の外郭に造られたのがはじまりと言われています。
現在の形になったのは万延元年(1860年)、13代目藩主前田斉泰の時。
兼六園がいかに長い歴史を持っているかがわかりますね。
約11.7ヘクタールある広大な園内には徽軫灯篭(ことじとうろう)と呼ばれる兼六園を代表する灯篭や、毎年春に見事な花を咲かせる兼六園菊桜、冬に雪の塔を作り出す唐崎松の雪吊など、丁寧に手入れされた庭園の美を体感することができます。
オールシーズン楽しめる観光スポットです。
住所 : 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1番4号
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 076-234-3800
営業時間 : 7:00〜18:00(10/16〜2月末日までは8:00〜17:00)
料金 : 大人 320円、6歳以上18歳未満 100円、5歳以下・65歳以上 無料(要証明書)
公式サイト : 兼六園
※合わせて読みたい: 兼六園の見どころを徹底解説!市内一望の景色に風情溢れる庭園美
城下町の風情を味わうなら絶対に外せないのが「ひがし茶屋街」。
格子が外壁から突出した「出格子(でごうし)」と呼ばれる町屋が続く茶屋街を歩くと、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になります。
平成13年(2001年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されて以降、その町並みを保存しようとする動きが続いています。
蕎麦や寿司などのごはん屋さんも営業しているので、ここでランチなんていうのも良いですね。
ちなみに、食べ歩きは禁止となっているためご注意ください。
100mほどのメインストリートには、雑貨や伝統工芸品などのお店の他に芸子さんが在籍する茶屋もあります。
日が暮れた頃には、芸子さんの三味線の音が聞こえてくるかもしれません。
ひがし茶屋街の対岸には、主計町(かずえまち)茶屋街があります。
ひがし茶屋街よりはこじんまりとしていますが、浅野川大橋を渡るだけで行けるので、情緒を味わいたい人はこちらもおすすめです。
住所 : 石川県金沢市東山一丁目13-21
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 076-232-5555
公式サイト : ひがし茶屋街
※合わせて読みたい: 金沢「ひがし茶屋街」に行ってきた!ノスタルジックな街並みに和スイーツなど見どころを紹介
香林坊から歩いてすぐ、加賀藩時代の上流・中流階級藩士の侍屋敷が連なる長町武家屋敷。
黄土色の土塀と石畳の路地を歩くと、まるでタイムスリップしたかのよう。
長町界隈で武家屋敷跡と庭園を一般公開しているのが、加賀藩士、野村伝兵衛信貞の屋敷跡である「武家屋敷跡野村家」です。
狩野派の佐々木泉景による山水画が美しい襖、山口梅園による白い牡丹の襖、総檜造りの格天井など屋敷内には見どころがたくさんあります。
濡れ縁に腰掛けて素晴らしい庭園を眺めてみてください。
長町に流れる大野庄用水は、金沢城築城の際に木材の運搬に利用されましたが、武家屋敷はこの水を庭園に引き入れて曲水としています。
2段に分けられた池は常に流れることで淀みがなく、立派な錦鯉が泳ぎ、人々の目を楽しませてくれます。
濡れ縁の先にある階段を登ると、茶室「不莫庵(ふばくあん)」があります。
お抹茶とお干菓子をいただきながら、窓から庭園を眺めるのも良いですね。
住所 : 〒920-0865 石川県金沢市長町1-3-32
マップ : Googleマップ
電話番号 : 076-221-3553
営業時間 : 8:30~17:30(10月~3月は16:30まで)
休館日 : 12/26、12/27
料金 : 大人550円、高校生400円、小・中生250円
公式サイト : 武家屋敷跡野村家
金沢21世紀美術館は、2004年10月9日にオープンした現代アートの美術館です。
円形のユニークなデザインの館内は、有料の展覧会ゾーンと無料の交流ゾーンに分かれています。
目で見るだけでなく、五感で「体感」できるアートが数多く設置されていて、既成概念にとらわれない新しい美術作品を楽しむことができます。
特に人気なのが、アルゼンチン生まれの芸術家であるレルアンドロ・エルリッヒの作品「スイミング・プール」です。
青一色に塗られた空間にかぶせられたガラスを通すと、まるで水中にもぐっているかのように錯覚するという不思議な作品。
館内からも、館外からも楽しめるアートです。
金沢市の中央に位置するこの美術館は、「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトに建設されました。
そのコンセプト通り、いつでも誰でも立ち寄ることができる人々の憩いの場所として愛されています。
住所 : 石川県金沢市広坂1-2-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR金沢駅3・6番乗り場からバスに乗車、広坂・21世紀美術館下車すぐ
電話番号 : 076-220-2800
定休日 : 展示ゾーン:月曜日・年末年始 交流ゾーン:年末年始
営業時間 : 展示ゾーン:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで) 交流ゾーン:9:00~22:00
料金
:
展示ゾーン:展示会ごとに異なるのでHPで要確認
交流ゾーン:無料
公式サイト : 金沢21世紀美術館
※合わせて読みたい: 「金沢21世紀美術館」の見どころを徹底解説!無料エリアも満載のアートな観光スポット
1721年、加賀藩前田家の御膳所としてスタートして以来、今日まで金沢の台所として「おみちょ」の愛称で親しまれている「近江町市場(おうみちょういちば)」
日本海の新鮮な魚介類、地元の野菜などの生鮮食料品をメインとして、酒、花、瀬戸物、洋品雑貨を扱う店など約170店舗がずらりと並びます。
2009年に大規模な市街地再開発事業が行われ、「近江町いちば館」が誕生し、こちらにも73店舗が入居してますます賑わうようになりました。
観光客に人気があるのは、新鮮な海の幸たっぷりの「海鮮丼」です。
新幹線開通以来、観光客が増えたこともあり、かなりの行列が出来ているお店もあります。
夜まで営業しているお店もありますが、ネタがなくなり次第終了というお店がほとんどなので、絶対に海鮮丼を食べ損ねたくないという方は日中にどうぞ。
お店が混み合うのはランチ時なので、朝7時から営業している早始まりのお店を狙うか、遅めのランチタイムを狙うのがおすすめです。
住所 : 〒920-0905 石川県金沢市上近江町50
マップ : Googleマップ
アクセス : JR金沢駅 北鉄バス武蔵ヶ辻・近江町市場下車徒歩すぐ
電話番号 : 076-231-1462
定休日 : 店舗により異なる(土日、長期休暇時は休みの店舗が増える)
営業時間 : 生鮮品店9:00~17:00 飲食店7:00~23:00(概ね11:00~21:00の営業店が多い)
公式サイト : 近江町市場
※合わせて読みたい: 金沢観光の1泊2日モデルコース!景観豊かな日本庭園や茶屋街のスイーツを満喫しよう
石川県白山市から岐阜県大野郡白川村にかけてそびえ立つ白山は、富士山、立山と並ぶ日本三大名山のひとつ。
その白山を中心としたエリアでは、豊かで壮大な自然に身を委ねるのがおすすめです。
絶景の数々に、心が洗われることでしょう。
富士山、立山と並び、日本三名山と言われる白山は、石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがる標高2,702mの活火山。
山頂は、御前峰(2,702m)、大汝峰(2,684m)、剣ヶ峰(2,677m)の3峰で構成されています。
7月~8月には、山頂付近に高山植物が咲き乱れ、色とりどりの花々が登山客の目を楽しませてくれます。
また、山腹一帯には広大なブナ、ダケカンバなどの原生林が広がり、約40種類もの野生動物が生息しています。
白山への登山口は、石川県、岐阜県、福井県の各県にあり、いくつもの登山ルートが整備されています。
コースによりますが、比較的登りやすい山なので初心者にもおすすめ。
日帰りも可能ですが、宿泊すれば山頂付近の散策もゆっくりできる上、夜には満天の星空観賞も楽しめます。
「白山室堂ビジターセンター」の宿泊施設は全シーズン予約制なので、早めに電話予約を入れましょう。
山頂近くには7つの火口湖があり、高山植物や雪渓を眺めながら歩く、お池巡りコースが設けられています。
山頂からのご来光は、一生の思い出になること間違いなしですね。
石川県の白山と岐阜県の白川郷をつなぐ有料山岳道路である白山白川郷ホワイトロード。
そこにある親谷の湯という露天風呂の向かい側に見えるのが「姥ヶ滝」です。
高さ約76m、幅100mという巨大な滝は、まるで老婆が白髪を振り乱しているように見えるとしてこの名が付けられました。
滝の下まで山岳道路が整備されているので、間近でその迫力を体験することができます。
姥ヶ滝の周辺には親谷の湯の他に足湯も設置されていて、山歩きで疲れた体を癒してくれるのが嬉しいですね。
白山白川郷ホワイトロードには他にもふくべの滝など様々な滝があり、全国から「滝マニア」が集まってきます。
平成2年(1990年)に「日本の滝百選」に選ばれました。
住所 : 〒920-2324 石川県 白山市 中宮オの部9-2-1番地
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 076-256-7341
営業期間 : 毎年6月上旬~11月10日(変更有り)
公式サイト : 姥ヶ滝
白山市を流れ日本海にそそぐ手取川を中心とした「手取峡谷(てどりきょうこく)」では、約8kmに渡り深い緑が続いています。
手取川を挟むように約20m~30mの絶壁が連なっていて、河には大小さまざまなユニークな形の岩が転がっています。
黄門橋や不老橋といった橋から見る渓谷の眺めは絶景との呼び声も高く、特に紅葉シーズンは渓谷の木々が赤く染まり息をのむ美しさです。
実際に下まで降りることもできるので、歩きやすい靴で来るのがベスト。
毎年夏に開かれる「手取川ウォーターパーク」では、ラフティングを楽しむことができます。
住所 : 〒920-2341 石川県 白山市 釜清水町~河原山町地内
マップ : Googleマップ
アクセス : JR金沢駅より北鉄バス白峰行きで黄門橋バス停下車
電話番号 : 076-254-2011
白山比咩神社は、全国に3千社ある白山神社の総本宮で、地元では「しらやまさん」と親しみを込めて呼ばれています。
白山を神体山とし、古代より霊山信仰の聖地として仰がれてきました。
ご祭神は、白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)菊理媛神(くくりひめのかみ)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の3柱。
菊理媛神(くくりひめのかみ)は縁をくくる神と言われ、縁結びの御祈願をする人が多く訪れます。
縁結びの御祈願なら、「 恋のしらやまさん 」プランがおすすめです。
金沢駅から野町までのバス乗車券、野町から鶴来駅までの北陸鉄道の乗車券、和菓子券、辻占券が付いています。
参拝の後は、鶴来開運散策マップを片手に町の散策を楽しみましょう。
住所 : 〒920-2114 石川県白山市三宮町ニ105
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話場号 : 076-272-0680
営業時間 : 宝物館9:00~16:00(11月 9:30~15:30)
定休日 : 宝物館12月~3月
料金 : 宝物館大人 300円、高校生以下 無料
公式サイト : 白山比咩神社
加賀は、石川県随一の温泉郷として知られています。
同時に、山中漆器や九谷焼など石川県の伝統工芸品が生まれたのもこのエリアだと言われています。
温泉で旅の疲れを癒しながら、加賀の歴史を感じてみてください。
加賀温泉郷とは、山代温泉、山中温泉、あわづ温泉、片山津温泉という4つの温泉を総称したものです。
白山の恵みのもと生まれた4つの温泉地は、半径8kmの小さなエリアに集合しています。
開湯は約1300年前と言われ、10世紀以上に渡り多くに人々に愛されてきました。
特に松尾芭蕉や与謝野晶子など、詩文や書家に優れた文人墨客が多く訪れたと言われています。
4つの温泉は効能も様々です。
かつて魯山人も訪れたという山代温泉。
「長寿の湯」と言われています。
松尾芭蕉が足しげく通ったといわれる山中温泉。
「癒しの湯」として、地元の人々にも親しまれています。
無色透明で肌に優しく、「美肌の湯」として知られています。
北陸地方で最も古い温泉なのだそう。
湖底から湧き出る片山津温泉は、湖を眺めながら入湯できる貴重な温泉。
「疲労回復の湯」として多く人々の疲れを癒しています。
それぞれの温泉地には魅力的な温泉宿が軒を連ね、どこに泊まろうか迷ってしまうほど。
じっくりと宿選びをしたいエリアです。
アクセス :
電話番号 :
公式サイト : 加賀温泉郷
石川県の伝統を見て体験するなら、加賀伝統工芸村がおすすめ。
約13万坪の敷地内すべてが石川県の伝統工芸をモチーフにしたテーマパークになっています。
100年以上前に建てられたかやぶき屋根の古民家群がそのまま残っていて、古き良き日本の原風景を楽しみながら散策できます。
伝統工芸品を見るだけでなく、11の館で50種類以上の伝統工芸体験ができるのも魅力的。
石川県の伝統をより身近に感じることができます。
四季折々で表情を変える自然の中でたっぷりと石川県の魅力に浸る…
そんな体験はいかがでしょうか。
住所 : 〒923-0393 石川県 小松市 粟津温泉ナ-3-3
マップ : Googleマップ
アクセス :
営業時間 : 9:00~16:30(GW・夏季期間は9:00~17:00)
定休日 : 年中無休(臨時休業あり)
料金 : 入館料大人550円、中学生・高校生440円、小人(4歳以上)330円
公式サイト : 加賀伝統工芸村ゆのくにの森
加賀市には、うさぎが恩返しに村を水害から救ったという、月うさぎ伝説が残されています。
江戸時代のこと、ある日貧しい役人が傷ついた白うさぎを助けてあげました。
その秋に加賀一帯が大雨に見舞われ、このままでは収穫前の稲が全滅してしまう。
そんな時にあの時の白うさぎが現れ、やがて雨が止み夜空には煌々と月が輝いていました。
役人の住む村は何年ぶりかの大豊作に恵まれたことから、うさぎが月を呼んだと言われるようになりました。
この伝説から、うさぎは月を呼ぶ=運(つき)を呼ぶと親しまれています。
月うさぎの里は、可愛いうさぎと触れ合うことができる体験型のテーマパークです。
50羽のうさぎたちが遊ぶ広場では、餌やり体験や抱っこタイム(有料)が楽しめます。
園内の月うさぎ神社では、可愛いうさぎおみくじの販売をしています。
ツキを呼ぶ、縁起が良いうさぎにあやかって、お願い事をしてみてはいかがでしょうか。
うさぎグッズも2000点以上取り揃えられているので、うさぎ好きにはたまりませんね。
住所 : 〒922-8511 石川県加賀市永井町43-41
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話場号 : 0761-73-8116
営業時間 : 9:00~16:00
定休日 : 無休
料金 : 入場無料
公式サイト : 月うさぎの里
鶴仙渓は、山中温泉の温泉街に沿って流れる大聖寺川の渓谷です。
上流のこおろぎ橋から黒谷橋までの約1.3kmほどで、遊歩道が整備されており、約40分ほどの散歩が楽しめます。
春には新緑、秋には紅葉を見ながらの散策は格別。
4月~11月には、不動滝が目の前で見られる休憩処「鶴仙渓川床」(要席料)がお目見えします。
見どころの一つ「あやとりはし」は、いけばな草月流家元の勅使河原宏氏のデザインによるもの。
S字型という珍しい形状と、美しい紅紫色が特徴で、橋の上から見る鶴仙渓の美しさには定評があります。
夜にはあやとりはしと、桜公園内がライトアップされ、幻想的な姿を見せてくれます。
ただし、鶴仙渓遊歩道は照明がなく危険で、立ち入りは禁止されているのでご注意ください。
住所 : 〒922-0126 石川県加賀市山中温泉
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0761-78-0330
石川のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
自然が豊かな石川県は、訪れる時期によって姿を変えます。
人間の手によって築き上げられた伝統と、自然によって生まれた濃厚な風景。
その2つが絶妙に混ざり合うのが石川県の魅力のひとつと言えるかもしれません。
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最終更新日 : 2021/12/16
公開日 : 2016/11/23