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ダウン用洗剤:Grangers(グランジャーズ)「ダウンウォッシュ」
スリーピングマットその1:CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「エアーマット」
スリーピングマットその2:THERMAREST(サーマレスト)「Zライトソル」
寝袋(シュラフ)カバーその1:mont-bell(モンベル)「ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグカバー」
寝袋(シュラフ)カバーその2:イスカ(ISUKA)「ゴアテックスシュラフカバーウルトラライト」
キャンプ用おすすめ寝袋(シュラフ)その1:snowpeak(スノーピーク)「セパレートシュラフオフトン」
キャンプ用おすすめ寝袋(シュラフ)その2:POLeR(ポーラー)「シャギーナップサック」
キャンプ用おすすめ寝袋(シュラフ)その3:Coleman(コールマン)「キッズマミーアジャスタブル」
キャンプ(冬用)おすすめ寝袋(シュラフ)その1:NANGA(ナンガ)「オーロラ750」
キャンプ(冬用)おすすめ寝袋(シュラフ)その2:Coleman(コールマン)「タスマンキャンピングマミー」
バックパッカー用おすすめ寝袋(シュラフ)その1:ISUKA(イスカ)「ウルトラライト」
車中泊用おすすめ寝袋(シュラフ)その1:HAWK GEAR(ホークギア)「マミーシュラフ」
車中泊用おすすめ寝袋(シュラフ)その2:Coleman(コールマン)「フリースフットEZキャリースリーピングバッグ」
自転車ツーリング用おすすめ寝袋(シュラフ)その1:ISUKA(イスカ)「エア 280X」
自転車ツーリング用おすすめ寝袋(シュラフ)その2:ISUKA(イスカ)「エア 280X ショート」
登山用おすすめ寝袋(シュラフ)その1:NANGA(ナンガ)「オーロラ450DX」
登山用おすすめ寝袋(シュラフ)その2:mont-bell(モンベル)「アルパイン ダウンハガー800 #3」
登山用おすすめ寝袋(シュラフ)その3:NANGA(ナンガ)「UDD BAG 450 DX」
登山用おすすめ寝袋(シュラフ)その4:finetrack(ファイントラック)「ポリゴンネスト6×4」
登山(冬用)おすすめ寝袋(シュラフ):mont-bell(モンベル)「ダウンハガー800 EXP」
キャンプや登山など、泊りがけでのアウトドア・アクティビティに欠かせないのが寝袋。
メーカーによってはシュラフやスリーピングバッグとも呼ばれます。
ただ、メーカーのサイトを見たり、ショップに行ったりしても数が多く、どれを選べばいいかがわかりにくいですよね。
実は寝袋を選ぶポイントは意外とシンプル。
寝袋の形、内部の素材、快適温度、そしてコンパクト性の4つです。
自分が主にどんなアクティビティで使用したいかによって、選ぶモデルは必然的に絞られてきます。
シュラフには大きく分けて封筒型とマミー型の2種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
両者の違いはざっくり言うと「金額の違い」です。
寝袋の他にもたくさんギアが必要な中で、どこまで寝袋の「コンパクト性と暖かさ」に金額を出すか・・・という問題になってきます。
荷物の容量をできるだけ減らしたい登山や自転車でのツーリング、バックパッカーなどの場合にはマミー型シュラフを選びましょう。
布団のような構造のため、寝心地の良い寝袋です。
構造のシンプルさから、コストパフォーマンスに優れています。
デメリットは、保温力が高くないことと、収納時にかさばること。
車で移動するオートキャンプや車中泊にオススメのシュラフです。
体全体を覆うような構造のため、保温力が高い寝袋。
収納時にコンパクトになるものが多いです。
デメリットは、封筒型に比べて(特にコンパクトになるタイプは)とても高額なことです。
寝袋(シュラフ)の保温力の源となっているのは、言うまでもなく中に入っているダウンなど。
これらを「インサレーション素材」と呼びます。
そのインサレーション素材ごとの特徴を紹介していきます!
羽毛を用いた天然素材。
繊維同士が細かく、繊維の中にたくさんの空気を確保できるため「コンパクトかつ暖かい」という特徴があります。
デメリットは濡れに弱いことです。
濡れてしまうとダウンの容積が減り、保温力が激減してしまいます。
登山などでの移動中にはレインカバーなどでしっかり守り、テント内での結露にもシュラフカバーなどの対策を取る必要があります。
「濡れに弱い」というダウン最大の弱点を補うべく近年開発され始めた新素材です。
寝袋を覆う表生地だけではなく、ダウンの繊維そのものに超撥水加工を施したもの。
コンパクトで軽いというダウンの特徴はそのままに、水に強い素材となっています。
欠点は、まだ開発されたての素材のためとても高価なこと。
資金が潤沢にある場合、この撥水ダウンを選ぶのが◎です。
文字通り化学繊維で編まれた素材です。
どんなに濡れても保温力を失わず、また乾くのも圧倒的に早いという特徴があります。
従来、重くてかさばるといった点が欠点でしたが、近年になってそのデメリットを解消した製品も登場し始めています。
寝袋(シュラフ)を選ぶポイントとして、快適温度が挙げられます。
メーカーによって記載の仕方はさまざまですが、寝袋の商品スペックにはほぼ間違いなく掲載されています。
多くは下記のように使用可能温度と快適温度の記載がなされています。
寝袋の中で疲労を回復できる温度。
使用可能温度より低い温度はリスクのある温度域です。
寒さを感じることなく寝ることができる温度。
よほどエクストリームな環境に行かれる方以外は、快適温度を基準にして購入してください。
温度については、使用するシーンや季節を想定して選びましょう。
寝袋は睡眠時の汗や皮脂、またテント内の土などの付着により汚れます。
放っておくと汗臭かったりカビが生えてしまったりするので、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
メンテナンスの目安は30〜50泊に一度です。
中に入っているインサレーション素材によってメンテナンス方法は異なりますが、ダウンの場合は手間がかかります。
インターネットなどで検索するとクリーニングサービスもあるので、利用してもいいでしょう。
以下に代表的な寝袋の洗濯方法を紹介します。
ここで紹介した以外にも洗濯機や乾燥機を使用できる寝袋などもあるため、使用している寝袋の洗濯表示、メーカーの公式サイトをよく確認してメンテナンスを行うようにしてください。
寝袋は使用後、風通しの良い涼しい場所で保管するようにしましょう。
これは湿気による劣化、カビの発生を防ぐためです。
また、寝袋を持ち運ぶバッグに入れたままだと、中綿が圧縮され保温力を失ってしまうほか、湿気がたまることにもつながります。
通気性の良い大きめの袋に入れて保管するようにしましょう。
GORE-TEXなどの専用洗剤も製造しているGrangers(グランジャーズ)のダウン用洗剤です。
ダウンの機能を回復させ、維持させる機能を持つ専用のクリーナーです。
防臭・抗菌効果も備えています。
寝袋の快適さを向上させるために必要なマットやカバー。
けど調べてみると意外と高価なもので躊躇してしまう・・・という方も多いと思います。
マットやカバーは必須なのでしょうか。
寝袋の下に敷くマット。
結論から言うと、テントで寝る場合 「必須」 です。
テントにおいて地面に敷くグラウンドシートはとても薄く、そのまま寝ると小石などが痛くて眠れないのに加え、朝の地面の底冷えでの温度変化をダイレクトに受けてしまいます。
衝撃吸収に加え断熱効果のあるマットを選びましょう。
マットには、空気を入れて膨らませるインフレータブルタイプ、銀マットタイプの2種類にわけられます。
コンパクト性を重視するならインフレータブルタイプをセレクトしましょう。
デメリットは、高価であること、断熱効果が銀マット対応に比べてそこまでないこと、また繰り返し使用していると破れるといった点です。
銀マットは安価ですし暖かさも充分、破れることもありませんが収納時にとてもかさばるのが難点です。
インフレータブルマットにして抜群のコストパフォーマンスを誇るアイテム。
機能性も充分で、バルブを開けると自動的に空気が入りマットが膨らむ仕様となっており、口で膨らませる必要はありません。
銀マットタイプのスリーピングマットといえば「THERMAREST(サーマレスト)」です。
寝転んだ瞬間から暖かさを感じることができます。
使用する際は、銀面を下にして使用しましょう。
冷気が遮断され、快適に眠ることができます。
シュラフで寝る際、まるごとすっぽり覆ってしまうシュラフカバー。
いわばシュラフの「レインカバー」です。
水分から寝袋が濡れることを防ぐ役割と、内部の熱を逃さないようにして保温力を上げる役割を果たします。
秋冬のキャンプなどではテント内が結露してしまうことが多いので、必須と言えるでしょう。
ただ、夏場のキャンプでの使用や、防水タイプのシュラフであれば必要ありません。
使用するシーンに合わせて購入しましょう。
重量わずか180gの寝袋用防水カバーです。
モンベルの独自素材「ブリーズテック」を採用しており、高い防水性と内部からの通気性を確保。
「水は侵入してきていないのに内部の蒸れで寝袋が濡れてしまった」ということはありません。
シュラフカバーにして、オープン価格が2万円超えというアイテム。
「シュラフもう1個買える価格じゃん!」というツッコミが聞こえてきそうですが・・・
このISUKA(イスカ)のシュラフカバーは生地にゴアテックスを採用しているため、防水性はそのままに、湿気が溜まって中が蒸れてしまうことがありません。
シュラフの特徴と選び方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ここからは使用するアクティビティに応じておすすめシュラフを紹介していきます。
なお、もちろんですが「寒がり」や「知らない所でなかなか寝付けない」など、個人の特性にも左右されます。
選ぶ際はメーカー公表の数値や他の人のレビューだけでなく、自分の睡眠スタイルも合わせて考えましょう。
国産アウトドアブランドsnowpeak(スノーピーク)の封筒型シュラフ。
そのユニークな名前に見てとれるように、布団のような快適な寝心地が特徴です。
寝袋のサイドにジッパーがついており、取り外しができます。
寒ければ通常の封筒型シュラフのスタイルで使用でき、暑ければ敷布団と掛布団のようなスタイルで使用できます。
また、ジッパーは左右が非対称となっており連結が可能。
家族でのキャンプなどの際、お子さんと一緒に寝るなどの使い方も考えられますね。
ポートランド発、スケーターやスノーボーダー、サーファーのライフスタイルをミックスした新感覚アウトドアブランド「POLeR(ポーラー)」。
優れたファッション性と遊び心が特徴のブランドですが、寝袋も象徴的でユニークな商品の一つです。
肩の部分のファスナーからは手を出すことができ、筒状になった足元からは足を出すことができます。
着たまま動けるので、キャンプでは着用したまま火を囲み、そのまま寝ることも。
日常でも使いやすい寝袋です。
Coleman(コールマン)から子ども向け寝袋を紹介します。
お子様は成長が早い分、「シュラフを購入してもすぐにサイズが合わなくなってしまった!」なんて経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このキッズマミーアジャスタブルは、140cmまたは170cmの二段階にサイズを調整できるため、成長に合わせて長く使用することができます。
使用していない時は簡単にまとめられるロールアップベルトも付いていて、コンパクトに収納することも可能です。
最適使用温度が-5℃の、オーロラのフラッグシップモデル。
冬キャンプや、着込めば冬季登山でも使用できます。
開放性の高いセンタージップを採用しており、暑く感じられるときにはベンチレーションが可能できるので、秋や春のキャンプなどでも使用できるオールシーズンモデルとなっています。
冬キャンプでは封筒型ではなく、保温力の高いマミー型のシュラフをオススメします。
Coleman(コールマン)の「タスマンキャンピングマミー」はマミー型、快適温度が-9℃と、冬のキャンプに最適のアイテムです。
また、1万円前後というコストパフォーマンスの高さもコールマンならではですね。
必需品ではないけれども、あれば嬉しいもの・・・それがバックパッカーにとっての寝袋です。
安宿でベッドが汚い時や列車やバスで夜間移動する時など、活躍する機会は数多くあります。
そういったお守りのような用途には、国産シュラフメーカー「ISUKA(イスカ)」の「ウルトラライト」がおすすめです。
その名の通り軽さ、コンパクト性が特徴です。
1リットルペットボトル程度の大きさで、重量わずか600gなので、重量にシビアなバックパッカーでも気にせず持ち運びできます。
また、1万円を切る予算というのも、お金を節約して一日でも多く旅を続けたいバックパッカーには嬉しいポイントですよね。
確かな保温性と耐久性、そして高いコスパを誇るHAWK GEAR(ホークギア)のマミー型シュラフです。
-15℃の極寒でも使用可能で、頭まですっぽりと覆ってくれることから全身がくまなく暖まります。
寝袋としての使用はもちろん、広げればレジャーシートや掛け布団としても使えて、アウトドアの様々な状況下で活躍すること間違いなし。
袋に収納すればおよそ縦38cm・横24cmまで小さくなるため、すんなりとバッグに入りますよ。
また、水温30度以上で丸洗いもできるので、清潔な状態で使用ができる点も嬉しいポイントです。
押しも押されもせぬアメリカの老舗アウトドアメーカー「Coleman(コールマン)」の封筒型シュラフです。
特筆すべきはその価格の安さ。
最適使用温度0℃にしてネット量販店では5000円以下で購入できることもあります。
機能性も高く、足元の部分にはフリースが配され、足元を暖めて眠ることができます。
また、洗濯機で丸洗いが可能なのでメンテナンス性も楽なアイテムです。
デメリットは収納時の大きさが約Φ32×42cmと巨大なこと。そこがクリアできればこの寝袋は「買い」です。
さきほどバックパッカー向け寝袋の中で、同ブランドISUKA(イスカ)の「ウルトラライト」を紹介しましたが、自転車ツーリングにおいては重さと最適使用温度への考え方がよりシビアになってきます。
そんなサイクリストにオススメの寝袋が「エア 280X」。
最適使用温度2℃と、国内3シーズン対応のシュラフながら約Φ14×24cmの収納サイズ、550gというコンパクトさを誇っています。
身長の低い方にはショートタイプもあります。
172cmの身長まで対応しており、通常タイプに比べ約30g軽くなっています。
滋賀発のブランド、ダウンを専門にしたメーカーとして有名なNANGA(ナンガ)。
その質の高さは国内外でも評価されています。
特筆すべきはそのアフターサービスの手厚さ。
NANGAの製品は全て永久保証となっており、破れやジッパーの故障などは永久に無料で対応してくれます(羽毛の増量などについては有料)。
この「オーロラ 450DX」はNANGAの代表的なモデル。
防水コーティング素材を表生地に使っているため、シュラフカバーなしで使えることが特徴です。
3シーズンの登山での使用にオススメです。
mont-bell(モンベル)の寝袋の特徴は、そのストレッチ性です。
その伸縮性は寝袋の中であぐらをかけるほど。
寝ていてもストレスを全く感じず、マミー型ながら快適に眠ることができます。
ただ、そのストレッチ性があること反面、難点は羽毛が抜けやすいことです。
羽毛の減少はそのまま寝袋の温度の低下につながるため、抜けそうな羽毛は寝袋に入れ込むなどを行いましょう。
この「アルパイン ダウンハガー800 #3」は快適使用温度が5℃。
アルプスや夏の北海道など、3シーズン使用できる寝袋として心強い味方になってくれます。
国産ブランドで初めてUDD(ウルトラドライダウン、撥水ダウン)を使用したNANGA(ナンガ)の3シーズン対応モデルです。
首元から入ってくる冷気で体が冷えるというマミー型の構造上の弱点を防ぐため、ショルダーウォーマーが採用されています。
3シーズン対応モデルの中では飛び抜けて高額に感じられますが、NANGAの永久保証、超撥水加工のダウンを使ったモデル、と考えるとあながち高くないのかもしれません。
2004年に創業した新しい国産登山ブランド「finetrack(ファイントラック)」。
新素材をうまく使用したモノづくりが特徴で、今最も勢いのあるブランドと言っても過言ではないでしょう。
そんなfinetrakからは、3シーズン対応の「ポリゴンネスト6×4」をご紹介。
特徴は何と言ってもその610gという軽さです。また水濡れに強い素材を使用しているため、結露するテント内などでの使用も可能です。
モンベルのダウンシュラフのフラッグシップモデルです。
撥水性、伸縮性に優れた生地が表地に配されているため、ストレスも少なくなっています。
快適使用温度が-14℃、使用限界温度が-22℃。
中にダウンなどを着込み、マットやシュラフカバーなどを使用すれば南極などの極地でも対応可能な「超・エクストリーム」なモデルです。
シュラフの選び方、メンテナンス、そしてオススメシュラフまでシュラフのイロハを駆け足で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ご自身が主とするアクティビティとご予算に応じて、自分にピッタリの寝袋(シュラフ)を選んでみてください。
また、最後のアドバイスですが・・・寝袋選びにおいて「大は小を兼ねる」という考え方も有効です。
「寒がり」というあなたは、想定される最適使用温度のモデルより一つ上のモデルを選びましょう。
「バックパッカーとして必要だけれど、登山などにもチャレンジしてみたい」というあなたは登山用の 3 シーズン対応のモデルを購入しておきましょう。
この記事が、あなたの快適なアウトドアでのスリーピングライフに少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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公開日 : 2018/03/14