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「バックパック」を生み出したアウトドアブランド「KELTY(ケルティ)」
KELTY(ケルティ)はどこで購入できるの?販売している店舗は?
KELTY(ケルティ)はそのカジュアルなスタイルが魅力!コーディネートを紹介
今流行りのサコッシュ「ヴィンテージ フラットポーチ」は、KELTY(ケルティ)の定番!
KELTY(ケルティ)の人気に火を付けたボディバッグ「ミニファニー」
可愛いシルエットが印象的なショルダーバッグ「オーバルショルダー」
普段使いにおすすめのトートバッグ「ヴィンテージ ジップトート」
シンプルで美しいフォルムが魅力的!「ノアーズ・タープ 12」
他にない見た目が最高にかっこいいクーラーボックス「フォールディングクーラー」
アウトドアブランド「KELTY(ケルティ)」をご存知でしょうか。
クラシックな風合いを持つリュックやサコッシュ、ウエストポーチなどが定番商品で、フェスや登山に行くとよく見かけるブランドです。
カジュアルな印象が強いケルティですが、実は本国では本格アウトドアブランドとして知られています。
製造したリュックは、ヒマラヤ遠征や南極遠征に使われていることもあります。
また、驚くべきは現在の登山用・バックパッキング用リュックは、腰のベルトやショルダーベルトにテンションをかける構造になっていますが、これらを初めて採用したのはケルティのリュック。
現在のリュックの原型を生み出したブランドなのです。
本記事では、そんなケルティの歴史や魅力、ケルティを使ったコーディネート、おすすめ商品までまるっとご紹介します。
KELTY(ケルティ)が生まれたのは1952年。
南カリフォルニアを拠点としてディック・ケルティにより創業されました。
ベストセラーになったのは「KELTY A4」とよばれるモデルです。
アルミ製フレームとナイロンの布で出来たリュックは、ウエストベルトや背中のフレーム構造、ショルダーベルトへのテンションを保つ構造などを採用しており、これらはやがて、現在の登山用リュックの構造の基本となっていくのです。
当時としては革新的なリュックを製造していたことから、プロのクライマーやロングトレイルで活用されるように。
エベレストをはじめとする7大大陸最高峰遠征や、南極遠征にも使われるようになりました。
また、1969年にアメリカで開催された、現在のフェスの原型と言ってもいい「ウッドストックコンサート」において、多くの若者がケルティを使用して集まったことで、ケルティのリュックは若者たちのカルチャーとしても定着していきます。
そのクラシックでおしゃれな見た目から、アウトドアファッションブランドと思われがちなケルティ。
「本格アウトドアブランド」でありつつ、若者のカルチャーとしての側面もブレンドされ、現在の姿になっていったのです。
現在はリュックをはじめとした「パックライン」以外にも、テントやタープ、クーラーボックスなどを取り扱う「キャンピングライン」も展開しており、総合アウトドアブランドとなっています。
玄人に人気なのがケルティのヴィンテージアイテム「ヴィンテージ・ケルティ」。
1950年代〜60年代に作られたものから存在し、マニアの間では人気となっています。
グレゴリーのバックパックと同じく、タグで年代を識別することが可能です。
初期のケルティのタグは、山の様子が現在のタグよりリアルな描写だったりと、タグの変遷を見ているだけでも楽しいもの。
「ケルティはほしいけど、皆持ってるし...」というこだわり屋さんのあなたには、「ヴィンテージ・ケルティ」は是非おすすめしたい一品です。
ケルティは、日本では「アリガインターナショナル」という会社が代理店を務めており、直営店を展開していません。
ケルティを取り扱っているのは、アウトドア量販店をはじめ、東急ハンズやロフトなどの量販店が中心です。
アウトドア量販店と言っても、「好日山荘」や「石井スポーツ」など、登山に特化したようなショップには置いていないことが多いため、オシュマンズなどのアウトドアセレクトショップに行くのが良いでしょう。
ただ、ケルティはネット通販も展開しているので、近くにそういったお店がない方はインターネット販売を利用するのが無難です。
ケルティの魅力は、カジュアルに合わせやすいシンプルでクラシックなたたずまい。
また、カラバリが多く合わせやすいカラーや、ビビットな差し色として使えるようなアイテムが豊富なのも嬉しいポイントなのです。
ここでは、そんなケルティを使ったコーディネートを紹介していきます。
まずはアウトドアアイテムを積極的に取り入れたコーデをご紹介します。
ベージュにまとめられたコーデの中で、ネイビーのケルティーが差し色として効いていますね。
ケルティーはこういったキレイめコーデにも似合ってしまうから不思議。
こちらのウェストポーチ「ビッグファニー」は、スタイリッシュさが際立ち、アウトドアアイテムっぽくないシルエットが魅力です。
メンズでもレディースと全く同じです。
シエラデザインズのパーカに、ビーンブーツといった定番のクラシックコーデ+ケルティー。
こういったアウトドア・クラシックコーデに似合うのはもちろん当たり前ですね。
それに対して、ギンガムチェックシャツ×チノパンといった、シンプルなカジュアルコーディネートにも合ってしまうのです。
アウトドアアイテムと言いつつも、コーディネートを選ばないのがケルティーの魅力ですね。
ここからはケルティのおすすめアイテムを紹介していきます。
ケルティの商品は、他のアウトドアブランドと比べるとコストパフォーマンスが高いのも嬉しいポイント。
さらにアウトドアブランドらしく、タフさにもこだわって作られているので、ちょっとやそっとのことで壊れることがありません。
生地も最近のアウトドアギアに流行りのペラペラのナイロンではなく、厚手のナイロンで作られており、汚れがまた味となっていきますよ。
是非お気に入りのアイテムを見つけて、ガシガシ使い倒してみてください!
近年爆発的にヒットしたアウトドアアイテムが「サコッシュ」です。
元は自転車レースの際に、補給物資を渡すアイテムとして作られた簡易的なものでした。
しかし、財布やスマートフォン、鍵などの必要最低限の荷物を持ち運ぶのにぴったりとあって、フェスや登山などのアウトドアを始め、タウンユースでも注目されています。
ここ数年、特に春や夏においては、マストアイテムとなりつつあります。
ケルティのサコッシュ「ヴィンテージ フラットポーチ」は、500デニールのコーデュラナイロンを採用しており、一般的なサコッシュに使われているポリエステルより圧倒的に厚く、風合いを楽しむことができます。
内側には仕切りがあり、スマートフォンやカード、財布を仕分けるのにとても便利です。
また、内部はポリウレタンコーティングがされ、防水性が確保されていたり、 YKK製のファスナーを使用しスムーズな開閉を実現するなど、アウトドアブランドらしい品質にこだわった工夫もされています。
本格アウトドアブランドのサコッシュは、ハイテク素材を使っていたり鮮やかなカラーリングだったりと、良くも悪くもスタイリッシュになりすぎている傾向があります。
そんな中で、クラシックで可愛いケルティのサコッシュは、コーディネートを選ばないのが嬉しいポイントです。
サイズはS(18×26cm)、SM(21cm×29cm)、M(24×34cm)、L(23.5cm×36.5cm)と豊富なラインナップ。
カラーも11色展開していて、コーディネートに合わせやすいものから差し色になるものまでたくさんありますよ。
最近でこそ、先ほど紹介したサコッシュに主役の座を明け渡している感はありますが、長く愛されているアウトドアの定番アイテムといえば「ウエストポーチ」です。
さらに、ウェストポーチの中でも最近の流行りは、非常にコンパクトなサイズで必要最低限の荷物を持ち運ぶための「ボディバッグ」です。
ケルティの「ミニファニー」は容量5Lと非常に使いやすいサイズ。
そこまで大きく見えないスマートな見た目にも関わらず、500mlペットボトルも入ってしまう大容量が嬉しいポイントです。
日常生活においても、出かけるのに最低限の荷物を持って出ようというシーンで大活躍しますし、カメラも収納可能なので、トラベルシーンにもぴったりです!
ミニファニーでは少したり苦しいという方には、8Lと少し大きめの「ビッグファニー」がおすすめ。
一眼レフも収納できるので、旅行の相棒にも最適です。
シルエットが美しいのは「ミニファニー」と共通で、実際に背負うとそこまで大きさを感じさせません。
リュックのような三角形のシルエットでありながら、ショルダーバッグという意外な仕様が魅力的な「ワンショルダー」。
貴重品に加え、文庫本や水筒・カメラなども入ってしまう「ちょうどいいサイズ感」が嬉しい商品です。
もちろん、丈夫な500デニールのコーデュラナイロンで作られているため、毎日のヘビーユースに最適なアイテムです。
背中に隠しポケットもついているので、旅行でもおすすめですよ。
可愛いシルエットが印象的なショルダーバッグが、ケルティの「オーバルショルダー」です。
3Lと小ぶりながら、カバンの表にも裏にもファスナーが付いていて、小物を分けて収納するのにとても便利。
必要最低限のものを持ち歩きたいけど、「ミニファニー」だとちょっと心もとないという方におすすめのアイテムです。
容量21Lと大容量が嬉しいトートバッグ「ヴィンテージ ジップトート」。
その名の通り、トップがジップで開閉できるのがポイントです。
中には仕切りが付いているので、カバンの中で荷物をきっちり収納できます。
ケルティのDNAともいえる「リュック」。
その定番アイテムとも言えるのが、タウンユースに最適な「デイパック」です。
実はこれ、1970年に販売されていたモデルの復刻版。
当時の形を再現しつつ、現代のデイユースに使いやすいように改良が加えられています。
本体は極めて丈夫なコーデュラナイロンで作られており、ハードに使い倒しても壊れることがありません。
肩のパッドも柔らかく、長時間背負って疲れないのも、バックパックメーカーである「ケルティ」ならではの工夫と言えます。
普段使いにとても使いやすいサイズ感(18L)、合わせやすいシンプルなデザイン、豊富なカラーリングが嬉しいポイント。
なんと13色ものカラーリングで展開しているため、どれを選べばいいか迷ってしまいますね。
18Lという「デイパック」でしたが、女性用として15Lの小ぶりなリュック「ガールズデイパック」もラインナップされています。
18Lのデイパックでもそこまで大きいとは感じませんが、このあたりは実際に背負ってみてサイズ感を確認した方が良いと思います。
カラーリングは、デイパックと同じく13色展開です。
こだわり屋のあなたにおすすめなのが「ヴィンテージデイパック」です。
「デイパック」とそこまで変わらないデザインながら、違いはリュック底に張られたスウェード生地。
強度が増しているほか、経年劣化も楽しむことができます。
こちらは6色展開となっており、デイパックと同じく15Lの「ヴィンテージ・ガールズ・デイパック」もラインナップされています。
ひときわクラシックな見た目が目を引くのが「ヨセミテ ミニ モッキンバード」。
かつては本格的登山用バックパックだった「モッキンバード」の形をリサイズし、普段使いに最適なサイズ(23L)に落とし込んだモデルです。
ケルティのかわいいロゴのほか、ヨセミテ渓谷の象徴である「ハーフドーム」のロゴワッペン、革でできたブタ鼻など、カジュアル感満載のアイテムです。
素材は100%コットンで作られており、手触りや風合いを楽しむことができます。
アメリカで一般的なハイキングスタイル「スルーハイク」。
何万キロにもおよぶ距離を、時には何回かに分けながら踏破するというアウトドア・アクティビティです。
ケルティは、そんなスルーハイクにおける第一線を走っているブランド。
今でもそういったバックパッキングに適したモデルは日本に入ってきています。
何より魅力的なのは、クラシックなそのたたずまい。
軽量化・防水性を追求し続けたハイテクな大型バックパックが主流の中、こういったレトロなアイテムはケルティらしいとも言えます。
冒頭でもご紹介したように、ケルティはブランド設立当時はリュックメーカーだったものの、現在は総合アウトドアメーカーです。
リュックのような収納用品を扱う「パックライン」とは別に、「キャンプライン」を展開しており、日本ではテントやタープ、サンシェード、クーラーボックスなどを購入することができます。
そんなケルティの定番テントが「サリダ2」。
展開時が114×224cmの2人用テントです。
2.07kgなので、少し重いですが、登山に持ち運ぶことも可能なテントとなっています。
サリダ2のウリはコストパフォーマンスの高さ。
並行輸入品であれば20,000円を大幅に切る価格で取引されており、かなりお買い得なテントと言えます。
もちろん、 ソロキャンプ にもおすすめの一張り。
バイクパッキングにもおすすめです。
ケルティのシンプルで美しいタープが「ノアーズ・タープ 12」。
ポールを通すためのループがたくさん付いているため、写真のようなウィングタープのような設営方法のほか、ヘキサタープのような設営方法も可能となっています。
こちらはポールが含まれておらず、また上記の画像と色味が異なるので注意してください。(正しい色はAmazonの商品ページから確認してくださいね)。
少し大きいサイズの「ノアーズ・タープ 16」もラインナップされています。
あまり知られてないですが、ケルティのクーラーボックスは密かに注目されている商品。
シンプル・ハイテク系のデザインでありながら、どこか無骨で可愛い印象を与える独特の魅力を持っています。
「フォールディングクーラー」の名の通り、折りたたんでコンパクトにできるギミックが、他ブランドのクーラーボックスには無いポイント。
サイズはS(42×14×31cm・17L・8,680円)、M(49×27×35cm・27L・9,720円)、L(58×15×37cm・55L・11,880円)の3サイズ展開となっており、コストパフォーマンスが高いのも魅力です。
クラシックなデザインが特徴で、カジュアルなコーディネートに合わせやすい「KELTY(ケルティ)」。
おしゃれなサコッシュや使いやすいウエストポーチ、 通勤や通学におすすめのリュック、さらにはキャンプ道具など、魅力的な商品がたくさんありましたね。
今回すべてはご紹介しきれませんでしたが、ケルティの魅力的なアイテムは他にもたくさんあるので、気になる方はそちらも調べてみてください。
公開日 : 2019/02/23