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3. おすすめ自転車ライト(1)街中で使いたい、通勤・通学用自転車ライト
4. おすすめ自転車ライト(2)これがあると安心!テールライト
5. おすすめ自転車ライト(3)大光量ライト/ツーリング向け自転車ライト
一般的な「ママチャリ」と呼ばれるタイプの自転車を除き、スポーツタイプの自転車やロードバイクには、自転車ライトが常備されていません。
そうとはいえ、夜道を走る場合、ライトを付けていないと都道府県によっては違反になりますし、何よりとても危険なため、自転車ライトの購入は必須なのです。
ところが、いざ自転車ライトを購入しようと思っても、値段もピンキリで性能もさまざま。
どれを選べば良いのかわからず、とりあえず適当に買ってしまう・・・という方も多いのではないのでしょうか。
まずは、そんなあなたのための、自転車ライトを選ぶ基準をご紹介していきます。
一口に自転車ライトといってもたくさんの種類があります。
もちろんこれは、通勤・通学で街の中だけを走るのか、暗い田舎道を走るのか、またツーリングなどハードな環境で使うのか・・・その目的によって必要とされる機能が違うため。
ここでは、そういった自転車を乗る目的に応じた、最適な自転車ライトのタイプについて紹介していきます。
最もニーズが多いのはおそらくこの「街乗り」ユーザーではないでしょうか。
街中で通勤・通学に使いたいのは、車や人に自分の存在を知ってもらうための「デイライトタイプ」。
2,000円程度からの安価な価格帯でたくさんの種類が展開されているため、手に入りやすいライトといえます。
明るい街中を走るのであれば、光量はそこまで必要ではありません(50ルーメン程度あれば十分です)が、毎日使うならバッテリーの持ちが良いものを選ぶと良いでしょう。
最近ではUSBから充電できるモデルもあり、オフィスでも家でも煩わしさを感じずに充電することができるのでおすすめです。
また、予算に余裕があれば、自動点灯するタイプがオススメです。
これは、明るさセンサー、振動センサーなどが内蔵されており、夜間に走行する際は自動で点灯するという機能。
うっかりつけ忘れてしまうということもなくなりますよ。
また「街乗り」においては、夜間だと街の光に紛れてしまい、後ろから来る車から見えにくくなってしまうことも。
そういったリスクを想定して、後続車に自分の存在を知らせる「テールライト」も用意したほうが良いでしょう。
実はあまり知られていませんが、テールライトの装着についても多くの都道府県で義務付けられています。
反射板などでも問題はないですが、ロードバイクなど、付いていない自転車も多いので注意しましょう。
なお、同じ通勤通学でも、かなり暗い夜道を通る場合、必要になってくる明るさ(ルーメン値)が異なります。
そういった方は続く(2)をご一読ください。
暗い田舎道や街灯のない道など、暗い夜道を走るなら必要なのはもちろん「大光量タイプ」。
前から来る車への認識灯としての役割だけではなく、自分の光で道路をしっかりと照らして走ることのできる自転車ライトが必要です。
光量の目安としては200ルーメン以上のものを選ぶと良いでしょう。
ツーリングでは明るい街や暗い夜道、また場合によっては雨の日にも走らなければなりません。
そんな用途には5,000円以上のハイエンドモデルがオススメです。
このクラスのモデルであれば、防水性能も高く、光量の調節や点滅モードの選択などももちろん可能です。
何日にもわたり長距離を移動するツーリングにおいて、気をつけたいのがバッテリーの配分です。
いくらハイエンドモデルといっても、大光量で一晩中走り続けられるほどのバッテリー性能は持ち合わせていません。
明るい街を走行する際は点滅モードや減光モードを用いて、暗い道を走行する際は大光量で走る、といった使い分けがオススメです。
予備として電池でも使える自転車ライトを用意するか、大容量のスマートフォン用充電池、太陽光発電してくれる充電池などを用意するなどの対策をすると良いでしょう。
さてここからは、おすすめの自転車ライトについて紹介していきます。
まずは街中で使いたい通勤・通学用のライトからどうぞ。
需要が多いことから、商品数も最も多いタイプです。
コスパがバツグンのもの、極めて機能のバランスが良いもの、シンプルなデザインがウリのもの・・・などなど各メーカー、さまざまなモデルを販売しています。
日本にて創業、以来60年もの歴史を持つ自転車用品ブランド 「CATEYE(キャットアイ)」 。
自転車ライトのほか、サイクルコンピュータ分野などでも人気を誇っています。
ここで紹介する「ウノ」は、そのシンプルなデザインが印象的なベストセラーモデル。
わずか73gという躯体の中に単3電池を入れ、背面のスイッチ点灯・点滅を切り替えられるというシンプルな構造が特徴です。
また、どんな自転車にも合うデザイン性の高さが魅力となっています。
バッテリーは単3アルカリ電池1本で、約15時間使用できます。
少し心もとないので、毎日の通勤・通学の場合、エネループなどのリチウムイオン電池を使用したほうが経済的と言えそうです。
ここで紹介しているホワイトのほか、ブラックもラインナップされています。
デザイン性が高いことで知られる、アメリカの自転車用品メーカー 「LEZYNE(レザイン)」 。
近年上陸を果たしてからは、自転車用品店でもその名を見ないことはなくなりました。
そんなレザインのプロダクトの中でも、ベストセラーのコンパクトライトがこの「HECTO DRIVE 400XL」です。
光量は400ルーメンと、街中での通勤のほか、暗い道でも問題なく走れる大光量となっています。
もちろん光量調節が可能なので、減光モードや点滅モードで走ることができます。
また、ポイントはUSBを直接挿すことで充電ができるという手軽さ。
ついつい忘れてしまいがちなケーブルが不要なため、会社などでも簡単に充電できてしまうのです。
電池が減ってくると点灯ボタンが緑から赤に変わってくるので、そのタイミングで充電するようにしましょう。
暗い夜道でも十分な300ルーメンという光量、USB直挿しという手軽さ、そして4,300円というコストパフォーマンス・・・とバランスの取れた一品です。
スマートで革新的なデザインが特徴のオーストラリアのブランド 「knog(ノグ)」 。
この「ブラインダーモブ」は、そのスマートなデザインがウリとなっています。
自転車用ライトは高出力のバッテリーを搭載する必要があるため、どれも大きくなり、デザイン的にも主張しがち。
その中で、「ブラインダーモブ」はとてもスマートなデザインで、登場するとともにたちまち人気になりました。
スマートなデザインな分、機能性は割り切られており、明るさは80ルーメンと前方からの視認性を保証する程度。
ツーリングなどでの使用は難しいですが、街乗り用途のみであれば十分に活躍してくれるといえます。
コスパがとことん良い自転車ライトといえばどれ?と聞かれれば、この中国メーカー 「TaoTronics(タオトロニクス)」 が挙げられます。
700ルーメンの超大光量(それもフル充電で3時間点灯可能)、IP65の防水性能、USB充電・・・と機能的に言えば街乗りにはかなりのオーバースペック。
金額は2,199円なのですが、これはなんとテールライトがセットになった価格というから驚きです。
安く明るいライトをお求めなら「TaoTronics(タオトロニクス)」一択と言えます!
「人と被らないライトが良い!」「おしゃれなライトが良い!」というこだわり屋のあなたにおすすめなのが pdw(ピーディーダブリュー) のライト「POWER200 USB HEAD LIGHT」 です。
pdwは、「ポートランド・デザイン・ワークス」の略。
ここ最近その名を聞くようになったポートランド発のおしゃれ自転車ギアブランドです。
pdwのウリは、おしゃれで遊び心の効いたデザイン。
このライトには「宇宙の暗闇を明るく照らして走る」という意味が込められており、デザインのモチーフは「宇宙船」というのですから、そのユーモアセンスは素晴らしいですよね。
明るさも200ルーメンで調光機能付き、USB充電で4.5時間〜20時間対応と、機能性も街乗りには十分のクオリティです。
シートポストやサドル、ヘルメットなどに取り付け、後方からの後続車両に視認させる「テールライト」。
後ろを走る車からは、特に周りが明るいと自転車が暗くなってしまいがち。
最悪の場合、追突事故などにも繋がりかねません。
多くの自治体において、尾灯の装着は義務付けられています。
反射板でも可となっていますが、大きい道路などの車道を走るなら安全のため、点灯するテールライトを用意しておいたほうが良いでしょう。
続いては、日本のブランド 「TOPEAK(トピーク)」 から「テール ルクス」をご紹介します。
このトピーク、バッグ・ボトルケージ・キャリアなどを展開しているブランド。
多くのプロダクトが、それぞれ連結できるモジュールシステムになっているのが特徴のブランドです。
この「テール ルクス」も例に漏れず、ヘルメットやサドルバッグ、キャリアなどの後ろに接続可能。
主張しがちなテールランプなので、スマートに収納できるのは嬉しいですね。
このライトはとてもシンプルな構造ながら、スタイリッシュなデザインが魅力です。
12gという圧倒的な軽さながら、ケーブル不要のUSB充電、40時間点灯可能、IP67の防水性能を持っているという性能には圧巻の一言です。
なお、このライトはテール部分だけではなく前方にも取り付けが可能。
たくさんの使い方ができる汎用性の高いアイテムです。
縦型に大きく光る発光部分が特徴的なCATEYE(キャットアイ)の「RAPID micro」。
発光部分が大きいため、後続からの視認性がとても高いのがポイント。
工具を使わずにシートポストに取り付けることが可能となっています。
特徴的なのが、明るさセンサー・振動センサーを内蔵しており、自動点灯・消灯を行うモードを搭載していること。
ヘッドライトと異なり、つけ忘れてしまいがちなテールライトですが、この機能があれば安心ですね♪
デザイン的に、テールライトの赤色はどうしても車体から浮いてしまうことが多いですよね。
法律で義務だし・・・といってできるだけ目立たないデザインのものをつけている方も多いハズ。
そんな方にオススメなのが、「ブルー」のテールライト。
青色LEDと赤色LEDを切り替えて発光することができます。
「街乗り自転車ライト」の中でご紹介したLEZYNE(レザイン)のハイエンドモデルがこの「DECA DRIVE 1500i」。
商品名から分かる通り、特徴は何と言っても1500ルーメンという超大光量です。
昔の車のヘッドランプに採用されていたハロゲンランプと近い光量というのですから、その明るさがおわかりいただけるかと思います。
問題は、明るすぎて普段の街乗りにおいては対抗車両や自転車に迷惑となってしまうこと。
街乗りでは減光モードで十分すぎる明るさが得られます。
ツーリングなどで気になるのは、バッテリーの持ちですよね。
1500ルーメンでの使用時は連続使用が1.5時間という公称値。
ただ、暗い夜道で十分すぎる600ルーメンのモードでは7時間、認識灯として使用可能な150ルーメンなら33時間もの長時間、使用可能となっています。
なお、別売りの予備バッテリーを付ければ、バッテリーの持ちは約2倍になります。
夜間の長距離ライドが想定される場合には用意したいですね。
数多くの自転車ライトを展開するCATEYE(キャットアイ)。
ラインナップの中で、乾電池使用可能ライトのハイエンドモデルが「エコノムフォース」です。
単3電池で駆動するという汎用性の高さが魅力。
バッテリー切れを起こしたとしても単3電池はコンビニなどで入手できるので、長期間のライドを想定したツーリングには最適のライトです。
また、専用の充電池も使用可能となっており、本体に充電ポートが搭載されているので、直接接続して充電することができます。
170ルーメンと、他の内蔵バッテリータイプと比べるとやはり光量は劣りますが、バッテリーに関する安心度がずば抜けて高いモデルと言えるでしょう。
アウトドアライト分野の最先端を走る国産ブランド「GENTOS(ジェントス)」からは、自転車ライトも発売されています。
ただ、ここで紹介するのは自転車ライトそのものではなく、「手持ちのジェントスを自転車ライトとしても使えるようにするアタッチメント」。
数多くのジェントスの懐中電灯がこのホルダーに対応しています。
自転車ツーリングなどでしたら、自転車からワンタッチで取り外してその後はテントの設営などの細かい作業にも使うことができ・・・と、とても便利な仕様ですね。
例えばこのSG-337Rも「ライト用ブラケット」に対応しています。
ジェントスの特徴である防塵・防滴性能はもちろん、350ルーメン、USB充電式という、自転車ライトとしても申し分ない性能を誇ります。
少しかさばるのがネックですが、コンパクトなジェントスライトと使い分けるのも◎
普段の街乗りはコンパクトなジェントスライトで、週末のツーリングには大光量のジェントスライトで・・・なんて使い分けも賢い使い方ですね。
また、ジェントスのLED懐中電灯とホルダーがセットになったセットもあります。
Amazonなど量販サイトでバツグンの人気を誇っているライトがこの「CREE XM-L2」。
1200ルーメンという超大光量、IPX6という防水性能、USB充電という汎用性・・・という文句なしの機能の数々を備えていながら、3,000円を切るコストパフォーマンスを誇っているのが人気の秘密です。
自転車から取り外せばヘッドライトとしても使えるのも嬉しいポイント。
ツーリングにおいてこの機能はとても役立ちますよ。
唯一の難点はバッテリーとライトが一体化されていないため、コードとバッテリーを自転車のフレームにくくるなどして処理する必要がある点。
ただこのコストパフォーマンスの良さの前では、それほど大きなウィークポイントにならないのも確かです。
最後に紹介するのは 「Owleye(オウルアイ)」 の自転車ライトです。
この「ハイブリッドヘッドライト」は「ハイブリッド」の名の通り、ソーラーパネルによる充電とUSBによる充電との両方で駆動するのが大きな特徴となっています。
明るさも200ルーメンと申し分なく、またソーラーでの充電も行ってくれるので、充電をするタイミングがなくてもそこまでの長時間でなければ点灯させることができます。
ソーラーを用いたハイブリッドタイプは、他にもいくつかのブランドから発売されていますが、その中でも最も光量の大きいタイプです。
自転車を購入したら合わせて揃えるべき「自転車ライト」についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
普段明るい街を走る、程度であれば安価なものでも十分対応できますが、雨道を走る・暗い夜道を走るなどであれば、しっかりとした品質のものを選びたいですよね。
本記事を読んで、あなたが自分にぴったりの自転車ライトを見つけることができたなら嬉しく思います。
それでは、快適な自転車ライフをお送りください!!
公開日 : 2018/08/15