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日本を代表するターミナル駅の一つであるJR東京駅。
その大きさは日本最大で、首都の名前を冠するにふさわしい存在感を放っています。
一日当たりの列車到着本数はなんと3000本という多さ。
赤レンガ造りの丸の内口駅舎は、2003年に国の重要文化財に指定されています。
そんなJR東京駅構内には、もちろん見所も沢山あります。
まずは駅についたらすぐに行ける、東京駅直結のおすすめ観光スポットを紹介していきます。
東京駅に来たらまず見て欲しいのは、東京駅そのもの。
1914年(大正3年)に開業された東京駅は100年以上の歴史を誇る、ターミナル駅です。
丸の内側の赤レンガ造りの丸の内口駅舎は、辰野金吾氏らが1914年に竣工したものです。
1945年の太平洋戦争時の東京大空襲で一度大半が失われましたが、その後修復が行われ、2003年には国の重要文化財に指定されました。
まるでお城のような外観は、初めて見た際には「これが駅!?」と驚いてしまう程の存在感を放っています。
近くから見ても遠くから見てもうっとりするほどの建築で、これを見るためだけに東京駅に来ても良いと思える程です。
さらに、夜になりライトアップされた美しさには、思わず感嘆の声が上がります。
東京駅に来た際にはぜひ昼の様子と夜の様子、両方を見ることをおすすめします。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
マップ: Googleマップ
アクセス:JR各線東京駅徒歩0分
公式サイト:
TOKYOINFO
東京ステーションギャラリーは、東京駅の駅中である丸の内北口改札前にある美術館です。
独特で特徴的なロゴは、ギャラリーの頭文字であるTを、3つのレンガのつなぎ目である目地をモチーフにデザインしたもの。
1988年に設立されたこちらのギャラリーは、開館以来100本を超えるさまざまな企画展を開催し、芸術と文化を愛する多くの人に親しまれています。
近未来的でシンプルな外観に反して、中は東京駅の歴史を感じさせる重みあるレンガ造りとなっています。
定期的に様々な企画展を開いているため、気になる展示があるか、時々公式サイトでチェックしてみるのがおすすめです。
さらに、東京駅の図面を素材にしたトートバックやTシャツを制作できるワークショップや、その時の展示に関連した講師を呼んでの講演会も行っているため、来館者参加型のイベントのあるギャラリーとして人気を誇っています。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
マップ: Googleマップ
電話:03-3212-2485
開館時間:10:00~18:00 金曜日 10:00~20:00 入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日/ただし会期最終週、ゴールデンウィーク・お盆期間中の月曜日は開館)、年末年始、展示替期間
入館料:企画展により異なる
アクセス:JR東京駅 丸の内北口 改札前
公式サイト: 東京ステーションギャラリー
銀の鈴は、東京駅内にある銀色の鈴の形をした大きな模型です。
この銀の鈴は、待ち合わせ場所として駅を利用する多くの人の目印とされており、東京駅の中に複数ある待ち合わせ場所の中でも最も有名な場所。
改札内の地下1Fにある、駅内商業施設GRANSTA(グランスタ)のエリア内にあります。
現在の銀の鈴は実は4代目。
グランスタの開業に合わせて、2007年に東京藝術大学学長の宮田亮平氏により制作されたものです。
東京駅に着いたら、存在感がありながらもオシャレな銀の鈴を一度見てみてはいかがでしょうか。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
マップ: Googleマップ
アクセス:JR東京駅中央地下一階コンコース、八重洲地下中央口改札内
銀の鈴と並んで、待ち合わせスポットとして有名なのがこの動輪の広場。
銀の鈴がJR東京駅の改札内にあるのに対し、この動輪の広場は改札外、丸の内地下南口の広場にあります。
この大きな動輪はかつて実際に東海道線を走っていた、C62-15型蒸気機関車のもの。
1971年に解体されるまで、約263万キロもの長距離を走り続けました。
直径1m75㎝の動輪が3つ並んだ姿はまさに圧巻の一言。
鉄道好きの人でなくても、これを見て、かつて走っていた蒸気機関車に思いをはせてみるのも良いでしょう。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
マップ: Googleマップ
アクセス:東京メトロ丸の内線東京駅 丸の内地下南口近く
東京駅一番街は、東京駅の地下にある広いショッピング街です。
テレビ局オフィシャルショップやポケモンやハローキティなど、沢山の人に愛されるキャラクターものが揃った「東京キャラクターストリート」、様々なジャンルの食べたいラーメンを揃え、2019年にめでたく10周年を迎えた「東京ラーメンストリート」、グリコや森永などの親しみのある美味しいお菓子を取り扱うお店を揃えた「東京おかしランド」など、ジャンル豊かなお店が多数立ち並んでいます。
八重洲側の各改札を出てすぐのところにあるため、東京駅を出ずとも買い物を楽しむことができます。
「ちょっと買い物をしたいけれど、外を歩き回る時間がない!」という時にも便利です。
イベントスペース「いちばんプラザ」ではTV番組や映画の宣伝イベントが行われていることもあり、人気キャラクターの着ぐるみと写真が取れることもあります。
イベントの際には行列ができることもありますので、時間に余裕を持って行くようにしましょう。
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9-1
マップ: Googleマップ
営業時間:
東京キャラクターストリート 10:00~20:30
東京ラーメンストリート 10:30~23:00(LO.22:30)
東京おかしランド 9:00~21:00
東京グルメゾン 11:00~23:00(日祝22:00)
にっぽん、グルメ街道 10:00~23:00(LO.22:00)
TOKYO Me+ 9:00~20:30(土日祝20:00まで)
定休日:無休
アクセス:JR東京駅八重洲口すぐ
公式サイト: 東京駅一番街
東京駅八重洲方面は主に東京駅の東側一帯を指すエリアです。
グラントウキョウやシャングリラホテルなどの高層ビル群や、日本の政策金融機関である商工組合中央金庫の本店、エンジンなどの製造販売を行っている大手企業ヤンマーの東京支社などがあります。
そんな八重洲方面側に並ぶ、大型施設の観光スポットを紹介していきます。
大丸は大阪に本店を構える有名百貨店の一つです。
1717年(享保2年)に京都伏見で生まれた呉服屋大文字屋を前身としており、1920年に株式会社大丸呉服店として設立されました。
この東京店が開店したのは1954年で、開店時には初日に20万人が来店する賑わいを見せる人気ぶりだったそうです。
2007年に現在の場所に移転しましたが、今も東京駅に訪れる人たちのショッピングの拠点となっています。
有名ブランドのセレクトショップを取り揃えているほか、トレンドのスイーツや東京土産も取り扱っています。
さらに12F〜13Fにはレストランもあるため、「お腹が空いたけれども東京の街中を歩くには少し疲れてしまった」という場合も大丸に行けば、エレベーターですぐにレストランに行くことができますよ。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
マップ: Googleマップ
電話:03-3212-8011
営業時間:
B1・1F:平日 10:00~21:00 土日祝 10:00~20:00
2F~11F:月~水 / 土日祝 10:00~20:00 木・金 10:00~21:00
12Fレストラン:全日 11:00~23:00
13Fレストラン:全日 11:00~24:00
定休日:元旦
アクセス:JR東京駅八重洲北口改札出てすぐ
公式サイト: 大丸東京店
首都圏でチェーン展開をしている書店、八重洲ブックセンター。
三越やイトーヨーカドーにテナントとして入っていることも多く、利用したことがあるという人もいるのではないでしょうか。
そんな八重洲ブックセンターの本店が、東京駅近くにあります。
地下1階から8階までの大型書店としてそびえたつ八重洲ブックセンター本店は、実はビジネス書の在庫数がとても多いです。
また、ビジネスマンが多く利用する店舗のため、ビジネス書関連の講師を招いた講演会やイベントも開催されています。
2Fには、平日は7:30から開いているコーヒーショップもあるため、仕事前に本を読みながらコーヒーで目を覚ますということもできます。
さらに、8Fはレンタルスペースとしてギャラリーを貸し出ししているため、定期的にアーティストの展示などが行われているなど、見所の多い書店です。
住所:東京都中央区八重洲2-5-1
マップ: Googleマップ
電話:フロアによって異なる
営業時間:
書籍売場 月曜日〜土曜日:10:00〜21:00 日曜日・祝日:10:00〜20:00(土曜日が祝日の場合は21:00まで営業)
2Fコーヒーショップ「ティファニー」
平日(月曜日〜金曜日):モーニング営業 7:30~11:00
通常営業 11:00~20:00(ラストオーダー19:30)
土曜日・日曜日・祝日:11:00~19:00(ラストオーダー18:30)
定休日:元旦
アクセス:JR東京駅 八重洲南口、東京メトロ銀座線京橋駅 8番出口徒歩1分
公式サイト: 八重洲ブックセンター本店
東京駅丸の内方面は、皇居外苑と東京駅に挟まれた地区のことを指します。
三菱グループの本社などの大手銀行のビルなどが並んでおり、日本の金融や経済を担う中心地の一つともなっています。
ここでは、丸の内方面にある商業施設をはじめショッピングを楽しめる場所や、噴水が綺麗な公園などの見どころをご紹介します。
三菱一号館美術館は2010年春に開館した美術館です。
建物である三菱一号館は1894年(明治27年)に英国人建築家のジョサイア・コンドルによって設計された、東京・丸の内では初めての洋風事務所建築です。
当初の建物は老朽化により残念ながら1968年に解体されてしまいましたが、元々コンドルの設計に則り、再度この地に蘇りました。
こだわりの赤レンガで作られた貴族の屋敷と見まがうほどの美しい設計は、外観だけでも見る価値のあるもの。
もちろん、定期的に展覧会テーマが変わる美術展示が行われている中身も、一見の価値ありの代物です。
窓の光が反射し美しい様相を描き出す鉄骨階段や、明治時代のガス灯をモチーフとした電灯など、クラシック好きにはたまらないスポットなのではないでしょうか。
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
マップ: Googleマップ
電話:03-5777-8600
開館時間:
10:00~18:00
※祝日・振替休日除く金曜、第2水曜、展覧会会期中の最終週平日は21:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
休館日:毎週月曜(祝日・振替休日・展覧会会期中最終週の場合は開館)、年末、元旦、展示替え期間
入館料:展覧会により異なる
アクセス:JR東京駅丸の内南口 徒歩5分
公式サイト: 三菱一号館美術館
東京駅丸の内中央口から徒歩5分程あると見えてくる和田倉噴水公園。
ここは昭和36年に上皇陛下のご結婚を記念して創建された大噴水が見どころのスポットです。
また、平成5年の今上天皇のご結婚を機に再設備された公園でもあります。
こちらの公園は、昼間は水と緑溢れる美しくも親しみやすい場所として、連日家族連れや観光客など、多くの人が立ち寄っています。
ランチタイムには、周辺のビジネスマンやOLが一息つく憩いのスポットにもなっています。
また、夜であっても大噴水がライトアップされるなど、ロマンチックで幻想的な雰囲気に包まれるため、カップルで訪れても楽しむことができますよ。
住所:東京都千代田区皇居外苑3-1
マップ: Googleマップ
電話番号:03-3213-0095
アクセス:JR東京駅 丸の内中央口から徒歩5分
東京メトロ「二重橋前駅」2番出口から徒歩すぐ
公式サイト: 皇居外苑
街路樹が並んだ丸の内仲通りは、通りでありながら美しく洗練されており、石畳でできた通りに足を運べば、まるで外国の通りを歩いているような気分になれます。
丸の内ビルを入り口として、有楽町の駅まで伸びる比較的長い通りです。
通りには丸の内らしい高級なショップやオシャレな食事ができるレストランが並んでいるため、お店を見て回るだけでも楽しくなってしまいます。
大好きな服を身にまとい、優雅に通りを歩いているだけでも心満たされるもの。
晴れた日にはショッピング帰りに、丸の内仲通りを散歩してみるのはいかがでしょうか。
住所:東京都千代田区丸の内1-3
マップ: Googleマップ
アクセス:JR各線東京駅徒歩2分
公式サイト: Marunouchi.com
丸の内オアゾは、東京メトロ丸ノ内線東京駅から直結しているオフィスビル兼商業施設です。
地下1Fから6Fまでのフロアで形成されたこのオアゾは、実は江戸時代は肥後熊本藩の細川家の屋敷があった土地に立っています。
2004年(平成16年)9月にオープンし、人工言語エスペラントにおいて「オアシス」を意味する施設名の通り、多くの人たちの憩いの場としてショッピングに食事にと親しまれています。
また、オアゾの1F~4Fにある丸善丸の内本店の4Fにはギャラリーがあるため、気になる企画展があったら、ショッピングの帰りに立ち寄ってみてください。
住所:〒100-8203東京都千代田区丸の内1丁目6-4
マップ: Googleマップ
電話:03-5288-8881
営業時間:
ショップB1F・2F 物販サービス 10:00~21:00 1F・4F 書籍・文具(丸善・丸の内本店) 9:00~21:00
レストランB1F・2F 飲食・食物販 9:00~21:00 5F・6F 飲食 11:00~23:00※一部の飲食店は最大24:00まで営業
定休日:元旦
公式サイト:
Marunouchi.com
東京駅丸の内南口から徒歩1分程で辿り着くKITTE(キッテ)は、日本郵便が手掛ける商業施設です。
名前のKITTEは「切手」と「来て」をかけて名付けられています。
地下1階から6階までのフロアにはファッションから生活雑貨、レストランやカフェなど、見ているだけでワクワクと心躍ってしまうような魅力的なショップが並んでいますよ。
また、このKITTEには他の商業施設にはない見どころがあり、それが6Fにある屋上庭園「KITTEガーデン」です。
晴れた日にはこのKITTEガーデンのウッドデッキに出て、東京駅周辺の眺めを見渡すことができます。
昼間の光の下で見ても、高層ビルや緑豊かな皇居外苑など見ごたえがありますが、おすすめしたいのは夜。
美しくライトアップされた東京駅の姿が見渡せる贅沢を楽しむことができるため、カップルでショッピングをした後に、最後に夜景で締めくくり…なんてこともできてしまいます。
住所:東京都千代田区丸の内2-7-2
マップ: Googleマップ
アクセス:JR東京駅丸の内南口 徒歩1分
営業時間:
ショップ11:00~21:00(日曜・祝日は~20:00)
レストラン・カフェ 11:00~23:00(日曜・祝日は~22:00)
KITTEグランシェ 10:00~21:00(日曜・祝日10:00〜20:00) ※一部店舗により異なる
定休日:不定休
電話番号:03-3216-2811(10:00~19:00)
公式サイトURL: KITTE
三菱UFJ銀行 信託博物館は三菱UFJ信託銀行本店の隣にある博物館です。
普段はあまり馴染みのない信託のことに関して、分かりやすくモニターで説明してくれるガイダンスシアターや、信託の歴史をパネルや展示品などの展示物で紹介している信託の歴史ゾーンなど、信託について詳しく学ぶことができます。
さらに、三菱UFJ信託銀行のイメージキャラクターであるピーターラビットの世界を体験できるふれあいコーナーもあり、楽しく気軽に立ち寄ることのできる博物館です。
年に2回企画展を開催しているため、気になる企画展があればぜひ2度3度と足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所:東京都千代田区丸の内1-4-6 日本工業倶楽部会館1階
マップ: Googleマップ
電話:03-6214-6501
開館時間:平日10:00~18:00 ※17:30 最終入館時間
入場料:無料
定休日:土・日・祝日
アクセス:東京駅丸の内北口より徒歩3分
公式サイト: 三菱UFJ銀行
新宿、渋谷、池袋など有名な地域が多くありますが、その中心である東京駅にも、こんなにもたくさんの観光スポットがあるのです。
じっくり見ていれば様々な楽しいポイントが発見できて、「一日では回り切れない!」と嬉しい悲鳴をあげてしまうかもしれません。
通行の拠点として使った時でも、もちろん観光目的で来た時でも、ぜひ駅内や周辺に足を運んで、東京駅の魅力を堪能してみてください。
最終更新日 : 2021/08/19
公開日 : 2019/10/23