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エクストリームなミレーの世界観を知りたいなら「ミレーストア」へ!
アウトドアブランドはざっくり2つに分けることができます。
1つはタウンユースをメインターゲットとしている「アウトドアファッションブランド」と、もう1つはエベレスト登攀にも使われるような「ガチアウトドアブランド」。
ミレーはエベレストをはじめエクストリームな環境に対応した装備を開発している「ガチアウトドアブランド」です。
登山やクライミングなど、「ガチアウトドア」を主戦場としながら、通勤や通学でも使えるギアを展開しています。
ミレーは1921年にフランスで創業したブランドです。
アウトドアアイテムといえばアメリカや北欧発祥といったイメージが強いですが、ミレーはその中でも珍しいフランスにルーツを持つのです。
創業した当時は、バッグ職人の創業者が作ったキャンバス生地製のトートバッグを販売していました。
1928年に拠点をアルプスに移し、山岳向けのバッグを開発します。
1930年代にはフレーム構造を備えたバックパックを開発し、これがきっかけとなり山岳向けのテクニカルアイテムにおいて「ミレー」の名が知られるようになりました。
ミレーは1945年、高山向けの登山用バックパックの製造を開始。
すると、1950年には史上初の8,000m峰「アンナプルナ」をミレーのリュックを使った登山家が制覇しました。
勢いはリュックだけにとどまらず、1977年には「GORE-TEX(ゴアテックス)」を使ったパーカを世界で初めて制作しました。
現在ほとんどのメーカーのハイエンド・アウトドアジャケットに採用されている「ゴアテックス」ですが、先駆けとなったのはミレーのアウトドアウエアだったのです。
1978年には世界初のエベレスト無酸素登頂にも、ミレーの装備を用いた登山家が成功しました。
2000年代に入ってからも、エベレスト北壁からのスキー滑降をサポートするなど、世界のマウンテンシーンを牽引し続けています。
ミレーは、テクニカルアウトドアウエアの頂点に立ち続けているブランドなのです。
パタゴニア、ノースフェイス、モンベルなど、たくさんのアウトドアブランドがありますが、シルエットがもっさりしてしまうことが多く、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
特にジャケットを普段使いするのであれば、スタイリッシュなシルエットは重要なポイントですよね。
ミレーの特徴は、ヨーロッパブランドらしく「シルエットが美しい」こと。
身体のシルエットに沿うようすっきりとまとまるので、タウンユースにも最適なのです。
ミレーを取り扱っているのは、好日山荘や石井スポーツ、スポーツオーソリティ、ゼビオなどアウトドア量販店が中心となっています。
インターネット通販でも購入することができますが、おすすめしたいのが東京、大阪、札幌に3店舗しかない「ミレーストア」です。
特にグランフロント大阪店は2018年の10月にリニューアルオープンを果たしたばかりの新店舗。
木とスチール・石でできたモダンかつどこか温かみのあるストアデザインは、訪れるだけでも価値がありますよ。
ミレーのアイテムは「ガチ登山ブランド」であるだけにどうしても高額になってしまうものも多いです。
そのため、「できるだけ安く購入したい」とは誰しも思うものですよね。
そんな方におすすめなのが、アウトレット店舗「ミレーファクトリーストア」。
型落ち品を展開しており、中には定価の60%オフの商品もあるなど、「半端ない」割引率を誇っています。
現在山梨県、埼玉県、千葉県に3店舗を展開中。
お近くの方はぜひ訪れてみてください。
また、近くにファクトリーストアがなくてもあきらめないでください。
ミレー公式サイトの「OUTLET」コーナーには、型落ち品が大幅に値下げされて展開されています。
もちろんサイズや色は限られますが、お好みのものがあればとってもお買い得ですよ。
安全・快適に山を登れるよう、最新のテクノロジーを用いて開発を続けているブランドであるミレー。
アウトドア界を牽引する立ち位置にいる今も、その挑戦はとどまることがなく、毎年のように業界を驚かせるプロダクトを発表し続けています。
ここでは、おすすめアイテムのご紹介の前に、挑戦を続けるミレーが開発した「革新的なアウトドアギア」をご紹介します。
レインウェアにおいて重要なのは、実は身体から発生した蒸気を外に逃がす「透湿性」です。
外側の雨を弾く「防水性」はもちろん重要なのですが、これはコンビニで売っているレインコートでも案外カバーできてしまうもの。
アウトドアジャケットではこれを満たしているものがほとんどのため、あまり比較対象にならないのが実際のところなのです。
身体から発生した汗が衣服の中で水分として溜まってしまうと、休憩時に汗が冷えて体温を奪っていく原因にもなりますし、雪山であれば汗が凍って凍傷の原因にもなります。
透湿性が高いと、こうした原因となる水分を効率よく衣服の外に発散してくれるのです。
防水透湿性素材の代表格として知られる「ゴアテックス」は、メーカー公称の透湿性が13,500(g/m^2/24h)。
これはいわば蒸れにくさを表す値となっており、一般的にはこの値が8,000(g/m^2/24h)を超えると「蒸れにくい」素材であるとされています。
ところが、ミレーが開発した「TYPHON 50000」は、透湿性がなんと50000(g/m^2/24h)にも及ぶのです。
この値が示すのは、ゴアテックスの3倍以上の透湿性能を誇るレインウェアということ。
雨の中きついハイクアップをしても、ジャケットの中が濡れてしまうといったリスクを減らすことができます。
しかも、ゴアテックスの素材と異なりゴワゴワ感がなく、しなやかなストレッチ素材でできており、着心地が抜群に良いという特徴もあります。
「TYPHON 50000」は、まさに今までの「常識」に挑戦していく、ミレーの姿勢が現れたアイテムだと言えるのです。
表地に使う糸を太くし、耐久性を向上させた「ティフォンウォーム」シリーズも展開されています。
網のような見た目が印象的なのが「ドライナミックメッシュ」です。
登山の際に下着として着用する、従来の「ベースレイヤー」である速乾ウェアのさらに下に着るアイテム。
先ほどご説明したように、登山では汗が大敵となります。
ベースレイヤーの役割は、かいた汗を吸収する吸水性と、そうして吸った汗を大気中に発散する発散性に分けられます。
「ドライナミックメッシュ」は吸水性に特化したウエアとなっており、かいた汗をすばやく吸収して速乾ウェアに受け渡すという役割を担っています。
その効果は凄まじく、ドライナミックメッシュを着ると着ないとでは、登山から降りたあとの快適さが全く異なるほど。
こちらも、従来のレイヤリングの考え方という常識に挑戦する、ミレーらしいアイテムなのです。
さて、ここからはミレーのおすすめアイテムをご紹介していきます。
ミレーの誇るフラッグシップモデルから、長く愛されている定番アイテム、タウンユースに最適なモデルまで、おすすめ商品をピックアップしました。
ミレーのジャケット、特にアウターシェルは評判が高いです。
冒頭でもご紹介しましたが、防水透湿素材「GORE-TEX(ゴアテックス)」を使ったジャケットを初めて作ったのはミレーだったのです。
以来、長きに渡り不動の地位を築いており、現在でもエベレスト登頂者などのダウンジャケットなどに注目していると「MILLET」のロゴ・文字をよく見かけます。
また、シルエットが美しいのがミレーのジャケットの魅力。
ゴアテックスのジャケットは、スーツの上に羽織っても意外とスタイリッシュにまとまります。
もちろん、機能性は日常使いにはあまりあるオーバースペック。
アウトドアユースだけでなく、タウンユースの雨対策・風対策としても、その機能を存分に発揮してくれますよ。
登山用のレインウェアをお探しの方にオススメは「カメットライト ゴアテックスジャケット」です。
3レイヤーのゴアテックスを採用したオールラウンドモデル。
春〜秋の低山からアルプスでのレインウェアや、冬の低山でのアウターシェルとしても使うことができます。
しっかりとしたナイロン製の生地を採用しているため、耐久性が非常に高いのが特徴です。
身体の構造にあった立体裁断で作られているので、生地がしっかりとしているからといって動きにくいことはありません。
5万円台というと高く感じてしまうかもしれませんが、他ブランドの同等品は10万円弱が相場。
それを踏まえると決して高額すぎるアイテムではありません。
リュックのショルダーベルトに干渉しないポケットの位置やベンチレーションの採用、内ポケットなど、機能性にも妥協することなく作られており、クセもなく非常に使い勝手の良いジャケットです。
ミレーを代表するダウンジャケットが「モンモディ ストレッチダウンジャケット」です。
中には700フィルパワーの高品質グースダウンを封入しており高い保温力を実現しています。
また、汗をかきやすいフード・脇下部分には化繊中綿を使用しており、濡れても保温力を失いにくい仕様になっています。
その他、商品名にもある通り、魅力的なのは抜群のストレッチ性です。
身体に沿うスッキリしたシルエットながらストレッチが効いているので、ダウン特有のガサガサ感がなく、非常に着心地がよく感じられますよ。
アウトドアアイテムの定番「フリース」は、アウターシェルジャケットの中に着て保温性を確保するためのアイテムです。
保温性が高く、また伸縮性も高く肌触りも良いため着心地がいいのが特徴。
また、ダウンとは異なり「水濡れにも強い」というポイントがあります。
弱点は「かさばるため持ち運びしにくいこと」。
アウトドアで活用する際には、パッキング容量などもよく考えて選ぶのが重要です。
アウトドア界の巨人ブランドとも言えるミレーでは、ベースレイヤーとして使える薄手のものから、冬の生活に嬉しい厚手のものまで各種揃っています。
ご自身の活用スタイル・レイヤリングに合わせてチョイスしてみてください。
「ジョラス バブルロフト ジャケット」(レディース:「グリズリー バブルロフト ジャケット」)はタウンユースや冬のアウトドア・アクティビティにぴったりのフリースです。
このフリースジャケットは、何と言っても驚異的な保温力が特徴です。
フリースのフラッグシップブランド「ポーラテック」社のフリースを採用。
「バブルロフト」という保温力が高いフリース素材をメインとしつつ、動きの多い部分に通気性・伸縮性の良い「パワーストレッチプロ」を採用し、保温力と通気性・着心地の良さを両立させているのです。
実際に着てみると、まさに毛布にくるまれているような感覚がします。
冬山登山やスキー、冬キャンプなどアウトドアはもちろん、普段着でも大活躍してくれますよ。
「ジョラス バブルロフトジャケット」が抜群に暖かい保温着だったのに対し、「ベクター グリッドジャケット」(レディース:「コーダ グリッドジャケット」)は、秋冬の登山での行動着として使える薄手のフリースです。
適度な保温力を持ちつつ、通気性が良いので、スキーやスノーボードにもぴったり。
シルエットがキレイで身体のラインにぴったり沿うので、インナーとして着てもだぼつくことがないのが嬉しいポイントです。
先ほどご紹介した「ドライナミックメッシュ」のように革新的なベースレイヤーを発表するなど、ミレーはベースレイヤーにも力を入れています。
登山では、身体に近い順からベースレイヤー→行動着→保温着→アウターシェルといったように重ね着をするのがセオリー。
その中で最も身体に近いベースレイヤーの役割は、身体が発した汗を吸収して行動着へと伝えること。
ベースレイヤーが低い性能だと、どんなにアウターシェルの透湿性が高くても汗冷えしてしまいます。
そのため、ベースレイヤーはレイヤリングの中で大きな役割を担ってくるウエアなのです。
外から見えないため、節約の対象になってしまいがちな「ベースレイヤー」ですが、こだわると実に快適になります。
アウターシェルにこだわって快適性を高めるより、格段にコストパフォーマンスが良いのでおすすめですよ。
肌に直接着るか、冬山などであればベースレイヤーの上に着てもOKな「アイラ ジップ ロングスリーブ」。
ポリエステル100%でありながら、コットンかと思ってしまうほど肌さわりが良いのがポイントとなっています。
速乾性も高く、UV加工(UPF 50+)、温度調整できるフロントジッパーの採用など、機能も十分な一品です。
個人的にはドライナミックメッシュとのレイヤリングがオススメです。
冒頭でもご紹介した通り、ミレーはリュックにルーツを持つブランドです。
背負い心地の良さは、 グレゴリー やオスプレーのようなバックパック専門ブランドに引けを取らない作りとなっています。
さらに、耐久性も非常に高く、決して安くはありませんが、長く使うことができますよ。
また、ジャケットなどアパレル用品と同じく、リュックにおいてもシルエットの美しさがミレーの魅力。
大きさを感じさせないスッキリとしたシルエットのものが多いので、タウンユースにもスタイリッシュに着こなすことができますよ。
なお、アウトドア用リュックだけでなく、タウンユースを前提としたリュックも展開しています。
ミレーの定番・登山リュックといえば「サースフェー30+5」。
ハイキングから日帰り登山、山小屋泊の縦走にも対応できるオールラウンダーモデルです。
背面のクッション、肩・腰のベルトすべてに、クッション性がありつつも水分を含みにくいという特徴をもつフォーム素材を採用しており、背負い心地がとても良いのが人気の秘密です。
また、素材は主に420デニールのコーデュラナイロンを使用しており、耐久性もバツグンとなっています。
「サースフェー30+5」は、S(レディースモデル)、M、Lの3サイズでの展開。
身長を基準に選べば問題ないかと思いますが、店舗で試着してから購入すればより間違いないでしょう。
タウンユースやハイキングなどのアウトドア・アクティビティに最適なのが、「クーラ30」。
スタイリッシュさは残しつつ、カジュアルでかわいいシルエットに落とし込んだバランス感覚は、ミレーならではのポイントと言えるでしょう。
この「クーラ30」、実はトラベルユースに向けて開発されたモデル。
セキュリティ性を高めるために、ジッパーは南京錠に対応していたり、トラベルアイテムを収納するための細かい仕分けがついていたりと、随所に工夫が見られます。
「ヴァルティゴ35」は、クーラ30と同じくタウンユースにオススメのモデルです。
カジュアルな印象が強いクーラ30よりテクニカルな仕様。
実際目にしてみると、35リットルという大きさもそこまで感じません。
このあたりは、デザイン性に定評のあるミレーならではのポイントと言えるでしょう。
防水性をもつポリウレタンコーティングの400デニールリップストップナイロンは、機能性ばかりでなくデザイン性にも優れています。
背面にはパネルが施されているため、重い荷物を背負っても荷重を全身に分散してくれ、疲れにくい仕様に仕上がっています。
嬉しいのが17インチまでのノートPCを入れられるスリーブがついていること。
タウンユースからトラベル、ビジネスまで対応できるリュックなのです。
本記事ではアウトドアシーンを牽引する「MILLET(ミレー)」についてご紹介してきました。
定番のクオリティが高いジャケットやリュック、また最先端のテクノロジーを用いたウエア、タウンユースで使えるアイテムなど、「アウトドア界の巨人」ともいえる豊富なラインナップでしたね。
一流アウトドアブランドだけあって、ミレーのアイテムは決して安くはありません。
ただ、耐久性が非常に高いので、長く愛せる一着になることでしょう。
最近ではアウトレットをはじめ安く購入する手段もあるので、上手く活用してみてください。
公開日 : 2019/03/01