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まず最初にご紹介するのは、大分県で買って帰りたい人気のお菓子です。
圧倒的な知名度を誇る「ざびえる」をはじめ、地元の人もお茶請けに購入するという美味しいお菓子がたくさん登場しますよ!
大分県のお土産として知名度抜群な「ざびえる」は、50年以上も愛され続けている焼き菓子です。
天文20年(1551年)に当時の豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルは、布教活動と共に小学校や病院などを建て、南蛮文化の花を咲かせました。
その功績を讃えて作られたのが、和洋折衷のお菓子「ざびえる」です。
バター風味が豊かなビスケット生地の皮で、和風の白餡(銀ラベル)と、ラムレーズンを刻み込んだ餡(金ラベル)の2種類の餡を包んでいます。
生地はちょっとほろっとしていて、中のしっとり餡との相性が良くお茶請けにぴったり。
そのままでも美味しいですが、オーブントースターで軽く温めるとカリっとした生地の食感が楽しめます。
ベロア調に起毛した装飾の箱に個包装なので、ちょっぴり高級感もあり、お土産に最適です。
ポルトガル語で、ボンディアは「おはよう」という意味。
「ボンディア」は、昭和53年にポルトガルのアベイロ市と大分市が姉妹都市になった記念として作られたパイ菓子です。
パイ生地の中には小豆餡が包まれ、餡には香ばしい刻んだクルミが入っていてアクセントになっています。
刻み栗が入った餡にアーモンドクリームを合わせた「栗のボンディア」や、大分県産のサツマイモ、紅はるかの餡を使った「蜜衛門のボンディア」といった季節限定のボンディアも人気。
たっぷり餡が入っているので食べ応えもあり、コーヒーにも緑茶にもよく合う味わいです。
2004年に阪急百貨店で開催された物産展でデビューした「ぷりんどら」は、一週間で42,000個も売り上げ、バイヤーやメディアから注目を集めました。
その名の通り、プリンが入ったどら焼きで、ふんわり甘い生地のどら焼きに、しっとりなめらかプリンとほろ苦いキャラメルソースが絶妙。
カナダのメープルシロップを使用したどら焼き生地は、ふわふわっとパンケーキのような食感です。
熊本阿蘇で飼育されている乳牛のジャージー種からとれる、濃厚で高品質なジャージー乳で作るプリンは、ミルク感がありなめらか。
生クリーム多めのクリーミーなカスタードクリームでサンドしてあり、ボリュームがあります。
由布院の名物や景色をあしらったパッケージで、お土産にも贈り物にも最適です。
大分県産のさつまいも「べにはるか」は、蒸して焼いた場合の糖度が35度以上と圧倒的で、スイーツ芋の王様と言われています。
日本国内で生産しているのは、大分県を含む4県しかなく、希少価値が高いさつまいもです。
そんなべにはるかを、一つ一つ丁寧に洗い、蒸気釜で皮ごと蒸して、さらに糖度を出すため釜で焼き、バターや卵黄を加えてクリーミーな特製餡を仕上げます。
この餡を別生地で包み、型に入れてじっくり焼き上げたものが、新感覚焼き芋スイーツ「蜜衛門」です。
見た目は焼き芋そっくり。
そのまま食べても美味しいですが、レンジやオーブントースターで温めると、より一層焼き芋のような食感が楽しめます。
明治39年創業の老舗「高橋水月堂」が、佐賀関の特産である関あじ・関さばをモチーフに作った「関あじ最中」と「関さば最中」。
全国推奨観光土産品審査会にて最優秀賞を受賞した事もある人気商品です。
目を引くのはその形で、関さばはちゃんとさばの模様もあり、関あじはちょっと細身ですが、ぜいごの模様までついています。
関あじ最中は、こし餡が入り、関さば最中は粒あんの中に羽二重餅入り。
餡は北海道産の小豆を使用し、甘さ控えめで上品な味わいです。
「やせうま」は、小麦粉で作った平たい麺状のものに、きなこと砂糖をまぶして食べる大分の郷土料理です。
昭和33年、このやせうまを、多くの人に食べて欲しいとの想いから、田口製菓の初代店主により、きなこの餡を求肥で包んだ半生菓子が作られました。
1番のこだわりはきなこで、餡を作る前日か前々日に大豆を自家焙煎、自家製粉して作るので風味豊かな味わいです。
保存料や着色料不使用なので安心安全。
そのまま食べても、温めても、冷やしても美味しくいただけます。
パッケージにもこだわりがあり、竹の皮をイメージした素朴な風合いを損なわないように、口を閉じる結び紐には大分県の特産品である「七島イ草しちとういぐさ」を使用。
創業時から変わらず、一つ一つ丁寧に手で結んで仕上げています。
国宝「臼杵石仏」のすぐそばに店を構える「後藤製菓」は、創業100年を超える老舗菓子店。
銘菓「臼杵煎餅」は、小麦粉、砂糖、鶏卵に膨張剤を加えた生地の煎餅に、臼杵特産の生姜と砂糖を混ぜた生姜糖を塗ってさらに焼き上げます。
約400年前に臼杵藩の稲葉藩主が江戸参勤交代時の携行食として、米・麦・ひえ・粟などを材料にして焼いたものが原型だと言われています。
臼杵煎餅には、臼の形に沿って曲げて薄く焼いた「曲型」と、重ねても割れないよう平たく厚く焼いた「平型」があります。
熟練の職人さんが、一枚ずつ丁寧に煎餅の表面に生姜糖を塗り、臼の木目部分を表現。
生姜の風味がちょっとスパイシーなので、どちらかというと大人向きな味で、お茶請けにぴったりです。
大人の手土産に人気が高い葵本舗「一伯」は、創業70年の老舗「松葉家菓子舗」の代表銘菓です。
徳川家康の孫、大阪夏の陣で武功をたてた武人であった松平忠直は、のちの出家し豊後の地で茶の湯を愛好するようになり、「一伯」と名乗りました。
「一伯」は、茶席において忠直公が用いたお菓子に想いを馳せて作られました。
求肥でこし餡を包み、もち米で作った薄種で挟んであり、甘すぎず軽くて上品な味わいが特徴。
煎茶にも抹茶にも良く合い、自宅用に買い求める地元の方も多いのも納得の味です。
箱や包みには葵の御紋がついており、高級感あり。
目上の方へのお土産などにおすすめの逸品です。
地元で愛されるお菓子屋さん「月うさぎ」の人気商「佐伯マリンレモン」は、低農薬のマリンレモンを生地と餡に練り込んだ、もっちり食感のお菓子。
マリンレモンは、佐伯市の特産品で、一般的なレモンのような黄色ではなく、鮮やかなグリーンですっきりと爽やかな酸味と香りが特徴です。
みずみずしくフルーティーなので、皮もそのまま食べられるほど。
自慢のこしあんは、国産白いんげん豆の中でも最高級と言われる「手亡豆(てぼうまめ)」を使用。
上品でなめらかな口当たりが人気です。
約8年の歳月をかけて開発し、2017年に誕生した大分産いちご「ベリーツ」。
鮮やかな赤色の見た目と、甘さと酸味を合わせ持つバランスの良さ、香りの良さなどから、単体でもスイーツになれるという意味を込めて、ストロベリーとスイーツを掛け合わせた「ベリーツ」と名付けられました。
そんなベリーツを練り込んだカステラ生地に、ミルク風味豊かな餡をくるんで、しっとりと焼き上げた「菓和里(いちご)」は、11月から4月末までの季節限定商品です。
個包装の包みを開けるとふわっと苺の良い香りが漂います。
パッケージも可愛く、女性へのお土産におすすめです。
甘いものが苦手な方や、大分グルメを自宅で再現したいという方へのお土産ならこちら。
日本一の消費量を誇る鶏肉を使ったとり天や鶏飯、生産量日本一のかぼすを使ったアイテムも見逃せません。
大分は全国で一番鶏肉の消費量が多い県。
唐揚げが一番有名ですが、地元では唐揚げと同じくらい日常的に食べられているのが「とり天」です。
別府市内にある「東洋軒」の初代が、既存メニューの骨付き唐揚げは女性には食べにくいだろうと、骨のないもも肉をそぎ切りにして天ぷら風にして揚げたのが始まりだと言われています。
サクサクした食感があっという間に人気となり、今では大分のご当地グルメの一つとして知られるようになりました。
あちこちの飲食店で食べることが出来ますが、とり天発祥の東洋軒には、大正15年から受け継がれている創業当時の味を求めて、県内外から多くの人が訪れます。
そんな東洋軒のとり天が家庭でも味わえるようになりました。
厳選された国産鶏のもも肉を、特製醤油ベースに、にんにく、ごま油などを合わせ、新鮮卵をたっぷり使って味付け。
衣は水を一切使わず、卵と粉のみなのでふっくらしています。
揚げる直前の状態の鶏肉を真空冷凍してあるので、常温解凍で2~3時間。
黄金色に揚げたらそのまま食べても良し、かぼすを搾ったり、酢醤油とからしをつけるも良し。
正統派とり天の味をぜひ試してみてください。
大分の唐揚げ専門店、「ポッポおじさんの大分からあげ」が作る「とり皮サクサク揚げ」。
唐揚げを作る時に剥がれ落ちるサクサクに揚がった鶏皮に、改良を重ねて生まれたオリジナルのとり皮スナックです。
国産鶏肉にこだわり、国産米100%の米油でカラリと揚げています。
化学調味料、食品添加物不使用なので、安心・安全。
そのままおつまみとして食べても、サラダのトッピングや料理のアクセントにも美味しいと評判です。
3種食べ比べをしてお気に入りを見つけてみてください。
グルメ漫画「美味しんぼ」でも取り上げられた「吉野鶏飯」は、炊き立てのご飯に醤油、酒、砂糖で味付けをした鶏肉とごぼうを混ぜて作る郷土料理です。
大分市吉野の漁師が雉や鳩などを使ったご飯料理が発祥と言われており、吉野地区では農作業の打ち上げやお祭りなど人々が集まる時に欠かせない料理として、各家庭でその味が受け継がれてきました。
具材はシンプルに、鶏肉とごぼうのみ。
ご飯に混ぜ込んだ時に、ご飯にも具の美味しさが浸み込むようにしっかり味付けされています。
味つけに欠かせないのは、安政元年より続く地元の老舗「岩城屋醤油」の醤油。
具を炒める時には鶏肉の油だけを使い、一釜ずつ時間をかけてじっくりと手作業で炒めるので、鶏の旨みとコクを充分に引き出すことができます。
「吉野鶏めしの素」は、炊き立てのご飯にしっかりと混ぜ込むだけで、伝統の味が楽しめる優れもの。
ビニール袋のまま湯煎するか、ビニール袋から出して容器に入れてラップをして電子レンジで温めてから、ご飯に混ぜるだけという手軽さです。
大分県津久見市の特産品「ぎょろっけ」は、新鮮な魚のすり身に野菜をたっぷり入れて作った魚のコロッケです。
見た目はコロッケですが、味はさつま揚げ風。
もともと1940年代に開発されたもので、地元ではすっかり定着したおかずの一品です。
野菜のベースは、玉ねぎ、人参、キャベツで、季節によってはカボチャやネギが加えられたりします。
魚の甘みとピリッとした唐辛子の味がくせになる味。
辛いのが苦手な方は、揚げたあとで卵とじにしてぎょろっけ丼にすると食べやすくなります。
大分県はブリの養殖が盛んで、生産量は全国第三位。
豊後水道の恵まれた環境で育てられたブリは、脂がのっていて、身のしまりが良いと評判です。
そんな中、新たに開発されたのが、餌に大分名産のかぼすの果汁パウダーを混ぜて食べさせた「かぼすぶり」です。
かぼすに含まれる成分によって、鮮度を長く保つ事ができる上に魚臭さが抑えられ、さっぱりとした肉質に。
この「かぼすぶり」を使用したのが、「かぼすぶりりゅうきゅう」です。
「りゅうきゅう」とは、もともとは余ってしまった刺身を醤油やみりん、胡麻、生姜などに漬けこんだ漁師飯のこと。
りゅうきゅうに使う魚は、アジ、サバ、ブリ、鯛、かんぱち、太刀魚、イワシなど、お店や家庭によって様々です。
「かぼすぶりりゅうきゅう」は、1食分が小袋に入っています。
流水か冷蔵庫で解凍し、そのまま小鉢の一品として、またはご飯にのせて、りゅうきゅう丼にしたり、出汁やお茶をかけてお茶漬けにしても美味しくいただけます。
大分県の郷土料理を家庭で再現できる嬉しい一品です。
タバスコではなく、かぼすこ。
日本1の生産量を誇る大分名産のかぼすと唐辛子という組み合わせが奇跡の美味しさを生み出しました。
原料となるかぼすには、レモンの2倍のクエン酸が含まれていてミネラルバランスも抜群。
香りに含まれる成分によって高いリラックス効果が期待できると言われています。
唐辛子のピリ辛の中にかぼすの酸味と爽やかな後味。
焼き魚や唐揚げ、焼き鳥、、うどんやラーメン、パスタといった麺類、冷奴やピザにも一振りしてアクセントに。
手放せなくなる調味料となる可能性大のおすすめ品です。
大分県の郷土料理として知られる「ごまだしうどん」。
大分県佐伯市の漁村などで、底引き漁で年間を通じて獲れる「えそ」という魚を焼いて身をほぐし、みりん、醤油、砂糖で味付けをし、たっぷりの白ごまを合わせたペースト状の「ごまだし」をうどんと一緒に解いて食べます。
ごまだしは、うどんはもちろんのこと、ご飯にそのままのせても良し、冷奴や和え物にちょっとのせても良し。
チャーハンやパスタに少し混ぜるだけで、コクと旨味がアップします。
新鮮な魚の栄養と胡麻の栄養が一度にとれるのも嬉しいポイント。
添加物不使用、魚の臭みなどはないので食べやすく、まさに万能調味料と言えるでしょう。
大分県オリジナルの新品種のイチゴ「ベリーツ」をビネガーにじっくりと漬け込んだ「いちごビネガー」。
朝採りの新鮮ないちごを丁寧に手作業で漬け込んでいます。
酢の独特の尖りはなく、甘酸っぱいいちごの香りがふわり。
無添加、無着色なので安心、安全です。
水やソーダで割っても、ミルクや豆乳、ヨーグルトで割ってまろやかないちごの味わいを楽しんだり、焼酎や白ワイン、シャンパンに合わせたりと、アレンジは自由自在。
パッケージも可愛いので、テーブルに置くとぱっと華やかになりますね。
今回は、地元の人にも愛されている大分のお土産をご紹介しました。
限られた時間の中で、センスの良いお土産を選ぶのは意外と大変だったりしますよね。
そんな時の参考にして頂けたら幸いです。
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最終更新日 : 2023/11/06
公開日 : 2022/03/16