top > 東アジア・中国・台湾 > 日本 > 東京 > 新橋/汐留
本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
汐留(しおどめ)は、港区の北東部に位置する地域です。
新橋や銀座、浜松町といったエリアに隣接しているため、一体どこからどこまでが汐留であるか疑問に思う人も多いはず。
そんな方のためにご説明すると、一般に「汐留」とされるのは浜松町と竹芝の間から銀座8丁目付近の首都高・汐留料金所までの範囲を指します。
東京といえば、多くの高層ビルが立ち並ぶ世界有数の大都市。
江戸時代に幕府の城下町として整備されたことを機に、現在に至るまで日本の中心地として繁栄を維持し続けています。
常に変化し続ける東京の街ですが、特に汐留は目覚ましい発展を遂げた場所の1つ。
今ではオシャレなイメージがすっかりと定着したこのエリアも、江戸時代以前は海辺の湿地帯でした。
時代は明治へと移り変わります。
明治5年(1872年)には、新橋と横浜を結ぶ日本初の鉄道が開通。
現在でこそ新橋と汐留は異なる地域とされていますが、国鉄の開業当時は現在の東新橋1丁目にその起点が置かれていました。
JR新橋駅の西口にSLのモニュメントが設置されているのは、旧新橋駅(現在は汐留)が日本の鉄道発祥地であるからです。
もちろん、汐留にはかつての面影がしっかりと残されています。
モダンな街も歴史背景を理解すれば、普段とは違ったように見えてきますよね。
この界隈には都営大江戸線とゆりかもめが乗り入れているほか、JR線・新橋駅や浜松町駅からも徒歩でアクセスすることが可能です。
すべてのスポットは駅から徒歩10分以内の場所にあるので、暇つぶしがてら途中下車してみるのも楽しいでしょう。
オフィス街という印象があるかもしれませんが、観光だけでなくショッピングも楽しめるという意外性を兼ね備えています。
冬にはイルミネーションも開催されているので、デートにもおすすめです。
汐留を代表する観光スポットとしてお馴染みのイタリア街。
あまりにも有名な場所なので都内にお住まいの方は既にご存知かもしれませんが、遠方からお越しの場合はまだまだ知らない人が多いはず。
周囲とは一線を画す存在感を放つ洗練された街並みは必見です。
イタリア街にある建造物はカフェやレストラン、オフィス、ホテルにマンションまで様々。
足元には美しい赤レンガが敷き詰められており、まるでヨーロッパの街角に居るような趣を感じさせます。
新橋や浜松町から歩いて行ける距離ではありますが、一歩足を踏み入れればそこには非日常的な世界が広がっています。
西洋風の建物に囲まれた「イタリア街広場」では、週末を中心に様々なイベントが開催されているので、日時を確認したうえで訪れればさらに楽しめること間違いなし。
最も有名なイベントは毎年5月に開催される「ナポリピッツァサミット」です。
このイベントは数日にわたって行われ、例年多くの人々で賑わっています。
国内のみならず世界からピザ職人が集結し、薪窯で焼いた本格ピザが振る舞われるので、ぜひお見逃しなく。
ちなみに、イベントの開催時以外は人が少なくとても静かな雰囲気に包まれています。
広場の中心部には、かつて新橋停車場で使われていた転車台に使われていた切り石があしらわれています。
これは、汐留界隈の再開発に伴う遺跡調査で発掘されたものなのだそう。
時代を越えて蘇る旧新橋駅の面影。
こうして古き良き時代に思いを馳せることができるのも、汐留の良いところであると言えます。
広場に面するこちらの建物は、競馬でお馴染みのJRAが運営する場外発売所です。
重厚感のある佇まいが、独特の風情を醸し出しています。
イタリア街の建造物は日没以降にライトアップされるので、夜に訪れてみるのもおすすめです。
日中とは異なる幻想的な雰囲気をぜひお楽しみください。
住所 : 東京都港区東新橋2丁目9−5
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-6452-8666(港区観光協会)
公式サイト : イタリア街(港区観光協会)
※イタリア街の関連記事: 汐留のおしゃれスポット「イタリア街」を散策しよう♪
汐留にはイタリア街だけでなく、イタリア公園というスポットも存在します。
イタリアの庭園を忠実に再現した緑豊かな空間は、まさに都会のオアシスそのもの。
イタリア街とは線路を挟んで反対側に位置しているのですが、徒歩5分ほどでアクセスできるので合わせて訪れるのがおすすめです。
この公園は「日本におけるイタリア2001年」を記念してイタリア政府より寄贈されたものなのだそう。
設計はイタリア人によるもので、東京に居ながらもイタリアを訪れているような気分を気軽に味わえるのが特徴です。
公園全体は、トスカーナ・ルネッサンス様式で統一されています。
面積自体はそれほど大きくありませんが、イタリアの郊外都市にある別荘、もしくはそれよりも少し大きめのサイズ感といったところでしょうか。
園内には西洋感漂う噴水や広場、四角く整えられた生垣、季節の花々など、様々な見どころがあります。
また、美術館さながらのクオリティーを誇るアート作品が無料で楽しめるのも魅力です。
園内各所に点在する全12体の彫刻は、すべてイタリア北部のピエトロサンタに住む職人によって製作されたものなのだとか。
彫刻は「イタリアンヴィーナス」「恥じらい」「目覚め」など、テーマがそれぞれ異なります。
台座には彫刻のテーマが記されているので、普段アートにあまり関心がないという人でも楽しめるでしょう。
美しいバラが咲き誇る春から夏にかけて訪れれば、さらにイタリアらしい雰囲気が味わえます。
園内にはベンチが8ヵ所設けられているので、ちょっとした休憩などにもご利用いただけます。
筆者が訪れた際も庭園を眺めながらお弁当を食べている人を何人か見かけました。
都会のど真ん中ではありますが、静かに過ごせる穴場です。
近場で手軽に海外気分を味わうなら最適でしょう。
住所 : 東京都港区東新橋1丁目10−20
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 080-9811-1659(港区立芝地区公園・児童遊園)
営業時間 : 24時間
料金 : 無料
公式サイト : イタリア公園
「日本の鉄道発祥地」として親しまれる汐留には、国鉄時代の歴史を紹介する施設があります。
日本初の鉄道路線が開業したのは、明治5年(1872)の出来事。
汐留にはその起点となる国鉄の駅舎が設けられ、昭和61年(1986)に廃止されるまで利用されました。
意外に思うかもしれませんが、かつての駅名は「新橋駅」でした。
実は、私たちが普段何気なく利用しているJR新橋駅の旧称は「烏森(からすもり)駅」なのです。
では、なぜ烏森駅が新橋という名を引き継ぐことになったのか疑問に思いませんか?
それは、大正3年(1914)に新設の東京駅に旅客ターミナルの機能が移されたのが理由とされています。
その後、旧駅は「汐留駅」と改称し、貨物専用駅となりました。
現在見られる建物は、開業時の駅舎の外観をできるだけ忠実に再現したものです。
明治初期では珍しい西洋の建築技術を取り入れた造りは、銀座周辺でも異彩を放つ存在でした。
本来ならば開業当時の駅舎を残しておきたいところですが、旧駅舎は大正12年(1923)の関東大震災による火災で消失してしまったそうです。
また、残存していたホームや施設なども昭和9年(1934)に始まった駅周辺の改良工事により解体されることになりました。
旧新橋停車場鉄道歴史展示室が位置するのは、当時旧駅舎が存在した場所です。
裏手にまわってみると、写真のようにホームの一部がご覧いただけます。
その横には、国指定史跡として保存されている0哩(ゼロマイル)標識とホームの遺構があります。
その他、館内では鉄道開業の歴史や汐留の活気ある様子を伝える展示や、開業当時の駅舎基礎石の見学などを楽しむことができます。
ここまで充実した展示内容なのに、入場はなんと無料!
鉄道好き必見の観光スポットです。
住所 : 東京都港区東新橋1-5-3
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3572-1872
休館日 : 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始 ※展示替えによる臨時休館あり
営業時間 : 10:00〜17:00(最終入場 16:45)
入館料 : 無料
公式サイト : 旧新橋停車場鉄道 歴史展示室
汐留には、買い物を楽しめる施設も複数あります。
汐留シティーセンターは、飲食店やショップ、オフィスなどが入居する高層ビル。
エメラルドグリーンのガラスを一面に施した近代的なデザインが目を惹きます。
商業施設が位置するのは地下2階から地上3階の低層階、および41〜42階です。
アパレルを取り扱うショップはありませんが、書店や料理教室、ネイルサロン、リラクゼーション、クリニックなどが入居しています。
ちなみに、汐留にある書店はここだけなのだそう。
1階にはカフェが入居しているので、購入した本を持参してゆっくりと過ごすのも良いでしょう。
特に、1階のスターバックスコーヒーは他店舗に比べ空いている傾向にあるので、待ち合わせとしても利用しやすいでしょう。
こちらは、スターバックスの横にある「デリブティック」。
リーズナブルなお店が多く、平日のお昼時を中心にお弁当を買い求める人々で混雑します。
お弁当を持参してワンランク上のピクニック気分を味わうなら、立ち寄っておきたいスポットです。
地下1階には、レストランが12店舗あります。
和食だけでなく、中国や台湾、ベトナム料理などバラエティー豊かな料理が楽しめるので、ご自身の気分に合わせてお選びできます。
筆者が訪れたのは「 シンガポール海南鶏飯 」というシンガポール料理店。
ランチなら本格的なチキンライスを1,000円で味わうことができますよ。
少し贅沢なお食事をお探しの場合は、41〜42階に位置するレストランを訪れてみてください。
高層階なので、景色の良さは抜群です。
デートや記念日など特別感を演出したいときに利用したい場所。
汐留から眺める夜景はとても素敵なので、訪れる際は窓側の席を予約するのをお忘れなく。
住所 : 東京都港区東新橋1丁目5−2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-5568-6455
定休日 : 毎週土・日曜日
営業時間 : 7:00〜20:00 ※店舗により営業時間が異なります
公式サイト : 汐留シティーセンター
汐留シティーセンターから徒歩1〜2分の場所には、カレッタ汐留という複合商業施設があります。
ここには飲食店やショップの他、美術館や劇場といった文化施設が併設されており、幅広い目的で利用することができます。
カレッタとは、アオウミガメの学名「Caretta Caretta」に由来するのだそう。
建物のすぐ目の前には、カメの甲羅を象ったアート作品があり、10時から22時の間、毎時20分間のショーが行われています。
休日にお子さま連れで訪れるのも良いでしょう。
エントランスをくぐると、ご覧のような開放的空間がお出迎えしてくれます。
緩やかな曲線を描く芸術的な趣は、まるで美術館のよう。
右手に視線を向けると、壁をつたって水が流れ落ちる滝のようなデザインが。
水が流れ落ちる先には「朝露童子」と称されるアート作品があり、想像力が膨らみます。
その他にも館内にはアートの要素を感じさせる装飾を至るところで見られるので、ぜひ探してみてください。
カレッタ汐留の商業施設は、主に地下2階から地上3階、および46〜47階で構成されています。
低層階にはレストランやファストフード店の他、理容室やマッサージ店、クリーニング店などが入居しています。
こちらは地下2階でタイ料理店を営む「 アジアンタワン 」。
タイ大使館認定の本格タイ料理が食べられるレストランです。
人気テレビ番組でも取り上げられている有名店ですが、ランチならとてもお安く楽しめますよ。
また、同フロアには約3,000種類以上のお酒を取り揃えた専門店もあります。
世界中のワインやウイスキーをはじめ、日本酒や焼酎、泡盛なども取り扱っています。
お酒好きの方には、ぜひ1度足を運んでいただきたいです。
もちろん、手頃な値段のワインのラインナップも豊富なので覗いてみる価値あり。
高層階には、高級レストランが多数入居しています。
汐留シティーセンターと同じく、かなり眺めの良いフロアなので夜景を見るならぴったりの場所です。
ちなみに、こちらにもアート作品があります。
素敵なレストランでお食事を楽しむのも良いですが、カレッタ汐留では展望エリアが一般開放されているので、レストランを利用しない方でも無料で景色を眺めることができます。
46〜47階へお越しの方は、地上階から直通のエレベーターをご利用ください。
展望デッキは意外と狭いですが、それでも無料で利用できるのは嬉しいですよね。
地上階に併設されたミュージカルシアターは、劇団四季の専用劇場。
合計1,200席を誇る客席は、ステージの躍動感、感動がじかに伝わる舞台設計となっています。
筆者が訪れた際は、ディズニーの人気作品「アラジン」が上演されていました。
アラジンはとても愉快で見応えのある作品の1つ。
誰もが聴いたことのある名曲が多く織り交ぜられているので、ミュージカルの魅力がより身近に感じられるのではないでしょうか。
映画とは違った臨場感を劇場で楽しみましょう。
詳しい情報は こちら をご覧ください。
住所 : 東京都港区東新橋1-8-2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-6218-2100
定休日 : なし
営業時間 :
公式サイト : カレッタ汐留
アドミュージアムは、カレッタ汐留の地下2階に位置する広告をテーマにした博物館です。
入場料はなんと無料。
カレッタ汐留にはアート作品や博物館、展望エリアなど、無料で楽しめる見どころが充実していますね。
この博物館では、私たちが普段何気なく接している広告の魅力を様々な形で紹介しています。
人の心を動かすアイデアの数々は、まさに目から鱗です。
広告という "創造の塊" が紡いできた歴史背景を知れば、クリエイティブの面白さや奥深さがさらに理解できるでしょう。
常設展は「ニッポン広告史」と「コレクション・テーブル」、および視聴ブース「4つのきもち」という3つのエリアで構成されています。
この博物館の面白いところは『今まで広告なんて興味なかった』という人こそが楽しめる施設であること。
世界でたった1つの広告ミュージアム、話のネタに1度訪れてみませんか?
もしかしたら、子ども時代に体験したような新鮮な驚きと発見に再び出会えるかもしれません。
住所 : 東京都港区東新橋1-8-2(カレッタ汐留 地下1〜2階)
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-6218-2500
定休日 : 毎週日・月曜日
営業時間 : 11:00~18:00
入館料 : 無料
公式サイト : アドミュージアム
こちらの建物の4階には、パナソニックの社内カンパニーが運営する私立美術館があります。
東京には有名な美術館が数多く点在していますが、意外と私立美術館の展示内容のクオリティーも侮れません。
収蔵品はフランスの画家、ジョルジュ・ルオー(1871〜1958)の作品がメインです。
コレクションの数は、初期から晩年にかけて描かれた油絵や版画など約240点に及びます。
ルオーの作品を収蔵する美術館としては、かなりの充実度を誇るのではないでしょうか。
その他、「建築・住まい・工芸・デザイン」をテーマにした生活関連の美術品の企画展示も開催しています。
『暮らし』という概念はパナソニックにとって、切っても切り離せない存在なのでしょう。
企画展の内容は時期によって異なります。
あらかじめ公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。
住所 : 東京都港区東新橋1丁目5−1 パナソニック東京汐留ビル 4階
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-5777-8600
休館日 : 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始 ※展示替えによる臨時休業・夏期休業期間あり
営業時間 : 10:00〜18:00(最終入館 17:30)
入館料 : 展覧会により異なります(要問い合わせ)
公式サイト : パナソニック 汐留美術館
汐留には、宮崎駿がデザインを手がけたことで知られる大きなからくり時計があります。
宮崎駿といえば、スタジオジブリ作品でお馴染みの有名アニメーション作家です。
「千と千尋の神隠し」や「魔女の宅急便」など、これまでに多くの人気作品を輩出してきました。
からくり時計が位置するのは、日本テレビの本社ビル2階。
その名の通り、高さ約12m・幅約18mを誇る巨大なからくり時計なので見逃すことはありません。
この時計には、全32箇所のからくりが施されているのだそう。
平日は1日5回、土日は6回のスケジュールで演出が催されます。
大時計が作動するのは3分間、13時の回なら12時57分に作動し始めるので、開始の5〜10分前には到着するのが理想です。
見た目だけでなく、なんとなく動きも「ハウルの動く城」に似ているのは気のせいでしょうか。
宮崎駿の世界観に思いを馳せながら鑑賞すれば、さらに楽しめますよ。
こちらも無料で楽しめるので、汐留を訪れる際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
住所 : 東京都港区東新橋1-6-1(日本テレビタワー 2階)
マップ : Googleマップ
アクセス :
演出スケジュール :
公式サイト : 日テレ大時計(日本テレビ公式サイト)
東京は大都会でありながらも、美しい庭園を多く有する庭園都市です。
江戸時代に将軍・徳川家康が行ったまちづくりでは、城下町の約半分が武士が住む屋敷地であったとされています。
今や「和の心」を語るには欠かせない存在となった庭園は、この時代につくられたものが多いのだそう。
現在都内に残る庭園の多くはその昔、大名庭園として親しまれていました。
代表的な庭園として挙げられるのは、芝離宮恩賜庭園・清澄庭園・六義園・小石川後楽園など。
汐留に位置する浜離宮恩賜庭園も江戸を代表する大名庭園の1つに数えられています。
浜離宮恩賜庭園は、江戸初期に完成された回遊式泉水庭園です。
かつては私有地であったことから一般人の立ち入りは禁止されていましたが、昭和21年(1946)に都立公園として開放されました。
池を中心とした庭園の区画や石の配置は、実に見事です。
園内では桜や藤、梅、ハナショウブなど四季の花を楽しむことができます。
クロマツやクスノキなどの木々を絶妙に配置した美しい庭園は、訪れるだけで心が癒されることでしょう。
秋にはモミジが赤く色付き、幻想的な趣を醸し出します。
紅葉の名所としてもお馴染みのスポットなので、こちらもお見逃しなく。
住所 : 東京都中央区浜離宮庭園1-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3541-0200
休館日 : 年末年始(12月29日~翌年1月1日)
営業時間 : 9:00〜17:00(最終入園 16:30)
入園料 :
公式サイト : 浜離宮恩賜庭園
最後は汐留にあるパワースポットをご紹介します。
その名も、日比谷神社。
私たちが普段慣れ親しむ日比谷とは、随分と異なるロケーションだと思いませんか?
それもそのはず、この神社がかつて鎮座していた場所は、まさに皆さんが想像する「日比谷」なんです。
詳しい創建年代は不明ですが、元は日比谷公園の敷地内にある大塚山に鎮座していたと伝えられています。
江戸城の拡張工事や明治時代に開始された鉄道開発などで、現在の場所に遷座したのだそう。
遷座が行われたのは1回に限らず、時代の移ろいと共に何度も遷された歴史を持ちます。
御祭神は伊勢神宮の外宮にお祀りされている豊受大神(とようけのおおかみ)と祓戸四柱大神(はらいどのよつばしらのおおかみ)です。
祓戸大神は文字通り『祓(はらい)を司どる神様』で、我が国のあらゆる罪・穢を祓い去る神とされています。
有名どころでは、京都の清水寺境内に鎮座する地主神社にもお祀りされているのだそう。
こぢんまりとした神社ではありますが、そのご利益は強力とされ、神社好きの間でも注目を集めています。
厄除けはもちろん、商売繁盛、必勝祈願、合格祈願、病気平癒(特に虫歯)など、様々なご利益が授かれるので、ぜひ参拝に訪れてみてください。
住所 : 東京都港区東新橋2-1-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3433-2034
定休日 : 拝観自由
営業時間 : 参拝自由(社務所の受付時間は 9:00〜17:00)
公式サイト : 日比谷神社
汐留のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
銀座や新橋、浜松町からアクセスの良い汐留界隈は、近代的な街並みに自然やアート、奥深い歴史など多彩な要素が詰まったエリアです。
異国情緒漂うおしゃれな場所はもちろん、お食事やショッピングを楽しめる商業施設もあります。
無料で楽しめるスポットも多いので、暇つぶしにもおすすめです。
冬には素敵なイルミネーションも開催されます。
夜景が見えるレストランと組み合わせれば、ロマンチックなデートの演出も完璧ですね。
汐留界隈を訪れる際は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
最終更新日 : 2022/03/23
公開日 : 2022/03/23