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神戸の街には珈琲の香りが良く似合います。
時代に沿ったカフェが出来ては消え、出来ては消えていく間も、ずっと神戸市民に親しまれ続けてきた老舗の喫茶店。
おしゃれ過ぎるカフェは居心地が悪いという方、最近見直されつつある日本の純喫茶に興味がある方、深みのある珈琲が好きな方、レトロな内装に興味がある方。
まずは神戸の顔ともいえる老舗の喫茶店を訪ねてみてください。
戦後まもなく神戸北野のハンター坂にオープンした小さな珈琲店がはじまり。
上等な豆の豊かな味わいをそのまま味わって欲しいという願いから、日本のコーヒー界で初めてストレート珈琲というメニューを考案したパイオニア的な存在です。
70年以上もの間、神戸市民に愛され続けてきたにしむら珈琲は、現在市内を中心に11店舗を展開しています。
灘の酒造りに使う宮水で入れる珈琲は香り高く、まろやかな味わいです。
それぞれの店舗に特徴がありますが、中でもおすすめなのが、神戸北野異人館の少し手前にある北野坂店です。
1974年に日本初の会員制喫茶店としてオープンし、各界の著名人などが優雅な時間を過ごしてきた特別な場所。
1995年の阪神淡路大震災を機に、一般にも開放されるようになりました。
蔦の絡まる赤煉瓦造りの建物は、先代が戦時中過ごしていた上海のイギリス風の洋館をモチーフにしています。
暖炉やヨーロッパ各地から集められたアンティーク家具が素敵な店内で、落ち着いた珈琲タイムをお楽しみください。
住所 : 神戸市中央区山本通2丁目1-20
マップ : Googleマップ
アクセス : JR三ノ宮駅から北へ徒歩約10分
電話番号 : 078-242-2467
定休日 : 無休
営業時間 : 10:00~22:00
公式サイト : 神戸にしむら珈琲
昭和35年創業の「元町サントス」は、神戸元町を代表する老舗喫茶店です。
元町駅からすぐの元町商店街の中にあり、入口にはサンプルケースが置かれた正統派の純喫茶。
買い物帰りの地元の人や、ウワサを聞いて訪れた人たちでいつも賑わっています。
1番の人気メニューは、ホットケーキとコーヒーのセット800円。
自家製ホットケーキは、半日から1日寝かせた生地を、注文が入ってからミルクを入れてのばして焼きます。
厚さ1cmの鉄板で火加減に気を付けながら、水分が飛ばないように蓋をして焼き上げられたホットケーキはこんがりふっくら。
子供の頃に食べたような王道のホットケーキは軽く、ぺろりといけちゃいます。
バターとメープルシロップ、生クリームとマロン、小倉あんとアイスクリームの3種類のトッピングからのチョイスなのも嬉しいですね。
ちょっと苦みのある濃いめのコーヒーとの相性も抜群です。
神戸南京町(中華街)からも近いので、観光帰りの珈琲タイムにおすすめです。
住所 : 兵庫県神戸市中央区元町通2-3-12
マップ : Googleマップ
アクセス : JR元町駅から徒歩5分
電話番号 : 078-331-1079
定休日 : 無休
営業時間 : 8:00~19:00(モーニングは8:00~11:30まで)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「茜屋珈琲店」は、昭和41年に神戸三宮に開業しました。
三宮駅前の繁華街にあり、1階はラーメン屋さんという立地なのに、階段を上がりドアを開けるとそこは別世界。
年季の入ったカウンターのみの、静かな大人の空間がまるで隠れ家のようです。
オーダーを受けてから豆を挽き、ペーパードリップで丁寧におとす一連の流れを目で楽しみ、すぐに漂ってくる香りを楽しむ。
クラッシック音楽の流れる落ち着いた空間でゆっくりしているうちに珈琲が完成です。
カウンター周辺にずらりと並ぶコーヒーカップは約200客。
お客さんに合わせてカップを選んでくれるのも楽しい演出です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区北長狭通1-9-4 コースト岸卯ビル2F
マップ : Googleマップ
アクセス : 阪急三宮駅西出口から徒歩約1分
電話番号 : 078-331-8884
定休日 : 無休
営業時間 : 12:00~22:00
公式サイト : 茜屋珈琲店 神戸三宮
※三宮 カフェの関連記事: ランチもスイーツも!三宮のおすすめカフェ15選
神戸市内に100店舗以上あると言われる中華料理店。
神戸の中華料理というと、南京町の中華街がクローズアップされますが、観光地プライスだったり、観光客向けの内容だったり、観光客が多すぎて落ち着かないなどの理由から、地元民が通うお店は意外にも南京町にはなかったりします。
神戸の中華料理店は、大きく分けると結婚披露宴も行われるようなオオバコやホテルに入っている高級店、家族や友人との食事会に、デートに使えるような価格帯の中規模サイズのお店、そして一人でふらっと入れるような食堂のようなお店に分けられます。
今回ご紹介するのは、一番利用頻度が高いであろう中規模サイズでおすすめのお店です。
神戸で「美味しい中華料理店は?」と聞けば必ず名前が挙がるのが「神戸元町別館牡丹園」でしょう。
昭和初期に叔父を頼って日本に渡ってきた先代の王熾炳(オウシキヘイ)氏は、長年にわたり修行を重ね、1954年に神戸元町に「神戸元町別館牡丹園」をオープンさせました。
広東生まれ、神戸育ちと言える神戸元町別館牡丹園の中華料理は、地元の人の支持を得て、親子三代で通っているという常連さんも少なくありません。
1995年1月の阪神淡路大震災では全壊という甚大な被害を受けましたが、12月には再建し3階建ての店舗として再スタートを果たしています。
広東料理の定番「豚ミンチのレタス包み」を日本に紹介した元祖なので、ぜひ試してみてくださいね。
広島から仕入れたカキエキスで作った自家製オイスターソースで炒めたミンチ肉にタケノコ、レタスのハーモニーは他では真似できない味です。
お店を飾る看板やコップや箸袋には先代、王熾炳のイラストが描かれ、お店のトレードマークにもなっています。
実はすぐそばに「本館牡丹園」があり、とても紛らわしいのですが、お互いが「無縁です!」と貼り紙をしているくらいです。
お家騒動的な何かがあるのは想像できますが、昔から人気があるのはこちらの「別館牡丹園」の方で、支店は大阪梅田のエスト店のみなのでお間違えの無いように。
住所 : 兵庫県神戸市中央区元町通1-11-3
マップ : Googleマップ
アクセス : 神戸市営海岸線みなと元町駅2番口 徒歩3分
電話番号 : 078-331-5790
定休日 : 水曜日 ※水曜日が祝日の場合は翌日
営業時間 : 【ランチ】11:00~15:00(L.O.14:30)【ディナー】17:00~21:00(L.O.20:00)
公式サイト : 神戸元町別館牡丹園
予約サイト・口コミ・クーポン : ぐるなび
地元民の熱い支持を得ている「順徳」は、元町駅の山側にある広東料理の名店です。
3階建て80席と比較的大きなお店ながら、リーズナブルに美味しい中華料理を食べたいという地元民を中心にいつも満席状態。
特にランチタイムは、ビジネスマンを中心に混み合ってるので相席必至。
ランチタイムの一番人気は、名物ネギソバにミニ炒飯がついた「ネギソバセット」800円です。
ひね鶏と貝柱でとったスープは黄金色に輝き、すっきりとした味わい。
トッピングは白髪葱と青梗菜に少量の葱油というシンプルさですが、この味にハマると定期的に食べたくなるから不思議です。
セットの炒飯は、ミニサイズでも存在感ありの絶品です。
一品メニューの人気は、海老餃子、牛バラの煮込み、牡蠣のオイスター炒め(期間限定)など。
ボリュームがあって1,000円~2,000円前後のメニューが多いため意外にリーズナブルです。
色々と食べてみたい方は、やはり大人数で行ってシェアするのがベストですね。
JR元町駅の東口から出て鯉川筋を渡って北へ向かい、一つ目の路地を東に入ったところ。
大通りに面していないのでちょっと分かりづらいですが、駅からはたったの3分です。
人気店なので、予約していくことをおすすめします。
住所 : 兵庫県神戸市中央区北長狭通3-4-7
マップ : Googleマップ
アクセス : JR神戸線元町駅東口から徒歩3分
電話番号 : 078-331-5320
定休日 : 月曜日
営業時間 : 11:30~14:30 17:00~21:00
予約サイト・口コミ・クーポン : ぐるなび
三宮や元町から離れて、東灘区からのご紹介です。
JR摂津本山駅から徒歩13分という住宅街の中にありながら、グルメの間ではかなり噂になっているレストラン「老虎菜」。
店名には、「老いた虎はおとなしいと思っていても、やはり油断はできない」という意味があり、良い意味でお客さんの予測を裏切る、何か驚きの要素を組み入れたいという思いから付けられたそう。
2016年ミシュランガイド兵庫(神戸)版でビブグルマンに選ばれたことから、ますます注目されるようになりました。
お隣の住吉駅から徒歩10分に位置する支店「オーキッドコート店」と並んで予約が取れ難いお店になっています。
本店、支店ともメニューはほぼ同じですが、ランチに関しては本店は土・日・祝のみ、オーキッドコート店では毎日営業しているので、平日ランチ利用ならばオーキッドコート店ですね。
老虎菜のスペシャリテ「仔羊のキャレ 十三香粉炒め」2,500円(税込)。
老虎菜は香辛料にもこだわり、調味料も手作りです。
本場のスパイスをミックスした十三香粉が仔羊にしっかりとつけられて、豊潤な香りと味を楽しめます。
中華料理ではちょっと珍しいオープンキッチンなので、ライブ感のある調理を眺めることもできます。
どの料理も手が込んでいて美味しいと評判ですが、元パティシエの方が作るデザートは言うまでもなく絶品なので是非オーダーを。
住所 : 兵庫県神戸市東灘区魚崎北町5-7-15
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-453-5777
定休日 : 水曜日 ※月1回の不定休あり
営業時間 :
予約サイト・口コミ・クーポン : ぐるなび
※神戸 南京町の関連記事: 神戸中華街「南京町」を堪能しよう!食べ歩きや食べ放題など目的別におすすめ中華料理店10選
神戸旅行の目的の一つに、本場で神戸牛を食べる事をあげる方も少なくありません。
お肉ブームもあり、看板に「神戸牛」を掲げるお店は増える一方です。
それでは、神戸牛とはどんなお肉なのか?
まず驚く方が多いかも知れないのは、「神戸牛」とは食肉になった状態の名前であり、牛そのものの名ではないということ。
その定義は以下の通りです。
神戸牛として認定された肉には菊の判が押され、「神戸之肉証」を受け取ることができるのです。
明治18年に精肉店として創業、良質な肉だけを提供するというスタイルを貫いている「モーリヤ本店」。
レンガ造りに大きく書かれた店名はとても目立つので、一度は目にしたという方も多いかもしれません。
3階建ての店内は全50席で、各フロアに9名まで利用できる鉄板の前のカウンター席があります。
プロの手さばきを目の前で堪能したいという方は、カウンター席で予約をしましょう。
融点が低い神戸牛は、濃厚ながらあっさりとした旨味と上品な脂が特徴です。
鉄板焼きというと、一見ダイナミックな料理のように見えますが、焼き方一つで食感も味も変わるので実は繊細な料理。
モーリヤでは、肉の断面全てに蓋をして徹底的に肉の旨味と肉汁を閉じ込める「6面焼き」というスタイルをあみ出し、実践しています。
ランチメニューはスープ、サラダ、焼き野菜、パン又はライス(香の物付)、コーヒー又は紅茶が付いて5,800円(税込)〜。
記念日や誕生日、デートなど、ちょっと奮発したお食事を楽しみたい時におすすめの老舗店です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区下山手通2-1-17
マップ : Googleマップ
アクセス : JR三ノ宮駅 徒歩3分
電話番号 : 078-391-4603
定休日 : 不定休あり
営業時間 : 11:00~22:00(L.O. 21:00)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ 一休.comレストラン 楽天ぐるなび
ちょっと珍しいところで、神戸牛を使った牛丼の店「広重」をご紹介しましょう。
オーナーの菱井氏はもともとイタリアンのオーナーシェフで、22歳時に神戸で開業し、20年近く営業していました。
全く別のことをしようと店を閉めて、再スタートに選んだメニューは牛丼。
2012年のオープン以来、口コミで評判が広がり、今では行列が絶えないお店となりました。
1つずつこだわり丁寧に作るので、提供までに時間がかかるのと、カウンター10席という席数、そして何よりもオーナーのワンオペという条件が重なり、とにかく時間がかかります。
11時オープンなので、11時前に並んで1回転目、つまり最初の10名に入れらたらベスト。
2回転目なら平均40分~1時間ほど待つことになる計算です。
上質なサシの入った神戸牛の肩ロースを使用した牛丼は、肉が柔らかく、神戸牛特有のコクと甘味があり感動もの。
メニューは「牛丼並」1,650円と「牛丼大盛」1,870円(各税込)の2種類のみ。
牛丼にしては高いと感じるかも知れませんが、質の良い神戸牛は仕入れ値も高く、ワンオペでなければ人件費もかかり、この値段では収まらないのだそう。
火入れの時間や味付け、分量など計算し尽された芸術的な牛丼は、並んででも食べる価値ありな逸品です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区中山手通り1丁目22-21 前川ビル1F
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-222-6611
定休日 : 不定休
営業時間 : 11:00~15:00、18:00~23:00(昼、夜とも売り切れ次第閉店)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
※神戸牛の関連記事: 神戸で神戸牛を食す!ステーキ、鉄板焼き、すき焼、牛丼などジャンル別におすすめ13選
外国との貿易港として栄えた神戸は、外国人居留地が置かれ、日本の中でも早くから外国の文化が取り入れられてきた地です。
山と海に囲まれ、新鮮な食材にも恵まれ、町には洋食屋さんが増えていきました。
イタリアンでもフレンチでもない洋食というジャンルが、神戸ではしっかりと確立されています。
大正12年、それまで船のコックとしてヨーロッパで活躍していた初代オーナーシェフ、伊藤寛氏が船を降りてオープンした「伊藤グリル」。
当時はテーブルがたった3つという小さなお店でした。
ヨーロッパ風な高級洋食店として当時のステータスシンボルとなり、ちょっとした社交場のような雰囲気を呈していたと言います。
戦争を経て代替わりもし、三代目が考案したのが、現在の伊藤グリルの2本柱のうちの1つである炭火焼きステーキでした。
もう1本の柱は、伊藤グリルの代名詞的なメニューであるビーフシチュー。
フランス料理をベースに独自のアレンジを加えた先代からのレシピは、大正12年から今日まで一切変わっていません。
ランチメニュー(~14:00)の一例
サラダ、本日のスープ、パンまたはライス、珈琲または紅茶がついていてとってもお得です。
ディナータイムは完全予約制で、土日祝はコースメニューのみ。
ちょっとリッチな雰囲気の中で、昔ながらの洋食を頂きたいという方におすすめの名店です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区元町通1-6-6
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-331-2818
定休日 : 火曜日、水曜日
営業時間 : 11:30~14:30、17:30~22:00
公式サイト : 伊藤グリル
「洋食の朝日」は、西元町という観光地からはちょっと外れた立地ながら、たびたびメディアで取り上げられることもあり、行列が絶えない人気店です。
昭和35年に大阪で開業し、その後神戸に移転して現在に至ります。
ほとんどの方のお目当ては、フィレ肉を使った贅沢な「ビフカツ」1,600円です。
サラダと小鉢が付いて、なんとご飯はおかわり自由。
ビフカツはレア気味ですが、絶妙な火の入れ方によって、レア過ぎずとろけるような柔らかさに仕上がっています。
3日間煮込んで作った特製デミグラスソースがビフカツの美味しさを、より引き立ててくれています。
他にも、洋食の定番であるトンカツ、エビフライ、クリームコロッケ、オムライス、ポークチャップなども勢揃い。
どのメニューも美味しくてボリューム満点なのが、リピーターを生み続けている最大の理由です。
お昼のみの営業ということもあり行列は必至なので、時間に余裕を持って行きましょう。
住所 : 兵庫県神戸市中央区下山手通8-7-7
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-341-5117
定休日 : 土曜日、日曜日
営業時間 : 11:00~15:00
予約サイト・口コミ・クーポン : ぐるなび
播州赤穂の人気イタリアンレストラン「さくらぐみ」でイタリアンを学び、神戸洋食の老舗「グリル一平」でさらに洋食修行を重ねたオーナー。
独立して「グリル末松」をオープンさせたのは1998年のことでした。
老舗洋食店が多い神戸では新しい部類に入るかもしれませんが、それでも神戸の地で20年以上人気を保ち続けているのはたやすいことではありません。
洋食の伝統を守りつつ、素材を厳選し、お客様の笑顔の為に料理をするという姿勢が多くの常連客を生み出してきました。
グリル末松の名物メニューは「ビフカツ」と「オムライス」。
「ビフカツ」はグランドメニューでは1,540円ですが、ランチタイムなら「ビフカツランチ」1,045円(各税込)でお得に味わうことができます。
カラっと揚げられたビフカツはちょっとレア気味に仕上げられ、その上に特製のデミグラスソースがたっぷりとかかっています。
このデミグラスソースが深みがあってクセになる味だと大評判。
また、オムライスはいまどきのふわトロ系ではなく、薄焼き卵で丁寧に包まれた洋食の王道スタイル。
シンプルだからこそ美味しさが際立ち、シェフの腕前が問われる一品ですね。
他にも、ポークチャップやエビフライ、ハンバーグ、マカロニグラタン、ビーフシチューなど洋食屋さんの定番メニューは網羅。
シェフが市場に出向いて選んだ新鮮な食材で作る黒板メニューも見逃せません。
住所 : 兵庫県神戸市中央区加納町2-1-9
マップ : Googleマップ
アクセス : JR三ノ宮駅、新神戸駅から徒歩10分
電話番号 : 078-241-1028
定休日 : 火曜日(祝日の場合は営業し、翌日休み)
営業時間 : 11:30~14:30、18:00~22:00
公式サイト : グリル末松
神戸は昔から美味しいパン屋さんが多いことで知られています。
老舗から新進気鋭のお店まで、その数も多く、パン屋さんの激戦区と言えるでしょう。
神戸の美味しいパン屋さんと言えば真っ先に名前があがる「ブランジェリーコム・シノワ」。
フレンチレストランのシェフがプロデュースしています。
チェーン展開していないので、県外の方にはあまり知られていないかもしれませんが、神戸では超有名店です。
食の安全にこだわり、基本となる原料は北海道産小麦、レーズン酵母液、食塩、モルト、塩のみ。
食パン、ハード系パン、人気の創作総菜パン、サンドイッチ、洋菓子やケーキまでずらりと並びます。
イートインコーナーがあるので、ワンドリンクをオーダーすればお好きなパンをその場で頂く事も可能。
朝8時から開いているのでモーニングにもピッタリです。
住所 : 神戸市中央区御幸通7-1-15 三宮ビル南館地下
マップ : Googleマップ
アクセス : JR三ノ宮駅から徒歩5分
電話番号 : 078-242-1506
定休日 : 月・水曜日 ※月曜日が祝日の場合は火曜日が休みになります。
営業時間 :
公式サイト : ブランジェリー コム・シノワ
ドイツパンはハードタイプが主流です。
自然発酵期間を待ち煉瓦窯で焼いたパンは弾力がありずっしりと重みがあり、噛めば噛むほど旨味を感じられます。
ライ麦パン、黒パンなどの本格ドイツパンはそのままでも美味しいですが、ハムや卵などのサンドイッチにとても良く合います。
1階が焼き菓子やドイツパンのショップ、2階は礼拝堂を改装したカフェで、焼き立てのパンを使ったサンドイッチメニューも豊富。
カフェの雰囲気も抜群なので、ぜひ観光の際の休憩に足を運んでください。
住所 : 神戸市中央区生田町4-6-15
マップ : Googleマップ
アクセス : 各線 三宮駅より北へ徒歩13分
電話番号 : 078-231-6051
定休日 : 水曜日(祝日の場合は木曜日)
営業時間 : 【ショップ】10:00~17:30【カフェ】10:00~17:00(L.O.16:30)
公式サイト : フロインドリーブ
庶民的かつ、神戸らしいパン屋さんをご紹介しましょう。
1977年創業のトミーズは、東灘区の魚崎本店、三宮高架下の三宮店、三宮東店、そしてJR六甲道の六甲道店の4店舗で営業しています。
街のパン屋さんといった雰囲気で、菓子パンや焼きそばパンやカレーパンなどの総菜パンがずらりと並びます。
トミーズの人気商品ナンバーワンと言えば、今も昔も変わらない「あん食」です。
北海道産の小豆で作った粒あんを、生クリーム入りのふんわりクリーミーな食パンに混ぜ合わせたもの。
1.5斤なのでかなりのボリュームですが、常温でも4日、スライスしてラップに包んで冷凍すれば、一ヶ月は変わらぬ味が楽しめます。
2018年2月に「秘密のケンミンショー」で取り上げられたので、県外の方からも注目されるようになり、品切れになる日も珍しくありません。
そのままでも柔らかくて美味しいですが、軽くトーストしてからバターをつけるのが人気の食べ方です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区北長狭通1-31高架下35
マップ : Googleマップ
アクセス : 阪急三宮駅から徒歩1分 高架下
電話番号 : 078-333-8820
定休日 : 不定休
営業時間 : 8:00〜18:00
公式サイト : トミーズ
※神戸 パン屋の関連記事: 神戸の人気パン屋さん大集合!地元民のおすすめ13選
どのジャンルでも一定レベル以上と食レベルが高い神戸にも、しっかりB級グルメは存在します。
ご当地グルメとも言える神戸らしい品と、それぞれの人気店をご紹介します。
餃子は醤油とお酢、お好みでラー油で食べるのが一般的ですが、神戸の餃子店は味噌だれで食べさせるお店がほとんどです。
中国から餃子が伝わった時に、醤油とお酢という組み合わせに慣れていない日本人のために、日本人が慣れ親しんだ味噌味でタレを作ったのがはじまりだとか。
餃子自体は普通の美味しい餃子ですが、タレの部分だけが違うので、醤油とお酢で食べたければそれも自由です。
今回ご紹介するのは「赤萬餃子」と「ひょうたん」の2店。
ともに元町店と三宮店がありますが、元町店は両店がすぐ近くにあり、食べ比べしやすいので元町店を取り上げます。
元町駅周辺には他にもいくつか有名餃子店があり、ちょっとした餃子激戦区になっています。
「赤萬」は餃子一筋40年、餃子以外のメニューは一切無い餃子専門店です。
赤萬の餃子の特徴は、小ぶりでパリっとした皮の食感。
薄めの皮には肉、野菜、ニンニクの旨味がバランス良く詰まっていて、一口かじるとジュワっと肉汁が口の中に広がります。
餃子のタレは、白味噌、酢、醤油、ラー油がテーブルに置いてあるので自分好みに調合するスタイル。
白味噌ベースなので、見た目よりもかなりあっさりしていて食べやすく、豆板醤が入っているのでちょっとピリ辛です。
餃子は1人前7個入りで300円。
2人前からの注文なのでご注意ください。
混雑時は追加注文が出来ない場合もあるため要確認です。
お持ち帰り用の餃子は人気が高く、夕方には売り切れてしまうことが多いので、お早めにどうぞ。
住所 : 兵庫県神戸市中央区元町通1-11-10
マップ : Googleマップ
アクセス : JR元町駅から徒歩1分
電話番号 : 078-331-8756
定休日 : 水曜日
営業時間 : 12:00〜19:00
公式サイト : 赤萬
赤萬と比較される事が多い「ひょうたん」も、餃子一筋の餃子専門店で創業は昭和32年という老舗です。
元町店はカウンターのみ8席という小さなお店で、時間帯によっては行列が出来ることもあります。
「ひょうたん」の餃子は、皮が柔らかくてモチっとしているのが特徴。
大きめの餃子にはたっぷりのお肉と餡が詰まっていて食べ応え十分です。
餃子のタレは赤味噌、醤油、酢、ラー油、ニンニク入り醤油、おろしニンニクなどでつけダレを作ります。
「赤萬」の白味噌に対して、こちらは赤味噌ベースなのでちょっと甘味とコクがあり、ラー油やニンニク醤油を入れるとパンチの効いたタレが完成します。
餃子は1人前7個入りで390円(税込)で、お土産用の冷凍餃子も人気です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区元町通1-11-15
マップ : Googleマップ
アクセス : JR元町駅から徒歩1分
電話番号 : 078-391-0364
定休日 : 無休
営業時間 : 11:00~22:30(LO 22:00)
公式サイト : ひょうたん
「ぼっかけ」とは、牛すじとコンニャクをお醤油とみりんで甘辛く煮たもので、戦後の食糧難の時代に廃棄されていた牛のすじ部分を美味しく食べる方法として、神戸市長田区で考案されました。
いわゆる「スジコン」ですね。
一部のうどん屋さんで、ぶっかける(ぼっかける)という意味で、ぼっかけうどんというネーミングが付けられていましたが、うどん屋以外ではスジと呼ばれていました。
1995年の阪神淡路大震災で、未曽有の被害を受けた神戸市長田は、靴職人の街として知られる神戸の下町エリア。
新長田駅周辺の半径500m以内に、お好み焼きや焼きそばなどの粉もんを提供するお店が何と70軒もひしめきあっている激戦区です。
震災後に、長田の商店街のお好み焼きを紹介するテレビ番組で、スジ入りのお好み焼きに良いネーミングが無いかという話になり、うどん屋で使われていた「ぼっかけ」の名を使ったところ話題になりました。
復興のためにも良いということで、「ぼっかけ」の名をどんどん使うようになったんだとか。
今では長田名物「ぼっかけ」の名が周知されるようになり、お好み焼きや焼きそばの具に、コロッケにカレーにと以前よりもバラエティ豊かに使われるようになりました。
神戸市長田区のお好み焼屋さんでは、常連さんが冷ご飯を持ち込んで鉄板で温めて貰ったり、ソース炒飯のようにしてもらう事はごく普通のことだったそう。
その冷やご飯を焼きそばと一緒に炒めてあげたのが「そばめし」のはじまりです。
「焼きそばにご飯?」とちょっと想像がつかないかもしれませんが、作り方はとてもシンプル。
まず焼きそばを作ってそこにご飯を投入し、炒める時にそばをコテで小さくご飯と同じくらいに刻みます。
そして、ソースをかければできあがり。
ソースの香ばしさと焼きそばのモチモチ感とご飯がミックスされると…そのお味は食べてからのお楽しみです。
ちなみに、オリジナルの長田の焼きそばは茹でたりしません。
名前も焼きそばじゃなく、そば焼きというのが長田スタイル。
お好み焼も大阪のようにキャベツと粉を最初から混ぜることもなく、どちらかというと広島焼きに近くクレープのような作り方で独特です。
そんな長田のスタイルにこだわった名店が「長田タンク筋」。
長田まで行かなくても、三宮駅前のサンプラザ地下にあり、ぼっかけ入りの焼きそば、お好み焼き、そしてそばめしを味わうことができます。
住所 : 兵庫県神戸市中央区三宮町1-8-1 さんプラザ B1-020
マップ : Googleマップ
アクセス : 阪急神戸三宮駅 JR三宮駅 市営地下鉄三宮駅から徒歩3分
電話番号 : 078-962-6868
定休日 : 火曜日
営業時間 : 11:00~22:00(L.O. 21:30)
公式サイト : 長田タンク筋
今回は神戸の中心地、三宮・元町周辺を中心に絶品グルメをご紹介しました。
繁華街の飲み屋さんは別にして、神戸の飲食店の夜は意外に早く、ラストオーダーが9時台というお店も少なくありません。
そのため、事前に営業時間をしっかり確認してお出かけくださいね。
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最終更新日 : 2022/04/04
公開日 : 2019/04/24