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4. プロトレック?Baby-G?G-SHOCKの兄弟機って?
<Gショックを小ぶりにしたかわいい「Baby-G(ベビーG)」>
CASIO(カシオ)の生み出した高機能ウォッチ「G-SHOCK(Gショック)」。
耐衝撃性を極限まで高めており、工事現場や消防現場、ミリタリーユースをはじめ、ダイビング、登山でも使われています。
一方、ファッション性も高く、街でおしゃれな人が付けているのを目にすることも多い時計です。
本記事では、そんな日本を代表する時計G-SHOCK(Gショック)について解説していきます。
Gショックの特徴は、何と言ってもとにかく丈夫なこと。
などにおいて、強度に徹底的にこだわった仕様になっています。
アメリカのTV番組において、Gショックのタフさを試すために、ホッケー選手がパックの代わりに弾いたり、トラックに轢かせたりしたのですが、それでも時計は無事だったというエピソードがあるくらいです。
代名詞ともいえる強度の秘密は、時計内部が中空構造になっていること。
つまり、時計の中心部分をケースの中で宙吊りにし、時計とケースの間にはウレタンやαゲルなどの緩衝材が封入されているのです。
このため、強力な衝撃を加えても壊れることがないんですね。
信頼性の高いGショックが、消防現場でも使われているのが納得できます。
Gショックの2つ目の特徴として挙げられるのが、ハイテクな機能をたくさん盛り込んだハイスペックウォッチであるということです。
多くのモデルにおいて、ソーラー充電池や電波受信機能、温度センサーなどが付いています。
また、モデルによってはGPS機能、方位計や気圧・高度計やスマートフォン連携など、最新技術を取り入れたGショックもあるのです。
Gショックはベーシックなモデルからエキスパート仕様のものまで、様々なモデルを展開しています。
カジュアルに付けられるモデルやフォーマルでも合うモデルなど、デザインも千差万別。
ただ、いずれのモデルにおいても、ゴツゴツしたGショックならではのデザインがとてもクールです。
コーディネートの中でも存分に存在感を発揮してくれます。
後ほど、Gショックを用いたコーディネートも紹介しますので、気になる方はそちらも参考にしてみてください。
Gショックの誕生は1983年。
CASIO社内にて1981年に結成された「プロジェクトチーム・タフ」が、約2年間もの歳月をかけて「落としても壊れない時計」を実現させたのです。
こうして生まれたのが、現在も販売されているGショックのオリジンシリーズ「5600」シリーズです。
ウレタンで全面をカバーし、時計の中心部分はケースの中で吊り下げるといった中空構造を採用し、「落としても壊れない時計」ができあがりました。
その後は毎年のようにエクストリーム仕様のモデルを開発しています。
例えば、-30℃でも使用可能な極冷地専用モデル、温度センサーを内蔵したモデル、200m潜水用防水を備えたモデルを発売します。
また、電波やソーラー電池、ブルートゥース連携やGPSウォッチなど、最新技術も積極的に採用し、「どこまでも強く」を目指し挑戦を続けている時計です。
CASIOには、Baby-GというGショックの兄弟モデルが存在します。
その名の通りGショックを小ぶりにし、少し丸みを帯びたデザインで、女性や子どもにぴったりの商品となっています。
腕につけるとボリュームが出て、またタクティカルな風貌はボーイッシュなアクセントもなりますよ。
ここでは、メンズ・レディース別に、Gショックを使ったコーディネートの例をご紹介します。
メンズ、レディースとペアで揃えるのもおすすめです。
Gショックの定番モデルオリジンシリーズ「5600」モデルを使ったコーディネートです。
クラシックな四角いデザインがナチュラル系で統一したファッションに似合っていますね♪
ゴツゴツしたGショックは、ストリート系ファッションにも相性は抜群です。
手元が目立つ七分袖やTシャツでのコーデの腕元には、Gショックでアクセントをつけてあげましょう。
キレイめコーデの外しアイテムとして、Gショックを使ったおしゃれコーディネートです。
腕元にボリュームが出るGショックならではの効果ですね。
カワイイ系のコーディネートもGショックの得意分野です。
ポップなカラーリングをチョイスすれば差し色になります。
Gショックの電池交換や故障対応は、お買い上げ店またはCASIOの窓口へ持っていきましょう。
ネットで調べると、自分で電池交換をしている猛者もいますが、Gショックの場合これは禁物です。
電池は交換できても、耐久性を著しくそこなってしまうことがあります。
例えば、裏ブタを傷つけてしまうと、防水性能が格段に落ちてしまい、雨などで浸水しやすくなることもあります。
電池交換の際は、必ずお買い上げ店またはCASIOの窓口に問い合わせてくださいね。
ソーラーを使ったモデルについては、太陽光で充電可能なため、基本的には修理が不要です。
ただ、それでも長い年月使っていると放電のペースが早くなってしまったり、充電不可になってとまってしまうケースもあります。
そんな場合も、お買い上げ店またはCASIOの窓口に相談してみてください。
G-ショックには、デザインや機能などに共通点の多い兄弟機とも言える時計が存在しています。
それが、同じCASIOから販売されている登山用時計「Pro-Trek(プロトレック)」と「Baby-G(ベビーG)」。
ここでは、その2つとGショックとの違いについて簡単にご説明します。
Gショックと並行して販売されている登山用ウォッチが、Pro-Trek(プロトレック)です。
登山用ハイテクウォッチであるプロトレックは、方位、気圧・高度計、温度センサー(CASIOではこれを「トリプルセンサー」とよんでいます)を搭載しているのが特徴です。
ただ、Gショックの持つ「耐衝撃性」がそこまで高くないこと、ハイテクなため値段が高価というデメリットもあります。
登山や山岳スキーで、高度や方位などを知る必要があるアクティビティをされる方にはプロトレックがオススメです。
その他の方はGショックが良いでしょう。
Baby-G(ベビーG)の誕生は1994年で、女性や子どもをターゲットとして開発された、いわば「こぶりなGショック」です。
ブラックやメタル、カーキなどのミリタリー色やソリッドなカラーリングが多いGショックに比べ、原色やホワイトなどポップでキュートなカラー展開が多いのも特徴となっています。
20気圧防水やタフソーラー、電波受信機能、スマートフォン連携などの機能を持つモデルもラインナップされており、日常使いには必要十分なスペックを持っています。
ベビーGには、Gショックとのペアモデルもあるので、カップルでお揃いにするのも素敵です。
Gショックは様々なコラボアイテムを販売していることで有名です。
定番はMHL(エムエイチエル)やBEAMS(ビームス)などのセレクトショップとのコラボ商品ですが、中には意外なコラボ先もあり、チェックしてみると面白いですよ。
特に、ブランド創立35周年を記念した2018年には限定カラーやコラボモデルがたくさん登場しています。
「定番のGショックがほしいけど、他の人とはかぶりたくない・・・」というあなた、是非チェックしてみてください。
数あるGショックのコラボモデルの中でも、一番人気はイギリスのブランドであるマーガレットハウエルの日本企画ライン「MHL(エムエイチエル)」とのコラボです。
Gショックの原点とも言えるオリジンシリーズ「5600」モデルをベースに、MHLが別注したプロダクト。
Gショックのゴツゴツしさを、MHLが持つやさしさで和らげているデザインが特徴です。
このMHLとのコラボモデルは、毎年発売されるとすぐ完売してしまう人気モデルとなっています。
気になる方はお早めに手に入れることをオススメします。
Gショックのコラボ相手には、日本を代表するギタリスト「布袋寅泰氏」もいます。
布袋氏のアーティスト活動35周年を記念したこのモデルは、布袋氏のギターデザインをそのまま落とし込んだようなデザインが印象的です。
タフさにこだわり続けるGショックと、第一線で活躍し続ける布袋氏とのまさに「共鳴」によって生まれたこのモデル、ファンなら必ず欲しい一品ですね。
意外なコラボによって生まれたのがこの「神戸市消防局」とのコラボモデルです。
オレンジを基調としたデザインは、神戸市消防局が全面協力して作り上げられました。
ベースにはGショックの中でも、電波ソーラー、方位や気圧計測などさまざまな機能を持った「RANGEMAN(レンジマン)」が採用され、正確な時刻や情報を提供します。
オーバー過ぎるほどのスペックと、ひと目で印象に残るカラーリング・デザインは、こだわりの強い方にはたまらない仕様ではないでしょうか。
Gショックはコラボモデルのほか、種類豊富な限定モデルも販売しています。
例えば、こちらで紹介しているのは真っ黒のワントーンデザインが印象的な「BBモデル」とよばれるシリーズです。
ツヤなしのマットブラックが高級感を演出しています。
シンプルなデザインで、男女ともに人気のシリーズになっており、これまで何度か再販を繰り返しているモデルです。
オールブラックの「BBモデル」の他にも、赤一色の「RED OUT」など、色々な限定モデルが展開されているので、ぜひチェックしてみてください。
さて、ここからはGショックのオススメモデルをご紹介していきます。
Gショックのラインナップはとても豊富です。
ブランド創設の起源となり、今も形をほとんど変えず販売されているモデルや、気圧センサー、スマートフォン連携など最新の技術を取り入れたモデルなど多岐にわたります。
ただ、ラインナップが豊富すぎて、どれを選べばわからないというのもGショック選びの難しいところ。
そこで今回は、定番シリーズと、その中の代表的なモデルをご紹介していきます。
ぜひこの中から、ご自身の好みのモデルをチョイスしてみてください。
Gショックといえば、この「ORIGIN(オリジン)」シリーズのフォルムを思い浮かべる方も多いと思います。
その名の通り、Gショックの起源にもなったモデルがベース。
もちろん、内部は最新の技術を用いてアップデートされているので、ブルートゥース通信機能やタフソーラーを備えたモデルもラインナップされています。
シンプルでクラシックなフォルムが印象的で、Gショックの中でも比較的シンプルなデザインが男女問わず人気となっています。
最もシンプルな「DW-5600E-1」は、金額も手頃なことから、最初のGショックとしてオススメのモデルです。
映画「スピード」の中で、主人公のキアヌ・リーヴス氏が着用したことで「スピードモデル」という異名を持っています。
実売価格6,000円〜8,000円程度で手に入る、最も廉価なGショックです。
ただ、安価とはいえ機能性は削られておらず、耐衝撃構造や20気圧防水、バックライトも備えられています。
ファンも多く「永遠のスタンダード」と言えるモデルです。
「GW-B5600-2 JF」は、Gショックの伝統とも言えるデザインのケースをベースにハイテク機能を搭載したモデルです。
例えば、印象的なのがスマートフォンとの連携機能。
Bluetoothでスマートフォンと接続し、専用アプリ「G-SHOCK Connected」を用い、インターネット上のサーバーから正確な時刻を取得して修正するという機能です。
他にも電波受信機能やタフソーラーを備えており、タフネス・デザイン・機能性ともにスキのないモデルに仕上がっています。
ORIGIN(オリジン)と並び定番と称されるモデルがこの「BASIC(ベーシック)」と呼ばれるラインです。
視認性に優れたアナログ表示モデルと、機能性に秀でたデジタル表示モデルをラインナップしています。
Gショックのアイデンティティである機能性やタフネスはもちろん踏襲しつつ、トレンドをおさえたモデルとして人気があります。
6900シリーズのフォルムは、文字盤の3つの丸が特徴的な通称「三つ目モデル」。
オリジンシリーズのGショックと並び、定番デザインとも言えます。
ベーシックなデザインながら電波受信機能、ワールドタイム機能やタフソーラー機能を内蔵。
機能性とデザインを両立した、日常使いにぴったりのモデルです。
こちらは、アナログ表示のデザインが印象的なモデル。
ブラックとゴールドで構成されたストリートなデザインがGショックのゴツゴツしたフォルムと相まってクールですね。
デジタル表示も可能となっており、日付けや曜日などはアナログ画面で確認できます。
「AWG-M100B-1A」は、メタリックな質感、ブラックで統一されたカラーリングが特徴的です。
アナログ表示のデザインもかっこよく、フォーマル・カジュアルともに使える一本として人気があります。
耐久性はもちろん、電波受信による正確な時刻表示やワールドタイム、20気圧防水など、機能性も申し分ない一本です。
Gショックは開発当初、四角いケースと丸型のケースとの2パターンでデザインを検討していました。
つまり、現在のオリジンシリーズにあたる5600シリーズのデザインと、この「5700」シリーズとの2つのデザインが候補だったそうです。
結果的に、ケースが四角い5600シリーズが採用されるに至りましたが、「5700」型はGショック販売開始後4年経った1987年に販売を開始しました。
その後、生産は終了しましたが、再販の声が強く復刻を繰り返し、とうとう2018年に完全復活を果たしました。
5600シリーズと並び、5700シリーズもGショックのスタンダードと言えるプロダクトです。
陸・空・海にわかれ、それぞれに特化した機能を持つプロフェッショナルモデルが「Master of G(マスターオブG)」シリーズ。
1990年代に発売されたダイバーズGショック「FROGMAN(フロッグマン)」を皮切りに、登山向けの「RANGEMAN(レンジマン)」、耐久性・信頼性ともにGショック最強を誇る「GRAVITYMASTER(グラビティマスター)」がラインナップされています。
1990年に販売をスタートしたダイバーズウォッチ「FROGMAN(フロッグマン)」。
販売開始から25年以上過ぎた今も、世界各地のプロダイバーのフィードバックにより、進化を続けています。
フロッグマンシリーズ最新咲作の「GWF-D1000」には、200m防水機能や水深・方位・水温計測機能、潮汐情報などダイビングに必要な機能を搭載しています。
また、水深での使用を前提としているため、視認性が高いフェイスや押しやすいボタン、キズがつきにくいサファイアガラスを採用するなど、ハードウェアにも徹底的にこだわったGショックです。
高温多湿のジャングルや密林などでの使用を想定しているのが「陸G」にあたる「RANGEMAN(レンジマン)」。
特徴は、Gショックでは珍しいトリプルセンサーを内蔵していること。
トリプルセンサーとは、気圧・高度計、温度計、方位計のことで、登山や山岳スキーなどのアクティビティにおいて欠かせない機能です。
さらに近年山岳用ウォッチのスタンダードとも言えるGPS機能も搭載しています。
スマートフォンを用いてルートをGショックにインプットさせることで、現在地の確認や目的地への方角などを知ることができるのです。
先ほども紹介したCASIOの登山用時計「プロトレック」のライバル機種とも言えるモデル。
少々乱暴に言えば、プロトレックの機能性に加えて、さらにGショックの堅牢性・耐久性が加わっている時計と言っても過言ではないのです。
「プロトレック」をお悩みの方には、合わせて検討してほしい一本です。
「空G」にあたる「GRAVITYMASTER(グラビティマスター)」にラインナップされている一本です。
メインターゲットとしてパイロットが想定され、時刻の精度と耐久性に徹底的にこだわって作られたモデルです。
標準電波に加え、GPS、スマートフォンとの連携による時刻修正機能を備えており、一秒たりとも狂いのない正確な時刻を知ることができます。
また、耐衝撃設計も独特なものになっており、カーボン素材やサファイアガラスが採用されるなど、耐振動、耐衝撃、耐重力において他のGショックを凌駕するほどの性能を実装しています。
他にも、GPS情報から取得した緯度・経度表示やフライトログ機能をはじめ、パイロットのための機能を搭載するなど、ハイスペック好きのユーザーの心をくすぐる仕様になっています。
「MT-G」シリーズは、「メタルと樹脂との融合」をテーマに、タフさと美しさを両立させたコレクションです。
「これぞGショック」というゴツゴツしたデザインではなく、メタルを基調としたメカニカルでスタイリッシュなデザインをまとっているのが特徴となっています。
そのため、フォーマルでも使えるGショックとして、ビジネスマンの方々にも人気のシリーズです。
ビジネスユースに応えられるよう、信頼性も抜群です。
世界6局に対応する電波受信機能を備えており、自動で時刻を修正したり、バッテリー残量を知らせてくれる機能も搭載しています。
ワールドタイム機能も内蔵しており、海外出張などにも安心です。
毎日使い倒すビジネスウォッチは壊れない・狂わないという耐久性・信頼性が求められます。
そんな方にとって、Gショックはぴったりのチョイスだと言えます。
Gショックのハイエンドラインが「MR-G」シリーズです。
軽さと耐久性、そして美しさを備えたチタン製のケース・バンドや、白色LEDによるバックライトなど、素材や仕上げに徹底的にこだわって作られたモデル。
時計好きからも支持が高い、価値のある一本になっています。
価格は30万前後と、Gショックの中でもとりわけ高価ですが、価格に見合うだけの高級感があふれたGショックです。
Amazonなどでは取り扱いが少ないためか、販売価格が定価を上回るという現象が起こっています。
取扱店や公式オンラインショップでは、定価の30万円前後で取り扱われているため、ご興味のある方はそちらでの購入をオススメします。
最強の腕時計「G-SHOCK(Gショック)」について紹介してきました。
数多くのモデルが発売されていますが、どれも耐久性が高く、仕事やフィールドでガンガン使ってもびくともしません。
また、それでいてファッション性も高く、メンズ・レディース問わず着けこなすことができるアイテムというのが嬉しいポイント。
最近ではメタリックのモデルなど、フォーマルでも使用可能なモデルも登場しています。
オリジンやベーシックなどのラインであれば、コストパフォーマンスに優れているのもGショックの素敵なところです。
腕時計としてそこまで高価ではなく、かつ品質はピカイチです。
最終更新日 : 2023/04/10
公開日 : 2018/11/24