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天気が良い日には、外に出てバーベキューを楽しみたくなりますよね!
バーベキューのみを楽しむだけでなく、夏の 海水浴 先でも、冬のキャンプでも・・・
大人も子どもも楽しめる定番の料理といえば「バーベキュー」ではないでしょうか。
本記事では、そんなアウトドア料理の「基本」であるバーベキューについて解説していきます!
バーベキューは春〜秋の3シーズンしかできないと思っていませんか?
最近では、外で出来て暖まることもできる「冬バーベキュー」がじわじわと人気を集めています!
新鮮な牡蠣などの海の幸を使ったバーベキューや、アヒージョやスープ、チーズフォンデュなど温まる料理、ホットワインや熱燗などを楽しめるのは、冬ならではの魅力と言えるでしょう。
冬は海鮮、春は山の幸、夏はビール、秋はきのこetc…四季ごとにその季節ならではの美味しい食材を使って、年中バーベキューを楽しみましょう!
バーベキューにおける火おこしは、少し手間がかかりますが、いわば「バーベキューを行うための儀式」のようなものと思って楽しみましょう。
さまざまな方法がありますが、ここでは「初心者でも簡単に火をつけられる」着火剤と木炭を使った一般的なテクニックをご紹介します。
環境にもよりますが、この方法だと1時間程度で着火が可能です。
なお、ここにで紹介する火の起こし方はあくまで「基本のキ」。
火おこしや炭の種類だけで一つ記事がかけてしまうくらい、バーベキューは奥が深いのです。
これを読んで基本をマスターしたら、ぜひご自身で研究してみてください。
木炭をバーベキューコンロに置きます。
なお、木炭は入れすぎると風が回らず着火しにくくなります。
火がつきやすい小さめのものを数個置きましょう。
ケチってしまいがちな木炭ですが、値段だけで選ぶと煙がたくさん出たり、はじける回数がやたらと多かったりすることも。
木炭に使われている木の種類も、マングローブや備長炭、オガくずでできたオガ炭など種類があり、それぞれに特徴があります。
ここでは、代表的で使いやすい木炭を紹介します。
木炭の量は、一人あたり1kgで計算するといいでしょう。
この炭は外国産の炭に比べて煙も少なく爆ぜる(はぜる)こともめったにありません。
また、炭の大きさも揃っていますので均一に燃えてくれます。
そして、並べた炭に着火剤をつけます。
着火剤には「ジェルタイプ」と「固形タイプ」の2種類あります。
点火が早い「ジェルタイプ」がおすすめですが、燃焼力が強いので扱いには注意しましょう。
着火剤にチャッカマンタイプのライターで点火します。
なお、「ジェルタイプ」について、点火した後に着火剤を継ぎ足すと、着火剤が爆発する危険があるので厳禁です。
着火剤に点火した火は見えづらく、着火していないと思ってしまいがち。
くれぐれも注意してください。
着火した木炭は空気が通りやすいように井形状に組みましょう。
火おこしは軍手で行ってもいいですが、「絵になる」グローブを用意してはどうでしょうか。
ダッチオーブンやスキレットなどを持つときにも役立ちます。
スノーピークのレザーグローブはデザインもよくオススメです。
ひたすら仰いで空気を送り込み、火を他の炭に広げましょう。
全力で仰ぐとうちわの柄が取れてしまうこともあるので、2枚重ねにするのがオススメです。
火力が安定したら周りに新たな炭を追加して、着火作業は完了です。
なお、火起こしを助けるアイテムとして、以下のような商品もあります。
風の通りを良くしつつ、着火のための風防にもなるバーベキューギアです。
この中に炭を入れて着火し、着火したら取り外して炭を崩します。
意外と時間のかかる火おこしを時短してくれ、とても楽になります。
折りたためるので、持ち運びも簡単なアイテムです。
バーベキュー食材といえば何と言っても「肉!!!」ですよね。
肩ロースや ソーセージ 、スペアリブなどが定番です。
また、贅沢なサーロインステーキも楽しみたいところ。
脂が落ちてしまうので網焼きの場合は赤みが多いものを選びましょう。
ステーキの魅力を最大限まで楽しみたい方は厚い鉄板を持っていくことをオススメします。
肉の量の目安は、焼肉中心のバーベキューの場合、男性が300g、女性が200g(一人あたり)として計算しましょう。
たけのこやキノコ、芋など季節の食材を入れるのが、バーベキューを一層楽しむポイントです。
また、トウモロコシやピーマン、玉ねぎなどが定番の野菜の他、ズッキーニやパプリカ、マッシュルームなどを入れると一気に「オシャレ・バーベキュー」感が増しますよ。
冬バーベキューに定番の牡蠣やホタテ、サザエなどの貝をはじめ、ブリやマグロの頭(カマ)、イカやタコなどをまるごと焼くなど豪快な料理もバーベキューならではですよね。
個人的にオススメなのが、食材が美味しい秋のバーベキューならではの料理、秋鮭のホイル焼き。
キノコや人参などと一緒に秋鮭を包んでホイル焼きにすると、炭火焼き中心のバーベキューにアクセントを加えられますよ。
バーベキューに欠かせないのがソース。
既製品を買ってもいいですが、時間があるのなら自作してみてはいかがでしょうか。
オニオンソースやテリヤキソース、焼肉のタレや和風ソースなど、数種類手作りソースを持っていけば盛り上がること間違いありません。
焼きマシュマロや焼きバナナ、フランスパンのトーストや焼きおにぎり、バームクーヘンなどをアクセントとして加えるのもオススメです。
特に「毎年恒例のバーベキューだけど、少しマンネリ化して飽きてきた・・・」という方には、カマドなどを使って鍋料理やピザなどにトライするのも良いかもしれません。
バーベキューコンロにはさまざまな種類があります。
今回はスタンダードタイプ、卓上タイプ、焚き火台タイプ、パーティータイプ、その他の5種類に分けてそれぞれの特徴を紹介していきます。
バーベキューコンロと聞いてまず思い浮かぶのがこのタイプではないでしょうか。
四角いコンロに4本の足がついたタイプです。
少人数から大人数まで対応可能で、値段も安いものでは3,000円程度からと安価なので、バーベキュー初心者の方はまずこちらを購入することをおすすめします。
その名の通りテーブルの上に置いて使用するタイプのバーベキューコンロです。
小型のため、1〜4人の少人数での使用が前提となります。
使ってみると意外と便利で、何より座りながら食べられるので楽。
メインコンロとしてスタンダードタイプや焚き火台タイプを使用し、テーブルの上でサブコンロとして用いるのがオススメです。
バーベキューも焚き火もできる、という、いいとこ取りの欲張りなタイプです。
焚き火台の上でダッチオーブンやスキレットを使った料理ができたり、機種によってはピザ窯になったりする賢いタイプです。
たたむとコンパクトになるため、荷物が限られるキャンプなどでは大活躍します。
まさにアメリカンな風貌をした目を惹くタイプ。
大型のバーベキューコンロ・グリルはパーティータイプに分類されます。
大型のため、6〜7人での使用にも対応できる機種もありますが、キャンプ場などへ持っていくことは難しく、家の庭やテラスなどでの使用が前提です。
自宅のテラスでのホームパーティー。
腰かけてビールを楽しみながら、巨大な肉のカタマリをじっくり焼く・・・なんて、とても憧れますよね。
少し変わったコンロとして、ガスコンロや使い捨てコンロ、自作コンロなどを使っている人もいます。
特にユニークなのは自作コンロ。
WEBで探すとドラム缶やレンガなどで作っている猛者の「作品」がヒットするので、興味のある方は調べてみては。
さて、ここからはタイプ別に分けて、おすすめバーベキューコンロを紹介していきます!
価格も30,000円ほどする高価なものから3,000円ほどの安価なものまでたくさんあります。
ご自身のご予算とこだわり、使うシチュエーションと相談しながら探してみてください!
アウトドアブランド「Coleman(コールマン)」のバーベキューコンロのハイエンドモデルが「クールスパイダープロ/LX」です。
一番の特徴は焼き網の高さが変更可能なこと。
火加減の調整が簡単にできるので、「火力調整が難しい」という炭火コンロの弱点がカバーされています。
また、鉄板も標準装備されていたり、炭は引き出し式のロストルに入れられたりといったさすがの工夫も。
「使いやすい」バーベキューコンロなら「クールスパイダープロ/LX」で決まりです。
価格は他のものと比べると高価に思えますが、オールステンレス製のため錆びにくく耐久性が高く、長く使うことができます。
質が高くコストパフォーマンスに秀でた製品を作っていることで有名な兵庫県のブランド「尾上製作所(ONOE)」。
このバーベキューコンロも6〜7人用のステンレスコンロとして1万円を切る価格と、良心的な価格設定を実現しています。
さらに、このバーベキューコンロには美味しく調理するための工夫が満載。
側面のレバーを調整することで簡単に網の高さを調整でき、火力調整が可能なほか、串がズレないようなくぼみもついており、串焼きを回しながらまんべんなく焼くことができます。
機能性とコストパフォーマンスを両立したこのモデルは、最初のバーベキューコンロにオススメです。
「次いつバーベキューができるかわからないし・・・」「最初の一台はとりあえずお試しで買ってみたい」というあなたにはこのCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)の「スパイヤー」がおすすめ。
3,000円台という抜群の安さなので「とりあえずの一台」にはぴったりです。
ただ、コールマンの「クールスパイダープロ/LX」や「尾上製作所(ONOE)」の「ステンレスバーベキューコンロ」とは異なり、本体の材質はスチールで出来ているので、繰り返し使っているとサビがでてきてしまいます。
あまり長くは使えないことを前提で購入するのが良いでしょう。
その独特のスタイリッシュなデザインが人気の「UNIFLAME(ユニフレーム)」。
この卓上タイプのバーベキューコンロも他にない形が特徴です。このV字型構造により、底から大量の空気を炭に送り込み、少ない炭で強化力を実現しています。
また、オプションで鉄板なども用意されています。
メインのスタンダードタイプのコンロで網焼き、サブの「ユニセラ」で鉄板焼き、など役割を分けるのもオススメの使い方です。
室の高い製品を作る国産アウトドアブランド、といえばまず名前が出てくる「snowpeak(スノーピーク)」。
この卓上タイプのバーベキューコンロは、ハンドルを回して火加減を調節することができます。
ファミリーでのバーベキュー(3〜4人)にちょうどいいサイズです。
卓上タイプとして使用可能なほか、同社のテーブルにセットすることもできます。
その名の通り4本足でスタンダードタイプとしての使用もでき、足を取り外して卓上タイプとして使用もできるというモデルです。
家族で行くときは主役としてスタンダードタイプ、さらに大所帯で行くときは卓上タイプになりサブとして活躍するなどフレキシブルに活躍できます。
バーベキューコンロの最高峰である「weber(ウェーバー)」の焚き火台タイプのバーベキューコンロです。
4〜5人での座りながらのバーベキューに向いています。
「スモーキージョー」の名の通り、燻製を行うこともできます。
下で紹介するパーティータイプの「ワンタッチオリジナルケトル47cm(18.5inch)」は持ち運びが不可能に近いですが、これなら収納サイズは大きいものの、できないことはありません(それでも大きいですが・・・)。
どうしてもキャンプでウェーバーを楽しみたい!という方はぜひ購入を検討してみてください。
ボックスに足がついたシンプルな焚き火台です。
コンパクトになるため持ち運びが容易。
上に12インチのダッチオーブンを乗せて調理も可能です。
「焚き火台の全部入り」を求めるならLOGOS(ロゴス)の「the KAMADO コンプリート」をチョイスしましょう。
一般的な焚き火台として使えるほか、上に釜をつけることでカマドとしても機能します。
上部のカマドで鍋料理をおこないつつ、下のカマでオーブン料理を行うなど効率的な調理ができます。
カマドの中は400℃の高温になるので、窯焼きピザも実現可能。ワンランク上の調理が可能になります。
snowpeak(スノーピーク)を代表する名品、「焚き火台」と炭受けの網、そして収納バッグがついたセットです。
シンプルなデザインが精度の高い品質で実現されており設営が簡単、また丈夫で熱での歪みなども少なく、長く使える逸品です。
長く使っていると黒くススがついて真っ黒になりますが、それがまたかっこいいのです。
5〜6人用のこのLサイズの他にも1〜2人用のSサイズ、3〜4人用のMサイズもあります。
なお、焼き網とそれをセットするためのブリッジは別売りのため別途購入が必要です。
ドラマや映画などで、その形を目にすることも多い「weber(ウェーバー)」のパーティータイプのバーベキューコンロ。
バーベキュー大国アメリカにおいてシェア60%を誇るというから驚きです。
トップシェアにはもちろん理由があり、人気の秘密はその質の高さ。
スタンダードタイプのようにフラットな形でなく、球体をしているので熱や香りがまんべんなく回り、また温度調節機能もついているので火力調整が容易で、とにかく「美味しく肉を焼ける」ということが第一の特徴です。
また、高品質なホーローコーティングが施されており、サビや熱に強くヘビーデューティーが可能というのが二つ目の特徴です。
代表的なモデルはこの、6〜8人対応可能な「ワンタッチオリジナルケトル47cm(18.5inch)」。
持ち運ぶことは不可能に近いですが、庭やテラスでのホームパーティーで抜群の存在感を誇ります。
その名の通り、ドラム缶を横に切ったような形が印象的な「ドラムグリル850」。
「オシャレや飾り気など考えていない」と言わんばかりの無骨な形にそそられますよね。
大人数でのパーティーなどで大活躍すること間違いありません。
低下は税込みで40,000円程度しますが、Amazonなど通販サイトではその半額以下で手に入れられることもあります。
その登場時賛否両論を巻き起こしたのが「使い捨てバーベキューコンロ」。
炭や着火剤なども内蔵されており、火をつけて放置すれば着火が完了。
片付けももちろんいらず、そのままゴミ箱へ・・・
とても便利な反面、「火おこしの手間がなくそれはそれで寂しい」「エコではない」という意見も。
あなたのポリシーはいかがでしょうか。
デンマークで生まれたインスタントグリルです。
ダンボールの土台を組み上げて竹炭に着火すれば5分でスタンバイが完了、60分燃え続けます。
普通のインスタントグリルよりフォトジェニックな外観が特徴の「インスタントグリル」。
約1kgと軽いのでツーリングなどでの一夜限りのご馳走用として、またファミリーキャンプでのサブコンロとして1つ持っていくのもありかもしれません。
「weber(ウェーバー)」と相性の良さそうな、燃料に炭ではなくガスを用いるバーベキューコンロです。
炭の火おこしが不要なほか、火力調整も容易となっているため、非常に便利のいいアイテムです。
デメリットは本体が大型になってしまうことと、ガス缶がかさばることくらいでしょうか。
フタを閉めて蒸し焼きや、グリドルやゴトクなどのオプションパーツも用意されており、機能性に関してはピカイチのギアだといえるでしょう。
卓上型のサブのコンロは欲しいけれど、2つも火起こしは面倒でしてられない」というあなたにおすすめなのが「NITINEN(ニチネン)」の「ジュージューボーイ」です。
カセットコンロで使用可能なため、点火すればすぐに使えます。
3,000円台と良心的な価格のため、サブコンロとしてぴったりです。
炭火にもかかわらず、内蔵されているファンで煙を吸うため無煙、という機能を両立したバーベキューコンロです。
火力が比較的弱いので、キャンプなどフィールドでのアウトドアで・・・というよりは、ベランダやテラスでのバーベキューに向いていると言えるでしょう。
無煙とはいえ多少の煙やススは出るので、室内での使用は✕です。
いかがでしたでしょうか?
簡単そうで奥が深く、手軽に始められてとことんこだわれるバーベキュー、行きたくなりましたか?
冒頭でも触れましたが、バーベキューはそれ単体だけでなく、キャンプでも海水浴でもあらゆるアウトドアレジャーの「基本」です。
逆に言えば、バーベキューをマスターすればアウトドアで活躍できることは間違いないのです!
あなたもぜひバーベキューを極めて、アウトドア・アクティビティのヒーローになりませんか?
最終更新日 : 2022/04/08
公開日 : 2018/04/05