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4. 夢だらけの空間でみんなで迷子になろう「三鷹の森ジブリ美術館」
10. 吉祥寺の情報発信の地!オールマイティな「コピス吉祥寺」
東京都の西の方、武蔵境市の東端に属する吉祥寺。
吉祥寺といえば「住みたい街ナンバー1」としてたびたび選出され、その名を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
暮らしやすさはもちろんですが、吉祥寺には魅力的なスポットがあちこちにあります。
吉祥寺駅前には、歴史を感じられる寺町や、流行に敏感なファッションビル、サンロード商店街には老舗から最新のお店がたくさん。
井の頭・三鷹方面に向かえば、日本の四季をしっかりと感じる事ができる井の頭恩寵公園、井の頭自然文化園では、たくさんの動物たちを見る事ができます。
街の喧噪から逃れて一歩通りに入れば、レアでオシャレな雑貨屋や個性的なカフェがあります。
そして、サブカルチャーの発信地でもあり、現在もジャズ喫茶、ライブハウス、劇場が多数あり、周囲には成蹊大学や亜細亜大学・杏林大学など、他にも多くの大学があるため学生の街とも呼ばれています。
吉祥寺の地名の由来をご存知でしょうか。
お寺の名前が由来じゃないの?
いいえ、吉祥寺の街には吉祥寺というお寺はありませんし、かつて存在したこともありません。
それでは、なぜ吉祥寺という地名がついたのか?
その歴史は長禄二年(1458年)まで遡ります。
かつて、太田道灌が江戸城築城の際に井戸を掘ったところ「吉祥増上」と印された金印を発見し、江戸城内に寺を建立しました。
それら一宇を「吉祥寺」と称したのが始まりではないかと伝えられています。
その後、「吉祥寺」は天正19年(1591年)、江戸城内今の水道橋近くの神田台(駿河台)に移りましたが、明暦3年(1657年)の大火により、幕府による区画整理が行われ、文京区本駒込に七堂伽藍を建立、移転しました。
しかし、門前の町人達は住む場所を失ってしまいました。
そこで万治2年(1659年)、吉祥寺の浪士であった佐藤定右衛門と宮崎甚右衛門は、古くからその地に住む百姓である松井十郎座衛門らと協力し、吉祥寺門前の町人達を移住させるため、現在の武蔵野市一帯を開墾しました。
移住後、長く住んでいた「吉祥寺」に愛着を持っていた住人たちが、開墾した新しい地を「吉祥寺」と名付けた事から、現在の武蔵野市の吉祥寺が誕生しました。
現在はお寺の「吉祥寺」は東京都文京区本駒込にあります。
吉祥寺に愛着を持つ人々のアツい思いによって付けられた地名なのですね。
海外からの観光客も多く、年間を通して活気に満ち溢れた元気のある街、吉祥寺。
デートはもちろん、女子同士でもお一人様でも、行けば楽しめる事間違いなしの場所です。
今回は吉祥寺を訪れたら絶対に外せない定番観光地から、知れば自慢できちゃう、ちょっとディープな場所までご紹介します。
「井の頭恩賜公園」は、井の頭池を中心に、ぐるりと緑の木々に囲まれた広大で自然が豊かな公園です。
吉祥寺の都会の喧噪を忘れそうなほど、のどかな景観が広がっています。
観光はもちろん、デートにもオススメの場所で、家族連れや多くのカップルがボートに乗ったり、ベンチで語り合ったりと、のんびりと過ごしているのを見かけます。
地元の人々の憩いの場として利用されており、穏やかな時間を過ごすには持ってこいの場所です。
井の頭恩賜公園入口にある、公園帰りに気軽に立ち寄れる焼き鳥屋「いせや公園店」。
お店の前は、香ばしい焼き鳥の香りが立ち込めています。
リーズナブルで食べ歩きもできるので、いつも多くの人で賑わっています。
「いせや」前の階段を降りると。
高い木々と広場が現れます。
ジョギングする人や、賑やかに語り合う学生達、読書を楽しむ人。
そして、とにかく空気が心地よい。
公園の中心にある井の頭池では貸しボートで水上散策するのもオススメです。
春には約250本もの桜の木が満開を迎え、夏には若々しい緑、秋には色とりどりの紅葉など、自然がもたらす四季折々の光景が一面に広がります。
そのため、思わず都会にいる事を忘れるような、豊かな自然を年間を通して感じる事ができます。
井の頭池の中央にある「七井橋」は絶好の撮影スポットです。
多くの人で賑わっています。
「井の頭池」と命名したのは、かの江戸幕府三代将軍「徳川家光」であり、語源は「上水道の水源」、「このうえなくうまい水を出す井戸」という2つの説が伝えられています。
毎週、土曜日・日曜日には池のまわりの「アートマーケッツゾーン」では、いくつものフリーマーケットのお店が並ぶ「井の頭公園アートマーケッツ」が開かれます。
マーケッツの実行委員が選んだアーティストの作品販売、や大道芸、ライブなどさまざまなパフォーマンスが行われます。
世界に一つしからないポストカードや絵画、ハンドメイドのアクセサリーや雑貨など、他では手に入れられない、とっておきの作品がたくさんあります。
開催日時は変更になる場合もあるので、参加する前に公式サイトを必ずチェックしてくださいね。
住所 : 〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1丁目18-31
マップ: Googleマップ
アクセス :
(1)JR吉祥寺駅から徒歩で5分
(2)京王井の頭線 井の頭公園駅から徒歩で1分
電話番号 : 0422-47-6900
料金 : 無料
公式URL : 井の頭恩賜公園
「井の頭弁財天」は井の頭恩賜公園の敷地内にあり、その歴史は、天慶年間(938-946)に源経基が、弁財天女像をこの地に安置したのが始まりと言われています。
その後、建久8年(1197)に源頼朝が東の平安を祈願するため、お堂を建てたと伝えられています。
そして、寛永13年(1636)に焼失してしまった弁財天の宮社は、徳川家光により再建されました。
元々はヒンドゥー教の水の女神「ラスヴァティー」が祀られています。
水が流れる音から、音楽や豊かに溢れる言葉を連想され、芸術や学問全般の神様としての信仰されています。
日本では農業や穀物の神「宇賀神」とならい、五穀豊穣の女神として親しまれてきました。
そして「才」を「財」に置き換えて、「財宝」を与える神としての信仰が成立ちました。
真っ赤な本堂の裏手には、金運にご利益があるとされる龍の形をした銭洗い弁天があります。
何となく洗うのではなく、日々の感謝を込めてお金を洗ってみてくださいね。
きっと財産が増えるご利益があるはずです。
弁天島の入り口に建てられた一対の石燈籠や境内の狛犬、水盤、お堂周辺の石造文化財(三鷹市指定)は、全て江戸下町の人々により寄進されたもの。
昔から多くの人々に信仰され、今も尚、愛されている井の頭の弁天様のパワーの源は、人々の信頼と感謝の気持ちによるものかもしれません。
住所 : 東京都三鷹市井の頭4-26-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
・吉祥寺駅から徒歩5分
吉祥寺駅の公園口を降りて、丸井の右脇の道を直進。
スターバックスコーヒーの先から井の頭公園へ下り直進して橋を渡り、ボート乗り場も過ぎて対岸へ出たら右折。
そのまま歩道を進むと右手。
・井の頭公園駅から徒歩7分
井の頭公園駅の改札を出たら右に進むと、井の頭の池があります。
その左岸の歩道を道なりに、池に沿って進むと右手。
営業時間 :
拝観自由
通常16時過ぎには閉門。
(お祭りなどはこの限りではありません。大晦日は深夜もお参りできます。)
料金 : 無料
公式URL : 井の頭弁財天
「井の頭自然文化園」は、井の頭恩賜公園井の面積をほぼ3分の1を占めており、敷地内には動物園(本園)、資料館、彫刻館のほか、鳥類や魚、カメを観察できる水生物「水生物園(分園)」に分かれています。
おおよそ200種を超える動物達が飼育されており、様々な動物たちを見るだけでなく、モルモットとのふれあいコーナー、ありのままに生活するリスを至近距離で見る事ができる「リスの小径」もあり、そこはまさに都会のサファリパーク。
園内にはアスレチックや遊園地もあり、夏は水遊びを楽しむ事ができるため、大人も子供も楽しめるスポットとして知られています。
園内に入るとどこまでも緑の空間が広がります。
ペンギンさん。
何やらご相談中のようです。
シカさんもいます。
こちらはごはんタイムを察知したもよう。
立派な猿山の上でおさるさんが毛繕い中。
「リスの小径」では触れることができる距離にリスがいます。
肩や頭に乗って来る事もあります。
意外と凶暴なので十分な距離を撮ってくださいね。
他にも園内には、貴重なツシマヤマネコやフェネック、カピバラ、ニホンザル、アライグマ、ニホンタヌキ、アカキツネ、ツルなど多くの動物達が飼育されており、見所が満載です。
そして、1949年(昭和24)年に来日し、1954(昭和29)年に井の頭自然文化園へやってきた、日本で最も長く飼育されていたアジアゾウの「はな子」も生活していました。
しかし、残念ながら2016年(平成28年)5月26日に亡くなりました。
「はな子」の象舎はそのまま残さされており、いかに長い間、多くの人々に愛されていたか、その痕跡を見る事ができます。
都会の真ん中の切り取られた癒しの空間で、可愛い動物達と緑に囲まれながら、日々の疲れを癒しましょう。
井の頭自然文化園に関しては 動物園に関してまとめたこちらの記事 でも詳しく解説していますよ。
住所 : 〒181-0001 東京都三鷹市井の頭四丁目1番
マップ: Googleマップ
アクセス : 吉祥寺駅より徒歩10分
電話番号 : 0422-46-1100
定休日 : 毎週月曜(祝日や都民の日の場合は翌日)、年末年始
営業時間 : 9:30~17:00
料金 :
高校生以上400円
中学生150円
65歳以上200円
(小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料)
公式URL : 井の頭自然文化園
「三鷹の森ジブリ美術館」は、住所は三鷹市ですが、井の頭恩賜公園や井の頭自然文化園の近く、吉祥寺駅から徒歩20分程のところにあります。
平成13年(2001年)、当時の徳間書店スタジオジブリ事業部と三鷹市の美術館構想が合致し、日本初のアニメーション美術館としてオープンしました。
「建物を一本の映画としてつくりたい」、「迷子になろうよ、いっしょに」をコンセプトに館内はまるで迷路のようで、ところどころにたくさんのかわいい仕掛けがあり、飽きる事がありません。
一歩美術館に足を踏み入れれば、そこは不思議がいっぱい。
外観は曲線で造られ、壁は赤や黄などポップでカラフルな土塀で表現され、おとぎの国のように井の頭恩師公園の緑にとけ込んでいます。
館内は好きな順番で、自由に迷子になりながら見学するのが楽しみの一つ。
そして、スタジオジブリの「映画の生まれる場所」と呼ばれる、アニメーションスタジオのような展示室や、大人も子供も乗れる等身大のフカフカの「ねこバス」、屋上にはラピュタでおなじみ、等身大の巨神兵やラピュタの舞台が再現されており、「見る」だけでなく「体験」できる展示が大きな魅力です。
日本が世界に誇る文化アニメーションの原点ともいえるスタジオジブリ。
毎日、国内だけでなく世界中からファン達が訪れています。
美術館の入り口のチケット売り場には、早速トトロが店番として出迎えてくれます。
お、大きい!
螺旋階段を登って屋上へ。
そこにはラピュタの劇中にも登場した、あの朽ちかけた巨神兵がいます。
絶好の記念写真の撮影スポットです。
何かを守るように立つ巨神兵の後ろには朽ちた紋章が…!
カフェ前の手洗い場の蛇口には金色の猫さんが♡
お腹が空いたら美味しいお料理が頂ける「カフェ麦わら帽子」へ。
お腹が空くのは皆一緒、行列が絶えません。
並ぶのはちょっと…という人には、カフェ脇にあるカフェデッキで休憩がオススメです。
どこかホッとする味の体に優しいメニューでお腹を満たしたら、また冒険に出かけましょう。
映像展示室である「土星座」では、腰掛けながら大人も子供も楽しめる美術館のオリジナル短編映画を鑑賞する事ができます。
日ごとに上映されるプログラムが異なるので、事前にホームページをチェックしましょう。
そこらかしこに不思議でかわいい見所がたくさん♡
子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなが楽しく迷子になれる、何度も訪れたくなる夢だらけの美術館です。
また、館内は撮影禁止です。
ルールをしっかり守って冒険にでかけてください。
住所 : 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-1-83
マップ: Googleマップ
アクセス :
(1)JR三鷹駅から徒歩で15分
(2)JR三鷹駅からバスで5分(三鷹の森美術館下車すぐ[シティバス 三鷹の森循環・明星学園前行き]
(3)JR吉祥寺駅より徒歩20分
電話番号 :
0570-055-777((10:00~18:00休館日は休み)
03-5800-1978(上記ダイヤル回線が利用できない場合))
定休日 : 火曜日 ※展示替え休館、メンテナンス休館、冬季休館あり
営業時間 : 10:00~18:00 入場指定時間/1回目10:00、2回目12:00、3回目14:00、4回目16:00
料金 :
大人:1000円
大学生:大学生:1000円
高校生:高校生:700円
中学生:中学生:700円
小学生:小学生:400円
幼児:幼児:100円 4歳以上
備考:4歳未満無料
注意点 :
チケットは日時指定の前売り制です。
毎月10日より翌月入場分チケットを発売。
以下、
ローソン
のみで販売。
公式URL : 三鷹の森ジブリ美術館
三鷹電車庫跨線橋(みたかしゃここせんきょう)は、昭和4年(1929年)に造られた、三鷹電車庫の上に架かる歩行者専用の橋です。
JR中央線三鷹駅南口から線路沿いを西へ徒歩10分程度の静かな場所に佇んでいます。
吉祥寺・三鷹ゆかりの作家、太宰治の小説に何回か登場する太宰ゆかりの場所として、当時の姿のままで残っている貴重なまだまだ現役の跨線橋です。
急傾斜で荒削りの石段は高さがあり、なかなかの心臓破りです。
いざ登り切ると、広い歩道になっています。
のんびり世間話をしながら、電車を眺めるもよし、コーヒーを飲みながらぼーっと景色を眺めるにも風が気持ち良い場所です。
足元をひっきりなしに電車が通過し、走行音が爽快!
普段は見れない始発前の電車の姿を見ることができます。
そして、太宰治もここでボーッと電車を見ながら、眉根を寄せて物思いにふけっていたのかも知れませんね。
石段の入り口には当時の写真と説明が展示してされています。
太宰治が「陸橋」と呼んでいたこの跨線橋は、本当にそのまま残されているんですね。
陸橋から眺める夕陽はとても綺麗なので、どこかノスタルジーな気持ちに浸れます。
のんびり派、文学派、電車好きのカップルにはイチオシの穴場的スポットです。
住所 : 181-0012 東京都三鷹市上連雀1
マップ: Googleマップ
アクセス : JR三鷹駅西口から徒歩10分
公式URL : 三鷹電車庫跨線橋
「吉祥寺オデヲン」は、昭和29年「吉祥寺オデヲン座」として開館し、現在では映画館として利用されています。
館内にはかつての名残か、昔なつかしい映画館の姿を垣間みる事ができます。
全3スクリーン、全席数719席で、昔と変わらない定員入替制。
落ち着いた空間とゆったりとしたシート、全ての席が自由席で、運が良ければ好きな席で映画を楽しむことができます。
3Dなど最新のシステムが設備されていますが、高品質のサービスは変わることはないという立派なコンセプトの元に運営されており、他の映画館とはまた違った楽しみ方ができます。
そして、3Dメガネは持ち帰る事ができます。
次回の鑑賞時に利用できるのも、お財布に優しい嬉しいサービスですね。
住所 : 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-3-16 吉祥寺東亜会館
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アクセス : JR吉祥寺駅(東口)から徒歩1分 / アトレ東館となり
電話番号 : 0422-48-6521
定休日 : 年中無休
料金 :
レイトショー(20時以降上映) 1,300円
レディースデー(毎週水曜日) 1,100円
誕生月割引(同伴者1名様まで同料金) 1,100円
映画サービスデー(毎月1日) 1,100円
夫婦50割引(ご夫婦のどちらかが50歳以上) 2,200円
障がい者手帳をお持ちの方(付添の方1名様まで同料金) 1,000円
※各料金は内税にて総額表示となります。
※各種割引料金は一般・大学生料金対象者へのサービスになります。
通常入場料金
一般 1,800円
大学・専門生(要 学生証) 1,500円
高校生(要 学生証) 1,000円
中学生(要 生徒手帳)/小学生・幼児(3歳以上) 1,000円
シニア(60歳以上)(要 証明) 1,000円
3D作品鑑賞料金
3D作品鑑賞料金(300円)+メガネ代(100円) 400円
一般:1,800円+400円 2,200円
大学・専門生:1,500円+400円(要 学生証) 1,900円
高校生:1,000円+400円(要 学生証) 1,400円
中学・小学生・幼児(3歳以上):1,000円+400円 1,400円
シニア(60歳以上):1,000円+400円 1,400円
前売券利用のお客様 400円
公式URL : 吉祥寺オデヲン
「ハモニカ横丁」は、JR吉祥寺駅北口出てすぐ、地元民はもちろん、その昭和でレトロな街並みと美食の通りとして多くの観光客にも人気の横丁です。
最も東側の「仲見世通り」、赤い看板のハモニカキッチンがある「中央通り」、黄色いハモニカ横丁の看板が目印の「朝日通り」、昼はほとんど営業している店がなく、シャッター通り共呼ばれる「のれん小路」、最も西側に位置し、上海焼き小籠包が入り口となる「祥和会通り」で成り立っています。
狭い迷路のような横丁には、なんと約100軒のお店が軒を連ねており、お洒落なイタリアンやカレー、小籠包、海鮮丼といった吉祥寺のご当地グルメが盛りだくさん。
どの店もリピーターが多く、毎日行列ができるほどの名店が揃っています。
また、花屋や雑貨屋、アパレル、和菓子、果物や魚を売るお店もあり、吉祥寺の暮らしを垣間見ることができる商店街です。
夕暮れとともに提灯や看板が明かりを灯し、異国情緒溢れる風景が広がります。
良い意味で時代に取り残されたというか、「古き良き」という言葉がピッタリな横丁。
オマケの情報ですが、ハモニカ横丁内には、又吉直樹さんのベストセラー小説「火花」に登場する居酒屋、「美舟」があります。
お好きな方は「美舟」に立ち寄り、物語の世界に浸ってみてください。
住所 : 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-31-6 ムサシノ第1ビル
マップ: Googleマップ
アクセス : 吉祥寺駅北口より徒歩1分
公式URL : ハモニカ横丁
吉祥寺駅北口よりすぐ、吉祥寺で最も大きい「サンロード商店街」は昭和40年代に幕を開け、時代を超えて多くの人で賑わっています。
おおよそ300m、吉祥寺駅側のA地区と五日市街道側のB地区に分かれています。
多種多様な飲食店や書店、薬局、アパレルや銀行などチェーン店や吉祥寺ならではのお店もたくさんあります。
バリアフリーも充実しており、地元の人はもちろん、観光客も安心して買い物を楽しむ工夫がされています。
毎年クリスマスの時期になるとライトアップする吉祥寺駅前のツリーは必見。
17時になるとメロディーと共に点灯します。
商店街全体がイルミネーションの光に彩られ、デートスポットとしてカップル達にも人気のスポットです。
住所 : 〒180-0004 東京都武蔵野市 吉祥寺本町1丁目-15-1
マップ: Googleマップ
アクセス : JR吉祥寺駅北口出て徒歩1分
公式URL : 吉祥寺サンロード商店街
吉祥寺サンロード商店街入り口のすぐ横から、向かって左に伸びる「吉祥寺ダイヤ街」。
老舗から最新までたくさんの飲食店が、まさにグルメ天国。
ここでダイヤ街のおすすめ食べ歩きグルメをちょっぴりご紹介します。
吉祥寺揚げは、魚のすり身をベースに、チーズやホタテ、エビ、イカなど様々な具材を混ぜてフライにしたものです。
かぶりつくと、サクッとパン粉の衣の軽い食感のあとに、プリプリと歯ごたえがありながら、フワフワとした食感が食感がベストマッチ!
筆者のおすすめは「チーズ」です。
大葉とクリーミィでまろやかなチーズのハーモニーがたまりません。
ボリュームがあるのですが、意外にもさっぱりしているので歩きながらペロリと食べれちゃいますよ。
どれも美味しいので、食べ比べてお気に入りを見つけてください。
住所 : 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目1−8
マップ: Googleマップ
電話番号 : 0422-22-4829
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~19:00
「吉祥寺 さとう」は黒毛和牛専門の精肉店です。
名物のメンチカツは毎日行列が絶えません。
それもそのはず。
ガブリといけば、ザクッとした衣の中からジューシーな肉汁がたっぷりと溢れ出し、お肉の弾力とタマネギのシャキシャキがたまりません。
何個でもいけゃう美味しさはまさに吉祥寺の看板グルメ。
2階はレストランになっているので、こちらでランチもオススメです。
住所 : 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
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電話番号 : 0422-22-3130
定休日 : 年始
営業時間 : 10:00~19:00 ※メンチカツの販売は10:30から。
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
「吉祥寺サトウ」の曲がり角を曲がったとこにある「メープルハウス」は、石川県金沢市で人気のシュークリームが吉祥寺に進出しました。
お店の前は、メープルの良い香りが立ち込めており、思わずお腹が鳴ってしまうほど。
おすすめはスタンダードな「メープルシュー」。
サックサクの香り高いメープルの生地の中にはなめらかで甘すぎず、ミルクの味がとっても濃厚な生クリームがたっぷり。
一度食べたらヤミツキになる、スイーツ好きにはたまらない美味しさです。
住所 : 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-6
マップ: Googleマップ
電話番号 : 0422-27-2650
定休日 : 不定休
営業時間 : 10:00~20:00
公式URL : メープルハウス吉祥寺店
ダイヤ街には、グルメだけでなく、ファッションやおしゃれな雑貨のお店もたくさんあります。
食べ歩きしながらウィンドウショッピングを楽しんでみてください。
住所 : 東京都武蔵野市吉祥寺本町
マップ: Googleマップ
アクセス : JR吉祥寺駅北口より徒歩1分
公式URL : 吉祥寺ダイヤ街
ダイヤ街を一歩横に入ると見えてくる「コピス吉祥寺」。
元々は旧・伊勢丹のビルを再利用しているため、広大な敷地内には大型書店、大型スポーツ用品店、レストラン街、子供用品や雑貨屋、洋服屋、エステやマッサージなど、多くの最先端のお店のテナントがあります。
また、屋上ではバーベキューが楽しめたり、美術館もあり、元町通り側にある「ふれあいデッキこもれび」では、イベントやアーティストによる生演奏などがひっきりなしに行われています。
まさに、老若男女、広い世代が楽しめる吉祥寺の街には欠かせない複合商業施設です。
とにかく館内は広く、いろんなジャンルのお店があるので、ウィンドウショッピングだけでも見所がたくさんあります。
館内のところどころにある、その時のシーズンのテーマにモニュメントやアートもチェックしてみてください。
おしゃれな吉祥寺らしさ満載の場所なので、訪れた際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
住所 : 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目11−5
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アクセス :吉祥寺駅北口より徒歩約4分
電話番号 : 0422-27-2100
営業時間 : 10:00~21:00 ※店舗により異なる
公式URL : コピス吉祥寺
「武蔵野市立吉祥寺美術館」は観光客や学生で賑わう吉祥寺の街中、FFビル館7階にある美術館です。
館内には写真をはじめ、日本絵画や油絵、版画など様々なジャンルの作品がおそよ2,000点展示されています。
まるで吉祥寺という街を表しているかのような個性的でユニークな作品を鑑賞する事ができます。
期間限定の貴重な展示も随時開催されているので、こちらも見逃せません。
街の賑わいに疲れて、静かな気持ちになりたいときに訪れたい場所ですね。
また、美術館ならではの作品の図録やポストカードなど、他では買えないお土産にはもってこいの商品も販売されています。
ぜひチェックしてみてください。
住所 : 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1−8−16
マップ: Googleマップ
アクセス : JR、京王井の頭線吉祥寺駅中央口(北口)から徒歩約3分。コピス吉祥寺A館7階
電話番号 : 0422-22-0385
休館日 : 毎月最終水曜日、年末年始(12月29日 - 1月3日)、展示替および施設保守点検期間
営業時間 : 10:00~19:30(音楽室は9:00~21:00)
料金 : 100円(小学生以下、65歳以上、障害者は無料)
公式URL : 武蔵野市立吉祥寺美術館
「ムーミンスタンド」はダイヤ街の近く、吉祥寺の中心地にあるコピス吉祥寺A館1階にある、北欧童話「ムーミン」をコンセプトにしたジュースバーです。
ほぼ一方通行な小振りな店内には、そこかしこにムーミン谷の仲間がいっぱい。
メインのジュースはマイルドなものからさっぱりとしたフレーバーのものまで揃っています。
ジュースだけでなくムーミン谷をモチーフにしたスイーツや、レアなムーミングッズも販売しているので、ムーミン好きにはたまらないスポットです。
ジュースのカップにはミイとたくさんのニョロニョロ、そして、ストローはこれまたニョロニョロ。
なんと、全てのジュースの中には「ニョロニョロの種」が入ってます。
とにかくニョロニョロづくし。
子供から大人まで、カップルや学生、ファミリーにも大人気のムーミンスタンド。
お店の脇にある広いベンチコーナーで、ムーミンの世界に浸りながら、のんびりと休憩するのがオススメです。
住所 : 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5 コピス吉祥寺 A館1F
マップ: Googleマップ
アクセス : JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅北口徒歩4分
電話番号 : 0422-23-2615
定休日 : 不定休
営業時間 : 10:00~21:00
公式URL : ムーミンスタンド コピス吉祥寺店
賑やかな吉祥寺の街にひっそりと佇む、大きな拝殿を構えた知る人ぞ知るパワースポットである「武蔵八幡宮」。
武蔵野八幡宮には三柱の神様が祀られており、「勝利祈願」、「家内安全」、「厄除け」の御利益を授かる事ができます。
その歴史は、延暦8年(789年)に坂上田村麻呂が、宇佐八幡大神の分霊を祀り江戸水道橋附近に創建したと言われています。
その後、明暦の大火(1657年)により、水道橋附近(吉祥寺村)の住民達がこの土地周辺に移動し、新たに「吉祥寺村」として開村した守り神として、寛文年間(1661-1672年)遷座したと伝えられています。
現在は賑やかな街の交差点の側に位置し、一歩境内に入れば、そこは異空間。
大きな鳥居の手前には、吉祥寺で古くから慕われている弁天様がおり、木々に覆われた道を進むと朱色の立派な拝殿があります。
街の喧噪が遠くに感じられる程、神聖で荘厳な雰囲気が立ち込める場所です。
吉祥寺の街の散策途中に立ち寄れば、木々の香りと澄んだ空間に疲れがリフレッシュされること間違いなしです。
住所 : 〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1丁目1−23
マップ: Googleマップ
アクセス : 吉祥寺駅より徒歩8分
電話番号 : 0422-22-5327
公式URL: 武蔵野八幡宮
「四軒寺」は四軒寺という名前のお寺があるわけではなく、吉祥寺駅駅のすぐそば、武蔵野八幡宮の付近に古くから4軒のお寺が集まる「寺町」があります。
そのため、この地域を四軒寺(しけんでら)と呼ばれるようになったと言われています。
そんな4つのお寺をご紹介します。
武蔵野八幡宮に寄り添うように建っている安養寺。
建寛永元年(1624)創建、真言宗。
境内にある梵鐘は、武蔵野市に現存する唯一の江戸時代鋳造の梵鐘。
5月と11月には一面に咲き誇る牡丹の名所としても知られています。
住所 : 〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1−1−21
マップ: Googleマップ
電話番号 : 0422-22-2248
サンロード商店街び五日市街道側であるB地区、西友の向かい側にある月窓寺は、万治2年(1659)開山、曹洞宗。
なんと、吉祥寺駅前(サンロードやハモニカ横丁)一帯の土地は、月窓寺の寺地なのです。
ものすごい大地主なのですね。
住所 : 180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-26 (サンロードB地区内)
マップ: Googleマップ
電話番号: 0422-22-2345
月窓寺の裏側の方にあたる場所に位置する光専寺は、江戸時代初期の創建、京都の知恩院の末寺であり浄土宗。
まるで小京都のような上品な雰囲気のお寺です。
住所 : 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目10−21
マップ: Googleマップ
電話番号 : 0422-22-2262
吉祥寺通りに面して建っています。
移転直後、寛文2年(1662)創建、日蓮宗。
繊細な彫刻の細工と金色の総力が豪奢な雰囲気のお寺です。
広大な墓地も併設していて、すぐ側は繁華街にもかかわらず、穏やかな場所です。
住所 : 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目10−12
マップ: Googleマップ
電話番号 : 0422-22-2031
四軒寺は、吉祥寺駅から歩いて5分〜10分、おおよそ500mに集中して建てられているので、全部を巡るのにじっくり拝観しても2時間もかかりません。
大都会ではなかなかできないお寺巡り。
まるで小京都のような澄んだ雰囲気をのんびりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
ユニクロのビルのすぐ脇の道、全長約540m、道幅5.4m、規則正しく敷き詰められたレンガが真っ直ぐに伸びている「中道通り」。
奥に進むと、吉祥寺西公園と大きな水場がトレードマークの中道公園があります。
おおもとは交通を目的として造られた商店街で、通りにズラリと並んだ数々の個性的でオシャレなお店は、ついつい目移りしてしまいます。
近年ではテレビや雑誌に多く取り上げられ、 メディアの脚光を浴びている中道通り商店街。
レトロでモダン、かつ新しくもあり、素朴さあふれる街並みは、何度も訪れたくなる魅力があります。
中道通りは平日は地元の人々の通勤路として、週末には人気の飲食店や雑貨屋を目的に訪れる観光客や家族連れでにぎわいます。
クリスマスの時期には、イルミネーションで装飾され、美しい夜景も楽しめます。
外から中までカエル!カエル!カエル!なお店。
有名なタイ料理店「アムリタ食堂」。
店内は本当にタイに旅行に来たかのような嬉しいコチャコチャ感がある雰囲気。
子供から大人まで、毎日多くの人が食事に訪れています。
昭和レトロな床屋さんと台湾風のお店。
うーん、多国籍です。
アメリカンテイストなお店もあり。
ここは日本だよね?と錯覚を起こす事も。
何とも心地よいごちゃまぜ感が広がり、次は何が出て来るのかワクワクする道。
そして、中道通り商店街には穴場的なオシャレ名カフェが隠れるようにたくさん営業しています。
お気に入りのお店を発見するのも、中道通りを散策する楽しみの一つではないでしょうか。
住所 : 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR吉祥寺駅中央口からパルコ方面へ
ユニクロビルすぐ横の通り
公式URL : 吉祥寺中道通り
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
吉祥寺はショッピングもよし、寺巡りするもよし、散歩がてらお気に入りのカフェを見つけるのもよし、自然浴を楽しむのもよし。
都会あり、緑ありの吉祥寺は何度訪れても飽きません。
この記事が次のお出かけの参考になれば幸いです。
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最終更新日 : 2022/06/27
公開日 : 2017/05/16