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日帰りやプチ旅行にもおすすめ、三島の自然と美味しいものでリフレッシュ！
三島市は静岡県の東部、伊豆半島の北端にある市です。
新幹線の停車駅の1つであるというイメージが強い方もいらっしゃるかもしれません。
三島市は駅前や街中でも水と緑を楽しむことができる、豊かな自然と温暖な気候が特徴です。
意外と各方面からのアクセスが良いことから、関東圏にお勤めしている方のベッドタウンという一面も持っています。
三島の名前は知っていても、実際にどんな特徴があるのか知らない方もいらっしゃると思います。
まずは三島市の基礎知識をご紹介します。
三島市の街中には源兵衛川や御殿川、蓮沼川といった川がいくつも流れています。
川にはミシマバイカモが咲き、川沿いにはカモやシラサギなど様々な野鳥が見られます。
あまり数は多くありませんが、運が良ければ三島市の鳥であるカワセミに会うことができるかもしれません。
静岡県は地域によって方言がありますが、三島もあまりきつくはないものの方言があります。
その中でも比較的よく使われている、2つの方言を紹介します。
例としては「そうだら」「行くら？」などがあります。
標準語に置き換えると「○○でしょう？」「○○だよね？」といったニュアンスになります。
例としては「行かにゃー」「そんなことにゃーら」などがあります。
標準語に置き換えると「○○ない」という意味になります。
年配の方ほど方言が強い傾向にありますが、生まれが静岡県東部の人は性別や年齢を問わず方言を使う人が多いように感じます。
街中を歩いていると、「だら」や「にゃー」を付けて会話をしている人に出会うかもしれません。
首都圏に近く、質の良い水が大量に手に入ることから大きな企業の工場が数多く存在しています。
駅前には東レ、少し離れた場所に東レや森永乳業などの工場があります。
東京から三島までは新幹線で約1時間、東海道線では約2時間で到着します。
静岡県は遠いと思われがちですが、県東部であれば意外とすぐ到着してしまいますよ。
渋谷、新宿と三島駅前を往復する直通の高速バスもあります。
ちなみに、名古屋からは新幹線のこだまで約1時間45分、ひかりで1時間20分程度です。
ひかりの方が早いのですが、三島駅にはひかりがほとんど止まらないことに注意してくださいね。
三島市内の観光スポット間はそれなりに距離があるため、シェアサイクルやレンタカーを使うことをおすすめします。
バスもありますが、あまり本数が多くないことと遅くまで運行していないことからおすすめはできません。
三嶋大社くらいまでは自転車でも構いませんが、三島を思いっきり楽しむなら車移動がおすすめです。
ただし、道が狭いところや一方通行のところも多いので、気を付けて運転してくださいね。
ここからは三島のおすすめ観光スポットをご紹介します。
実は色々な観光スポットがありますが、移動距離が長めなので、1日で回りきるのは難しいかもしれません。
三嶋大社は静岡県東部にある神社の中でも最も格式高い、伊豆国の一宮として知られている神社です。
源頼朝が崇敬し、たびたび祈願をして数々の戦にて勝利をおさめたことでも有名です。
その歴史は古く、奈良・平安時代の書物にもその名前が記されているそうです。
年間300万人近くの観光客が訪れる三嶋大社は、年末年始や七五三の時期は特に混雑します。
駐車場待ちだけでも大変時間がかかるため、混雑する時期は三島大社の駐車場ではなく、少し離れたところに停めて歩くことをおすすめします。
三嶋大社の中は緑にあふれているため、歩いているだけでも癒されますよ。
境内になる樹齢が1200年を超えると言われている国の天然記念物 「三島神社のキンモクセイ」 や 「神鹿園」 にいる奈良の春日大社から来た鹿たちも見ていってください。
住所：〒411-0035 静岡県三島市大宮町2丁目1番5号
マップ： Googleマップ
アクセス：三島駅南口より徒歩で15分ほど
営業時間：24時間（御祈祷や御朱印などは8：30～17：00頃まで）
入場料：無料
ホームページ： 三嶋大社
三嶋大社の前にある、色々なショップが集まった場所です。
カフェやクレープ、ワインを楽しめるお店などおしゃれなお店がたくさんあります。
森永乳業の直営店「パルモフジ」では、作りたてのオリジナルアイスを味わうことができますよ。
参拝した後は大社の杜でゆったり休んで、次の観光地に向かうのも良いでしょう。
住所：〒411-0853 静岡県三島市大社町18-52
マップ： Googleマップ
アクセス：三島駅南口より徒歩で15分ほど
営業時間：10:00～20:00
入場料：無料
楽寿園にある小浜池を水源とし、三島市内を流れる川です。
源兵衛川を流れているのはなんと富士山の伏流水、驚くほどの透明度を誇ります。
キレイな水が流れる源兵衛川の川沿いではカワセミ、初夏にはホタルの姿を見ることができます。
川の中には飛び石や台が設置してあり、水に濡れることなく川を楽しむこともできますよ。
美しい水を楽しみながら、童心に帰って川遊びをしてみるのも良いのではないでしょうか。
住所：〒411-0857 静岡県三島市芝本町
マップ： Googleマップ
アクセス：三島駅南口から徒歩5分ほど
営業時間：24時間
入場料：無料
三島駅南口から徒歩3分程のところにある、三島市の市立公園です。
明治32年に小松宮彰仁親王の別邸として造営され、何度も持ち主が移り変わりましたが、現在は三島市の所有となっています。
園内にある小浜池や湧き出る富士山の伏流水、自然林を生かした庭園は国の天然記念物および名勝に指定されています。
東京ドーム1.5個分もの広大な土地では、季節ごとの植物や花、野鳥を楽しむことができますよ。
動物広場ではレッサーパンダやカピバラ、アルパカなどが飼育されています。
動物ふれあい広場では、モルモットやウサギとふれあい体験をすることができます。
4歳～小学校6年までのお子様に限りますが、土日祝は無料で与那国馬もしくはポニーの乗馬体験をすることもできるので、家族連れにもおすすめのスポットです。
また、毎年11月になると地元では有名な祭り・菊祭りが開催されます。
毎年色とりどりの菊の花や菊を使った造形は見ているだけで心が弾みますよ。
住所：〒411-0036 静岡県三島市一番町19-3
マップ： Googleマップ
アクセス：三島駅南口から徒歩3分ほど
営業時間：
4月～10月 9:00～17:00
11月～3月 9:00～16:30
入場料：
大人 300円
15歳未満、学生は無料
ホームページ： 三島市立公園楽寿園
公益財団法人佐野美術館が運営している、私立の美術館です。
日本刀や陶磁器、絵画など様々な収蔵品を持ち合わせていますが、中でも日本刀のコレクションが素晴らしいことで有名です。
常設展示に加え、年数回行われている特別展示は毎回違った世界観に浸ることができます。
興味がある展示が開催されたら遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
佐野美術館の敷地内には次に紹介する、三島梅花藻の里もあります。
美術館で芸術に触れた後は、ぜひ三島の自然が作り出す美しさにも触れてみてください。
住所：〒411-0838 静岡県三島市中田町1-43
マップ： Googleマップ
アクセス：三島駅南口より徒歩17分ほど
営業時間：10:00〜17:00
入場料：展示によって異なるため ホームページ を参照
ホームページ： 佐野美術館
静岡県の天然記念物である水生植物、ミシマバイカモを見ることができる場所です。
ミシマバイカモは日当たりが良く、キレイな水でないと育たないという非常にデリケートな植物です。
以前は三島の至るところに自生していたそうですが、工業排水や生活排水などの影響で一度姿を消してしまいました。
しかし、その後市民が中心となって隣の清水町にある柿田川公園からミシマバイカモを譲り受け、現在の場所に三島梅花藻の里を整備したという経緯がある市民の想いがこもった場所です。
三島梅花藻の里では、梅のような白くて可憐なミシマバイカモの花をほぼ1年中楽しむことができます。
住所：〒411-0841 静岡県三島市南本町７
マップ： Googleマップ
アクセス：三島駅南口より徒歩17分ほど
営業時間：24時間
入場料：無料
昭和10年に開かれた、昭和の雰囲気をたっぷりと残している温泉です。
鉄分を大量に含んだ赤茶色の湯が特徴で、その色から 「赤湯」 とも呼ばれています。
体のこりや痛み、貧血や冷え性に対して効果があると言われています。
かつては宿泊施設が3件ありましたが、現在はみなくち荘の日帰り入浴のみとなっています。
昭和レトロを感じたい、昔ながらの温泉に行ってみたいという方におすすめです。
住所：〒411-0807 静岡県三島市竹倉21
マップ： Googleマップ
アクセス：三島駅南口よりバスで20分ほど
営業時間：9:00〜20:30
入場料：500円
全長400mにも渡る、日本一長い歩行者専用の吊り橋です
大きなつり橋の上からは富士山やその周辺の山々、駿河湾などを一望することができます。
つり橋を渡らなくても、併設されているショップで軽食をとったりお土産を買ったりと楽しむことができますよ。
三島の食材にこだわったレストラン「森のキッチン」で食事を楽しむのもおすすめです。
住所：〒411-0012 静岡県三島市笹原新田313
マップ： Googleマップ
アクセス：三島駅南口よりバスで20分ほど
営業時間：9:00～17:00
入場料：
大人 1,000円
中高生 500円
小学生 200円
ホームページ： 三島スカイウォーク
静岡・伊豆の取れたて新鮮な野菜や魚、各種お土産が揃った道の駅です。
野菜が新鮮で安いため、地元の人もよく利用しています。
敷地内には飲食店も多いため家族連れでも楽しむことができますが、車でないと行くのが難しいのが難点です。
レンタカーかもしくはタクシーを使って行くことをおすすめします。
住所：〒411-0815 静岡県三島市安久322-1
マップ： Googleマップ
アクセス：三島駅南口よりタクシーで15分ほど
営業時間：9:00〜18:00
入場料：無料
ホームページ： 伊豆・村の駅
三島に来たならぜひ行って頂きたい、おすすめのグルメスポットを紹介します。
有名な三島うなぎ以外にも美味しいものがたくさん。
お腹も心も満足するグルメを楽しんでください！
昭和33年創業、三島市内に3つの店舗を構えるうなぎ料理の有名店です。
三島のうなぎは各店舗が仕入れた後、三島の市内を流れる清流で数日置いてから提供されています。
キレイな水の中で泥やお腹に残っているエサが吐き出されて生臭さが消えるため、三島のうなぎは極上の一品とされています。
三嶋大社の前にも店舗があるため、ぜひ参拝後に三島のうなぎを味わってみてください。
住所／営業時間：
本町店 〒411-0855 静岡県三島市本町1-37／11:00～20:15（木曜定休）
富田町店 〒411-0836 静岡県三島市富田町3-3／11:00～14:30、17:00～20:00（火曜定休）
三嶋大社前店 〒411-0853 静岡県三島市大社町18-1／11:00～18:00（火曜定休）
安政3年（江戸時代）から続く、うなぎ料理の老舗です。
伊豆箱根鉄道の広小路駅から徒歩1分ほどの、非常にわかりやすいところにあります。
近くを歩いているだけでお腹が減ってしまいそうな、香ばしい良い香りが漂っています。
桜屋は非常に美味しいうなぎが食べられると評判で、いつ行っても開店前から行列ができているほどの大人気店です。
うなぎが品切れ次第店じまいになってしまうので、確実に食べたい方は事前予約をすることをおすすめします。
住所：〒411-0000 静岡県三島市広小路町13-2
マップ： Googleマップ
営業時間：11:00～20:00
定休日：水曜日（祝日の場合は営業）
ホームページ： 桜屋
福太郎茶屋は、三嶋大社の中にある茶屋です。
こちらで販売されている、三嶋大社の縁起餅である 「福太郎餅」 は草餅をこしあんでくるんだ一品です。
よもぎの爽やかな香りとなめらかなこしあんの相性は抜群、地元民も何かと買ってしまう美味しさです。
福太郎茶屋ではそんな福太郎餅をお茶付きで味わうことができます。
三嶋大社境内の空気を感じながら食べる福太郎餅は絶品です。
住所：〒411-0035 静岡県三島市大宮町2-1-5
マップ： Googleマップ
営業時間：8:00～17:00
定休日：なし
ホームページ： 福太郎茶屋
三嶋大社の前にある、軽食店です。
三島のB級グルメである、揚げたての 「三島コロッケ」 を味わうことができます。
辛いものやわさびが好きな方は本わさびをすりおろしてソフトクリームの上に乗せた、 「本わさびソフトクリーム」 にもトライしてみてください。
わさび漬けをはじめとした各種のわさび製品の他、隠れた静岡名物であるピンク色の麩菓子 「さくら棒」 を購入することもできますよ。
住所：〒411-0853 静岡県三島市大社町1-28
マップ： Googleマップ
営業時間：
平日 9:30～17:00
土日祝 9:30～17:30
定休日：なし
ホームページ： 山本食品 門前せせらぎ店
伊豆・村の駅の敷地内にある、三島のブランド卵 「日の出たまご」 を使った料理やスイーツを提供しているたまご専門店です。
卵のおいしさをそのまま味わえる究極の卵かけごはんを始め、天城軍鶏と函南町産の新米といった静岡県食材にこだわった親子丼、三島産の完熟トマトを使った完熟トマトソースかけのオムライスなど地元の食材をたっぷり使った食事を楽しめます。
食後のデザートや自分へのご褒美に、卵のおいしさを存分に楽しめるふわふわのパンケーキも味わってみてください。
住所：〒411-0815 静岡県三島市安久322-1
マップ： Googleマップ
営業時間：9:30～16:30（カフェ9:00〜11:30、ランチ11:30～15:00、カフェ15:00～16:30）
定休日：なし
ホームページ： CAFE BRUNCH TAMAGOYA
静岡県三島市のおすすめ観光スポットや、グルメスポットを紹介してきました。
三島は各方面からのアクセスが良いため、お休みの日にささっと旅行するにはとても良い場所です。
日頃なかなか自然に触れあう機会がない方や、人ごみから解放されてリフレッシュしたい方には特におすすめ。
ぜひ気軽に三島へ遊びにきてくださいね！
※三島のグルメ関連記事： 静岡・三島駅周辺のおすすめランチ10選！美味しい海鮮ランチから安くて美味いお店まで
最終更新日 : 2023/10/03
公開日 : 2019/06/18
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