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<鳥取県東部(鳥取市・岩美町・智頭町・八頭町・若桜町)のおすすめ観光スポット>
1. アニメ Free! のロケ参考地にもなった港町「岩美町」
3. 鳥取砂丘の砂を使用した芸術作品「鳥取砂丘 砂の美術館」
<鳥取県中部(倉吉市・湯梨浜町・三朝町・北栄町・琴浦町)のおすすめ観光スポット>
<鳥取県西部(米子市・境港市・大山町・南部町・日南町)のおすすめ観光スポット>
鳥取平野を中心とする旧因幡国にあたる東部。
県庁所在地である鳥取市を中心に、鳥取を代表する観光スポットである鳥取砂丘や白兎海岸などの景勝地があります。
JR鳥取駅から山陰本線に乗車し、最寄の岩美駅までは約25分。
鳥取県の最北端に位置する岩美町は、のどかな田畑と山と美しい海に囲まれ、住まう人々が親切に道を教えてくれる温かみのある港町です。
また、京都アニメーションが制作をした 『Free!』 『映画 ハイ☆スピード』 という水泳に情熱を注ぐ中高生達の青春を描いたアニメ作品がありますが、まさにこの岩美町が主人公達の住まう町、そして作品の舞台のモデルとなっているんですね。
アニメを見た事のあるファンならば、興奮すること間違いなしの風景が各所に存在しています。
更に、岩美町でしか販売していないグッズや提携する宿でしか貰えない特典があるなど町全体が積極的に作品のPRに関わっており、近年多くのファンがこの町を訪れているのです。
観光案内所の方やタクシーの運転手さんだけでなく、町民の方もこの作品については詳しい方が多いので、聖地巡礼に訪れた観光客にロケ地の場所を教えてくれたりするのだとか。
作品中の「岩鳶駅」のモデルの岩美駅
浦富海岸沿いに進んでいくとロケ参考地にもなっている荒砂神社が
こちらもロケ参考地になった格式のある日野神社
透明度の高い海、日本海の荒波に削られた奇岩や洞門、海面上に大小の島や岩が散在する風景が宮城県の松島に似ていることから 「山陰の松島」 と呼ばれることもあります。
浦富海岸までは岩美駅から直線距離で2キロ程なので、港町を散策しながら徒歩でも行く事が出来ますし、岩美駅前からバスやタクシーも出ているのでそちらを利用する事も可能です。
もちろん『Free!』のロケ参考場所にもなっているので、岩美町を訪れたらこちらも是非観光しておきたいですね!
他にもこの岩美町では遊覧船や、シュノーケリングやカヤックなどのレジャースポーツ、更には町内でコスプレが出来たり、疲れた身体を癒せる岩井温泉があるなど、実に様々な魅力が詰まっているんです。
一度訪れると”また帰りたくなる”、”実家にしたい” など観光客の心を掴んで離さないというこの岩美町。
岩美駅近くの観光案内所では一日500円で借りられるレンタルサイクルもあるので、町全体をくまなく散策するのであればとっても便利なのでおすすめです。
尚、町内で開催されるイベントやレジャースポーツ体験、レンタルサイクルなどは予約が必要な場合がありますので、訪れる前に一度確認しておくのが良いでしょう。
(※ロケ参考地を聖地巡礼する場合や、コスプレをする場合は近隣の方々へのご配慮をお願い致します)
住所 :岩美町観光協会 鳥取県岩美郡岩美町浦富783-8(JR岩美駅すぐ横)
マップ: Googleマップ
電話番号:0857-72-3481
営業時間:9:00~18:00
定休日:月曜日定休(祝日の場合は翌日)、年末年始
公式サイト: 岩美町観光協会
鳥取といえば真っ先に思い浮かぶであろう鳥取砂丘です。
JR鳥取駅から日本交通の日ノ丸バス「鳥取砂丘(砂丘会館)」行きに乗り、終点で下車、所要時間は22分。
鳥取砂丘は鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる広大な砂礫地で、山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されています。
南北2.4 km, 東西16 kmに広がっており、観光可能な砂丘としてはなんと日本最大!
最大高低差は90 mにもなり、すり鉢に似た形に大きく窪んだ「すりばち」と呼ばれる地形が作られています。
すりばちの斜面には、流れるように砂が崩れ落ちた形が簾を連想させる砂簾(されん)などの模様や、風紋(ふうもん)と呼ばれる筋状の模様が見られます。
すりばちの最深部には「オアシス」と呼ばれる地下水が湧出している場所があり、ごく浅い池を形作る時期もあるのだとか。
1955年(昭和30年)に国の天然記念物に、2007年(平成19年)に『日本の地質百選』に選定され、伯耆大山と並んで鳥取県のシンボルの一つとされています。
遊覧ラクダもいます
また、この鳥取砂丘では、パラグライダーやサンドボードなどのスポーツ、海水浴、遊覧馬車やラクダに乗っての観光も楽しめるようになっており、大人から子供まで目一杯遊ぶことも出来るんです!
是非風と海と砂が作り出した自然の芸術に触れてみては如何でしょうか。
※レジャーやイベントはあらかじめ予約が必要な場合があります
JR鳥取駅より路線バス「鳥取砂丘行き」 鳥取砂丘(砂丘会館)バス停下車すぐ(土日祝はループ麒麟獅子バス運行)
住所 :鳥取県鳥取市福部町湯山
マップ: Googleマップ
電話番号:0857-22-3318(鳥取市観光案内所)
営業時間:10:00~18:00
鳥取砂丘でたくさん体を動かした後に、ぜひ立ち寄ってもらいたい美術館。
鳥取砂丘の砂を使用して作られた砂の芸術作品は必見です!
本当に砂なのかと目を疑いたくなるほど、繊細な人々の表情や動物たちの躍動感。
年々変わっていく砂の彫刻は、一度見たらまた違うものを見に行きたくなると思います。
色々な国の歴史にちなんだ砂の彫刻は、人物だけでなく建物もとても細かな部分までこだわりぬいて作られています。
過去の歴代の展示物は、 中国 の「万里の長城」やインドの「タージマハル」、オーストリアの貴族文化をテーマとした展示、アフリカの動物たちなど、世界各国の名場面を切り抜いています。
この迫力ある作品を生み出しているのは、砂の美術館の総合プロデュースを行っている茶圓勝彦(ちゃえんかつひこ)さん。
世界的に活躍されている方で、世界中の砂像選手権大会に参加して入賞しています。
2009年にはニューズウィークにて「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれた、有名な砂像彫刻家です。
砂の美術館では、プロデビューサーの茶圓氏以外にも海外から20名近い砂像彫刻家が参加して砂像制作に当たっています。
毎年完成度の高い作品を鑑賞できるのは、砂像彫刻家の方々の確かな技術と素晴らしい感性のたまものですね。
鳥取砂丘と一緒にぜひチェックしておきたい観光スポットです。
鳥取ICから車で約20分
住所 :鳥取県鳥取市福部長湯2083-17
マップ: Googleマップ
電話番号: 0857-20-2231(砂の美術館 事務所)
公式サイト: 鳥取砂丘 砂の美術館
日本の古事記、日本書紀に登場する神様に大国主(おおくにぬし)という神様がいます。
古事記の中で「大国主の国づくり」(日本国土を造ったとされる神話)の前になぜ他の兄弟神をさしおいて大国主が国をもったかを説明する一連の話があり、その一部に登場する『因幡の白兎』と大国主が出会ったのが、この海岸だと言われています。
場所はJR鳥取駅から日ノ丸バスで「鹿野行き」に乗り 約40分、「白兎神社前」を下車してすぐです。
出雲の八十神(やそがみ)達が、因幡の八上姫(やがみひめ)に求婚するため出向いていると浜には丸裸の兎が伏せっていました。
兎は「ワニザメを騙して気多の崎まで渡ろうとしたが、だまされたことに気がついたワニザメに皮をむかれてしまったのです」と言いました。
八十神達は「海水を浴び、山頂で風に当たって寝れば治るだろう。」と指示しました。
兎がその通りにすると、海水が乾くにつれて身の皮が風に吹き裂かれてしまいました。
痛みに苦しみ泣き伏せっていると、八十神達の従事として荷物を背負った大国主神が遅れてやって来ました。
大国主神は「真水で体を洗い、蒲の花粉の上で寝れば治るだろう」と言いました。
兎がその通りにすると、体は元通りになり「八上姫は八十神達ではなく、あなたを選ぶでしょう」と予言し、後に大国主神と八上姫は結婚する事になりました。
このことから、今日では兎神とされているのです。
神話にあるようにワニザメの背中に似た岩礁があるこの海岸は白い砂浜が弓なりに連なり、とても美しい海岸です。
また、日本で初めてのラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年には「恋人の聖地」として認定されました。
夏には海水浴場として賑わいを見せています。
JR鳥取駅から日ノ丸バスで「鹿野行き」に乗り 約40分、白兎神社前下車すぐ
中国自動車道「佐用JCT」ー鳥取自動車道「鳥取IC」、鳥取ICから車で約15分、佐用JCTから車で約1時間30分
住所: 鳥取県鳥取市白兎
マップ: Googleマップ
電話番号:0857-22-3318(鳥取市観光案内所)
営業時間:10:00~18:00
定休日:年末年始
白兎神社は古事記の一節にある「因幡の白兎」という神話に登場している白兎神を祀っています。
それだけでなく、日本最古の恋物語の舞台としても有名です。
白兎海岸が近くにあり、白兎神社には白兎をモチーフにした可愛らしい置物が随所においてあります。
白兎神社周辺には、「白兎の神跡」が残されていて、因幡の白兎の舞台となった場所がたくさん残されています。
神社にお参りをした後に白兎の神跡を見て回るのも良いですね!
おすすめの神跡スポットは、「白兎海岸」「恋島」「白兎神社 樹叢」。
良く晴れた日であれば、神社からほど近い白兎海岸に出向けば潮風を感じられます。
白兎海岸そのものは小さく、東側には「岩木の鼻」があり、西側には「気多之前」を臨めます。
気多之前を上った場所にある「恋島」は、大国主命が恋の詩をうたった場所として名づけられました。
神社参道の西側には大きな樹叢が見られ、この樹叢は国の天然記念物に指定されています。
日本海側にごくまれに発生する、日本海特有の強風浜の砂の影響を受けることで、独特の発達をした樹叢なのです!
縁結びのグッズも豊富で、ハートの絵馬や神社周辺にはピンクのポストもあります。
お友達同士でも恋人同士でも、また一人旅の安全祈願もできますよ!
自然豊かな白兎神社で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
中国自動車道「佐用jCT」から鳥取自動車道「鳥取IC」→鳥取ICから車で約20分(佐用jCTから車で1時間30分)
JR鳥取駅から日ノ丸バスで約40分(白兎神社前バス停で下車)
住所:鳥取県鳥取市白兎
マップ: Googleマップ
電話番号:0857-59-0047(社務所)
公式サイト: 白兎神社
豊臣秀吉の兵糧攻めで有名な鳥取城です!
国の史跡に指定されており、別名、久松山城(きゅうしょうじょう)とも呼ばれています。
中世城郭として成立、戦国時代には織田信長の家臣であった羽柴秀吉と毛利軍との戦いの舞台(中国攻め・鳥取城の兵糧攻め)となりました。
場所はJR鳥取駅から路線バスで約8分の「西町」で下車して、さらに徒歩で5分程。
現在は天守閣や二ノ丸跡などが残っており、周辺は久松公園として整備され、鳥取市民の憩いの場となってます。
春は桜の名所でソメイヨシノを中心に、お掘端を含めると約240本もの桜が植わっています。
また、『さくらの名所100選』にも選定されており、桜の季節は二の丸跡にはぼんぼりが点灯し、屋台も出るなど賑わいをみせます。
城址から鳥取市内が一望できるので、是非歴史に触れながらお城の周りを散策してみることをお勧めします。
中国自動車道「佐用JCT」ー鳥取自動車道「鳥取南IC」佐用から約1時間
JR鳥取駅から路線バス約8分「西町」下車 徒歩約5分
100円バス「鳥取城跡」下車 徒歩約5分
住所:鳥取県鳥取市東町
マップ: Googleマップ
電話番号:0857-22-3318
「仁風閣」は、1907年(明治40年)に、元鳥取藩主池田家の14代当主、池田仲博侯爵により建てられた池田家の別邸です。
皇太子嘉仁親王、のちの大正天皇の山陰行啓時の宿泊施設として建てられました。
仁風閣と名付けたのは、この行啓に随行していた幻視海軍大将、東郷平八郎で、館内には本人の書も残されています。
フレンチルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺の外観、美しい日本庭園などが評価され、国の重要文化財指定を受けています。
美しい洋館の佇まいは、春は桜と、秋には紅葉と共に見事にマッチしていて、まるで一枚の絵のよう。
周辺は久松公園として整備されており、市民の憩いの場として、またウェディングフォトスポットとしても人気です。
支柱のない螺旋階段はとても珍しく、その美しいフォルムは必見です。
各部屋には当時使用されていた机や椅子などが展示されており、和洋折衷のデザインや細かい装飾が見て取れます。
2階には2012年公開の大ヒット映画「るろうに剣心」のロケの様子がパネルで展示されています。
武田観柳の屋敷として使用され、映画のクライマックスの戦闘シーンは、バルコニーのすぐ下に広がる「宝隆院庭園」で撮影されました。
「るろうに剣心」ファンの方はもちろんのこと、とても雰囲気の良い場所なので是非訪れてみてください。
鳥取駅からはバスと徒歩で15分程度とアクセスも便利です。
住所 :鳥取市東町2-121
マップ: Googleマップ
電話番号:0857-26-3595
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始
料金:大人150円
公式サイト: 仁風閣
JR鳥取駅から電車で約30分、「智頭駅」下車。
智頭宿(ちづしゅく)は鳥取県八頭郡智頭町にある上方へと向かう主要道であった「智頭往来」の宿場町です。
奈良時代以来の畿内と因幡を結ぶ道で、江戸時代には参勤交代で江戸へと向かう鳥取藩の最初の止宿であり、藩主の宿泊や休憩の場となる御茶屋や奉行所、制札場が置かれていた要所でした。
智頭往来は『歴史の道百選』と『遊歩百選』に選ばれており、藩政を偲ばせる町並みには御茶屋の他、奉行所や制札場が置かれていました。
その沿道にはの名残を残す社寺や町家などの古建築が現在も残っています。
江戸時代に鳥取藩最大の宿場町として栄えた智頭宿の最も大きな建物で国重要文化財に指定されています。
また、漫画「夏子の酒」に登場した大吟醸「鵬」の酒蔵「諏訪酒造」などもあり、街全体が見所満載!
勿論宿泊や登山や散策、季節によってはお祭りや牡丹鍋などが楽しめるので、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
鳥取自動車道「智頭IC」から車で約10分
住所 :鳥取県八頭郡智頭町大字智頭2067-1
マップ: Googleマップ
電話番号:0858-76-1111
公式サイト: 鳥取県智頭町観光協会
1994年(平成6年)に開業した鳥取県の智頭線。
開業と同時に設置されたこの駅は、当初「因幡山形駅」になる予定でしたが、地元の人たちの強い要望で「来い山形」をもじって、「恋山形駅」になりました。
注目を浴びるようになったきっかけは、全国に4つある「恋」がつく駅名を持つ鉄道会社が集まり、地域活性化の為に立ち上げた「恋駅プロジェクト」。
ちなみに、あとの3か所は、JR北海道「母恋(ぼこい)駅」、三陸鉄道「恋し浜駅」、西武鉄道「恋ヶ窪駅」です。
まず驚くのはピンク色のホームでしょう。
どこもかしこもピンク、ピンクで、周りの田舎の景色とのミスマッチが逆に面白く、SNS映えすると人気です。
駅前に続く坂道は70mに渡りピンクに塗装され、恋ロードと命名されました。
ホームの片隅にはハートの絵馬がかけられたスペースがあり、二人で鳴らす鐘も設置されています。
絵馬は智頭急行の智頭駅、大原駅、上郡駅、列車の車内販売での購入と、待合室に設置された自販機での購入が可能。
他にもハート型はがきや、キーホルダー、お守りなどのオリジナルグッズもあります。
ピンク色の「恋ポスト」に投函された手紙は、毎週月曜日に智頭急行職員が回収して、郵便局に届けられハート型の風景印が押されます。
すっかり手紙を書く事がなくなった昨今ですが、これを機会に大切な方にラブレターを書いてみるのもいいですね。
実はこの恋山形駅は一日の乗降者数が一桁という無人駅。
車で訪れる方が多いので、駅が有名になっても乗降者数はあまり変わらないんだとか。
智頭急行では、もっと恋山形駅を知ってもらいたいと、2019年3月16日以降、土休日の上下普通列車1本計2本を恋山形駅に25分停車させるようになりました。
(スケジュールは変更になる場合があるので事前に確認して下さい)
智頭町の観光の際にはちょっと足を延ばしてプチ列車の旅を楽しんでみませんか?
米子自動車道 「智頭南IC」より約5分
智頭急行「智頭駅」から車で約10分
JR鳥取駅から約40分
JR鳥取駅から因美線・智頭急行を乗り継いで約1時間~1時間半
智頭急行 「智頭駅」から1駅6分
住所:鳥取県八頭郡智頭町大内159-3
マップ: Googleマップ
電話番号:0858-75-6600(総務部)
旧伯耆国の東部、倉吉平野を中心とする中部。
白壁土蔵群で有名な倉吉市を中心とし、三朝温泉、はわい温泉、東郷温泉といった温泉地が多いことでも知られています。
投入堂は、鳥取県三朝町にある三徳山三沸寺の奥院、山の断崖の窪みに建造された平安時代の懸造り(かけづくり)木製堂です。
なんと標高900メートルの三徳山に境内を持つ山岳寺院なんです!高い!
詳しい建造時期ははっきりとしていませんが、伝承によると三仏寺の開祖とされる役小角が蔵王権現(ざおうごんげん)などを祀った仏堂を法力で山に投げ入れたという言い伝えから「投入堂」と呼ばれるようになったのだとか。
また、現在では平安密教建築の数少ない遺構であり国宝に指定されています。
因みに投入堂を間近で見るためには厳しい山道を辿っていかなければ行けませんが、苦労して上った先にある投入堂とそこからの景観を見ればその価値を実感できることは間違いありません!
でも登山はちょっと…という方は麓の車道にある「投入堂遙拝所」から見ることもできます。
もしこちらから投入堂を見るのであれば、是非望遠鏡をご利用下さい。
三徳山の登山は、幅の狭い道やクサリを辿る道など、足場が滑りやすい場所もあります。
道は険しいと思っておいた方がいいでしょう。
登山の際は、動きやすく両手が自由に動かせる服装や持ち物をおすすめします。
受付時間 8:00~15:00
入山料 大人 600円、小人(小中学生) 300円
登山をする場合は安全対策で、動靴、ワラぞうり ※ワラぞうりの販売あり。
住所: 鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
マップ: Googleマップ
電話番号: 0858-43-2666
公式サイト: 三徳山三沸寺
三朝温泉は日本国内でも珍しいラジウム泉が湧き出る名湯で、温泉療法を実施する医療機関もいくつかあり、温泉プール療法、飲泉療法、鉱泥療法など、様々な治療が行われています。
高濃度のラドンを放射能泉は、免疫力や自然治癒力が高まる効果があり、湯気を吸ったり飲泉することによって、老化や生活習慣病の予防に役立つと言われています。
実際、著名人もお忍びで病気治療に訪れることもあり、実績のある湯治場と言えるでしょう。
三徳川の両岸に立ち並ぶ旅館は、そのほとんどが老舗和風旅館。
蟹の解禁時期に合わせて訪れると、名湯と美味しい蟹の両方を楽しめますね。
鳥取県は蟹の水揚げ量が全国の約半分を占めており、日本一の水揚げ量です。
9月1日には紅ズワイガニ漁、11月上旬には松葉ガニや親ガニ(ズワイガニの雌)が解禁されます。
三朝温泉には街中に5か所の足湯と飲泉があり、どこも無料で利用することができます。
また、かなりの混浴上級者向きと言える河原風呂もあります。
その名の通り、河原にあり、男女混浴で24時間利用可能(清掃時以外)で、こちらも無料です。
どこからでも丸見え状態なので、女性にはかなり勇気が必要な露天風呂ですが、地元の人には人気で賑わっています。
三度の朝を迎えると病気が治ると言われることから名付けられた三朝温泉。
鳥取観光の際には三朝温泉まで足を延ばして、足湯、飲泉、そして温泉に浸かって免疫力を高めましょう!
中国道院庄ICよりR179経由、倉吉方面へ1時間10分
JR倉吉駅からバスで約20分
住所: 鳥取県東伯郡三朝町三朝
マップ: Googleマップ
電話番号: 0858-43-0431
JR鳥取駅から「倉吉駅」で下車し、駅より路線バスで更に12分。
打吹玉川(うつぶきたまがわ)は鳥取県倉吉市にある伝統的建造物群保存地区で、通称は白壁土蔵群と呼ばれています。
打吹山の山麓を流れる玉川沿いに位置しており、中世に打吹城が築かれ当地区はその城下町として発達しました。
江戸時代初期から大正時代まで商業都市として栄えた地区で、江戸時代末期から昭和前期までの伝統的建造物は本町通りの石州瓦の町家群や玉川沿いの土蔵群をはじめ、約100棟が現存しています。
『かおり風景100選』や『美しい日本の歴史的風土100選』にも選ばれており、玉川に架けられた石橋や赤瓦に白い漆喰壁の落ちついた風情のある街並から、今でも当時の面影を見ることができます。
鳥取を観光するなら是非このレトロな街を訪れてみてはいかがでしょうか。
米子自動車道「湯原IC」「蒜山IC」より車で約40分
住所:鳥取県倉吉市魚町2568赤瓦十号館内
マップ: Googleマップ
電話番号:0858-22-1200
営業時間:8:30~17:00(年末年始は短時間営業)
定休日:年中無休
鳥取県と中国河北省の友好都市のシンボルとして1995年(平成7年)に造られた「燕趙園(けんちょうえん)」。
鳥取県が25億円もの工費をかけた、日本最大級の本格的な中国庭園です。
庭園名は河北省にあった古代の国、燕と趙に因んで付けられました。
園内の建物は全て中国河北省の技師が設計し、中国の資材を用いて仮組したのちに解体して日本へ運び、また組み立てたもの。
ただし、中国製の素焼き瓦が冬場に凍って膨張し、破損が相次いだため、数億円をかけて主要な建物を国産瓦でふきかえたというおまけ話付。
園内は歴代の皇帝たちが好んだ理想郷を再現し、一周する間に28景が楽しめるように造られています。
壁画や像も細かく作りこまれていて、絶好の写真スポットがいっぱいです。
毎月様々な趣向を凝らしたイベントが開催されているため、家族連れのお出かけにもぴったり。
また、毎日行われる中国雑技ショーも人気です。
チャイナドレスのレンタルコーナーもあり、コスプレも楽しめますよ。
もちろん、園内には中華レストランや中国雑貨のショップもあるので、たっぷりと中国旅行気分に浸って楽しみましょう。
イベントについての詳細は、公式サイトから確認してくだsさい。
JR「倉吉駅」下車 車で10分
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565-1
マップ: Googleマップ
電話番号:0858-32-2180
営業時間:9:00~17:00
定休日:1.2月の第4火曜日(祝日の場合は翌日)
料金:大人500円、小・中学生200円
公式サイト: 燕趙園
かつての伯耆国西部、米子平野や日野川流域を含む西部。
中国地方最高峰で日本百名山の一つである大山があり、米子市を中心に、昔からお隣り島根県の旧出雲国地域との結びつきが強いエリアです。
大山(だいせん)は日本の鳥取県にある標高1,729mの火山で、中国地方の最高峰!
角盤山(かくばんざん)とも呼ばれるほか、鳥取県西部の旧国名が伯耆国であったことから伯耆大山(ほうきだいせん)、あるいはその山容から伯耆富士とも呼ばれており、古来より日本四名山に数えられてきました。
『日本百名山』や『日本百景』にも選定され、現在では砂丘と並んで鳥取のシンボルとなっています。
明治時代まで山岳仏教の霊場として入山が禁止されていた大山には、今も手つかずの大自然が残っています。
また、西日本を代表する登山スポットとなっていて、古くから登山家の憧れの山でもあります。
例年、6月第1日曜に、大山夏山開き祭が行われると、本格的な夏山登山シーズンを迎えます。
日本で3番目の国立公園となった大山は、春から夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪山と四季を通して自然を存分に満喫でき、その美しい自然のすがたは人々の心をとらえ続けています。
大山に鎮座する大神山神社は平野の中に六千坪の境内と湧水、神苑を持ち、いずれもその神徳により多くの人々に崇敬されてきました。
国指定の重要文化財に指定され、自然石を敷きつめた七百mの参道の長さ、国内最大の権現造りの社殿、幣殿の白檀の漆塗りの荘麗さと、大神山神社奥宮には三つの「日本一」があり、また西日本最大級の神輿があります。
住所:鳥取県西伯郡大山町末長500
マップ: Googleマップ
電話番号: 0120-86-1709(土日・祝日 TEL 0859-52-2502)
営業時間 8:30〜17:15
公式サイト: 大神山神社
弓ヶ浜の皆生海岸に面する東西1,000m、南北400mの狭い範囲に大型ホテルを含む宿泊施設が集積する温泉地。
鳥取県が入湯税を基に算出した調査に拠れば、近年は年間40 ~50万人が利用しています。
鳥取県内の温泉では最も入湯客が多く、また『米子の奥座』、『山陰の熱海』とも呼ばれており、高層ホテル・旅館が立ち並び温泉中心街を形成しています。
鳥取県一の温泉地と言っても過言ではありません。
白砂の美しい弓ヶ浜沿いにあり、夏季には海水浴場となります。
湯上りの散策に好まれる温泉街は、東を向けば美保湾越しに大山がよく見えて、『日本の朝日100選』、『日本の渚100選』、『日本の白砂青松100選』、『都市景観100選』にも選定されています。
海と温泉、日頃の疲れを癒しに訪れるのであればここは外せないでしょう。
JR鳥取駅より『米子駅』下車、そこから車で約15分、路線バスで約20分
住所: 鳥取県米子市皆生温泉3-1-1
マップ: Googleマップ
電話番号:0859-34-2888(皆生温泉旅館組合)
公式サイト: 皆生温泉組合
鳥取駅から少し足を伸ばして訪れたい、漫画家・水木しげる氏のふるさとでもある境港市。
代表作『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪の世界観をテーマとした商店街で、鳥取県を代表する観光名所として広く知られています。
境港駅から本町アーケードまでの全長約800メートルの間に、なんと153体の日本各地の妖怪たちをモチーフとしたブロンズ像が並び、観光客を出迎えてくれます。
商店街は、同じ主題、共通のイメージコンセプトをもって思い思いの販売・サービスを展開しています。
境港駅には鬼太郎ラッピングのされた電車が停車していることもありますよ。
夜にはライトアップされる妖怪達は昼とはまた違った雰囲気で、夜のお散歩にはぴったり!
「河童の泉」や、妖怪おみくじが出来る「妖怪神社」、妖怪の消印が押された郵便物が届くおなじみの「妖怪ポスト」まで、本当に『ゲゲゲの鬼太郎』一色の街です。
もし街を回るのであれば、JR境港駅すぐ隣の境港市観光案内所では、500円で貸りられるレンタルサイクルも扱っていますので、そちらを利用するのもいいでしょう。
妖怪との思い出作りに訪れてみてはいかがでしょうか。
JR鳥取駅から「境港駅」を下車してすぐ
住所 :鳥取県境港市末広町周辺(JR境港駅から約800m続きます)】
マップ: Googleマップ
電話番号:0859-47-0121
公式サイト: 境港市観光ガイド
日本最大級の規模を誇る「とっとり花回廊」は、四季を通じて様々な花を楽しむことが出来る、お花好きにはたまらないスポットです。
春にはチューリップやアイスランドポピーやカタクリの花。
5月頃から夏にかけてはとっとり花回廊のメインフラワーであるユリの花やバラ。
夏にはヒマワリにハイビスカス、秋にはコスモスやサルビア、そして冬には山茶花やパンジー、ビオラなどが咲き誇ります。
また、園内の中央には直径50m、高さ21mの温室、フラワードームがあり、熱帯、亜熱帯の植物や洋ランを1年中楽しむことが出来ます。
メインフラワーでもあるユリは、世界で確認されている種類の半数近くを栽培しています。
5月から8月にかけてのシーズンには、10万球のユリがいっせいに咲き誇り、園内はユリ独特の甘い香りに包まれます。
初めての方は、フラワートレインに乗って園内をぐるっと一周(約15分)してみるのがおすすめです。
もっとじっくり巡りたい方は、フラワーカートが良いでしょう。
1周およそ1時間で、フラワートレインでは入れなかった場所へ行ったり途中散策の時間を挟みながら進みます。
車いすを積むこともできるのも嬉しいポイントです。
毎年11月から1月にかけて行われるイルミネーションは、中国四国地方最大級というスケール。
また、6月から9月の土日祝日、そしてクリスマスには日本を代表する照明デザイナーの石井幹子さんのデザインによるムーンライトフラワーガーデンが開催されます。
8万平米の庭園が14,000個の照明に彩られ、庭園の花々は淡く柔らかい光に包まれます。
詳しいスケジュールについては、公式サイトのイベントカレンダーで確認してくださいね。
米子自動車道 「溝口IC」より約10分、「米子IC」より約20分
JR米子駅より、無料シャトルバスで25分
住所:鳥取県西伯郡南部町鶴田110
マップ: Googleマップ
電話番号:0859-48-3030
営業時間:
4月~11月/9:00~17:00(最終入園16:30)
12月~3月/9:00~16:30(最終入園16:00)
定休日:
4月~11月/無休
12月~3月/毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)
料金:
4月~11月/大人1,000円 小・中学生500円
12月~3月/大人 700円 小・中学生350円
公式サイト: とっとり花回廊
さて、ここまでひたすら鳥取県の魅力についてご紹介して参りました。
一度訪れたら心を掴まれることでしょう。
そんな観光スポットばかりですが、実は他にもまだ素敵な場所は沢山あるんです。
今後も記事を追記しながら魅力的なスポットをご紹介して参りますので、待ちきれない方は是非とも直接足を運んで見つけてみてくださいね。
最終更新日 : 2024/10/11
公開日 : 2016/07/17