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アウトドアギアでありながら、普段使いでポピュラーになっているアイテムの一つが「カラビナ」。
キーホルダーとして鍵をつけている人をよく見かけますよね。
最近では日常使いにとても便利な「おしゃれカラビナ」がたくさん登場しています。
鍵をまとめるといった用途はもちろん、時計や栓抜き、ドライバー機能がついたものなど、非常に多彩で、遊び心に富んだアイテムが多いですよ。
今でこそ腰につけるキーホルダーのイメージが強い「カラビナ」ですが、もともとはクライミングで命綱を固定する用途に使われるアウトドアギアでした。
命を預けるエクストリームなギアが、いつしかキーホルダーとしてファッション用途で使われるようになったのです。
クライミング専門の「ガチカラビナ」は、体重を支えるために「超々ジュラルミン」といった特殊な素材できており、非常に耐久性が高いのが特徴。
また、キーホルダー用途のカラビナよりも高価なものが多いです。
そんな「ガチカラビナ」は少し専門的すぎるので、本記事では普段使いで活躍する「おしゃれカラビナ」を中心に紹介していきます。
カラビナの最も定番の使い方といえばキーホルダー。
鍵やマルチツールなどをつけて携帯するのがオススメです。
おしゃれに使うなら、真鍮製のアンティークカラビナなんてのもありますよ。
こちらは犬の散歩にカラビナをつけているもの。
首輪とワンタッチで外しやすいので利便性に優れています。
水筒を固定するのにもカラビナが便利ですね。
リュックや腰にぶら下げれば、旅行のときにも重宝しそうです。
アウトドアでの活用方法は無限にありますが、ランタンのフックに付けておけばテントの天井部分からワンタッチで吊り下げることができますし、ハンモックもカラビナを付けて携帯しておけば素早く設営が可能です。
最近では時計機能など、さまざまな機能を持ったカラビナが販売されています。
重量28kgに耐えられるというカラビナとしての基本機能はもちろんのこと、その他に豊富な機能がついた「マルチツールカラビナ」に仕上がっているのが特徴です。
今回は「outdoor elements(アウトドアエレメンツ)」の「Firebiner(ファイヤービナー)」の魅力をご紹介します。
「Firebiner」の目玉機能がこの「スパークホイール」です。
火種を作るためのスパークホイールがついています。
ライターの点火スイッチにあるホイールと同じものですね。
繊維状の可燃物質(ティッシュや麻ひもなど)に向かって使用すれば、火種を作ることができます。
シティユースで便利なのが、糸切り機能。
服の糸のほつれや、買ったばかりのアイテムのタグを切りたいときなどにこの小さいナイフが大活躍します。
奥まった場所にあるので、普通に使っていて危ないということは全くありません。
日常生活において、瓶の飲み物を飲む機会はそこまで多くありません。
しかし、特にキャンプやバーベキューのアウトドアイベントだと、瓶のビールやコーラを開栓しなければならない機会がありますよね。
そんなとき忘れがちなのが「栓抜き」。
栓抜きがないと、瓶を開けるのは至難の業なのです。
「ボトルオープナー」機能があれば、そんなもしものときにも安心ですよ。
バーナーやアウトドアギアのネジは、くり返し使っていると緩んでくるもの。
ガタついたまま使っていると壊れやすいほか、何より危険も伴います。
意外とおざなりになりがちなネジ締めですが、「Firebiner」のマイナスドライバー機能があれば気づいたときにすぐ締めておくことができます。
こちらも活躍するケースがあまり多いとは言えませんが、もしものときのためにあると便利な機能の一つです。
クライミング用途の本格的なものから、ハイテク機能満載のカラビナ、キーホルダー用のおしゃれカラビナまでさまざまなタイプがラインナップされています。
冒頭でも触れましたが、カラビナはたくさんの種類が販売されているため、数が多すぎてわかりにくいのが事実。
ここで紹介するアイテムを参考にしてみてください。
前述した通り、カラビナはもともとクライミングの際に命綱を固定する道具でした。
体重を支えられるだけの耐荷重を備えた、非常に高い剛性が求められます。
素材も「超々ジュラルミン」など、強くて軽い特殊素材を使ったものが主流となっています。
なお、ここで紹介するのは、あくまでキーホルダー用途としてご紹介しています。
本格的にクライミングで使用する場合には、必ず専門店に行きましょう。
命を預けるアイテムですので、用途をきっちり相談して購入してくださいね。
「ガチアウトドア」なカラビナがほしいなら、クライミングだけでなく工事現場でも使われているPETZL(ペツル)のカラビナがオススメ。
ゴツいので、バックパックにつけてギアをまとめる、キーホルダーをまとめるなどの用途で使うのが良いでしょう。
存在感を出してくれて、とてもカッコよくまとまりますよ。
しっかりしたデザインながら、28gと軽いのも嬉しいポイント。
ドイツのクライミングメーカー「roc’teryx(ロックテリクス)」が作った、ゲートがスクリュー状になったカラビナが「ザイオンスクリュー」です。
スクリュー状になっていることでかけたものが落ちないので、キーリングとしても優秀です。
ジュラルミン製で縦に2400kg、横に900kg、ゲートが開いた状態で800kgの耐久性を誇ります。
ただのキーホルダーとあなどってしまいがちなカラビナですが、最近ではシンプルなボディに機能を詰め込んだマルチツールのようなカラビナが続々登場しています。
また、日常生活を想定した便利ツールとしてだけでなく、キャンプや釣り、スノーボードなど、アウトドア・アクティビティで便利に活躍するカラビナもたくさんあり、非常に魅力的です。
筆者のイチオシは「outdoor elements(アウトドアエレメンツ)」の「Firebiner(ファイヤービナー)」です。
機能性が非常に優れているのは既にご紹介した通りですが、それ以上に魅力的なのが美しいデザイン。
チタンコーティングされた表面の質感は非常に美しくスタイリッシュで、高級感を感じることができます。
洗練された質感を持つ反面、特徴的なスパークホイールなど、キャッチーな機能がついているほか、本体はやすりで面取りが行われており、どことなく「かわいさ」を感じられる仕様に仕上がっています。
カラーはシルバーゾーン、ブラックフォレスト、ブルーリバー、オーロラの3色展開。
ありそうでない「かっこいいカラビナ」の最右翼であること間違いないです!
アメリカのギアメーカー「NITE IZE(ナイトアイズ)」。
1989年に創業し、カラビナをはじめ、ギアループ、ギアを束ねるためのワイヤー「ギアータイ」など、アウトドア系小物を専門としているブランドです。
NITE IZEは、シンプル・スタイリッシュさと、遊び心(ユーモア)とを両立させたデザインが特徴。
栓抜き型のカラビナや、ロープホルダーとカラビナを融合させたツールなど、特徴あるアイテムがたくさんラインナップされています。
NITE IZEの定番カラビナといえば「S-Biner」。
S字のボディにゲートがついた仕様になっており、キーホルダーにも、アウトドアでの使用にもさまざまな使い方ができるアイテムです。
#1(4×1.4cm)〜#5(11×5cm)まで、豊富なサイズ展開があるのも嬉しいポイント。
全て500円前後と安いので、数種類購入してアイテムにあわせて使い分けるのもおすすめです。
カラビナに栓抜きをつけたというより、栓抜きにカラビナの機能をもたせるという発想で作られているのがこちらの「キーチェーン ボトルオープナー」。
他のカラビナにつけておいたり、カバンにひっかけておくだけで、栓抜きが必要なタイミングで大活躍します。
特に瓶ビールが主流の海外での使用がおすすめで、バックパッカーの筆者はリュックにつけて携帯し、ホステルで瓶ビールで乾杯するときに使っています。
本体に施されたかわいい瓶のフタのイラストなど、遊び心も満載なアメリカらしいアイテムです。
先程「Firebiner」の紹介の中でも触れましたが、キーホルダー目的で作られたカラビナで、デザイン性に優れたカラビナは意外と少ないのが事実。
そんな中、スタイリッシュなデザインで目を惹くのが、ナイトアイズの「360°マグネット スライドロック カラビナ」です。
2つのカラビナがマグネットで脱着可能な仕様になっており、鍵を開ける際などに取り外しできるのが特徴。
マグネットは強力で、落下したりすることはありませんし、鍵をとりつけるためのゲートにはセーフティーロックがついているため、鍵が落ちることもありません。
アウトドア初心者の方にとって、ハードルになるのが「ロープワーク」。
もやい結び、自在結びなど、ややこしいロープワークは非常に覚えにくいですよね。
ただ、アウトドアにおいてロープを使う場面はたくさんあります。
テントやタープの設営のほか、洗濯ロープを設置したり、車のルーフラックに荷物を固定したり、薪を束ねたり。
そんな難しいロープワークの手間を一挙に減らしてくれるのが「フィギュア9 カラビナ」。
ロープを固定する器具(フィギュア9)とカラビナがセットになった画期的なアイテムです。
使い方は簡単で、フィギュア9にロープを固定したら、カラビナを使ってどこかにアタッチすればいいだけ。
フィギュア9本体にロープの止め方の順番も記載されているので(といってもロープを回して止める、2アクションだけの非常に簡単なもの)非常に使いやすい仕様になっています。
カラビナにフックがついたアイディア商品が「ヒーロークリップ」。
フックを利用して、ベビーカーにつけて買い物袋を吊り下げたり、出先で机に荷物をぶら下げたりと、工夫次第でいろんな使い方ができるアイテムです。
耐荷重も約22kgと安心なので、ちょっとやそっとでは壊れないのも嬉しいポイントです。
数々のアイディア商品を生み出している日本のブランド「DoD(ドッペルギャンガーアウトドア)」。
かまぼこ型のテントなど、ユニークなアウトドア製品が中心で、その完成度も高く数多くのベストセラーモデルを生み出しているブランドです。
そんなDoDのカラビナは、4桁のダイヤルロックがついた非常に特徴的なアイテム。
リュックファスナーをロックしたり、付属のワイヤーを通して荷物を柱にロックしたり、自転車をロックしたりといったさまざまな使い方が考えられるアイテムです。
付属のワイヤーは細く、ワイヤーカッターを使えば簡単に切断可能なので、あくまで臨時の鍵として考えるか、ワイヤーを交換するなどした方がいいでしょう。
ナイフやペンチ、ドライバー、ヤスリなど工具をまとめたマルチツールで有名なブランド「LEATHERMAN(レザーマン)」。
スタイリッシュかつ機能的なアイテムが特徴のブランドですが、そんなレザーマンからラインナップされているスノーボード用カラビナがこの「HAIL」です。
特徴は、スノーボードのワックスを剥がすスクレーパーとしてもつかえるということ。
また、フィールドだけでなくカジュアルにおいてもおすすめです。
レザーマンのマルチツールキーホルダーを下げても、デザイン的な統一感がとれますよ。
もちろん、同社の特徴である25年保証も対象のアイテムなので、もし壊れてしまっても対応してくれる優れものなのです。
レザーマンの「HAIL」に引き続き、続いてご紹介するこちらもスノーボード用のカラビナ「CLICK CARABINER(クリックカラビナ)」。
スノーボードで使用頻度が多い、プラスドライバー×2、六角レンチ×2、ボトルオープナーがセットになったマルチツールカラビナです。
よく考えられているポイントとしては、スノーボードのグローブをしていてもツールの収納・ツールの使用がしやすいということ。
リフトパスを下げておいたり、リュックにつけておくと役立つアイテムです。
こちらのカラビナは「釣り」に特化した「カラビナキッター」。
釣りをされる方はおわかりかと思いますが、釣りにおいてルアーがどうしても外れないとき、最終手段として引っ張らなければならないケースがあります。
そうしたときの対処法としては、ロッドを引っ張るか、ラインを引っ張るかなのですが、ロッドを引っ張るとロッドが傷みますし、ラインを引っ張ると手が切れてしまうことがあります。
この「カラビナキッター」はカラビナのボディの溝に沿ってゴムが貼られている形状となっているのが特徴。
溝に沿ってラインを巻き付け、ぐっとひっぱることで、手を切ったりロッドを傷めたりすることなく回収が可能なのです。
カラビナになっているので使わないときはどこかに引っ掛けておけばいいだけ。
携帯性にも優れているアイテムです。
タウンユースでおしゃれにつかいこなせるカラビナをご紹介します。
アウトドアで活躍するといったマルチツール的な機能はなく、シンプルにキーホルダーとして使うことができ、カジュアルと相性が良いので普段使いにおすすめです。
シンプルな構造のカラビナ「Ti-MULTI」。
材質はチタンでできており、スタイリッシュかつ高級感のただよう仕上げの美しさが特徴です。
シンプルなので、どんなコーディネートにも合わせやすいですよ。
全て真鍮でできているコダワリの仕様となっています。
アンティークで定番の素材「真鍮(ブラス)」は独特の金色が特徴で、使い込めば使い込むほど味が出てくるのがポイント。
革小物や金色の鍵との相性が抜群のアイテムです。
便利ツールがたくさんついたカラビナとは全く反対方向ですが、普段着にも合わせやすいカラビナとしておすすめのモデルです。
アウトドア便利グッズとして一般にまで普及した「カラビナ」。
百円均一でのカラビナのようにお買い得なものから、おしゃれなキーホルダータイプ、クライミングの際に命を預けられる耐久性を持ったタフなものまで、たくさんのカラビナがありましたね。
今やポピュラーなアイテムですが、その魅力はともかく「普段使いにとても便利」で「さまざまな種類がある」ということがおわかりいただけましたでしょうか。
キーホルダーだけでなく、色々な活用法があるため、いくつあっても困らないアイテムと言えます。
みなさまもぜひ工夫をして、カラビナを有効活用してみてはいかがでしょうか。
公開日 : 2019/03/20