本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
1. ソフィテル レジェンド ザ グランド アムステルダム(Sofitel Legend The Grand Amsterdam)
まずはアムステルダムについて詳しく掘り下げて解説します。
アムステルダムとは、アムステル川に築かれたダムという意味。
その名の通り、160本以上の運河が張り巡らされ、そこに1500以上の橋が架かる水の都です。
もともとはアムステル川河口の小さな漁村でしたが、16世紀から17世紀にかけて、運河が整備されたことにより、港湾都市として発展。
17世紀に東インド会社が設立されると、一大貿易拠点として繁栄しました。
17世紀はスペインからの独立を果たし、ネーデルランド連邦共和国として文化が発展し栄華を極めた時期で、多くの豪華な建物が建てられた黄金期です。
運河沿いに並ぶ建物はどれも個性的で、レゴブロックで作ったおもちゃの家のよう。
間口がとても狭く、建物の一番上からは、滑車がついた横木が飛び出しているのが特徴です。
かつてオランダでは、家の入口の間口の広さに合わせて税金が決められていたので、節税のために入口の狭い家が多く建てられました。
まるで鰻の寝床で知られる京都の町家のようですね。
家具は階段を上がらない、そもそも入口を通らないので、この滑車を使って運びあげ窓から部屋に入れます。
運河沿いにはフォトジェニックな建物が多いので、時間があればお散歩してみてください。
第二次世界大戦以前、アムステルダムの人々の移動手段と言えば自転車が主流でした。
オランダはネーデルランド(低地の国)と呼ばれ、国土の1/4が海抜0メートル。
坂道や山道がなく、どこまでもフラットなオランダは、自転車に最も向いている国かもしれません。
ところが1950年代、1960年代になると、自動車が急速に増え、それに伴い交通事故も頻発するようになりました。
子供が事故に遭うケースも増え、自転車社会に戻ろう、また自転車が安全に走れるような環境を作ろうという社会運動が起こります。
そして、1973年のオイルショック。
石油危機に直面したオランダは、本腰を入れて自転車用のインフラ整備に力を入れるようになり、多くの主要都市に自転車専用道路が作られました。
一人一台は当たり前、赤ちゃんの頃から自転車に乗せられて育つオランダ人と自転車の関係は密接です。
アムステルダムの街を歩く時に気をつけないといけないのは、自転車専用道路。
歩道、自転車専用道路、車道と並んでいて、自転車専用道路は赤っぽい色で統一されています。
かなりのスピードで飛ばしてくるので、絶対に自転車専用道路を歩いたり横切ったりしないよう気を付けてください。
男女共に、世界で1番平均身長が高いのはオランダ人なんです。
男性が184cm、女性が171cm!
日本人の平均からすると10cm以上も高いなんて驚きですよね。
「皆さんモデルですか?」と思うようなスラっとした人が多く、自分が小さくなったような感覚になるのもオランダあるあるです。
日本からオランダ・アムステルダムへの直行便は、 KLMオランダ航空 が成田、関西空港ともに毎日発着しています。
ヨーロッパのハブ空港として知られるスキポール空港は、世界で最初に無料Wi-Fiを導入した空港です。
広々としたスペースにお土産屋さん、カフェ、レストラン、なんと美術館まであり、リラックスできる椅子も沢山あるので、何時間でも平気で過ごせるほどの快適さが魅力です。
なお、オランダ入国に際しては、観光目的での3か月以内の滞在の場合はビザ(査証)は不要です。
さあ、いよいよアムステルダムの街の観光に出かけましょう。
観光拠点となるのは、アムステルダム中央駅です。
オランダの玄関口ともいえるアムステルダム中央駅。
1889年開業で、建築様式は違いますが色合いやレンガ造りというデザインが東京駅と似ていることもあり、2006年に姉妹駅の協定を結んでいます。
スキポール空港からは、地下にある鉄道駅から電車で1本、約15分~20分で到着します。
駅前はメトロの駅もあり、バス、トラムの発着所にもなっています。
駅から歩いて行ける観光スポットも多いのですが、ちょっと離れている場合はトラムがおすすめ。
16系統(路線)もあるため、ほぼ全ての観光地を網羅しています。
ただし、混んだトラム内でのスリには注意してくださいね。
リュックなど目が届かない所へ貴重品を入れることは禁物です。
オランダ語名 : Station Amsterdam Centraal
住所 : Stationsplein 9, 1012 AB Amsterdam
マップ : Googleマップ
水の都アムステルダムの象徴ともいえる運河。
オランダの黄金期であった17世紀に整えられた運河は、アムステルダム中央駅を中心に環状に広がっています。
筆者イチオシのアクティビティが「運河クルーズ」。
全ての観光の前に、1番最初に乗船してぜひアムステルダムの街の雰囲気を感じてください。
運河めぐりをしないと、アムステルダムは語れません。
水上から見るアムステルダムの運河沿いの独特な形をした建物、行き交う人々、自転車、くぐり抜ける橋、観光スポット、ボートハウス、運河沿いのカフェでくつろぐ人々など、見ていて飽きることがありません。
一般的なクルーズは1時間で、日本語のオーディオガイドもあり、聞きながら景色を眺めていると、あっという間に1時間が経ってしまいます。
メインとなる乗船地はアムステルダム中央駅前で、数社のクルーズ船が停泊しています。
ピザクルーズ、ハンバーガークルーズなどランチ込みのクルーズや、ロマンティックなキャンドルライトクルーズ、チーズ&ワインクルーズ、ディナークルーズなど工夫を凝らした楽しいコースがたくさん。
オンライン予約をすると割引もあるので、まずは各社のサイトを覗いてみてくださいね。
オランダ語名 : Rondvaarten
住所 : Prins Hendrikkade 25, Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : アムステルダム中央(Amsterdam Centraal)駅すぐ
電話番号 : (020)4204000
定休日 : 無休
営業時間 :
料金 : 運河クルーズ(オンライン割引) 大人 15ユーロ、子供(4〜13歳) 8ユーロ
公式サイト : Rondvaarten
アムステルダムの中心地となるダム広場の西側に建つ立派な建物が「王宮」です。
現王室が所有する3つの王宮のうちの1つで、住居ではなく、国外からの国賓をもてなす迎賓館として使用されています。
アムステルダムが海運貿易によって経済が発展していた黄金時期と言える17世紀に、市庁舎として建てられました。
その繁栄を誇示する目的もあって豪華で巨大に作ったため、当時はヨーロッパ最大の市庁舎だったと言います。
1794年、フランス軍の侵攻によってネーデルランド連邦共和国は崩壊。
ナポレオンの弟、ルイ・ナポレオンを国王とするホラント王国の時代に、ルイ・ナポレオンの住居として使用されるようになり、市庁舎から王宮へと様変わりしました。
この時代に、フランススタイルに内装が替えられ、豪華な調度品などが置かれました。
1813年にフランス軍が撤退、王宮はアムステルダム市に返還され、オランダ王室所有の王宮として使用されることになって現在に至ります。
大理石の床、豪華なシャンデリア、数々の絵画など王宮らしい部分に加え、市庁舎であった当時の金融関係の執務室なども残されていて、オランダの歴史の一コマを垣間見ることができます。
立派なホールの大理石の床には、海運貿易で栄えていた時代を物語る世界地図が描かれており必見です。
オランダ語名 : Koninklijk Paleis Amsterdam
住所 : Nieuwezijds Voorburgwal 147, 1012 RJ Amsterdam, オランダ
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム1.2.4.5.9.16.24.25 ダム(Dam)下車すぐ
電話番号 : (020)5226161
定休日 : 不定休
営業時間 : 10:00〜17:00
料金 : 大人 12.50ユーロ、学生 9ユーロ、18歳以下 無料
公式サイト : Koninklijk Paleis Amsterdam
第二次世界大戦中のナチスによるユダヤ人迫害から逃れるために、1942年から1944年までの2年間アンネフランク一家が潜伏していた隠れ家。
アンネはこの隠れ家の屋根裏部屋で、のちにベストセラーとなる「アンネの日記」を書きました。
現在はアンネフランク財団により管理運営され、博物館として公開されています。
内部はさほど大きくはなく、1時間ほどあれば見学できますが、人が多くて思ったように進めない場合はもっと時間がかかるでしょう。
日本語対応のオーディオガイド(無料)がレンタルできるので、ぜひご利用を。
現在チケットはオンライン販売のみとなっていますが、変更になる可能性もあるため公式サイトで確認してください。
チケットは2ヵ月前からの販売ですが、人気の時間帯(午前中からお昼前後)はすぐに埋まってしまうので要注意です。
旅行の日程が決まり次第、まずはチケットを押さえておきましょう。
オランダ語名 : Anne Frank Huis
住所 : Westerrkt 20, Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム 13.17ウェスターマルクト(Westermarkt)下車徒歩 2分
電話番号 : (020)5567105
定休日 : 不定休
営業時間 :
料金 : 大人 14ユーロ、子供(10〜17歳) 7ユーロ、子供(9歳以下) 無料
公式サイト : Anne Frank Huis
オランダ語でマヘレとは細いという意味。
1671年に架けられた橋は、当初とても細かったのでマヘレと名付けられました。
何度か改築を重ねており、現在の姿になったのは1934年のこと。
アムステルダム市に現存する唯一の木造の橋として知られています。
ゴッホの作品に「アルルの跳ね橋」がありますが、これは故郷オランダの跳ね橋を懐かしんで描いたと言われています。
ご覧の通りの現役の跳ね橋なので、タイミングが良ければ橋の開閉が見られるかもしれません。
以前は手動で行っていた開閉も、現在は自動制御。
夜になると、1800を超えるイルミネーションが輝き、独特の雰囲気を楽しめます。
オランダ語名 : De Magere Brug
住所 : MagereBrug, Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム4(Keizersgracht)下車徒歩4分
花産業はオランダの主要産業の1つ。
国花のチューリップをはじめ、様々な種類の花の生産量世界一で、アフリカ圏などからの輸入も盛んで、世界最大希望の花市場、アールスメール花市場を経由して輸出される切り花の量も世界一です。
1862年から続く「シンゲルの花市場」は、アムステルダムでもっとも有名な花市で、シンゲル運河に沿ってずらりと花屋さんが並んでいます。
季節ごとの美しい切り花をはじめ、球根、観葉植物、多肉植物、種、園芸グッズなどを扱う店が並び、お花好きにはたまりません。
チューリップの花束を買って、ホテルのお部屋に飾ってみるなんて素敵ですよね。
ちなみに、球根類は日本での検疫が必要なので気を付けてください。
また、大麻の栽培キットなども売っていますが、もちろん日本では違法なのでご注意を。
オランダ語名 : Bloemenmarkt
住所 : Singel, 1012 DH Amsterdam, The Netherlands
マップ : Googleマップ
アクセス : アムステルダム中央駅より徒歩20分
営業時間 : 9:00~17:30(日曜は11:00~)
定休日 : 無休
オランダには何と約680もの美術館や博物館があります。
九州くらいの大きさのオランダに対する美術館、博物館の密度は世界1を誇ると言います。
定番の美術館に加え、猫の博物館、バッグ博物館、オルゴール博物館、ダイヤモンド博物館、ハウスボート博物館など個性派も盛り沢山。
今回は、アムステルダムでも定番の美術館をご紹介します。
オランダが世界に誇る「アムステルダム国立美術館」。
1855年開館、200年以上の歴史を持つ美術館です。
大改装のために10年もの間、閉館しリニューアルオープンしたのは2013年のことでした。
それまでは古い建物を拡張、増築してきたので迷路のようになっていて、非常に導線が悪かったのですが、今やストレスフリー。
0階から3階までの4フロアの構成で、中世ルネッサンス期から20世紀までの作品が年代別に展示され、とても周りやすくなりました。
世界初、休館日なしという試み。
フラッシュなしの写真撮影OK。
公式アプリから無料でダウンロードできるマルチメディアガイドは、日本語にも対応している優れもの。
見所45分ツアー、90分ツアーなどに従って要点を抑えた見学ができます。
予め日本でダウンロードしておきましょう。
世界三大名画の1つと言われる、レンブラントの名作「夜警」は美術館で一番有名な絵と言えるでしょう。
市民自警団が出動する様子が明暗法で描かれています。
フェルメールの最高傑作と言われる「牛乳を注ぐ女」。
使用人の女性が牛乳を注ぐという日常の何でもないシーンを切り取った一枚は、美術館の中でも魅力的な一枚として知られています。
世界一美しい図書館の1つと言われるのが、館内に併設されている「カイパース図書館」です。
美術関連の書籍がびっしりと並ぶ図書館はもちろん現役です。
入場チケットは オンラインで購入 でき、1年間の有効期限内ならいつでも利用できます。
ハイシーズンになると、当日券購入に行列が出来るので、タイムロスを防ぐためにも事前購入がおすすめです。
オランダ語名 : Rijksmuseum
住所 : Museumstraat 1, Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム2.12 国立美術館(Rijksmuseum)駅下車またはメトロ52(vijzelgracht)駅下車
電話番号 : (020)6747000
定休日 : 無休
営業時間 : 9:00〜17:00
料金 : 大人 20ユーロ(オンライン19ユーロ)、子供(18歳以下) 無料
公式サイト : Rijksmuseum
フランスでの活動が有名ですが、実はオランダ人のフィンセント・ファン・ゴッホ。
世界各地にゴッホの作品が所蔵されていますが、世界最大のコレクションを誇るのが「ゴッホ美術館」です。
油彩画が200点以上、素描画が約500点、その他書簡などが含まれた、まさにゴッホの世界。
シンプルな美術館の中にゴッホの世界観が広がり、ずっと作品を眺めていると、彼の数奇な運命に引き込まれていくような感覚を覚えます。
ゴッホに多大なる影響を与えた、ゴーギャンやロートレックなどの絵もあります。
「ひまわり」や「自画像」「黄色い家」「寝室」など、有名な絵を一度に見ることが出来るというゴッホに興味がある方にはたまらない場所。
年々人気が高まっているため、オンラインで購入をしておかないと入場できない日もあるようです。
公式サイトには、「チケット購入はオンラインのみ可能です」と記載されているため、予定が決まり次第購入しておきましょう。
公式サイトの チケット購入ページ は日本語対応しているので、手続きは簡単です。
日本語のガイドブックや日本語対応のオーディオガイドをレンタルして見学すると、より一層理解が深まって楽しめます。
ショップでは、オリジナルグッズをはじめ、センスの良い品が沢山あり、お土産にもおすすめです。
オランダ語名 : Van Gogh Museum
住所 : Museumplein 6, Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム 2.5.12 ファンバーレストラート(Van Baerlestraat)下車
電話番号 : (020)5705200
定休日 : 無休
営業時間 : 季節、曜日によって異なるので公式サイトで確認して下さい。
料金 : 大人 20ユーロ、子供(18歳以下) 無料
公式サイト : Van Gogh Museum
オランダの三代画家と言われるのが、ゴッホ、フェルメール、そしてレンブラントです。
レンブラントはアムステルダムから電車で30分ほどの街、ライデンで生まれました。
そして、1639年から1658年の約20年間、アムステルダム中心にあるこの建物に住み、画家としての活動をしていました。
あの有名な「夜警」もこの家で描かれたと言います。
内部は、当時の家具や美術品によって完全に再現されたもの。
260点余りのエッチングや銅版画などが展示され、レンブラントのエッチング技法や当時の絵の具作りのデモンストレーションなども行われています。
美術館でもあり、レンブラントのライフスタイルが垣間見れる、お宅訪問的な楽しみ方もできるスポットです。
日本語対応のオーディオガイド(無料)を聞きながら展示品を見て回ると、より一層楽しめることでしょう。
オランダ語名 : Museum het Rembrandthuis
住所 : Jodenbreestraat 4, Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム 9.14ワーテルロープレイン(Waterlooplein)下車すぐ
電話番号 : (020)5200400
定休日 : 4月27日(国王の日)、12月25日
営業時間 :
料金 : 大人 15ユーロ、子供(6〜17歳) 6ユーロ、子供(6歳以下) 無料
公式サイト : Museum het Rembrandthuis
世界三大美術館として名高い、ロシア、サンクトペテルブルクにある「エルミタージュ美術館」の別館が、アムステルダムにオープンしたのは2009年のこと。
開館からたった1年で来場者数100万人を数えるほどの人気で、アムステルダムの見所の1つになりました。
アムステル運河沿いに建つこの建物は、もとは17世紀から続く養老院施設でした。
2007年に最後の入居者が退出すると、経営者はアムステルダム市に建物を譲渡し、リノベーションが行われ2009年にオープンしたのです。
美術館では、当時の養老院の様子なども展示されています。
展示品は常設の物をほぼ持たず、本館のエルミタージュ美術館のコレクションの一部が、特別企画展という形で、半年ごとに順次展示されています。
本館のエルミタージュ美術館の総所蔵品数は約300万点と言われているので、アムステルダムの別館では、半永久的に新しい展示を楽しめるかもしれません。
これまでに開催されてきた特別企画展も、評判が良い物ばかり。
いつ訪れても、新しい企画展に出会えるというのはちょっと珍しくて嬉しいシステムですね。
オランダ語名 : Hermitage Amsterdam
住所 : Amstel 51, Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム 9.14ワーテルロープレイン(Waterlooplein)下車徒歩5分
電話番号 : (020)5307488
営業時間 : 10:00~17:00
定休日 : 4月27日(国王の日)、12月25日
料金 : 大人15ユーロ、 子供(6歳~16歳)7.50ユーロ、6歳未満無料
公式サイト : Hermitage Amsterdam
「市立美術館」は、近代〜現代美術に特化した美術館です。
1895年に建てられた歴史のある赤レンガ造りの本館と、2012年9月に約10年にも及ぶ改修、増築によって建てられた新館のコントラストが目を引きます。
1970年から21世紀初頭までの収蔵品は約9万点。
ゴッホ、カンディンスキー、シャガール、マティス、ピカソなどの作品も展示されていていますが、国立美術館ほど混んでいないのでゆっくり鑑賞できます。
また、「これは一体?」と思うような前衛的な作品もあり、大人から子供まで飽きることなく楽しめます。
オランダ語名 : Stedelijk Museum Amsterdam
住所 : Museumplein 10, Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム2.5 ファン バーレストラート(Van Baerlestraat)下車
電話番号 : (020)5732911
定休日 : 無休
営業時間 : 10:00〜18:00(金曜は〜22:00)
料金 : 大人 20ユーロ、学生 10ユーロ、子供(18歳以下) 無料
公式サイト : Stedelijk Museum Amsterdam
オランダは電車やバスなどの交通網が発達しているので、どこに行くにも便利。
アムステルダムから日帰りや、半日で楽しめる観光スポットがたくさんあります。
オランダ=チューリップ=キューケンホフ公園。
オランダの国花チューリップ。
オスマントルコで栽培されていたチューリップが16世紀にオランダに伝えられました。
3月半ばから5月末までの開園期間には、世界中から美しいチューリップを愛でようと多くの人々が訪れます。
日本からも、ちょうどゴールデンウィークシーズンというのもあり、オランダ周遊のツアーや、ベルギーとセットになったツアーなどが催行されます。
まず驚くのはスケールの大きさでしょう。
総面積32ヘクタールの広大な敷地には、なんと700万株をこえる約800種類のチューリップが植えられています。
他にもアネモネや水仙、ヒヤシンス、ムスカリ、バラ、カーネーションなどが植えられていて、見渡す限り花、花、そして良い香りが漂っています。
「これがチューリップなの?」と驚くような色や形の物もあり、気が付けば写真を撮りまくっていて、バッテリーがなくなる率高し。
予備のバッテリーの持参をおすすめします。
広い園内にはレストラン、カフェ、子供の遊び場、ショップなどがあり、1日花に囲まれて過ごすことができます。
気になるのは訪れる時期ですよね。
開園直後の3月半ばから4月上旬にかけては、種類にもよりますが、チューリップは満開を迎えていない種類が多めです。
例年4月下旬頃が満開のシーズンで、5月上旬から球根のために順次花が刈り取られていくので、どんどん寂しい雰囲気になっていきます。
時間に関しては、オープンから2時間くらいなら人は少な目ですが、お昼前あたりから人が増え始めるので、人が入っていない写真が撮りたい方は朝が狙い目です。
公式サイトに開花状況のレポートがあるため、参考にどうぞ。
住所 : Stationsweg 166A, Lisse
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : (0252)465555
定休日 : 期間中は無休
営業時間 : 8:00〜19:30(チケットオフィス18:00まで)
料金 : 大人 17€、子供(4〜17歳) 8€、子供(3歳以下) 無料
公式サイト : Keukenhof
オランダのイメージでおそらくベスト3にランクインするのが風車ではないでしょうか。
17世紀から18世紀にかけてのオランダの田舎の村にタイムスリップしたかのような「ザーンセスカンス村」。
アムステルダム中央駅から電車で約20分、そこから徒歩15分か、同じくアムステルダム中央駅のバス乗り場から約40分で直接行く方法があります。
17世紀にはこの周辺に600基以上の風車が建てられ、風力発電や、製粉、材木の切断、油の製造など様々な用途に使用されていました。
現在は12基が集められ、そのうち数基は内部が公開されています。
さらに、伝統的な家屋やチーズ工房、木靴工房、小さな博物館などもあり、歴史保存村として人気を集めています。
ザーンセスカンス村の施設をくまなく見て回りたい方は、博物館、風車の1つが無料見学でき、お土産屋さんやレストランの会計が10%オフになるザーンセスカンスカードがお得です。
せっかくこの地を訪れたなら、風車の内部見学はぜひどうぞ。
木靴工房の前には写真映えするオブジェが置かれているので、こちらもお忘れなく。
オランダ語名 : Zaanse Schans
住所 : Schansend 7, Zaandam
マップ : Googleマップ
アクセス : アムステルダム中央駅からバス391でザーンセスカンス(Zaanse Schans)下車
電話番号 : (075)2047510
定休日 : 施設により異なる
営業時間 : 施設により異なる
料金 : ザーンセスカンス カード 大人 23.50ユーロ、子供(4〜17歳) 16ユーロ、子供(3歳以下) 無料
公式サイト : Zaanse Schans
アムステルダムから電車で約40分、アルクマールは北ホラント州に属する小さな町。
チーズの街として知られ、伝統的なオランダの街並みが残されているので、ぶらぶらと街歩きをするのにおすすめです。
アルクマールのチーズの歴史は古く、1365年からチーズの売買が行われていました。
現在アルクマールでは、昔ながらのチーズ売買の様子を、チーズ市のイベントとしてショー仕立てで披露しています。
期間は4月初旬から9月初旬までで、毎週金曜日の朝10時から12時半まで。
観覧席が設けられており、誰でも無料で見学ができます。
伝統的な衣装を着た男性がチーズを運ぶ姿は印象的。
軽々と運んでいますが、1つの塊が10キロするというから驚きです。
チーズ市の日には、周辺にチーズの屋台も出るので、味見をしてお気に入りのチーズをお土産にするのも良いですね。
オランダ語名 : Alkmaar
住所 : Waagplein 2, 1811 JP Alkmaar
マップ : Googleマップ
アクセス : アムステルダム中央駅より列車で約35分
営業時間 :
料金 : 見学無料
公式サイト : Alkmaar cheese market
アムステルダムの街は、中央駅を基点として扇形に運河が張り巡らされています。
主な観光スポットは歩いて行ける範囲に多くあるので、中央駅周辺からダム広場周辺のホテルを選ぶと便利。
郊外の観光スポットへも、電車やバスで簡単にアクセスできます。
ただし、中央駅周辺は常に混んでいて、旅行者を狙ったスリも多く、残念ながら筆者も経験済みです。
貴重品を持ったまま中央駅周辺をウロウロするのは避けましょう。
アムステルダムのホテル料金はやや高めで、中央駅周辺、ダム広場周辺、特に運河沿いのホテルになると3つ星クラスでも、1泊2万円程度するのが一般的。
少し奮発してでも価値がある、そんなホテルを中心にご紹介します。
ソフィテルホテルは、フランスに拠点を置くアコーホテルズの最上級ブランドで、中でも「レジェンド」は特別な歴史を持つホテルに与えられるブランド名です。
「ソフィテルレジェンド ザ グランド アムステルダム」は、もともと1411年に修道院として建てられた建物で、のちに海軍本部、約100年前には市庁舎など様々な用途に使われてきました。
ダム広場からわずか5分、運河沿いの中でも比較的静かなエリアにあり、ソフィテルらしいエレガントな雰囲気に包まれています。
フランス人デザイナーが手掛けた内装は、部屋ごとに違ったデザインが楽しめます。
客室に生花が飾られているのは、さすが花の王国オランダ。
眺望は運河ビュー、ガーデンビュー、中庭ビュー、シティビューなどカテゴリーによって様々なので、予約サイトでしっかり確認して予約してください。
館内には2か所のレストランがあり、そのうちの1つ、ブリッジはミシュラン星付きレストラン。
若手シェフが繰り出すシーフード料理がグルメの間で人気を呼んでいます。
決して安いホテルではありませんが、ハネムーンや記念日のステイなら、奮発する価値ありのホテルです。
住所 : 1012 EX Oudezijds Voorburgwal 197 Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : ダム広場より徒歩5分
電話番号 : +31 20 555 3111
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜/12:00
公式サイト : ソフィテル レジェンド ザ グランド アムステルダム
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
旅の目的が、博物館や美術館巡りという方におすすめしたいのが「コンサバトリウムホテル」です。
国立博物館、市立博物館、ゴッホ博物館、ダイヤモンド博物館、MOCO博物館などアムステルダムの主要な博物館が集まる、ミュージアム広場に位置するホテルで、その立派な外観から何かの博物館かと間違うほど。
実はこの建物、もともとアムステルダムの歴史ある音楽学校であるスウィーリンク音楽学校として使われていたもの。
10年にも渡る大規模な改装を経て、5つ星の「コンサバトリウムホテル」として生まれ変わりました。
ロビーに入ると、天井から何十挺ものバイオリンのモビールがぶら下がり、ここが音楽学院だったということを物語っています。
129室ある客室は、スタンダードでも30平米とゆったりサイズ。
改装を担当したのは、ミラノの建築家でありインテリアデザイナーでもあるピエール・リッソーニ。
オーク材のフローリング、カッシーナ、ディヴァ二、ヴィトラといった超一流の家具、大理石を使ったバスルーム、カスタムメイドの照明器具、ヴィンテージのラグなど、細かいところまで美意識を持ったデザイン、インテリアにこだわりを感じます。
館内にはスパとウェルネスセンターがあり、ジムやプールが利用できます。
世界的に有名なコンサートホールのコンセルトヘボウにも近いので、アートの世界にどっぷりと浸りたい方におすすめです。
住所 : Van Baerlestraat 27, Amsterdam
マップ : Googleマップ
アクセス : トラム2.5 ファン バーレストラート(Van Baerlestraat)下車すぐ
電話番号 : +31 20 570 0000
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜/11:00
公式サイト : コンサヴァトリアム ホテル アムステルダム
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
ちょっと変わったホテルステイを楽しみたい方に人気の「ホテルノットホテル」。
近くにトラムの停留所があり、アムステルダム中央駅までは約20分、ショッピングストリートのキンケル通りまでは歩いて10分ほどと、どこに行くにもアクセスは良好です。
ホテルではないホテルというネーミングの通り、一見アパートのような作りで、館内はアートに溢れています。
オランダのデザインアカデミーの卒業生がデザインした客室は、それぞれにコンセプトがありまるで芸術作品のよう。
一番人気があるのは、古いトラムを改造した客室で、トラムの中にダブルベッドが置かれています。
客室の多くは共用バス・トイレとなり、日程にもよりますが、基本的に1万円以下で泊まることができます。
また、スイートやデラックスルームには専用バス・トイレが付いていて、1万5千円から2万円程度です。
こちらは、本棚が隠し扉のようになっているお部屋。
他にも、フォルクスワーゲンの中にダブルベッドが置かれた部屋や、鏡張りの壁に周りの景色が反射してドアがどこかわからない部屋など、個性的な部屋がたくさんあります。
公式サイトやホテル予約サイトでぜひチェックしてみてください。
住所 : Piri Reïsplein, 1057 HB Amsterdam, Netherlands
マップ : Googleマップ
アクセス : アムステルダム中央駅よりトラムで20分
電話番号 : +31 20 820 4538
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜23:00/11:00
公式サイト : ホテルノットホテル
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
アムステルダムの街は、運河に囲まれた水の都。
センスのあるショップやレストラン、カフェも多く、お店巡りも楽しい街です。
そして、何より美術館が多く、アート好きにはたまらない街と言えるでしょう。
近郊にも素敵な観光スポットがたくさんあるので、アムステルダムを拠点にして小旅行を楽しむのもおすすめです。
※合わせて読みたい: オランダ駐在員おすすめの観光スポット27選!オランダ12州エリア別の必見人気スポット
最終更新日 : 2024/08/27
公開日 : 2019/05/16