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3. ティーン教会(Chrám Matky Boží před Týnem)
2. 旧新シナゴーグ(Staronová synagóga)
3. ストラホフ修道院(Starhovské klaster)
2. 聖ミクラーシュ教会(Chrám svatého Mikuláše)
1. ヴァーツラフ広場(Václavské náměstí)
チェコのプラハを詳しく知る日本人はそこまで多くはないでしょう。
観光スポットとしてより、チェコスロバキアの変革運動である「プラハの春」や、オバマ前大統領が演説した「プラハ演説」で知っているという方が多いと思います。
実は「ロボット」という言葉が生まれた地であったり、角砂糖や電子レンジ、コンタクトレンズが発明されたりと、私たちの身近なところにもチェコは深く関わっているのです。
原爆ドームの設計もチェコ人によるものと、チェコは日本人にとって思っているより身近な存在なのかもしれません。
プラハはチェコの首都で、中世からの建物が残った、まるでおとぎの世界のような可愛らしい町です。
本記事では、プラハのおすすめ観光スポットを地域別にご紹介します。
まずは、プラハの観光に際して留意点をお伝えします。
プラハ観光の際に日本人が気を付けるべき注意点とは何でしょうか。
チェコの治安については、他のヨーロッパに比べて、暴力的犯罪が少なく安全と言えます。
しかし、近年悪質なスリや詐欺が増えているために注意が必要です。
プラハの地下鉄内や旧市街のからくり時計を見学している時に、気が付くとリュックのファスナーが開いていたという被害も報告されています。
プラハでは警官がよく町を見回っていますが、安心し切らずに、外国にいるという自覚を持って行動してください。
スリの他にも気を付けてもらいたいのがニセ警官。
警官を装い、パスポートや財布の中身をだまし取る手口が横行しています。
「パスポートと財布を見せろ」と言って財布の中身を抜き取るのがお決まりのパターン。
知らない人に話しかけられても立ち止まらない、何も怪しい行動を取っていないのに身体検査をしようとする警官には、外国語が分からないフリをして立ち去るなどの対応を取りましょう。
今では多くのヨーロッパの国々の水道水は飲むことができますが、チェコの水道水は基本的に飲まない方が良いです。
ペットボトルのミネラルウォーターを購入して飲むようにしてください。
500mlでおよそ12Kč〜、チェコで人気のブランドはマットーニです。
プラハ観光の中心は、古く美しい町並みが広がる旧市街。
カラフルな建物が並び、プラハで最も美しいと評されています。
旧市街広場は旧市庁舎やティーン教会、聖ミクラーシュ教会などが面したプラハ旧市街観光の拠点となります。
プラハの心臓部である広場。
11世紀ごろから教会や商人たちの住居などが建てられるようになり、広場が形作られていきました。
この広場を囲むように多くの人気観光スポットが存在しており、その様式と時代は混在しています。
広場周辺をぐるりと回るだけでも、プラハの主要な名所を廻れたと言っても過言ではありません。
住所:Staroměstské nám, 110 00 Staré Město
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄A線Staroměstská駅下車
15世紀に建てられたゴシック様式の旧市庁舎。
精巧な天文時計があり、9時〜21時の1時間ごとに動き出すからくり時計は必見です。
この天文時計は出来のあまりの素晴らしさに、作者のハヌシュに「うちにも是非作って欲しい」という声が上がり、ハヌシュは主人から引き抜かれないように目をつぶされてしまったという伝説が残されています。
なお、展望台からはプラハを一望できます。
ヨーロッパの古い建物はエレベーターが無いことがほとんどの中、旧市庁舎はエレベーターで登ることができるので、小さいお子さんやご老人連れでも安心です。
高い塔の並ぶ「百塔の町」を、ぜひ高い場所から堪能してください。
住所:Staroměstské nám. 1/3, 110 00 Staré Město
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄A線Staroměstská駅下車
開館時間:火〜日/9:00〜22:00、月/11:00から
定休日:無休
料金:130CZK
公式URL: 旧市庁舎
旧市街広場を挟んで旧市庁舎の向かいにあるゴシック様式の教会。
「神に届くように高く」伸びた2本の尖塔が印象的な教会です。
教会を囲む様に建てられた建物は、15世紀に勃発したフス戦争のフス派の本拠地であったティーン教会がカトリックに改宗した際、フス派のが侵入できないように建物で囲ったもの。
絵本に登場する城のような現在の外観になりました。
住所:Staroměstské nám., 110 00 Staré Město
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄A線Staroměstská駅下車
開館時間:10:00〜13:00 15:00〜17:00、日/10:30〜12:00
定休日:月
料金:無料
公式URL: ティーン教会
旧市街中心部の、プラハで最も古いとされる800年の歴史を持つ青空マーケット。
新鮮な果物や人気のチェコ土産など、小さな露店がずらり並びます。
眺めて歩くだけでも楽しい、可愛らしい人気スポットです。
チェコの民芸品のマリオネットなど、お土産を選ぶのにも最適です。
住所:Havelská 13, 110 00 Staré Město
マップ: Googleマップ
アクセス:Havelská駅より徒歩4分
時間:6:00〜18:00
歴代の王の戴冠パレードが行われた「王の道」があり、こちらも歩いておきたい人気スポットのひとつ。
火薬塔からカレル橋を渡りプラハ城までの2,500mを言い、王の道を通ってこれらの観光スポットに向かうのがおすすめです。
王の道沿いの建物はひと際華やかなで、土産店やレストランなどが立ち並びます。
モルダウ川に架かるカレル橋はプラハ最古の橋。
1357年から60年近くかけて完成しました。
全長約520m、幅は10m近くあり、両方の欄干には聖人の像が30体並んで美術館のよう。
絵描き、大道芸人、露天商などがずらりと並び、いつもたくさんの人で賑わっています。
日中も楽しい場所ですが、筆者のおすすめは、夜のライトアップ。
少し離れて、橋とプラハ城が入るポイントから素敵な夜景を眺めてみましょう。
もちろん、夜のカレル橋を渡るのもお忘れなく。
住所:Karlův most, 110 00 Praha 1
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄A線Staroměstská駅下車
開館時間:4〜9月/10:00〜22:00、9・10月/10:00〜20:00、11〜2月/10:00〜18:00
15世紀に建てられたゴシック様式の旧市街の門。
黒ずんだ重厚感のある石の塔で、17世紀に火薬倉庫として使われていたためこの名で呼ばれています。
塔の高さは65mで、内部はギャラリーとして利用されています。
旧市街広場からの通りを進んだ場所にあり、この火薬塔を通り抜けるまでが旧市街です。
新市街へ向かうついでに見ておきましょう。
住所:4, Vikářská 38, 119 00 Praha 1-Hradčany,
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄B線Námestí Republiky駅下車
開館時間:4〜9月/10:00〜22:00、10・3月/10:00〜20:00、11〜2月/10:00〜18:00
定休日:無休
料金:100Kč
公式URL: 火薬塔
火薬塔のすぐ近くにアールヌーヴォ様式の華やかな建物。
この地にはもともと歴代の王宮がありましたが、17世紀後半の大火災で焼け崩れ、1911年に現在の市民会館が完成しました。
1918年にオーストリア=ハンガリー二重帝国解体に伴い、チェコスロバキアの独立宣言が行われた場所としても有名です。
内部にはプラハの春国際音楽祭の会場となるスメタナホールが入っています。
スメタナホールは、映画「のだめカンタービレ」のロケが行われた場所として、ファンの間では知られています。
住所:nnám. Republiky, 110 00 Nové Město
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄B線Námesti Republiky
時間:10:00〜20:00
料金:290Kč
公式URL: 市民会館
16世紀に修道院として建てられた、チェコ国立図書館・国立技術図書館。
当時ハプスブルク家から手厚い保護を受け、およそ2haの敷地に3つの教会、礼拝堂、図書館、天文台が次々に建設されました。
そのため、最終的にはプラハ城に次ぐ巨大複合建築に。
館内ガイドツアーでは「図書の間」や子午線観測室、天文塔を見学することができます。
住所:Mariánské nám. 5, 110 00
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄A線Staroměstská駅下車
開館時間:4〜10月/10:00〜17:00、11〜3月/10:00〜16:00
定休日:無休
料金:300Kč
公式URL: クレメンティヌム
様々な建築様式の建物が保存されている「建築博物館」と表現されるプラハの代表的なバロック建築ですが、もともとは13世紀に建てられたゴシック様式の教会。
18世紀に現在のような壮麗なバロック様式の教会に改築されました。
内部は、聖三位一体の祝典が描かれたフレスコ画やシャンデリアがとても華やかです。
住所:Staroměstské nám. 1101, 110 00 Praha-Staré Město
マップ: Googleマップ
アクセス:トラム12・18・20・22番でMalostranské nám下車
時間:10:00〜16:00
定休日:無休
料金:無料
公式URL: 聖ミクラーシュ教会
旧市街の北側はかつてのユダヤ人居住区。
旧ユダヤ人墓地やシナゴーグが現存しています。
小さな区画に見どころが凝縮されているので、じっくりと見学したいところです。
東欧最大のユダヤ人地区であるプラハのヨゼフォフ。
ユダヤ博物館では、旧ユダヤ人墓地や儀式の家が公開されています。
ホロコーストに関する展示も行なっており、興味深い博物館です。
住所:U Staré školy 141/1, 110 00 Praha 1-Staré Město
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄A線Staroměstská駅下車すぐ
開館時間:4〜10月/9:00〜18:00、11〜3月/9:00〜16:30
定休日:土、ユダヤ教休日
料金:350Kč
公式URL: ユダヤ博物館
1270年ごろに建てられたヨーロッパ最古のユダヤ教会。
初期ゴシック建築の内部に、五角形の柱からアーチ状に延びる5本の梁が印象強く備わっています。
ユダヤ教司祭の椅子や紋章旗などの展示も見逃せません。
住所:ČČervená, 110 01 Praha-Praha 1
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄A線Staroměstská駅下車
開館時間:4〜10月/9:00〜18:00、11〜3月/9:00〜17:00
定休日:土、ユダヤ教休日、金(礼拝日)
料金:200Kč
公式URL: 旧新シナゴーグ
ヴルダヴァ川西岸、小高い丘の地区フラッチャニ。
プラハ市街を見下ろす歴代王の居城・プラハ城やロレッタ教会があります。
プラハ城は特に時間をかけて見学したいスポットです。
9世紀半ばに建設が始まり、14世紀のカレル4世の治世に現在の形となりました。
城壁に囲まれた広大な敷地には、旧王宮や宮殿、教会、修道院などが建っています。
中でもプラハにおける代表的ゴシック建築・聖ヴィート大聖堂は見逃せません。
城内最古の教会聖イジー教会や黄金小路なども見もの。
時間がある場合は、城内シュテルンベルク宮殿やおもちゃ博物館もおすすめです。
現在のゴシックスタイルの聖ビート大聖堂は14世紀に建設が始まり、増改築が繰り返され、1929年にようやく完成しました。
身廊の長さは124m、幅60m、高さ33mという荘厳な大聖堂の地下には歴代のチェコの王が眠っています。
主催弾の両サイドの回廊には美しいステンドグラスが並びますが、多くの方のお目当ては、アールヌーヴォーの巨匠、チェコの誇るミュシャ(チェコ語ではムハ)の描いたステンドグラス。
ミュシャはこの原画を彼の晩年と言える1931年に描きました。
色彩、構図ともにミュシャらしい作品で、他のステンドグラスとはかなり雰囲気が違います。
中央に描かれているのがチェコの守護聖人・聖ヴァーツラフで、自分の息子をモデルにして描いたと言われています。
住所:119 08 Praha 1
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄A線Malostranská駅下車
開館時間:4〜10月/5:00〜24:00、11〜3月/6:00〜23:00
定休日:無休
料金:ロングツアー/350Kč、ショートツアー/250Kč
公式URL: プラハ城
聖母マリアが受胎告知を受けた伝説のある聖なる家を模して、1626年に建てられた教会。
ロレッタとはイタリア語のロレッタ村のことで、聖なる家の伝説の元となった場所です。
2階建ての回廊に囲まれた中庭のある建物はバロック様式の美しい建築。
財宝室に展示されている聖体顕示台には、6222個ものダイヤモンドが埋め込まれており一見の価値ありです。
住所:Loretánské nám. 7, 118 00 Praha 1-Hradčany
マップ: Googleマップ
アクセス:トラム22番Pohorelec下車
開館時間:4〜10月/9:00〜12:15、13:00〜17:00、11〜3月/9:00〜12:15、13:00〜17:00
定休日:12/24、25、31、1/1
料金:150Kč
公式URL: ロレッタ教会
1140年に建てられた修道院。
中世からの姿をそのまま残した図書館は必見です。
残念ながら中には入れないものの、入口から室内を眺めることができます。
2階分までの高さの本棚に整然と並べられた蔵書が展示された「哲学の間」は物語の世界のよう。
また、「神学の間」には天井を埋め尽くすフレスコ画に大きな地球儀や天球儀が置かれ圧巻です。
住所:1, Strahovské nádvoří 132, 118 00 Praha 1-Hradčany
マップ: Googleマップ
アクセス:トラム22番Pohorelec
開館時間:9:00〜12:00、13:00〜17:00
定休日:無休
料金:120Kč
公式URL: ストラホフ修道院
プラハ城南方に広がる、マラーストラナ地区ペトシーン公園として整備された丘を中心に持つ地区。
多くの観光客が丘からの景色を楽しむために訪れます。
プラハ城の南に広がる丘を整備した広大な公園。
丘の頂上まではケーブルカーで行くことができ、プラハ市内を一望できる展望台があります。
また、白亜の壁が美しい景色聖ヴァヴジネツ教会や、鏡の迷路、バラ園、植物園、天文台などがあり、家族で楽しめるスポットです。
住所:Strahov, 169 00 Praha 6
マップ: Googleマップ
アクセス:トラム6・9・12・14・20・22番Újzed下車
時間:ケーブルカー/9:00〜23:20、展望台/10:00〜22:00(季節により変動あり)
公式URL: ペトシーン公園
旧市街に面した新市街。
お土産選びやショッピングをするならおすすめの場所。
お店が立ち並ぶだけでなく、それらの建築も必見です。
ネオルネッサンスやアールヌーヴォー様式など様々な建築様式で目を楽しませてくれます。
新市街の中心で、プラハ随一の繁華街。
長さ750m、幅60mに広がっており、広場というよりは大通りという印象を受けます。
かつては馬市場だった場所ですが、何よりも民主化運動で有名になったスポットです。
「プラハの春」が起こった際、ソ連を中心とするワルシャワ条約機構軍が戦車でここに乗り込み、民主化運動は頓挫。
その後1989年に100万人のプラハ市民が広場に集まり無血民主化運動「ビロード革命」を果たしました。
チェコの民主化を語るには欠かせないスポットです。
住所:Václavské nám., 110 00 Praha-Praha 1
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄A線Mustek下車
公式URL: ヴァーツラフ広場
国民劇場は、音楽の盛んなチェコでおすすめしたい観光スポット。
チェコを代表する芸術家によって創設、維持されています。
オペラやバレエ、演劇など、クラシックなものからローカルな現代ものまで幅広く上演しています。
音楽好き、演劇好きにおすすめしたい場所です。
住所:Národní 2, 110 00 Nové Město
マップ: Googleマップ
アクセス:トラム17番Národní divadlo駅下車地下鉄A-B線Müstek駅下車
開館時間:10:00〜18:00
定休日:無休
料金:50Kč〜(演目による)
公式URL: 国民劇場
「ミュシャ博物館」は、世界的に有名なチェコの画家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)の名を冠した世界で唯一の美術館です。
19世紀末のパリで活躍したミュシャは、花や星や美しい女性をモチーフにした繊細な画風や色彩が特徴。
館内の作品は、もともとミュシャの親族の個人所有だったため、その多くが初公開となり注目を集めました。
中はパリ時代のポスター、装飾資料集、チェコ時代のポスター、素描画とパステル画など、7つのコーナーに分かれていて見応えあり。
小さな美術館ですが、ファンには堪らない充実の内容です。
フランスで有名になるきっかけとなった舞台女優サラ・ベルナールのポスター「ジスモンダ」。
聖ビート大聖堂のステンドグラスの原画も展示されています。
館内は撮影禁止ですが、美術館のカタログ、ガイドブックは日本語版も販売されています。
併設のミュージアムショップは入場料無しでも入ることができ、お土産になりそうな小物類やオリジナルグッズもあるのでぜひ覗いてみてください。
住所:Panská 7, Nové Město, 110 00 Praha-Praha 1
マップ: Googleマップ
アクセス:地下鉄(A・B線) ムーステック(Mustek)駅から徒歩 5分
開館時間:10:00〜18:00
定休日:無休
料金:300Kč
公式URL: ミュシャ美術館
旧市街側のカレル橋から通りに出て右折、二つ目の橋であるイラースクーフ橋のそばに建つのが通称「ダンシングハウス」と呼ばれるビルです。
1996年に、カナダの建築家とチェコの建築家の共同作品として作られたこのビルは、周囲の建物とは全く違う独特なスタイルで、完成時にはプラハ市民からかなりの批判を浴びました。
1930年代、ハリウッド史上最高のダンシングコンビとして一世を風靡した、ジンジャー・ロジャースとフレッド・アステアの踊る姿からインスピレーションを受けたというデザイン。
左側のビルが踊っている女性、ジンジャー・ロジャースをイメージしています。
そのため、別名「ジンジャーとフレッド」とも呼ばれるこのビルは、アメリカタイムズマガジンで賞を取り、現在はプラハのシンボルの1つにもなっています。
当初はオフィステナントビルでしたが、現在はホテル、ギャラリー、テラス席からの眺めが人気のレストランが入っています。
住所:Jiráskovo nám. 1981/6, 120 00 Praha 2-Nové Město
マップ: Googleマップ
アクセス:メトロB線Karlovo náměstí駅下車徒歩5分程
公式URL: ダンシングハウス
プラハの町並みは神聖ローマ帝国時代、首都として栄華を極めた際に基礎が築かれたもの。
西ヨーロッパと東ヨーロッパの境に位置するためか、様々な建築様式を残す町。
そんなプラハは見どころがたくさんあり、とてもではありませんが1日で全て見てまわることはできません。
ここでは、プラハで絶対見逃せない主要スポットをまわる1日モデルルートをご紹介します。
まずは、歴代の王が戴冠パレードを行なった道を歩いてみましょう。
火薬塔を起点に、ツェトレナー通りをプラハ城方面に進んでいきます。
火薬塔から徒歩10分。
広場には旧市庁舎などプラハの主要な観光スポットが隣接しています。
様々な建築様式の建物を楽しんでからカレル通りへ。
旧市街広場から徒歩10分でヨーロッパに現存する中で最も古い石橋・カレル橋にたどり着きます。
全長520mの橋の聖人像やストリートパフォーマンスを楽しむと良いでしょう。
カレル橋から少し頑張って約30分歩くと、プラハ観光のハイライト・プラハ城。
広大な敷地の中の教会や美術館など、じっくり観察したいところです。
ゆっくりまわるなら2時間〜3時間見ておきましょう。
トラムでユダヤ人地区へ。
シナゴーグ、ユダヤ博物館で興味深い民族学や歴史に触れておくのがおすすめ。
作家カフカの生家も近くにありますので、興味がある人は行ってみましょう。
地下鉄で旧市街へ戻ります。
プラハの夜を音楽で締めくくることができれば、プラハを満喫したと言えます。
連日行われる様々なコンサートのチケットの情報を見ておいて、事前にチケットを取っておきましょう。
プラハは古い町並みが残る美しい町。
どこを切り取っても「おとぎ話のよう」で、特にヨーロッパの風景が好きな人におすすめです。
ヨーロッパ旅行の際は、チェコ・プラハも行き先リストに入れてみてくださいね。