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新幹線を利用して、西日本方面から横浜市内を訪れる際、最初の一歩を踏み入れる場所といえば「新横浜駅」ですね。
しかし、大多数の観光客がこの駅から在来線などに乗換をし、横浜市中心部やみなとみらい、山下公園周辺などの主要観光地に向かうことと思います。
そこはエキゾチックな雰囲気溢れるヨコハマのイメージとは異なる、ごく平凡なビジネス街という印象を受けることでしょう。
現に"横浜らしさ"を感じるスポットは少なく、あえて駅周辺を散策しようと思う人は少ないかもしれません。
地元で生活している人やイベントで訪れる機会を除けば、横浜市民の間でもショッピングや行楽目的で足を運ぶ場所という認識に乏しいエリアです。
そんな新横浜は、横浜市北部にある港北区内に位置し、同区で最も栄えている地域。
市内最大のターミナル駅である横浜駅からは約7km、山下公園周辺などの主要観光地からは約10km程度離れた距離にあります。
昭和39年(1963年)の東海道新幹線駅開通に伴って開発が進められてきましたが、駅の開業当時は一面がのどかな田園地帯でした。
ラブホテルが林立する歓楽地域として敬遠された時期もありましたが、今ではお洒落な街並みが魅力の、市内有数のビジネス街として繁栄するようになりました。
今でも駅から少し歩けば緑豊かな田園風景が残り、訪れる人の心を和ませる素敵な街です。
横浜市民にとって「シンヨコ」とは、各種イベントで訪れる機会が多いところかもしれません。
コンサート開演だけでなく、成人式の会場としても利用される「横浜アリーナ」や、サッカー観戦で賑わう「日産スタジアム」など、新横浜開催のイベントに足を運んだことはある人も少なくないはず。
実は新横浜周辺には、イベント以外にも楽しめるスポットが豊富に点在しています。
全国の絶品ラーメンを堪能できる「ラーメン博物館」もまた、多くの市民が訪れる人気スポットです。
ショッピングモールやグルメスポットも多く、ふらっと訪れても優雅な滞在を楽しめる街でもあります。
新横浜駅には、東海道新幹線のほか、在来線のJR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーライン線が乗り入れています。
横浜駅を経由する場合は、直通の横浜市営地下鉄が便利で、急行で1駅目(普通で5駅目)です。
JR横浜線を利用する場合は、直通を除いて隣の東神奈川駅で乗換するのが一般的ですが、横浜駅からは4駅目となり、いずれも所要時間11分程度となります。
東京方面からであれば、町田駅や八王子駅等で横浜線に乗換えた方が早いこともあるかもしれません。
他にも鶴見や都筑区内など横浜北部エリアを中心に、横浜市営バスが運行しています。
新横浜駅周辺には、ユニークなアミューズメント施設が点在しています。
一日滞在しても飽きない公園や、爽快に汗を流せるスポーツ施設など充実度も抜群!
定番スポットを含め、新横浜を訪れたらぜひ訪れてみたいアミューズメントスポットをまとめました。
新横浜を代表する人気観光スポットで、ラーメンに特化した博物館は日本全国でここしかありません。
北海道から沖縄まで全国(たまに海外も)から選りすぐりの名店が出店しており、飛行機や電車に乗らなくても、各地の有名店の味が楽しめるコンセプトが魅力的です。
レギュラーサイズのほか、どのお店もミニサイズを用意しているので、いろいろなお店の味を食べ比べできるのも嬉しいところ。
出店店舗も随時代わるため、リピーターとして何度通っても、違ったお店の味に出会えるのも人気の秘訣です。
昭和ノスタルジアを感じさせるレトロな店内は、日清チキンラーメンは発売開始された昭和33年(1958年)の街並みを再現したもの。
昔懐かしい駄菓子屋や喫茶店も再現されており、駄菓子屋では実際に商品を購入することも可能です。
店内では大道芸や紙芝居などのイベントも随時開催されており、ラーメンを食べる以外にもエンターテインメント溢れる構成になっています。
「博物館」らしくラーメンの歴史を学べるコーナーや、実際にラーメン作りを体験できるなどカリキュラムも充実しており、ラーメンに関わる多くの知識を吸収できるテーマパークです。
新横浜ラーメン博物館のメインフロアは地下に広がっています。
入場料として大人380円(税込)必要となりますが、フリーパス(6か月・年間)を購入して、期間内に3回以上来店すれば「ラー博倶楽部」会員となって優遇される特典も。
中学生以上の入場者は、原則として1杯以上のラーメンを注文する決まりとなっています。
1階部分は「博物館」となっており、ラーメンの歴史を紹介したり、どんぶりや雑誌などのコレクションを展示しているコーナーが設置されています。
お土産コーナーもこの階にあるので、ここでしか販売されていない限定グッズをゲットしましょう。
1階フロアから階段を降りると、ノスタルジックな雰囲気たっぷりの昭和33年に世界にタイムスリップ!
B1フロアは狭い裏通りを再現しており、駄菓子屋や占い、レトロなスナックなどが軒を連ねる空間です。
メインフロアはB2階部分で、「鶴亀公園」と名付けられた広場を囲むように、ほとんどのラーメン店が集結しています。
人気のお店となれば、週末には2時間待ちの状態になることもあるそうです。
こちらは筆者が注文した「浅草来々軒」さんの「らうめん」980円(税込)。
明治43年に創業し、日本初のラーメンブームを巻き起こした「伝説の味」を再現したものらしいです。
派手さがありませんが、あっさりした醤油味スープに、中太の麺が絶妙に絡む至福の一杯でした。
住所 : 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
マップ : Googleマップ
アクセス : 新横浜駅から徒歩で5分
電話番号 : 045-471-0503
定休日 : 無休
営業時間 :
料金 : 大人380円、小・中・高校生100円、シニア (60歳以上)100円、小学生未満無料
公式サイト : 新横浜ラーメン博物館
新横浜の魅力的な点は、駅から少し歩いただけで緑豊かな自然に出会えること。
「新横浜公園」は、鶴見川の緑地に広がる広大な運動公園で、その広さはおよそ70.4ヘクタールと横浜市内最大の規模を誇ります。
敷地内には「日産スタジアム」をはじめ、野球場やテニスコートなど様々な運動施設が設置されているだけでなく、広い草地広場や遊具広場もあり、子供連れでのお出かけにもピッタリです。
また、自然が多い園内には四季折々の草花や野鳥、昆虫などが数多く棲息しており、散策しているだけで心和む環境となっています。
丸一日のんびりと滞在できるうえ、基本的に無料で利用できることも嬉しいポイントです。
この公園が持つユニークな特徴は、隣接する鶴見川の多目的遊水地を兼ねていること。
もう少しわかりやすく説明すると、鶴見川が増水して水位が一定以上に達した場合、自動的に川水が公園内に流入して「遊水地」として機能するということです。
こんなことが実際に起こるのかと思われますが、平成29年(2017年)と令和元年(2019年)に発生した台風の際には、実際に遊水地として機能し、氾濫を回避した実績を持っています。
新横浜公園は、新横浜駅から少し離れており、徒歩で14~15分程度の距離にあります。
どちらかといえばJR横浜線で隣駅の小机駅の方が最寄りとなりますが、お散歩を兼ねて新横浜駅からのんびり歩いてみるのもおすすめです。
標識に従って進めば、前方に巨大な「日産スタジアム」の偉容が見えてきますので、案外わかりやすいですよ。
公園外周は約5kmのランニングコースにもなっているので、筆者はコースに沿って周遊してみました。
遊具広場やテニスコートを通過し、川辺に面した野球場まで辿り着くと、球児を見守る妖しい人影が!
近付いてみるとリアルな「案山子」でした…とっても長閑な光景ですね。
大きな池の前には「野鳥図鑑」の看板がありました。
オオタカやキジ、カワセミなどの珍しい野鳥が飛来することもあるそうです。
スケボー専用の広場も設置されています。
初心者から上級者まで楽しめるバラエティに富んだコースが組まれており、しかも無料で利用できるのも嬉しいところ。
このように、新横浜公園は誰もが楽しめる満足度の高い公園なんです。
住所 : 〒222-0036 神奈川県横浜市港北区小机町3300
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 045-477-5000
料金 : 無料開放 ※駐車料金 2時間400円(以後100円/30分)
公式サイト : 新横浜公園
サッカーファンには垂涎の聖地として知られる「日産スタジアム」!
平成14年(2002年)に開催された「FIFAワールドカップ」において、日本代表が記念すべき初勝利を挙げ、同大会決勝戦が行われた場所でもあります。
また、Jリーグ「横浜Fマリノス」のホームグラウンドとなっており、試合開催日には多くのサポーターで埋め尽くされます。
正式には「横浜国際総合競技場」といわれる日産スタジアムは、先述の通り「新横浜公園」に敷地内に位置し、同公園のシンボル的存在です。
日産スタジアムは、高さ51.96m、敷地面積164,054㎡もある国内最大級の競技場で、二層式からなる総観客席数は72,327席に及びます。
南北の両サイドには大型映像装置、全部で439台の大型スピーカーも設置されているため、サッカーの試合だけでなく、ほかのスポーツの試合やコンサート会場としても利用されます。
令和元年(2019年)に開催されたラグビーワールドカップにおいて、この地で決勝戦が行われたことも記憶に新しいですね。
原則としてイベント開催日以外の入場はできませんが、所要時間60分の「スタジアムツアー」が随時催されているので、このタイミングで訪問してみましょう。
実際に選手が使っているロッカールームなどの見学、サイン入りのボールやユニホームが展示されている正面ホールの見学のほか、選手と同じ目線でピッチに入場できるといった貴重な体験ができますよ。
「日産ウォーターパーク」は、日産スタジアム内に併設されているプール施設です。
館内は、流水プールやウォータースライダーなどからなる「アクアゾーン」と、ジャグジーなどからなる「バーデゾーン」に分かれており、温水を利用した全部で22種類ものプールを楽しむことができます。
サッカー競技場内にあるプールとは違和感がありますが、老若男女問わず一日中楽しめる施設となっています。
こちらは年間を通じて利用可能です。
住所 : 神奈川県横浜市港北区小机町3300 新横浜公園内
マップ : Googleマップ
アクセス : JR新横浜駅から徒歩10分
定休日 : 毎週火曜日、年末年始(12/29~1/3)
営業時間 : イベントにより異なる
料金 : イベントにより異なる
公式サイト : 日産スタジアム
新横浜周辺は、神奈川県内でも有数の規模を誇る大きなイベントが開催されるエリア。
先述の「日産スタジアム」と並んで、新横浜の代名詞ともいわれるイベント会場といえば「横浜アリーナ」の名前を挙げる人が多いでしょう。
平成元年(1989年)にオープンした横浜アリーナは、最大面積8,000㎡、最大収容人数17,000人の規模を持つ国内最大級の多目的ホールです。
著名なアーティストのコンサートのほか、格闘技などのスポーツイベント、企業の式典など幅広く利用されています。
横浜市民の間では、成人式を行った会場として思い出に残っている人も多いかもしれません。
一般的にアリーナ席といえば、ステージ近くに特設された席を指すことが多いですね。
ところが横浜アリーナの「アリーナ席」は、階段状に設置された可動式の観客席のことを指しているんです。
A~Fからなる6つのブロックで構成され、イベントの内容によって配置が3パターンに可動します。
一方、通常のアリーナ席は、横浜アリーナでは「センター席」と呼ばれ、こちらもイベントによって配置が変わってきます。
横浜アリーナの公式キャラクターといえば、「ヨコアリくん」。
横浜アリーナ内に棲んでいるという設定のアリ型マスコットで、イベント開催中や設営時などに出没することがあるようです。
このヨコアリくんをテーマにしたミネラルウオーター、「ヨコアリくんのうれし涙」120円(税込)も構内自販機などで販売されています。
ここでしか買えない限定グッズなので、お土産にも最適ですよ。
住所 : 神奈川県横浜市港北区新横浜3-10
マップ : Googleマップ
アクセス : JR/横浜市営地下鉄・新横浜駅より徒歩5分
電話番号 : 045-474-4000
営業時間 : イベント内容により異なる
公式サイト : 横浜アリーナ
国際的なフィギュアスケート大会やアイスホッケーの試合、また多くのアイスショーが開催される会場としても知られる「新横浜スケートセンター」。
駅前にある新横浜プリンスホテルの系列施設で、化粧品メーカーのコーセーがネーミングライツを取得しているため、正式名称は「KOSÉ 新横浜スケートセンター」です。
延床面積は60m×30mと国際規格リンクの基準に達しており、その外観からは想像がつかないほどダイナミックで開放的な空間が魅力的。
少しわかりづらい場所に位置していますが、新横浜駅から徒歩5分程度で到着することができます。
総収容人数2,500人という観客席から、数々の魅力的ななアイスイベントの鑑賞が楽しめます。
プリンスホテル主催で開催される国内最大級のアイスショー「プリンス・アイスワールド」のメイン会場のひとつでもあり、間近で繰り広げられるフィギュアパフォーマンスは圧巻の迫力!
ここではフィギュアスケートを鑑賞するだけでなく、実際に学ぶことができるフィギュアスケート教室も実施されています。
幼児から一般コースまで、専属インストラクターから本格的な指導を受けられますよ。
KOSÉ新横浜スケートセンターは、誰でも楽しめる一般滑走にも対応しています。
常時開放しているわけではありませんが、国際大会も実施されるスケート会場で滑走できる贅沢な体験です。
貸靴も行っているので、思い立ったら手ぶらで出かけても大丈夫!
開放日を確認して、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 神奈川県横浜市港北区新横浜2-11
マップ : Googleマップ
アクセス : JR/横浜市営地下鉄・新横浜駅より徒歩5分
電話番号 : 045-474-1112
営業時間 : 10:00~18:00 ※イベント開催日は内容により異なる
料金 :
公式サイト : KOSÉ新横浜スケートセンター
新横浜駅周辺には、大きなショッピングモールや商店街がほとんどありません。
駅直結の「キュービックプラザ」とプリンスホテル直結の「ぺぺ」が主要なショッピングスポットとなりますが、実はこの両者、侮れない存在です。
オシャレな街・新横浜に相応しいファッション・小物のお店をはじめ、生活雑貨や有名量販店まで何でも揃っているんです。
多くの名店がテナントを構えるレストラン・カフェも充実しており、ショッピングだけでなく、豪華な食事にも期待できますよ。
新横浜駅直結の複合駅ビル内にあるショッピングセンターで、駅ビルの2~10階部分と1階にある高架下の飲食店街で構成されています。
「新横浜中央ビル」といわれる当駅ビルは、地上19階、地下4階建ての巨大なビルで、11~19階部分は「ホテル・アソシア新横浜」として営業しています。
2階部分はJR新横浜駅の改札乗り場と直結しているため、アクセスの良さは抜群です。
平成20年(2008年)開業と意外に新しい施設ですが、今では新横浜を代表するショッピングセンターとして高い認知度を誇ります。
1階部分は、かつてのフードゾーン「ASTY新横浜」がリニューアルした「ぐるめストリート」、2階はJRの改札口が中心なので、本格的なショッピング店舗は3階からとなります。
主要なテナントは「ビックカメラ」が3~9階のすべてに出店しているほか、ユニクロ(5階)やロフト(7階)、三省堂書店(8階)などの有名店がテナントを構えています。
3~4階にある高島屋のフードメゾンでは、横浜や鎌倉など神奈川県内の銘菓のほか、各地の食の名店がプロデュースした惣菜や弁当が販売されているので、お土産や夕飯のおかずにも最適です。
グルメ店舗が充実していることも、このショッピングセンターの特徴です。
9~10階のレストラン街を中心に、中華や焼き肉、イタリアンなど多彩なジャンルの名店の味を楽しめます。
横浜中華街の人気店・「梅蘭」や野毛の老舗洋食店・「キムラヤ」など横浜市内の名店も出店しているので、わざわざ現地に足を運ばなくても逸品を味わえるのも嬉しいところです。
レストラン街がある10階部分には、ホテル・アソシアのフロントも併設されています。
フロントの前はアトリウムとなっており、この階からホテル最上階の19階まで吹き抜けの開放的な空間。
ショッピング&グルメを楽しんだあと、こちらでホッと癒されてみてはいかがでしょうか。
住所 : 神奈川県横浜市港北区新横浜2-100-45
マップ : Googleマップ
アクセス : JR新横浜駅直結
営業時間 : 店舗によって異なる ※全体の営業時間は5:40~23:00
公式サイト : キュービックプラザ新横浜
新横浜のシンボルのひとつである「新横浜プリンスホテル」。
地上42階建て、150mにも及ぶ円柱型の建物外観は国内最大級の高さを誇り、新横浜周辺のどこからでも確認できるランドマークとなっています。
その新横浜プリンスホテルに併設されている系列の複合商業施設が「新横浜プリンスペペ」です。
ホテルが開業したのと同じ平成4年(1992年)にオープンしているので、既に30年以上の古株として新横浜の街にすっかり定着している存在。
地下1階から地上4階の低層施設となっており、飲食店を含む約150店の専門店と食品売り場から構成されています。
新横浜を代表する名門ホテルの系列ということもあり、さぞかし敷居が高そうな高級ブランド店ばかりと思いきや、意外に庶民的な店舗が多く入っていることも特徴です。
100円ショップの「キャンドゥ」、衣類量販店「しまむら」や「GU」など、お財布にも優しく、気軽に入店できるお店も多数出店しています。
レディースを中心にオシャレなファッションウェアや小物を扱っている店舗も多いので、大人の女性がウィンドショッピングを楽しみやすい商業施設ともいえます。
地下1階には、全国各地の生鮮品などを販売するスーパーマーケット「フードウェイ」があり、高品質な商品をリーズナブルで購入することができると評判です。
プリンスぺぺは、エレガントなホテル1階ロビーと直結しており、こちら方面からも入店することができます。
ほとんどの店舗が夜21時まで営業しているので、残業などで帰りが遅くなってしまってもショッピングできるのも嬉しいところです。
ちなみに、先述の「キュービックプラザ新横浜」も夜21時まで営業している店舗がほとんどで、同じようなカテゴリーのお店がたくさんあります。
両者は徒歩2分位しか離れていないので、好みや価格、品揃えなどを比べながら、まとめてショッピングを楽しんでみるのもおすすめですよ。
住所 : 神奈川県横浜市港北区新横浜3-4
マップ : Googleマップ
アクセス : JR/横浜市営地下鉄・新横浜駅より徒歩2分
電話番号 : 045-474-7777(代表)
営業時間 : 10:00~21:00 ※一部店舗は時間が異なる
公式サイト : 新横浜プリンスペペ
新横浜周辺には、ユニークなおすすめスポットがまだまだあります。
これからご紹介するスポットは、駅から歩いて行くには大変だけれども、車やバスを利用すれば全て15分圏内です。
新横浜を訪れた際には、ちょっと足を延ばしてみてください。
スキーやスノーボードが趣味の人なら、ウィンターシーズンだけでなく、年間を通して楽しんでみたいもの。
「SNOVA新横浜」は、そんな人たちにはたまらない、一年中スキーやスノボを満喫できる本格的な屋内ゲレンデです。
かつては首都圏に数か所存在していた屋内ゲレンデですが、今や現存しているのはここだけ。
うっかり素通りしてしまいそうなこじんまりとした施設ではありますが、神奈川県内や東京都内を中心に月間2,000人以上の愛好家が訪れる人気スポットとなっています。
ゲレンデは全長60m、幅30m、斜度は10~14度の規模で、人工雪に覆われた室内はマイナス3度に保たれています。
小さなゲレンデにも関わらず、ノーマルな「平ゲレンデ」のほかスノーボーダー向の「キッカーパイプ・ゲレンデ」、日によっては「ジブゲレンデ」も登場するという本格的な設備内容です。
初心者から上級者まで楽しめる充実したゲレンデとなっています。
スキー板やボード、ブーツなどの器材だけでなく、ウェアの貸出も行っているので、手ぶらで気軽に訪問できることも嬉しいです。
2階に見学室(ギャラリー)が設けられており、ここからゲレンデの全貌を確認できます。
こちらの写真は、見学室から撮影したものです。
屋内ゲレンデなのでリフトはなく、右端にあるベルトコンベアーで頂上まで上がることになります。
SNOVA新横浜は、スキー&スノーボードのスクールも充実しています。
JSBAやSAJ等の公認インストラクターが、まったくの初心者から上級者までレベルに合わせて指導してくれるため、今より上達すること間違いなし!
60分の講習と30分のフリー滑走がパックになったワンデ―の「スクールパック(90分)」大人5,500円(税込)も人気です。
新横浜のある港北区ではなく、お隣の鶴見区にありますが、新横浜駅から車で15分程度で訪問することができます。
住所 : 神奈川県横浜市鶴見区梶山1-2-43
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 045-570-4141
定休日 : 不定休
営業時間 :
料金 :
公式サイト : SNOVA新横浜
新横浜駅方面からは鶴見川を渡った向こう岸、どちらかといえば地下鉄の「北新横浜」駅近くにある総合スポーツ施設です。
フットサルコート、テニスコート、バッティングセンターや卓球場などの運動施設のほか、遊具広場やカフェも併設しています。
このスポーツパークのある場所がユニークで、何と横浜市営地下鉄の車両基地である「新羽車両基地」の真上!
2階部分が車両基地で、3階の屋上部分が「あおばスポーツパーク」として開放されています。
写真ではわかりにくいのですが、2階には線路が設置されているのが確認できます。
気になる名前の由来は、神奈川県下を中心に営業展開するスーパーマーケット「食品館あおば」から命名されたもの。
あおばを運営する株式会社ビッグライズが、横浜市交通局から未使用部分を賃貸する形で、平成31年(2019年)にオープンしました。
1階部分は、あおばの物流センターや事務所棟となっているほか、元プロ野球選手の遠藤一彦さんらが講師を務める野球スクールの会場として利用されています。
屋上のスポーツパークは、フットサルコート6面、テニスコート2面などを完備した横浜市内でも最大級の施設となっています。
こちらの場所から新横浜駅方面に目を向けると、視界を遮るような高い建物がないため眺望は抜群!
プリンスホテルや駅ビル(キュービックプラザ)など、新横浜の街並みの景観がくっきり見えます。
緑が多くて自然豊かな街の様子がよくわかりますね。
フットサルコート・「あおばスカイフィールド」は、ロングパイル人工芝を敷き詰めた広大な設備で、フットサルのほかソサイチ(7人制サッカー)にも対応しています。
原則として予約制で、グループでの利用が基本となりますが、曜日と時間帯によっては個人での参加も可能です。
他にも、フィールドを利用したヨガ体験や、自由開放されたフィールド内でリラックス気分が味わえる「オープンパーク」など、ユニークなプログラムが用意されています。
バッティングセンター・「スウィングスタジアム」は、軟式・硬式別に、さまざまな球速のマシンが用意されていて、自分のレベルに合ったバッティングを楽しむことができます。
ブルペンやティーバッティング、ピッチングのコーナーもあり、野球が好きな人にはたまらない空間となっています。
場内には多くの有名人のほか、プロ野球選手のサイン色紙も掲示されていて、プロの選手もこちらで練習していると思うと贅沢な気分になれますね。
規模は小さいですが遊具広場もあるので、ファミリーでの訪問しても充分楽しめます。
新横浜駅から歩いていくのは大変ですが、地下鉄を利用すれば10分以内で到着することができますよ。
住所 : 神奈川県横浜市港北区北新横浜1-12
マップ : Googleマップ
アクセス : 横浜市営地下鉄ブルーライン・北新横浜駅より徒歩3分
電話番号 :
営業時間 :
公式サイト : あおばスポーツパーク
「サッカーの神様」として、ワールドカップなどのサッカー国際試合における、日本代表の必勝祈願で話題となった「師岡熊野神社」。
新横浜を含む横浜北部の総鎮守で、「関東随一大霊験所」として知られる由緒ある神社です。
さぞかし大きな境内を持つ神社かと思いきや、新横浜駅から車で10分程度の住宅街のなかにこじんまりと鎮座しています。
奈良時代初期に建立された歴史ある神社で、平安時代以降は天皇の勅願所として多くの重要な祭事が行われたそうです。
師岡熊野神社の御神体は、伊邪那美尊(イザナギ)、事解之男命(熊野権現)、速玉之男命の3柱で、和歌山県にある熊野三山と同じ祭神を祀っています。
創建は奈良時代初期の神亀元年(724年)といわれ、全寿仙人という僧が、天から降ってきた熊野大権現の神札をこの地の大木に祀ったのがはじまりといわれます。
厄除招福や家内安全、そして「必勝祈願」など様々なご利益があるとされますが、どうしてサッカーの必勝祈願と関係があるのでしょうか。
その答えは、この神社の「社門(神社を表す紋章)が関係しています。
師岡熊野神社の社門は「八咫烏(やたがらす)」。
導きの神とされ、神武天皇東征の折り、天皇の軍を大和の地まで案内したといわれています。
ご存知のように、サッカー日本代表のエンブレムもまた「八咫烏」。
こちらは蹴鞠を愛した天武天皇が、蹴鞠上達祈願のため熊野詣をしたという故事に因んで、ボール(毬)をゴールに導くよう願いを込めて採用したそうです。
日産スタジアムのある土地を鎮守する神様であり、八咫烏を祀る師岡熊野神社は、そんな訳で「サッカー必勝祈願」の神様にもなりました。
日本代表のエンブレムがデザインされた「サッカーお守り」も販売されており、多くのサッカーファンが祈願に訪れています。
師岡熊野神社はおみくじもユニークです。
普通のおみくじは「大吉」が一番ですが、この神社では「凶」が最高だとされています。
凶を引いたら「禍が転じて福が来る」ということで、幸せが訪れる前兆だと解釈しています。
幸いにも凶を引いてしまったら、おみくじを祈祷受付まで持って行きましょう。
おみくじと引換に「禍転為福御守」のお守りがもらえますよ。
筆者も凶を引こうと挑戦してみたところ、結果は残念ながら"大吉"でした。
住所 : 神奈川県横浜市港北区師岡町1137
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 045-531-0150
公式サイト : 師岡熊野神社
新横浜駅周辺は、平成になってから本格開発された新しい街。
これまでご紹介してきた観光スポットのほとんどが平成生まれです。
今もなお開発が続く新横浜には、これからも魅力的なスポットが続々と誕生するかもしれません。
自然が多くてオシャレな街・新横浜!
今までは乗換だけにしか利用しなかった人も多いかもしれませんが、素通りしてしまうだけではもったいない素敵な街ですよ。
最終更新日 : 2022/09/09
公開日 : 2022/09/07