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青森県の西側の半島、津軽半島を含む津軽地方。
西には日本海、北には津軽海峡、東には陸奥湾という三方を海に囲まれています。
津軽半島最北端の龍飛崎や、世界遺産に登録されている白神山地といった大自然を楽しむスポットや、青森市には話題の青森美術館や浅虫水族館など、見所がたくさんあります。
青森に古くから伝えられ、1980年には重要無形民俗文化財に選ばれた青森ねぶた祭。
TVやポスターなどで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」はそんなねぶた祭の歴史や魅力を伝え、体験してもらおうと2011年に建てられた文化観光交流施設です。
2階まで吹き抜けになった広いスペースにその年、お祭りで使われた4台の大型ねぶたが常時展示されています。
2階の「ねぶたミュージアム」では、ねぶたの魅力がより深く伝わるよう歴史が紹介され、ねぶたが作られている行程や、これまでの扱われてきた題材に関しても解説されていて、学びの場としても使われます。
食事処やお土産ショップもあるので、観光の途中に一休みするにはうってつけのスポットです。
住所 : 〒030-0803 青森市安方1-1-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR青森駅から徒歩1分
電話番号 : 017-752-1311
休館日 : 12月31日、1月1日
営業時間 : 5月~8月 9:00 ~ 19:00 9月~4月 9:00 ~ 18:00
料金 :
注意点 : 8月9日、10日は展示ねぶた総入れ替えの為、全館休館
公式サイト : ねぶたの家 ワ・ラッセ
美術館が隣接する三内丸山遺跡をイメージして作られた独創的なデザインになっており、建物自体が大きなアートとして人々の興味を引いています。
その他にも20世紀を代表する画家・シャガールによる大作バレエ「アレコ」の舞台背景画も常設されており、これ目当てで訪れる方もいるほどです。
展覧会観賞後には、1F東ウィングの突端にあるミュージアムショップでお買い物を楽しみましょう。
こちらはエントランスが独立しているため、館内に入らずとも公園側から直接入ることが可能です。
おしゃれで使いやすいミュージアムグッズのほか、美術に関する書籍や図録等の販売も行われています。
その中でも特に人気なのは、青森県出身のアーティスト、奈良美智さんのドローイングを元に制作された、「あおもり犬貯金箱」。
特有のなだらかなラインや表情が忠実に再現されています。
ご自分はもちろん友人やご家族へのお土産としていかがでしょうか。
館内のカフェ「4匹の猫」では、青森の食材を使ったオシャレで美味しい食事が頂けます。
「あべ鶏と青森産りんごのカレーライス」や猫型にくり抜かれた「青森県産りんごのアップルパイ」など、青森の美味しいが詰め込まれた素敵なカフェです。
芸術家・山内文夫画伯が描いた絵本仕立てのメニューも見ものですよ。
住所 : 〒038-0021 青森市安田字近野185
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 017-783-3000
休館日
:
毎月第2、第4月曜日 (この日が祝日の場合は、その翌日)
営業時間
:
10月1日 - 5月31日 9:30 ~17:00(入館は16:30まで)
6月1日 - 9月30日 9:00 ~18:00(入館は17:30まで)
料金 :
カフェの営業時間 :
公式サイト : 青森県立美術館
東北地方で最も大きく、本州で最も北に位置する浅虫水族館。
青森県だけでなく、世界の珍しい生き物たちは約500種類以上展示されています。
2015年にリニューアルして作った海底トンネルは地元の豊かな海を再現したもので、本当に海中散歩を楽しんでいるかのような感覚になります。
水深4m、長さ15mのこのトンネルは地元のむつ湾の海を再現しており、身近な魚をはじめとした25種類の生物2700匹が泳ぐ様子を楽しめます。
養殖の様子も上手く表現していて、普段目にすることのない養殖用の網を横や下から覗くことができますよ。
水族館の目玉となるのはもちろんイルカのショー。
ダイナミックのショーや鮮やかなコンビネーションの芸はもちろん、イルカたちが歌う様子はなかなかお目にかかれない芸当です。
4つの異なる声で歌う可愛いイルカ達の歌声を生で聞いてみてください。
住所 : 青森県青森市大字浅虫字馬場山1-25
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 年中無休(年末、年始も休まず営業)
電話番号 : 017-752-3377
営業時間 :
9:00~17:00(入館は16:30まで)
※5月3・4・5日 8:30~18:00料金 :
公式サイト : 青森県立浅虫水族館
花見の名所として全国的にも有名な弘前公園。
散った桜が川をピンクに染める景色は、様々なメディアで取り上げられ、全国から多くの花見客が弘前公園に集まります。
ただ桜が多いというだけでなく、弘前公園には日本最古のソメイヨシノや本最大幹周のソメイヨシノが存在し、春になると一斉に公園全体を染め上げるのです。
弘前公園からは岩木山も望めるので、弘前城と桜と山が一度に映る景色を観に、遠方からも人が訪れるのも納得です。
東北地方で唯一、江戸時代の天守閣が残されている弘前城。
公園内には、当時の櫓や門が多数そのまま残されており、それぞれが国の重要文化財に指定されています。
小説家の司馬遼太郎はこの弘前城を「日本七名城」の一つとして数えていました。
住所 : 〒036-8356 青森県弘前市下白銀町1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0172-33-8739(弘前市商工観光部公園緑地課)
営業時間 : 9:00~17:00(弘前城)
料金 :
公式サイト : 弘前公園
立佞武多とは、平成10年に約80年の年月を経て復活した、青森を代表するお祭りの一つです。
五所川原市で開催される立佞武多祭りで使用された立佞武多(たちねぷた)を展示しているのが、立佞武多の館。
祭には大中小合わせて15〜16台の立佞武多が登場しますが、立佞武多の館には、特に迫力満点な大型の立佞武多が3台展示されています。
中型や小型の佞武多は、町内の方や小学生、愛好会の方の手作りです!
館内に展示してある立佞武多はライトアップしているものも複数あります。
高さ約23mの立佞武多が出発する姿は圧巻です。
明るい時間帯に見る立佞武多は、大きさそのものや細かな色彩などを詳しく見ることができます。
写真を見てわかるように、立佞武多と人が並んでいるのを見ればその大きさは一目瞭然。
夜になれば立佞武多はライトアップされて、昼間と全く違う表情を見せてくれます。
内側からライトアップされるので、立佞武多自体がもっと大きく、迫ってくるように感じられて迫力がありますよ。
住所 : 〒037-0063 青森県五所川原市大町506-10
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0173-38-3232
定休日 : 1月1日
営業時間 :
9:00~21:00
【立佞武多展示室・美術展示ギャラリー】料金 :
公式サイト : 立佞武多の館
太宰治記念館「斜陽館」は、太宰治の父である津島源右衛門が、太宰治が生まれる2年前に建てた入母屋造りの豪邸です。
日本三大美林で知られる青森ヒバを贅沢に使用し、どっしりとした重厚感が特徴。
1階に11室、2階に8室、庭園などを合わせると約680坪にもなり、のちに太宰は「この父はひどく大きい家を建てたものだ、風情も何もないただ大きいのである」と「苦悩の年鑑」の中で揶揄しています。
戦後になり津島家が手放したあと、昭和25年から平成8年までの46年間、旅館「斜陽館」となり、全国から太宰ファンが訪れていました。
平成8年、旧金木町が買い取り、当時の様子を復元させ、平成10年に太宰治記念館が誕生しました。
平成16年には、建物が国の重要文化財に指定されています。
蔵を利用した展示室には、太宰が生前使用していた執筆用具、直筆原稿、書簡、初版本や翻訳本など約300点もの資料が展示されています。
中でも「走ラヌ名馬」の直筆原稿はファン垂涎。
斜陽館は幼少期の太宰に出会える場所であり、資料などから太宰の作品に様々な影響を与えた場面を回想できる貴重な場所とも言えます。
住所 : 〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山412-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 津軽鉄道金木駅から徒歩で7分
定休日 : 12月29日
電話番号 : 0173-53-2020
営業時間 : 8:30~18:00 11/30~4/30 9:00~17:00
料金 : 大人600円 高校生400円 子供250円
公式サイト : 太宰治記念館「斜陽館」
三味線といっても、津軽三味線はまったく別物と言えるほどの奏法であり音色。
弦楽器というよりも打楽器のようで、バチが壊れるくらいに力強く叩きつけて脳天に響くような大きな音を奏で、テンポが速く音数が多いのが特徴です。
この津軽三味線の歴史や今を知る事が出来る資料館であり、ライブ演奏を楽しめるのが「津軽三味線会館」
前述の太宰治記念館「斜陽館」からすぐ、お得な共通券もあるので、合わせての見学がおすすめです。
津軽に生まれ育った津軽三味線奏者による迫力ある生演奏は20分間。
スケジュールは以下の通りです。
変更になる場合もあるので、お出かけの前には再確認してください。
住所 : 〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山189-3
マップ : Googleマップ
アクセス : 津軽鉄道金木駅から徒歩で7分
定休日 : 12月29日
電話番号 : 0173-54-1616
営業時間 : 8:30~18:00(11/30~4/30は9:00~17:00)
料金 : 大人600円、高校生400円、子供250円(斜陽館との共通券は100円引き)
公式サイト : 津軽三味線会館
広く平らな場所で畳が千畳分ある、またはありそうということで千畳敷と名付けられた場所は日本各地にありますが、青森の千畳敷は海岸にあります。
日本の夕陽百選、日本の水浴場55選に選出されている「千畳敷海岸」は、1792年(寛政4年)の地震によって隆起してできた岩床の海岸。
約10キロに渡り、独特の形をした奇岩が連なる海岸線は圧巻です。
潮の干潮によってできた潮だまりや、岩の隙間に波が入り込んで数メートルの高さまで吹き上がる潮吹きなどが見どころです。
青森県川部駅から秋田県の東能代駅までを結ぶ、JR五能線の観光列車「リゾートしらかみ」に乗車すると、千畳敷駅で15分ほど停車するので散策することができます。
津軽半島の突端に位置する龍飛崎。
地元での表記は龍飛崎、龍飛岬、竜飛岬など様々です。
石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」で、「ごらんあれが竜飛岬、北のはずれと~♪」を歌われ、多くの人が知る名称となりました。
北海道と青森を結ぶ青函トンネルの入り口としても知られ、北海道の白神岬とは津軽海峡を挟んで19.5㎞という距離。
龍飛崎周辺には、龍飛崎灯台をはじめ、青函トンネル記念館、津軽海峡冬景色の歌碑などの見所があります。
青函トンネル記念館では、竜飛斜坑線もぐら号に乗り、実際の工事の際に使っていた海面下140mの坑道に行くこともできますよ。
竜飛岬灯台から、竜飛漁港付近までの急峻な崖を結ぶ国道があります。
国道339号線のルートながら、実際は車もバイクも自転車も走行できない362段の階段です。
国道に指定された1974年当時は、坂道の中腹に中学校があり、坂の上には小学校があったので、通学のために階段がつけられました。
国道のルートが階段の上と階段の下になると、途中で分断されてしまうので、階段ながら国道のルートに入れたのが始まり。
のちに、国道から外す案も出されましたが、珍しい「階段国道」として知られるようになっていたので、観光用に階段を整備し、国道標識も立てられ、いまや立派な観光スポットになりました。
国が管理すれば、道路の状態を問わず国道と呼べるというのが面白いですね。
青森県南西部と秋田県北西部にまたがる白神山地。
「人為の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布している」
そして、その普遍的な価値が世界的に貴重なものとして認められ、1993年に屋久島と並んで日本初の世界遺産に登録されました。
1,000メートル級の山々、落差のある美しい滝、透明度の高い湖など、見どころがたくさん。
特別天然記念物のニホンカモシカや天然記念物のクマゲラやイヌワシなど珍しい動物も多く生息しています。
白神山地の西の端にある十二湖散策コースは、人気の高いスポットです。
江戸時代に起きた大地震によって沢が堰き止められて地盤が陥没してできたと言われる33の湖沼が森の中に点在しています。
実際に見える大きな湖や沼が12あることから、十二湖と呼ばれています。
中でも一番人気の「青池」は、その名の通り「青インクを混ぜたのでは?」と思わせるほど美しい青色の池。
池の淵はブナの葉の緑色が反射してグリーンに見えるほどの透明度で、水深9mの底まで見る事ができます。
季節や時間帯によって青の見え方も違い、6月が日照角度的にも一番美しいと言われています。
歩きやすい散策コースが整備されているので、ぜひ足を延ばしてみてください。
住所 : 〒036-1411 青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田61-1
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0172-85-2810
アクセス :
公式サイト : 白神山地ビジターセンター
青森港と函館港を結んでいた青函連絡船。
1908年(明治41年)に鉄道連絡船が就航して以来、1988年(昭和63年)まで80年間、1億6千万人の乗客を運びました。
歴代55隻の中で、23年7か月と一番現役機関が長かった「八甲田丸」は青函連絡船の最終航行船の大役を務め、現在はメモリアルシップとして係留保存され一般公開されています。
地下1階はエンジンルーム、1階は世界的にも珍しい鉄道車両を輸送する為のスペースで、郵便車両が当時のままで展示されています。
2階は多目的ホール、3階は青函連絡船記念館として、青森駅前のジオラマや青函連絡船80年の歴史のシアター、模型や資料などが展示されています。
4階は煙突展望台、360度パノラマで青森港と青森市内が見渡せるスポットです。
住所 :〒038-0012 青森県青森市柳川一丁目112-15
マップ: Googleマップ
アクセス :青森駅から徒歩で5分
電話番号 :017-735-8150
定休日 :12/31、1/1(3月は要問合せ) 11/1~3/31毎週月曜(祝日・振替休日の場合は翌日)、3月第2週月~金曜
営業時間 : 9:00~19:00
料金 :大人510円、中・高校生310円、小学生110円
公式URL : 青函連絡船メモリアルシップ
北に津軽海峡、西には日本海、東には陸奥湾がある津軽半島は、新鮮な魚介類が豊富な場所。
また、津軽そばや津軽ラーメン、つゆ焼きそばなど、独特な麵文化を持つ麺好きエリアでもあります。
蕎麦と言うと挽きたて、打ちたて、茹でたての3たてが美味しさの秘訣だと言われていますよね。
ところが江戸時代に生まれた津軽そばは、つなぎに大豆を使って、半日ほど寝かせ、熟成させてからそばを打ちます。
次に日持ちを良くするために麺を茹でてから冷やすという煮置きをするので、箸で持ち上げると切れてしまうほど柔らかい蕎麦が完成します。
これを熱くしてどんぶりに盛って魚出汁のかけ汁を入れ、油揚げや刻み葱をのせたのが津軽そばです。
手間暇がかかる津軽そばは戦後一旦消えてしまいましたが、平成に入り「幻の津軽そば研究会」が結成され、文献を紐解いて作り方を調査および実証し、ついに昔ながらの津軽そばが復活したのです。
蕎麦の風味と大豆のほのかな甘さ、柔らかくてもコシがあってモチモチっとした津軽そばはこの地でしか味わえない一品、せっかくなら有名店で食べてみましょう。
「三忠食堂」は、小説「津軽百年食堂」に登場し、2011年に映画化された時も実際にお店でロケが行われています。
「美味しんぼ」の第100巻にも登場して話題になりました。
ザ・食堂といった風情の店内で、時間があれば店主自ら出汁に使っている「焼き干し」を持ってきて煮干しとの違いを説明してくれるかもしれません。
煮干しが頭と内臓を取らないのに対して、焼き干しは水揚げ後に頭と内臓を取り、2~3時間天日干ししたあとに竹串を刺して炭火で裏表を焼いてから乾燥させます。
手間がかかる上に作り手も減り、その価格は煮干しの倍以上。
この焼き干しで取った出汁を味わうだけでも、訪れた価値があるというもの。
津軽そばのお盆には、味比べができるように関東風のそばだしが添えられてきます。
住所 : 〒036-8021 青森県弘前市和徳町164
マップ : Googleマップ
アクセス : 弘前駅から徒歩10分
電話番号 : 0172-32-0831
定休日 : 日曜日
営業時間 : 11:00~20:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「味噌カレー牛乳ラーメン」はそのネーミングからやや取っつきにくい感じがしますが、青森市民のソウルフードとして40年近く親しまれている一品なんです。
札幌のラーメン横丁でラーメン店を営んでいた店主が、心機一転青森で「味の札幌」(現在は閉店)という店を開き、カレー味のラーメンをとリクエストされて開発したのがスタート。
現在は味の札幌からの暖簾分け店の5店を中心に、いくつかの店舗で食べることができます。
味の札幌からの暖簾分け店「味の札幌 大西」。
スープのベースになる自家製味噌ペーストは、北海道産の白味噌に生姜や唐辛子を加えたオリジナルです。
ここに青森の牛乳、カレー粉、じっくり煮込んで旨味を引き出した豚骨と鶏ガラスープが入ります。
こってりしているかのように見えますが、口あたりはサラッとしていて優しい味わいで食べやすく癖になる味なので、長きに渡って人気が続いているんですね。
住所 : 青森県青森市古川1-15-6 大西クリエイトビル 1F
マップ : Googleマップ
アクセス : 青森駅から徒歩10分
電話番号 : 017-723-1036
定休日 : 年末年始、夏季休暇
営業時間 : 11:00~21:30
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
静岡県の富士宮焼きそばを筆頭に人気が高いご当地焼きそば。
青森県のほぼ中央に位置する黒石市には珍しい「黒石つゆ焼きそば」があります。
黒石市では、戦後に製麺所が増えたこともあり、太めの中華麺を茹で、醤油で炒めただけの具なし焼きそばが軽食として食べられるようになりました。
のちに今は無き小さな食堂が、寒い日にも温かく食べられるようにと焼きそばにつゆをかけて提供したのが、黒石つゆ焼きそばの始まりだと言われています。
食堂の閉店により、つゆ焼きそばも無くなりましたが、その独特の味を懐かしむ地元の人たちによって復活。
普及団体もでき、B1グランプリでも入賞をするようになり、扱うお店も増えて一気に知名度をあげました。
現在黒石市には、黒石つゆ焼きそばを提供するお店が約70軒もあります。
焼きそばにかける「つゆ」は、ラーメンスープだったり、和風スープだったり、塩つゆだったりとお店によって様々です。
中町こみせ通りにある「すずのや」の店長は、黒石つゆ焼きそば発祥の食堂「美満寿」の味を知る一人。
子供のころに食べていた味を再現したいとの思いで、太平麺&そばつゆ&揚げ玉という組み合わせを守っています。
鶏ガラや昆布出汁でとった醤油味のつゆは、あっさりとしていて食べやすいと人気。
途中からウスターソースをかけて味変させると、コクが出て美味しいのだそう。
黒石焼きそばとスープが別々になっていて、二つの味を楽しめる「化け焼きそば」も人気です。
住所 : 青森県黒石市前町1-3
マップ : Googleマップ
アクセス : 弘南鉄道弘南線 黒石駅より徒歩10分
電話番号 : 0172-53-6784
営業時間 : 11:00〜15:00
定休日 : 火曜日
青森県北東部、本州最北端である下北半島は、全体が下北半島国定公園に指定されています。
日本三大霊場の恐山、あの世への入り口という表現がぴったりの風光明媚な仏ヶ浦、高級まぐろで知られる大間町などが主な観光スポットです。
イタコが死者の霊を下ろす場所として有名な恐山。
名前くらいは聞いたことあるけど、どんな場所かよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
実は恐山とは下北半島の中央部に位置する宇曽利湖(うそりこ)を中心とした8つの山の総称であり、恐山という単体の山が存在するわけではないのです。
名前も死者の霊が集まるところだとかそんな怖い由来ではなく、宇曽利山(うそりやま)が訛って、いつしか恐山と呼ばれるようになりました。
怖いと場所だと思っていた方も、少しは身近に感じられると思います。
高野山・比叡山と並び日本三大霊山に数えられる恐山は、火山岩に覆われた「地獄」と呼ばれる風景と、美しい宇曽利湖の「極楽浜」の景色から、死後の世界に通じる場所と信じられてきた場所でもあります。
そのため死者の言葉を操るイタコがここ恐山で口寄せをするのです。
名前の由来にもなった宇曽利湖は大変美しい湖畔で、山中のおどろおどろしい風景とは対照的です。
山中を流れる三途の川は実はこの湖から流れており、川と同じく少しの硫黄の匂いを漂わせています。
そんな恐山ですが、温泉や景勝地のおかげで有名な観光スポットとしても有名です。
山の中には4つもの温泉施設があり、入山者は無料で利用できるようになっています。
いずれもお湯が少し熱めですが、硫化水素含有酸性緑ばん泉という泉質で、神経痛・リウマチ・胃腸病に効果的です。
住所 : 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
マップ : Googleマップ
アクセス : むつ市よりバスで約35分
電話番号 :
定休日 : 11月~4月は閉山中
開山時間 :
入山料 : 500円
下北半島の海岸に約2キロにわたる奇岩の総称である仏ヶ浦。
あの世への入り口と呼ばれながらも国名勝及び天然記念物にも選ばれる立派な観光スポットです。
海岸には長い間風雨に洗われてできた、貴重な形の岩が点在しており、「如来の首」や「五百羅漢」、「一ツ仏」などのそのありようからは、自然のスケールの大きさを感じることができます。
近くの港から仏ヶ浦までの観光船も出ており、船内では仏ヶ浦の説明も聞くことができます。
船の底は一部ガラス張りになっており、海岸だけでなく、海中・海底の様子も楽しめる仕様になっています。
車からも行けますが、駐車場から歩くのが大変なことを考えても観光船が一番おすすめのアクセス方法です。
景色を楽しむ以外にも仏ヶ浦で体験して欲しいのが、観光船を運営している佐井定期観光株式会社が企画しているウニむき体験。
地元でとれたウニをむくことができ、なんとその場で食べることができるんです。
漁師さんがむき方もレクチャーしてくれるので、初体験でも安心してむくことができますよ。
住所 : 青森県下北郡佐井村
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0175-38-2111(佐井村役場)
自然だけでなく、優雅な動物たちにも触れあいたいという方におすすめなのが尻屋崎。
青い空と海を一望できる岬に、自然の馬が放牧されのびのびと生活しています。
場所は下北半島が津軽海峡に出っ張ったの先端なので、冬にくればまさに津軽海峡冬景色も拝める観光地です。
尻屋崎では、寒立馬と呼ばれる寒さの中で育った大きい馬が溢れんばかりに放牧されており、昼寝をしたり、草を食べたりするのどかな姿を見ることができます。
人に慣れているため、道路に出てくることもありますし、近くで写真をとっても驚きません。
また、尻屋崎を横目に走れる尻屋崎道路は日本百名道にも選ばれ、天気がよければ海の向こうに北海道が見えるほどの見晴らしです。
あまりの気持ち良さについついスピードをあげたくなりますが、たまに道路の上を馬が歩いている場合があるため注意が必要です。
ドライブ好きな方なら見逃せない観光スポットの一つになっています。
住所 : 〒035-0111 青森県下北郡東通村尻屋
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 冬期間(12月1日~3月31日)尻屋崎は閉鎖しています。
電話番号 : 0175-27-2111(東通村つくり育てる農林水産課)
開放時間 :
本州最北端の地として有名な大間。
岬にはマグロと力強い腕のオブジェがあり、マグロ業の町であることを表現しています。
記念碑や看板もありますが、どうしても独特でユニークなオブジェに視線が向いてしまいます。
天候に恵まれれば 北海道 も肉眼で見ることが可能なので、くっきりと北海道が見たいという方は双眼鏡を持参すると良いですよ。
大海原を眺めることができ、海風にも当たれますが、冬場はかなり冷え込むのでしっかりと着込んでください。
より大間を満喫したい場合は、10月上旬に開催されている大間まぐろの感謝祭の時期に出向くことをおすすめします。
大間のまぐろは甘みや脂が特徴ではなく、色々なうまみが凝縮した味になっています。
マグロ丼を見るとついガツガツと食べたくなってしまいますが、大間のまぐろはしっかりと噛んでゆっくりいただき、噛むごとに滲み出てくるマグロの深い旨みを堪能しながら食べてくださいね。
また、時期やタイミングによってはマグロだけでなくウニもいただけます。
海の幸豊富なので、ぜひお腹を空かせて出向きたいスポットです。
住所 : 〒039-4601 青森県下北郡大間町大字大間字大間平
マップ : Googleマップ
アクセス : 下北駅からバスで100分(下北交通佐井線下り「大間崎」停留所下車すぐ)
電話番号 : 0175-37-2111
公式サイト : 大間崎
下北半島を訪れたなら、やはり外せないのは大間のまぐろ。
黒いダイヤモンドと呼ばれるクロマグロ(ホンマグロ)を贅沢に現地でいただきましょう。
6月に旬を迎える仏が浦のウニ。
メディアで紹介されるようになり有名になったのが、佐井村にある「ぬいどう食堂」と「仏が浦ドライブイン」です。
2軒は目と鼻の先で、どちらも人の良い高齢のお母さんが一人で調理しているという共通点があり、名物ウニ丼のお値段も1,500円と同じ。
甲乙つけがたいので、思い切ってハシゴしてみるのも良いかもしれません。
今回ご紹介するのは「ぬいどう食堂」。
ご主人が海から獲ってくるウニをお母さんが殻をむいて調理しています。
旬の時期には、お母さんも海に入るというから驚きです。
おたまでたっぷり盛られるウニで下のご飯は見えないほどとなっており、ご飯とウニの比率は1対1ではと言われるほど。
新鮮なウニってこんなに美味しいの?と初めての方はみな驚くという一杯をぜひどうぞ。
ちなみに、ウニ丼の提供は5月~8月になります。
お店自体は4月初旬から11月初旬までの営業ですが、ずれる場合もあるので必ず事前確認をしてください。
また、開店していてもウニが獲れないとウニ丼はなし。
ただし、ウニが獲れなくても、イカとマグロとウニ丼の半量近いウニがのった「歌舞伎丼」なら提供できることもあるため、合わせて確認してくださいね。
住所 : 青森県下北郡佐井村大字長後字福浦川目83-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 大湊駅から車で1時間40分、公共機関が無いので車が必要です。
定休日 : 不定休、11月10日~4月10日は休業
電話番号 : 0175-38-5865
営業時間 : 10:00~16:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
大間のマグロはクロマグロ、またはホンマグロと呼ばれ、マグロの中では最も大型で、最大3mを超えるものもあります。
大間崎沖1~3キロで釣れる近海物ですが、値が高く大物のほとんどが大きな市場に直送されるので、地元ではなかなか口にできないとも言われています。
ところが、ちゃんと美味しい大間マグロが味わえるお店があるんです。
昭和39年創業の老舗「浜寿司」の人気メニューは、大間産マグロだけを使った握り寿司。
鉄火巻き、赤身、中トロ、大トロと全てが大間マグロで、味が濃く脂がしっかりとのっています。
赤身もねっとりとして甘味があり、マグロという概念が変わってしまうかもしれません。
浜寿司ではマグロが一番美味しい時期に1年分を買い付けてマイナス85℃で瞬間冷凍しているため、通年美味しいマグロを味わうことができます。
東京では4〜5倍はする大間のマグロが思い切り食べられる貴重なお店、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。
浜寿司は不定休なので、事前に予約をしましょう。
住所 : 森県下北郡大間町大字大間字大間69-3
マップ : Googleマップ
アクセス : 大間港すぐそば
電話番号 : 0175-37-2739
定休日 : 不定休
営業時間 : 11:00~21:30
八戸や十和田といった主要都市や、米軍基地のある三沢がある青森県南部。
中でも、十和田湖や十和田湖を源流とする奥入瀬渓流は人気の観光スポットです。
天然の芝生が波打ち際まで敷き詰められ、2013年に三陸復興国立公園にも指定され種差海岸。
国内で唯一のウミネコの繁殖地としても有名な蕪島や、日本の灯台50選にも選ばれた鮫角灯台があることから、年々訪れる人が増えている観光スポットです。
かの司馬遼太郎が自著「陸奥のみち」で「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした」と褒め称えるほどの美しさを誇ります。
海岸からは広大な空と海を同時に眺めることができ、爽やかな風が吹き抜ける平原では、ピクニックや散歩などそれぞれのお気に入りの時間を過ごせます。
海岸近くにはオシャレなカフェやレストランも増えており、目だけでなくお腹も満たすことができるのも人気の一つです。
晴れた日にはテイクアウトして、草原に座りながら海岸からの気持ちのいい風を受けながらランチを楽しむのがおすすめですよ。
全長12キロにも及ぶ海岸はいくつかのエリアに分かれており、それぞれ全く違った魅力を楽しめます。
「日本の渚・百選」にも選ばれた大須賀海岸は2km以上にも続く白浜がきれいで、歩くとキュっとなることからそう呼ばれる「鳴き砂」が、地元の人にも親しまれています。
良い波が来ることからサーファーにも人気で、休日には遠方からも人が集まるほどです。
他にも四季折々の高山植物や海浜植物が咲き誇る中須賀では、海岸沿いに整備された歩道の散歩を楽しめます。
トレッキングスポットとしても人気で、植物以外にも入江にある大きな釜の形をした岩をはじめ、いくつもの奇岩が存在し、散歩中の目を楽しませてくれます。
海からの風は冷たいので、長く歩こうと思う方は汗で身体を冷やさないようにしてくださいね。
住所 : 〒031-0841 青森県大字鮫町字棚久保14-167(種差海岸インフォメーションセンター)
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0178-51-8500(種差海岸インフォメーションセンター)
種差海岸インフォメーションセンターの休館日 :
種差海岸インフォメーションセンターの開館時間 :
料金 : 無料
八戸に来たら絶対行って欲しいのが八食センター。
名前通り八戸の食が全て集まる市場です。
魚介だけでなく、野菜や地酒など多種多様なお店が60件以上も軒を連ねるため、ここにくれば食卓に必要なものが全て揃います。
八戸のおいしいをまとめて堪能できるお得なスポットとして、地元民だけでなく遠方からも人がくるほどの人気ぶりです。
特におすすめなのが、買った食材をその場で七輪で焼いて食べられる「七厘村」。
七輪を2時間なんと300円でレンタルすることができます。
調理に必要なものは全て揃っているので、食材さえ買って持っていけば、それだけで新鮮な海の幸を楽しむことができるのが大きな魅力です。
遠方から来て、あまり新鮮な食材を持ち運びたくないという方には最適ですね。
他にも獲れたての新鮮なネタで握ってくれる寿司屋さんや、できたての郷土料理をその場で楽しめるお店もあるので、はしごしながら八戸の食の魅力を堪能する方も多いです。
その場で食べるだけけなく、広いおみやげエリアや配送センターもあるため、新鮮な食材を自宅に送れば、家でも新鮮なままの八戸の食材を楽しむことができますよ。
住所 : 〒039-1161 青森県八戸市河原木字神才22の2
マップ : Googleマップ
定休日 :
電話番号 : 0178-28-9311
営業時間 :
公式サイト : 八食センター
秋田県との県境付近にある十和田湖を源泉とする川の一部「奥入瀬渓流」。
渓流沿いには車道とともに遊歩道も整備されており、自然あふれる景勝を満喫しに毎年全国各地から人が集まります。
十和田湖から流れ出る子ノ口から、下流にある奥入瀬渓流観光センターまでの14キロの道のりは、散策だけでなく自転車や自動車で風を感じながら楽しめるのも人気です。
一年を通して人気の高い奥入瀬渓流ですが、特に新緑と紅葉の季節は人気が高く、水の流れが作り出す躍動感あふれる景色と緑や赤に染まる木々のハーモニーは、他では見れない自然の力強さを感じさせてくれます。
下流から十和田湖へのぼるコースは水面に奥行が生まれ、水しぶきをよりリアルに感じることができますよ。
コースの途中には多くの滝が存在し、それぞれが近くで見れる観光スポットとなっております。
十和田湖から流れ出る水量は子ノ口の水門によってコントロールされる「観光放流」となるため、常に一定量の水量を楽しむことができます。
数ある滝の中でも特におすすめなのが、奥入瀬渓流屈指の水量を誇る「銚子大滝」。
十和田湖を徳利に見立てた際に、ちょうど注ぎ口にあたることから名付けられたこの大滝には、高さ7m、幅20mというスケールで他にない豪快な水しぶきを上げる様に圧巻されます。
住所 : 青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486(一般社団法人 十和田湖国立公園協会)
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0176-75-2425(一般社団法人 十和田湖国立公園協会)
公式サイト : 十和田湖国立公園協会
美術館といったら、なんとなく堅苦しいイメージを持つ方がいるかもしれません。
しかし、十和田市現代美術館は色合い鮮やかな展示品ばかりとなっているので、それらにきっと目を奪われてしまうと思います。
まず出迎えてくれる全身花で出来た馬のオブジェクトは、ほかの美術館とは一味違うイメージを醸し出しています。
色々なイベントも積極的に行われていて、時期が合うとイルミネーションを楽しむことができ、中庭や階段、展示室に屋上と限られた面積を最大限に生かした現代アートに触れることができます。
今までにないアートの世界に触れることで、新たな発見ができるかもしれません。
非日常的な空間で、不思議で独特な空間を楽しんでみてください。
ポップカラー×ドットの個性的な作品は、有名なアーティストである草間彌生さんの作品。
写真撮影が可能なので、友達や家族と一工夫してフォトジェニックな写真を撮ってみましょう。
冬には雪の積もったオブジェクトと風景を上手に利用して、自分だけの1枚を撮影してみてください。
住所 : 〒034-0082 青森県十和田市西二番町10-9
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 月曜日(月曜祝日の場合は翌日休業)
電話番号 : 0176-20-1127
営業時間 :
料金 : 1200円 ※企画展転換期中は520円
公式サイト : 十和田市現代美術館
国内最大規模の航空ミュージアム「青森県立三沢航空科学館」は、平成15年青森県三沢市に開館しました。
東京ドーム2個分の広さがある航空広場には、11機の航空機が展示されていて、中でも基地以外で唯一のファントム、F4とF16は見ものです。
また、超音速戦闘機F104JとT3は搭乗体験ができ、UP-3Aと陸上自衛隊機2機は機内見学も可能となっています。
館内にも世界で初めて太平洋を無着陸横断したミスビードル号の復元機や、戦後初の国産航空機で引退したYS11の実物など、貴重な航空機がずらり。
各コーナーにはスタッフがいて、お願いすれば色々と解説をしてくれるのも嬉しいサービスですね。
航空機展示だけではなく、エアポケット体験や自由落下体験コーナーなど、楽しい体験や実験のコーナーもあり、大人も子供も一緒になって楽しめます。
ミュージアムショップでは、宇宙食、宇宙レトルトカレー、宇宙たこやきなどが販売され、カフェでは三沢のご当地グルメも味わえますよ。
住所 : 〒033-0022 青森県三沢市大字三沢字北山158
マップ : Googleマップ
アクセス : JR三沢駅から車で15分
定休日 : 月曜日、祝日の場合は翌日 12/30,12/31,1/1
電話番号 : 0176-50-7777
営業時間 : 9:00~17:00(夏休み期間~18:00)
料金 : 大人510円、高校生300円
公式サイト : 青森県立三沢航空科学館
青森のB級グルメの代表格である十和田バラ焼きや八戸せんべい汁をはじめ、美味しい郷土料理には事欠かない青森県南部。
寒い地方ならではの、味が濃くて体の芯まで温まる汁物が多いのも特徴です。
戦後まもなく誕生したと言われる十和田のばら焼き。
たっぷりの玉ねぎと、牛肉や豚肉のばら肉を醤油ベースの甘辛タレで味付けしながら鉄板で焼くばら焼きは、白飯との相性抜群です。
牛肉が一般的ですが、豚や羊、馬の肉を使うのもアリ。
焼肉よりもジューシーで、すき焼風でもあるバラ焼き、ぜひ一度ご賞味ください。
自分で焼くスタイルが観光客にも好評なのが「司バラ焼き大衆食堂 」です。
ジンギスカンのような鉄板に玉ねぎとタワーのようになった牛肉が登場します。
焼き方は店員さんが丁寧に教えてくれるので初めてでも安心。
ランチメニューはお代わり自由の白飯とみそ汁がついて800円とおすすめです。
ちょっと不便な場所ですが、十和田市現代美術館からすぐなので、合わせてのお出かけがおすすめです。
住所 : 青森県十和田市稲生町15-41
マップ : Googleマップ
アクセス : 七戸十和田駅より車で25分
営業時間 : 11:00~14:30/17:30~23:00
定休日 : 月曜日、祝日の場合は火曜日
青森県南や岩手でせんべいと言えば、小麦粉と塩で作った南部せんべいのこと。
この南部せんべいを、肉や魚、キノコや野菜などを入れただし汁に、パリパリと割り入れて煮込むのが八戸地方の郷土料理「せんべい汁」です。
賄い的な食べ物としてあまりにも身近だったので特に文献もありませんが、200年以上も前から食べられてきたと言われています。
平成14年の東北新幹線八戸駅開業にともない、郷土料理が注目されるようになり、八戸のPRを目的に旗揚げされたのが「八戸せんべい汁研究所、通称じるけん」。
今や有名イベントになったご当地グルメの祭典B-1グランプリを最初に企画したのも、この八戸せんべい汁研究所でした。
1回大会では4位でしたが、平成24年度の第7回大会では念願の1位を獲得しています。
優勝後知名度がぐんぐんあがり、現在は八戸市内だけでも200軒を超える飲食店でメニュー化され、その経済効果は何と563億円というから驚きですね。
地元の人に大人気だった「みなと食堂」は、テレビ黄金伝説でサンドウィッチマンが絶賛したことでますます人気が出て、今や早朝から行列が出来る店になりました。
ぜひ味わって頂きたいのは、名物の平目漬丼とせんべい汁のセット1,350円。
山盛りの平目の漬けを卵黄とわさびに絡めていただく究極の卵かけご飯に、味わい深いせんべい汁は、青森での必食メニューです。
住所 : 青森県八戸市大字湊町字久保45-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR八戸線「陸奥湊駅」徒歩2分
電話番号 : 0178-35-2295
営業時間 : 6:00~15:00
定休日 : 日曜日、年末年始
青森のおすすめ観光・グルメスポットをご紹介しました。
冬に本場の寒さを体験しにいくのもよし、夏に涼みに行くのもよし。
日常の喧騒を離れ、雄大な自然に囲まれたくなったら、次の旅行先は青森にしてみてはいかがでしょうか。
最終更新日 : 2024/03/05
公開日 : 2016/12/01